議案第平成22年第3回魚沼市議会定例会会議録
議事日程 第1号
平成22年9月14日(火曜日) 午前10時開会
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 議会運営委員長報告
第 3 会期の決定について
第 4 諸般の報告
第 5 総務文教委員長報告
第 6 福祉環境委員長報告
第 7 産業建設委員長報告
第 8 広報編集特別委員長報告
第 9 地域医療対策調査特別委員長報告
第10 庁舎再編整備調査特別委員長報告
第11 報告第14号 長岡地域土地開発公社の経営状況について
第12 報告第15号 健全化判断比率について
第13 報告第16号 資金不足比率について
第14 議案第87号 平成21年度魚沼市一般会計決算の認定について
第15 議案第88号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定について
第16 議案第89号 平成21年度魚沼市老人保健特別会計決算の認定について
第17 議案第90号 平成21年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
第18 議案第91号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
第19 議案第92号 平成21年度魚沼市診療所特別会計決算の認定について
第20 議案第93号 平成21年度魚沼市スキー場事業特別会計決算の認定について
第21 議案第94号 平成21年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
第22 議案第95号 平成21年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
第23 議案第96号 平成21年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
第24 議案第97号 平成21年度魚沼市水道事業会計決算の認定について
第25 議案第98号 平成21年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(23名)
1番 遠 藤 徳 一 2番 渡 辺 一 美
3番 佐 藤 肇 4番 大 桃 聰
5番 関 矢 孝 夫 6番 佐 藤 雅 一
7番 星 野 武 男 8番 高 野 甲 子 雄
9番 星 吉 寛 10番 下 村 浩 延
11番 本 田 篤 12番 森 島 守 人
13番 森 山 英 敏 14番 五 十 嵐 昭 夫
15番 星 孝 司 16番 住 安 孝 夫
17番 岡 部 忠 好 18番 大 屋 角 政
19番 榎 本 春 実 20番 佐 藤 守
21番 浅 井 守 雄 22番 大 塚 フ ミ 子
23番 星 謙 一
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
市 長 大 平 悦 子
副市長 中 川 太 一
教育長 松 原 道 子
代表監査委員 佐 藤 英 重
会計管理者(会計課長) 渡 邉 隆 夫
市長公室長 小 幡 誠
総務課長 池 田 耕 太 郎
財務課長 星 完 一
市民課長 穴 沢 邦 男
福祉保健課長 桜 井 伸 一
新病院対策課長 榎 本 勝
農林課長 森 山 芳 康
商工観光課長 柳 瀬 良 一
土木課長 佐 藤 一 晴
病院局事務局長 滝 沢 直 行
企業課長 滝 沢 稔
教育次長 清 塚 英 明
消防本部消防長 井 上 正 夫
総務課総務管理室主任 浅 井 直 樹
事務局職員出席者
議会事務局長 桜 井 清 博
書 記 和 田 純 恵
書 記 湯 本 芳 枝
書 記 高 橋 智 也
書 記 櫻 井 正 明
書 記 小 川 勇 太
開 会 (午前10時00分)
開会の宣告
議長(星 謙一) ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達していますので、これより平成22年第3回魚沼市議会定例会を開会します。これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
会議録署名議員の指名について
議長(星 謙一) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、高野甲子雄さん及び星吉寛さんを指名します。
議会運営委員長報告
議長(星 謙一) 日程第2、議会運営委員会報告について、委員長の報告を求めます。議会運営委員長、浅井守雄さん。
21番(浅井守雄) おはようございます。閉会中に行われた議会運営委員会調査報告2件について、順次報告を申し上げます。本委員会は、所管事務について調査を行いましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
調査事件名であります。平成22年第3回魚沼市議会定例会の開催についてと、その他2件であります。調査の経過と概要について申し上げます。8月12日、当委員会を開催いたしまして、第3回定例会の日程について協議をいたしました。招集期日は市長提案のとおり本日9月14日とし、会期は10月7日までの24日間といたしました。定例会の審議予定については、皆さんに配付したとおりであります。一般質問については、通告期限を9月6日正午とし、質問順は通告順としております。その他で、下村浩延魚沼市議会基本条例策定準備委員長より発言があり、関矢孝夫委員を副委員長としました。また、議会基本条例の勉強会を8月中に、既に行っております。
続きまして、2件目であります。8月31日でありますが、調査事件名は5項目でありました。平成22年第3回魚沼市議会定例会について、2つとして平成21年度会計決算の審査について、3つ目、質疑について、4つ目、閉会中の所管事務調査について、5、その他であります。経過の内容について申し上げます。8月31日、委員会を開催いたしまして、平成22年第3回魚沼市議会定例会の運営について協議をいたしました。付議事件及びその他については、皆さんに配付のとおりであります。急施事件については、議会開会前に受け付けた請願及び陳情は議長において取り扱いすることに決し、その他事件は議会運営委員会に諮ることといたしました。また、9月28日午後1時半から、庁舎再編整備調査特別委員会を開催することにいたしました。平成21年度会計決算の審査については、別紙のとおりであります。質疑は事前通告で、通告期限は9月17日正午といたしました。閉会中の所管事務調査については、これを行うことにいたしました。その他で、議案の発送日について質疑があり、今定例会において各会計決算書については本日の議会運営委員会報告書と一緒に送付をし、その他の議案については予定どおり9月10日とすることに決しております。今後の議会の議案発送については、執行部と議会事務局で協議をし、速やかにするよう申し入れをしております。また、9月1日に魚沼市で開催されました新潟県総合防災訓練には、総務文教委員会の委員が出席する旨報告がありました。なお、特別委員会の会議中の議事録に載っておりませんけれども、本日午後3時10分より広神西小学校で蓮池さんの講演があります。その旨総務文教委員会の中でも情報を得ておりますので、議会運営委員会の中でも発言の旨があり、参加したい方がいらっしゃいますので、この議事の進行を午後2時45分には終わるように特段のご配慮をお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告とさせていただきます。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。議会運営委員会報告を終わります。
会期の決定について
議長(星 謙一) 日程第3、会期の決定についてを議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から10月7日までの24日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から10月7日までの24日間に決定しました。
諸般の報告
議長(星 謙一) 日程第4、諸般の報告を行います。議長としての報告をまず行います。市長より、本定例会提出議案としてお手元に配付のとおり送付を受けました。関係議案、資料につきましては配付のとおりであります。
次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた職員の職・氏名は配付のとおりであります。
次に、議長活動報告ですが、新潟県市議会議長会秋季定期総会が8月24日、糸魚川市で開催され、報告、議案は承認、可決され、北信越市議会議長会に提出する議案は、原案どおり可決されました。また、北信越市議会議長会としての要望書を配付しておきます。
次に、魚沼市職員の懲戒処分の報告を受けていますので、配付しておきます。
その他、議長活動報告書のとおりであります。
次に、閉会中の議員派遣の報告でありますが、7月7日十日町市で開かれた魚沼市・南魚沼市・十日町市議会役員合同会議には6名、7月13日の魚沼市議会尾瀬国立公園視察には18名、8月20日魚沼市で開催した中越地区市議会合同議員研修会には22名、9月9日、10日足立区で開催された魚沼市・山ノ内町・足立区友好自治体議員連絡協議会役員協議会には6名の方が出席をいたしました。
次に、3常任委員長、広報編集特別委員長、地域医療対策調査特別委員長及び庁舎再編整備調査特別委員長から所管事務調査報告書が配付のとおり提出されております。後ほど報告をしていただきます。
次に、議会の議決により規定された市長の専決処分として、配付のとおり1件の報告を受けております。
次に、地方自治法第235条の2第3項の規定により、5月、6月、7月分の現金出納の例月検査の結果報告書並びに地方自治法第199条第3項の規定により、財政援助団体等の監査結果が配付したとおり報告されております。
次に、本日まで受理しました陳情は、配付しました写しのとおりであります。会議規則第134条の規定によって、請願第9号は福祉環境委員会に、陳情第2号は総務文教委員会に付託をいたします。なお、請願第8号は、明日議会の議決により特別委員会に付託することとしております。これで私の報告を終わります。
次に、市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。大平市長。
市長(大平悦子) おはようございます。行政報告をいたしますので、お願いいたします。12件ほど報告をさせていただきます。まず、台風9号の被害状況についてであります。9月8日に北陸地方に上陸し、中越や上越地方に激しい雨をもたらした台風9号による被害でありますが、人的、住家被害はありませんでしたが、県道水沢新田種苧原線、県道高倉東野名線の県道2路線において道路わきのり面が崩れ、通行どめとなる被害が発生しました。いずれも応急対応は完了済みとの報告を受けております。また、交通機関においては、JR只見線が雨のため運休となりました。県内でも大きな被害はなかったと聞いておりますが、市内でも最小限の被害にとどまり、安堵しているところでございます。
次に、市内中学生の広島平和記念式典派遣事業についてであります。8月6日の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に市内各中学校の代表6人と一緒に非核平和宣言都市の長として同行し、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を願い、参列してまいりました。中学生を初め、多くの市民の皆様から折っていただいた平和への祈りを込めた折りヅル6,780羽を平和記念公園内の原爆の子の像にささげてまいりました。この折りヅルは、核兵器廃絶の願いを訴えるため、広島市長が訪問する国の政府に贈られ、世界恒久平和実現への協力を呼びかけられることとなります。
次に、住民訴訟についてであります。中越大震災復興基金事業に係る公金違法支出損害賠償・不当利得返還請求事件として新潟地方裁判所に提訴された住民訴訟の件でありますが、原告側に対し請求却下を求める答弁書を提出し、8月26日に第1回口頭弁論が行われました。当日は、裁判長より、準備書面の内容と提出日、それから次回の口頭弁論期日を確認し、10分程度で閉廷となりました。なお、第2回口頭弁論は、12月9日となりました。
次に、新潟県総合防災訓練についてであります。新潟県及び魚沼市の地域防災計画に基づき、新潟県総合防災訓練を9月1日に入広瀬小学校をメーン会場とし、実施いたしました。中山間地域では初めてとなるこの訓練に、入広瀬地区住民のほか、県警、消防、自衛隊など51の機関、約1,000人が参加いたしました。訓練は、長岡市を震源とするマグュニチュード7.0の地震が発生。入広瀬地区も震度6強を観測し、ライフライン施設、鉄道、道路、橋梁等甚大な被害を受けたほか、大規模な土砂崩れにより道路が寸断され、孤立集落が発生したという想定により、住民避難訓練、倒壊建物からの救出、救護訓練、救護、応急手当訓練など各関係機関連携のもと22項目の訓練を実施しました。その中でも、大白川地区における孤立集落からの救出訓練は、県警交通機動隊により災害時要援護者安否確認や陸上自衛隊車両による住民輸送など実践的で、中山間地域を多く抱える当市において非常に有意義な訓練だったと思います。今後も各関係機関との連携、協力体制の強化を図るとともに、自助、共助による自主防災体制を構築し、地域の防災力を高めていくための取り組みを進めていきたいと考えております。
次に、魚沼市内の100歳以上高齢者の状況についてであります。新聞、テレビ報道等で話題となっている100歳を超える高齢者の状況について、現状を報告いたします。住民基本台帳に登録されている100歳以上の者は8月1日現在39人で、すべての方の所在が確認されています。戸籍上の100歳以上の生存者は、9月1日現在69人となっています。このうち120歳以上は6名で、最高齢は136歳となっています。死亡の届けがあれば除籍の手続も行えるのですが、何らかの理由で届けが提出されていない状態となっています。既に死亡した人の戸籍が残っていても当該個人には特に不利益などは生じませんが、今後法務局の指導を受けながら消除事務手続を進めていきたいと考えております。
次に、市内バス路線体制の変更についてであります。平成21年度に策定した魚沼市地域公共交通総合連携計画に基づき、市内バス路線体制を変更いたしました。一部の路線バスや地域福祉バス及び患者送迎バスを統合し、予約型の乗合タクシー及び地域巡回バスを10月1日から各地域において運行することにしております。このバス乗合タクシーの時刻表につきましては、9月10日発行の市報配布時にお届けをさせていただいているところであります。なお、新規路線の運行につきましては、国の補助を受けて行う社会実験として実施するものであり、今後はこの成果を踏まえ、時刻表の変更や路線の見直し等を行っていくことになります。
次に、害虫の大量発生についてであります。ことしの夏は例年にない記録的な猛暑続きで、生活環境面にも変化が出たようであります。蚊やブヨは平年並みに落ちついたようですが、アメリカシロヒトリの大発生情報が寄せられております。お盆過ぎの大塚新田地区から被害情報を皮切りに、現在では小出地域のほぼ全域に拡散しており、堀之内地域は市街地、湯之谷地域は井口新田、折立の一部、広神地域も中心部、守門地域は目黒邸あたりまでの発生を確認しております。自治会主体での実施、それからシルバー人材センター等へ委託した自治会などを含めますと、市内で90回を超える駆除が実施されている状況です。市では、機械の貸し出し希望に積極的に対応するとともに、嘱託員に来春の大量発生を防ぐための情報提供を行い、対策を呼びかけています。また、お盆過ぎから、一部の地区においてイエバエが大発生しました。幼虫は、堆肥、それから家畜の寝わら、ごみためなどに発生することから、有機センターが発生源ではとのうわさもありましたので、市民課と農林課共同で現地調査、検体を捕獲し、分析を行った結果、地区一体のハエは同一腫であることが判明し、有機センターが発生源ではないことを確認いたしました。主な発生源を確認し、早期の対策を講じたため、現在は終息しておりますが、猛暑日が続くと再び発生することも考えられることから、引き続き監視体制の継続と関係者への協力を呼びかけていきたいと考えています。
次に、環境保全パトロール事業についてであります。昨年自然環境都市宣言を内外に発信し、今年度を環境政策元年緑の年2010としてさまざまな取り組みを実施しています。その取り組みの一環として、8月から環境保全パトロールを開始しました。パトロールの内容は、不法投棄の実態、焼却用ドラム缶やブロックのかまを使用したの野焼きの実態、カシノナガキクイムシによるナラの木の枯れる被害状況など、自然環境の変化について調査するものです。このナラ枯れは発生してから4年程度で被害は終息すると言われておりますが、大切な森林資源であることから新潟県と協力して実態調査を行い、結果を公表する予定としております。また、不法投棄や野焼きの実態についても調査結果を公表し、市民一人一人が環境問題に関心を持ち、魚沼市の豊かな自然を後世に残す活動の契機にしたいと考えています。
次に、守門診療所の診療体制についてであります。8月7日土曜から10月31日日曜まで、守門診療所の遊佐所長が療養することになりました。このため、毎週火曜日と木曜日に新潟大学堀之内病院の医師から応援をいただき、週2回の診療を実施している状況であります。
次に、魚沼尾瀬学校についてであります。環境政策元年の事業として今年度から始めた魚沼尾瀬学校ですが、これまで市内小学校の5年生全員が1泊2日で尾瀬を訪れてきました。6月から9月にかけて実施しましたが、おかげさまで大きな事故もなく、ほとんどの学校が雨に遭わずに終了することができました。今年度の成果をきちんと検証し、次年度以降より有意義な事業に発展させていければと考えております。また、魚沼市の実践がきっかけとなり、市外からの尾瀬学校誘致につながることを強く期待しているところであります。
次に、小出郷図書館の利用状況についてであります。小出本町通りに移転した小出郷図書館につきましては、おかげさまで大勢の皆様からご利用をいただき、8月一月を昨年と比べてみますと、利用者数で767人、率にして86%の増、貸し出し冊数で1,439冊、率にしまして24%の増となっており、まちなかの図書館としての役割を果たしているのではないかと思っております。さらに、地元商店街の活性化に一役買ってほしいと期待しているところであります。
最後に、消防関係についてであります。平成22年8月までの災害発生状況をお知らせいたします。災害発生件数は8件で、前年に比較すると8件の減になっております。救急出動は986件で昨年比126件の増。近年の減少傾向から一転して増加となりました。この一つの要因として、熱中症の搬送件数が35件発生し、昨年の5件に比較して大幅に増加したことが挙げられます。ことしの夏の気候観測状況は猛暑を裏づける結果が出ており、8月は朝9時の天候で雨が1日も観測されず、平年に比較すると平均気温が2.2度、最低気温が4.6度上回り、総降水量は39ミリで127ミリ少ない状況です。また、救助出動は38件で前年比6件増となり、県の防災ヘリコプター要請についても3回の実績となりました。各種訓練成果として魚沼市消防団では、8月1日に妙高市で開催され、新潟県消防大会ポンプ操法競技大会において、第1分団チームがポンプ車操法の部で第3位という成果を上げることができました。常備消防では、8月27日京都市で開催されました全国消防救助技術大会のロープブリッジ救出種目に東北地区代表として出場し、入賞を果たしております。
それから、済みません。1件追加があります。9月7日朝、小出柳原地域の市民により通報を受け、魚野川接続部付近の流雪構内にあるコイの死骸を回収し、県の内水面水産試験場に連絡し、確定検査の結果、昨日の夕方コイヘルペスであると連絡が届きました。市では、発見翌日の10日に発見箇所の近い上流にある池など異常の有無の調査をしたほか、県との連絡を図りながら本日より佐梨川水系のパトロールと監視活動を当分の間継続し、一般市民向けには同水系を中心に嘱託員を通じ、注意喚起の文書配布を実施いたします。以上、市長報告とさせていただきます。
議長(星 謙一) これで市長の報告を終わります。
これで諸般の報告を終わります。
総務文教委員長報告
議長(星 謙一) 日程第5、総務文教委員会報告について、委員長の報告を求めます。総務文教委員長、森島守人さん。
12番(森島守人) おはようございます。総務文教委員会の調査報告をいたします。本委員会は、所管事務につきまして次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名といたしまして、1点目、市立小中学校現地調査について、2点目、現地調査の総括であります。調査の経過でありますが、7月5日、7日、9日、12日の4日間委員会を開催し、市内15校の小中学校の現地調査を行い、学校長から学校経営について説明を受け、子供たちの授業態度、施設、学校の課題等について意見交換をしてまいりました。授業態度については、問題のある子供たちもいるようでありましたが、比較的落ちついて授業に臨んでおりました。総括を含め総務文教委員会としては、お手元の会議録10ページに記載されているとおり、10点について教育委員会に申し出をいたしました。①の守門小学校における給食の搬出口の修繕については、今定例会の補正予算に提案されましたら議員各位のご賛同をお願い申し上げます。あわせて④でありますが、議員の皆様方も先日の新聞をごらんいただいたことと思いますが、市内15校に95台の扇風機を配置していただきました。このことにつきまして、当局側の迅速なる対応に感謝を申し上げます。なお、日時、招集場所、出席委員、事件説明のための出席した者の職氏名、調査の経過等、詳細についてはお手元の委員会会議録をご参照願いたいと思います。以上、委員会報告といたします。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。総務文教委員会報告を終わります。
福祉環境委員長報告
議長(星 謙一) 日程第6、福祉環境委員会報告について、委員長の報告を求めます。福祉環境委員長、榎本春実さん。
19番(榎本春実) 皆さん、おはようございます。本委員会は、所管事務について調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名でありますが、(1)、所管事務調査であります。これは、現地視察を行いました。(2)はその他であります。調査の経緯については、8月6日に委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。現地視察で、長岡市の重症心身障害児施設長岡療育園、指定障害福祉サービス事業所野いちご工房、魚沼市の生活介護施設ケアステーション魚沼及び就労継続支援A型事業施設魚沼わさび苑を視察し、施設の概要や現況等について担当者から説明を受けました。質疑を行いまして、総括にて意見交換を行った次第であります。その他で、子宮頸がんワクチン接種の対象者の拡大、特別障害者手当支給事務の資格誤認定について執行部から経過等の説明を受け、質疑、意見交換を行いました。
次に、9月6日、福祉環境委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。現地視察で小出郷文化会館を視察し、施設の現況等について調査を行い、担当者から説明を受けました。委員会としては、小出郷文化会館大規模改修事業のステージ改修工事について、全面改修することで了承することといたしました。その他で、アメシロの被害状況について執行部から説明を受け、質疑を行いました。なお、詳しくは会議録をごらんいただき、報告といたします。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。16番、住安孝夫さん。
16番(住安孝夫) 1つお聞きします。9月の6日に行われた所管事務調査のことですが、会議録を読んだだけではちょっとよくわからないので、端的にお伺いをします。大ホール舞台の床の改修のことですが、当初予定した額よりも半分ちょっとぐらいの金額で済みそうだとい見積もりが出ていますけれども、これは工事内容がどういうふうに変更になって安く上がることになったのかということが、ちょっとわかりやすく説明いただけるとありがたいですが、よろしくお願いします。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。福祉環境委員長。
19番(榎本春実) このことにつきましては、その道のいろんな建築設計をしている方から、現地を見て、そしてステージを部分的に見させていただいた中で、部分改修ができるのではないかということもありますし、またいろんな面で私どもに課せられた付託案件ではございませんけれども、やはりなお調査する必要があるだろうということで、2回ほどにわたって調査をさせていただいた結果、かなりの減額で先ほど住安議員から言われたような結果が出たわけでございます。そういった中で、当文化会館も平成8年からですから、15年ほどですか、経過をしております。ほかの文化会館をいろんな形で説明を受けたのは、大体8年から15年ぐらいでほとんどが改修をしておるということを受けております。そういった中で、今回のかなりの減額で修繕をしていただくならば、これからの公演、いろんな物事にも差し支えない範囲でできるだろうということで委員の皆様方は納得したわけでございますし、なおこの予算は6,000万円前後という物事が3月に通っておるわけでございますので、私どもの2回の委員会の中でかなり減額されたということで、私は委員会の皆さん方に感謝を申し上げておるところであります。
議長(星 謙一) 住安孝夫議員。
16番(住安孝夫) 安く上がるのはもちろん結構なことだと思うんですが、当初の予算上の予定した額は4,200万円ぐらいですよね。それが2,200万円、全面改修をしても2,200万円ぐらいで上がるという見積もりになったわけで、工事内容のどこをどう変更してこういうふうに安くなったのかということを、大まかなことでもちろんいいんですけど、そんな専門的なことを聞こうというわけじゃないんですけども、こういう変更したら半分ぐらいで上がることになったと、こういうような話を聞かせてもらえばありがたいです。もしそうでなくて何となくこうなったということであるというと、そうすると当初予定したのは、あれはでたらめだったのかと、こういうような話になってくるので、そこらあたりの事情がわかりましたら聞かせてください。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。福祉環境委員長。
19番(榎本春実) その点については、6項目ほどあった中で、必ず必要である修繕を3項目ほど、今ちょっと手元にありませんけれども、やらせていただいて、必要でない物事は事後にやっていただくということで私は記憶をしております。後ほど住安議員に、そのどうしても必要でない物事についての省いた中での金額も出ておりますので、お渡しをしたいと思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 今の文化会館の床の改修の件で、3つにわたって質問いたします。今回の報告書を私も見せていただいたのですが、これを見ますと、これは私の見解ですが、調査が非常にずさんで、短絡的に全面張りかえが望ましいと決定づけているように感じられました。本来の調査とは余談を持たずに原因の究明を行うもので、1カ所あけたほかに6カ所あけて確認をするという当初の計画から調査内容が縮小され、憶測で判断されました。改修方法が調査前に決まったのではないかと疑われるような内容です。これについては委員長に質疑するべき問題ではありませんので、ほかの場所でただしますが、昨年の音響設備改修工事ではすべて廃棄処分と設計され、その廃棄処分が適切であったかと問題になり、いまだきちんと解決していません。その設計者に言わせると、設備だから、特別に指示がなかったからとすべて廃棄処分に設計しました。施工者には、設計書に廃棄とあるから廃棄したとお墨つきを与える結果となり、まだ使える音響設備廃棄事件は設計自体にも問題があると私は思っております。そこで、1点目の質問ですが、その設計者に今回の調査を依頼したのか、なぜ依頼したのかということは委員会では問題にはならなったのでしょうか。
次は、この舞台床の大規模改修の原因、根拠となる床鳴りについてですが、音響設備のふぐあいもちりちりと7回というようなことでしたし、今回もバイオリンのソロで録音に支障が来すというようなことで、実際にいつ、どなたから苦情があり、それが頻発し、問題があるので、改修しなければならないという理由づけがいまひとつはっきりしません。私も、先日の文化会館の視察に同行させていただきました。最後に客席に座って市民課長に舞台で音を出してもらいましたが、年のせいか、耳が悪いのか、何も聞こえませんでした。そうしましたら、舞台に上がって聞くように言われました。客席で聞こえない程度の床鳴りがふぐあいだとして張りかえなければならないとは感じませんでした。そこで、2点目は、今回の床の改修しなければならない原因である床なりのふぐあいについて、また必要性の理由づけについては委員から質疑はありませんでしたか。
また、今回私の記憶違いでなければ、新たに床のゆがみということでふぐあいが指摘されましたが、私の目視ではゆがんでいて使用に耐えないとはとても思えませんし、提示されたデータを精査しても張りかえなければならない理由がないように感じられました。3点目の質問は、今回のふぐあいとするゆがみによる苦情や舞台運営上の支障がある事例または改修の必要性の緊急度、重要度について、委員会では精査されましたでしょうか。以上です。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。福祉環境委員長。
19番(榎本春実) 答弁になるかどうかはわかりませんが、私は専門家ではありませんので、ただ委員会としてきちんとした物事を対処しなくてはならないということで、床のゆがみについては388ポイントもきちんとした形で調査をさせていただきました。そういった中で、市内の設計業者からきちんとした形で、それをつくったときの久米設計さん等は呼んでありませんが、今回は主に市内の設計をやっておられる有限会社サクライ設計さんから来ていただいて、それにまた付随して大工さんですか、建築をやっておられるお二人のからいろんな用具を持ってきていただいて、そして床を外していただいて、全面にはこれはできない形になって、全部床の下がコンクリートでスラブをぶってありますので、見ることはできませんでしたが、かなりの場所から皆さん方から見ていただいた中で出た結論でありますので、大桃さんは、委員は一般質問にも出してそのとこでやるということでありますので、そこでやっていただきたいと思います。
議長(星 謙一) 4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰) 私はまくらでこういうのはいかがなものかみたいな話はしましたが、それについて委員長に聞いておるわけではありません。それはまた一般質問でやりますからいいんですが、今回のサクライ設計さんにまた依頼したのに問題にはならなかったのかということをお聞きしたのと、それから改修の必要性が私には感じられない。委員長は感じたのかもしれませんので、それはいいんですが、そういうことについて質疑があったのか、精査したのか。要はそのふぐあいや苦情がいっぱいあってどうしてもかえなければならないんだ、改修しなければならないんだという、そういう必要性が私には感じられませんので、その辺のことをお聞きしたかったのです。その辺お答えいただけなければそれはそれでいいですが、じゃもう一点だけひとつお聞きしますけども、今回床の調査ということなので、音響設備については何もなかったのかもしれませんけども、委員会の中では今回の音響設備についてはもう終わったことだというような形で、質疑だとか問題にはされないということでよろしいんでしょうか。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。福祉環境委員長。
19番(榎本春実) 冒頭に私のほうから言いましたように、委員会に付託された案件でございませんので、全体の中で皆様から考えていく中で、当委員会としては方向性、まとめを出したわけでありますので、その辺をご理解いただきたいと思います。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) これで福祉環境委員会報告を終わります。
産業建設委員長報告
議長(星 謙一) 日程第7、産業建設委員会報告について、委員長の報告を求めます。産業建設委員長、五十嵐昭夫さん。
14番(五十嵐昭夫) 産業建設委員会調査報告を申し上げます。本委員会は、所管事務について次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。
1回目でありますが、7月の22日の分であります。調査事件名は、市営スキー場の再編について、そしてその他であります。調査の経過を申し上げます。7月22日に委員会を開催し、事件について説明を受け、調査を行いました。市営スキー場の再編について、5つのスキー場関係者から現段階での各スキー場の考え方等についてヒアリングを行い、質疑を行いました。1回目でありますので、ほとんど聞き取りに時間を費やした次第であります。その中で、ヒアリングは休憩中に行いましたので、議事録を残しておりませんので、録音はしておりますが、その休憩中の内容について概要を申し上げます。主なものは、受け皿あるいは引き受け手があるかどうかということであります。残せる議論の中での計画や要望書等取り組み状況を説明をいただきました。各スキー場ごとの個別に申し上げますと、1番目、薬師スキー場におきましては地域住民で協議会を立ち上げ、スキー場周辺の公営施設の指定管理をとりながら一元管理をする計画が提示されました。大湯温泉スキー場におきましては、利用客の8割が温泉宿泊客であり、スキーパック旅行が好評なので、存続を要望する。その中で観光旅館のみが要望であり、地域住民の意思統一は聞かれませんでした。この時点では、受け皿づくりが示されませんでした。続いて、大原スキー場でありますが、地域でNPO法人を立ち上げして、ソフト面でスキー場運営の実績があるコンサルタント会社と連携し、ホテル大自然館と一緒に地域資源を活用して集客に努めるという運営が示されました。小出スキー場におきましては、あくまでも教育施設であるとの観点から、市営存続を望んでおります。その中におきましても、平成22年度を試行期間として経費削減を努めながら24年度を含めて3年は欲しいとの要望であります。この時点では、受け皿はないということであります。ここでは、市の無責任な経営状況に対して多くを言及されておりました。5番目、須原スキー場でありますが、存続に向けた具体的な内容が紹介されました。地元企業が別会社を興して運営を引き継ぎたい、民営化に向けた条件が整えば前倒ししてでも移行可能であるということであります。そのためには、市への要望が幾つか提示をされました。以上でありますが、繊細につきましては必要な方、各スキー場の計画、要望書等スキー場関係者が作成した資料がありますので、事務局に要求をお願いいたします。その他でありますが、ガス事業の民営化についての産業建設委員会の開催が提案されまして、次回定例会前に委員会を開催することといたしました。
次に、8月30日の報告を申し上げます。調査事件名は一緒であります。調査の経過といたしまして、8月30日委員会を開催し、調査事件について説明を受け、調査を行いました。市営スキー場の再編について、5つのスキー場関係者から現段階でのスキー場の考え方について2回目のヒアリングを受け、受け皿づくりに対する取り組みと要望を伺い、質疑を行いました。主な内容を申し上げますと、薬師スキー場におきましては9月1日付で薬師山麓活性化協議会を立ち上げ、スキー場存続の思いがさらに述べられました。その中で、あわせて民営化される文京区の施設であるやまびこ荘を来年4月から運営する旨が示されました。大湯温泉スキー場につきましては変わりありませんが、22年度も営業できるように補正予算を組んでほしい旨の要望が出されました。しかし、残せるための受け皿はまだ決まっていない、検討中ということであります。大原スキー場に関しましては、NPO法人入広瀬地区元気な地域づくり実行委員会を9月に立ち上げ、大原スキー場とホテル大自然館の運営を大きな軸として施設の有効利用を図りたい旨の構想が示されました。小出スキー場におきましては、基本的には人件費等経費を削減しながら、今年度を含め3年度程度営業したい旨同じ考えが示されました。受け皿については、検討中であるとのことであります。須原スキー場に関しましては、地域貢献として民営化で運営を引き受ける地元の会社の社長がお見え、出席されまして、赤字額の圧縮あるいは借上料の値下げ交渉等市の協力体制を要望されたものであります。8月30日分は以上であります。
引き続きまして、9月3日、本委員会は所管事務について調査をしたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告を申し上げます。調査事件名、市営スキー場の再編についてであります。2、その他であります。経過を報告申し上げます。9月3日に委員会を開催し、調査事件について説明を受け、調査を行いました。市営スキー場の再編について、5つのスキー場関係者から2回にわたるヒアリングの結果について質疑を行いました。残せる議論の中で、市に提言していく内容の一部が議論されました。大枠といたしまして、4点ほどあります。受け皿があるのか、あるいはそれが適正か、あるいは部分最適かということであります。2つ目として、民営化か、あるいは指定管理者制度を活用するのか。指定管理者活用であれば、期限を何年にするのかということであります。3番目として、予算づけ平成22年度と同等というわけにはいかない。圧縮の程度、下限であります。4番目として、施設、リフト、食堂、休憩舎等譲渡か、貸与か、これをこれから協議していくつもりであります。別途大湯温泉スキー場に関して、22年度営業するための附帯決議による予算措置を要望することといたしましたが、その中身は予算を前年度比圧縮した中で市に要望するということであります。委員会として基本的な考え方を当局に提言はいたしますが、細部にわたる課題、問題点は市としての方向を固めてもらい、各スキー場の運営者と協議していただくつもりであります。その他でありますが、行政集中改革プランの中で、公営ガス事業の民営化について、公営企業審議委員会において公営ガス事業の民営化に関する諮問が出されました。これが6月2日であります。そして、6月10日、市内管工事協同組合との、産建との懇談会をさせていただきましたが、内容を申し上げますと100%民営化には反対の意見がありました。そして、9月10日に新潟県のガス協会と施設を視察して、現状を把握して、そこで検討作業を行って、平成22年度中に答申を出す予定とのことであります。以上であります。詳細は、議事録をごらんいただきたいと思います。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 委員長に対して質問いたします。2回のヒアリング、大変ご苦労さまでございました。スキー場の再編について質問をいたします。まず、各関係者に委員会から出席要求が出されたようですが、この出席要求書を見ると意見を求める事項として、魚沼市市営スキー場再編計画見直し、検討に関することとして、一つとして魚沼市市営スキー場再編計画に伴う貴スキー場の取り組みと、貴スキー場の運営計画と方針、魚沼市へ求めることとなっておりますが、この出席要求書のほかに当局なり委員会が各スキー場の関係者に残せる議論として、見直し、検討に関することとして、各スキー場の取り組み、運営計画、方針、市へ求めることを取りまとめるよう、さらに検討するよう要請をした上でこのヒアリングが行われたのでしょうか、どうでしょうか。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。産業建設委員長。
14番(五十嵐昭夫) 経過を申し上げますと、2月の定例会で3団体から存続を求める請願書が出されまして、それが委員会及び議会において可決されました。それとは別に、その検討委員会を新たにつくるということは屋上屋を架すということにもなりかねませんので、当産業建設委員会の所管事務調査としてこれを調査したわけでありまして、それとはやっぱり一線を画したいと思います。
議長(星 謙一) 15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 産業建設委員会がそれぞれのスキー場関係者に案内を出しているわけですが、この案内先を見ますとそれぞれの、小出スキー場を除いては大体観光なり、地域の振興というようなのがメーンになっているようですが、小出スキー場はスキー学校の関係者に案内を出しているようです。スキー学校の皆さん方にそのスキー場の取り組み、運営計画、方針というものをまとめてくれと言われても、私は極めて難しいものがあろうと、こういうふうに感じるわけです。それは、そもそも小出スキー場が教育施設という形で長年運営してきたという面があると思います。旧小出町時代には大体800万円から1,000万円ぐらいの一般財源からの持ち出しで、教育施設であるならばこのぐらいの金額は子供たちの冬期のスポーツとして当然仕方がないことであろうと、こういう整理をされていたと思うわけですが、魚沼市になってから教育施設も他の観光施設も同じような扱いで商工観光課のほうで扱うようになってきたというところに他のスキー場と小出スキー場の違いがあると私は受けとめているのですが、そののを産業建設委員会ですべてやるのには、私は無理があると思うわけです。教育的な視点からどう考えるのかと、このことが今スキー場関係者並びに小出小中学校あるいは高校の学校関係者から提起がされているわけです。今このスキー場の問題が教育問題を抜きにして観光という面だけで語られているところに、このスキー場問題の何といいますか、整理の仕方が、単にこれは産業建設委員長に質問しているだけでは整理がつかない問題でありますけれども、今後の課題として残ると、私はこのように受けとめております。
それで、委員長への再質問でありますが、9月3日の委員会の会議録を見てみると、当局は具体的な内容に対しても相当突っ込んだ答弁をされているようですが、委員会が提言書をまとめ上げれば市長も含めて当局は受け入れるという確約ができているのかどうかと、その点を1つ。
また、現在利用ができないということで休止しているホテル大自然館について、担当課長は市長への提言があれば活用できるような表現をして、答弁をしております。また、この委員会の議事録の中には業者の固有名詞も出し、その交渉を当局がするのか、委員会がするのかというような論議もされているようでありますが、その点も含めて当局とどのような話がなされているのか、この報告と会議録を見る限りでは明らかになっていないわけであります。当局の今までの考え方は、小出と大原スキー場については今年度限りで予算を盛らないということは廃止ということですね。あと、請願が採択されました。請願が採択されても、それを当局が受け入れるか受け入れないかはまだはっきりしていないというふうに私は受けとめておるのですが、業者の固有名詞を出して、交渉を委員会の中で相当ヒアリングという名のもとに条件まで入って、市長のほうで従来の方針に変わりありませんということになったときに、私はこの委員会の持ち方が極めて問題になると、このように考えているのですが、ヒアリングの内容については議事録はとっていないと、こういうことでありますが、しかしながら今までの議会におけるいろいろの発言の中で、業者の方からいろいろの問題点が指摘されて、大幅な議事録の訂正がなされたこともあると、このように私は見ているのですが、委員会としては今後この問題について当局に対して、この議事録にはなくともその点についてはきちんと話がなされているかいないかというのは、極めて私は重要な問題だというふうに受けとめているのですが、委員長としてはどのような整理をされてきているのでしょうか。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。産業建設委員長。
14番(五十嵐昭夫) かなり四、五点にわたって聞かれていると思うんですが、最初は小出スキー場の関係者、学校の関係者に出されたと。我々としても、市の商工観光課に出すわけいきませんので、小出スキー場関係者の方に出したつもりであります。貴スキー場という言い方もちょっと語弊はありますけれど、スキー場、学校の関係者しか思い当たりませんので、そちらのほうに出させていただきました。
次に、これを委員会で提言して、確約ができているかと。とてもできておりません。そこで、我々としても、これをほかのまた諮問委員会や特別の検討委員会つくるよりは、当然所管の委員会でしなきゃならん問題ですんで、当然提言としては重きを置きますといいますか、要するに言葉で言いますと勧告的提言をさせていただきたいと思います。それに対して当局もそれなりの受けとめ方をきっとしてくれるものと思います。
3点目の大自然館でありますが、これは我々も寝耳に水といいますか、スキー場だけだと思ったら大自然館のことが出てきます。これはあくまでも委員会としては、今ウインタースクールで去年で終わりましたんで、これはないものと思っていましたんで、これは商工観光課のほうと協議を願いたいと思います。
そして、委員会の立場といいますか、これからの方向としては、もう一回最後のヒアリングをさせていただいて、それをどういう課題を持って、先ほど4点ほど述べさせてもらいましたけれど、市に勧告的な提言をしていって、それで市当局がだめと言うんであれば、また再度ぐらいは交渉いたしますけれど、そこで打ち切りになると思います。そうしないがために、今何もしなければ当然須原を除いて全部消えるわけですから、私としては救いの手を少しだけ差し伸べたという感じであります。以上です。
議長(星 謙一) 15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 産業建設委員会が非常に難しい問題をよく取り組んでいると、このように私は評価をいたしております。その点について、当局のほうは少しはっきり言うならばだらしがなさ過ぎると、このように私は言いたいのでありますが、このスキー場の問題については非常にそれぞれの地域の生活がかかったり、あるいはいろいろの波紋が来るわけですから、委員会の中でしっかりと提言書をつくり、そして私は当局のほうもそれにこたえる対応を、単に方針を出せば、市長が廃止と決めたから廃止ですというようなことでなくて、やはり委員会としてしっかり当局に提言書を出し、申し入れをしていただくよう私としては希望したいわけなんですが、委員長の考え方も十分わかりましたが、再度せっかくの機会でございますので、委員長のひとつこの問題に対するもう一つの考え方を提起していただいて、小出スキー場の教育の問題というのが極めて産業建設委員会だけで解決できる問題ではありませんので、その点について今後どのような対応をされるのか、委員長に質問いたします。
議長(星 謙一) 答弁を求めます。産業建設委員長。
14番(五十嵐昭夫) 小出スキー場に限って言えば、確かに経過はわかります。教育的施設、十分理解できますけれど、それがほかの3つ、4つのスキー場とちょっと立場は違え、やっぱり横一線のスタートラインに立たなければ、これはまたほかのスキー場から多分苦情等が出てくると思いますんで、あくまでも受け皿をつくっていただきたい。その上で教育的施設であれば教育関係に一応要望、予算づけをお願いしたりしたいと思いますんで、あくまでも今検討中ということではありますけど、受け皿をいかんせんつくっていただきたい、そういう考えであります。
議長(星 謙一) ほかに委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。産業建設委員会報告を終わります。
ここで、しばらく休憩をしたいと思います。
休 憩 (午前11時14分)
再 開 (午前11時25分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、これより再開をしたいと思います。
広報編集特別委員長報告
議長(星 謙一) 日程第8、広報編集特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。広報編集特別委員長、大屋角政さん。
18番(大屋角政) 広報編集特別委員会の調査報告を行います。本委員会は、付託事件につきまして調査を行いましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。調査事件名でありますが、議会だよりの発行についてとその他であります。調査の経過について、7月2日、6日、14日に委員会を開催し、議会だより(第27号)の発行について協議及び編集を行いました。内容は、第2回定例会の報告、議案の賛否状況、一般質問、委員会報告、その他の記事として、7月25日の発行へ向け編集作業を行い、無事発行を終えました。以上で報告を終わります。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。広報編集特別委員会報告を終わります。
地域医療対策調査特別委員長報告
議長(星 謙一) 日程第9、地域医療対策調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。地域医療対策調査特別委員長、岡部忠好さん。
17番(岡部忠好) 遅くなりましたが、おはようございます。地域医療対策調査特別委員会の報告をいたします。本委員会は、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告します。1、調査事件名、(1)、市立医療機関の再編等の経過について、(2)、その他であります。調査の経過でありますが、8月10日に委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。市立医療機関の再編等の経過について執行部から説明を受けて、質疑を行ってきました。また、魚沼市立医療機関再編計画(素案)について執行部から説明を受け、質疑、意見交換を行いました。今後については、医師、医療スタッフ確保や運営形態、運営母体等について早期に対応するよう要望しました。また、県有資産の譲渡、県の財政支援等については早期に県との協議を進め、具体的な財政シミュレーション等を提示してもらいたいということを当局に要望しました。以上であります。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。地域医療対策調査特別委員会報告を終わります。
庁舎再編整備調査特別委員長報告
議長(星 謙一) 日程第10、庁舎再編整備調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。庁舎再編整備調査特別委員長、森山英敏さん。
13番(森山英敏) 庁舎再編整備調査特別委員会調査報告を行います。本委員会は、付託事件につきまして下記のとおり調査いたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。調査事件名、庁舎再編整備について、その他であります。調査の経過、7月15日と8月12日に委員会を開催し、市庁舎再編整備について質疑を行いました。
7月15日には、庁舎再編整備関係資料につきまして執行部より説明を受け、質疑を行いました。次回の開催につきましては、空き庁舎利用を含めた市民説明会資料ができ次第開催することといたしました。
続きまして、8月12日でございますが、庁舎再編整備基本構想(案)一部見直しが出ましたので、これにつきまして執行部より説明を受け、質疑を行いました。委員会として中間的な取りまとめを行い、議長、委員長、副委員長、議会運営委員長と8月30日に執行部との協議に挑むことといたしました。以上でございます。詳細につきましては、会議録をごらんください。
議長(星 謙一) 委員長に対する質疑はありませんか。15番、星孝司さん。
15番(星 孝司) 委員長に対して質問をいたします。6月7日の特別委員会では議長が、「あくまでも当局が出した案を中心に事務調査をしていただきたい」と発言をいたしております。それに対して委員長は、「はい、特に異議がなければ、次回の委員会はそういう方向で開かせていただきたいと思います」と答弁をいたしております。今回配付になった8月12日の特別委員会会議録を見てみると、委員長は「前回の全員協議会で議長さんからの発言がありましたように、執行部の体制をつかんだ中で協議をしていただきたいと考えております」と発言をいたしております。今回これから市役所の位置を定める条例が市長から提案される予定になっておりますが、庁舎はどこに定めると提案されても現状の中では3分の2の議会の賛成を得ることは私はなかなか難しいと受けとめております。そうした中で、特別委員会は当局の出した案にこだわらず、魚沼市にとって庁舎はどうあるべきか、6カ町村が合併し、魚沼市が誕生したわけですから、6つの地域がある程度納得をし、議会でも3分の2の賛成が得られるところでなければならないと私は考えるものであります。今回庁舎に関する請願書も提出されたようでありますので、当局案にこだわらず、本来特別委員会を設置した基本的な立場に立って調査をしていただきたいと思いますが、今までの報告あるいは議事録を見る限りにおいては、特別委員会をどういった形でやっていくのかということについてはちょっとわからない点もありますので、その点について今後委員会としてはどのようにやっていこうとしているのか、委員長はどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。
議長(星 謙一) 特別委員長、森山英敏さん。
13番(森山英敏) それでは、お答えいたします。6月7日に議長のほうから執行部案を中心というようなお話がありました。それとは別に、本委員会の私が委員長になる以前の問題ですが、本委員会におきまして大平市長が誕生したことによるこの委員会の持ち方について質疑がなされまして、一つの結果が出ております。それというのは、新庁舎建設はあくまでも参考としては計算したりやりますけども、それは基本的な検討にはしないというような形の中での委員会のお話がありまして、それを引き続いた中で3月に提案された湯之谷庁舎一本化案を中心に調査研究をしてきたところでございます。したがいまして、今定例会に提案されます条例改正につきましては、これは一つの中では、やはり一つの議決の中でのその後の判断にさせていただかなければならないと思っています。私はどういう形に結論がなるかは予測は申しませんが、それを受けた中でまた調査特別委員会の中で方針等を決定していきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。
議長(星 謙一) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。庁舎再編整備調査特別委員会報告を終わります。
報告第14号 長岡地域土地開発公社の経営状況について
議長(星 謙一) 日程第11、報告第14号 長岡地域土地開発公社の経営状況について報告を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 報告第14号 長岡地域土地開発公社の経営状況についてであります。別冊の報告書の1ページであります。長岡地域土地開発公社の経営状況につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、経営状況等について報告するものであります。内容につきましては、別冊の事業報告書のとおりとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) ただいまの報告について質疑がありましたらお受けしたいと思います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 質疑なしと認めます。これで報告を終わります。
報告第15号 健全化判断比率について
報告第16号 資金不足比率について
議長(星 謙一) 日程第12、報告第15号 健全化判断比率についてから日程第13、報告第16号 資金不足比率についての2件を一括して報告を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 報告第15号 健全化判断比率について及び報告第16号 資金不足比率について、一括して報告を申し上げます。報告第15号につきましては、別冊の報告書の2ページからとなっておりますが、4つの指標とも早期健全化基準に示している比率を超えてはおりません。報告第16号につきましては、同じく4ページからとなっておりますが、各会計とも資金不足額はございません。詳細につきましては、それぞれ添付資料のとおりとなっております。以上、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づき報告いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(星 謙一) これで報告を終わります。
議案第87号 平成21年度魚沼市一般会計決算の認定について
議案第88号 平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定につ
いて
議案第89号 平成21年度魚沼市老人保健特別会計決算の認定について
議案第90号 平成21年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定に
ついて
議案第91号 平成21年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
議案第92号 平成21年度魚沼市診療所特別会計決算の認定について
議案第93号 平成21年度魚沼市スキー場事業特別会計決算の認定につ
いて
議案第94号 平成21年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定
について
議案第95号 平成21年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
議案第96号 平成21年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
議案第97号 平成21年度魚沼市水道事業会計決算の認定について
議案第98号 平成21年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について
議長(星 謙一) 日程第14、議案第87号 平成21年度魚沼市一般会計決算の認定についてから日程第25、議案第98号 平成21年度魚沼市下水道事業会計決算の認定についてまでの12件を一括議題とします。本案について、提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第87号 平成21年度魚沼市一般会計決算の認定についてから議案第98号平成21年度魚沼市下水道事業会計決算の認定についてまでの12議案につきましては、議案書1ページから12ページ及び別冊の決算書になります。地方自治法第233条及び地方公営企業法第30条の規定に基づき、監査委員の意見を付して提出いたします。各会計決算の概要につきましては、会計管理者または担当課長から説明をいたしますので、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(星 謙一) 補足説明を求めます。渡邉会計管理者。
会計管理者(渡邉隆夫) 平成21年度魚沼市一般会計歳入歳出決算につきまして、補足して説明いたします。まず最初に、決算書の260ページをごらんください。実質収支に関する調書でございます。歳入総額が306億9,003万8,000円、歳出総額が300億7,739万9,000円となり、差し引きをしました形式収支は6億1,263万9,000円でございます。この額から翌年度に繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越金1億5,904万2,000円を差し引いた実質収支額は4億5,359万7,000円となりました。
続きまして、2ページ、3ページをごらんいただきたいと思います。歳入歳出決算書の歳入からご説明をいたします。まず、1款の市税でございますが、1項の市民税から5項の入湯税までの5つの市税を合計しました収入済額は41億549万5,000円で、長期化する景気低迷などの影響から徴収率は92.2%となり、歳入全体に占める構成割合は13.4%に当たります。不納欠損額が59万3,000円で、滞納繰り越し分にかかわる時効や滞納処分の執行停止等により不納欠損処分をしたものでございます。収入未済額は3億4,456万4,000円となり、その内訳は現年課税分で6,725万5,000円、滞納繰り越し分で2億7,730万9,000円となっております。次に、2款地方譲与税は、国税として徴収した租税を都道府県や市町村に財源として譲与されるもので、2億9,469万円となりました。次に、3款利子割交付金から8款の自動車取得税交付金につきましては、県が徴収しました税金の一部を市町村に交付するもので、ごらんいただいたような収入済額となっております。また、9款地方特例交付金につきましても、ごらんの数字となっております。10款の地方交付税ですが、収入済額は119億538万2,000円で、地域雇用創出推進費の創設などにより、昨年度と比較して4億5,377万9,000円の増額となりました。歳入全体に占める割合は38.8%に当たります。めくっていただきまして、4ページ、5ページをごらんください。12款分担金及び負担金の収入済額は、2億8,738万4,000円です。負担金の主なものは、保育所運営費保護者負担金、養護老人ホーム入所者負担金、学童保育運営費保護者負担金などであります。収入未済額につきましては、保育所運営費保護者負担金などでございます。次に、13款使用料及び手数料の収入済額は5億7,420万7,000円で、使用料では市営住宅の使用料や各観光施設の使用料などが主なものとなっています。手数料につきましては、ごみ処理手数料や戸籍などの発行手数料でございます。収入未済額につきましては、リース工場使用料や市営住宅使用料などとなっております。14款国庫支出金では、収入済額が36億1,384万3,000円で、歳入全体に占める割合は11.8%です。前年度からの国の生活対策に加えて新たに打ち出されました経済危機対策などによりまして、前年度と比較して23億3,151万9,000円の大幅な増額となりました。収入内容では、民生費関係の国庫負担金、総務費関係の国庫補助金が大きな部分を占めております。15款県支出金では、収入済額が15億4,245万5,000円で、歳入全体に占める割合は5%です。収入の内容は、市町村合併特別交付金2億6,000万円のほか、民生費関係の県負担金、農業水産業費関係の県補助金が主なものとなっております。次に、16款財産収入では、収入済額が9,762万5,000円ですが、教員住宅の貸付料や市有土地の売払収入が主なものとなっております。収入未済額につきましては、市有地貸付料などでございます。17款寄附金につきましては、ふるさと寄附金が主なものでございます。18款繰入金につきましては、収入済額が12億958万4,000円で、将来の公債費負担を軽減するために下水道事業会計の補償金免除繰上償還の財源として財政調整基金及び減債基金に取り崩したほか、地域福祉基金、すこやか基金、まちづくり基金などを取り崩したことにより、前年度と比較して12億868万8,000円の大幅な増加となりました。次に、20款諸収入では、収入済額が16億6,427万9,000円となっております。めくっていただき、次のページをごらんいただきたいと思います。主な内容は、中小企業景気対策特別支援資金預託金元金や旧大和町のごみ処理受託事業収入のほか雑入であります。収入未済額につきましては、高齢者住宅整備資金の貸付金や重度心身障害者高額療養費過年度返納金などでございます。21款市債では収入済額が43億2,040万円で、歳入全体に占める割合は14.1%です。地域振興基金への積み立てに伴う借り入れに加え、エコプラント魚沼の大規模改修や小中学校施設整備などに伴います借り入れにより、前年度と比較しますと16億10万円ほど増額となっております。歳入全体の収入済額の合計は306億9,003万8,671円となり、前年度と比較して50億9,446万5,000円の大幅な増額となりました。不納欠損額は315万9,394円、収入未済額は4億95万9,410円となりました。
次に、歳出の説明をさせていただきます。めくっていただきまして、8ページ、9ページをごらんください。まず、2款総務費ですが、支出済額が33億9,654万8,000円で、歳出全体に占める割合は11.3%です。翌年度繰越額として5億5,750万円がありますが、内容は財産管理事業費1,630万円、情報通信費にかかわる地域情報通信基盤整備事業など5億4,120万円を平成22年度に繰り越すものでございます。総務費の主な内容としましては、特別職も含めた職員給与費等の一般管理費が10億8,882万3,000円、文化振興費が5億189万1,000円、また定額給付金給付事業費が6億8,096万6,000円などとなっております。次に、3款民生費です。支出済額が50億2,421万8,000円で、歳出全体に占める割合は16.7%です。翌年度繰越額として1,890万円ありますが、内容は入広瀬老人福祉センター解体撤去事業1,320万円、児童福祉管理事業570万円でございます。民生費の主な内容といたしまして、保育園管理運営事業などの保育所費12億8,490万2,000円のほか、障害者福祉費8億5,998万5,000円、高齢者福祉費6億9,929万円などとなっております。次に、4款衛生費ですが、支出済額が19億6,834万3,000円で、歳出全体に占めます割合は6.5%となっております。翌年度繰越額として1億330万円がありますが、内容は清掃費の小出郷クリーンセンター解体撤去等事業でございます。保健衛生費関係では、経常的な各種健診事業、保健衛生や環境衛生推進事業などの支出が主なものとなっております。清掃費関係では、エコプラント大規模改修工事を含む塵介処理費8億3,913万8,000円などとなっております。次に、5款労働費ですが、支出済額が1億6,511万9,000円で、主な内容は雇用対策事業の労働金庫への預託金5,000万円、緊急雇用創出事業として5,979万2,000円の支出が主なものとなっております。次に、6款農林水産業費です。支出済額が14億2,600万5,000円で、歳出全体に占める割合は4.7%です。翌年度繰越額が7,950万円となっておりますが、地域活性化・きめ細やかな臨時交付金事業による農地農業施設整備事業が5,200万円、林道整備事業が1,400万円、また造林事業が1,350万円となっております。主な支出内容は、中山間地域等直接支払事業や中越大震災復興支援事業を含む農業振興費で5億1,688万円、農地農業施設整備事業、県営圃場整備事業を含む農地費が4億226万9,000円、地籍調査事業が1億405万2,000円などとなっております。次に、7款商工費です。支出済額が15億2,755万5,000円で、歳出全体に占める割合は5.1%です。主な支出は、金融対策事業などの商工業振興費が6億3,522万9,000円、直営及び指定管理による観光施設費が4億2,814万7,000円などとなっております。めくっていただきまして、10ページ、11ページをごらんください。8款土木費です。支出済額は62億8,449万8,000円で、歳出全体に占める割合は20.9%です。翌年度繰越額が3億3,840万円となっておりますが、地域活性化・きめ細やかな臨時交付金事業などによる道路橋梁新設改良事業及び消融雪施設新設事業などが1億9,400万円、都市公園整備事業などが8億740万円、公営住宅等管理運営事業が5,700万円となっております。主な支出内容ですが、道路、橋梁の維持管理、新設、改良などで8億3,532万3,000円、道路除雪費が10億3,916万1,000円となっております。道路除雪費の中には、除雪車の購入費5台分、7,125万3,000円が含まれております。また、都市計画費では、下水道事業会計への負担金、補助金として35億8,810万円を支出いたしました。公園の整備事業が1億7,044万円、住宅費では住宅管理費が2億1,229万3,000円の支出となっております。また、住宅振興費において、克雪住宅や木造住宅の耐震化、アスベスト対策の整備費用に助成をする事業538万5,000円の支出がありました。次に、9款消防費ですが、支出済額は8億5,141万6,000円で、歳出全体に占める割合は2.8%です。翌年度繰越額が1,050万円となっておりますが、防災情報通信設備整備事業でございます。主な支出は、消防署事業や出張所事業、消防団管理運営事業及び防災対策事業等の支出でございます。次に、10款教育費ですが、支出済額は26億7,677万9,000円で、歳出全体に占める割合は8.9%です。翌年度繰越額が14億5,250万円となっておりますが、各小中学校の耐震補強、大規模改修工事などを内容としまして、小学校費で8億7,320万5,000円、中学校費で5億7,929万5,000円などとなっております。主な支出内容は、スクールバス運行管理事業委託料や不登校・いじめ問題対策事業などを含む教育支援費に2億2,680万8,000円、小中学校の管理事業及び施設整備事業が合わせて8億5,288万3,000円、ほかに各小中学校の管理費が1億9,144万6,000円となっております。社会教育費は、総額で2億7,995万3,000円の支出です。公民館管理運営事業、文化財管理保護事業及び社会教育施設管理運営事業が主な内容でございます。保健体育費では総額で2億4,350万7,000円ですが、国体推進事業が主な支出内容でございます。次に、11款公債費です。支出済額は43億1,887万4,000円で、歳出全体に占める割合は14.4%となっています。12款諸支出金につきましては、支出済額は22億6,150万4,000円となりました。主な内容は、積立金として地域振興基金に21億5,885万円、ふるさと結基金に632万8,000円などの積み立てをしております。また、負担金としてガス事業会計に6,266万2,000円を支出しております。めくっていただきまして、12ページ、13ページをごらんください。以上、歳出の支出済額総額は300億7,739万9,387円、翌年度繰越額は25億6,060万円でございます。歳出では、国の生活対策に伴う定額給付金事業及び経済危機対策に伴う各種助成事業などによりまして、支出済額の総額は前年度と比較しまして49億6,214万2,000円の大幅な増額となりました。歳入歳出差引残額は6億1,263万9,284円となりました。以上で一般会計歳入歳出決算書の説明を終わらせていただきます。
議長(星 謙一) ここで、しばらくの間休憩をしたいと思います。
休 憩 (午後 零時03分)
再 開 (午後 零時45分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開をいたします。引き続き会議を続けます。
次に、補足説明を求めます。星財務課長。
財務課長(星 完一) それでは、歳入歳出決算資料、財政事情と主要な施策の成果の決算概要についてご説明いたします。めくっていただきまして、1ページをごらんください。1の決算収支につきましては一般会計の決算でありますが、先ほど会計管理者が説明したとおりでございます。2の財政分析につきましては、普通会計の決算額を用いて行っております。魚沼市の場合は、一般会計のほかに診療所特別会計を加えて普通会計となっております。この普通会計の決算につきましては、地方財政状況調査、一般的に決算統計と言われておるものでございます。歳入歳出決算額等につきましては決算統計のルールでまとめてありますので、単純に一般会計と診療所特別会計を合算したものとはなっておりません。単年度収支につきましては、実質的な収入と支出の差額を示したものでございます。実質単年度収支につきましては、単年度収支に当該年度の黒字要素を加え、赤字要素を除いた場合の単年度の収支が実質的にどのようになっているかを示したものでございます。赤字要素でございます財政調整基金の取り崩しが多かったため、赤字となっております。めくっていただきまして、2ページをごらんください。経常収支比率につきましては、21年度は90.7%となっており、前年度比1.6ポイント改善しております。分子の経常的経費に充当される一般財源は増加しておりますが、分母の経常的一般財源等の収入が大きく増加していることによるものでございます。財政力指数につきましては、単年度では0.322となっており、3年間の平均では0.344となっております。分母の基準財政需要額から分子の基準財政収入額を引いたものが一般的に交付税額になるわけでありますが、これを引きますと約84億円となります。これは、一本算定による数値でございます。ただし、実際の交付税額は、3ページの14、15にありますように、一本算定ではなく、算定がえによって計算しますので、約106億円になります。一本算定と算定がえの場合には、約22億円の差が出ております。次に、公債費比率につきましては15.7%でございます。分子となります公債費も減少しておりますが、分母となります標準財政規模が増加したことにより改善しております。次に、3ページをごらんください。付表2―1の歳入歳出決算及び指数等の状況につきましては、決算統計及び普通交付税の算定数値を用いて平成20年度と21年度を比較しております。1の歳入総額から次のページの33の市債の現在高までとなっております。1から6までにつきましては、記載のとおりでございます。7の積立金につきましては、財政調整基金への積み立てでございます。8の繰上償還金につきましては、市債の繰上償還でございます。9の積立金取り崩し額につきましては、財政調整基金の取り崩し額になります。10の実質単年度収支につきましては、先ほど申し上げました実質単年度収支、この計算式がこれになってございます。14の基準財政需要額につきましては、先ほど申し上げましたが、算定がえにより算出したものであり、2ページでは分母になりました123億9,076万1,000円とは異なっており、146億4,508万6,000円となっております。前年度に比較しますと1億9,333万8,000円の増加でございます。15の基準財政収入額につきましては、市税が落ち込んでおりますので、前年度に比較しますと1億9,320万3,000円の減となっております。17の標準財政規模につきましては、標準税収入額と、それから普通交付税及び臨時財政対策債の発行可能額を合わせた額でございますが、前年度と比較しますと5億3,496万2,000円の増加となっております。要因といたしましては、普通交付税及び臨時財政対策債が増加したことによるものでございます。めくっていただきまして、4ページをごらんください。19から32までが基金の現在高でございます。19の財政調整基金、それから20の減債基金の現在高につきましては、取り崩しにより減少しております。21のまちづくり基金及び25の地域福祉基金につきましては廃止をいたしました。22の地域振興基金につきましては新たに21億5,885万円を積み立て、目標額の43億円の残額となりました。23の公共施設等整備基金につきましては、地域活性化・生活対策臨時交付金を財源として平成20年度に積み立てた1億5,700万円を取り崩しました。増減額につきましては、利子運用の積み立て13万円がありますので、1億5,687万円の減少となっております。その他の基金につきましては、記載のとおりでございます。基金全体では、平成20年度と比較して9億6,122万8,000円増加いたしました。それから、33の市債現在高についてでありますが、平成20年度と比較して4億9,034万4,000円増加しております。地域振興基金積み立てのための合併特例債及び臨時財政対策債の増加によるものでございます。次に、5ページをごらんください。付表2―2、歳入歳出の20年度と21年度の比較でございます。1の市税につきましては、対前年比で2億3,594万9,000円の減少となっておりますが、個人市民税、法人市民税及び固定資産税等市税全般の落ち込みによるものでございます。10の地方交付税につきましては、4億5,377万9,000円の増加でございますが、普通交付税の増額によるものでございます。12の分担金、負担金につきましては、区分の見直しによる諸収入からの振りかえであり、自主的にふえたものではございません。14の国庫支出金につきましては、国の経済危機対策交付金等による増加でございます。それから、21の市債につきましては、16億7,110万円の増加となっております。地域振興基金積み立てのための合併特例債、臨時財政対策債の増加によるものでございます。次に、右側の歳出の部分でありますが、1の人件費につきましては前年度と比較しますと9,167万7,000円の減少となっておりますが、前年度よりの職員数の減等によるものでございます。2の物件費につきましては、1,050万7,000円の増となっております。臨時、非常勤職員の賃金の増加によるものでございます。3の維持補修費につきましては3億4,028万2,000円の増となっておりますが、道路除雪費等の増加によるものでございます。4の扶助費につきましては、6,899万8,000円の前年度よりの増加となっており、近年増加の傾向にございます。5の補助費等につきましては、企業会計への補助金等により6億1,084万円の増加となっております。8の投資出資貸付金につきましては24億2,492万4,000円の増となっておりますが、公営企業への繰り出しを出資金としたことによる増でございます。9の積立金につきましては11億4,867万6,000円の増となっておりますが、地域振興基金への積み立てによるものでございます。11の普通建設事業費につきましては、10億7,911万6,000円の増加となっております。経済危機対策臨時交付金関係等の事業によるものでございます。めくっていただきまして、6ページをごらんください。付表2―3、歳入財源の内訳でございます。決算額を臨時的なものと経常的なものに区分し、その内訳として特定財源であるか、一般財源であるかを示したものでございます。次に、7ページをごらんください。付表2―4、歳出の性質別内訳表でございます。歳入と同じように歳出の決算額を臨時的なものと経常的なものに区分し、その財源内訳として特定財源を充てたのか、一般財源を充てたのかを示したものでございます。めくっていただきまして、8ページをごらんください。主な一般財源の状況を平成17年度から示したものでございます。次に、9ページをごらんください。市債の状況を示したものでございます。市債償還金の推移のグラフでは、21年度末までに借り入れた金額で作成してありますが、平成20年度をピークにして減少の傾向にございます。棒グラフの薄い部分が普通会計、濃い部分が企業会計となっております。市債償還金の財源内訳のグラフでは、普通会計の元利償還金43億5,588万4,000円の財源内訳を示してございます。7ページの6、公債費、(1)の元利償還金と一致してございます。めくっていただきまして、10ページをごらんください。付表4、市債の現在高についてでありますが、平成20年度末残高に平成21年度の発行額を加え、平成21年度に償還した元金を引いた額を21年度末の残高として示したものでございます。平成21年度末残高で323億4,064万1,000円となってございます。平成20年度末の残高が318億5,029万7,000円でしたので、約4億9,000万円増加しております。先ほど申し上げましたように、地域振興基金へ積み立てのための合併特例債、臨時財政対策債の借り入れの増加によるものでございます。次に、11ページをごらんください。人件費の状況であります。会計別、款別職員数、職員給与費、臨時職員数、臨時等職員賃金を示し、職員数及び人件費について前年度と比較したものでございます。めくっていただきまして、12ページ、13ページをごらんください。現状と課題を記載したものでございます。基本的な方向といたしましては、13ページの最後の部分に記載のとおりでございます。今後とも財政の健全化を進め、持続可能な市政の運営に努める必要があると考えております。14ページ以降は、各部門の主要な施策の成果が記載されております。次に、大分飛びますけども、227ページをごらんください。投資的事業契約執行一覧表として、契約金額100万円以上のものを記載してございます。242ページからは補助金交付一覧表として、補助金名、補助金額及び交付先を記載してございます。262ページ以降は、特別会計の記載となってございます。以上でございます。
議長(星 謙一) 次に、桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) それでは、平成21年度魚沼市国民健康保険特別会計事業勘定の決算について補足して説明いたします。魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の12ページからになります。歳入の1款国民健康保険税でありますが、医療給付分、後期高齢者支援金分、介護保険納付金分の3区分の賦課方式として賦課をいたしました。前年度と比較しますと、被保険者数の増加及び税率の引き上げ等により賦課額で14%増加いたしました。現年度課税分の収納率でありますが、94.3%となり、前年度と比較して0.6ポイント下がりました。滞納繰り越し分においては21.8%と前年度徴収額より797万円ほど減少いたし、不納欠損額については半減をしております。以下、前年度決算額との比較で説明をさせていただきます。2款1項手数料は、国民健康保険税の徴収に係る督促手数料であります。次に、3款国庫支出金でありますが、医療給付費等の増加に伴い、全体で1億8,237万円の増額となりました。大きなものとして、療養給付費等負担金が1億5,728万円、財政調整交付金が2,449万円それぞれ増額となりました。なお、補正予算計上となりました介護従事者処遇改善臨時特例交付金344万円及び少子化対策として出産育児一時金補助金34万円につきましては、今年度新規に交付を受けたものであります。続きまして、4款療養給付費等交付金でありますが、支払基金から退職被保険者の給付に充てるため交付されるもので、被保険者数の減少により1億1,817万円の減額となっております。次に、5款前期高齢者交付金でありますが、65歳以上75歳未満の前期高齢者に係る医療費について、各医療保険者間の不均衡を調整するため交付されるものであり、2,191万円増額となりました。6款県支出金でありますが、全体で130万円の微増となっております。主なものとして、高額医療費共同事業負担金が245万円増加し、財政調整交付基金については124万円減少をいたしました。続いて、7款共同事業交付金については1億339万円の増となりました。高額医療費及び保険財政安定化に係る各保険者の共同事業に係るもので、国保連合会から交付されるものであります。8款財産収入は、給付準備基金の利子収入であります。続きまして、9款繰入金でありますが、一般会計からのルール分繰り入れと給付準備基金からの繰り入れであり、財政収支により基金からの繰入額が減少しております。次に、11款諸収入でありますが、全体で346万円の減となりました。交通事故等に係る第三者納付金が減少したことによるものであります。
次に、歳出でありますが、24ページからになります。1款総務費でありますが、全体では758万円の増額となりました。主なものとして、人事異動等に伴う職員給与費が717万円増加しております。次に、2款保険給付費でありますが、全体では1億3,017万円の増となりました。内訳といたしまして、療養諸費が1億641万円、高額療養費が2,586万円それぞれ増額となっており、要因として入院日数の増加等が挙げられます。続きまして、3款後期高齢者支援金等、4款前期高齢者納付金等及び5款の老人保健拠出金については、支払基金からの通知額に基づきそれぞれ納付するものでありますが、後期高齢者支援金は4,502万円、前期高齢者納付金は84万円それぞれ減少をしております。また、老人保健拠出金については、老人保健制度の廃止により7,173万円減少しております。次に、6款介護納付金についても、支払基金からの通知額を納付するもので、前年度とほぼ同額となりました。7款共同事業拠出金でありますが、国保連合会で実施しております共同事業に伴う拠出金であります。高額医療費については、1件80万円を超える医療費に係るもので、991万円の増となりました。また、保険財政共同安定化事業に係る拠出金は、30万円を超え80万円未満の医療費に係るもので、3,559万円の減額となっております。次に、8款保健事業費でありますが、医療保険者に義務づけられております特定健康診査事業の取り組み強化等に伴い、382万円の増額となりました。9款基金積立金でありますが、給付準備基金の利子収入を積み立てたものであります。なお、年度末現在の基金残高は1億3,053万9,000円となっております。最後になりますが、11款諸支出金でありますが、国県支出金等の精算償還額の減少に伴い、2,194万円の減となっております。以上、事業勘定決算の補足説明とさせていただきます。
議長(星 謙一) 次に、国保直診勘定、滝沢病院局事務局長、補足説明を願います。
病院局事務局長(滝沢直行) それでは、私のほうから国保の直診施設勘定につきまして補足説明をさせていただきます。決算書42ページからになりますが、よろしくお願いいたします。この会計では、守門診療所及び入広瀬診療所で行っております医科と歯科の関係する決算であります。まず、歳入でありますが、診療収入が1億6,010万1,000円でございます。その他収入が8,064万9,000円、総額2億4,075万円となっております。なお、その他収入の中には、国保の事業勘定からの繰入金1,137万円及び一般会計からの繰入金3,710万円、合計で4,847万円が含まれております。
続きまして、歳出になりますので、1枚めくっていただきたいと思いますが、給与や需用費など管理関係費用であります総務費で1億6,658万6,000円、医療関係の備品購入費や医薬品等の購入に当たります医業費で7,393万1,000円、総額2億4,051万7,000円となっております。患者数につきましては減少傾向が続いておりますが、それぞれの地域において必要な医療機関でありますので、住民の要望にこたえられる医療を確保できるよう今後も努力してまいりたいと思っております。以上で補足説明をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 次に、桜井福祉保健課長からお願いします。
福祉保健課長(桜井伸一) それでは、平成21年度魚沼市老人保健特別会計の決算について、補足して説明をいたします。決算書の68ページからになります。老人保健制度は19年度で廃止されていることから、今年度は昨年度と同様再審査や月おくれ請求に係るものであり、歳入の決算額は昨年度の4.5%、歳出は3.6%と大きく減少をしております。したがいまして、歳入歳出とも特別にご説明申し上げることはございませんけれども、前年度の歳入不足分について繰り上げ充用を行ったことから、歳出において前年度繰り上げ充用金として1,200万円の執行をしております。以上で老人保健特別会計の補足説明とさせていただきます。
続きまして、平成21年度後期高齢者医療特別会計の決算について、補足して説明をいたします。決算書の82ページからになります。前年度決算額との比較で説明をさせていただきます。歳入の1款後期高齢者医療保険料でありますが、広域連合において県内同一の保険料率により賦課をされているものであります。収納率は、年金から天引きする特別徴収は100%、口座振替や納付書により納付をいただく普通徴収では98.2%、滞納繰り越し分が86.5%、トータルで99.5%となっており、前年度と比較して0.1ポイント下がっております。次に、2款使用料及び手数料は、保険料徴収に係る督促手数料であります。3款繰入金は一般会計からのルール分繰り入れでありますが、全体で1,488万円増加しております。大きなものとして、医療費に係る市の負担分が財源となります療養給付費負担金繰入金が1,218万円増加しております。5款諸収入は、全体で3,969万円増となっております。これは、広域連合より前年度の療養給付費負担金の精算還付金3,888万円が大きな要因であります。次に、6款国庫支出金は、平成20年度からの繰り越し事業として実施した保険料軽減システム改修事業に係るものであります。
続きまして、歳出でありますが、86ページからになります。1款総務費は、全体で216万円の増となっております。主な要因は、繰越明許いたしました保険料の電算システム改修事業263万円によるものであります。次に、2款保健事業費でありますが、広域連合から受託して実施した健診業務に係るものであり、前年度とほぼ同額となっております。3款納付金でありますが、広域連合へ納付するもので、徴収した保険料や療養給付費の市町村負担金及び保険基盤安定負担金であります。全体で6,572万円の増であります。内訳といたしまして、保険料負担金が1,166万円、療養給付費負担金が5,106万円それぞれ増加をしております。4款諸支出金でありますが、資格喪失に伴う保険料の還付に係るもので、予備費から18万円ほど充用をいたしました。以上、後期高齢者医療特別会計決算の補足説明とさせていただきます。
続きまして、平成21年度魚沼市介護保険特別会計決算について、補足して説明をいたします。決算書の98ページからになります。歳入の1款介護保険料は6億3,248万円でありますが、第4期介護保険事業計画から賦課区分を7段階から9段階に細分化し、賦課を行っており、今年度はその初年次に当たります。介護保険料の内訳でありますが、現年度分において年金から天引きする特別徴収によるものが5億9,608万円、口座振替等の普通徴収によるものが3,546万円となっており、現年度分の収納率は99.7%となりました。滞納繰り越し分の保険料については93万円、収納率は26.9%となっております。不納欠損額56万円は、介護保険料の徴収権が2年で時効になることによるものであり、該当者は22名であります。次に、2款1項の手数料は、普通徴収の介護保険料に係る督促手数料であります。3款国庫支出金、4款支払基金交付金及び5款県支出金でありますが、保険給付費と地域支援事業費の介護予防事業に係る負担割合は国が25%、支払基金、これは第2号被保険者の保険料分になるわけでありますけども、これが30%、県が12.5%となっているものであります。地域支援事業の包括的支援事業2事業については、国が40%、県が20%負担をしているものであります。次に、6款財産収入は、介護給付費準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の利子収入であり、基金積立金の財源となるものであります。7款1項一般会計繰入金5億210万円は、保険給付費と地域支援事業費の介護予防事業に係る負担分12.5%と地域支援事業費の包括的支援事業2事業に係る負担分20%及び職員給与費や事務費に係るルール分の繰り入れであります。2項基金繰入金1,761万円は、給付に係る財源不足分1,600万円を介護給付費準備基金から、また介護従事者処遇改善に係る財源分161万円を介護従事者処遇改善臨時特例基金からそれぞれ繰り入れたものであります。9款諸収入、2項雑入の665万円は、地域支援事業で実施している高齢者筋力向上トレーニング事業や通所型運動機能向上事業に係る利用者負担金等であります。
次に、歳出でありますが、106ページになります。1款総務費7,368万円は、職員の給与費や事務費及び介護認定に係る経費であります。2款保険給付費33億5,376万円は介護給付と予防給付等に係るものであり、第4期介護保険事業計画で見込んだ保険給付費と比較しますと96.8%となっており、個々のサービスにおいて増減はあるものの、給付総額においてはほぼ事業計画に近い実績となっております。次に、3款地域支援事業費7,627万円は、特定高齢者や一般高齢者に対する介護予防事業や家族介護支援事業及び地域包括支援センターに係る経費等で、前年度と比較いたしまして322万円、4.4%増となりました。4款基金積立金5,423万円は、歳計余剰分と利子収入に係るものとして介護給付費準備基金に5,421万円、介護従事者処遇改善臨時特例基金には利子収入分として1万5,000円をそれぞれ積み立てたものであります。年度末現在の基金残高でありますけども、給付準備基金で1億1,887万8,000円、介護従事者処遇改善臨時特例基金で981万1,000円となっております。次に、6款諸支出金3,447万円でありますが、過年度分に係る介護保険料の歳出還付金31万円と平成20年度に交付された国県支出金等の精算に伴う返還金3,416万円であります。以上、介護保険特別会計決算の補足説明とさせていただきます。
議長(星 謙一) 次は、診療所特別会計決算の補足説明を滝沢病院局事務局長。
病院局事務局長(滝沢直行) それでは、私のほうから診療所特別会計の決算につきまして説明をさせていただきます。ページが126ページからになります。この会計では、守門の福山新田、入広瀬の横根、大白川地区に設置しております僻地出張診療所及び湯之谷歯科診療所の4施設に係る決算であります。各出張診療所では、1週間に1回午後診療を行っておりますし、湯之谷歯科診療所では月曜から土曜日までの週6日間の診療を行っております。歳入でありますが、診療収入で6,515万7,000円、その他収入で1,084万円で、総額7,599万7,000円となっております。なお、その他収入の中には、一般会計からの繰入金1,040万円が含まれております。
1枚めくっていただきまして、歳出でありますが、総務費で6,766万2,000円、医業費で732万円で、総額7,498万2,000円となっております。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一) 次に、スキー場事業特別会計決算並びに工業団地造成事業特別会計決算の補足説明を柳瀬商工観光課長。
商工観光課長(柳瀬良一) それでは、スキー場事業特別会計につきまして補足して説明させていただきます。平成21年度の直営5スキー場の営業実績につきましては、雪が多かったということがございまして、各スキー場ともに営業予定日から営業ができました。全体では、営業日数でございますが、5つのスキー場で延べ446日営業させてもらっております。昨年は381日ということでありましたので、実質65日の営業期間が、営業日がふえたということでございます。入れ込み客につきましては、昨年が7万2,760人ということでありましたが、今シーズンは8万1,580人ということで、約13%の増、人数にいたしまして8,820人の増加となっております。それから、リフト使用料、それから食堂等の雑収入でございますが、1億264万1,000円ということで昨年に比較いたしまして約110万円ふえております。一般会計の繰入金につきましては1億3,300万円ということで、前年が1億3,280万円ということでございますので、20万円の増ということになっております。その結果、歳入総額でございますが、歳入総額2億3,587万5,256円、歳出総額2億3,564万1,670円の決算というふうになっております。
各スキー場につきまして、決算書の146ページから158ページの事項別明細に基づきまして説明させていただきます。まず、歳入でございます。146ページ、147ページになりますので、よろしくお願いいたします。1款スキー場リフト使用料につきましては、先ほどお話しさせていただいたとおり、5つのスキー場総額で6,907万5,090円の売り上げがございました。前年比2.6%の増となっております。各スキー場の比較でございますが、パーセンテージだけお話しさせていただきたいと思います。小出スキー場につきましては、23%の増でございます。営業日数は、25日が増加しております。薬師スキー場につきましては、前年比6万8,250円の増ということで、プラス2%、営業日は17日増加しております。大湯スキー場につきましては、前年比67万2,600円の増、プラス40%になっております。営業日数は、8日間減っております。これは毎週水曜日定休日にしたということがございまして、マイナスになっております。須原スキー場でございますが、前年比216万6,890円の増でございます。パーセントといたしまして、6%の増でございます。営業日数は、21日が増加されております。大原スキー場につきましては、315万9,540円の減でございます。マイナス20%ということでございます。営業日数は、10日間が追加されております。次に、2款一般会計繰入金、総額で1億3,300万円になっております。ほぼ前年と同額ということでございます。4款でございます。雑入につきましては、自動販売機の設置、食堂、売店の売り上げ等でございますが、総額で3,356万5,998円ということになりました。内訳でございますが、須原スキー場が3%の増、大原スキー場が14%の減というふうになっております。
次に、歳出のほうでございます。148ページからになります。1款でございます。一般管理費につきましては、一般職員の給与費として1人分、959万522円と、それからその他の一般管理事業といたしまして、非常勤職員の賃金を含む共通経費を2,121万2,969円、総額で3,080万3,491円を計上させてもらっております。続きまして、2款でございます。スキー場事業費につきましては、各スキー場ごとに事業運営費を計上させてもらっております。まず、小出スキー場についてでございますが、決算額2,698万8,514円になります。この中には、従業員26名の人件費が含まれております。なお、修繕費234万6,586円が計上されておりますが、この内訳につきましては、圧雪車の修理、リフトの修繕、その他の施設修繕ということで、リフト関係、圧雪車関係の修繕費がメーンになっております。続きまして、須原スキー場につきましては9,913万4,414円の決算額でございます。従業員43人分の人件費が含まれております。修繕費2,021万9,367円を計上させてもらっておりますが、この内訳でございますが、ロマンスリフトの電動機、減速機の修繕、クワッドリフト減速機の修理、ゲレンデ整備車3台の整備ということになっております。なお、索道施設労働者派遣業務ということで金額計算させてもらっております。3事業者からそれぞれ派遣していただいております。次に、薬師スキー場につきましては、893万6,355円の決算額となりました。従業員が1人含まれております。1人の人件費が含まれております。修繕費でございますが、283万270円計上させてもらっております。修繕費の主な内訳でございますが、ゲレンデ整備車の点検、搬器の修繕、その他リフト修繕でございます。続きまして、大湯スキー場につきましては、559万2,989円の決算額でございます。従業員1人の人件費が含まれております。修繕費といたしまして152万8,464円を計上させてもらっておりますが、主に圧雪車の修理、それからリフトでございます。最後に、大原スキー場につきましては、4,599万2,263円の決算というふうになりました。従業員は21名でございます。この人件費が含まれております。修繕費といたしまして、1,194万9,973円を計上させてもらっております。内訳でございますが、圧雪車の修理、リフト修理、その他施設整備、修繕等が含まれております。なお、索道施設の労働者派遣業務ということで、市内2事業者から派遣をしてもらっております。以上がスキー場の関係でございます。
続きまして、工業団地特別会計につきまして、補足して説明させていただきます。決算書の164ページからになると思いますので、よろしくお願いいたします。水の郷工業団地につきましては、平成20年度から全体計画約30ヘクタールのうち、15ヘクタールの事業に着手させていただきました。21年度におきましては、本造成工事とあわせて約6.6ヘクタールの分譲、企業立地が決定させてもらっております。その結果、歳入総額8億5,518万3,989円、歳出総額8億5,342万8,699円の決算の内容になっております。
事項別明細に基づきまして説明させていただきたいと思います。まず、歳入でございます。164ページ、165ページをお開きください。1款県の補助金5,000万円につきましては、新潟県から工業団地基盤整備事業補助金として交付を受けたものであります。採択事業は、排水路整備事業であります。次に、2款財産収入につきましては、テーブルマーク株式会社への土地の分譲、6万1,000平米のほかに、県道雷土新田浦佐線道路拡幅用地及びLNGサテライト基地用地として全体で6万6,755平米を売却させてもらっております。金額にいたしまして、7億2,388万8,649円を計上させてもらっております。4款でございます。雑入につきましては、県道改良に伴う排水路工事の補償金として新潟県から受けております。補償金の金額は、2,078万200円でございます。その他、地域振興基金からの借入金といたしまして、平成20年度繰り越し工事への充当財源といたしまして、地域振興基金のほうから5,460万円の借り入れを行っております。
続きまして、歳出でございます。166ページから167ページになります。よろしくお願いいたします。まず、第1款でございます。工業団地造成費につきましては、第1期の工事造成完了に伴う用地画定に係る測量業務委託料1,019万7,045円。それから、工事請負費といたしまして、造成工事、下水道工事、排水路工事及び排水樋門設置工事といたしまして5億5,234万1,800円を計上させてもらっております。用地の取得費といたしましては、市道水の郷工業団地用地取得費といたしまして68万5,864円。それから、ガス、水道工事負担金といたしまして1億1,646万3,900円等で、総額6億7,970万2,509円となっております。2款でございます。公債費につきましては、土地分譲金額のうち造成工事に充当した残額につきまして地域振興基金への償還をさせてもらっております。元金といたしまして1億7,160万円、利息が212万6,190円、総額で1億7,372万6,190円となっております。なお、21年度末の地域振興金からの借入残額につきましては、9億6,800万円となっております。以上でございます。
議長(星 謙一) 次に、魚沼市病院事業会計決算の補足説明を滝沢病院局事務局長からお願いします。
病院局事務局長(滝沢直行) それでは、私のほうから病院事業会計決算について説明をさせていただきます。172ページからになりますが、申しわけありませんが、180ページを開いていただけますでしょうか。病院の概況でありますが、入院につきましては延べ患者数で前年比42人の減少となっております。一般病床では214人増加することができましたが、療養病床で256人減少となっための結果であります。これは、他の医療機関あるいは福祉施設等との連絡調整や患者さんのふぐあい等々がありまして、このような数字になっておるようであります。今後は連携専従の職員を配置し、療養病床を含めて病床のさらなる有効活用を図っていきたいというふうに思っております。外来患者のほうでありますが、当院の外来患者を年齢別にちょっと調べてみましたところ、70歳以上で全体の71%、60歳以上で見ますと87%という数字になっております。高齢者の慢性疾患に対する医療が主でありますため、新規の患者さんの確保が非常に難しい状況であります。これの打開策としまして、4月から第2土曜日、第4土曜日に診療を開始いたしました。その結果として、新規の患者さんの確保には直接結びついてはいないようでありますが、外来患者さんの減少傾向には若干の歯どめができたというふうに思っております。また、当院の特色でもあります訪問関係につきましては、訪問診療で800件、訪問看護が2,473件、訪問リハビリテーションで2,005件という実施となっております。今後は、新病院整備基本計画や市立医療機関の再編計画が進められる中で、堀之内病院の役割と機能を明確にした上で市民の声にこたえられる医療機関として努力していきたいというふうに思っております。
それでは、収益の説明をさせていただきます。ページ戻っていただきますが、172ページになります。収益では、医業収益5億9,087万7,000円、医業外収益で2億6,418万3,000円、総計8億5,506万円となっております。
一方の費用でありますが、医業費用8億6,069万2,000円、医業外費用で1,567万7,000円、総計8億7,636万9,000円となっております。この金額には消費税及び地方消費税が含まれておりますので、これらを精算しますと差し引き2,145万8,000円の損失を生じることとなりました。なお、医業外収益の中には、一般会計からの繰入金2億6,224万3,000円が含まれております。
1枚めくっていただきまして、資本的収支について説明させていただきます。前段費用につきまして説明させていただきますが、費用につきましては建設改良費として医療関係の備品購入費として79万円、企業債の償還金として6,216万4,000円、支出計で6,295万4,000円となっております。
収益につきましては、一般会計からの繰入金を出資金で4,144万2,000円、負担金で39万4,000円計上し、収益計で4,183万6,000円を受け入れております。これによる収支不足額2,111万8,000円につきましては、過年度損益勘定留保資金で補てんしております。以上で補足を終わらさせていただきます。
議長(星 謙一) ここで、しばらくの間休憩をしたいと思います。
休 憩 (午後 1時40分)
再 開 (午後 1時51分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、再開をいたします。引き続き補足説明を求めます。
次に、ガス事業会計決算並びに水道事業会計決算並びに下水道事業会計決算、3件についての補足説明を滝沢企業課長からお願いします。
企業課長(滝沢 稔) それでは、平成21年度ガス事業会計から補足して説明を申し上げます。決算書の206ページをお開きください。概要の総括事項で説明をいたします。需要家件数が昨年よりも70件減少しておりますが、その要因は一般家庭用の減であります。また、年間販売量ですが、昨年に比較して0.9%減少しておりますが、工業用や官公庁など事業所向けの減によるものであります。
次に、収益的収支の収入ですが、ガス売り上げなどの減少により、昨年より3,500万円ほど減額になりました。
次に、支出ですが、減額の主なものとしては受注工事費用の減によるものです。
次に、資本的収支の収入ですが、企業債の借り入れや水の郷工業団地関連工事負担金が主なものとなっております。
次に、支出ですが、収入同様水の郷工業団地関連の建設改良費が主なものです。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額につきましては、損益勘定留保資金のほか消費税及び地方消費税資本的収支調整額などで補てんさせていただきました。今後も安全対策と保安確保のため、経年管の更新を推進するとともに、家庭用分野でのオール電化攻勢に対応するため、ガスの発展ある暮らしなどのすばらしさなどをPRしていきたい考えております。
続きまして、水道事業の説明に移ります。232ページをお開きください。概要の総括事項ですが、水道事業におきましては上水道と簡易水道を21年度から一本化しました。需要家件数は昨年より6件増加しましたが、年間有収水量は1.3%減少しました。その原因といたしましては、お客様の減少やお客様の節水などが考えられます。
次に、収益的収支ですが、総括事項でも記載しておきましたけども、20年度の金額には4地区の簡易水道特別会計分は含んでおりません。したがって、収支の増加分は主に4地区の特別会計分ということになります。
次に、資本的収支の収入でございますが、他工事などによる負担金の受け入れや企業債の借り入れが主なものとなっています。
次に、支出ですが、水の郷工業団地関連を初め老朽管の入れかえなどの建設改良費が主なものとなっています。水道事業におきましても、健全経営と安定給水を行うため、道路工事などにあわせて経年管の入れかえを実施することにより、コスト縮減と有収率向上に努めてまいりたいと思っております。
最後になりましたが、下水道事業会計について説明をいたします。272ページをお開きください。概要の総括事項ですが、下水道処理能力人口では、人口の減少に伴い昨年より1.1%減少しましたが、水洗化率においては1.7%増加しました。また、有収率においては、経年管の入れかえなどにより、昨年に比較して1.2ポイント改善されました。
また、収益的収支の収入ですが、昨年に比較しての減額要因は一般会計からの補助金減が主なものですし、収支においての減額要因は企業債利息の減が主なものであります。
次に、資本的収支の収入ですが、企業債の元金返済のための出資金が主なものであり、支出においては元金返済が主なものであります。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額につきましては、損益勘定留保金で補てんさせていただきました。今後も施設の統廃合などにより経費の節減に努め、効率的な運営を進めていきたいと考えております。以上で3会計の補足説明を終わります。
議長(星 謙一) 以上で補足説明を終わります。
日程第14、議案第87号 平成21年度魚沼市一般会計決算の認定についてから日程第25、議案第98号 平成21年度魚沼市下水道事業会計決算の認定についてまで、12件の提案理由並びに補足説明をこれで終わります。
次に、監査委員から決算審査意見書が提出されていますので、監査委員の報告を求めます。佐藤代表監査委員。
代表監査委員(佐藤英重) それでは、決算審査の結果につきまして、その概要を報告させていただきます。審査は、去る7月22日から8月11日までの間、各課、各部局の担当者の説明を求めまして、事務事業の実施状況とその成果、財産の管理状況等につきまして、その合規性、効率性、正確性の3点を主眼といたしまして実施をいたしました。審査の結果につきましては、お手元の審査意見書のとおりでございまして、審査に付されました各会計の歳入歳出決算書及び附属書類並びに基金の運用状況書は法令に準拠して作成され、かつ決算計数は関係諸帳簿と符合し、正確でありました。また、現下の厳しい財政状況の中で、財源の確保とその重点的な配分が図られながら当市の基本計画に沿った諸施策が推進されたものと認められました。そのようなことで、平成21年度における各事務事業はおおむね順調な成果を上げているものと認められました。しかしながら、本決算年度におきましては、重大なる不適正な事務処理も見受けられました。発生しました。また、今後努力目標も含めてでございますけれども、さらなる留意、改善を要する事項も見受けられました。そのようなことにつきましてはそれぞれ指摘をさせていただいておりますので、各決算審査意見書を詳細についてはごらんいただきたいと思います。以上で報告とさせていただきます。
議長(星 謙一) お諮りします。ただいま議題となっております議案第87号から議案第98号までの12件の質疑については、議長を除く22人の委員をもって構成する平成21年度会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、議案第87号から議案第98号までの12件については、議長を除く22人の委員をもって構成する平成21年度会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
自席にてしばらく休憩します。
休 憩 (午後 2時02分)
再 開 (午後 2時03分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
平成21年度会計決算審査特別委員会委員の選任について
議長(星 謙一) お諮りします。ただいま設置されました平成21年度会計決算審査特別委員会委員の選任については、魚沼市議会委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一) 異議なしと認めます。よって、平成21年度会計決算審査特別委員会委員は、お手元に配付した名簿のとおり選任することに決定しました。
引き続き、魚沼市議会委員会条例第10条の規定により、ただいまからこの議場において平成21年度会計決算審査特別委員会を招集しますので、委員長、副委員長の互選をお願いします。
しばらく休憩いたします。
休 憩 (午後 2時04分)
再 開 (午後 2時14分)
議長(星 謙一) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
諸般の報告
議長(星 謙一) これから諸般の報告をします。休憩中に決算審査特別委員会において委員長、副委員長の互選が行われ、その結果が私の手元に参りましたので、報告します。平成21年度会計決算審査特別委員長に大屋角政さん、副委員長に本田篤さん、以上のとおり報告がありました。これで諸般の報告を終わります。
散会の宣告
議長(星 謙一) 以上で本日の日程は全部終了しました。次回は、明日9月15日午前10時から開会いたします。定刻までに参集くださるよう通知します。本日はこれで散会いたします。大変ご苦労さまでした。
散 会 (午後 2時15分)