平成20年度会計決算審査特別委員会会議録
議事日程 第3号
平成21年9月25日(金曜日) 午前10時00分開議
第 1 議案第 92号 平成20年度魚沼市一般会計決算の認定について
第 2 議案第 93号 平成20年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定について
第 3 議案第 94号 平成20年度魚沼市老人保健特別会計決算の認定について
第 4 議案第 95号 平成20年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
第 5 議案第 96号 平成20年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
第 6 議案第 97号 平成20年度魚沼市診療所特別会計決算の認定について
第 7 議案第 98号 平成20年度魚沼市スキー場事業特別会計決算の認定について
第 8 議案第 99号 平成20年度魚沼市簡易水道事業特別会計決算の認定について
第 9 議案第100号 平成20年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
第10 議案第101号 平成20年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
第11 議案第102号 平成20年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
第12 議案第103号 平成20年度魚沼市上水道事業会計決算の認定について
第13 議案第104号 平成20年度魚沼市簡易水道事業会計決算の認定について
第14 議案第105号 平成20年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について
出席委員(23名)
1番 遠 藤 徳 一 2番 渡 辺 一 美
3番 佐 藤 肇 4番 大 桃 聰
5番 関 矢 孝 夫 6番 佐 藤 雅 一
7番 星 野 武 男 8番 高 野 甲 子 雄
9番 星 吉 寛 10番 下 村 浩 延
11番 本 田 篤 12番 森 島 守 人
13番 森 山 英 敏 14番 五 十 嵐 昭 夫
15番 星 孝 司 16番 住 安 孝 夫
17番 岡 部 忠 好 18番 大 屋 角 政
19番 榎 本 春 実 20番 佐 藤 守
21番 浅 井 守 雄 22番 佐 藤 貞 一
23番 大 塚 フ ミ 子
(議 長 星 謙 一)
欠席委員(なし)
魚沼市議会委員会条例第21条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
市長 大 平 悦 子
副市長 中 川 太 一
教育長 松 原 道 子
代表監査委員 佐 藤 英 重
会計管理者(会計課長) 横 山 史 子
市長公室長 井 口 博
総務課長 小 島 克 朗
財務課長 星 完 一
市民課長 佐 藤 隆
福祉保健課長 桜 井 伸 一
産業課長 柳 瀬 良 一
土木課長 佐 藤 一 晴
病院局事務局長 滝 沢 直 行
企業課長 桑 原 貞 雄
教育次長 清 塚 英 明
消防本部消防長 井 上 正 夫
市長公室次長 佐 藤 利 明
総務課情報システム室長 山 本 健 一
総務課行革推進室長 池 田 耕 太 郎
財務課財政室長 渡 辺 賢 一
財務課税務室長 渡 辺 隆 夫
市民課市民生活室長 滝 沢 稔
市民課地域振興室長 青 山 春 彦
市民課文化振興室長 古 田 島 修
市民課環境対策室長 穴 沢 邦 男
福祉保健課厚生室長 角 家 一 郎
福祉保健課介護福祉室長 真 島 重 之
福祉保健課子育て支援室長 佐 藤 和 裕
土木課建設室長 椿 正 道
教育委員会学校教育室長 榎 本 勝
教育委員会生涯学習室長 渡 辺 金 作
総務課総務管理室副参事 山 田 弘 行
事務局職員出席者
議会事務局長 桜 井 清 博
書 記 湯 本 芳 枝
書 記 高 橋 和 代
書 記 和 田 純 恵
書 記 高 橋 智 也
書 記 櫻 井 正 明
書 記 小 川 勇 太
開 議 (午前10時00分)
開議の宣告
委員長(星 孝司君) ただいまの出席委員は23名であります。定足数に達していますので、これより決算審査特別委員会を再開します。延会前に引き続き、本委員会に付託された事件の審査を行います。
議案第 92号 平成20年度魚沼市一般会計決算の認定について
議案第 93号 平成20年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定について
議案第 94号 平成20年度魚沼市老人保健特別会計決算の認定について
議案第 95号 平成20年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
議案第 96号 平成20年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
議案第 97号 平成20年度魚沼市診療所特別会計決算の認定について
議案第 98号 平成20年度魚沼市スキー場事業特別会計決算の認定について
議案第 99号 平成20年度魚沼市簡易水道事業特別会計決算の認定について
議案第100号 平成20年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
議案第101号 平成20年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
議案第102号 平成20年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
議案第103号 平成20年度魚沼市上水道事業会計決算の認定について
議案第104号 平成20年度魚沼市簡易水道事業会計決算の認定について
議案第105号 平成20年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について
委員長(星 孝司君) 総括質疑を行います。最初に、昨日答弁漏れがございましたので、最初に16番議員の住安孝夫委員の質問に対し、小島総務課長より答弁を求めます。小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 昨日の住安委員の質疑の中でお答えできなかった部分ございましたので、ここで答えさせていただきます。非常勤、臨時職員の勤務時間の関係でございますけれども、1週間20時間未満の職員が22名でございます。それから、20時間以上25時間未満の職員が14名、25時間以上30時間未満の職員13名、それから30時間以上が311名となっております。なお、このほか宿日直代行員が47名おりまして、非常勤の職員の合計は21年の4月1日現在では407名となっております。それから、臨時職員、これは正職員と同じ勤務体系でございますけれども、4月1日現在では7名となっております。以上でございます。
委員長(星 孝司君) 次に、議席番号14番、五十嵐昭夫委員の質問に対し、星財務課長から答弁を求めます。星財務課長。
財務課長(星 完一君) 昨日五十嵐委員から質問のありました魚沼市公債費負担適正化計画につきまして、平成18年度作成の計画では実質公債費比率が18%を切るのは平成24年とされていたが、21年度の計画では平成33年度となった理由は何かというご質問いただきましたが、お答えいたします。平成18年度の計画策定時では、長期間の計画は好ましくないという県の指導によりまして、結果として7年目に当たる平成24年度に18%未満となるような計画を作成したと聞いております。多少無理があった、今から考えると多少無理があったのかなというような気がしております。その後、その経過につきましては詳しくは承知しておりませんけども、現在では実態に合った計画を策定し、毎年度見直しを行って、見直しを実施しておいるところであります。平成20年度の計画では、実質公債費比率が18%未満となるのは平成42年と見込んでいましたが、このたびの見直しでは平成33年度との見通しを立てております。このような経過でありますので、ご理解をいただきたいと考えております。
なお、将来推計の条件としての借り入れ予定額につきましては、今後の事業計画に縛りをかけたものではございません。大きなプロジェクトが実施され、財源として起債が充てられる場合にあっては、当然示されている数値は変わってくるものと考えております。借り入れ予定額につきましては、今ほど申し上げたように縛りをかけたものではございませんが、財政健全化を目指す観点からはこの内容に沿った財政運営が必要と考えております。以上でございます。
委員長(星 孝司君) 次に、議席番号6番、佐藤雅一委員の質問に対し答弁漏れがございましたので、横山会計管理者に答弁を求めます。横山会計管理者。
会計管理者(横山史子君) 昨日佐藤委員より公金のペイオフ対策について、安全に管理するためにはどのような方策を講じているかというご質問に対して答弁をいたします。当市では、平成16年11月1日にペイオフ解禁に伴う市の公金の保全策、魚沼市公金運用方針、預金先金融機関の経営状況に応じた対応要領を策定し、基金管理の基本原則、これは安全、有利、効率性などでございます。運用を許される商品の範囲、リスク回避の手法、運用商品の選択基準、金融機関の選択基準などの方針を示し、確実かつ有利な方法により公金の管理運用を行っております。公金預金保全策の一つに預金債権と借入金債務等との相殺により保全するというものがありますが、現在魚沼市の基金等の普通預金と定期預金の総額は8月末現在で75億4,624万円ほどで、相殺できる借入金の総額は、市中銀行、農協さん等でございますが、合わせて116億9,971万円です。それから、決済用預金というものがございます。これは無利息でいつでも要求によって支払いをしてくれる、決済サービスを提供するという種類のものでございますが、これは全額保護されることになっております。この額が8月末現在で、企業、病院会計を含む全会計で19億6,467万円ほどあります。以上です。
委員長(星 孝司君) それでは、通告していない方の総括質疑があと1名ありますので、総括質疑に入りますが、議席番号16番、住安孝夫委員の発言を許します。住安委員。
16番(住安孝夫君) それでは、通告外でありますが、2点ほど簡単に質問をさせていただきます。まず1つは、先日9月10日付の消防長名のお知らせ文書が市報と一緒に各家庭に届けられました。高齢者世帯への住宅用火災警報器設置についてということで、平成21年4月1日現在で満65歳以上のみの世帯で火災警報器が未設置の住宅に3個以内、3個まで設置をするので申請をしてくださいと、こういう文書でありました。そこでちょっとお聞きしたいんですが、21年の4月1日現在では未設置だったけれども、このお知らせが出るまでの間約半年ぐらいあるわけですが、半年近くの間に業者などにお願いしたりして設置をしたと、ことしになってから設置したという、そういうところはもう何らの援助等もないのでしょうか。その点はどうなりますか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫君) ただいまの件についてお答え申し上げます。ご指摘のとおり、基準日を設けて単年度事業で行いますという前提のもとに実施されました本事業につきましては、21年4月1日と基準日をさせていただきました。この時点での65歳のみの家庭に設置しますということでございましたので、その時点をとらえての結果となりまして、ご指摘のように私どもがこの事業を実施する時点で既に設置されてしまっておられる方、これは今ほどご質問の私どもの調査している文書が配付された時点で、それまでの間に、4月1日以降の間に設置されてしまった方につきましては、今回につきましては法の趣旨に基づいて個人が設置する義務を果たしておられますので、今回の事業についてはご猶予願いたいということでご理解を願う状況にあります。以上でございます。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 予算は既に計上されているのだろうと思うんですけども、ことしの4月1日現在の高齢者世帯がどのくらいの数あるかということが見込まれていると思うんです。それによって予算が組まれていると思うんですが、その時点で未設置であれば当然補助対象という中に予定されていてしかるべきだと思うんですけども、中にはそうすると設置義務があるということがわかっていたので、比較的早いうちにまじめにつけたところは何の恩恵もなくて、遅くなったところだけが恩恵を受けるというのはいかがなものかと、こういう声も住民の皆さんの中にはあるわけですが、既に設置したところには例えば一定額の、これは後になるわけですけども、設置後の事後の補助金として交付するとか、そういうような方法もあるのではないかと思うんですけども、そういうことは考えられていませんか。
委員長(星 孝司君) 井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫君) もろもろのご懸念は重々承知しております。本件につきましては、年度当初から消防において計画された事業ということではなくて、このたびの緊急対策、経済対策という形の中で、私どもが住宅火災警報器の設置について、23年6月1日までに設置を魚沼市内にという方向に進めていきたい、その中でも高齢者の死亡事故が多い全国の現状を見据えた中では、高齢者独居世帯にはぜひつけていただきたいという観点から、経済対策事業に基づいて本件を提案させていただきました。その時点で基準日を、その補正予算以降の基準日でもよかったわけなんですが、一応4月1日に基準日を求めようということで本事業は現在進行している状況であります。そのことをまず理解願いたいということと、それから既にご指摘のように設置してしまった方への、これはもう既に設置しておるわけですので、金銭的な補助ということにつきましては消防サイドとしては今のところ考えておらないということで理解をお願いいたしたいと思います。以上です。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 基準日が設けられるのは、これは当然のことだと思うんです。ですから、ことしの4月1日を基準日とすると、つまりその時点で設置がされていたかいないかと、それからその時点で65歳以上のみという条件に適合していたかどうかと、あくまでも4月1日が基準だという考えは、それはそれでわかるんですけども、したがってその時点では未設置だったけれども、その後設置をしたと、自分のお金で設置をしたという人は、これは事後にはなるけれども、何らかの基準日以後の問題なわけですから、基準日の時点で条件を満たしていたということは間違いないわけですから、だとすればそれなりの補助措置なりなんなりということがあってしかるべきだと私は思うので、その点はひとつぜひ検討してもらいたいと思います。
次の問題ですが、もう一件お聞きしますけれども、これはちょっと数日前に報道されたことですが、民主党政権が発足後、前の内閣のときに組まれた平成21年度の大型補正予算15兆3,000億円ですかね、それの一部未執行のものを凍結すると、こういう問題が出ております。報道によれば、これは9月12日付の新聞では、この15兆3,000億円のうち未執行が8.3兆円だという報道がありますし、それからそれよりちょっと後の9月19日付の新聞では地方向けが、地方向けの部分が約6兆円あって、この問題でこれがどうなるかということが非常にこの6兆円をめぐって攻防が激化しているというような報道があります。さきに提案されて可決された魚沼市にも関係のある補正ですが、あの原資として予定されていたのはみんな全部もう歳入済みなのですか。もう政府に引き揚げられるというような心配はなくて、もう入ってしまったのですか。これから入る予定だったというような部分はないのですか。その点ちょっと事情を聞かせてください。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 経済危機対策の臨時交付金のことだと思うんですけども、これにつきましてはまだ歳入となっておりません。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) そうすると、今後の政府の対応によっては凍結でこれは引き上げるというようなことにならないとも限らないと、こういうことですか。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) まだ詳しい情報が入っておりませんで、新聞報道等の情報しかございませんが、地方分権というか、地方を大事にするという主張も片方にありますので、交付金が全額削減されるというようなことはないものと考えております。
16番(住安孝夫君) 終わります。
委員長(星 孝司君) それでは、これで総括質疑をこの程度にとどめたいと思いますが、特にこの問題について質疑したいという方おられますか、どうですか。〔「委員長、6番」と呼ぶ者あり〕6番、佐藤雅一委員。
6番(佐藤雅一君) きのうの私の質問に対して今横山会計管理者のほうから説明いただきましたが、なお詳しくちょっと教えていただきたいんですけども、きのうの話ではいろんなところに預金をしているということをお話しいただきましたけども、そのいろんなところというのがわからないのと、それからペイオフ対策、これは平成14年からペイオフ一部解禁になっていますけども、その会計の管理、歳計現金、歳計外現金ともにこれはもう例月出納の範疇ですので、監査委員もその辺はしっかりと見ていられると思いますが、安全かつ有利な方法で預金しなきゃならない、管理しなきゃならないという、これはもう財務規則の鉄則だと思いますけども、その中できのうの説明の中では担保もとってあると。どういう担保とってあるんですかという話をさせていただきましたけども、その制度のことしか今話が出ていないということですが、その手法と、きのうの私の質問の部分が補足されていない部分がありますので、いま一度答弁願いたいと思います。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。横山会計管理者。
会計管理者(横山史子君) それでは、金融機関ごとの預金の金額でございますが、第四銀行さんに3億9,686万3,000円、1,000円単位でまとめさせていただきます。北越銀行さんに36億8,156万7,000円、大光銀行さん5億円、新潟県信用組合1億円、北魚沼農業協同組合28億6,781万円が預金残高でございます。先ほど借入額が116億円ということで、全体で、この借入額の額も各金融機関ごとにわかるんでございますけど、申し上げたほうがよろしいでしょうか。
6番(佐藤雅一君) お願いします。
会計管理者(横山史子君) 借入額、第四銀行4億3,186万8,000円、北越銀行44億8,324万1,000円、大光銀行4億8,151万8,000円、新潟県信用組合1億7,922万4,000円、北魚沼農業協同組合61億2,386万6,000円という借入額でございます。大光銀行さんのほうがちょっと預金高が多くなっておりますので、これは満期日が来た時点でちょっと調整をしたいなと、借入額に見合う預金額ということで考えております。
それから、担保ということでございますが、指定金融機関と契約するときに担保物件をとりなさいということで、まず魚沼市会計管理者として北越銀行さんと契約している部分で3,000万円、これは新潟県の債権でございます。それから、企業出納員ということで北越さんとの契約を結んでおりますが、これが1,000万円、同じく新潟県が発行する県債でございます。以上です。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
6番(佐藤雅一君) 今担保物件の話がありましたけども、この担保物件というのは指定金融機関を指定するときにもらうもので、預金方法の関係ではないと思うんですよ。預金保護の、このペイオフ対策というのはそうではなくて、指定金融機関指定するときに担保をとるということで、そのペイオフ対策とは全然別個なんですよね。それはまずご理解いただきたいと思いますし、本来ならば預金している先の経営状態というか、そういうのも監査しなきゃいけないということだと思うんです。基本的には株価も、銀行の株価というのが非常に今市中銀行下がっておりまして、今北越銀行ですと170円台なんですよね。そういうところを見ますと非常に今金融機関の経営状態も余りよくないということの中で、相殺するというところでしっかりと契約をして預金していかないとその辺が保護されないという可能性もありますので、金融機関との契約、預金するときの条件として借り入れ債権との相殺を条件にするというようなことをきちっとしてもらいたいと思いますし、あと預金保険法のほうも農協さんはこの預金保険法の対象となっていない金融機関だと思うんですよ。そういうところも含めてしっかりと管理をしていただきたいと思います。私がこの通告外で質問したのは、ふだんの事務の中でこの預金保険に公金の取り扱いについてはしっかりとできていると思っておりますので、きのう突如としてこういう質問させていただきましたけども、お答えがきちっといかなかったというようなことでありますが、そういったことで公金の管理非常に75億円、とんでもない数字でありますので、しっかりと管理をしていただきたいなと思います。以上で質問終わります。
委員長(星 孝司君) 横山会計管理者。
会計管理者(横山史子君) 大変失礼しました。借入額と相殺ということで、文書に明記はございませんが、金融機関さんとのおつき合いの中で口頭では確認をとっているところでございます。
委員長(星 孝司君) これで総括質疑を終結します。
これから議案第92号 平成20年度魚沼市一般会計決算の認定についての質疑を行います。歳入についての質疑を行います。通告順に発言を許します。議席番号12番、森島守人委員の発言を許します。森島委員。
12番(森島守人君) さわやかに質問をいたしますので、さわやかにお答えをいただきたいと思います。歳入の18ページ、12款分担金及び負担金、2目の民生費負担金の児童福祉費負担金についてお伺いをいたします。他の委員が同じ質問をしておりますので、詳細については他の委員にお願いをして、大枠についてのみ質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。不納欠損額あるいは未済額が計上されております。自主財源の確保、つまり徴収については公債権、私債権があることも承知しております。分類については、先般財務課長のほうからお話ししたとおりであります。保育料は公債権に区分をされ、時効が5年、つまり合併前の処理による不納欠損額なのか、あるいは未済額を含め事務手続上の不備によるものなのか、まず1点お伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) このたびの不納欠損額は、委員ご指摘のとおり、平成15年以前の保育料に係るものであります。不納欠損処分や滞納対策につきましては、委員ご案内のとおり、過年度分に係る事務処理の不備を平成20年度において精査を行った結果に基づき処理をさせていただいたものであります。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 私は、この質問は昨年からちょっといろいろの問題があったということで今質問をさせていただいたところであります。それで、再質問になりますけれども、保育料の滞納は全国でも大きな問題になっていることは承知しております。払いたくとも払えない、この方は別として、この負担金は所得階層区分によりまして負担金が決定をされ、過重な負担にはなっていないと私は理解しているところであります。そこの中で20年度の決算全体を見ますと、一般会計の決算額あるいは未済額が約3億7,600万円、特別会計、企業会計を入れますとさらに倍近い数字になろうかと思います。厳しい財政運営を行う中で自主財源は1円たりとも必要な財源であります。監査委員の指摘もあるように、収入未済額の解消に一層の努力を望むものとのコメントであります。総括の中で5番委員の質問に財務課長がお答えをした徴収のことと同じ質問になるのかもわかりません。前年度比577万円の増加の未済額について、担当課長として保護者負担金の未納についてどのような対策を講じるのか、あるいは課長の意気込みを聞かせていただいて質問終わりたいと思います。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 滞納対策についてでありますけども、今後とも督促状や催告書により本人から滞納しているんだという認識を持っていただき、分納誓約に向けた相談や個々の実情を聴取して行ってまいりたいと思っております。しかしながら、何度催告いたしましても全く相談や納付に応じていただけない方については法的措置を講ずる必要もあるものと考えておりますし、またそういった方向で進むことになろうかと思っております。
12番(森島守人君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 児童福祉費負担金については、数名の委員から質疑通告がありますので、集中審議を行います。議席番号7番、星野武男委員の発言を許します。星野委員。
7番(星野武男君) 今ほど森島委員、12番委員のほうからも質問がありましたので、ダブる部分については省略をさせていただきたいと思います。最初に、保育所等の負担金につきましてはそれぞれ所得階層別に単価が違うかと思いますけれども、1カ月当たりの単価で幾らから幾らぐらいになっているか、また何段階に区分されているのかお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 保育所の負担金の単価についてでありますけども、これにつきましては委員今おっしゃられたとおり、世帯の状況、また市民税や所得税の課税状況に応じて11の区分により金額が定められております。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) それで、最低幾らから最高幾らぐらいになっていますか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 最低は当然ゼロになるわけでありますが、ゼロといいますのは生活保護世帯のほか、市民税非課税世帯の母子世帯や在宅障がい者のいる世帯についてがこうなっております。そのほかは子供の年齢によって金額も違ってまいります。最高は、所得税で51万円以上の方について、3歳未満児の場合で月額4万9,200円となります。また、兄弟で同時に入園している場合については、2人目以降については2分の1、それ以降10分の1、無料といった軽減措置が設けられております。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) じゃ、続きまして先ほどもお話が出ましたけれども、収入未済額が3,000万円余ということで大変多いわけでございますけれども、この未済の世帯数、あるいはまた世帯の中で最高額はどのぐらいになっているのか、あるいはまた不納欠損額につきましても234万9,000円もありますが、これの世帯数、また最高額はどのようになっているのかをお聞きしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 最初に、世帯数でありますが、未納の世帯数は現在97世帯であります。最高額でありますが、当然過年度分も累積してでございますが、155万7,610円となっております。それから、不納欠損の関係でありますが、18名ということであります。申しわけありませんが、個々に計算をしておりませんので、一人一人という額については後ほど、一人一人といいますか、最高額については少し計算をさせていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) 不納欠損につきましては、先ほどのご説明のとおりだと思いますので、いたし方ないということであれしますけれども、未納金につきましては大変年々ふえているというような状態でございますし、また最高155万円ということで大変たまりにたまっているなというふうに思っているわけでございますが、これにつきましては先ほど回収方法等聞いたわけでございますけれども、現在子育て支援等の児童手当等もそれぞれ支給されているかと思いますが、ここから年金から徴収する介護保険というようなわけにはいかないかと思いますけれども、何とかそこから差し引き徴収することを考えているのか、あるいはまたそれが振り込まれた日等にすぐ督促なり徴収をお願いするような方法を考えているのかお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 今のお答えの前に先ほどの関係でありますが、一番最高額でありますが、27万2,000円ということであります。
それから、不納欠損の対象となる方についての児童手当の関係……済みません、未納の方について児童手当からの差し引きの徴収についてでありますけども、これにつきましては児童手当法第15条に児童手当の支給を受ける権利は譲り渡し、担保にし、または差し押さえをすることができないと、こういうふうに規定をされておりますので、受給権が保護されているという観点から差し引き徴収はできないということになっております。しかしながら、委員おっしゃられたとおり口座に振り込むわけですので、そういった機会をとらえて未納者については督励をしていくようなことの対応をしていきたいと思っております。
7番(星野武男君) 終わります。
委員長(星 孝司君) それでは、次に議席番号1番、遠藤徳一委員の発言を許します。遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) それでは、同じような質問で3番選手になりますんで、同じようなことばかりになりますけども、よろしくお願いいたします。先ほどの話ですけれども、保育所運営費保護者負担金と学童保育運営費保護者負担金等で収入未済額と不納欠損額合わせますと高額となります。私のほうはその背景という部分でどういうことが思い当たるのか、その辺を市当局はどのように背景をとらえているか質問させてください。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 保育料につきましては、原則として世帯の課税状況、また世帯の人数等によって決まっていくわけでありますけども、本来であれば未納は生じない仕組みに私はなっていると考えております。しかしながら、現実的にはマイカーや住宅ローン、また家賃とか携帯電話、いろんな支払いのほうが優先され、保育料を滞納するケースがほとんどと思われ、失業等の理由により納付できないといった相談は数件にとどまっているような状況であります。保育料に対する保護者の皆さんからのご意見、ご要望等については、保育料を安くしてほしい、あるいは前年度の所得ではなくて今の所得でやってほしいというようなことを望む声もございます。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 一般会計の民生費には職員の数と臨時職員と合わせまして304人分の人件費が計上してあります。高齢者福祉関係の職員の人数も含まれた人数だと思いますけれども、それらの人件費とか、例えば施設の数ですとか、保育料に影響している部分があるかないか、また働く場、雇用の場が少ないことによって市の当局に対してその他の相談も少し細かい相談があるかないかをお願いいたします。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) ちょっと私が質問の趣旨がはっきりわからないで申しわけありませんが、施設の種類等については先般資料として配付させていただいた保育所の公立保育園10、私立が2というような形でさせていただきました。それから、人件費等についてはそれぞれ予算書の項目の中に載っておりますので、それによって承知おき願いたいと思いますし、それから相談というのは例えば就業することに伴って保育所に入れたいがというようなことのご相談ということであれば、そういったのもございます。ただ、魚沼市におきましては現在待機児童等はおりませんので、未満児とかについては若干自分の希望する施設と違ったところという場合もあり得ますけども、希望に沿った保育がなされていると承知しております。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 保育園児に対します職員の数というのもまた法律上ですとかいろいろな規定の中で決まっているんだと思うんですけども、そういった人数、臨時職員も合わせますと多いのか少ないのかというのは、預かっている児童の年齢や何かによって違うと思うんですけども、施設の数、例えば堀之内でありますと、なかよし保育園みたいに1カ所に集約した場合の人件費ですとか、そういったのがどこかまた合わさると安くなるとか、そういったことが保育料の軽減になったりすることはないかという質問だったんですけども。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 大変失礼をいたしました。現在の仕組みにつきましては、人件費とか実際に施設運営に係る経費が保育料とリンクするという形にはなっておりません。あくまでも保育料は先ほどの基準に基づきまして、国が示した基準があるわけですけども、これに基づきまして、その方の市民税なり所得税なり、また子供の数等によって保育料の額が定まっているということであります。それから、施設運営に関して、私立は国、県の補助金がございますけども、公立につきましては、一般財源化されたことに伴いまして、施設運営に係る国県の財政支援はダイレクトなものはないということになっております。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 適正にということなんですけども、やはり不納欠損額ですとか収入未済額が生じていることは事実でありますんで、何らかの形で対策を練るという中ではその施設の数とか職員の数とかが少しでも影響が出るならと思って発言をさせてもらったわけなんですけれども、このまま適当にやっておる、適正にやっておるという言葉でつないでいっても、やはり年々とふえていく収入未済額のほうもあるわけなんですので、その辺施設をまとめることによります費用の軽減とかが考えられるなら、そちらのほうも考えていただきたいなというのもございますし、また保育園一人一人に対するサービスですとか、そういったところ低下することが考えられるんであれば、それはまた大事な問題ではありますけども、払えなくている家庭、わざと払わないでいる人がいるのかいないのかわかりませんけれども、本当に払えないでいる家庭がおありでしたら、何らかの対策を練って保育料とかをまた軽減していくのも大切なことかなと思っておりますし、先ほど星野委員のほうからも話がありましたように、児童手当事業等でかなりの高額なお金が出ております。子育て支援ということでありますけども、そちらも含んで総合的な少子化対策として全体的な見直しが必要だと思うんですけども、いかがでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 委員おっしゃられるとおり、滞納対策については今後とも強化を当然していく必要があろうかと思っておりますし、また施設の管理運営についてはできるだけ経費節減につながるような形でやっていく必要もあろうかと思っております。ただ、残念ながら施設の数の関係でありますけども、少子化が進んでいるという中で湯之谷地区の保育園の統廃合の問題もあるわけでありますけども、そうしたことも見据えていかなければならないという事実もございます。また、魚沼市の保育園の関係につきましては、近年特に気になるといいますか、少し障がいをお持ちの方の人数もふえてきているようであります。そういたしますと、どうしてもそういった方にかかわる保育士の数が余計になるということで、経費もある程度増大していくところもありますが、そういったことを兼ね合いをしまして子育て支援対策講じてまいりたいと思っております。
1番(遠藤徳一君) 終わります。
委員長(星 孝司君) クーラーの音もありまして、委員の皆さんも、それから当局のほうももう少しマイクを上手に使っていただいたり、大きな声でひとつ質問と答弁をお願いします。テープのほうがなかなかとりにくいんではないかと思いますし、議場におられる皆さんも聞きにくいんじゃないかと思いますので、もう少しその辺よろしくお願いします。
次に移りますが、議席番号4番、大桃聰委員の発言を許します。大桃委員。
4番(大桃 聰君) 4番、大桃です。きのうの税収についての話もありましたし、今は民生費の部分もありますので、皆さんお話ししているので、私はちょっと使用料のところについてお聞きしたいと思います。使用料、手数料なのですが、こちらで未済額が非常に多いところと全然ないところとあるわけですが、私なんか考えますと使用料というのは使用するためにお金払うので、そのとき払って未済がないんじゃないかと私思うんですが、この辺は徴収のシステムが違うということで理解してよろしいんでしょうか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。星財務課長。
財務課長(星 完一君) 使用料につきましては、その場で払うのもございますし、後払いのもありますし、いろいろございます。具体的にどの使用料のことでおっしゃっているのかわかりませんけども、いろいろあるということでございます。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) いろいろあるんでしたら、いろいろ教えていただくとありがたいんですが、じゃ順番にいきますよ。じゃ、13款1項使用料1,200万円のこれはどういうふうに集めているんですか。総務使用料ですね。
委員長(星 孝司君) それでは、柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一君) それでは、商工施設使用料のところをお話しさせていただきたいと思います。商工施設使用料のほうでございますが、魚沼市が所有しておりますリース工場がございます。たしか14か15だったと思いますが、それぞれ年度当初契約させていただきまして、月払いあるいは年何回というような形で契約させてもらっております。期限になりますとうちのほうから納付書を発行させていただいて、リース工場使用者の方から徴収させていただいているというような状況になっております。なお、ここに収入未済額745万円記載されております。この分につきましては、1工場が非常に経営状況が悪く、収納が滞っているというような状況でございます。以上でございます。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 1目の総務使用料、18ページであります。その中の21ページにケーブルテレビの利用料がございますが、これにつきましては当月分を翌月納付書あるいは口座振替で納付をいただいております。
委員長(星 孝司君) 佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴君) 土木使用料、23ページでございますけども、この住宅の使用料、それから駐車場の使用料でございますが、これにつきましては月1回納付書を発行して徴収しているということでございます。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) それでもなかなか入ってこないということの中では、どういった対策をおとりなのでしょうか。順番にお願いします。総務使用料の19ページの分と商工使用料、こちらの観光施設使用料については先ほどお話しいただけませんでしたが、そちらもどうやって督促しているのか教えてください。
委員長(星 孝司君) 柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一君) それでは、商工施設使用料、観光施設使用料につきましてお答えさせていただきます。今ほどお話しさせていただいたとおり、1事業所が滞納ということでなっております。この金額につきましては、ここ2年、3年の期間継続した形でこういう状況が続いております。そういったことで事業所の方には都度督促といいますか、会社のほうに行きまして早期に納めてほしいということでさせてもらっておりますし、ここにもちょっと書いてはございますけども、通常の使用料のほかに滞納分というようなことで別途口座振り込み等をしていただくように対応させてもらっているというような状況でございます。それから、観光施設利用料につきましては先ほどちょっと触れませんでしたが、155万1,000円という数字が未済になっております。それぞれ施設使用料関係、主に温泉施設宿泊料等でございますが、基本的にはその場で徴収させてもらっておりますが、いろんな事情で納めていただけないというような状況がございますので、その都度使用者につきましては直接早く納めていただけるようにということで電話あるいは訪問等させてもらっております。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 総務使用料の関係でありますけれども、未済額が45万4,650円でありますけれども、全額がケーブルテレビの使用料でございます。この人数が33名でありますけれども、今ほどの産業課長同様、時を見てその都度該当者には督促をさせていただいているというふうな状況でございます。
委員長(星 孝司君) 次、佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴君) 住宅使用料でございますが、納付期限過ぎますと催告状を送付いたします。同時に電話等で納入のお願いをいたします。それでも入らない場合は、個人面談をさせていただきまして納付をお願いします。正当な理由がある場合は納付計画書等を作成していただいて、それに基づいて納入をお願いしているということであります。また、それでもだめの場合は連帯保証人との協議を行わさせていただいております。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) それなりに手続なり努力はなさっているような気がしますけども、先ほどの観光施設の使用料などについては宿泊してお金を払わないなんて、そんなわけのわからん話はないとは思いますけども、もうちょっとちゃんといただくんだと、サービス提供してちゃんとお金をいただくんだというような姿勢がきちっとないと、あちらの方もお支払いいただかないのかななんてところもありますし、住宅については昨今の経済事情から非常に大変な方もいないわけではないとは思いますけども、ぎりぎりと取り立てろという話ではないですが、きちっと正当なところは催促をして、きちんと未済額にならないように集めるような、職員もちょっと余っていますような話ですので、徴収班みたいのをつくって集めるみたいなことはいかがでしょうか。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 未済額の未納分の徴収については、それぞれいろんな事情があると思います。システム上こちらとしては今までのやり方で進めて現状維持でいきたいと思っておりますが、それぞれ担当のところでやっぱり観光施設、それから住宅等みんな内容は違っておりますので、また今後検討させていただきたいと思っております。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) じゃ、今後検討してください。今回こういう数字ですが、また次ふえるようであればしっかりした対策とっていただかないとと思います。お願いします。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 考えていきたいと思っております。
委員長(星 孝司君) それでは、暫時休憩にします。
休 憩 (午前10時57分)
再 開 (午前11時10分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。議席番号7番、星野武男委員の発言を許します。星野委員。
7番(星野武男君) それでは、決算書22ページになりますが、同じく市営住宅の使用料の関係でございますけれども、現在の市営住宅の入居世帯数並びに入居率はどのくらいになっていますか。また、空室対策とPR方法はどのようにしておられますでしょうか。空室につきましては地域差はあるのかどうかお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴君) 公営住宅の内容につきましては、決算資料の157から159ページに掲載させていただいておりますが、現在市が管理しております公営住宅は県営住宅を除きまして市営住宅が73棟548戸、特定公共賃貸住宅が4棟で56戸、市有住宅が17棟で59戸、合計しますと94棟663戸管理しているということであります。ここに現在入居しております世帯は、市営住宅が527戸、特定公共賃貸住宅が53戸、市有住宅が55戸、合計で635戸となっておりまして、入居率は市営住宅が96.2%、特定公共賃貸住宅は94.6%、それから市有住宅は93.2%、これ合わせますと95.8%の入居率ということになっております。
それから、入居者の偏りでございますけども、やはり市街部よりは周辺部のほうが空き家率が高くなっているように思っております。
それから、空き室対策とPR方法でございますけども、市有住宅、特定公共賃貸住宅につきましては、空き家が発生しますと市の広報紙、ホームページで募集をさせていただいております。応募者多数の場合は抽せん、応募者がない場合は先着順ということで入居をお願いしているところでございまして、この市広報紙、ホームページに住宅の募集をする際には、市有住宅について常時受け付けを行っておりますと、いつでも申し込みをしていただきたいというような形で市有住宅についてはPRを行っているということであります。空き室対策につきましては、これらの広報紙でPRすることによって応募をいただくというようなことで現在行っておるところでございます。以上です。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) じゃ、今の点はわかりました。こちらのほうも先ほど大桃委員のほうからもありましたけれども、収入未済額が発生しているわけでございますが、やはり収入未済額につきましてはそれぞれ担当課がもちろん催促に行って集金するのが筋だとは思いますけれども、市一括で、同じ人がいろんな部分で収入未済になっている部分もあろうかと思いますけれども、その辺は市のほうで全体的な管理はされているのでしょうか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。星財務課長。
財務課長(星 完一君) 現在のところは税は税で、それぞれ債権を管理している部署で担当して徴収もやっております。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) せっかくことしの春から組織機構を変えましてフラット化したわけでございますので、未収金、未済額の対策につきましても役所全体となってフラット化した中で一括管理ということも考えていかないと、どんどん未収額がふえていくんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 今までは今までとして、新たな組織機構改革をした中で、やはりこういった問題点は一つの課題として考えていかなければならないと考えております。
委員長(星 孝司君) 星野委員。
7番(星野武男君) 何か去年の決算書等も見ておりますと年々未収額がふえているというような格好でございますので、ぜひ22年度予算というようなことでなくて、今年度もすぐに取り組んでいただかないと、どんどんふえていくというような状態になっていると思いますけれども、早急に取り組みをする考えはありますでしょうか。
委員長(星 孝司君) 中川副市長。
副市長(中川太一君) 基本的な考え方は先ほど市長から大桃委員に対する答弁があったわけでございますけども、私債権あるいは公債権の扱いについては、昨年もそうだったんですが、税務課初め福祉担当課、あるいはガス、水道含めて連絡会議を開催をして、その取り扱いについていろいろ検討してきた経過がございますので、今後星野委員からご指摘の部分については市として横断的な連絡をとりながら、組織立って対策を取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
7番(星野武男君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 次、議席番号5番、関矢孝夫委員の発言を許します。関矢委員。
5番(関矢孝夫君) 決算書の12ページ、1款市税、1目の入湯税についてですけども、現年課税分77万5,000円、滞納繰り越し分704万2,000円についてお伺いいたします。入湯税は魚沼市入湯税条例に基づいて徴収されており、入湯に対して入湯客に課する税であり、預かり税であります。現年課税分、滞納繰り越し分合わせて781万8,000円も収入未済額が生じた、なぜ生じたのかお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 預かり税である入湯税に収入未済額が生じる理由は何かという質問でございますが、景気の低迷、燃料の高騰等による経営状況の悪化が考えられます。本来預かり金である入湯税を運転資金に回しているのではないかというふうに考えております。
それから、収入未済額の現年分77万5,600円、それから滞納繰り越し分704万2,750円が生じた理由でございますが、滞納繰り越し分の704万2,750円のうち701万3,050円、これにつきましては合併前からの繰り越しでございまして、この滞納している方につきましては、現在は現年度分の入湯税と、それから固定資産税を完納して、それから滞納繰り越し分の固定資産税を毎月一定額納付しているような状況でございます。この滞納繰り越し分の固定資産税が平成21年度にほぼ完納する見込みでございますので、平成22年度からはこの滞納繰り越し分の入湯税の分割納付が始まる予定となっております。本件につきましては、時間はかかりますけども、解決するものと考えております。その他の滞納につきましては、ちょっと必ずしも経営状況ばかりではないような感じもしておりますし、早期完納のための取り組みを今後とも実施していきたいというふうに考えております。ちなみに、この現年度分というのは3件になっております。それから、滞納繰り越し分は2件でございます。現年度分の3件の77万5,600円のうち21万5,400円は新年度に入って納付されております。滞納の実件数といいますと、これは先ほど現年度分3、滞納繰り越し分2と言いましたが、実際の実滞納件数は4件となっております。以上でございます。
委員長(星 孝司君) 関矢委員。
5番(関矢孝夫君) 今ほどの説明で滞納分については分割というようなことから、また経営の悪化ということでわかりましたんですけども、入湯税というのは目的税でありますし、またこの税金を観光施設整備などの財源に与えるわけですので、観光事業に携わる人たちに還元されるわけですよね。それを滞納してほかに流用するというのはいかがなもんでしょうか。その辺のお考えをお聞かせください。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 税の性格からすれば確かに預かり税でございますが、ほかの税目についても基本的には所得だとか資産に基づいて課税されているわけですので、滞納というのはほかの税目と同じく許されないというふうに考えております。
委員長(星 孝司君) 議席番号1番、遠藤徳一委員の発言を許します。遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 関矢委員と同じ内容になりますので、同じ部分は省かせていただきますけども、角度を変えまして、やはりこの入湯税が滞納になっているという部分につきましては、観光客の入り数を見ましても前年度比でかなり大湯温泉郷ですとか寿和温泉とか落ち込んでおります。そういった背景があるということと、やはりその運転資金に回っている部分があるということは思われるわけなんですけども、やはりこれ一つの観光対策としてとらえ、税の問題ばかりではなくて、観光対策もしくは商工対策としてやはり全体の枠の中で考えていきながらその税の部分に持っていくべきだと考えますけども、その観光事業、商工事業につきましても先日住安委員のほうから話がありました。只見線一つにつきましてもなかなか目的、観光客の目的に合った運営の仕方ですとか、ニーズの多様化によります対応とかがおくれている部分もあって、なかなか観光事業についても、PR等はしているんだろうとは思いますけれども、なかなかその観光客の集客にうまくいっていない部分もあるんではないかと思います。そういった全体の枠の中からその今運転資金で困っている観光部分、温泉部分ですかね、そういったのも対策に取り組むべきだと思いますけども、いかがでしょうか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一君) 入湯税の絡みの中で観光振興事業という部分が連携しているというようなお話でございますが、基本的には委員ご指摘のとおり入湯税、目的税の中で観光施設に活用するという部分があるかと思います。そういった部分で全く税の問題と観光事業の絡みと関係ないといいますか、絡みは関係はあると思います。そういう中で、各事業者につきましても観光行政の一翼を担ってもらっております。そういった中で、全体としてこのやっぱり財源という部分もお互い共有した中で今後観光事業進めていかなきゃならないというふうに思っております。
委員長(星 孝司君) 市長、答弁ありますか。いいですか。
1番(遠藤徳一君) 終わります。
委員長(星 孝司君) いいですか。ほかに歳入についての質疑はありませんか。議席番号3番、佐藤肇委員の発言を許します。
3番(佐藤 肇君) 通告はしておりませんでしたが、歳入、特に利用料、使用料、手数料のことについて、今ほど未済額ということでいろいろ質問があったわけなんですが、私はこういう未済額が発生するのには、まずこの使用、また施設の貸し出し、またそれに伴う使用ということで料金を受益者から負担していただいているということだと思うんですが、この契約の仕方に一つ問題があるんじゃないかと、もう少ししっかりとした料金を収集できるような方策で、使用する前に契約の段階でしっかりとしたやり方で、銀行引き落としとか、そういうようなことで自動的に完全にお金が収集できるような方策をとって使用者に貸し出すような契約をすれば、これほど一々お金を集金に回らなくてもいいような形がとれるんじゃないかと思うんですが、その辺の契約状況についてどういうやり方をしているか説明お願いしたいと思います。
委員長(星 孝司君) それでは、柳瀬産業課長。
産業課長(柳瀬良一君) それでは、順番みたいですんで、私のほうから商工使用料のほうをお話しさせていただきたいと思います。実際に契約等によりましてやらせていただいているわけでございますが、あわせて使用条例に基づいて徴収させてもらっております。具体的には、一義的には納付書発行という形でさせてもらっておりますが、特に滞納分につきましては私どもやはり直接納めてもらうという部分が非常に困難な状況もございますので、委員ご指摘のとおり口座引き落としという形でお願いしているケースも数あります。そういった中で何とか未済部分につきましては早期に回収できるような手だてはその都度対応させていただいているというような状況でございます。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) ケーブルテレビの使用料の関係でありますけれども、現金納付と口座引き落とし、2本立てでございます。口座引き落としにいたしましても引き落とし当日残高が不足しているというふうな事態もございまして、なかなかきれいに引き落としが完了するという事態、完全に終了するということにはなりませんけれども、現金で納付される方につきましては極力口座振替のほうに回っていただくように督励をしているところでございます。
委員長(星 孝司君) 佐藤土木課長。
土木課長(佐藤一晴君) 公営住宅の使用料につきましては、契約という形で請書を出していただいております。納入の方法につきましては、ただいま総務課長答弁のとおりでございます。同じでございます。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) 極力口座振替というようなやり方にかえてもらうということで、わかりました。今後また新たな契約等も発生してくるものと思われますので、ぜひともそういうことで、事務手数等もかなり軽減できると思いますので、理解を求めてそういうやり方で今後も進めていただくよう希望して、終わります。
委員長(星 孝司君) ほかに歳入についてはありませんですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長(星 孝司君) 質疑なしと認めます。これで歳入についての質疑を終結します。
次に、歳出についての質疑を行います。1款議会費、2款総務費について質疑を行います。通告順に発言を許します。議席番号12番、森島守人委員の発言を許します。森島委員。
12番(森島守人君) 私は、1点だけお伺いをいたしたいと思います。52ページの2款の総務費であります。私は、これは職員の適正化ということで質問をさせていただきます。職員は減らせばいいというだけではないと私は思っております。そういう中で、魚沼市の定員適正化計画前期5年によれば、平成17年度が基本でありますけれども、それが735人から現在581ということで大幅に削減がされております。これは非常に職員も、あるいは当局側もそのようなことで進められているということで、私は一定の理解をしているところであります。そういう中で、後期5年、平成27年4月の時点においては545人という数値目標をも定められているという適正化計画の中であります。私は、行政改革あるいは財政だけを見て職員を減らすことは決して住民サービスにはつながらないというふうに考えているわけであります。行政はあくまでも人であります。そういう意味で責任ある行政マンを育成する意味においても、私は毎年適正化計画においてそれなりの年次計画を立てておられると思いますが、今回の政権交代によりまして非常に私は事務事業量というものがふえるのではないのかという懸念をしているところであります。そういう中で職員の管理をされておる総務課長、この適正化計画にどう対応されていくのか、まだその全体像が見えないということであれば、それはいたし方ないというふうに思っておりますけれども、私も6款のほうで質問をさせていただいております。農業政策の部分で非常に事務量がふえてくるというふうにも私も懸念しております。というのは、戸別所得補償、このようなことで非常に減反対策につきましては事務量が多くなる、それらを踏まえて担当課長としてどのような人員を把握されていくのか、この1点だけ質問させていただきます。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) おっしゃられるように、いろいろ政権交代もあったりしてこれから先が見えない部分はあるわけでありますけれども、まずは現行の持っている定員適正化計画をもとにして、これからはより職員の質を高める中で対応をしていかなければならないというふうに考えております。それについては、当然に研修も必要になってこようと思いますし、それなりの財源の確保も必要になってこようかと思いますが、まずは現行の適正化計画を目標にして進みたい。ただ、ことしの場合見直しの年に当たっておりますので、その中できちんと対応してまいりたいと考えております。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 最後に1点だけ質問させていただきますけれども、今年度が見直しというようなことでございますので、早く私どもにその数値を示していただきたい。そして、その計画が当然庁舎の一つになる、これが庁舎問題、あるいはそのことによりましての職員の数等にやはり私はしていかなければならないというふうに思っておりますので、早目にその数値を出してお知らせをいただきたいと思いますが、その点1点お伺いをして終わります。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 可能な限りスピードを上げて計画を計画案としてお示しをさせていただきたいと思います。
12番(森島守人君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 次に、議席番号5番、関矢孝夫委員の発言を許します。関矢委員。
5番(関矢孝夫君) じゃ、私は決算書の55ページ、2款総務費、1目一般管理費の職員福利厚生事業についてお尋ねいたします。補助金821万9,000円は職員人間ドック補助金501万5,000円と職員互助会補助金320万4,000円と思いますが、職員への支払いはどのようになっているのか、それから職員互助会補助金はどのようなことに使われているのか、またこの監査はどうなっているのかお尋ねいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) ドックの助成金の支払い方法の関係であります。支払い方法につきましては、償還払い、ドック受診後、終了報告書を総務課へ提出いただいて、その後総務課で内容を審査をした上で個人の口座へ振り込む方法、それから受領委任払いといいまして健診機関に受信者分を取りまとめて市から直接お支払いをするというふうな方法、2本立てでやっております。
それから、2番目の互助会の関係でありますけれども、会員の会費による事業と市からの補助金による事業、会計上管理をして運営しております。もちろんお金に名前はついておりませんので、どちらがどちらだというふうなことではっきりは区別はできませんけれども、考え方として総額の中でそれぞれ区分をしておるところでございますけれども、市からの補助金の対象事業としましては、地域のお祭りであるとか地域行事への参加費の助成、それから自発的なボランティア活動への助成、それから県内20市の職員のスポーツ大会の参加費の助成、それから文化会館の事業、一部でチケットの購入の助成をしております。これらが主なものでございまして、監査につきましては互助会の規約によりまして職員の代表から成る代議員会を組織しておりますが、その中から互選で監査委員を選出して実施をしておるところでございます。
委員長(星 孝司君) 関矢委員。
5番(関矢孝夫君) 職員の人間ドックを受けた人数が537人と思うんですけども、健康診断と人間ドックの関係はどうなっていられますか。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 原則35歳以上が人間ドックを受診希望の方はドックを受診できます。それから、それ以外の方はいわゆる一般的な健康診断というふうなことでございまして、年齢で区分をさせていただいております。
委員長(星 孝司君) 関矢委員。
5番(関矢孝夫君) それでは、最後に市長にお尋ねいたしますが、市長は魚沼市の財政状況は非常に逼迫しており、徹底的な歳出の見直しを図っていきたい、いかなるときも市民目線を忘れないと言っておりますが、今魚沼市の企業はこの厳しい時代を何とか生き残ろうと経費削減に取り組んでおります。そこで、私も企業人ですけども、一番最初に削減するのが職員の福利厚生費でございますが、市民目線からして市職員だけがこれだけの福利厚生費をいただけるというのはいかがなものかと考えますが、この辺を来年度から削減するお考えはあるかどうかお聞かせください。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 福利厚生費の中にはやはり働く環境、それから個々のいろんな健康の問題とか、そういったものもありますけれども、そういったものをもう一度よく本当にこれが必要なのかどうかということも調査した中で見直しというのは考えていきたいと思っております。
5番(関矢孝夫君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 議席番号1番、遠藤徳一委員の発言を許します。遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) それでは、私のほうは1点になりますけども、コミュニティー助成事業補助金ということについてお聞きをいたします。私、質疑通告内容に5地区で割ると500万円というふうな例えをしてしまいましたが、私のこれちょっとミスで、渋川地区ほか5団体ということで、6で割るのが妥当でありました。訂正をいたします。それでは、質問に入らせていただきます。コミュニティー助成事業補助金ということでありますけども、渋川地区ほか5団体とありますが、ほか5団体というのは地区なのか団体なのかお聞かせください。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 決算資料の36ページに後段のほうに載っておりますが、宝くじ助成事業というようなことで、5つの地区と、あと1つの町内会に対してのコミュニティー事業でございます。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 地区はわかりましたんですけども、これは目的とか使用対象とかというのはどうなっているかおわかりでしょうか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) それでは、コミュニティーの助成事業についてご説明いたします。この事業につきましては、財団法人の自治総合センターが宝くじの普及広報事業としまして、宝くじの収益金を財源として各自治会のコミュニティー活動に助成を行うことによりましてコミュニティーの健全な発展を図るというようなことを目的としております。この事業につきましては、市が地区から受け付けを行いまして、県を通じて自治総合センターが最終的には決定を行っております。特に魚沼市の事業の場合については2つの事業が主な内容になっております。1つが一般コミュニティー助成事業、これがよく使われる事業でありまして、集会施設の設備などの整備、それから健康管理、健康増進、それからお祭り、それから運動会等のコミュニティー行事、このようなものが対象になっております。お祭りの太鼓とか、みこし等もこの対象になっているというようなことでございます。事業費につきましては、100万円以上250万円の助成金というようなことで、全額助成金が出るというようなことになっております。それから、もう一つの事業がコミュニティーセンター助成事業というようなことで、名前のとおりコミュニティーセンター、自治会の集会所等の建設、整備を対象といたします。総事業費の5分の3以内が助成されるというようなことで、ただし限度額が1,500万円というようなことになっております。先ほど言いましたが、20年度におきましては一般コミュニティーが5件で1,000万円、それからコミュニティ−センター助成事業が1件で1,500万円というようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) それでは、20年度に関しましては何地区からこの申請が上がって、この5地区、6団体になったんでしょうか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 9地区から要望がありました。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) 9地区から上がっているということで、いろいろな収支の仕方の中からまたこの5地区が選ばれたということで、コミュニティーが活性化していく部分につきましては助成というのはいいことかなと思うんですけども、これにつきまして地域からこういった一定の成果が上がったとか、こういった効果があったとか、そういったお話というのは上がってくるんでしょうか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 例えばお祭りが活性化になったとか、みこし、太鼓等購入することにより活性化になったとか、そういう話は聞いております。
委員長(星 孝司君) 遠藤委員。
1番(遠藤徳一君) そういった形でコミュニティーがだんだん自立をしていく中で地域を盛り上げていくような体制が今後も望まれますし、魚沼市は今後コミュニティーの単位を見直した中で市行政の目の行き届かなくなった地域を地域みずから補っていこうとするわけでございますんで、こういった補助、皆さんの元気に基づくような補助はいろいろ収支の中からまた徹底されて、いろいろな地区が対象となるように図ってもらいたいなと思っております。今後これはずっと宝くじ助成というのは、私も私どもの地域でも使っておる事業なんで、あれなんですけども、こういった感じのはまだずっと続く感じでしょうか。ちょっと聞き方変。済みません。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) まだ続きますが、今後とも幅広く周知をしていきたいというふうに思っております。
委員長(星 孝司君) 議席番号11番、本田篤委員の発言を許します。本田委員。
11番(本田 篤君) それでは、私から午前中最後の質疑をさせていただきます。56ページ、57ページ、市長車等管理事業について質疑させていただきます。1台なのに等とはということでお聞きします。それからもう一つ、黒塗りの高級車は必要かお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。井口市長公室長。
市長公室長(井口 博君) お答えをいたします。市長車等管理事業ということでございますが、この事業で管理している車が実は2台ございまして、代表の市長車のほうを記載をさせていただいてあるということでございます。2台のうちの市長の専用車以外の車1台でございますが、これは今魚沼市が分庁舎方式を採用しておりまして、6つの庁舎に分かれております。そのほかにも企業庁舎でありますとか、いろんな施設を持っておりますが、庁舎が分かれているということで、一方では大量の文書が小出庁舎に郵便の文書は郵送されてまいります。この文書をそれぞれの所管課に毎日届ける必要がございます。逆にそれぞれの所管課から市長あてにたくさんの決裁文書が起案されます。これも膨大な量に上っているわけでありますが、今現在この6つの庁舎を中心とした各庁舎間の文書の移動につきまして、専用車1台で庁務員が運行時間を定めて文書のやりとりを配送をしているという実態がございます。もちろんこれに便乗していろんな、必要に応じていろんな物品の配送その他も他の業務も庁務員からやってもらっているわけでございますけども、そんな事情で市長の専用車のほかにもう一台あるということで、2台分の維持管理費が登載をされているところでございます。
それから、もう一点の黒塗りの車はということでございますが、市長が公務で出かける際はほとんど車の使用ということで、かなり遠方への出張、旅行もございます。今車の性能はよくなっておりますので、ご指摘の部分もあるのかもしれませんが、ある程度の乗り心地あるいは装備は必要なのではないかなというふうな気持ちでいるところでございます。ご理解をいただければというふうに思います。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 市長公用車が2台もあるなんていうのは知りませんでした。市長は1人しかいないのに。でも、1台郵便で使っているというお話ですけど、書類用の郵送で……済みません。失礼。書類を運ぶために使っているということですけども、それは市長車とはちょっと目的が違うんじゃないかなと私思うんですよね。それだったらまた別の事業として立ち上げたほうが私はよりわかりやすいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
それから、私は軽自動車乗っていますが、大変に乗り心地がいいです。そう思いませんか。やはり市民に対するポーズと私一般質問のときにも言いましたけれども、今この時代で求められているのはやっぱり姿勢なんですよね。そういった意味でもう一度市長にお伺いいたします。黒塗りの高級車は本当に必要ですか。まだ質疑させてください。〔何事か呼ぶ者あり〕じゃ、とりあえずお願いいたします。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 市長の車に今使っている文書を輸送しているものを市長車と一緒に上げていいかという問題ですけど、そのことについては今後また検討させていただきたいと思います。
それから、黒塗りの車は必要かどうかというお話ですけれども、今現在これリースで今までずっと継続で借りております。まだそのリースが全部終わっておりませんので、リースが終わるまでは使用させていただきたいと思っております。そして、私としてもこれ20年度予算で600万円の計上になっています。20年度で600万円の計上になっておりますけど、私が就任してから、私自分で休日や、あと朝、それから終わってからの送り迎えは自分でやっておりますので、その分200万減らさせていただきました。私としても少しでも工夫した中で減らせるものは減らしていこうというふうには考えております。そして、今使っている車が終わってからどういう車を使用するかというのは今後また検討させていただきたいと思っております。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 黒塗りの高級車は初年度登録が18年と聞いておりますので、今3年経過しております。リースは5年だと思いますが、じゃ市長のほうのそういったような答弁ですので、了解いたしました。
最後に1つお聞きしたいんですが、市長車運行管理業務委託料について、業者名と、これは契約期間、それからどういうふうに選んだのかをお伺いしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 井口室長。
市長公室長(井口 博君) お答えをいたします。現行の委託契約でございますが、平成20年3月10日付で契約を取り交わしております。契約の相手方は、雪国タクシー株式会社でございます。業者選定でございますが、5社による入札により決定をいたしました。業務の委託期間でございますが、20年度単年度契約になっておりまして、21年度につきましても雪国さんから運行業務をとり行っていただいているところでございます。
11番(本田 篤君) 以上です。
委員長(星 孝司君) それでは、暫時休憩とし、昼食休憩といたします。
休 憩 (午前11時57分)
再 開 (午後 1時00分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続いて会議を再開いたします。議席番号21番、浅井守雄委員の発言を許します。浅井委員。
21番(浅井守雄君) それでは、2款4項の選挙費に関連をいたしまして市長にお伺いをするものであります。先般の一般質問でも話がありましたが、よりこの決算を通じて平成22年度の予算に反映できるよう市長に問うものであります。昨年でありますけれども、42投票区から29投票区になりまして、実は第29投票区の大白川地区の関連で一般質問いたしました。ここでは末沢と大白川地区がありますけれども、末沢地区というのはごらんのとおり大白川駅の周辺でありまして、この地区から山菜会館という投票所があるんですけれども、それは本村から外れておりまして、約4キロぐらいな距離でありまして、大変急坂な坂を上っていくということで、事実上これは無理で、徒歩では無理でありまして、その件でお年寄りの方から、おら投票権を奪われていいあんだかというような切実な思いがありましたので、しました。そこで、公共交通を使っても、やはり帰りは歩かなければならないということは、事実上参政権といいますか、大きな歴史の中を見ると、この投票に至るまでは血を流しながらもこの参政権をかち取った意味合いがございます。ですので、今現在こうしたところが投票区内には13減らして出ていることも既にご存じだと思います。ここだけではないと思うんですけれども、そこで市長は先般私の一般質問の中で選挙管理委員会と協議をしながら、42に戻すのは無理だけれども、こういう困ったところはバランス的な感覚から見てひとつ協議をするという答弁をいただきましたので、市長自身は来年度も施行される参議院選挙に向けて見直して、ぜひともこの予算編成に反映していただきたいと思うんですけれども、市長のお考えを問うものでございます。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。大平市長。
市長(大平悦子君) 投票区、それから投票所の再編につきましては、一般質問でも選挙管理委員会の書記長が答弁しておりましたとおり、市内全域のバランス、それから合併のスケールメリットを生かすべく平成18年度に1年間かけて検討した結果、各地区の嘱託員会議や、あるいは議会の皆様に説明をしてきたという経緯があります。ですが、基本的には選挙管理委員会の専権事項でもありますが、私としましては現状に見合った形で見直しの検討も必要ではないかとの考え方でまた再度選挙管理委員会に申し上げているところであります。現にやはりそれぞれ特に高齢の方からは投票所がなくなって非常に不便だと、天候の悪いときなどは特にそうなんですけれども、皆さん投票所に行くことが困難だという話も聞いております。前回と同じような答弁になりますけど、全部これをまたもとに戻すわけにはいきませんが、結果どういう形になるかはまだ具体的な案は持っておりませんけど、また今のご意見を参考に検討していただくよう申し上げたいと思います。以上です。
委員長(星 孝司君) 浅井委員。
21番(浅井守雄君) 確かにスケールメリットという話もありましたが、私はメリットという点では経費の削減等はそこに当てはまるかと思うんですけれども、大変急激な変化で、先ほどの話の重複でありますけれども、避けますけれども、例えば小出地区6から10投票区あるんですけども、干溝がどこにあるのかなと思ったら、湯之谷地区の第12投票区とか、そういった旧町村の中でもアンバランスののが出ております。ぜひとも私が先ほど言ったことを含めて全体でこの投票区の再度見直しをしながら、ぜひとも予算編成に反映をさせていただきたいと思うんですけれども、再度この点を、ただ質問だけに終わりたくありませんので、市長の決意をお伺いしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) ただいまの件につきましては、選挙管理委員会の意向をやっぱり尊重しなければならないということもご理解いただきたいと思います。その中でやはり地域の全体を見た中で見直しすべきところをお願いしたいということで申し上げたいというふうに考えております。
21番(浅井守雄君) 終わります。
委員長(星 孝司君) ほかに、1、2款についての質疑はありませんか。
それでは、議席番号12番、森島委員の発言を許します。森島委員。
12番(森島守人君) 通告はしておりませんが、それほど難しい質問ではありませんので、お答えをいただきたいと思います。70ページの2款総務費のケーブルテレビ運営事業であります。ケーブルテレビにつきましては、歳入では加入金あるいは利用料で賄っているわけであります。その中で合併以来このケーブルテレビの整備運営にどれだけの費用がまずかかっておられるのか、お伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) 最初に、整備費用、施設整備に関する事業費でありますけれども、10億7,030万円というふうに承知をしております。この内訳につきましては、補助金が6億3,120万6,000円、補助残についてはほぼ100%地方債に頼っております。それから、運営費の関係でありますけれども、実際に事業といいますか、供用開始になりましたのが平成18年度でございました。事業費ベースといいますか、収入支出それぞれ申し上げますが、18年度では収入が2,086万6,000円、支出で3,025万8,000円、平成19年度では2,406万5,000円が収入です。支出は3,366万4,000円、平成20年度では収入が2,413万2,000円、支出が3,225万5,000円ということでございまして、単年度多い年で960万円程度の一般財源、少ない年でも800万円強の一般財源の持ち出しがあるというふうな実態でございます。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 私は、これは整備した以上、今後やはり継続をして運営されることであろうというふうに思っております。しかし、これはある意味では地域特定版であろうというふうに私は考えております。当初は農村総合モデル事業でやっておられる、その残がまた地方債でやられると、そしてそのほかには用途地域、これは町の中については補助対象には恐らく私はなっていないというふうに思っております。そういう中で、今後魚沼市の財政状況を見ますと、一般財源を投入することは私は厳しいものだと思っております。今ほどのありました安くても800万円からの自主財源を持ち寄らなければならないというようなことを今総務課長が説明がありました。非常に本事業はどちらかというと特殊、地域的特定版のある事業であるというふうに思っております。これはある意味では仕方がない部分もあろうかと思います。しかし、一般財源が生じないようにするのが受益者負担の原則だと思いますが、この受益者負担についてどのように考えておられるのか、そのことについてご説明をお願い申し上げます。
委員長(星 孝司君) 小島総務課長。
総務課長(小島克朗君) ご指摘のとおり、ご指摘の部分でありますけれども、18年度に開局をしたケーブルテレビでありますが、当初はおっしゃられるように農振地域ですか、というふうなことでございまして、加入者は945世帯でありました。その後、20年度でエリアを拡張いたしまして、現在、年度末では1,185世帯というふうな形になっております。残念ながら期待したほどいわゆる市街地での伸びが出ていないわけでありますけれども、これにつきましては何としても一般財源の持ち出し、一般財源の負担を少しでも軽減させるべく、本年度、年度当初から加入促進に努めているところでございまして、これまでにも一般質問の中でお答えさせていただいたとおりでございます。今後、期間が10月いっぱいというふうなことで終わりを迎えておりますので、職員も含めて全力で取り組みたいというふうに考えております。なお、最終的には私の口から言うのもいかがかという部分もございますけれども、おっしゃられるように受益者は限定されておる部分でもございますので、皆さんの理解を得ながら、最後は利用料に転嫁していく部分も出てくるのもやむを得ないというふうに考えております。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 私市長に最後にお伺いをいたしますけれども、今総務課長のほうからお答えがあったかと思いますけれども、あえて市長のほうからお答えをいただきたいと思います。というのは、市長は議員当時このケーブルテレビにはご熱心でありまして、時の市長に大分かみついたといいますか、これはいかがなものなのかというふうなことを当時の議員でありました市長の私の記憶にありますけれども、ご熱心でありました。その中で平成20年度の予算に対して市長は修正動議を提出されたわけであります。これは、事業を見直し、やめるべきものというようなことで修正動議を出したというふうに私は記憶をしているわけであります。ということは、私は全市展開などはこれからまさにないものと思っておりますけれども、今後整備、運営を含めて市長は市税を投入をしていくのか、そのお考えをお聞かせ願いたいと思います。決算は夢のある予算づくりをしていかなければならない、市民に希望を与えていかなければならないのが決算を経た中の予算であります。そのことを含めて、市長、お伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) ケーブルテレビ、確かに以前ケーブルテレビについて私も一般質問したことがありますけれども、それについて、まずケーブルテレビの農村整備事業で行ったことはそれとして、さらに堀之内全域の拡張については反対をした経緯があります。やはり目的が変わってきているということもありますし、運営の困難さというのを非常に先が見えていたということもあります。今現在もう既に全部整備されて、これが開始されているわけです。じゃ、これを全市展開するかということになりませば、当然今の魚沼市の状況は非常に資金的には無理だと私は思っておりますし、私自身これを全市展開に持っていくという考え方は今現在ありません。これをじゃ変わった、やはり情報提供の手段としては非常にケーブルテレビもいい部分もたくさんあるんですけれども、ほんの一部だけの情報提供になってしまいますし、これをほかの手段でまた全市に情報提供するという考え方もあるのではないかというふうに思っております。あと、この受益者負担につきましては、受益者負担だけでじゃ今運営できるかというと、非常にこれは難しい問題があります。まだまだ一般財源を入れて、さらに受信料いただいてやっていくことで精いっぱいではないかと思っています。受益者負担にするにはやはり加入者をもっとふやしていかなければならない、倍ぐらいの加入者、今までの計算でいきますと、2,300世帯大体堀之内があったとして、全世帯が入ってようやく採算が合うという考え方ではなかったかなと思います。ですから、その件数まで持っていかなければなかなか受益者負担というところは、本当はそれが一番望ましいことですけれども、すぐにそういった受益者負担にするにはまだ時間がかかるのではないかなと考えております。
12番(森島守人君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 次に、議席番号16番、住安孝夫委員の発言を許します。住安委員。
16番(住安孝夫君) 2款総務費の1項総務管理費の中に、67ページですが、生活交通確保事業があります。生活交通確保、これは大変魚沼市のような地域にあっては重要な住民サービスの一つであると思いますが、それを反映して8,200万円ほどの支出がなされております。そのことに関連してお尋ねをしたいのですが、去る9月10日付の市報のお知らせ版に10月1日からの路線バス運休日等の変更についてという市民生活室からのお知らせが載っております。それによりますと、いろいろな変更があるんですが、主なのは今まで日曜、祝日に運休していた路線を土曜日も運休にするということで、小出上稲倉線だとか、それから小出小千谷線、それから小出栃尾又温泉線、それから小出六日町線、小出浦佐線、それから小出貫木線などの朝と夕方の便を日曜、祝日だけでなくて今度は10月1日から土曜日も運休だと、こういうことですね。これの問題では土曜日も日曜と同じように休みのところが多いからということが恐らく理由だと思うんですけれども、ご承知のようにそうでないところもあるわけです。中小零細企業などが特にそうだと思うんですけども、土曜日が休みでないところもあるわけです。少数ながらではありますけれども、朝晩のこのバスの便に通勤手段としてそれに頼っていたという人もいるわけで、中にはこれが土曜日の運行がなくなると、ちょっとほかに車もないし、ほかに通勤の方法がなくなってしまうと、仕事をやめなければならんというところにまで追い込まれそうになったというケースを私は耳にしましたけれども、大手や、あるいは公的な職場に通勤している人は何の問題もないんでしょうけれども、少数ながらそうでない人もいるということを考えると、この影響は決してゼロではないという問題があると思うんですが、お聞きしたいのは、これらの補助金も少なからず投入されているこのバス事業にこういう変更、運休日をふやすというようなことについては、市に対して、市の担当部署に対して相談があったんですか、それとも相談ではなくて通告、バス会社からの単なる通告だったんですか。その点いかがですか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 自主運行路線につきましては、会社のほうから相談がありました。土曜日の利用につきましては、ほとんどないような状況というようなことで、この赤字路線については運休をしたいというようなことでありました。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) そうすると、一応単なるこうしますよ、土曜日この時刻の運行は休みますよという単なる通告じゃなくて、相談があって、そして市としてもそれに対して同意をしたと、同意をしたということになるというと市の責任も出てくるわけですが、そう受け取っていいんですか。バス会社が勝手に決めたことではなくて、市もこのことについてはオーケーを出したことだと、9月10日のお知らせ版の運休日等の変更についてはすべて市として同意を与えていると、こういうことですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 運行路線につきましては、自主運行路線と、もう一つは運行依頼路線というのがありまして、運行依頼路線につきましてはうちのほうで判断したというようなことで、逆にうちのほうから会社のほうにはこれこれこういうような理由で土曜日は運休にしてもらいたいと。といいますと、国の補助金の絡みがありまして、ある一定人数以下になりますと国の補助金が削減、なくなるというようなことがありまして、依頼路線につきましてはそういう形をとりました。自主運行路線につきましては、先ほど言いましたように一応相談を受けて、その結果運休にするというようなことで、市の責任もあろうかと思います。協議したという中で。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) その自主運行路線と依頼路線は私はよくその区別さえわからないんですが、ここで一つ一つじゃちょっと聞かせてください。小出上稲倉線、どっちですか。自主運行路線ですか、依頼路線ですか。区別はちょっとわかりませんか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 自主運行路線につきましては、六日町方面、それから栃尾又、小出高校、それから奥只見、それ以外は運行依頼路線というようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) そうすると、確認ですが、自主運行路線についてはバス会社のほうからこういうことにしたいがという相談があって、協議をして同意したと、それからその他、その他というか、そうですね、その他、依頼路線については市のほうから、補助金の関係等もあって、国からの補助金の関係もあって、土曜日の運行をむしろお願いしたと、こういうふうに理解していいですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) そのように理解していただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) そういうことで、そういう同意をしたり、お願いをしたりする根拠には、土曜日にはその時間、朝晩の時間にはほとんど乗り手がないんだということが前提になっているようですが、確かにさっきも私が言いましたように少数ながらではあるけれども、通勤の頼りにしている人も現にあるわけですから、その点本当に調べた上でそういう判断を下したのか、それともバス会社のほうでほとんどこの時間は余り乗り手がないですよというようなのをただ信じた結果の判断なのか、その点どうですか。調査をした上でのことですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 乗客の数の確認等をした段階で決めたことでございます。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) ちゃんとした調査をすれば、たとえ数は多くないにしてもその便を頼りにしているという人がわかったはずなんですが、どこでどういうふうに見逃されたのかわかりませんけれども、非常に残念なことが行われたというふうに私は思っています。あわせてそこで聞いておきたいのは、そういうふうに運休日がふえますと土曜日が、今まで運行していた土曜日が運休になると。そうすると、月4回か5回運転日が減るわけですね。そうした場合、その場合、この生活交通確保事業として補助金などの名目で運行しているバス会社への補助金は減るんですか、それとも減らないで同じ額が行くんですか。その点はどうなりますか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 済みません、ちょっと調べさせてください。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) じゃ、それは後から聞かせていただくとして、こういうふうに補助金まで出して、バス事業というのは本来補助金なんか出なくても、もともとこういう公共性の高い事業なわけです。会社そのものが公共性の高い仕事をする会社なわけですから、本来国や地方公共団体から補助金を受けていようといまいと、住民の生活上の必要に応じて事業の運行をしなければならないという基本的な任務があるわけですが、まして税金が補助金等の形で投入をされているということになれば、なおさらこのバス会社のバス運行というものは公共的性格が強い、そういうものになってくるわけです。安易にここは乗り手が少ないからやめようというようなことにそう簡単に同意を与えるというようなことが今後はないように、ぜひひとつ、こういう足の便が少なくなって結局困るのは住民なわけですから、なるべくそういうことにならないようにひとつ配慮をしていただきたいと思いますが、その方針についてどうお考えですか。市長でもいいし。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) このバス路線につきましては、非常に乗車率が低い中で負担は大きいという現状があります。ご存じかと思いますけど、22年度、これ10月以降になるとは思いますが、今検討しまして、ぜひ使い勝手のよいバス、利用にしていきたいというふうには考えております。現状としましては、やはり1人、2人しか乗っていないバスを本当に何百万円かけて運行していいのかどうかという問題もありますので、今回非常にこのバス路線1便なくなったことで通勤に支障を来したという方がいらっしゃるようですけれども、そういった問題が本当にご迷惑はおかけしているとは思いますが、ですがやはり全体を見た中で有効な利用方法というのを考えていきたいと考えております。
委員長(星 孝司君) 議席番号9番、星吉寛委員の発言を許します。
9番(星 吉寛君) 9番です。経費の節減、無駄を省く観点から光熱水費についてお伺いをさせていただきたいと思っております。光熱水費については、経費を節減やっても住民の皆さんにそんなに影響はない科目じゃないかというふうに思っております。一般会計の光熱水費は4億2,500万円、大きな金額になっておるわけでございますが、ここに無駄がないかどうかということでございますが、そこで59ページ、2款1項5目でございますが、ここに各庁舎の光熱水費がございます。これ6庁舎合計いたしますと2,900万円ということになるわけでございますが、前年対比101.3%ということでございます。経費節減に一生懸命取り組んでおるわけでございますが、この101.3%、それも皆さんがいる庁舎でございますが、なぜこのように光熱水費がふえたのか、まずお尋ねいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。星財務課長。
財務課長(星 完一君) 庁舎管理事業の中で、ただいまおっしゃられましたように光熱水費が伸びているというお話でございますが、日々経費節減には努めておるところでございますが、結果として前年比、詳細に点検はしてございませんけども、今おっしゃられるようなことであれば、なお一層節減するように努めたいと思っております。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) じゃ、小出を見ていただきたいと思います。小出庁舎の管理費の光熱水費でございますが、687万1,000円。これが前年対比106.1%になるわけでございますが、ここには市長初め幹部の皆さんがそれぞれいるわけでございます。ここが経費節減のやはり見本になる必要があるんじゃないかということでございます。106.1%の増、これはいろいろそのほかの理由があるかと思いますが、この小出庁舎だけを見てもどのような対応をとったかということを改めて聞かせていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 詳細はまた分析してみないとはっきりしたことは言えませんけども、昨年ガソリンというか、石油関係の値上がりが大幅にございまして、その部分が大分影響しているのではないかというふうに考えております。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) この経費の節減、これをやるにはやはりあらかじめどのぐらいの削減をやるかと、そのような数値をつくってそれに取り組んで、それに向かってやはりやる必要があるんじゃないかということでございますが、そのような方法でやっとるかどうかお尋ねします。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 毎年の予算編成の中で、予算の中でそれぞれの光熱水費とかそういった部分予算措置をしておりますけども、その部分で減らせる部分はなるべく減らすというような形で取り組んでおります。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) なるべく減らすというのはわかります。光熱水費4億2,500万円あるわけでございます。例えば来年は5%の削減を図ろうというようなやはり目標設定があっていいんじゃないかというふうに考えております。ぜひひとつそのような方向でお願いをしたいと思います。
次お願いさせていただきたいと思いますが、固定資産の評価替えについてでございます。2款2項1目ということで、79ページになるわけでございます。前回の一般質問でも答弁をいただいております。今回の評価替えによって、状況類似地区の変更で、大湯温泉なんですが、ここの宅地、評価額が1.67倍と大変大きな上げ幅になっております。先般の新潟県の評価ではマイナス7.3%、同じ場所なんですが、そのように下がっております。この状況をどのように判断しているか担当課長に伺います。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 今おっしゃいました79ページをちょっとごらんいただきたいんですけども、そこの賦課徴収費の中の固定資産評価替事業という欄がございます。そこの上から3番目のところに時点修正業務委託料という部分がございます。これにつきましては、毎年度、近年最近地価が下落しておりますので、それに合わせて時点修正というか、毎年度調査をして評価額を下げているというようなことでございますので、ただいまおっしゃられたことについても当然次年度といいますか、の評価に反映されるものと思っております。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) このような大幅な変更、これ状況類似地区の線引きの変更でございますが、改めて不動産鑑定士による現地調査をやるべきと思いますが、そのことについてどう判断しているかお聞かせ願いたいと思います。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 評価の改めてといいますか、その評価のエリアが問題があるというか、そういうお話なのか、それとも異議申し立ての関係のお話なのかよくわかりませんけども、適宜見直し、問題があれば見直していく方向性は持っております。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) 昨年に比べて1.67倍評価が上がっております。新潟県の評価はマイナスになっておるわけでございますが、そのような大幅に評価が上がった地区について、それを再度調査をやり直す考えはないかということですので、改めてお聞かせいただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) 先ほど来1.67倍上がったというお話をされていますけども、先般の一般質問の中でも市長がお答えしたと思いますけども、すべてが上がっているわけではございません。ほとんどのところは筆数で、筆数の90%ぐらいは下がっております。それで、1.67倍上がった部分というのはこのほかにもございますけども、今までの評価替え、それはそれなりに正しかったというか、それぞれの自治体、旧町村の中でそれぞれの町村の判断でやってきたわけですけども、今回の21年度の評価替えにおいては全市同じ基準でやるということで評価を実施したものでございます。したがいまして、その上がった部分を見直すかという話でございますが、そのような考え方は持っておりません。
委員長(星 孝司君) 星委員。
9番(星 吉寛君) 線引きをどのようにやったかに問題があるんじゃないかというふうに考えております。線引きをやる場合、これだけの差がある地区については当然現場をよく精査をやって決定をいただいたと思いますが、それについて間違いございませんか。
委員長(星 孝司君) 星財務課長。
財務課長(星 完一君) そのように承知しております。
9番(星 吉寛君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 16番委員の質問に対して、市民課長のほうから答弁を求めます。
市民課長(佐藤 隆君) 先ほどの住安委員のほうの質問で、土曜日に運休になったら会社への市からの補助金は減るのかどうかということでございますが、市からの補助金は減額とはなりません。
委員長(星 孝司君) 質疑なしと認めます。これで1款、2款の質疑を終結します。
次に、3款民生費について質疑を行います。議席番号11番、本田篤委員の発言を許します。本田委員。
11番(本田 篤君) 90ページ、91ページお願いいたします。福祉タクシー券給付事業でございます。発行される分に対してどのくらいの割合で使われたかお聞かせください。お願いします。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 福祉タクシー券給付事業の20年度の実績についてでありますが、申請者765人に対し1万8,360枚、このうち使用枚数は7,676枚となっております。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 割合からすると6割、7割方だと思うんですが、やはり予算である程度めどがついた分に対しては使い切ることも大切だと思うんですが、その辺をお伺いいたします。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 1人につき24枚という枚数を交付しているわけでありますけども、それはそれぞれの申請されて交付受けた方のそれぞれの都合によって使われるものであろうと思っておりますので、この42%強の執行率でありますけども、それはそれで仕方がないのではないかと思っております。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 42%ということでした。済みません、計算間違いでした。利用者さんのニーズを考えると、交通手段はタクシーばかりじゃないと思うんです。そして、タクシーを使ってもやはり給付券使っても値段的に小出から守門庁舎行くとなるとチケットだけでは間に合わずに、より自分のお金を支出しなければなりません。交通手段はタクシーに限らずいろいろ選べてもいいとは思うんですけれども、タクシーに限る理由というのをお伺いいたします。また、ガソリン券だとかバスの券だとか、そういったものは考えていないでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) まず、ガソリン券というようなご質問でありますけども、この事業は障がい者が社会参加を促進することを目的として、外出機会や手段に恵まれない障がい者の援助を行っているというものであります。したがいまして、既に自家用車等を所有している世帯にあっては、外出する手段を有しているという考え方からタクシーに特定をしているというものであります。
11番(本田 篤君) 終わります。
委員長(星 孝司君) ほかに3款について質疑はありませんか。
それでは、議席番号2番、渡辺一美委員の発言を許します。
2番(渡辺一美君) 2番、渡辺です。117ページ、次世代育成支援対策事業についてお伺いいたします。こちらに、子育て支援費ですね、その中にファミリーサポートセンター補償保険料というのがありますが、ファミリーサポートセンターのこの事業の説明というかはこちらのほうの……済みません、105ページですね。今現在ファミリーサポートセンターの活動ということで提供会員が8名、そして依頼会員が15名、利用件数が4件ということで、一般質問でも質問させていただいたんですけれども、余り利用がない。利用がない理由としては、知っていらっしゃる方が皆無に等しいのではないか、皆無じゃないですよね、あるんですので、なかなか広報で皆さんが周知していないというのもありますので、ぜひここでこの制度のまず概要と、そしてまた1時間当たりの金額、ここに補償料というところがありますので、この補償料というのがどういう形でお金が使われているのかと、そしてまた国からの補助金等の対象になっているのかということを1点聞かせてください。
委員長(星 孝司君) 一問一答で、できるだけ1つずつやってください。
2番(渡辺一美君) わかりました。
委員長(星 孝司君) なぜだかというと、通告がないので、こちらのほうで対応し切れませんので、1つずつ区切ってやってください。
それでは、桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) まず、制度のことでありますけども、私どものほうでファミリーサポートセンターの子育て支援の手引というのをつくってございます。これに詳しく書いてありますので、これについては後ほど委員のほうにお示しをさせていただきたいと思います。
それから、時間当たり等の料金の関係でありますけども、これもこの中に載っておるんですが、例えば月曜から金曜日の午前7時から午後7時までですと700円というようなことになっております。夜間についてでありますが、午後7時から午後9時まで、これは1時間当たり800円というような形で定めてございます。その他休日等についても定めておりますけども、この手引を委員のほうにお示しいたしますので、それによって承知をいただきたいと思います。
それから、広報の関係でありますけども、この件に限らず福祉サービスいろいろお知らせ版等では周知はしておりますけども、なかなか皆さんにじゃこれが本当に周知がされているかということになると疑問もあるところでありますので、できるだけわかりやすいようなものをつくって、今年度になるか来年度になるかちょっとはっきりしませんけども、お示しをしていきたいなと、こう思っております。
それから、補助金の関係でありますけども、このファミリーサポートセンターの関係について、国県支出金の財源充当はございません。
委員長(星 孝司君) 渡辺委員。
2番(渡辺一美君) それでは、次なんですけれども、同じような子供さんを預かる事業といたしまして子育て支援センターの事業の中に乳幼児一時預かり事業というのがあります。106ページの説明のほうを見ますと510人ということで、要した費用が書かれておりますけれども、それと一緒になっても大丈夫ですか。ちょっと関連するんですけれど、一問一答とかと言われると。それで、その次のところに今度は健康支援デイサービス事業というのもあるんですけれども、そこで非常勤というか、臨時で雇われている方と、それからこの子育ての一時預かり事業で雇われている方というのが全く違う形で雇われているのでしょうか。違う人。ごめんなさい。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 119ページにそれぞれの事業に基づいて非常勤、日々雇用が載っておりますが、まず乳幼児の一時預かりにつきましては非常勤職員が1名配置されているということでありますし、またそれを補完する関係で日々雇用職員も、これはそのときそのときの雇用になりますけども、お願いをしております。それから、乳幼児のデイサービスの関係でありますけども、これについては日々雇用職員で対応しているということでありますので、この日々のところについては重なる部分があるかどうか私は確認はしていませんけども、日々を除いた非常勤については重なっていないということであります。
委員長(星 孝司君) 渡辺委員。
2番(渡辺一美君) そのほかに、これは堀之内子育て支援センターの中でしていると思うんですけれども、同じ119ページの中に非常勤職員の賃金というのがありますので、そうしますと堀之内の子育て支援センターには常時この乳幼児一時預かり事業のために1名、それから子育て支援センターのそのほかの運営としてここでは何人になるのかちょっとわかりませんけれども、常時その人数がいらっしゃるということなんでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 堀之内の子育て支援センターのところでも非常勤の職員の賃金が上がっておりますが、これが1名分として上がっております。これが1名の決算額でありますし、また小出について2名上がっておる400万円についても2名ということですので、それぞれ別々の人というふうにお考えいただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 渡辺委員。
2番(渡辺一美君) では、この乳幼児一時預かり事業の1時間当たりの預かり料と、それから510人ということで延べなんですけれども、実際に利用した方々の地域等がわかりましたら教えてください。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) まことに申しわけありませんが、そこまで詳しく承知しておりません。もし必要であれば後で示させていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 渡辺委員。
2番(渡辺一美君) なぜこのような質問したかといいますと、堀之内の地域にいらっしゃる方はこの一時預かりの事業が近くですので、預けるのに便利だとは思います。ほかの地域をカバーするには、このファミリーサポート制度というのは非常に有効だと私は思っています。できるだけ広範囲の方たちの中にこの制度があって、今子育てはもう終わっているけれども、一時的に預かることができるという提供会員の方を広く募ることも地域格差をなくすことだと思っておりますし、今ほど月曜から金曜で1時間700円というふうにファミリーサポートの預かりを聞かせていただきました。堀之内のほうは非常に安くて、400円だったかと思うんですけど、ちょっとその辺は私も今定かではないんですが、金額的な差があることも事実ですので、同じ例えば非常勤の賃金でここで使うのであれば、例えばファミリーサポートの方のほうに補助を出すとかという形で同じ金額にするというような形で地域差をなくして、そしてその分補助金なりを出すとかという形にしていくほうがかえって有効に使えるのではないかと思うのですが、そのようなお考えはありますでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 子育て支援の対策の事業についていろいろあるかと思いますし、今のファミリーサポートセンターもその一つの方策であろうかと思います。それで、利用者が少ないということでありますし、また小千谷市ですともうかなり使われているということがあります。したがいまして、そういうかなり使われているところの実態がどうなのかということも調べたりしながら、また魚沼市のほうのこのセンターの事業、充実できる部分は充実していきたいと思いますけども、いずれにしてもお金のかかる話でありますので、その辺費用対効果も見ながら検討させていただきたいと思います。
2番(渡辺一美君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 暫時休憩とします。
休 憩 (午後 2時00分)
再 開 (午後 2時11分)
委員長(星 孝司君) それでは、定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。先ほどの2番委員の質問に対して、桜井福祉保険課長から答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 先ほどの日中一時預かりの単価等でありますが、1時間400円となっております。それで、月曜日から金曜日で1日当たり4時間が上限ということになっております。
それから、利用している方の地域の偏り等についてでありますけども、おおむね市内全域から利用されていると。ただ、小出、堀之内のほうが若干多いかなというような嫌いがあるそうでありますし、またつくしプレー教室等に参加された場合に兄弟をそこで預かるというふうな利用の仕方も多いそうであります。以上です。
委員長(星 孝司君) それでは、議席番号4番、大桃聰委員の発言を許します。大桃委員。
4番(大桃 聰君) 3款1項2目の湯之谷老人憩の家管理事業について少し伺います。利用人数の変化について教えていただきたいんですけども。利用人数の推移を教えてください。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 人数をきちっと把握していなくて申しわけありませんけども、2月の定例会のときに補正予算で利用料等を減額させていただきました。おおむね利用者は半減しているというふうに理解をしております。
4番(大桃 聰君) ちょっと聞こえなかったんですけど。〔「半減していると」と呼ぶ者あり〕いや、その前がわからない。もう一度お願いします。
福祉保健課長(桜井伸一君) 利用者は、はっきり数値は把握しておりませんけども、半減しているというふうに記憶しております。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) 半減した理由を、今最初のそこが聞こえなかったんですけど、半減した理由は何なんですか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 利用料の適正化というふうなことが19年度に検討されて、20年度から実施ということにたしかなったかと思いますけども、その中で入浴する場合の利用料を値上げをしたというのが1つあります。それが直接の原因かどうかはわかりませんけども、条件的には前年度と比較するとその部分だけであるので、それかなというふうな気がしております。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) その値上げの詳細ちょっとお聞かせ願いたいんですけども。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 入浴の場合について、100円の値上げであったというふうに記憶しております。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) 入浴料で100円の値上げということで、私の聞いたところによりましても料金が上がったために利用が極端に減っていると、半減しているという今お話ありましたが、減っているということなので、これを今まで前の状態に戻すということはお考えでないのでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 今後また新年度予算の編成に向かっての検討事項にもなろうかと思いますし、ただ料金の適正化という考え方に基づいて行われたものでありますので、これ一つをとらえてどうこうという話にはならないのではないかなと思っております。ただ、これも補正予算のときにお話があったわけでありますけども、使ってこその施設ということが言われておりますので、十分検討させていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 大桃委員。
4番(大桃 聰君) 地域の老人の方が行かれるというようなことなので、それこそこのご時世ですから、100円ももったいないというようなことになりますので、できれば無料化というようなことで考えていただきたいと思います。終わります。
委員長(星 孝司君) 答弁は。桜井さん、答弁しますか、どうしますか。いいですか。
それでは、議席番号16番、住安孝夫委員の発言を許します。住安委員。
16番(住安孝夫君) 私は、3款2項児童福祉費のうち保育所費の中の送迎バス運行管理業務委託料というのについて質問をいたします。決算書の103ページから各保育所の各保育園運営事業という中に送迎バス運行管理業務委託料がない保育所もありますが、幾つかの保育所、5つほどの保育所ですかね、が送迎バスの運行が行われていて、私が請求して出していただいた資料によりますと4つくらいの企業がこの送迎バス運行管理業務の委託を受けているようですが、3,400万円ほど合計で支出がされているようですけれども、まずこれについて、契約、この業務委託の契約はどんな形で、単年度ですか。それから、入札ですか、随意契約ですか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 委託業務については単年度契約というふうに承知をしております。
それから、入札等の話でありますけども、見積もり入札というようなことで承知しております。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 見積もり入札というのは、いわゆる合い見積もりでという形ですか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 合い見積もりではありません。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 私はその見積もり入札というのがよくわかんないんですが、どんな形で行われるんですか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 運行条件等を示しまして、それによって各事業者から見積もっていただいて、それを私どものほうに提出していただくということです。全部そろった段階で開封というような形をとらさせていただいております。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 今のことに関連してもう一つお聞きしたいことがありますが、根小屋に、あそこ根小屋ですかね、あそこに企業課の建物がありますが、あそこに恐らく保育園、保育園なのか小学校なのかが私はよくはわかりませんけれども、光交通のバスが2台ほど車庫としてあそこを使っているという事実があって、ずっと何年も前からそうなっているという、合併前からなのかどうかというのが私はちょっとそこはよくわからないんですけども、最近少なくとも三、四年だか四、五年ぐらいの間はそういうあそこが使われているということを聞いていますけども、その事実は把握していますか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) それぞれ運送業者が持っているバスの車庫等の位置等については確認しておりません。
委員長(星 孝司君) 住安委員。
16番(住安孝夫君) 当然業務委託の委託料が支払われているわけですから、業者の車庫として庁舎の一部が利用されているということになれば、当然その車庫の使用料というものが支払われているはずだと思うんですけども、その点はどのくらいの使用料が払われているのか、それから契約上はどうなっているのか、その点いかがですか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) 先ほども申し上げましたけども、私のほうではそういった事実を確認しておりませんし、また福祉保健課でそういった車庫を持っているわけではありませんので、私のほうからはご答弁しかねます。
委員長(星 孝司君) 暫時休憩にします。
休 憩 (午後 2時22分)
再 開 (午後 2時25分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。当局から調査していただいておりますので、その後わかり次第に答弁をしていただきます。住安委員、それでいいですね。
16番(住安孝夫君) はい。じゃ、その後でまた。
委員長(星 孝司君) 今いいですか。
16番(住安孝夫君) いいです。
委員長(星 孝司君) それでは、次に議席番号11番、本田篤委員の発言を許します。本田委員。
11番(本田 篤君) 私のほうから1点お伺いいたします。87ページ、要援護世帯灯油代助成事業についてでございます。この事業は、1世帯当たり5,000円を要援護世帯に対して助成する事業でありますが、そのお金の配り方というものをまず最初にどういうふうに配っているかお聞かせいただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) それぞれ申請者の口座に振り込まさせていただきました。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 口座のほうに振り込みだということですけれども、この事業、要援護世帯に灯油を買っていただくための事業ということですけれども、やはり目的に合った補助に対しては、それが100%その灯油というものに、目的のものに使われなければならないと、そういうふうに思っております。やはり現金ですと若干その辺使われ方があいまいなところもあると思うんです。そこでお伺いしたいんですけれども、先ほどの質疑にも関係しますけれども、灯油のチケットみたいな形で給付というのはいかがでしょうか。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) この事業につきましては、現下の灯油高、去年、おととしとそうでございましたけども、灯油の値上がりが相当すごいものがございました。これについての補助でありますので、今のようなやり方で私はよいのではないかと思っております。
委員長(星 孝司君) 本田委員。
11番(本田 篤君) 最後にちょっと教えていただきたいんですが、今後この灯油助成事業どうなるか教えていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一君) あくまでも灯油の単価の高騰に基づいて行う事業でありますので、そういった事態になればまた今年度もやるような場合もあるかもわかりません。
委員長(星 孝司君) これで3款の質疑を終結します。
次に、4款衛生費について質疑を行います。通告順に発言を許します。議席番号12番、森島守人委員の発言を許します。森島委員。
12番(森島守人君) 132ページ、4款総務費、2目の塵芥処理費についてお伺いをいたします。最終処分場建設構想業務委託料49万3,000円のまず委託内容についてお伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 最終処分場の建設構想業務委託料につきましては、これから処分場を建設するとしたらどういう位置で、どういう形式のもので、またどれくらいの経費がかかるかを概算での試算を廃棄物コンサルタントに業務委託した経費49万3,500円でございます。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、行政の責任において処理をしなければならないということであろうかと思います。つまり自前処理あるいは他のところに委託することも可能ですよということだろうというふうに思っております。そういう中で、魚沼市では山形県のジークライト株式会社と現在業務委託をしていることであろうと思います。それで、18年度は7,772万5,000円、19年度は6,525万4,000円、20年度はここに決算のあるとおり6,882万円のごみ焼却等残渣運搬処分委託料の決算が計上されております。今後、まずジークライト株式会社と業務委託を継続をするのか、まずその辺からお伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 当分の間は継続していきたいというふうに考えております。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) そうしますと、先ほどコンサルタントにどういう位置、あるいは概算のということでありますが、どういう場所でどういうことが、構想のまとめといいますか、そういうものが当然この委託料の中に出てくるというふうに私は理解をしておりますけれども、その辺どういうものが出てきたのかお伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) まず、位置的な問題でありますが、平地、丘陵地、それから山地、それからオープン型でいくのか、クローズド型でいくのか、おのおの試算をしてきたというようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) そうすると、この結果適地があったのか、あるいは平地、山地ですか、あるいは丘陵地というようなことの地形のことを今お話をされましたが、どこが、地区を選定をしてきているわけだろうと思いますが、それがどこが適地なのかというのが当然この49万3,000円の中でうたわれていると思いますけれども、その辺いかがですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 全体的な事業費の関係でどこが適地なのかというのは、おのおの場所がよさ、それから悪い面があるというようなことで、適地としては限定は特にされておりません。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) そうしますと、この委託の中では答えが出なかったというふうに判断をされてよろしいんですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 最終的な位置につきましては、判断できなかったというようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 私が記憶をしている中では、これは魚沼市の総合計画の中に恐らく記載をされているというふうに私は記憶をしているわけであります。そうしますと、その総合計画によってこの委託料49万3,000円、業務委託料が発生したというふうに私は解釈しているわけであります。というのは、その総合計画に基づいてこれがなされたというふうに思っておりますが、その辺の整合性についてはどう考えておられますか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 確かに総合計画に基づいておりますし、福祉環境委員会の中でもこの最終処分場の場所等についての建設構想を考えましょうというようなことで話し合いがなされておりました。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) そうすると、結論からじゃ言わせていただきますと、これはつくるのか、あるいは山形県のジークライト株式会社にさらなる業務委託をしていくのか、まず先にじゃ結論からお伺いをいたします。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) この最終処分につきましては、自区内処分が望ましいことは重々承知しておりますし、将来的には魚沼市に必要になってくると思いますが、当面は引き続き外部処理委託をしていきたいというふうに考えています。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 確かに向こうの山形のほうも量的なものが受け入れ態勢というものがあろうかと思います。その辺、魚沼市の財政も含めて当分というのはどの程度の年数を考えておられるのか、まずその辺をお聞かせ願いたいと思います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) ジークライトの処分場につきましては、今後15年間は恐らく埋め立てできると、さらに拡張するともう10年から15年はいけると、合わせて25年ぐらいは恐らく大丈夫だろうという話をされていますが、ただ経費的な問題がありまして、現在先ほどの山地、丘陵地、それから平地での建設経費の試算を見ますと最低でも27億円ほどの事業費がかかるというようなことで、この計画につきましては15年計画となろうかと思いますので、1年当たりに換算しますと約1億8,000万円の負担が出てくるというようなことでございます。現在処理している20年度の処理費が先ほど委員言われました6,880万円ぐらいですので、かなりの経費差が出てくるというようなことで、当分の間はジークライトで処分させてもらうというようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) そうしますと、約25年は相手方にお願いができるという、これは何年契約の中でもまた条件が違ってくるというふうに考えるわけでありますが、そうしますとまず総合計画との絡みは、その辺はどうなっておりますか。というのは、先ほど25年間は市のほうが山形のほうに委託をするというふうに私はちょっと理解をしているんですけれども、その点、市長のほうにお伺いしますけれども、魚沼市としては建設をまずしていくのか、あるいは山形のほうに依存をしていくのか、これは当然言葉が大変、山形市民にとっては怒られるのかもわかりませんけれども、魚沼市で自前でしない、あるいは向こうにやるということは、それだけ私どもには危険がないという、ある意味ではそういう部分があろうかと思います。これは運搬に対してでもあります。運搬をするのには業務委託、すべてのトラックで運んでいくわけでありますから、当然その事故等はその業務会社がすべて負うというわけでありますので、非常に委託というのは高上がりはするかもわかりませんけれども、その分財政としては、財政といいますか、当局、我々にとっても危険度のないというふうに思っておるんですけれども、そのことを踏まえて、市長は25年の分の処理量が向こうにあることを含めて、市として建設をするのかしないのか、その点ひとつお伺いをしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 最終処分場につきましては、さっき申しましたように今の段階では、20年度に調査を行ったわけですけれども、この調査の段階では市としてこれでいいという方向は出ておりません。当然15年計画といえば、山形のほうは25年お願いできると考えれば、経費から考えても今のこの調査の段階ではまだ市としてつくるというお答えはできません。現にまだ私としてはこの問題をつくるかつくらないかというお答えができる段階でありません。まだまだ調査もしなければなりませんし、私としてはまだ検討していくための時間をいただきたいと思っております。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) 当局側の市長の意見はわかりました。それで、これからはまだ検討していくんだということであります。そういう中で、検討していくということでありますので、総合計画からは、では落とさないということで理解をしてよろしいんでしょうか。どちらでもいいです。当局だれでもよろしいです。担当課あるいは市長でもどちらでもよろしいです。
委員長(星 孝司君) 中川副市長。
副市長(中川太一君) 最終処分場につきましては、先ほどの質問の中にもありましたけども、基本的には総論と各論の部分があると思います。最終処分場問題につきましては、合併前の広域事務組合の中でもいろいろ議論されてきた経過があります。課長が話ししたように、いわゆる自己責任という部分から考えれば、自分のところで出したごみは自分のところで処理するということになると、その部分が総論ではないかなというふうには思っております。総合計画の中で最終処分場の建設に向けて検討したらどうかという議論がありました。これはあくまでもごみは自分のところで処理するというのが基本にあるということで総合計画に載った経過があるわけでございますけども、ご案内のとおり米沢のジークライトで現在、最終処分場での処理をしているということからしますと、自分のところで処分場を設けてやるよりは山形県に運搬したほうが財政的にも負担が軽いというようなことがありましたので、当分向こうの受け入れの量からしますと15年あるいは25年、場合によっては30年という受け入れもできるというような状況にありますので、これは前市長の時代でも多分ご答弁をしていたと思いますけども、当分の間は山形米沢のジークライトでの処分にゆだねたいということでございます。ただ、ずっとゆだねているということも、これも一方では自己責任という部分では問題もあるというふうなことで、検討を始めたらどうかというのが前市長からの指示もありましたので、そういったところでこの調査が行われたというふうに理解をしております。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 先ほどの米沢市の環境というような話がなされましたんで、ちょっと関連してお話しいたしますが、今現在は魚沼市と米沢市、それからジークライト株式会社の3者協定に基づきましてエコパーク最終処分場に最終処分物を搬出しております。この9月に入りまして、突然ですが、米沢市のほうから委託料とは別に米沢市のほうに処分物1トン当たり1,000円を環境保全協力金として納入していただきたいというような通知が届きました。これは3者協定がありますんで、余りに急な話というようなことで、その協力金の位置づけと、それから単価設定の根拠、経緯などの説明を受けるために、せんだって職員2名を米沢市のほうに派遣して調査をしてきたというようなところでございます。ちょっとまだ報告、復命受けておりませんので、どんな内情だったかはちょっとまだわかませんが。
委員長(星 孝司君) 森島委員。
12番(森島守人君) わかりました。それで、じゃ副市長にお伺いをいたします。総合計画にはのせていくんだと、当分の間はいくんだということでよろしいわけですよね。
委員長(星 孝司君) 中川副市長。
副市長(中川太一君) 総合計画につきましては、合併をして策定をしたわけですけども、基本的には今後の後期基本計画がようやくスタートするような段取りになりますので、10年間の計画の中では途中で変えるということはしません。ただ、この後の総合計画の中では、場合によってはもう少し最終処分場については魚沼地域全体の中での最終処分場設けるのか、あるいは市単位で単独でこうやって最終処分場設けるのがいいのかという話になりますと、やはり最終処分場の建設位置の問題ですとか、あるいは処理方法の問題とか、いろいろ調整しなきゃならない問題はありますけども、もう少し広域的に取り込んだほうが場合によってはメリットがあるんではないかということで、合併後、南魚沼市あるいは十日町市を含めてこの問題については調査研究していこうというふうなことで体制も整えておりますので、今のところ総合計画については単独でというところも視野に検討しようということではしていますけども、やはり広域的な対応も当然のことながら一方ではしていかなきゃならないということになります。ですので、この総合計画期間中につきましては一応引き続きの検討はしていきたいということでご理解をいただければと思います。
12番(森島守人君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 議席番号4番、大桃聰委員の発言を許します。大桃委員。
4番(大桃 聰君) 4番。129ページです。4款1項5目の環境衛生費、簡易水道事業特別会計繰出金についてちょっとお伺いします。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 衛生費に載っておりますので、私のほうからお答えさせていただきます。これにつきましては、起債の償還元金、それから償還利息、それから一部繰上償還というような内容で簡易水道会計のほうに繰り出している金額でございます。
4番(大桃 聰君) 終わります。
委員長(星 孝司君) それでは、議席番号21番、浅井守雄委員の発言を許します。浅井委員。
21番(浅井守雄君) 今ほどの質問者の2つ下の不法投棄ごみ処理事業から質問をいたします。結論から先申しますと、来年アナログ放送が中止ということで日本全国非常に大きな大型のテレビの壮大なごみが出る、これに関して数年前から山間地を抱える山紫水明のこの魚沼市に当たって非常に警鐘を鳴らしてきた者の一人でありますけれども、それでは一問一答でちょっと進めますけれども、平成13年に家電リサイクル法ということで、ご案内のとおりエアコン、テレビ、冷凍冷蔵庫あるいは洗濯機ということなんですが、今現在魚沼市でこれを処理する場合、メーカーから買わないで個人が単独で処理する場合はどういう経路で処理をされ、それぞれの単価といいますか、値段は幾らぐらいなんでしょうか。そこから入っていきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 家電品目につきましては、処理につきましては買ったお店に持ち込むというようなことで、今年度から市のエコプラのほうでは取り扱わないということになりました。
委員長(星 孝司君) 浅井委員。
21番(浅井守雄君) それをどのくらいかかるのかという単価を承知しているのかと。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 今ちょっと調べますので、今手持ちのデータがありませんので、時間をしばらくいただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 浅井委員。
21番(浅井守雄君) それでは、買った場合なんですけれども、今のようにもう何年もたってちょっとどこから買ったかわからんという場合が多いと思うんですよ。そうした場合に、多分郵便局かどこかでそのあれを買って出すと思うんですが、私の資料ではテレビは2,700円、これ前のちょっと資料なんですけれども、冷蔵庫が4,600円とか、洗濯機が2,400円というような資料が出ておりますけれども、その流れ的なものじゃちょっとお聞かせ願いたいと思います。結局買いかえなのはすぐわかるんですよ。ですので、何年もたったテレビとかをちょっとわからないけど、処理したいと、市内で、そういうお年寄りがいた場合にどういう経路でこのリサイクルのほうに持ち込まれるのか、そういう場面が相当多いと思うんで、そこを聞いているんです。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 家電4品目に限っては郵便局にその処理する券がありまして、それを購入いたしまして、その家電につけて業者のほうに搬入するというような形になろうかと思います。
委員長(星 孝司君) 浅井委員。
21番(浅井守雄君) それで、ここに赤旗新聞の調べなんですけれども、家電リサイクル法が成立をして、3カ月間に60%の不法投棄がふえたと。これは、投げればそれだけ処理料が自分のところにはかからないということですよね。過重なリサイクル料をかけた裏には不法投棄が非常にふえた。それが今回問題提起をしたいのは、来年7月に一斉に今度どこもリサイクルショップじゃ買わないんですよ。これごみですから。ですので、この件に関しては非常に国も市も特に問題をちょっと深刻さを話をしてみたいと思うんですが、ことし2回ほどルート252の大白川から六十里越トンネルまで実は空き缶拾い含めてごみ拾いをやってきました。4月、それから6月も特に目立ったのがテレビなんです。テレビが捨てられている。道端に。この問題点は、ブラウン管のこれを捨てると、ただそこに捨てたというだけではなくて、水銀とかそれぞれの物質が流れ出て水質の汚染、これ1カ所ではとどまらないで、下流域から全部が非常にこれは問題深刻なんですけれども、そうしたことが顕著に見られてきている。あわせて廃パソコン、これも最近よくデスクトップ型の大きなやつが捨てられる現状が六十里、ルート252沿いの道端によく見られる。多分夜持ってきて、リサイクルの処理料がもったいないからといって夜中に捨てるというケースが多く出ていると思うんですけれども、こうした水質の汚染の怖さというのはどの程度認識されているんでしょう。非常にこれは来年かけても二、三年これはもう全国的に広がってくると思うんですけれども、こうした山間地においてただ単にポスターをするとか啓蒙活動するというんじゃなくて、きちっとした監視体制を今後組まなければならないと思うんですけれども、もちろん市だけではなくて県、国とも協議をしながら訴えていく必要があると思うんですけれども、ご認識はどうですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) この不法投棄の問題につきましては、もう法律で厳重に禁止されているものでありますが、市民生活上のマナーでもあると思っております。不法投棄撲滅に向けては、引き続き粘り強く市報や出前講座などを利用しまして啓発活動をこれからも続けてまいりたいと思いますし、また今年度から市内に13人の環境監視員を配置いたしました。市民から見える監視活動は不法投棄の抑止力になり得るものと今後期待しておるところでございます。
委員長(星 孝司君) 浅井委員。
21番(浅井守雄君) これは統計からいうと個人がほとんど多いんですけれども、そのほかに小売業者、産廃業者、こういったものも14%ありますね。こうしたところは今度量が全然違うんですよ。ですので、私は今一担当の方の苦労もわかりますけれども、これは施策的に市全体としてやはり巡回監視、あるいは地域に委託するなり、特に先ほどから言いますけども、この二、三年は通報体制も含めて対策を抜本的に考えなければならないと思うんですけれども、市長、どうですか。今の体制では無理ですよ。ですので、この不法投棄関連含めて大変水質汚染も重大な問題ですので、これちょっと市長、どのようなお考えですか。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) 今の不法投棄の問題は非常に深刻なこれから、私もやはり心配しております。これについての対策は、今一生懸命対策しているというのではなく、今後やはり起こり得ることを予想して、もう一度今の話を参考にさせていただいて、持ち帰り、検討してまいりたいと思っております。
21番(浅井守雄君) 終わります。
委員長(星 孝司君) これで通告者の質疑は終わりましたので、通告外の方の委員は質疑される方。それでは、休憩し、休憩後に行いたいと思います。暫時休憩とします。
休 憩 (午後 2時58分)
再 開 (午後 3時11分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。報告事項を申し上げます。岡部委員より早退の届け出がありました。以上で報告を終わります。最初に、21番委員、浅井守雄委員の質問に対し、佐藤市民課長より答弁をいただきます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 処理料金の件でございますが、先ほど郵便局で券を買ってというような話をしましたが、それにつきましては直接長岡の環境省が指定した業者のほうへ持ち込むというようなことになっておりますし、あと家電販売店につきましては券買わないで直接搬入ができると。また、廃棄物処理の関係で環境サービスとかを穂積屋さんのほうに直接搬入、また回収してもらってもできるというようなことでございまして、洗濯機の関係ですが、これが4,215円、それからエアコンが4,740円、冷蔵庫につきましては大きさいろいろありますが、一番小さいので5,475円、また6,000円とかいう値段が出ております。テレビにつきましては、これも形によって違います。小さいテレビで3,270円というようなことで、これにつきましてもすべて収集運搬費が込みというような形になっております。以上です。
委員長(星 孝司君) それでは、議席番号3番、佐藤肇委員の発言を許します。佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) それでは、通告にはありませんが、1点だけ質問させていただきます。130ページ、131ページのところで火葬場費、魚沼市斎場管理費並びに入広瀬火葬場管理事業について質問させていただきます。昨年1年間で、この資料ですと約569件ですか、火葬がなされたということでわかりましたが、その中でそれぞれの斎場において光熱水費というのがかなりの差があるといいますか、なっています。なぜこのような大きな差が生じているのか説明していただきたいと思います。まず、魚沼市の斎場につきましては245日稼働していまして、光熱水費については29万4,000円、1件当たりにしますと約672円ぐらいの使用料なんですが、入広瀬につきましては65日の稼働で55万9,000円、1件当たり7,560円という金額になっております。それについて、まず1点お願いします。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 今ちょっとデータがありませんので、これからちょっと調べさせていただきます。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) それでは、もう一点なんですが、入広瀬火葬場管理費の中で霊柩自動車の運行管理業務というのがのっかっておりますが、このことについて詳しく説明お願いします。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 入広瀬地区の火葬場につきましては、マイクロバス風な霊柩車がありまして、それの運行管理を業者に委託しているというようなことでございます。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) この車は市の車ですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 市有車でございます。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) 霊柩自動車の運転業務というのは、普通道路運送、特定の運送事業に係るものだと思うんですが、魚沼市はそういうことで営業運転というような形で運行されておりますか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 青ナンバーで許可をとっております。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) どういういきさつでこの入広瀬地区に霊柩自動車が配置されているかというそのいきさつについては存じませんけども、私はこの霊柩自動車業務というのは市で行う業務ではないんじゃないかと、こういうものについてやはり業者にしていただくものであって、仮にその地域が特に遠くて運行費にかかるのであれば、その補助を出すというようなやり方でしたほうが考え方としてはいいんじゃないかと思うんですが、お考えをお聞かせ願います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) これは守門村時代からの名残でこういう運行をやっていたというようなことで、車の耐用年数等が来る中で新しい手法を検討していきたいというふうに思います。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) 今のことについてはわかりました。この火葬場の運営なんですが、非常にやっぱり年間稼働が65日というようなことで、ふだんあいている日、小出の斎場については245日ということでかなり稼働日数も多いですが、あいている日について、その維持管理等についてはどのようにされておりますか、お聞かせください。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 今ほどの質問ちょっと存じなかったんですが、あいている時間の……
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
3番(佐藤 肇君) 火葬場にこれは業務委託というような形になっているかと思うんですが、ふだんそこに職員がいるとか、また委託員を配置している、一年じゅういるというような形ではないでしょうか。どのような運営管理をされているかお聞かせください。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 火葬場の委託につきましては、死亡届が出されて火葬に付すという日程が決まった時点でそこに配置するというようなことでございます。〔何事か呼ぶ者あり〕
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 先ほどの質問に対しまして、穴沢室長が答弁いたします。
委員長(星 孝司君) 穴沢室長。
市民課環境対策室長(穴沢邦男君) 光熱水費が3炉もある斎場が29万4,000円、たった1炉しかない入広瀬斎場が55万9,000円、この違いはどうかということなんでございますが、入広瀬火葬場は平成19年の3月に営業といいますか、稼働を開始したわけですが、最新式のコンピューターが入りました。そのことによる電気料が増大しておると、増大しているというか、最初からそういうことで負荷がかかっておる経費が主でございます。なお、炉につきましても最新式のものでございまして、排煙あるいは排熱装置も従来のものとは違う、大沢にある斎場のものとは随分型式の違うものが入っておりまして、電気料だけは相当数かかっておるということでございます。なお、大沢の斎場についてはちょっといつ開始したかがわかりませんが、相当古しくなっておるわけでありますが、冷暖房とかそういったところにつきましても非常に弱いタイプが大沢斎場には入っているというようなことで、利用の頻度に関しては非常に遺憾でありますけれども、実際の経費的にはこんなところになっております。なお、参考までに先ほどの関連でありますけれども、火葬業務委託料の118万4,000円の内訳なんでありますけれども、入広瀬に1名、守門に1名、年齢がいずれも70歳代あるいは80歳代近いような方が時給幾らで対応している分でありますが、その2名の1年間分の委託料が118万4,000円であります。なお、大沢斎場につきましてはエコプラント魚沼の職員が出かけてきてやっておりますので、その分の経費はここには計上されていないというふうなことになっております。以上です。
委員長(星 孝司君) 次に、議席番号6番、佐藤雅一委員の発言を許します。佐藤委員。
6番(佐藤雅一君) 133ページ、塵芥処理費ですが、先般の補正第3号ですかね、にもちょっと質問させていただきましたけども、この決算、20年度の決算の中にダイオキシン調査の執行が入っているかどうか、まず1点お聞きしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 3時25分)
再 開 (午後 3時26分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) この133ページのごみ処理施設管理事業、それからごみ処理事業、この中の施設維持管理委託料のどちらにちょっと入っているか今確認できませんので、今調べたいと思います。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
6番(佐藤雅一君) 私が考えるに、管理委託料じゃなくて手数料の中に入っているんじゃないかなと思うんですけど、役務費で恐らく出しているんじゃないかなと思うんですけど、682万7,000円、処理費とは違いますので、あくまでも施設の管理ということで恐らく管理費だろうと思うんですけども、それをまず調査していただきたいと思います。というのは、公害防止という観点から、いろんなところで公害防止に取り組みは市のほうでもしているわけですが、前回もお話ししたように、かなり年数もたってきている中で、地域住民からすればやっぱり安全で安心な環境、生活環境という部分からすれば、ダイオキシンというのは非常に一時所沢のごみ処理場でダイオキシンが発生して地域周辺のホウレンソウですかね、そういう農作物まで影響出したという、そういう大きな被害が出たときは盛んにダイオキシン、ダイオキシンと言いましたけども、最近そういう言葉が聞こえてこない。地域住民のほうももう黙っているというようなことで、だからといってやらないということはできないと思っていますので、やっていると思いますけども、その金額が幾らなのかお示しを願いたいと思いますし、継続的に実施をしていただきたいと思います。さらに、農作物の部分でいけば周辺の地域のダイオキシン、地中ダイオキシンも含めて濃度検査は何年かに1度はやっぱりしてあげるべきだろうと思いますし、そういったことで実施のほうまた後ほど詳しい資料がわかりましたら教えていただきたいと思います。何かわかったようであれば、まず先にそれをお答え願いたいと思います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 先ほどは失礼しました。ごみ処理事業の中の手数料の中に入っております。約500万円でございます。
それから、ダイオキシンの調査につきましては継続して実施していきたいと思っております。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
6番(佐藤雅一君) 次に、じゃもう一点お聞かせをいただきたいと思います。昨年の3月13日に新潟日報の記事に、皆さん方のところでも既に審議は終わっていますけども、偽装請負というのが出たのはわかっていると思いますけども、今までごみ処理業務の中の一部の業務を外部委託をしていたわけですが、それが偽装請負だということで指摘をされて、20年度は実施をしていないということで、今この決算書見てもその部分が出ていないような気がするんですが、まずそれを確認をさせていただきたいと思います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) ごみ処理事業の中の非常勤職員賃金というようなことで、直営8名で実施しております。
委員長(星 孝司君) 佐藤委員。
6番(佐藤雅一君) 市のほうはアウトソーシングしていくと、外部委託できるものについては積極的に外部委託をしていこうという方針を打ち出しておられますけども、そこらと逆行する形ではないかなと思っています。特にごみ処理についてはどこの文献を見ても外部委託できる最先端、最有力の事業だと言われておりますので、これをなぜその委託の業務から直営にかえたのか。1,600万円という8名の雇用の賃金が出ておりますけども、先ほど来臨時職員の賃金については非常に問題視されておりますが、外部委託できるものは外部委託していこうと。ただ、この偽装請負というのは、委託と、それから派遣、今回のこの偽装請負というのは派遣法の違法行為として指摘をされて新聞出たわけですけども、業務のやり方によっては十分派遣で、派遣じゃなくて委託で賄える業務だと思っておりますので、それをこういう形にしたというのが私はちょっと理解ができないというのと、それからこの中に障がい者の雇用しておられると思いますが、一部の業務について障がい者の雇用を促進をするということで障がい者の方々から業務を行っていただいている。このことについては非常にありがたいし、また継続してお願いをしなきゃならない部分だろうと思いますけども、ただ今障害者自立支援法についても1割負担が受益者求められているというようなことで、非常に働く場を提供している立場としてもその辺は十分に賃金体系の中でやっぱり見ていただきたいなと思っております。今後の平成22年度の予算編成についてもその辺考慮して行っていただきたいと思います。今ほど課長のほうから答弁いただきまして、1,600万円あるということですが、実際はこの業務全体がただ賃金を出せば事が済むということじゃなくて、必ずそれにはほかの部分、今ここの中にある消耗品についても、それから共済費についてもすべてがそういうところが出てきておりますので、含めて幾らになるかというのを計算した上で外部委託がいいのか、直営がいいのかという部分を選択していただきたいと思います。ただ賃金だけの比較ではなくて、これからの対応をお願いしたいと思います。その辺の見解を、来年度に向かった見解を市長のほうからお願いしたいと思います。
委員長(星 孝司君) 大平市長。
市長(大平悦子君) エコプラントの今までの経緯について私もよく調べてみたいと思いますし、今の意見参考にしてまた考えていきたいと思います。
6番(佐藤雅一君) 終わります。
委員長(星 孝司君) 議席番号14番、五十嵐昭夫委員の発言を許します。五十嵐委員。
14番(五十嵐昭夫君) 通告外をほとんどしなかった私としては、一言苦言を呈したいと思います。できましたら正確な答弁をいただくためには通告制をとっていただいて、特に改選議員の方、時間をロスしないためにも通告制をとっていただきたい。と言いながら通告外で質問させていただきます。我が会派の会長が焼却残渣運搬処分について質疑をいたしましたけれども、多分この焼却等残渣運搬処分委託料、この等が問題だと思うんですけど、予算が1億4,660万円ほどで、決算が6,882万円、目節が変更されているとは思いますけど、1億4,000万円が6,800万円、7,800万円分の残渣がどこかに不法投棄されているとは思いませんけれども、この説明をとりあえず願います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) ちょっと今調査したいと思います。
委員長(星 孝司君) 五十嵐委員。
14番(五十嵐昭夫君) 例えばこの中にエコプラントのごみクレーン運転等委託料、等委託料であります。もとがちょっと予算わかりませんけれど、決算では3,150万円。当然ごみが減ってはいると思うんですけれども、これが当然随契でやられていると思います。先ほどの佐藤委員の質疑も一緒になりますけれども、要するに民間委託の部分で随契の部分がどれぐらいあるのか、簡単でいいです。説明願います。じゃ、それは後でいいです。
じゃ、もう一点だけ。ここに指定就労継続支援(B型)業務委託料とあります。これの説明を願います。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 指定就労継続支援(B型)業務委託料ですが、これは障がい者の方に委託してやっている事業でございます。
委員長(星 孝司君) 五十嵐委員。
14番(五十嵐昭夫君) じゃ、さっきの直営の部分の非常勤職員賃金1,600万円、これとは全然ダブることはないわけですか。
委員長(星 孝司君) 佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 非常勤職員の賃金のほうは市が採用している職員というようなことで、ダブりません。
委員長(星 孝司君) 議席番号19番、榎本春実委員の発言を許します。榎本委員。
19番(榎本春実君) 私も通告外でありますし、20年、21年とちょっとかぶるところがありますけども、よろしいでしょうか。
委員長(星 孝司君) どうぞ。
19番(榎本春実君) クリーンセンターが52年、53年に着工されまして、16年度に閉鎖されました。5年を経てようやく今年度解体ということで予算を計上なさったわけでございますが、その間に壊す設計の随契が行われましたが、その金額は随契であったのかと金額は幾らだったでしょうか。
委員長(星 孝司君) 答弁を求めます。佐藤市民課長。
市民課長(佐藤 隆君) 方法につきまして、契約の方法につきましては入札というふうに記憶しております。ただ、金額が今ここにちょっとわかっておりません。
委員長(星 孝司君) 榎本委員。
19番(榎本春実君) 私は、市内業者が一社も入らないで随契というふうにお聞きいたしました。金額は500万円だそうです。私の聞いたところに間違いがあればまた陳謝をさせていただきますが。
委員長(星 孝司君) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時40分)
再 開 (午後 3時44分)
委員長(星 孝司君) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
延会の宣告
委員長(星 孝司君) 今当局から調べていただいておりますけれども、これは28日に回していただきまして、本日のところはお諮りしたいのですが、本日の会議はこれで延会にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長(星 孝司君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。本日は、これで延会します。なお、本決算審査特別委員会を9月28日午前10時から再開しますので、定刻までにご出席くださるようご通知いたします。
延 会 (午後 3時45分)