平成21年第3回魚沼市議会定例会会議録
議事日程 第2号
平成21年9月10日(木曜日) 午前10時開議
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 議案第106号 平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)
第 3 議案第107号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第 4 議案第108号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第 5 議案第109号 財産(旧入広瀬民俗資料館)の処分について
第 6 議案第110号 小出小学校教室棟改修工事請負契約の変更について
第 7 議案第111号 魚沼市文化会館条例の一部改正について
第 8 議案第112号 魚沼市国民健康保険条例の一部改正について
第 9 議案第113号 魚沼市介護保険条例の一部改正について
第10 議案第114号 魚沼市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
第11 議案第115号 魚沼市道路線の認定について
第12 議案第116号 魚沼市道路線の廃止について
本日の会議に付した事件
日程第 1 会議録署名議員の指名について
日程第 2 議案第106号 平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)
日程第 3 議案第107号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 4 議案第108号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 5 議案第109号 財産(旧入広瀬民俗資料館)の処分について
日程第 6 議案第110号 小出小学校教室棟改修工事請負契約の変更について
日程第 7 議案第111号 魚沼市文化会館条例の一部改正について
日程第 8 議案第112号 魚沼市国民健康保険条例の一部改正について
日程第 9 議案第113号 魚沼市介護保険条例の一部改正について
日程第10 議案第114号 魚沼市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
日程第11 議案第115号 魚沼市道路線の認定について
日程第12 議案第116号 魚沼市道路線の廃止について
追加日程第1 議案第117号 財産(スクールバス)の取得について
出席議員(24名)
1番 遠 藤 徳 一 2番 渡 辺 一 美
3番 佐 藤 肇 4番 大 桃 聰
5番 関 矢 孝 夫 6番 佐 藤 雅 一
7番 星 野 武 男 8番 高 野 甲 子 雄
9番 星 吉 寛 10番 下 村 浩 延
11番 本 田 篤 12番 森 島 守 人
13番 森 山 英 敏 14番 五 十 嵐 昭 夫
15番 星 孝 司 16番 住 安 孝 夫
17番 岡 部 忠 好 18番 大 屋 角 政
19番 榎 本 春 実 20番 佐 藤 守
21番 浅 井 守 雄 22番 佐 藤 貞 一
23番 大 塚 フ ミ 子 24番 星 謙 一
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
市 長 大 平 悦 子
副市長 中 川 太 一
教育長 松 原 道 子
代表監査委員 佐 藤 英 重
会計管理者(会計課長) 横 山 史 子
市長公室長 井 口 博
総務課長 小 島 克 朗
財務課長 星 完 一
市民課長 佐 藤 隆
福祉保健課長 桜 井 伸 一
産業課長 柳 瀬 良 一
土木課長 佐 藤 一 晴
病院局事務局長 滝 沢 直 行
企業課長 桑 原 貞 雄
教育次長 清 塚 英 明
消防本部消防長 井 上 正 夫
財務課財政室長 渡 辺 賢 一
産業課農政室長 志 田 敦
事務局職員出席者
議会事務局長 桜 井 清 博
書 記 湯 本 芳 枝
書 記 高 橋 和 代
書 記 和 田 純 恵
書 記 高 橋 智 也
書 記 櫻 井 正 明
書 記 小 川 勇 太
開 議 (午前10時00分)
開議の宣告
議長(星 謙一) ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
会議録署名議員の指名について
議長(星 謙一) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、星孝司さん及び住安孝夫さんを指名します。
議案第106号 平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)
議長(星 謙一) 日程第2、議案第106号 平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) おはようございます。提案理由の説明を行います。議案第106号、別冊の一般会計補正予算書であります。平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億9,050万円を追加し、歳入歳出予算の総額を307億7,900万円とするものであります。主な補正内容といたしましては、国の経済危機対策の一環であります女性特有のがん検診推進事業に係る経費、財団法人中越大震災復興基金からの補正金を財源とした市単独補正制度の創設、中山間地域等直接支払い交付金の自主返還に伴う国、県支出金、返納金などを主体に補正するものであります。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を願います。星財務課長。
財務課長(星 完一) それでは、平成21年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)につきまして、補足して説明申し上げます。補正予算書10ページ、11ページをごらんください。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入からご説明いたします。10款1項1目地方交付税につきましては、普通交付税の算定の結果、交付額が106億4,519万7,000円に決定されました。当初予算に比べまして2億4,519万7,000円の増額となりましたので、このたびの補正財源として3,988万1,000円を計上し、残る2億531万6,000円は財源留保させていただきました。13款1項5目商工使用料は、市内リース工場の譲渡に向け、取り扱い基準を新たに定め、使用料の算定方法を変更したことに伴い、186万3,000円を減額するものであります。14款2項1目民生費国庫補助金につきましては、既存の小規模福祉施設へのスプリンクラー整備に係る補助金であります。6目衛生費国庫補助金につきましては、国の経済危機対策の一環である女性特有のがん検診推進事業に係る補助金であります。15款2項2目民生費県補助金3,245万8,000円のうち、介護基盤緊急整備特別対策事業交付金3,195万円は、国の経済対策に伴い、県が基金を造成して小規模多機能型居宅介護事業所の施設整備に補助をするものであります。3目衛生費県補助金につきましては、国の経済危機対策の一環であります地域グリーンニューディール基金事業補助金200万円を計上いたしました。4目労働費県補助金は、新潟県緊急雇用創出臨時特例交付金補助金2,369万1,000円を追加し、ふるさと雇用再生特別交付金補助金を460万1,000円減額し、差し引きでは1,909万円増額するものであります。12ページ、13ページをごらんください。15款2項5目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金では、農業機械導入に係る県補助金を111万1,000円、中山間地等直接支払い事業に係る補助金を560万円追加計上するなど、合わせて691万1,000円増額いたしました。3節林業費補助金は、県が経済危機対策臨時交付金を受けて、市が実施する森林整備加速化・林業再生基金事業に係る補助金として1,550万円を計上するものであります。4項4目農林水産業費受託事業収入は、森林総合研究所が経済危機対策臨時交付金を受けて契約造林団地の森林施業を市が実施する受託収入として680万円を増額するものであります。20款5項5目雑入では、中山間地域等直接支払い事業に係る事業主体からの交付金返納金348万5,000円を計上いたしました。これは会計検査院の実地検査の際に指摘を受けて交付金の算定根拠となる対象農地を再点検した結果、対象外の農地が含まれていることや、面積に誤りがあることなど不適切な事例が判明したため、平成17年度から平成20年度までに過払いとなった交付金の一部について、事業主体から自主返納を受けるものであります。また、市が創設する中越大震災復興基金支援事業に要する経費として、新潟県中越大震災復興基金からの補助金5億5,500万円を計上いたしました。
続きまして、歳出をご説明いたします。14ページ、15ページをごらんください。2款1項6目企画費の地域新エネルギー対策事業につきましては、新エネルギー等利用機器普及促進事業を本年度新規に取り組みを進めてまいりましたが、当初予算の想定よりも需要が上回っている状況にあるため、200万円追加するものであります。市制施行5周年記念事業につきましては、実施済みとなった事業の不用額256万円を更正し、新たに需要が発生している市民憲章、市民の木、花、鳥、魚及び市民の歌の周知について、多くの市民から親しんでいただき、広く普及するよう市民憲章のポスター印刷や防災行政無線での市民の歌の放送、市民の歌のCDの制作など各種取り組みを行うため、予算の組み替えをお願いするものであります。10目交通安全対策費の小出ICバス停・駐車場整備事業は、高速道路関連社会貢献協議会が行う社会貢献活動事業を活用した補助事業として平成22年度に小出インターチェンジにバス停及び駐車場の整備工事を実施することで、現在関係機関と協議を行っておりますが、この工事を行うための測量調査設計委託料として150万円を計上するものであります。3目高齢者福祉費3,493万8,000円は、認知症対応型グループホームせせらぎのスプリンクラー設置に係る補助金298万8,000円と、小規模多機能型居宅介護事業所、ふれあいの郷ひめさゆりに係るもので、施設整備に2,835万円、開設準備経費として360万円を計上するものであります。5目養護老人ホーム費の200万円は、老人ホーム南山荘のエコ改修事業が新潟県地域グリーンニューディール基金事業に採択されたことに伴う設計業務委託料であります。16ページ、17ページをごらんください。4款1項3目予防費の490万円は、女性特有のがん検診推進事業に要する経費を計上しており、クーポン券や検診手帳等の印刷費や郵送料、無料化に伴う受診希望者の増加に伴う委託料等であります。5款1項1目労働費の緊急雇用創出事業において、歳入のところでご説明いたしました緊急雇用創出臨時特例基金事業及びふるさと雇用再生特別基金事業の2事業分で2,022万1,000円を追加するものであります。その内訳といたしましては、緊急雇用創出臨時特例基金事業が16件となり、2,482万2,000円を増額し、ふるさと雇用再生特別基金事業が3件で460万1,000円を減額するものであります。6款1項3目農業振興費の中山間地域等直接支払事業につきましては、対象農地の精査により、対象農地の増加及び傾斜区分の変更等により750万円を追加計上いたしました。農業施設関連事業では、入広瀬地区もみ乾燥調製施設2施設の屋根修繕ほか敷地使用料389万5,000円を追加いたしました。地域バイオマス施設整備事業では、もみ殻置き場フェンス設置工事等の不足により、工事請負費285万円を追加いたしました。18ページ、19ページをごらんください。中越大震災復興支援事業につきましては、財団法人新潟県中越大震災復興基金の要綱改正に伴い、同基金からの補助金を財源とした市単独の魚沼市中越大震災復興支援事業を創設するもので、補助金5億5,500万円を計上いたしました。2項2目林業振興費の林道維持管理事業については、天候不順の長雨や雷雨により、林道への土砂流出等が続発しましたが、雨量が災害採択要件に至らないため、施設修繕料として250万円、崩土等除去の委託料として270万円をそれぞれ追加するものであります。造林事業につきましては、国の経済危機対策に伴う森林総合研究所からの受託事業の増及び県からの森林整備加速化林業再生基金事業の増により、測量調査設計委託料300万円追加、市行造林整備保育等業務委託料330万円を減額、工事請負費として2,260万円を追加するものであります。7款1項4目観光施設費につきましては、浅草山荘の男女浴室とも浴槽及び洗い場の床の改修が必要となったため、工事請負費393万円を計上するものであります。8款2項2目道路新設改良費につきましては、現在行っている堀之内地区のまちづくり交付金事業の街路事業、百代―宮林線との事業費の調整で関下5号線の測量設計委託に300万円、堀之内4号線の消雪工事費に2,500万円を追加するものであります。20ページ、21ページをごらんください。8款4項2目街路事業費でありますが、今ほど道路新設改良費の説明で申し上げましたとおり、百代―宮林線の補償費の不用額2,800万円を減額するものであります。10款1項3目教育支援費では、外国人生徒に対する日本語指導の費用として報償金160万円を増額いたしました。22ページ、23ページをごらんください。12款5項1目諸費の国県支出金につきましては、障害者自立支援給付費負担金1,266万6,000円のほか、歳入でご説明した中山間地域等直接支払い制度に係る交付金のうち、過払いとなった交付金のうち、国費及び県費相当分の自主返還を行うため、323万円を計上するなど、合わせて1,817万5,000円を増額いたしました。以上でございます。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。18番、大屋角政さん。
18番(大屋角政) 17ページの緊急雇用創出事業ですが、これについては増額によりまして、雇用がどれくらいふえるのか、それと里山資源利活用等業務委託料とありますが、これはどこに委託するのか伺いたいと思います。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) それでは、お答えさせていただきたいと思います。緊急雇用の関係でございますが、緊急雇用、それからふるさと雇用ございます。今ほど財務課長のほうからお話ありましたが、それぞれ事業化を行っております。緊急雇用につきましては16事業ということでございます。この補正予算によりまして、全体でございますが、45人の雇用ということになっております。それから、ふるさと雇用につきましては3事業ということで、8人雇用ということで、合計19事業で雇用人数は53人ということになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。ちょっとお待ちください……済みません、里山のほうでございますが、これは森林組合のほうに委託させていただきます。お願いします。
議長(星 謙一) 大屋角政さん。
18番(大屋角政) この森林組合に委託して、主に森林組合のほうではどういう活動というか、仕事をするのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
議長(星 謙一) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) ただいま産業課長が森林組合と言いましたが、一部713万7,000円ほどにつきましては、里山資源の利活用による雇用創出というようなことで、NPO法人のほうに委託する予定になっております。事業の内容としましては、休耕田とか耕作放棄地を農地として回復して、農作物を生産、販売するというようなこと、それから山林を整備し、そこから排出される除間伐材を利用したまき、炭などの生産と販売、それから健全な山林に回復することによる自生する山菜、キノコ等の加工販売、主にそのような事業内容でございます。
議長(星 謙一) 18番、大屋角政さん。
18番(大屋角政) 非常にいいことだと思うんですが、主に森林組合さんとか里山のNPO法人さんのほうですと、活動している地域というのはどこら辺になるんでしょうか。
議長(星 謙一) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) 守門地区、福山新田でしょうか、その周辺でございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。14番、五十嵐昭夫さん。
14番(五十嵐昭夫) 今ほどの大屋議員と多少重複するんでありますが、11ページの新潟県緊急雇用創出事業、先ほど産業課長、16事業で45人の雇用と言いましたけれども、これはいわゆる地方自治体が臨時に雇用するんであって、下の新潟県ふるさと雇用というのは、これ多分民間業者が雇用する補助金でありますが、それでとりあえず認識いいですか、地方自治体と民間企業ということで。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) 緊急雇用、ふるさと雇用とも直接雇用、委託というケースがございます。それぞれ担当部署で精査させてもらっております。そういった中でございますが、緊急雇用のほうは先ほどお話しさせていただいたとおり16事業でございますし、それぞれ担当課のほうで16の事業、メニューを担当させていただいて、やらせていただいているということでございますし、委託の分につきましては、観光協会、あるいは今ほどお話しありましたNPO法人伝習館等に委託ということで、そちらのほうで雇用していただくという形になっております。
議長(星 謙一) 14番、五十嵐昭夫さん。
14番(五十嵐昭夫) じゃ、民間のほうで委託ということで460万円減額になっておりますが、これはどういうことでしょう。使い勝手が悪過ぎて利用者が少ないという認識でいいですか。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) 主にふるさと雇用のほうになるわけでございますが、3年間という期間ございます。比較的こういった分野につきましては、長い期間、雇用という体制をとるわけでございますが、非常に専門的な知識も要るということで、あわせてそういった部分、特に自然環境とか観光とか、ある意味特殊な部門ということになりますので、なかなか実態といたしまして、だれでも対応できるという状況がございません。そういった中でございますけども、市民の皆様の中でそういった知識、経験等をある方を採用させてもらうという形になっておりますので、非常にそういう意味では使い勝手といいますか、限られた条件の中での雇用になるなという感じがしております。そんな中で、予算のほうも減らざるを得ないというような、21年度につきましては、そういう状況ということでございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。16番、住安孝夫さん。
16番(住安孝夫) 1点お伺いします。15ページのインターの駐車場整備のことですが、これは市民の中から前から要望の強かった問題であって、大変結構なことでありますが、まだ調査段階のようですが、全体どのくらいの規模の駐車場が考えられているのか、もう少し詳しくわかっているところを説明いただきたいと思います。
議長(星 謙一) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) 現在インターチェンジのバス停がある箇所のそのバス停が老朽化しているのと、それの改修と、その周辺にあります駐車場、今、林がありますが、その林を伐採して、その場所につくるというようなことで、面積につきましては、まだ詳細ではありません。今後、測量設計等でもって調査の上、確定していきたいというふうに思っております。この事業につきましては、高速道路関連社会貢献協議会というところからの補助を受けてつくりたいというようなことで、おおむねこの事業につきましては、100%補助というふうに現在聞いております。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 議長、13番ですが、ちょっとお伺いしたいんですが、15ページの民生費の障害者住宅整備資金貸付・助成事業、この補助金101万7,000円と、その下の高齢者福祉費、高齢者福祉管理事業3,493万8,000円の補助金、これの受け皿といいますか、対象者といいますか、そういったものはどういったところにどういった考え方で補助金を出しているのか、ちょっとお伺いしたいんですが。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 最初に、障害者福祉費の中の障害者住宅整備資金の関係でありますけども、これについては市の要綱がございますので、その要綱に基づいて支出していくということであります。それで、今段階では5名ほどの方が申請をされておりますので、その申請に見合う分について補正することによって、5人分を出していきたいというものであります。それぞれ所得の状況等によって補助率等も変わっておりまして、生活保護であれば当然利用者負担はありませんので、満額補助というようなことになりますし、あと2分の1なり4分の3なりの補助対象になっていくということであります。
それから、その下の高齢者福祉管理事業の関係でありますけども、これにつきましては国の補助事業であります。介護保険第4期事業計画の中に盛り込まれた事業について、国と補助協議を行った中で採択されたものについて、今回上げさせていただいているということでありまして、いわゆるトンネル補助というような形になっております。
議長(星 謙一) 13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 具体的にはどちらのどういった団体に補助金を交付しているわけですか。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 先ほど財務課長の補足説明にもございましたけども、スプリンクラーについてはせせらぎのほうに、それから小規模の関係についてはひめさゆりというところに補助ということになっております。
議長(星 謙一) 13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) ひめさゆり荘って団体があるんですか。私そこを聞いているんで、場所をお聞きしているんじゃなくて、ひめさゆりはどういった団体がその補助金を受け、まさか建物に補助金をやっているわけじゃないでしょうから、それをお答え願いたいんです。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 失礼いたしました。施設の名称を言ってしまいました。1つとして、ひめさゆりの関係につきましては、一般社団法人愛郷会という法人であります。それから、せせらぎについては、医療法人魚野会であります。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 15ページの、まずインターのバス停、駐車場整備事業なんですが、今ほどの答弁では県道堀之内―小出線とのかかわりはないようでありますけれども、こののは全く県道堀之内―小出線に関係なく、今までの設計に関係なくつくることができるのかどうかということと、事業主体が、これが魚沼市が行うということですので、100%補助で非常にいい事業だと、こう思うわけですが、地元のほうとしては、道路とのかかわりでどうなるかということが注目されると思うわけですが、県との話し合い等はどのようにされているのか、その辺のところをまずお聞かせいただきたいというのが1つ。
その次に、19ページのきのうの全員協議会で大分ご説明いただきましたけれども、中越大震災復興支援事業ののを今度は市の事業として行うということでありますが、まず井戸問題で出てきたのは、近隣の事業を行う申請者の手法が必ずしも市民感情に合わない手法で行われて、そののが県なり市のほうに苦情として来て、それが特別委員会を設置するというのになってきたわけなんですが、地震に遭ったことは確かでありますけれども、その事業の中身があくまでも震災復興というのにふさわしい中身であるならば、市民からはそんなに苦情がなかったと思うわけですけれども、復興基金に名をかりた、本来地震に関係のないものを復興期金事業のところでやったということで、市民からは苦情があったり、あるいはまたその周知の仕方、それから利用方法、そういうものが必ずしもきちんと行われなかったと、このことが公平性、平等性という、いわゆる市として取り組まなければならないことが行われなかったと、こういうことだと思うわけですが、昨日いろいろ説明があったこの項目について、市長は全部これが公平性、平等性という点から、周知の点から、あるいは市の取り組みとして、今後市民から指摘の起こらないようなやり方で今回市として行おうとしているのか、あるいは今後市のほうから、あるいは市民のほうから指摘を受けるようなものが一件でもあるならば、非常に厳しいものがあると思うわけです。また、議会としてもこの予算を通すということになると、また今後市民からその点を指摘を受けなければならないわけですが、前回の井戸掘り問題は、星野市政がやった、そこが始まりであります。しかし、今度は大平市政としてやるわけですから、市長の責任は極めて重大だと思うわけですけれども、また我々議会のほうも、今、特別委員会の中で決着が着かない中で、この問題を予算を通すか通さないかということを迫られているわけなんですけれども、市長としてはこののが全く問題がないという形で提案をされているのでしょうか、どうでしょうか。
議長(星 謙一) 最初のほうから、まず。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) バス停と駐車場の件でありますが、今回の整備につきましては、県道とのかかわりはございませんが、県道との関係もありますので、今後県とも協議詰めていきたいと思っております。
議長(星 謙一) 大平市長。
市長(大平悦子) ただいま議員ご指摘あった復興基金に関する事業ということで、震災地への基金という取り扱いというふうに考えております。その中で、やはり平等性という考えた中で、今回提案させていただきました3つの事業、こちらのほうは私の考えとしては、この予算を通していただいて、それでさらに計画書が出た時点で厳しく検査した中で、調査した中で決定させていただきたいと、そのように考えております。
議長(星 謙一) 15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 震災復興ののについては、私も復興基金のお金を利用して市民の皆さん方がそれぞれ生活がきちんとやっていかれるように、農業をきちんとやっていかれるようにするというのについては、大変結構なことだと、このように思っているわけなんですけれども、やはり何よりも市が、行政当局の仕事のやり方、あるいはまたそののが議会のほうの姿勢が、今、市民から問われているわけです。そののは、単に復興基金の問題だけでなくて、あらゆる行政サービスに関連をしてくるわけです。市民と市との信頼関係が大きく崩れたわけです。そのことを私はやはりきちんと構築をしていかなければならないと思うし、また合併したことによって、旧町村のそれぞれのやり方が職員間でも議員の中でも市民でもそれぞれ違うわけですし、また考え方が違うわけですけれども、率直なところを言わせてもらうならば、別に私は問題にならなければ大変結構だと思うんですけれども、しかし私どものところに来る電話を聞いていると、いろいろの問題点があるんじゃないかと、そういう指摘も来ているわけです。したがって、今後この予算、きのうのお話ありましたが、予算は組んだけれども、必ずしも執行することということではないと、こういうお話でしたので、一つ一つの問題については、事前協議、調査、そういったものをやることによって、後でこののをやらなければよかった、執行しなければよかったということのないように、ひとつ市長としては十分職員を管理監督をしていただきたいと思うわけですが、その点市長のひとつ構えをお聞かせいただきたいと思います。
議長(星 謙一) 大平市長。
市長(大平悦子) この基金の事業につきましては、井戸の問題で今現在まだ継続しているわけですけれども、この事業に対しまして、やはり住民の皆さんからの市に対しての不信感も募っていることも十分承知しております。そういったことを反省した中で、これからの事業については、やはりきちんと厳しく調査した中で決定をしていきたいと考えております。
議長(星 謙一) 21番、浅井守雄さん。
21番(浅井守雄) 15ページの地域新エネルギー対策事業につきましてお伺いをするものであります。ご案内のとおり、25%のCO2削減ということで、こうした新エネルギーという流れはますます加速をされると思うんですけれども、どうも緊急経済対策関連で、当市は太陽光の関連での観点ですけども、私は地域性から見ると、水力関連に特化すべきだと、それも大きなものではなくて、マイクロ発電から、小さな水路からもピコ発電ぐらいの小さなところを賄えるようなところを視野に入れながら、当市が新エネルギーの先端に行く、立つべき大きな転換期だと思うんですけれども、そうした全体の新エネルギーに対する考え方と補助金はどこにどのような形でされるのか、この2点をお伺いするものであります。
議長(星 謙一) 井口市長公室長。
市長公室長(井口 博) お答えをいたします。まず、補助金の交付先でありますが、これはあくまでも個人、あるいは個々の事業所に対して個別に交付をするということでございます。
それから、前段で太陽光に対する懸念と水の活用というご質問ちょうだいしておりますが、ご指摘のとおり、豪雪地であるということから、特に冬期間を含めまして、太陽光をエネルギーとして活用することに対する不安といいますか、危惧といいますか、こういったものが一部あるというふうなことは承知をしておりますが、最近開発をされております、商品化されておりますものは技術的にもかなり進んでいるというふうに承知をしているところでございまして、太陽光につきましても引き続き補助対象物件として考えておりますし、ご指摘のありました水につきましては、雪をもとにいたしますと、物すごい量があるというふうに考えられますので、この部分については今後の検討課題ということで部内で考えているところでございます。
議長(星 謙一) 21番、浅井守雄さん。
21番(浅井守雄) 個人はわかりましたし、団体もわかりましたが、これは雪関連とか当初の提案がありましたけれども、内容をもうちょっと詳しく説明いただきたいと思いますし、やはり幾ら進んでも冬場の太陽の日照不足というのは、これは雪国ではどうしても否めないところであって、幾ら進んでも地域的には非常にマイナスだと思うんですよ。そこで、周りを見ますと、水路関係は年じゅう確保されてあったり、あるいは身近では守門岳から入広瀬の穴沢地区までのあの間も非常にどこも満々と流れておるというようなことを見ますと、私はやはり小さな、小規模な水力関連で、魚沼市は特化をして新エネルギーに、特に水の里の魚沼がやっているんだという方向で進むべきだと思うんです。やはり太陽光には私は無理があると思います。そういった観点から、大きく新エネルギーは水力、小規模なことの中で特化をしていくべきだと私は考えておりますけれども、再度お考えを2点お伺いします。
議長(星 謙一) 井口市長公室長。
市長公室長(井口 博) 最初に、補助メニューに関してお答えを申し上げます。今回補正の対象とさせていただきましたメニューにつきましては、3点ございます。1つは、まきペレットストーブ等、1つが太陽光発電、もう一つがハイブリッド自動車の購入に対する補助でございます。この3件でありますが、今現在の実績を含めて申し上げますと、7月末現在の申請実績は、まきストーブが5件、それから太陽光発電が8件、ハイブリッド自動車については21件の申請をいただいておるところでございます。今後、今回の補正での今後の見込みといたしましては、まきストーブが5件、太陽光発電が3件、ハイブリッド自動車9件を想定した補正の内容となっているところでございます。
なお、ご指摘のありました水資源の活用につきましては、おっしゃるとおりだというふうに認識をしておりますので、今後そちらの方面につきましての検討は進めてまいりたいというふうに思っております。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。11番、本田篤さん。
11番(本田 篤) 私から1点お聞きしたいと思います。21ページ、3目教育支援費の教育支援事業についてでございます。外国人に対する日本語教育ということでございますが、どのような外国人が対象なのか、お願いいたします。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) お答えいたします。教育支援事業の報償金160万円でございますが、これは中学校に在籍する中国籍の人たち、子供がおります。その方々の通訳に対する報償金でございます。広神中学校、小出中学校、守門中学校にそれぞれ1名ずついらっしゃいますので、先生との会話、あるいは子供たちとの会話がスムーズにいくように援助していくという形でございます。それで、今回160万円の追加でございますが、当初で60万円見ておりますので、3名の方について220万円の金額となっており、1回当たり5,000円を予定しております。
議長(星 謙一) 11番、本田篤さん。
11番(本田 篤) ということは、中国籍のある、一時的に観光とか短期間でのショートステイとかではなく、魚沼市民ということで解釈してよろしいでしょうか。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) そのように、あくまで永住する予定の方でございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。22番、佐藤貞一さん。
22番(佐藤貞一) 十何ページだったですか、直払いの……歳入のほうで聞いたほうがいいかな、13ページの中山間地域直接支払い交付金の返納金が計上されております。先日の直払いの役員会でもこのことが報告をされました。我が集落では、事業の執行に当たっての洗い直しという作業から、台帳地目と現地の差異というところからの指摘で返納しなさいと、さかのぼって、これ非常にショックな通告を受けたわけですが、それがまあまあ半分程度に緩和された、回復されたというふうに聞いて、ほっとしてよかったと思っている反面、やっぱり困ったというのが正直なところです。その最低の半額程度になったというところの見解、査定の根拠、そういったところの説明をいただきたいと思うんです。
それと、もう一つは、地目が変わっていたところも現地が農地であれば、田んぼであれば、その直払い面積に復活したというふうな説明もありました。その辺のいきさつ等々について室長いらっしゃいますので、ぜひ解説をお願いします。
議長(星 謙一) 志田農政室長。
産業課農政室長(志田 敦) それでは、お答えしますが、最初の話でありますが、昨年の会計検査においては、いわゆる傾斜区分の判定について疑義を指摘されたところでございます。したがいまして、その辺について一筆、全筆調査をしたところでありますが、団地区分の設定等の変更により救われた部分があったと、こういうことで当初の見込みよりも額自体は少なくなったと、こういうことであります。
それから、地目の件でありますが、あくまでも農振農用地内の農地が対象ということでありますので、その部分についても一筆、全筆調査したところ、今ほどの結果になったと、こういうことで、地元に対しても説明をしたところでございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。1番、遠藤徳一さん。
1番(遠藤徳一) 1番、遠藤です。1点だけ確認をさせてもらいたいと思うんですけども、先ほど井口公室長のお話の中の新エネルギー対象事業の中にペレットストーブという言葉が出たような気がしたんですけども、それはペレットストーブもやはり対象になるわけですか。
議長(星 謙一) 井口市長公室長。
市長公室長(井口 博) 申しわけありません。今、補助要綱を手元に持ってきておりませんので、手持ちの資料の中では対象になるというふうに承知をしておりますが。
議長(星 謙一) 1番、遠藤徳一さん。
1番(遠藤徳一) 1番です。まきストーブについては5台とか自動車自体何台という数字が出たんですけど、ペレットストーブについては台数とかはおわかりでしょうか。
議長(星 謙一) 井口市長公室長。
市長公室長(井口 博) 同一のメニューの中で処理をしている関係で、まきとペレットに関する内訳の資料をお持ちしておりません。後ほど提出させていただきたいと思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 4番、大桃です。19ページの復興基金支援事業にまた戻りますけども、私も星孝司議員と同じに非常にこれは心配をしております。また、井戸事件の二の舞になるのではないかと、非常に懸念をしておりますが、先ほど市長の答弁では、きちんとやるからという話で認めてくれというようなことなんですけども、計画書がまだないというようなことですが、その辺の計画書がまずきちんと出て、それをきちんと調査をして、ちゃんと大丈夫だということになってから予算を計上するべきではないでしょうか。
議長(星 謙一) 星財務課長。
財務課長(星 完一) 一般的に予算の計上方法ですけども、こういう事業をやるという方針を決めた中で予算化した中で、今度実施に当たっては、今ほどおっしゃったように、申請内容をきちんと精査した中で、本当にその予算の目的に合致するかどうか、そういったものを確認しながら執行するということですので、予算の段階でそこまですべて明確になっている、ほかの事業もそうですけども、そういうふうにやっぱりご理解いただきたいと思います。
議長(星 謙一) 4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 復興基金のほうから5億5,500万円来て、トンネルでやるような話なわけですから、ちゃんと復興基金から来るということがわからないと、このお金は計上できないと思いますけども、その辺はどうなっているんでしょうか。
議長(星 謙一) 星財務課長。
財務課長(星 完一) これも予算の一般的な仕組みなんですけども、例えば国県補助金として予算計上しても、それは最終的に確定したわけではございませんので、予算計上した中で今度具体的に事業内容を国県に申請した中で、それが認められればこれ執行へとなりますけども、それが認められなければ補助金、補正で落とすと、そういう形になりますので、ある程度見込める段階で予算計上すると、そういうのが一般的な予算のつくり方になっております。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。6番、佐藤雅一さん。
6番(佐藤雅一) 6番、佐藤です。1点、確認をさせていただきたいんですが、19ページの6款の1項の中越大震災復興支援事業、この件について1件だけ確認をさせていただきたいと思います。35団体からそれぞれ申請が、今、予定されているということで、それぞれ事業内容についても昨日の資料で私ども了知しているところなんですが、最終的に市が事業者として、申請者として今度復興基金側と申請の立場でなるわけですが、その事業の所有権と実施予定者に対する所有権の移転だとか、それから管理、維持、これがしっかりとその事業予定者に対して行われるものかどうか、その辺確認をさせていただきたいと思います。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) それでは、お答えさせていただきたいと思います。この件につきまして、今後決定したという状況になりましたら、即刻申請予定者と説明会を開き、事務執行とあわせまして、その所有権移転の関係、それから帳簿の保存3年間というのがあるわけでございますので、そういった部分をすべてお話しさせていただいた中で執行していきたいというふうに思っております。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。2番、渡辺一美さん。
2番(渡辺一美) 2番、渡辺です。私も先ほどの星孝司議員のお話のように、本当にこのことは心配しているんですけども、中越大震災復興支援事業は、今までは直接払いでした。それが今回はこのように市のほうから事業が上がって、そしてされるということなんですが、それのそういうふうに市がするようになった経緯と、それから今後、中越大震災復興基金の事業というのは必ず市を通してするのか、それともまた直接払いもあるけれども、今回だけなのかということが1点。
それから、やはり井戸問題のことでなかなか結論が出ていない中で、このことを私自身は全く別な問題だとは思っております。ですので、しっかりとここで予算をしていただいて、そして申請上がってくる方たちを、それこそ市の方たちが今まで先ほどのお話のようにしっかりと精査していただいて、実行していただくでいいと思うんですけれども、きのうの私が質問した中で、復興基金の特別委員会で10日ほどで出していただけるといった調査の経過の報告書、まだいただいていません。きのうの質問では、本会議中、時期を見計らって出させていただきますというお話でした。そして、特別委員会の中では参考人としての招致もさせていただきますというお話がまだきちんと日程等が決まっていません。できればここである程度いつごろ出していただくとかというお話を受けさせていただいて、市が本当にこの問題をしっかりと情報提供をし、そしてまた一緒になって問題解決していくんだという姿勢を見せていただきたいと思いますので、そちらのほうもあわせて聞かせてください。よろしくお願いします。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) 復興基金5億5,500万円のほうの件でございますが、3点ほどいただきました。まず、経緯ということでお話ありましたが、市が間接補助方式を導入するという形で、事業主体が魚沼市ということになるわけでございますが、昨日来、この経過につきましてはお話しさせていただきました。年度当初、4月の17日でしたか、改選に伴いまして、関係機関、関係者と申請予定者と事業の内容について確認するという状況がございました。そんな中で、今回提案させていただいたということでございます。課税の方法といいますか、経理処理の問題もきちんと申請者のほうにお話しさせていただいたということでございます。
それから、直接、間接、今後ということでございますが、当然この事業が執行されるということになりますと、魚沼市の要綱に基づきまして、きちんとした事務整理の中で申請行為、審査をやっていきたいというふうに思っております。ただ、この事業につきましては、いずれも選択することができます。直接基金のほうにやる方法もできますし、市のほうにもできます。その辺の部分につきましては、よく申請者と打ち合わせしながら、どちらでいかれるのか確認しながら、あわせて市の事業としてやる場合には、先ほど市長がお話あったとおり、市としての考え方、事務内容をきちんと整理した中で対応していきたいというふうに思っております。
それから、活動方向でございますが、初日にもお話がありました。市長から即刻見ていただきまして、できるだけ早く提出させていただきたいと思います。ただ、現在基金側といろんな部分で調査継続中でございます。一応調査、3調査すべて終わりました。実質的にこれから具体的な内容に入ってくるわけでございますが、そういった中での報告になりますので、報告の内容といたしましては、基金と、それから市の活動の経過報告という形で報告させていただきたいと思います。以上でございます。
議長(星 謙一) 2点目について、若干ちょっと議題とちょっとそれておりますけれども、井戸の調査絡みの報告、これ市長ですか。柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) 今、基金と、それから市のほうの活動報告ということでお話しさせていただきましたが、再三説明させてもらっております調査の内容等につきましては、基金と市単独では進められないという部分もございますので、おのずとその部分につきましてはご理解をいただきたいと思います。
議長(星 謙一) ほかに。渡辺一美さん。
2番(渡辺一美) 8月の24日のときには、その部分であれば出すのは問題がないと思いますと言われて、そして、じゃ私たちが活動した報告経緯、そこは問題ないと言われて出させていただきますと。いつぐらいでできますかと言ったら、10日ぐらいでできると思いますというふうに言っていただきました。そして、また復興基金特別委員会の中で、私たちが当然県のしていることとか復興基金のことに関しては調査はできないけれども、でも事務局として……事務局じゃない、事務として市職員がしていることに対しては聞くことができるという中で、じゃそれはしていきましょうと言ったので、今、答弁があった、そこは復興基金との兼ね合いがありますので、ご了承いただきたいというのは、私には納得いかないんですけれど、そういうふうな返事をしている限り、市民の方々は本当に市の職員のいろいろな問題点を明らかにして、これは県のことを問題にしているんじゃないんです。市の職員の対応が本当にきちんとしていたかどうかということを問題にしていて、そこを聞かせてくださいと言っているんです。それをそこだったら出せますと8月24日の日に言ったのに、きょうまたここで、それはこういうことですので、なかなかできませんというようなことを言われると、本当にできるかどうかわからないような形で返事をされては困ると思いますので、そこはやはりきのうの段階では市長と副市長に見ていただいて、いい段階があったら出しますと言ったら、そこはやっぱり出しますという形でのお返事をいただきたいですし、委員会として調査のあれをしますと言ったときは、それはやらせていただきますという返事をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) お答えさせていただきますが、活動報告、市の職員がこの事業、申請業務、経営業務の中でどういったことをやってきたか、プロジェクトチームとしてどういう部分を調査活動してきたかという部分はお示しさせていただきたいと思います。そういった部分でご理解いただきたいと思います。
ただ、具体的な話については、私はそのようには、それについての状況がこうでしたというよりも、プロジェクトチームの活動としてどういった部分を調査してきたかという部分につきましては、お話しさせてもらったと思っております。
議長(星 謙一) 暫時休憩させていただきます。
休 憩 (午前11時05分)
再 開 (午前11時06分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開をしたいと思います。
ほかに質疑ありませんか。3番、佐藤肇さん。
3番(佐藤 肇) 3番、佐藤肇です。19ページの同じく中越大震災復興支援事業ですか、これについてお伺いします。きのうの資料で説明された中では、この事業が3年度の、3年度というか4年度ですか、24年度まで事業が見込まれていて、補助金総額が12億2,500万円というような内訳が示されておりました。そのうちの21年度分ということで5億5,500万円がここに計上されておると私は理解したわけなんですが、この事業は来年も再来年も続くということは、これからこの内容、こういう形で事業申請もまだ出てくるというふうにお考えでしょうか。この事業は、今現在ここに申請が上がっているというか、計画が出ているもので、この事業は終わりというふうに考えておられますか、その辺をお聞かせください。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) この事業の執行に当たりましては、今現在私ども組合といいますか、農家組合といいますか、そういった団体のところ、大体漏れのないような形で周知させていただいたり、こういった事業がありますということで紹介させてもらっております。その中で、今現在上がっている数ということでございますが、今後各地区でやりたいというようなお話があれば、当然その中に入ってきます。当面21年度につきましては、28事業ということになりますが、今後そういった地域の皆さんの要望というか、計画が具体化してくれば、それは当然市としてお受けしていきたいというふうに思っております。
議長(星 謙一) 3番、佐藤肇さん。
3番(佐藤 肇) これは、予算化はされていますけども、今後あればすべてを認めるということなんですか。井戸のように駆け込みでみたいなことで、そういった事態に絶対にならないという保証はないわけですが、どうでしょうか。
議長(星 謙一) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一) この点につきましては、今ほど市長がお話ししたとおりでございます。市の事業としてきっちり対応させていただきたいと思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。お諮りします。ただいま議題となっております議案第106号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第106号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「討論あります」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) それでは、討論ありますので、ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時09分)
再 開 (午前11時20分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開をいたします。
これから議案第106号についての討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 反対の立場から討論いたします。震災復興基金のことですが、この花卉組合のハウスについては、地震の翌年の豪雪により被害を受けたものが大半です。冷蔵庫に至ってはJAの持ち物で、確かに花卉組合が使ってはいますが、管理運営はJAです。担当者、鈴木さんにお聞きしたところ、30年たっているので、いつ壊れるかわからないので、早く何とかしてほしいとのことです。JAは補助金対象者となり得ないので、花卉組合に無償譲渡し、花卉組合で補助金を受けるそうです。ハウスは耐雪型で41棟つくる計画ですが、利用組合数は8で総戸数は31戸の農家です。お一人で何棟も建てられる方がいらっしゃいます。名義は組合のものですが、個人の持ち物と言っても過言ではありません。また、落雪を消すために井戸を1棟当たり一、二カ所も掘らなくてはならず、総数で50カ所以上です。当局が発表しないので、正確な人数はわかりませんが、この構成農家の中に井戸掘り事件の申請者がたくさんいるはずです。もともと19年に市が県に働きかけ、この事業がスタートし、20年から24年で行うと合意を得たにもかかわらず、井戸の問題で所得税がかかることがわかり、話が違うから何とかしてほしいというのが事の始まりと考えます。そのため、復興基金も4月27日に要綱を改定し、市町村が補助を受けられるようにしたと聞きます。振興局の企画振興課の宮嶋さんに確認したところ承知しているようで、制度的には問題がないかもしれません。しかし、花卉組合で復興基金に申請しても補助金が出るのに、なぜわざわざ魚沼市が補助金要綱まで新しくつくり、税金逃れのための便宜を図らなくてはならないのか理解ができません。この復興基金は、地震の被害があった地域が対象です。特に地震に直接被害がなくても、地域が該当すれば申請できます。小出、湯之谷地域は対象外ですので、大雪で何かが壊れても申請できません。そのほかの地域は申請すれば補助金が出るのですから、所得税ぐらいは自分で払って当然だと思います。税負担の公平性からいって、一部特定市民に対する違法な優遇措置ではないか、市民平等の原則から逸脱していると思われます。よって、この補正予算案には反対いたします。
議長(星 謙一) 次に、原案に賛成者の発言を許します。7番、星野武男さん。
7番(星野武男) 7番、星野武男でございます。賛成討論をいたします。私は、井戸問題とこの復興支援事業は別問題だと考えております。稲作、畜産においては、地域ぐるみで営農体制の確立を行い、営農継続や耕作放棄地の発生防止等により、農畜産業の振興を図るという意味合いでございます。
続きまして、国内有数の切り花産地を周年栽培を行うことにより、生産量及び販売金額の拡大と雇用の創出等により、花卉産業の発展を図るという意味合いから原案に賛成をいたします。以上です。
議長(星 謙一) ほかに討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) これで討論を終結します。
これから議案第106号についてを採決します。異議がありますので、起立によって採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(星 謙一) 起立多数であります。よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。
議案第107号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第
1号)
議長(星 謙一) 日程第3、議案第107号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第107号、別冊の特別会計補正予算書1ページからであります。平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,020万円を追加し、歳入歳出の総額を39億9,520万円とするものであります。主な補正の内容といたしましては、歳入では過年度分に係る国庫負担金の精算交付見込額及び新たに介護従事者処遇改善に伴う臨時特例交付金や出産育児一時金の増額に伴う補助金等を計上いたし、これに伴い給付準備基金からの繰入金を減額するものであります。歳出では、今ほど申し上げました国庫支出金の計上に伴う財源振りかえや平成20年度分に係る退職者医療交付金等の精算償還金に要する経費を見込み、計上いたしました。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 国民健康保険特別会計補正予算につきまして補足して説明いたします。事項別明細書により説明をさせていただきます。8ページをごらんください。3款国庫支出金、1項1目療養給付費等負担金2,431万8,000円でありますが、平成20年度の療養給付費の精算により、追加交付されるものであります。次に、2項1目財政調整交付金22万2,000円でありますが、高額療養費特別支給金に係るもので、全額国から交付されるものであります。3目介護従事者処遇改善臨時特例交付金344万1,000円は、介護報酬が3%プラス改定されたことに伴う介護保険の第2号被保険者の負担緩和措置として交付されるものであります。4目出産育児一時金補助金50万円でありますが、国の基準額が35万円から39万円に改正されることに伴う増額分4万円の2分の1が交付されるもので、25件を見込んでおります。次に、9款繰入金933万1,000円の減額でありますが、平成20年度において歳入不足分を基金からの繰り入れで対応しておりましたが、国庫支出金の精算交付等により、基金取り崩し額を減額するものであります。10款繰越金の減は、平成20年度の実質収支に伴うものであります。
続きまして、歳出についてご説明いたします。10ページをごらんください。2款保険給付費、1項1目一般被保険者療養給付費は国庫支出金の精算交付に伴う財源振りかえであります。4項1目出産育児一時金25万円の増は、この後議案第112号で提案させていただきます国民健康保険条例の一部改正により、出産育児一時金が今年10月から38万円が39万円に改正されることに伴うものであります。2目支払手数料5万円でありますが、出産育児一時金はこれまで医療機関の受領委任等で対応してまいりましたが、10月から国保連合会による直接支払い制度に変わることに伴う審査支払い手数料であります。次に、6款介護納付金は、介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されることに伴う財源振りかえであります。11款1項3目償還金935万9,000円でありますが、平成20年度の退職者医療交付金及び高齢者医療制度円滑運営事業補助金の精算に伴うものであります。4目及び5目は国民健康保険税に係る還付加算金であります。12ページになりますが、6目高額医療費特別支給金22万2,000円は、月途中で75歳になられる方について、自己負担限度額の特例措置に係るものであります。以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 9ページですが、ここで歳入のほうに介護従事者処遇改善臨時特例交付金というのが344万1,000円入っていますが、支出のほうを見ますと介護納付金のほうでこれを財源内訳変更ということですので、そうすると、実質的には全く介護従事者の処遇改善にはつながらんかったというふうに読み取れるわけですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) この予算上はそう見えますけども、当初予算計上時におきまして、介護納付金について前年度と同額にしたということで、3%増額分を見込まないで計上しておりますので、実質的には軽減されているものと思っております。
議長(星 謙一) 13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 軽減されているという、今、答弁がありましたが、これは従事者改善ですので、軽減されているという答弁だとちょっと理解に苦しむんですが、いかがですか。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 改善というのは、福祉関係に従事している者の待遇が改善ということでありますし、軽減というのは2号被保険者の保険料、介護納付金を納めるための原資になる保険税の部分が軽減されていると、こういう意味であります。
議長(星 謙一) 13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 結局、ですからいわゆる歳出のほうでの財源内訳変更により、軽減されたんですか、それとも従事者が収入がふえたんですか、そこをはっきり答弁してください。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 従事者のどういうんでしょうか、国の介護報酬が3%上がることによって、介護保険の事業を行っている事業者は収入がふえるわけであります。そのふえた分を国の制度からいうと、そこに従事している方の待遇面に使ってほしいという考え方に基づいていますから、報酬の関係では改善されているというふうになっていると思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。11番、本田篤さん。
11番(本田 篤) 11番、本田篤です。私のほうから1点お願いいたします。11ページ、出産育児一時金でございますが、38万円に加えて市のほうの援助で1万円追加して39万円ということでございますが、議案112号にこの件が書いてありますが、手続的には補正予算で追加するよりも、まず条例改正が先のような気もしますが、その点お伺いします。
議長(星 謙一) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗) 一般的には決まりがあって、その後予算ということになるんですけれども、制度改正等の場合には往々にして同時に審査をしていただくこともございます。ただ、今回の場合ですと、予算は予算で通していただいたとしても、条例が通らなければ、その執行はできないものというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第107号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第107号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第107号についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。
議案第108号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議長(星 謙一) 日程第4、議案第108号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第108号、別冊の特別会計補正予算書15ページからであります。平成21年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,415万7,000円を追加し、歳入歳出の総額を37億1,115万7,000円とするものであります。補正の内容といたしましては、国、県及び支出基金から交付された給付費や地域支援事業に係る負担金、交付金について繰越金を財源に超過交付分を返還するものであります。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第108号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第108号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第108号についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第108号は原案のとおり可決されました。
議案第109号 財産(旧入広瀬民俗資料館)の処分について
議長(星 謙一) 日程第5、議案第109号 財産(旧入広瀬民俗資料館)の処分についてを議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第109号、議案書の1ページであります。財産(旧入広瀬民俗資料館)の処分につきましては、行政改革の方針及び地元での利用意向等による検討を踏まえ、再利用することとして平成21年度4月から開館となっておりますが、このたび当該施設を魚沼市大栃山181番地、森田コ幸氏に無償譲渡することとしたいため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。小島総務課長。
総務課長(小島克朗) 議案第109号につきまして補足して説明を申し上げます。議案書の1ページからでございますけれども、処分する財産につきましては、記載してございますように、土地として魚沼市大栃山の183番地1、地籍については569.19平方メートル、地目は宅地でございます。それから、建物としまして、明治20年建築の木造トタンぶき2階建て、実測面積259.62平米の建物でございます。今日に至るまでの経過でございますけれども、21年の4月1日に市の文化財指定が解除されました。これを受けまして、5月28日に用途廃止を完了し、29日に普通財産として所管がえをしております。それから、7月24日付の市報で引き取り先の公募を開始をしております。期限は8月14日まででございました。この後、審査委員会を経まして8月31日、議案書の2ページに添付させていただいておりますが、仮契約の締結に至ったものでございます。
なお、契約書の2ページ、その6条では、譲り受け人の管理責任としてうたって規定してございますので、その辺を含めてお願いをしたいと思います。4ページには地籍図の写しを添付させていただいております。以上でありますけれども、よろしくお願いをいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第109号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第109号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。これから議案第109号についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第109号は原案のとおり可決されました。
議案第110号 小出小学校教室棟改修工事請負契約の変更について
議長(星 謙一) 日程第6、議案第110号 小出小学校教室棟改修工事請負契約の変更についてを議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第110号、議案書の5ページであります。小出小学校教室棟改修工事請負契約の変更につきましては、平成21年2月に議案第58号で議決を経て締結した工事請負契約について、耐震補強及び老朽補修に追加工事が生じたことから、この変更契約することに当たって、地方自治法第96条第1項及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) 議案第110号の補足して説明をいたします。この契約変更は、額の確定に伴いまして、契約金額に1,705万9,350円を追加し、2億6,328万4,350円とするものでございます。この工事は、平成20年度からの繰り越し事業でございまして、小出小学校教室棟の耐震補強及び屋根、外壁、内部改修工事を実施しております。補強工事を実施するに当たり、設備工事に変更が生じたことと、屋根及び外壁に予想以上の劣化があり、改修内容に変更が生じたため、請負契約を変更するものでございます。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。18番、大屋角政さん。
18番(大屋角政) 先ほどの大平市長のところで条例第3条というふうに言ったようなんですが、これには2条の規定というふうになっているが、どっちが正しいのか。
それと、もう一つ、耐震補強と老朽化が思ったよりも多かったというこの経過ですが、耐震補強については、耐震診断を行って、それに基づいて工事を発注していると思うんですが、その補強がさらに必要だというふうに確認をしたのは市の側なのか、それとも工事をやっている業者なのか、あわせて老朽化補修、これも市側が発見したのか、業者側が発見したのかについてお伺いしたいと思います。
議長(星 謙一) 契約の件については、若干、今、調べておりますので、暫時休憩をしたいと思います。
休 憩 (午前11時48分)
再 開 (午前11時49分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開いたします。
大平市長。
市長(大平悦子) 先ほどの条例第2条と3条ですけれども、大変申しわけありません。第2条の誤りでした。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) 耐震補強ということで、劣化というものの関連でございますけれども、これにつきましては耐震補強工事を実施するに当たり、それぞれの校舎の内側隅々ですけれども、そこに鉄骨構造の耐震補強をするに当たり、屋根部分をめくったところ、見えなかったところにおいて非常に老朽化が進んでいたということで増工になったものでございます。そういうことでございますので、発見については、工事をしながら施工業者のほうで発見し、それぞれ市及び設計管理の設計士の方と協議して進めたものでございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第110号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第110号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第110号についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第110号は原案のとおり可決されました。
議案第111号 魚沼市文化会館条例の一部改正について
議長(星 謙一) 日程第7、議案第111号 魚沼市文化会館条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第111号、議案書7ページであります。魚沼市文化会館条例の一部改正につきましては、文化会館に隣接する響きの森公園コロシアムに野外ステージが新設されることに伴い、当該施設の使用料を定めるものであります。詳細につきましては、市民課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) 議案111号につきまして補足説明いたします。9ページの新旧対照表をごらんください。別表第10条関係のかまくらサロンの次に野外ステージをつけ加えるものでございます。会館使用料と同じように、時間帯による料金設定としまして、9時から12時までは3,000円、13時から17時までは5,000円、18時から22時までは7,000円、9時から22時までのフルタイムでは1万3,000円とするものでございます。この使用料を定めるに当たりましては、平成19年3月に策定しました使用料、手数料の見直しに関する基本方針、これに基づき、算定した使用料でございます。以上です。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありますか。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 簡単な質問を1つ聞かせていただきたいんですが、この野外ステージを使いますと、どうしてもある意味で観客席も一緒に使うということになるんですが、その辺については全くフリーということでよろしいのか、専用してあのコロシアムは使うようになるのか、その辺によって相当違うと思うんですが、これを見るとステージだけの使用料みたいな感じなんですが、その辺はどういうお考えでしょうか。
議長(星 謙一) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) 市が使う場合につきましては、県と協定がありまして、無料というようなことになっております。ただ、農協さんとかそういう方が使う場合につきましては、県のほうに規定の使用料を納めるというような形になっております。コロシアムにつきましては、これは市と県は無料というようなことで覚書を交わしておりますし、一般の方につきましては、県のほうで定めた使用料を支払うというような形になっております。
議長(星 謙一) 13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏) そうすると、確認ですが、野外ステージを使ってあそこにお客さんを呼んで何かをやろうとした場合は、この野外ステージの使用料プラスいわゆるコロシアムの使用料がかかるという解釈でよろしいですか。
議長(星 謙一) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆) そのとおりでございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第111号は、福祉環境委員会に付託いたします。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時56分)
再 開 (午後 1時00分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開いたします。
議案第112号 魚沼市国民健康保険条例の一部改正について
議長(星 謙一) 日程第8、議案第112号 魚沼市国民健康保険条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第112号、議案書10ページであります。魚沼市国民健康保険条例の一部改正につきましては、国における緊急の少子化対策に伴う健康保険法施行令等の改正により、出産育児一時金の額を暫定措置として引き上げることによるものであります。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 議案第112号 魚沼市国民健康保険条例の一部改正につきまして補足して説明をいたします。
このたびの改正は、今ほど市長がご説明いたしましたとおり、国における緊急の少子化対策として、出産育児一時金の額を今年10月から平成22年3月31日までの出産について38万円を1万円引き上げ、39万円とするものであります。この改正に伴いまして、県知事との事前協議を行い、異議ない旨の回答をいただいております。なお、国民健康保険法施行令では、35万円を4万円引き上げ、39万円に改正されたものでありますが、魚沼市は平成18年10月より独自に3万円を上乗せして38万円であったことから、このたびは1万円の引き上げとし、国の基準に合わせるものであります。
それでは、新旧対照表により説明をさせていただきます。12ページをごらんください。このたびの改正は暫定措置であることから、本則の改正ではなく、附則に1項を追加し、38万円を39万円に読みかえるものであります。以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第112号は、福祉環境委員会に付託いたします。
議案第113号 魚沼市介護保険条例の一部改正について
議長(星 謙一) 日程第9、議案第113号 魚沼市介護保険条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第113号、議案書の13ページであります。魚沼市介護保険条例の一部改正につきましては、現下の厳しい経済社会情勢にかんがみ、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の改正に伴い、行うものであります。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 議案第113号 魚沼市介護保険条例の一部改正について補足して説明をいたします。このたびの改正は、今ほど市長が申し上げましたとおり、現下の厳しい経済社会情勢にかんがみ、国税に倣い、改正されました厚生年金保険法等の趣旨を踏まえ、これと同様の取り扱いをすることにより、延滞金の軽減措置を講じたいとするものであります。
それでは、新旧対照表により説明をさせていただきます。15ページをごらんください。第15条でありますが、これまで納期限後1カ月に限り7.3%の割合で延滞金を算定する規定となっておりましたが、これを3カ月に改正するものであります。本条例は、平成22年1月1日から施行したいとするものであります。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第113号は、福祉環境委員会に付託いたします。
議案第114号 魚沼市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
議長(星 謙一) 日程第10、議案第114号 魚沼市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第114号、議案書の16ページであります。魚沼市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、先ほどの議案第113号と同様の趣旨により、改正を行うものであります。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これは補足はいいですね。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時06分)
再 開 (午後 1時07分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開をいたします。
これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第114号は、福祉環境委員会に付託いたします。
議案第115号 魚沼市道路線の認定について
議案第116号 魚沼市道路線の廃止について
議長(星 謙一) 日程第11、議案第115号 魚沼市道路線の認定についてから日程第12、議案第116号 魚沼市道路線の廃止について、2件を一括議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) ただいま一括上程となりました議案第115号及び議案第116号、議案書の19ページからであります。魚沼市道路線の認定または廃止に係る2議案につきましてご説明申し上げます。議案第115号の認定する路線は、堀之内地内の稲荷18号線と十日町地内の水の郷工業団地1号線の2路線であります。議案第116号の廃止する路線は、大栃山地内の大栃山42号線であります。それぞれ道路法第8条第2項または第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、土木課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴) それでは、補足説明をさせていただきます。まず、認定する路線でございます。20ページをごらんいただきたいと思います。稲荷18号線、これの位置図が21ページにございます。起点が堀之内423―8、終点が堀之内381―3でございます。位置図、ちょっと薄くてなかなか見づらいんですが、堀之内市街地の中の堀之内小学校から子育て支援センターのわきへ行っている道路でございます。これは旧堀之内時代に用地を取得し、既に舗装済みの道路でありまして、道路には4戸の住宅が張りついているという状況であります。このたび市道認定をした上で消雪パイプを設置したいというものでありまして、道路延長が約47メーター、幅員が約4メーターということでございます。それから、水の郷工業団地1号線でございます。起点、十日町1687―10、終点が十日町1687―7というようなことでございます。これは図面ごらんいただくように、現在造成を行っております工業団地の外周に位置する道路でございます。現況の幅員が約4メートル、道路延長が約1,164メートルでございます。今後造成によって、各開発行為の幅員の道路が今後でき上がっていくというようなことになっております。
それから、議案第116号でございます。廃止する路線でございます。大栃山42号線、起点が大栃山356―3、終点が大栃山325―10でございます。これは入広瀬地区のまちづくり交付金事業で、鏡が池周辺道路の遊歩道の工事を行うというようなことで、これが完成した場合には今後、鏡が池の公園の園路として管理を行っていくという道路でございます。総延長が719.5メートルでございます。現在の幅員はまちまちでありますが、おおむね4メーター程度ということでございます。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 15番です。この稲荷18号線がなぜ今ごろになって市道認定にならなければならないのか、今前のこの道路の経過についてをお尋ねいたします。
議長(星 謙一) 佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴) 市としましては、合併時における旧町村の管理道路を市道として認定したし、管理してきたものでございますが、この道路につきましての詳しいいきさつは現在承知しておらないのでありますが、底地が堀之内町というようなことで、地目が公衆用道路ということになっておりまして、現況4戸の住宅が利用しているという道路であります。したがいまして、本来町道として認定すべき道路であったものが落ちていたのではないかと思われます。
議長(星 謙一) 15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) そうすると、こののは青線であるとか赤線であるとか、あるいはまた個人の所有地が市のほうへ寄附行為があったとか、そういうのの分別を私はお尋ねしているんですが、以前の持ち主の方、この道路の所有者、これはどこになっているんですか。
議長(星 謙一) 佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴) そこまで調べておりませんが、ただ地番がついて堀之内町ということに台帳が起きているということでございますので、赤道ではなかったということで、ただ寄附採納したのか買収したのかというのは、ちょっと今調べておりませんので、お答えしかねますので、よろしくお願いします。
議長(星 謙一) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時15分)
再 開 (午後 1時16分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開します。
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第115号、第116号については、産業建設委員会に付託いたします。
暫時自席にて休憩します。
休 憩 (午後 1時17分)
再 開 (午後 1時18分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開します。
議案第117号 財産(スクールバス)の取得について
議長(星 謙一) 追加日程第1、議案第117号 財産(スクールバス)の取得についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) ただいま追加上程となりました議案第117号、追加配付された議案書になります。財産(スクールバス)の取得につきましては、広神地域の児童生徒用のスクールバスを更新するものでありまして、取得するスクールバスの予定価格が2,000万円以上であることから、地方自治法第96条第1項第8号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) 議案第117号について補足説明をいたします。このスクールバスの取得につきましては、経済危機対策臨時交付金事業により、老朽化した広神地区の児童生徒用スクールバスを更新するものでございます。財産の種類は、スクールバス中型46人乗り2台であります。取得方法は、指名競争入札で15社を指名し、3社の辞退がありましたので、12社で入札を行いました。落札業者は、株式会社ニットクで、仮契約金額は2,462万2,500円であります。落札率は87.2%でございました。納入期限につきましては、議会の議決があった日から90日間となってございます。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 4番、大桃です。こちらの入札は、予定価格は公表しない、制限価格は設けないということだと思いますが、私、建設のほうは何で公表して設定するのかわかりませんが、こちらは何でそうやって予定価格を公表しないで制限価格はなしということなんでしょうか。
議長(星 謙一) 星財務課長。
財務課長(星 完一) 予定価格の事前公表につきましては、現在建設工事に限っております。なぜかという部分はあろうかと思いますけども、現在そういうふうに決定しているということでございます。
それから、制限価格につきましては、購入する、納品していただく物が決まっておりますので、製品のよしあしというのは基本的に物の納入時に検収で確認できますので、特に価格の問題というのは生じないということで制限価格というものは設けてございません。以上でございます。
議長(星 謙一) 4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 非常に安い価格で落札していると私は感じているんですが、制限価格がないので、特段問題はないかもしれません。こちらの事業者でバスなんですが、今回取得して、この後整備、車検、保守点検等はどちらに出す予定になっているんでしょうか、その辺を教えていただけますか。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) 購入後の車検、あるいは整備、修繕については、業者は決まってございません。
議長(星 謙一) 4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 現在決まっていないということなんですが、どなたがいつごろお決めになるんでしょうか、教えてください。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) 購入後、納車されてからの決定になりますが、今までの経緯ですと、通常は購入した販売店で修理をお願いしている例が多いかと思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。14番、五十嵐昭夫さん。
14番(五十嵐昭夫) 多分愚問に終わると思うんですけど、入札参加企業に対して、いわゆる受注機会を拡大するためにもワークシェアリング的な発想で、1台ずつの入札はできなかったのか。今まではずっと同じようなことでまとめてやっているような慣習がありますけれども、これからのことを考えまして、いわゆるワークシェアリングという立場で多少変えていく気はありますか、入札方法を。
議長(星 謙一) 星財務課長。
財務課長(星 完一) 今回の経済危機対策におきます車両購入につきましては、その車種ごとにまとめた形で入札を実施しております。したがいまして、スクールバスもこの中型2台、それからほかにもいろいろございますけども、車種でまとめて、その1台ずつというお話もございますけども、そうしますと、いろいろ事務の煩雑とかそういった部分もございます。機械の確保という意味では、結果ではなく……機械というか、結果均等ではなく、機械について均等にということで、指名業者については登録業者を最大限に指名している実態でございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。2番、渡辺一美さん。
2番(渡辺一美) 記載されていることについてなんですけれども、これ46人乗りというふうに書いてあるんですが、一番後ろのほうの乗車定員が60なんですが、一番後ろの表の重量の乗車定員が60で、その下に括弧になっていると、ここは足すと46ですねと思うんですが、ここは間違いないんでしょうか。
議長(星 謙一) 清塚教育次長。
教育次長(清塚英明) この部分につきましては、最高の乗車定員が60名のバスでありますが、その次に括弧書きで書いてございますように、座席は37、補助席が8、乗務員、運転手が1という形で整備し、納品してもらうものでございます。〔「立っても60人は割合乗れると」と呼ぶ者あり〕立ち席をつくった場合は60人まで乗れる車であるということでございます。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第117号については、会議規則第37条2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第117号については委員会付託を省略することに決しました。
討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第117号 財産(スクールバス)の取得についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第117号は原案のとおり可決されました。
散会の宣告
議長(星 謙一) 以上で本日の日程は全部終了しました。次回は、9月14日午前10時から開会いたします。本日は、これで散会いたします。大変ご苦労さまでした。
散 会 (午後 1時27分)