平成23年第2回魚沼市議会定例会会議録

議事日程 第1号
平成23年6月17日(金曜日) 午前10時開会
第 1  会議録署名議員の指名について                        
第 2  議会運営委員長報告                             
第 3  会期の決定について                             
第 4  諸般の報告                                 
第 5  総務文教委員長報告                             
第 6  福祉環境委員長報告                             
第 7  産業建設委員長報告                             
第 8  広報編集特別委員長報告                           
第 9  地域医療対策調査特別委員長報告                       
第10  庁舎再編整備調査特別委員長報告                       
第11  議会改革調査特別委員長報告                         
第12  報告第 1号 平成22年度魚沼市一般会計予算の繰越について         
第13  報告第 2号 平成22年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越について      
第14  報告第 3号 株式会社深雪の里の経営状況について              
第15  報告第 4号 財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について      
第16  報告第 5号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況について           
第17  議案第51号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)         
第18  議案第52号 魚沼市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     
第19  議案第53号 魚沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    
第20  議案第54号 魚沼市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について        
第21  議案第55号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について    
第22  議案第56号 土地の取得について(薬師運動広場用地)            

本日の会議に付した事件
日程第 1  会議録署名議員の指名について                      
日程第 2  議会運営委員長報告                           
日程第 3  会期の決定について                           
日程第 4  諸般の報告                               
日程第 5  総務文教委員長報告                           
日程第 6  福祉環境委員長報告                           
日程第 7  産業建設委員長報告                           
日程第 8  広報編集特別委員長報告                         
日程第 9  地域医療対策調査特別委員長報告                     
日程第10  庁舎再編整備調査特別委員長報告                     
日程第11  議会改革調査特別委員長報告                       
日程第12  報告第 1号 平成22年度魚沼市一般会計予算の繰越について       
日程第13  報告第 2号 平成22年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越について    
日程第14  報告第 3号 株式会社深雪の里の経営状況について            
日程第15  報告第 4号 財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について    
日程第16  報告第 5号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況について         
日程第17  議案第51号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)       
日程第18  議案第52号 魚沼市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   
日程第19  議案第53号 魚沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について  
日程第20  議案第54号 魚沼市ケーブルテレビ施設条例の一部改正について      
日程第21  議案第55号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  
日程第22  議案第56号 土地の取得について(薬師運動広場用地)          

出席議員(23名)
   1番  遠  藤  徳  一       2番  渡  辺  一  美
   3番  佐  藤     肇       4番  大  桃     聰
   5番  関  矢  孝  夫       6番  佐  藤  雅  一
   7番  星  野  武  男       8番  高  野  甲 子 雄
   9番  星     吉  寛      10番  下  村  浩  延
  11番  本  田     篤      12番  森  島  守  人
  13番  森  山  英  敏      14番  五 十 嵐  昭  夫
  15番  星     孝  司      16番  住  安  孝  夫
  17番  岡  部  忠  好      18番  大  屋  角  政
  19番  榎  本  春  実      20番  佐  藤     守
  21番  浅  井  守  雄      22番  大  塚  フ ミ 子
  23番  星     謙  一

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
     市           長   大  平  悦  子
     副     市     長   中  川  太  一
     教     育     長   松  原  道  子
     会 計 管 理 者(会計課長)   星     義  廣
     市  長  公  室  長   小  幡     誠
     総   務   課   長   池  田  耕 太 郎
     財   務   課   長   渡  邉  隆  夫
     市   民   課   長   穴  沢  邦  男
     福  祉  保  健  課 長   桜  井  伸  一
     新 病 院 対 策 課 長   榎  本     勝
     農   林   課   長   森  山  芳  康
     商  工  観  光  課 長   山  本  慎  一
     土   木   課   長   椿     正  道
     監 査 委 員 事 務 局 長   滝  沢  直  行
     病  院  局  事 務 局 長   下  村  耕  平
     企   業   課   長   滝  沢     稔
     教   育   次   長   富  永     弘
     消 防 本 部 消 防 長   井  上  正  夫
     財 務 課 財 政 室 長   角  家  一  郎
     市 民 課 市 民 相 談 室 長   鈴  木  敏  昭
     市 民 課 まちづくり 室長   青  山  春  彦
     市 民 課 文 化 振 興 室 長   内  田     一
     総 務 課 総 務 管理室主任   浅  井  直  樹

事務局職員出席者
     議  会  事  務  局 長   小  幡  典  男
     副     参     事   湯  本  芳  枝
     主           任   和  田  純  恵
     主           任   櫻  井  正  明
     書           記   鈴  木  佳  貴
            開 会 (午前 9時59分)
     開会の宣告
議長(星 謙一)  ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達していますので、これより平成23年第2回魚沼市議会定例会を開会します。これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

     会議録署名議員の指名について
議長(星 謙一)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、大桃聰さん及び関矢孝夫さんを指名します。

     議会運営委員長報告
議長(星 謙一)  日程第2、議会運営委員会報告について、委員長の報告を求めます。議会運営委員長、浅井守雄さん。
21番(浅井守雄)  おはようございます。それでは、議会運営委員長報告を行います。本委員会は、所管事務について調査いたしました。魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名は4点でありました。1点、平成23年第2回魚沼市議会定例会について、2点目、魚沼市農業委員会委員の推薦について、3、閉会中の所管事務調査について、4、その他であります。
   それでは、調査の経過、概要についてご説明を申し上げます。6月9日、委員会を開催し、平成23年第2回魚沼市議会定例会の運営について協議をいたしました。付議事件及びその取り扱いについては配付のとおりであります。急施事件については、定例会開会前日までに受理した請願及び陳情は、議長において取り扱いすることとし、その他事件は議会運営委員会に諮ることといたしました。魚沼市農業委員会委員の推薦については、産業建設委員会で協議し、各派代表者会議を経て議長の指名推選で行うことにいたしました。閉会中の所管事務調査については、これを行うことにしました。その他で6月23日午後1時30分から庁舎再編整備調査特別委員会が開催される旨報告がありました。議会最終日の本会議終了後、全国市議会議長会表彰の伝達を行うことにしました。また、火災発生時の議員への連絡及び委員外傍聴議員への当日資料配付について協議がなされましたが、今後の検討課題といたしました。以上、概要を説明をいたしました。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。議会運営委員会報告を終わります。

     会期の決定について
議長(星 謙一)  日程第3、会期の決定についてを議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から7月4日までの18日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  異議なしと認めます。したがって、会期は本日から7月4日までの18日間に決定しました。

     諸般の報告
議長(星 謙一)  日程第4、諸般の報告を行います。私からの報告を行います。市長から、本定例会提出議案としてお手元に配付のとおり送付を受けました。関係議案、資料につきましては配付のとおりであります。
   次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた職員の職・氏名は配付のとおりであります。
   次に、議長活動報告ですが、配付のとおりであります。
   次に、3常任委員長、広報編集特別委員長、地域医療対策調査特別委員長、庁舎再編整備調査特別委員長、議会改革調査特別委員長から所管事務調査報告書が配付のとおり提出されています。後ほど報告をしていただきます。
   次に、議会の議決により指定された市長の専決処分として配付のとおり1件の報告を受けております。
   次に、地方自治法235条の2第3項の規定により4月分の現金出納の例月検査の結果報告書が配付したとおり報告されております。
   次に、受理しました請願は、配付済みの請願文書表の写しのとおりであります。配付しました請願第2号は、会議規則第134条の規定により総務文教委員会に付託いたします。
   次に、先ほどもお話がありましたが、6月の15日、全国市議長会より浅井守雄さん、岡部忠好さん、大塚フミ子さん3名が永年表彰されましたので、報告をしておきます。大変おめでとうございました。これで私からの報告を終わります。
   次に、市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。大平市長。
市長(大平悦子)  おはようございます。3件報告させていただきます。
   最初に、豪雪により折れた枝木の無料処理についてであります。今冬の豪雪の影響により、雪消え後、庭木や街路樹の枝折れが市内全域に発生し、自治会等からその処理についてエコプラント魚沼で処理できないかとの要望が寄せられました。市では、まきストーブでの活用と野焼き防止の観点から、ことしに限りエコプラント魚沼で無料処理することにいたしました。5月6日から6月2日までの28日間の受け入れとし、市内を2つのグループに分け行い、自家搬入あるいは搬入手段を持たない方については自治会等からの対応をお願いしたところであります。搬入件数は1,091件、搬入量につきましては、総量で約89トン、1日当たりに換算しますと約3トンの搬入となりました。また、まきストーブ用のまき資源として37件、約6トンの搬出がありましたが、残りの83トンは破砕、焼却処理を行い、6月5日にすべての作業を終了したところであります。
   次に、守門地区における幼稚園、保育園の一体化と園舎の整備についてであります。守門幼稚園と保育園の一体化につきましては、昨年度末に策定した子育て支援業務中期計画案でお示ししたところであります。この計画案につきましては、両園の保護者や区長、地元議員の皆様方からご参集いただき、これまでに2回、3月23日と6月2日、説明会を開催させていただきました。1回目の説明会では、就学前の年長児だけを対象とした幼稚園とそれ以外の乳幼児を対象とした保育園を一体化して、平成25年をめどに国が現在計画中のこども園として整備する方向についてご理解をいただきました。また、2回目の説明会では、新しく整備する園舎の位置とそれに伴う仮園舎の設置等について協議を行い、ご理解をいただいたところであります。保育環境のよさや保護者の利便性などを考慮した結果、現在と同じ位置に建てることが最良との意見集約となりました。つきましては、現在の園舎を取り壊した上で工事を行いたいと考えております。また、この工事の施工期間中は、旧上条小学校を仮園舎として利用する計画としております。平成25年度開園とする今後の日程を考えますと、本年度中に仮園舎となる旧上条小学校の内部改装工事等を行っておく必要があることや、保護者との協議結果によっては、本年度内での園舎の解体と仮園舎への引っ越しといった状況も出てくるのではないかと思っております。今後地元関係者の皆様方と協議をしっかり行い、全体の工程等を示させていただきたいと考えております。
   次に、井口小学校の改築についてであります。建設位置の選定等につきましては、昨年度から具体的に検討を始めているところでありますが、6月13日に湯之谷地区の自治会長や学校、保育園の保護者の代表による建設位置の選定委員会が設立されましたので、ご報告をさせていただきます。委員会では、11月までに建設位置についての考え方をまとめ、市に報告することとしております。市の対応としては、担当課が委員会の会議に同席し、情報提供や意見交換を行っていく予定としております。以上、報告とさせていただきます。
議長(星 謙一)  これで市長の報告を終わります。これで諸般の報告を終わります。

     総務文教委員長報告
議長(星 謙一)  日程第5、総務文教委員会報告について、委員長の報告を求めます。総務文教委員長、森島守人さん。
12番(森島守人)  おはようございます。総務文教委員会の調査報告をいたします。本委員会は、所管事務につきまして次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会規則第103条の規定により報告をいたします。新消防庁舎建設基本計画については、予算を可決したものの、建設基本計画の細部についてさまざまな意見があったことから、議長の命により総務文教委員会で再度調査、審議することになり、当委員会では4月の12日、そして同月27日並びに昨日、6月16日、3回にわたり現地視察を含め調査をしてまいりました。まず、4月12日の調査事件名といたしまして、1点目、魚沼市新消防庁舎建設基本計画について、2点目、その他であります。調査の経過であります。委員会では、質疑及び意見交換を行い、あわせてこれまでの各議員の意見や質疑に疑問点を私と副委員長でまとめ、議長を経由し、執行部局に対し資料請求をすることといたしました。資料請求の内容については、議員各位に5月9日、全員協議会で配付したとおりであります。その他では、井口小学校の改築について及び震災対応について当局から報告を受け、質疑を行ったところであります。
   次に、4月27日に開催しました委員会について報告をいたします。調査事件名といたしまして、1点目、現地調査について、2点目、魚沼市新消防庁舎建設基本計画について、3点目、その他であります。調査の経過であります。消防本庁舎及び渋川出張所の計画による予定地と関係候補地の視察を実施し、その後資料請求した回答と現地調査をあわせ、質疑、意見交換を行ったところであります。その他では、執行部より第2次魚沼市男女共同参画推進計画(案)について報告がありました。あわせ井口小学校の改築に伴う質疑も行いました。
   次に、6月16日であります。昨日委員会を開催いたしました。委員会会議録については、昨日でありましたので、後日議員の皆様方には配付をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。なお、調査報告書については、かがみの部分については皆様方のお手元にあるとおりでありますので、よろしくお願いを申し上げます。調査事件名といたしましては、1点目、魚沼市新消防庁舎建設基本計画について、2点目、その他であります。調査の経過でありますが、渋川出張所建設予定地に執行部より立地条件などから計画変更するお話があり、公用地を含め説明を受けました。結論から申し上げますと、当初の予定地については、工作物があり、建設予定地として適地でないため、公有地を活用し、自然休養村の跡地としたいとの報告を受け、質疑を行いました。今後契約、土地の取得、設置条例等の一部変更など、議決事案となることから、執行部においてはこれまでの委員会の経過及び各議員の意見を踏まえて市民から信頼される庁舎建設を進めるとともに、進捗状況等必要に応じて随時報告するよう要請してまとめとさせていただきました。4月12日、27日の会議の日時、場所、出席委員、説明のための出席した者の職・氏名、調査の経過、内容の詳細については、お手元の委員会会議録をご参照願いたいと思います。以上、総務文教委員会からの報告といたします。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  11番、本田でございます。委員長にお伺いいたします。4月12日の委員会で新消防庁舎建設基本計画(案)の「案」が外れたことへの質疑が委員から出ております。質疑に対する答えが理解できませんので、お伺いいたします。委員会としては、「案」は外れたとの認識で委員会を進めておるのか、教えてください。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。総務文教委員長、森島守人さん。
12番(森島守人)  11番にお答えいたします。私が隣で後で教えればよろしいんでありましょうけれども、質問をされておりますので、お答えをさせていただきますが、これは12日の2ページに書かれております会議録のとおりであります。要するに行政的な手続の中で「案」をとっていたということでありますので、そのように私は解釈をしております。そういうことで11番にはお答えさせていただきます。
議長(星 謙一)  11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  委員会としての受けとめ方はわかりました。ただ、これを当局が「案」を外したということは、議会的には、議会進行上では非常に問題あると感じております。時系列をもう一度おさらいしますと、3月の予算審査特別委員会で市長は議論を今後きちんとすると答えました。そして森島委員長から委員会にて4月以降議論すると、持ち帰りの発言ありました。これは、皆さん記憶にもあると思います。しかし、この新消防庁舎基本計画「案」が外れたのは、3月となっています。これから議論するのになぜ「案」を外すのか。委員長に伺います。当局が3月の時点で「案」を外していたということは、当局が議会の流れは無視していたということであって問題があるのでないかと思いますが、委員長の見解を伺います。
議長(星 謙一)  その点を質疑をしたかしないかをひとつ。委員長。
12番(森島守人)  委員会は、調査とその結果でありますので、審査の結果でありますので、議事録を読んでいただけばわかるとおりでありますので、そのようにお答えさせていただきます。
議長(星 謙一)  11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  11番。わかりました。後々一般質問でお伺いしたいと思います。
   最後なんですけども、前日の委員会で消防署について委員長報告にもなかったので、委員長に伺いますが、消防署についてはどのような進展だったのか、お伺いしたいと思います。それと、井口小学校についてなんですけれども、建設予定地が先ほど市長報告にもありましたけども、総文にはAとB地点ということで説明があったようですが、この2つに絞られたのか、他の位置はもう検討済みということなのか、教えていただきたいと思います。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。
12番(森島守人)  11番議員にお答えをいたしますけれども、本庁舎については、会議録の中ではまだお示しがなされておりませんけれども、小出における本庁舎についての議論はありませんでした。あくまでも出張所の渋川出張所についての議論をさせていただきました。それと、井口小学校のA地点、B地点、これは先ほどの市長報告の中でもお話はあったことと思いますが、当委員会においてもこのA地点、B地点が必ずしもそこに決めるということではなくて、委員会を立ち上げながら、広く先ほどの話ではありませんけれど、駐在員あるいはその保護者等からの意見を聞きながら、最適な適地を見つけていくということの教育委員会の思いでありますし、また市長の思いであろうというふうに思いますので、そのようにお答えをさせていただきます。
議長(星 謙一)  次に、7番、星野武男さん。
7番(星野武男)  7番、星野武男です。総文の委員長にお伺いいたしますが、昨日の総務文教委員長報告の中で、消防庁舎渋川出張所の名称及び位置の変更に伴いということにつきまして、位置の変更についてはよしといたしますけれども、市有地の有効活用により、土地の購入費と土地の造成費が不要になると思いますが、その分幾らくらい当初予算より安くなるのか、委員長にお伺いいたします。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。森島守人さん。
12番(森島守人)  7番議員にお答えをいたします。当初の基本計画案には、17億7,000万円だと思いますけれども、それが計上されております。そしてきのうの説明の中では、その金額が同額ということで示されました。ですので、公有地を使いながら、なぜ減額をされないのかというような7番議員の趣旨であろうと思いますが、同額であるというふうにお答えをさせていただきます。
議長(星 謙一)  7番、星野武男さん。
7番(星野武男)  どう考えても同額というのは考えられないわけでございますが、土地購入費が約1,200万円、あと土地のあそこは田んぼでございましたので、埋め立て造成費がかかるような計算になっていたかと思いますけれども、その辺については今後総文の委員会の中で精査をしていただきたいと思いますが、委員長のお考えを伺います。
議長(星 謙一)  ちょっとしばらく休憩したいと思います。
            休 憩 (午前10時21分)

            再 開 (午前10時22分)
議長(星 謙一)  定足数に達しておりますので、再開をします。
   委員長。
12番(森島守人)  予算の執行に当たりましては、今ほど議長が款、項、目、節の部分についてもお話がありました。これは、地方自治法に書いてあるとおりであろうというふうに思いますので、そのとおりに7番議員はご理解をいただきたいと思いますけれども、せっかくの質問でありますので、お答えをさせていただきますが、このことにつきましても委員会の中では質疑がございました。なぜ公有地を使いながら減額をされないのかということでありますけれども、当局側の説明は、その分除雪費出動に対して万全を期したいというようなことで、除雪費のほうに振り分けさせていただきたいということでございます。ただし、我々は当委員会としては基本設計あるいは実施設計を踏まえた中で、よりよい庁舎建設をしていただかなければならないことでありますし、最少の経費で最大の効果を得るように私も当委員会も調査をしなければなりませんので、そのことを踏まえながら今後はやらさせていただきたいというふうに思っております。以上であります。
議長(星 謙一)  7番、星野武男さん。
7番(星野武男)  7番です。最後になりますが、先ほど位置の変更理由につきましては、工作物があるというような関係で言っておられましたけれども、もう少し明確に、昨年の9月基本計画立てて以来、半年以上約1年近くこの場所で検討されてきたと思いますので、それがここに来て変更になった理由につきまして、もう少し詳しくわかりましたらお願いいたします。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。森島守人さん。
12番(森島守人)  確かに報告書はお示ししたとおりでありますけれども、会議録は後日お送りしますので、ごらん、参照いただきたいと思いますが、大まかなことをお話をさせていただきますが、これは当局からの説明でございます。今回の候補地が断念せざるを得なかった理由といたしましては、その土地の地下に東北電力の須原発電所への導水路といいますか、隧道が通っておりました。それの隧道が大正元年に建築をされており、90年が経過をしておるというようなことであります。その隧道の大きさでありますけれども、これは私副委員長と現地に行って、目測でありますけれども、幅3メーター60、深さ約5メーターだと思います。そのものが当初は開渠にあり、その建物の下にその隧道がくぐっているというようなことから、当然安心で安全な建物をつくらなければならない消防庁舎がその上に建つこと自体がこれは我々も許されることではないと思います。その点、当局側からおわびのお言葉もございました。非常に私も責任は重いというふうにも当委員会では思っている次第であります。その中で、第1より次は第2の候補地でありますので、その第2の候補地に行くのが私は当然であろうというふうに思っておりますので、一応つけ加えさせていただきますが、そのような工作物がその建て地の地下にあるということでございます。以上です。
議長(星 謙一)  ほかに質疑ありませんか。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  当初計画された現出張所の国道を挟んで反対側に用地を確保して、予算計上し、ここまで来たわけですが、ここに来てそういった工作物があるということで、場所の変更ということはある意味やむを得ないことではあろうかとは思いますが、いろいろな候補地があった中で当初予定した部分が最適だということで、いろいろなそれについては質疑があったわけですが、そこが交通の便からいって最適だというような答弁を繰り返してきたわけですので、そこに工作物があったから直ちに第2の候補地に安易に走るというのは、やはりいささか早計ではないかと。やはり一たん白紙に全部戻して、すべての観点から新たな252沿いの部分に適地はないか、いろいろ検討した中でなかなかいいところもないと。したがって、第2の候補地の上条のほうに行くというのはある程度理解できるんですが、ここがだめだから直ちに第2でいいだろうと、ちょっと私は早計なような感じを受けるわけですが、そういった部分について委員会では質疑が出なかったかを委員長にお伺いしたいと思います。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。森島守人さん。
12番(森島守人)  13番議員にお答えいたします。そういう質疑もございました。ただ、私どもはこの経過に至るまでに市有地の活用という、公用地の活用ということも重点に置きながら、先ほどの財政17億7,000万円が一緒な形になるということですけれども、変更後も同じですけれども、公有地もやはりこれも活用していかなきゃならないということでの委員会の中でのお話もありました。そういうことを含めながら、国道沿いのところも当局側が当たったことだろうというふうに思っております。そういう中で、第2の候補地が最適地であり、そしてまた地域住民の方々からも理解をいただいているということでございますので、その辺は私はやはり重視をしていかなければならないというふうに、私は委員長としては考えておりました。以上であります。
議長(星 謙一)  ほかにありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。総務文教委員会報告を終わります。

     福祉環境委員長報告
議長(星 謙一)  日程第6、福祉環境委員会報告について、委員長の報告を求めます。福祉環境委員長、榎本春実さん。
19番(榎本春実)  皆さん、おはようございます。福祉環境委員会調査報告を行います。本委員会は、所管事務について調査しましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。1番、調査事件名といたしまして、(1)でございますが、所管事務調査について、(2)といたしまして現地調査の総括、3といたしましてその他であります。調査の経過については、4月22日に委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。現地調査で市内の老人福祉センター、老人憩の家を視察し、施設の現況等について担当者から説明を受けました。委員会としては、再編計画の進捗状況を見ながら、引き続き調査をすることといたしました。その他でありますが、高齢者の安否確認、防災無線、子育て支援業務の中期計画について執行部から説明を受け、質疑を行わせていただきました。
   次に、6月7日、所管事務調査をしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名でございますが、(1)といたしまして現地調査について、(2)として社会福祉協議会との懇談、そして(3)、現地調査の総括についてでありまして、(4)はその他でありました。調査の経過については、6月7日委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。現地調査で南山荘を視察し、現況等について担当者から説明を受け、現地調査の総括で質疑を行いました。また、社会福祉協議会の活動等について、魚沼市社会福祉協議会と懇談をし、質疑、意見交換を行いました。その他でありますが、先ほども市長報告の中でお話がありましたが、折れた枝木の無料処理や野焼きの問題、特別障害者手当等資格誤認定のその後の経過について執行部から説明を受け、質疑を行いました。細部については、皆さん方のお手元にある会議録をごらんいただき、報告といたします。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。福祉環境委員会報告を終わります。

     産業建設委員長報告
議長(星 謙一)  日程第7、産業建設委員会報告について、副委員長の報告を求めます。産業建設副委員長、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  それでは、私のほうから産業建設委員会調査報告をさせていただきます。委員長がおりますが、この2回の産業建設委員会には出席をしておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。本委員会は、所管事務につきまして調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。調査事件名、1、市営スキー場の再編について、2、魚沼市公営企業経営計画(案)について、3、東日本大震災に伴う魚沼市中小企業緊急経済対策事業について、4、地下水保全対策検討委員会委員(仮称)の推薦について、5、その他であります。調査の経過を申し上げます。4月26日に委員会を開催し、担当課より説明を受け、調査を行いました。市営スキー場の再編については、今シーズンの決算見込みについて説明がなされ、質疑を行いました。魚沼市公営企業経営計画(案)について、公営企業等運営審議会の答申を受け、魚沼市の方針が説明され、質疑を行いました。また、東日本大震災に伴う魚沼市中小企業緊急経済対策事業について説明がなされ、質疑を行いました。それと、魚沼市地下水保全対策検討委員会(仮称)の推薦については、副委員長を推薦することといたしました。その他では、市有温泉施設の避難者対応について質疑を行いました。詳細につきましては、お手元の会議録をごらんいただきたいと思います。
   続きまして、5月18日の委員会の報告を行います。調査事件名、1、現地調査、2、現地調査の総括、3、その他であります。調査の経過については、5月18日に委員会を開催し、現地調査を行い、担当課より説明を受け、調査を行いました。温泉宿泊等施設の現地調査では、各施設の内部を見学し、担当者より説明を受けて調査を行いました。視察の総括では、委員会として再編計画の進捗状況を見ながら、引き続き調査をすることといたしました。詳細につきましては、お手元に配付の会議録をごらんいただきたいと思います。以上で報告を終わります。
議長(星 謙一)  副委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。産業建設委員会報告を終わります。

     広報編集特別委員長報告
議長(星 謙一)  日程第8、広報編集特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。広報編集特別委員長、大屋角政さん。
18番(大屋角政)  おはようございます。広報編集特別委員会調査報告を行います。本委員会は、付託事件につきまして次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。調査事件名でありますが、1点目として議会だよりの発行について、2点目としてその他であります。調査の経過でありますが、3月18日と28日及び4月6日、11日に委員会を開催し、議会だより(第30号)の発行について、協議及び編集を行いました。ページ数は20ページとして、内容は第1回定例会の議案、予算審査特別委員会報告、議案の賛否状況、一般質問、委員会報告、その他の記事として、4月25日の発行へ向け、編集作業を行い、無事発行をいたしました。以上で報告を終わります。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。15番、星孝司さん。
15番(星 孝司)  広報編集特別委員長にお尋ねいたします。ナンバー30号の議会広報についてでありますが、市民の方からも声がありましたし、また私もどうしても理解しがたいところがありますので、議会広報のあり方についてを質問させていただきます。広報特別委員会の調査報告はありますけれども、ほかの委員会と違いまして議事録がありませんので、どういう議論がされたのかというのは全くわかりませんので、私の質問する理由について若干述べさせていただきながら、質問をしたいと思うわけですが、まず議会の4大機能として、1つは住民の意見を代弁する機能、2つ目に行政を監視、チェックする機能、3つ目に議案を審議する機能、4つ目に政策提案機能が上げられており、そのほかとして議会の自立機能が上げられております。自立機能とは何だかというと、選挙、人事、規律、懲罰などだということであります。議会広報記事の4大柱として、1つ、一般質問、2つ目に議案審議の記事、3つ目に議会活動の記事、4つ目に住民との対話等の記事、それから議会広報編集の5原則として、1つは編集の自主性が確立していること、2つ目に議会情報の完全公開、3つ目にありのままの公正、客観的な記事、4つ目に親しみやすい、読者の立場に立った紙面づくり、5つ目に住民参加型の編集企画と記事、要約するとありのままに住民とともにわかりやすくということだそうです。そして議員個人の人生観などを披露するものは、別の場に求めるべきではないかと全国市議会議長会の発行する「議会人」やその他の議会広報のあり方を論じている書物の中にこういったのがあるわけであります。ナンバー30号の表紙にある議長の「人の道」というのについては、議員が人の生き方、人の道について市民に対して説いているというふうに私は受けとめるわけなんですが、文章も達者であるし、書かれている記事もことも立派で、火の打ちどころがないわけですが、しかし議会広報のあるべき姿からするならば、私は理解できないものがあるわけです。広報編集委員会としては、どのような話し合いのもとにこのような表紙になったのか、その経過をお尋ねいたします。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。大屋委員長。
  議長のあいさつをトップに載せたというのは、3月11日に東日本大震災がありまして、その議会中の出来事でありましたが、やはり全市民に対してこのことについて議会としてもあいさつといいますか、そういったものを載せたほうがいいんではないかということで載せたわけです。文章の内容については、議長に求め、それで議長から提出があり、広報編集委員会でもその文章中で文言を直したほうがいいとか、そういったところについては訂正したりしましたけれども、基本的には3月11日の東日本大震災のことについて、議会だよりとしても議長の言葉を載せたほうがいいんではないかという協議のもと行いました。これについていろいろな意見があるということですが、私はそういう立場で載せました。議会の中身に、内容、一般質問だとかそういったのが終わった段階で、各議員の東日本大震災についての言葉は一言も載っておりません。そういうこともあって、やはりどこかで載せなければならないという議論がありました。そういう経過をたどり、今回の第30号の編集となりました。そういう点では、今までの議会だよりとちょっと形式的にも変わっておりますし、どういったところに違和感があるのか、後でもよろしいですので聞かせていただいて、今後に生かしていきたいというふうに考えております。
議長(星 謙一)  15番、星孝司さん。
15番(星 孝司)  議長のコメントについては、一般的に年頭のあいさつとか就任のあいさつなどがありますが、議長会の報告や合併などの重要な問題について、今回の地震についても重要な問題という位置づけをしたと、こういうふうに委員長の報告でありますが、議長という公的な立場からのコメントはあってもよいと、こういうことだというふうに私もそのことについては理解をいたしております。しかし、いわゆる私たち議員がどういう立場にいるのかというのが私は問われてくると、このように思うわけであります。政治の世界は、一寸先がやみだと言われています。私たち議員は、いろいろなことで失職する場合もあります。選挙になれば、私たちも市民の理解を得られない場合もあるわけです。あくまでも市民に対して生き方を説くということは、私は議会人としてするべきことではないのではないかと。人の生き方についての考え方でありますから、人それぞれではありますが、宗教家なり学校の先生方がされるのについては理解できるわけですけれども、私は自分も議員という立場で非常に厳しい立場に立っていると、このように私は受けとめているわけなんですが、議会として議会を代表して市民に対していろいろなものを協力はお願いはしなければならないわけですけれども、この地震のと同じように、赤い羽根であるとか、共同募金であるとか、いろいろのに市民にお願いするわけですけれども、協力した方がどうだ、協力しない方がどうだという、その人の置かれている立場を議会としてどうこうということは、私はできないのではないかと、そんなふうに考えて議会として市民の生き方を説くのはいかがなもんかと、私はこういうふうに強烈に感じましたので、それを質問させていただいたわけでありますが、今までの中で私は3回ほど、小出町時代も含めて広報の委員にさせていただきました。結構市民の、町民の意見は厳しいものがあるわけですよね。今までこの中で発行責任者であるとか、広報編集委員の名前を載せてきているわけなんですけれども、こののについてもいかがというような声があって、県の町村会の事務局と打ち合わせなんかして、その程度はいいだろうというようなことで今まできたわけなんですけれど、でも私はいわゆる議会広報は公費が入っているわけ。市のお金が入っているわけですから、できるだけやはり市民の皆さんから理解してもらえる広報の編集にすべきではないかと、このように考えて質問したわけですが、委員長のほうから再度ひとつ答弁をお願いいたします。
議長(星 謙一)  答弁を求めます。大屋委員長。
  星議員のおっしゃるとおりだと思います。しかしながら、議員も個性があり、一人一人やはり考え方が、同じ方もいらっしゃると思いますけども、政治のとらえ方、あり方、そういったことについての考え方も違います。だから議会なんです。そういう点で、議長のあのあいさつ文に一人も異議を申さないというか、おかしいと思わないというのもないかとも思いますけども、やはり議長は議長の人柄が出たあいさつ文だなと私は思いますし、ただ客観的に見て個人的な宣伝といいますか、そういったものが書かれているとすれば、今後広報委員会で検討して削除するなり、そういう形でやっていきたいというふうに考えます。私の考え方としても、議会だよりはあくまでも客観的に事実を報道する、情報を提供する、そういう気持ちで2年間やってきました。一般質問についても、やはり一人一人の考え方がありまして、それをあの短い文章の中で表現するというのは非常に難しいです。20ページなり18ページという予算が決められておりますので、その中で本当にもっと知らせていかなければならないこともいっぱいありますが、予算の制約があり、今のところなかなか全体としてもう少し拡充をしたいとは思っておりますけれども、そういうふうに考えております。星議員の指摘されている部分については、今後、広報委員会で生かしていきたいというふうに考えております。
議長(星 謙一)  ほかにありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。広報編集特別委員会報告を終わります。

     地域医療対策調査特別委員長報告
議長(星 謙一)  日程第9、地域医療対策調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。地域医療対策調査特別委員長、岡部忠好さん。
17番(岡部忠好)  おはようございます。もう少しですので、よろしくお願いします。地域医療対策調査特別委員会の調査報告をいたします。本委員会は、付託された事件について調査しましたので、魚沼市議会規則第103条の規定により報告します。1、調査事件名としまして、1、医療再編等の経過について、2、新病院整備基本計画について、3としましてその他であります。調査の経過については、5月27日に委員会を開催し、上記3点について調査を行いました。医療再編等の経過及び魚沼市新病院整備基本計画(案)に対する市民からの意見の内容等、執行部から説明がありまして、それについて質疑を行いました。これで魚沼市新病院基本計画(案)というのがとれましたので、今度は新たに基本設計にかかるということになります。その他でありますが、魚沼基幹病院関連について質疑が行われました。あとは皆さんに配付の会議録のとおりであります。以上であります。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。地域医療対策調査特別委員会報告を終わります。

     庁舎再編整備調査特別委員長報告
議長(星 謙一)  日程第10、庁舎再編整備調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。森山英敏さん。
13番(森山英敏)  それでは、庁舎再編整備調査特別委員会の調査報告を行います。本委員会は、付託事件につきまして調査いたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名、庁舎再編整備についてであります。2、その他であります。調査の経過についてご説明を申し上げます。庁舎再編整備につきましては、まだ執行部から去年の9月以降に新たな提案等はなされておりませんが、いろいろなところで協議がなされているというようなお話の中で、時期的に大分委員会を開催されておりませんでしたので、委員のほうから委員会の開催を求める声が上がりましたので、6月7日に委員会を開催し、市庁舎再編について調査研究を行ったところでございます。執行部のほうからの提案がありませんでしたので、休息中の協議とさせていただきましたので、ご理解をお願いしたいと思います。次回につきましては、執行部から出席を求め、庁舎再編について合意形成を図るために調査研究をすることといたしました。以上で報告を終わります。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。庁舎再編整備調査特別委員会報告を終わります。

     議会改革調査特別委員長報告
議長(星 謙一)  日程第11、議会改革調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。議会改革調査特別委員長、遠藤徳一さん。
1番(遠藤徳一)  おはようございます。議会改革調査特別委員会の調査報告を行います。本委員会は、付託事件について下記のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。1、調査事件名、(1)、運営方針について、(2)、その他であります。2、調査の経過として、4月12日に委員会を開催し、運営方針について協議をしました。今後の検討方法として、全委員による委員会と、資料の整理、まとめ、作成等詳細事項を担う小委員会の2本立てで行うこととしました。
   続きまして、5月27日に開催されました議会改革調査特別委員会の調査報告を行います。1、調査事件名、(1)、今後の進め方について、(2)、その他であります。2、調査の経過であります。5月27日に委員会を開催し、今後の進め方について協議をしました。今後の検討方法として、全委員による全体会と、それぞれの担当課題の詳細について検討する班を3班設けることとし、班会議については班長からの連絡により開催することとしました。委員会の内容並び各班の班長、書記につきましては、別紙会議録をご参照いただきたいと思います。
   また、6月の8日、301会議室にて班長会議を開催をいたしました。各班の会議日程は、班長からの連絡ということでありますけれども、今回は定例会中ということもありますので、委員会名で別紙配付したいと考えております。今後の班会議において、各班の会議内容、重複部分を調整し、委員会の会議資料としたいと思っております。委員会の日程につきましては、班長会議で進捗等もあわせて調整し、ご報告をしたいと思っております。以上であります。
議長(星 謙一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。議会改革調査特別委員会報告を終わります。
   ここでしばらく休憩をしたいと思います。
            休 憩 (午前10時59分)

            再 開 (午前11時10分)
議長(星 謙一)  定足数に達しておりますので、再開いたします。

     報告第1号 平成22年度魚沼市一般会計予算の繰越について
     報告第2号 平成22年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越について
議長(星 謙一)  日程第12、報告第1号 平成22年度魚沼市一般会計予算の繰越について及び日程第13、報告第2号 平成22年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越についての2件を一括議題とします。本件について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書の第1ページであります。報告第1号 平成22年度魚沼市一般会計予算の繰越について及び報告第2号 平成22年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越についての2会計の繰越明許費に係る繰越計算書を別紙のとおり報告します。繰越明許費のうち一般会計につきましては、国の緊急経済対策に伴う地域活性化の予算費事業及び交付金事業など25事業について、さきの2月定例議会で繰り越しの議決をいただいた事業であり、下水道事業会計につきましては繰越計算書に記載した理由のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     報告第3号 株式会社深雪の里の経営状況について
     報告第4号 財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
     報告第5号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況について
議長(星 謙一)  日程第14、報告第3号 株式会社深雪の里の経営状況についてから日程第16、報告第5号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況についてまでの3件について一括報告を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書の9ページであります。報告第3号 株式会社深雪の里の経営状況についてから報告第5号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況についてであります。魚沼市が50%以上出資しております8法人のうち3法人につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により経営状況について報告するものであります。残りの5法人につきましては、各法人の決算総会の開催日の関係などから、定例会最終日の7月4日に報告をさせていただく予定としております。3法人それぞれの経営状況などの内容につきましては、別冊のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。順番に質疑をしたいと思いますが、まず深雪の里の質疑を先したいと思います。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  深雪の里につきましては、魚沼市が50%を超える出資をしておりますので、その事業計画、重点目標等についてもある程度の発言、助言等ができるものとしてちょっとご質問をしたいと思います。私の勉強の中といいますか、調査の中では、たしか深雪の里については道の駅という指定も受けておるというふうに思っております。この中で、食堂部門について、団体客のみの対応となっているようなふうに私が聞いておるんです。それでやはり道の駅ということになりますと、相当不特定の方がここに寄って休憩、食事をしようというふうに考えるのが普通だと思います。そういったときに団体のみで個人の昼食等がとれないというようなお話を聞いております。これについては、やはり何らかのひとつ改善をしていくのが私としては必要ではないかというふうに考えておるんですが、いかがでしょうか。
議長(星 謙一)  商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一)  ただいまの質問についてお答えします。
   確かに今言われたとおりに、団体客、バスというか、大型バスで来た方を優先的にお昼を食べるというようにしております。これについては、予約制をとらないと間に合わないということで、大体今までは「天地人」、またデスティネーションキャンペーン、国体等があって、非常ににぎわいがあって、毎日のようにはやっていたというようなことから、個人の客をないがしろにしたわけじゃありませんけども、団体客を優先にしていたことは確かでございます。
議長(星 謙一)  13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  今のは確かに事実の説明はいただきましたが、今後魚沼市としてそういったことを改善する方向で助言等をしていくのかしていかないのか、その辺についての答弁をできたらお願いしたいと思いますが。
議長(星 謙一)  山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一)  これについては、指定管理というようなことから優先的に会社経営を任せているわけでございますけども、50%以上の出資ということもございますので、今度取締役会等で説明なりお願いをしていきたいというふうに考えております。
議長(星 謙一)  ほかに深雪の里で質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  ないようですので、次に4号についての質疑を受けます。振興公社についての質疑ありませんか。16番、住安孝夫さん。
16番(住安孝夫)  きょう差しかえになったことに関連してですが、地域づくり振興公社の業務内容が一部これ平成23年度からでしょうか、変更があるようですが、今までやっていたこの入広瀬駅と越後須原駅の管理、それから雪国観光会館の管理について、私がちょっと聞き漏らしたのかもしれませんが、再度今後どういう管理になるのかということについてちょっと説明をいただきたいと思います。
議長(星 謙一)  穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男)  お尋ねの入広瀬駅及び越後須原駅の管理業務を地域振興公社が管理をいたしておりましたけれども、業務内容の中の乗車券の取り扱いについては、ご案内のとおり廃止をしたというふうなことから、ここの部分がメインの業務委託から外れたということであります。ただ、施設の屋根雪除雪等々一部引き続きの部分はありますが、そこの部分については引き続きお願いをしております。今後の駅の活用等につきましては、現段階では越後須原駅において一部変更がございますけれども、今のところそのままの通常の無人駅という形の中での管理状況になっておるところでございます。
議長(星 謙一)  16番、住安孝夫さん。
16番(住安孝夫)  入広瀬駅に付随している雪国観光会館については、今後どうなるのですか。
議長(星 謙一)  穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男)  今のところ具体的な内容の変更等について、計画はございません。
議長(星 謙一)  ほかに報告4号について質疑のある方ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  次に、報告5号についての質疑を受けます。12番、森島守人さん。
12番(森島守人)  12番です。確認を含めて2点ほどお伺いしますが、報告番号でいたしますが、3番、4番は恐らくこれを見ますと、黒字というようなことでよろしいのか、それと5番は赤字というようなことでよろしいのか、まずこれを1点、確認を含めてお聞かせを願いたいと思います。そして2点目でありますが、5番のこの有限会社ゆきくらフーズが赤字というようなことであるならば、赤字改善のためにどのようなことをお話をなさったのか、その点ちょっとお聞かせを願いたいと思います。2点であります。
議長(星 謙一)  山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一)  3番については、深雪の里というようなことで私が答弁させていただきます。黒字です。
議長(星 謙一)  次に、4号について、穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男)  地域振興公社については、35ページに明細がありますとおり黒字でございます。
議長(星 謙一)  5号について、森山農林課長。
農林課長(森山芳康)  有限会社ゆきくらフーズについては、近年も赤字が繰り返されています。そしてその解消に向けたというようなことでは、目的が特定をされている施設であり、ことし指定管理者の更新を行いましたけれども、この期間も通常の5年から3年間に短縮をしまして、この間に経営の移譲を含めた検討をさせていただくことで、また経営の内容についても改善方をお願いしながら、そういう方向の検討もさせていただくこととしております。以上です。
議長(星 謙一)  ほかに。6番、佐藤雅一さん。
6番(佐藤雅一)  今ほど穴沢課長のほうから赤字になっていないということで報告いただきましたが、補助金が入っているんですよね。ということは、市からどんどん入れていけば赤字には決算ならないんです、原則的に。そういったことでどのぐらい市の財政が資金援助が入っているかということも含めて説明をいただかないと、内容はわからないと思うんです。ですので、ただこの決算書だけが黒字か赤字だということになれば、市から税金が投入されていれば赤字にはならなくて当たり前のものでありますので、その辺を間違いであればご指摘をいただいて、中身のもう一度再度の説明を求めたいと思います。
議長(星 謙一)  穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男)  お手元の資料の31ページをごらんいただけますでしょうか。地域振興公社からの報告によりますと、収入の部で(1)の財産運用収入から前期繰り越し収支差額まで含めてその明細が書いてございます。内容は、ごらんのとおりでありますが、今ほどの補助金に該当する部分としますと、(3)番の補助金収入でありますけれども、備考欄に書いてありますが、中越震災復興基金より主に復興支援事業でございますけれども、5,267万3,000円がございます。補助金としては、そういうことでございます。
議長(星 謙一)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     議案第51号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)
議長(星 謙一)  日程第17、議案第51号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第51号、別冊になっております一般会計補正予算書の1ページであります。平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億5,690万円を追加し、歳入歳出予算の総額を238億9,890万円とするものであります。補正の内容につきましては、災害救助法が適用となった今冬の豪雪により被害のあった市道、農林施設及び市有施設の復旧工事並びに修理に係る費用を計上し、早期修復を図るとともに、震災により事業経営に影響を受けている中小企業に対する金融対策支援、さらに国、県の農業振興に係る間接事業を追加して実施するものであります。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫)  それでは、平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)について補足して説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入からご説明をいたします。10ページ、11ページをごらんください。12款1項2目農林水産業費分担金につきましては、今冬の雪害に伴う農地農業用施設修復事業費の増額に伴う受益者分担金の追加でございます。3目災害復旧費分担金は、同じく雪害により被害規模が大きかった市内6地区の災害復旧事業にかかわる受益者分担金でございます。13款1項5目商工使用料は、今年度解体を予定しております駒の湯休憩舎の工事施工時期が認可の関係から秋になる見込みのため、維持管理受託者からの強い要望もありまして、解体実施までの間、営業を継続することとし、施設使用料収入250万円を計上するものでございます。15款1項3目教育費県負担金につきましては、今泉地区、長松地区の県営ほ場整備事業に伴い、市が実施する埋蔵文化財発掘調査事業において県が負担する事業費負担の増額が認められたことから、増額となります329万円を追加計上するものでございます。2項2目民生費県補助金におきましては、障害者等の地域生活支援にかかわる法改正に対応するシステム改修費の計上に伴いまして、障害者自立支援法円滑施行特別対策事業補助金315万円を追加するものです。10分の10の補助となります。5目農林水産業費県補助金では、当初予算編成後に追加要望があり、採択見込みとなった県単独の間接補助事業であります農林水産業総合振興事業等について、5事業分の補助金750万円を追加いたしております。10分の10の補助となります。また、農業者戸別所得補償制度推進事業補助金につきましては、昨年度まで水田農業推進協議会へ直接交付されていたものが今年度から市の会計を経由して交付することとなったため、交付予定額1,000万円を計上するものでございます。7目教育費県補助金では、エコミュージアムの自然観察道整備事業に対し、県の平成23年度地域プロジェクト事業補助金が交付されることとなりまして、交付額300万円を計上するものでございます。12ページ、13ページをごらんください。18款1項1目基金繰入金では、さきの一般会計補正予算(第1号)において災害支援事業及び農業生産基盤の消雪促進対策事業の財源として繰り入れを予定しておりました財政調整基金4,900万円について、次の19款で説明いたしますが、前年度繰越金を財源とすることとして同額を減額いたします。19款1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金に1億5,900万円を追加いたします。平成22年度一般会計決算歳入歳出差引額は、9億6,534万4,000円となり、翌年度への繰越明許費にかかわる繰り越し財源1億5,025万9,000円を控除した実質収支額は8億1,508万5,000円となります。したがいまして、このうち当初予算計上額の3億円を上回る額は5億1,508万5,000円となりますが、このたびの補正財源として1億5,900万円を計上し、残る3億5,608万5,000円につきましては財源留保させていただきました。20款5項5目の総務費雑入におきましては、市有施設の雪害に伴う公共建物共済金収入1,300万円、事業債委託となった市内NPO法人による地域活性化事業に対する新市町村宝くじ、いわゆるサマージャンボの関係でございますが、交付金200万円、また魚沼文化自由大楽実行委員会が実施する財団法人自治総合センターの平成23年度地域の芸術環境づくり事業の助成金120万円を合わせまして1,621万円を計上いたしました。
   続きまして、歳出をご説明いたします。14ページ、15ページをごらんください。2款1項2目文書広報費におきましては、市民相談事業で多様化する相談や暴力的言動のある相談者への的確な対応のため、経験を有する相談員を臨時的に雇用して、相談業務の質向上を図るため、賃金23万円を追加いたしました。5目財産管理費におきましては、地区集会所維持管理事業で本年2月に守門克雪管理センターの屋根からの落雪により壊れました防止さくを復旧するため、工事請負費230万円を追加いたしました。9目コミュニティ活動推進費におきましては、地域活動支援事業で財団法人地域活性化センターの助成金を受けて市内NPO法人が実施いたします移住・交流推進支援事業に対する事業費補助金200万円を計上するものでございます。10目交通安全対策費におきましては、交通安全対策事業で下倉地内に設置されております交通安全宣言塔の広告面がこのたびの豪雪あるいは強風によりまして剥落したため、その補修費用48万3,000円を追加するものでございます。11目文化振興費におきましては、魚沼文化自由大楽事業で実行委員会が文化会館の開館15周年を記念して実施いたします事業への間接補助事業でありまして、このたび財団法人自治総合センターの助成決定があったことから交付決定額を予算計上するものでございます。3款1項2目障害者福祉費におきましては、特別対策事業で平成22年12月に交付された障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律、いわゆるつなぎ法でございますが、の施行に伴いまして、制度改正に対応するため、システム改修事業委託料315万円を計上いたします。6款1項3目農業振興費におきましては、市内の農業団体からの実施要望があり、事業承認または承認が見込まれます県単独補助事業の農林水産業総合振興事業について、5事業分の、5つの事業分ということですが、交付見込額750万円を計上しております。生産調整対策事業では、これまで市の水田農業推進協議会に直接交付されておりました農業者戸別所得補償制度推進事業補助金を今年度から市の会計を通じて交付することとなったことから、交付見込額1,000万円を計上いたします。また、農地・水・農村環境保全向上活動事業では、新たに農業用排水路や農道等の長寿命化のための補修事業等に対して助成することとなり、要望事業のうち承認が見込まれます事業費1,000万円に対する市の負担割合4分の1に当たります250万円を追加して計上するものでございます。5目農地費におきましては、農地農業用施設維持管理事業で今冬の豪雪に伴う春先の農道及び用排水路の修繕で重要性、緊急性が高い箇所が多数であったことから、今後さらに見込まれます事業費1,000万円を追加するものでございます。次のページをごらんください。2項2目林業振興費では、林道維持管理事業で同じく豪雪被害に伴う林道の補修及び維持管理委託料について1,000万円を追加いたします。7款1項2目商工業振興費におきましては、金融対策事業で東日本大震災による風評被害や部品の調達難等により減産等に追い込まれた事業経営に支障を来している市内中小企業者の資金繰りを支援することとし、中小企業緊急経済対策事業として震災対応及び借りかえ支援の特別要件によりまして、信用保証料及び利子補給を行うための補助金1,500万円を計上するものでございます。なお、利子補給期間につきましては、借り入れから1年とし、翌年度にまたがる支出について債務負担行為の設定を6ページのとおりいたしております。16ページ、17ページに戻りまして、4目観光施設費におきましては、小出ふれあい交流センター管理運営事業で今冬の豪雪により損傷しました屋根、消雪パイプ等の修繕費用80万円を追加するものです。越後ハーブ香園管理運営事業では、同じく雪害により損傷した運動広場管理棟の屋根及びサッカー場のフェンスの修復費用209万円を追加するものでございます。その他観光施設管理事業では、中峰運動広場のフェンス支柱等が損傷したことによる修復費用53万円を追加いたします。また、今年度解体する駒の湯休憩舎の工事は、施工が秋となる見込みとなり、これまでの委託管理者の要望によりまして、解体実施までの間営業を続けることとし、施設の管理委託料として歳入使用料と同額を計上するものでございます。なお、委託予定先との協議によりまして、今年度は委託料以外修繕料等の支出をしないことといたしております。8款2項1目道路維持費におきましては、市道等維持管理事業で融雪等により崩落しました市道2路線の修復のための工事請負費600万円を追加いたします。3目道路除雪費におきましては、道路除雪管理事業で雪害により損傷した小出除雪機械格納庫の屋根及び内部補修費用320万円を計上いたしました。3項1目河川費におきまして、河川管理事業で同じく雪害により損傷した向松川河川公園あずまやの修復費用60万円を計上いたしました。次のページをごらんください。4項4目公園費におきましては、公園管理事業で月岡公園の多目的広場ナイターの照明設備、野球ベンチなどが同じく雪害により破損したため、修復にかかわる費用460万円を計上いたしました。10款5項4目文化財保護費におきましては、文化財保護事業で雪による枝折れのあったため、切り直し、防腐処理、また助成、回復措置が必要となりました市の指定文化財、干溝諏訪神社の大ケヤキの保護事業に対しまして、また倒木による危険が懸念されました県指定文化財、下倉山城跡地内の杉木の倒木防止事業に対しまして、指定文化財保護事業補助金交付要綱に基づき助成することといたしまして、事業費の4分の1であります20万円を計上いたしました。埋蔵文化財調査事業では、県営ほ場整備事業に伴う布場上ノ原遺跡、馬作り遺跡の発掘調査出土品遺物整理報告事業につきまして、事業費負担を行う新潟県と事業費増額の見直しを行いまして、作業員の賃金、報償費及び実測図トレース業務委託料の追加をいたしております。5目社会教育施設費におきましては、エコミュージアム環境学習・自然観察道整備事業で今年度新潟県が行う地域プロジェクト事業補助金300万円の採択を受けたことから、来年度に施行を予定しておりました区間分の前倒しで実施することといたしまして、当初予算と合わせて600万円の事業費により施設充実と早期供用を図るものでございます。6項1目保健体育総務費におきましては、社会体育管理事業で市内下折立地内の魚沼マレットゴルフ場を会場といたしまして、7月2日と3日に開催が予定されております文部科学大臣賞第7回全国マレットゴルフ選手権大会に伴う開催地域補助金でございます。本大会は、当初6月4日、5日に岩手県田野畑村で開催予定でありましたが、東日本大震災によりまして開催が困難となったため、急遽主催者のほうから開催経験のあります新潟県実行委員会に今大会の開催依頼がありまして、平成21年度の第5回大会開催地であります本会場での開催となったものでございます。6項2目体育施設費におきましては、野外体育施設管理事業で豪雪により被害のあった広神野球場の防球フェンス及び電気設備、青島野球場の照明設備、また守門サンスポーツランド防球ネット及び照明設備の修復費用を計上いたしました。14款2項1目農業施設災害復旧費におきましては、融雪等による農地及び農業用施設災害のうち、被害規模が大きかった市内6地区につきまして復旧のための事業費を計上するものでございます。次のページをごらんください。2目林業施設災害復旧費におきましては、新潟・長野県境地震によると思われる比較的大規模な被害の林道3路線について、復旧事業費1,750万円を計上するものでございます。これにつきましては、災害認定があった場合、財源を振りかえることといたしております。なお、今冬の雪害に伴い、各費目に計上しております市有施設の修復事業につきましては、あらかじめ損害を補てんいたします公有建物共済に加入している施設設備につきましては、その共済見込額を財源として充当いたしております。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  11番。15ページ、2款1項11目、魚沼文化自由大楽事業についてお伺いいたします。事業を行うに当たって、団体からの補助金ということで決定されたのがこの時期だと思いますが、確認です。この事業は、あくまで2月の予算で計上された文化自由大楽事業の枠の中であって、新たな事業、新たな市の負担ではないということでよろしいでしょうか。
議長(星 謙一)  穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男)  今回の120万円の歳出は、歳入でも説明のあったとおり同額であります。当初予算の計上の段階では、構想はありましたけれども、その段階で先ほどの説明、自治総合センターのほうへの申請の準備はいたしておりましたけれども、その時点ではまだ見込みがとれなかったということで今回になったものでございます。なお、新たなる一般財源の充当はございません。
議長(星 謙一)  よろしいですか。次に、13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  先ほど収入、歳入のほうで繰越金を3億円財源留保したというようなお話がありましたが、これは何のために財源留保するのか、ご説明をお願いしたいと思います。
議長(星 謙一)  渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫)  繰り越し等の関係で、ちょっと私が財務のほう初めての経験なのであれですが、当座の財源留保でございます。
議長(星 謙一)  13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  ですので、留保する目的等があるのかということをお聞かせ願いたいということでございますが。
議長(星 謙一)  渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫)  22年度決算につきましては、これからの本格的調整になるわけですが、まだ確定していないために財源を留保するということでございます。前の答弁、大変失礼いたしました。
議長(星 謙一)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第51号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  異議なしと認めます。よって、議案第51号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論ありますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  討論なしと認めます。
   これから議案第51号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

     議案第52号 魚沼市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につ
            いて

議長(星 謙一)  日程第18、議案第52号 魚沼市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第52号、別冊の議案書の1ページであります。魚沼市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、非常勤職員の育児休業取得に関して所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎)  それでは、議案第52号につきまして補足して説明を申し上げます。新旧対照表により説明させていただきますので、6ページをお開き願いたいと思います。第2条第1項第3号の次に4号を加え、育児休業することができない非常勤職員について一定の在職期間や在職の見込みがないもの等とすることを定めておりますが、条文につきましては、育児休業をすることができる非常勤職員で整理をしているということでございます。4号、アでは、任用期間が1年以上、養育する子が1歳に達する日を超えて在職することが見込まれること、規則で定める非常勤職員、これにつきましては1週間の勤務日が3日以上、1年間の勤務日が121日以上、勤務時間、これにつきましては1日の勤務時間が6時間15分以上、いずれにも該当する非常勤職員は、育児休業することができることになります。イでは、特別な事情、これにつきましては、保育園に入れられない、また配偶者が亡くなって養育する人がいないような場合が特殊な事情に当たります。により、1歳から1歳6カ月までの子を養育するため育児休業している人は、することができない職員には該当しない。また、ウでは任用期間の末日を育児休業期間の末日として育児休業を取得している非常勤職員にあって、引き続き任用が見込まれる場合は、することができない職員には該当しないことを規定してございます。
   第2条の2を新設いたしまして、非常勤職員の育児休業の期間について、1号で原則として子が1歳まで、2号では夫婦ともに育児休業している場合には1歳2カ月まで、ただし育児休業の期間は最長1年ということになります。このケースにつきましては、妻が子供を産んだ後、産後休暇がとれます。そのだんなが産後明けから育児休業する場合については、1歳2カ月までというような解釈になります。3号では、1歳まで育児休業を取得し、かつ保育園に入れられない、また配偶者が死亡等養育する人がいない特殊な場合にあっては、継続的な勤務のために特に必要と認められる場合には、1歳6カ月まですることができるということを規定してございます。
   次に、8ページをお開き願いたいと思います。第2条の3につきましては、第2条の2の条送りとなります。
   続きまして、第3条第1項第5号の次に第6号及び第7号を加え、再度育児休業することができる特別な事情として、6号で継続的な勤務のために特に必要と認められる場合、7号で任期の末日まで育児休業している非常勤職員が任期の更新または採用があった場合を追加してございます。
   第18条第1項では、1号で2号の追加に伴う条文の整理を行い、2号で部分休業、育児時間の請求ということになりますが、することができない職員として一定の在職期間がないもの等とすることを定めておりますが、条文は育児休業と同様、部分休業をすることができる任用期間が1年以上、規則で定める非常勤職員、勤務時間、いずれにも該当する非常勤職員として整理をしております。
   第19条第1項につきましては、非常勤職員について部分休業することができることとしたことに伴う条文の整理であり、2項の次に3項を追加し、部分休業の承認は1日の勤務時間から5時間45分を減じた時間の範囲内で行うものとし、育児時間を取得している場合には当該範囲内で2時間から育児時間を減じた時間を超えない範囲内とすることを規定したものであります。育児休業の取得につきましては、30分単位、また最長2時間ということになります。7時間勤務の場合につきましては、7時間から5時間45分を引きますと1時間15分、これが可能取得時間となります。また、7時間45分、これは正職員と同じ勤務時間になりますが、これから5時間45分を引きますと2時間ということで、最長は2時間まで、取得時間は30分単位ということでご理解をお願いしたいと思います。以上で説明を終わりにさせていただきます。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第52号は、総務文教委員会に付託いたします。
   ここでしばらくの間休憩をいたします。
            休 憩 (午前11時58分)

            再 開 (午後 1時00分)
議長(星 謙一)  定足数に達しておりますので、再開をいたします。

     議案第53号 魚沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部
            改正について

議長(星 謙一)  日程第19、議案第53号 魚沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第53号、議案書の11ページであります。魚沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、防疫等作業手当について支給対象業務を改正するものであります。詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎)  議案第53号につきまして補足して説明を申し上げます。新旧対照表により説明させていただきますので、14ページをお開きください。現行の第4条第1項第3号に記載してございます後天性免疫不全症候群、通称エイズでありますが、差別的な支給対象業務であることから削除し、それに伴う条文の整理をするものでございます。以上、補足とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第53号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第54号 魚沼市ケーブルテレビ施設条例の一部改正につ
            いて

議長(星 謙一)  日程第20、議案第54号 魚沼市ケーブルテレビ施設条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第54号、議案書の15ページであります。魚沼市ケーブルテレビ施設条例の一部改正につきましては、指定管理者制度に対応するため、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎)  議案第54号につきまして補足して説明を申し上げます。平成24年度以降指定管理者制度利用料金制を採用するため、所要の改正を行うものであります。新旧対照表により説明をさせていただきますので、19ページをお開きください。指定管理者制度を採用するための条文を第21条から第25条まで追加してございます。第21条は、1項に施設の管理運営、2項には管理運営業務により生ずる加入金、利用料金以外の広告料や番組配信手数料等の収入金の収入をそれぞれ指定管理者に行わせることを規定してございます。
   第22条につきましては、1項に指定管理者が行う業務として、現行を直営で行っているすべての業務を規定しております。2項は、「市」または「市長」とあるものを「指定管理者」に読みかえる規定でございます。
   第23条は、指定管理者の指定手続に関する規定でございます。
   第24条につきましては、加入金及び料金についての規定であり、1項は加入金、利用料金及び減免に関する適用除外、2項は加入金及び利用料金の納入、3項は指定管理者の収入、4項は加入金及び利用料金の決定、5項には減免についてそれぞれ規定してございます。
   第25条は、指定管理者への委託料について規定してございます。
   第26条につきましては、第21条の条送りとなるものでございます。以上、補足として説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  たびたびケーブルテレビについては、質疑をさせていただいておるところでございますが、今回の指定管理者制度に対応するためということで提案されているわけですけども、予算、決算の折に何回か質問させていただきましたが、これの赤字解消に向けた努力というのが当局がなかなか結果が出てこない中で、うがった見方をするとケーブルテレビを指定管理者制度に対応し、法令整備をし、指定管理に出して、いろいろ問題のあったケーブルテレビのサービスエリアの拡大に伴って、なかなか経営改善されない部分を指定管理制度に出すことによって、経営改善の責任を当局から請け負ったところにやるような感じがしてなりませんが、その辺についてそうなった場合でも市としては経営改善の努力をしていくということなんですか、その辺についてお伺いしたいと思います。
議長(星 謙一)  池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎)  今森山議員からご質問をいただきました。ケーブルテレビにつきましては、当然市がこれまで直営でやってきておりますので、経営改善に向けての努力は引き続きやっていく必要があるというふうには思っております。また、今回キャンペーンを実施いたしまして、新たな加入件数もふえてきてございます。現在対象が2,400世帯、加入が1,272、約53%の加入率というような状況になってございます。今回のキャンペーンにつきましても、新たに加入されたのが3件、インターネット等を利用される方で申し込みがあったのが2件というようなことで、加入促進に向けては現在引き続き取り組みを行っているというようなことでございます。また、直営でやっている部分につきましては、ペイができないような経営状況になってございますが、直営でやっている以上にまた新たに第三者に委託、外に出すというようなアウトソーシングしていくというような形の中でケーブルテレビを今後どのような方向に持っていくかというのを改めてまた検証していく必要があると思っておりますし、また今回行政改革の個別の計画づくりの中にもケーブルテレビの方向づけということで、秋口ぐらいには成案にさせて、議会のほうにも報告させていただきたいというふうに思っておりますので、指定管理者制度に移行するということが丸投げというような意味合いではなくて、外にアウトソーシングすることによって、またケーブルテレビ事業というものを今後どのように持っていくかという一つの方策というような形で考えております。以上です。
議長(星 謙一)  13番、森山英敏さん。
13番(森山英敏)  そうしますと、そういったこれからケーブルテレビをどう持っていくか、方針がある程度お示しされた中で、それから指定管理者を募集するというような、そういったことだということで理解してよろしいですか。
議長(星 謙一)  池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎)  現在指定管理者制度を移行するに当たって、目鼻のあるところと今細部を詰めているような状況であります。方向づけと指定管理者制度、これを同一ということで考えるということではなくて、指定管理者制度はあくまでも指定管理者制度、ケーブルテレビの将来の方向性についてはきちんとまた出すということで、直営でやっている部分と指定管理者制度に移行する部分ということで、分けて考えていただければありがたいというふうに思っております。
議長(星 謙一)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第54号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第55号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部
            改正について

議長(星 謙一)  日程第21、議案第55号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第55号、議案書の21ページであります。魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきましては、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律等の施行に伴い、災害援護資金貸し付けの特例措置について条例を改正する必要があることから提案するものであります。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一)  議案第55号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について補足して説明をいたします。新旧対照表により説明をさせていただきます。議案書の24ページをごらんください。このたびの改正は、附則に東日本大震災に係る特例措置として次の2項を加えるものであります。見出しに「東日本大震災の被災者」とありますが、この中には平成23年3月12日に長野県北部で発生しました地震の被災者も含まれるものであり、この地震により十日町市、上越市、津南町が災害救助法の適用を受けたことから、県内全域の市町村が貸付事業の実施対象区域になったものであります。なお、魚沼市民で被災されたという情報は承知しておりませんが、県の通知により条例整備を行うものであります。
   最初に、第3項でありますが、災害援助資金の貸し付けの特例を定めたものであります。本則第13条第2項に規定する災害援護資金の償還期間「10年」を「13年」に、据置期間「3年」を「6年」に、「5年」を「8年」にそれぞれ3年間延長するものであります。また、本則第14条に規定する災害援助資金の据置期間経過後の利率について、通常は年3%でありますが、これを保証人を立てる場合は無利子、立てない場合は年1.5%とするものであります。
   次に、第4項でありますが、本則15条第3項に定めている償還免除や保証人の扱いについて、東日本大震災に係る特例として、償還免除にあっては支払期日到来から10年経過後においてもなお無資力、資力がないということでありますけども、またはこれに近い状態であり、償還金を支払うことができない場合も該当となるものであります。また、通常は保証人を立てなければなりませんが、東日本大震災の被災者については立てなくてもよいことになります。ただし、先ほど申し上げましたとおり、利率の扱いについて保証人を立てる場合は無利子、立てない場合は1.5%となるものであります。この改正条例は、震災発生の日、平成23年3月11日から適用されるものであります。以上であります。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第55号は、福祉環境委員会に付託いたします。

     議案第56号 土地の取得について(薬師運動広場用地)
議長(星 謙一)  日程第22、議案第56号 土地の取得についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第56号、議案書の25ページであります。土地の取得につきましては、薬師運動広場の敷地について借地を解消するため土地の取得を行うもので、地方自治法第96条第1項第8号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  補足説明を求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、補足説明をいたします。取得の土地につきましては、27ページ、28ページ、29ページ、最後までですね。30ページまで詳細が載っております。こちらにつきましては、ご存じのように市長も申し上げましたが、行革の取り組みでありまして、市全体で借地の解消に向け取り組んでおるところであります。できるところから順次条件に合ったところを取得するという流れの中にあるものと思っております。薬師運動広場一帯のうちでありますけれども、既に取得をしてあるヤッコム等の底地があるわけでありますが、今回行革の絡みの中でもありましたが、指定管理者のほうに関連の用地、関連の施設一帯をお願いするに当たりまして、この借地の取得というところも具体的に浮上してきたところでございます。地積は、議案にありますとおり1万8,197平方メートル、取得価格8,270万5,365円ということで取得をしたいと思っておりますけれども、ヤッコム等、この金額についてでありますが、ヤッコム等既に取得しているところの当時の買収単価、それから現在の評価額等々を考慮いたしまして、交渉の中で決定をしたところであります。中には、グラウンドの用地、それから周辺の遊歩道用地等々が入っておりますけれども、地権者の皆様方、既に取得したところと重なっていたり、関連の皆様、経緯もあるわけでありますので、一帯として同一の価格で取得をさせていただくというものであります。よろしくお願いいたします。
議長(星 謙一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。19番、榎本春実さん。
19番(榎本春実)  それでは、ただいまどういうことかということで、行革の一環で借地の解消ということをうたい上げてありました。私恐らくこれは総文に付託になると思いますので、私は委員外でありますので、一、二お聞きをしておきたいと思います。そんな中で、この取得価格を見ると、かなり私どもが考えているより高いなというふうに思っておりますし、そしてまた今現在借地料が大体坪どれぐらいであるのか、そしてこの土地を取得に当たり、前に買い上げた、それは村時代だと思うんですが、薬師のテニスコートがありますよね。そのころの値段というのは幾らぐらいだったのか、その辺の整合性もあわせてお聞きしたいと思います。この時期になぜこういう物事がというのは、行革の一環ということで今聞いたわけでございますけれども、その辺をまず流れをお聞かせいただきたいと思います。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  今ほどのご質問でありますけれども、借地の解消というお話をいたしましたが、実は議員お話のとおり、湯之谷の時代に一部当然買ってあるわけでありますけれども、全体として借地の解消をしたいというお話は大分やってきたというふうに聞いております。しかしながら、たまたま現在でありますけれども、借地の解消、買収にはなかなか応じていただけなかったという経緯があるということであります。このたび申し上げましたけれども、指定管理に一帯を出す経過の話し合いの中で、場合によっては買収に応じてもいいというふうな大地主さんのお話がありまして、それから単価交渉等を進めてきたところであります。単価につきましては、先ほどもお話をいたしましたけれども、従前の平成4年だったかと思いますけれども、買収単価、それからその後の価格等の推移、それから現在の評価額等々を勘案いたしまして、落ちついたところであります。
議長(星 謙一)  19番、榎本春実さん。
19番(榎本春実)  平成4年というと、ヤッコムのあの施設ができたころだかと思うんですが、テニスコートは多分その前でしたよね。単価は幾らになりますか。そのときの単価と、そして今借地料として払っているのをお聞かせいただきたいと思います。
議長(星 謙一)  それでは、借地料について市長公室長の小幡室長からお願いしたいと思います。
市長公室長(小幡 誠)  それでは、行革関係でございますので、私のほうから借地料についてお答えをさせていただきます。取得面積の1万8,197平米に対する借地料については、345万7,825円でございます。
議長(星 謙一)  次に、富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  当時の資料を見せていただきますと、私テニスコートが何年でということはちょっとわからないんでありますけれども、テニスコート、それからヤッコム、それから運動広場の一画等々を文京区のやまびこ荘を整備をする前あたりに順次取得なりしてきたところだと思っております。当時の記録を見ますと、平米当たり6,440円という記録が残っております。
議長(星 謙一)  19番、榎本春実さん。
19番(榎本春実)  ただいまお聞かせいただきました。その中で、今スキー場問題で当然指定管理等の中で、先ほども若干お話があったわけでございますが、その辺あたりも加味しながら今の単価を出したということですか。それともう一つ、例えばこのようなことが地権者でなくして行政側からという形で、行革の一環でということであったわけでございますが、例えばそういった物事の中で、スキー場なんかにおいても今実際大きな駐車場もあります、いろんな5つのあるスキー場の中で。地権者から、おお、こういった物事であればおらも一括して払ってもらいたいなという物事が生じたときはどうされますか。
議長(星 謙一)  それでは、質問の後段の部分を先に答弁を願います。小幡市長公室長。
市長公室長(小幡 誠)  ご承知のとおり、借地の解消に向けて今いろいろやっているわけですけれども、申し出があったところがすべてすぐ対応できるかという話になろうかと思いますが、できるだけ予算の範囲内で解消に向けて努力させていただきたいというのが私どもの考え方でございます。
議長(星 謙一)  前段については、富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  済みません。もう一回お願いします。
19番(榎本春実)  先ほどもちょっと話ん中でありましたが、スキー場の物事もあちこちで今指定管理という形で、あそこの場合も一部指定管理というふうな形で、今実際やっていますけども、その辺の兼ね合いをちゃんと見た中で今の値段を策定したのか。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  その前に、1つ訂正をさせていただきたいと思います。先ほどテニスコートの買収単価に関する質問がございましたけれども、私の手元にあるのはヤッコムの買収時の単価であります。平米当たり4,045円であります。大変恐縮でしたが、ヤッコムの買収単価4,045円、これをもとに算定をしてきたというところであります。それから、指定管理につきましては、全体の中でしんしゃくしたかというふうなお話でありますけれども、念頭といいますか、脳裏にはそういうのがあったかと思いますけれども、表には、表といいますか議論の中では今ほど申し上げました買収実績、それから評価額等々を勘案して定めたというところであります。
議長(星 謙一)  7番、星野武男さん。
7番(星野武男)  7番、星野です。当初予算では、この土地の購入費については、私のメモでは11名で1万9,521平米というふうに書いてあるわけですけれども、今回10名で1万8,197平米というふうになっておりますが、これが減少した理由は何でしょうか。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  おっしゃるとおり、地権者の方は11名いらっしゃいますけれども、お一方ちょっと経緯のある方がいらっしゃいまして、先々交渉には応じられるけど、たった今は勘弁してほしいということで、お一方分が差が出ているということであります。
議長(星 謙一)  7番、星野武男さん。
7番(星野武男)  そこについては、じゃ現在も借地というようなことで今後やっていくというようなことであれば支障はないのかどうかお伺いしたいと思いますし、それと先ほど市長公室長の借地料の答弁なんですが、当初予算の聞いた段階では借地料が260万7,000円というように私はメモしてあるんですけれども、私のメモが間違っているのであればそのようにあれですけども、345万8,000円というような今借地料だったわけなんですが、その辺私のメモのほうが間違いでしょうか、どうでしょうか、あわせて。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、前段のほうお話をいたします。借地のままお一方いらっしゃるわけでありますけれども、私どもがこの状況で使っていくというところにつきましては全然支障がないということでありますし、もう少し時間をいただきたいと、決断をするのに買収に応ずるということは未来永劫ないということではなくて、もう少し時間をいただきたいというお話であります。
議長(星 謙一)  小幡市長公室長。
市長公室長(小幡 誠)  ちょっと前にお示しした数字が根拠がちょっと不明確で申しわけないんですが、現在申し上げたのは評価替え後ということでご確認をお願いしたいと思います。
議長(星 謙一)  ほかに。11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  11番です。2点ほどお伺いしたいんですが、1つ目、提案理由についてなんですけれども、入り口論の話をさせていただきたいんですが、行政改革の取り組みである借地解消に向け、これに対して用地を買収するとのことですが、普通は借地解消に向けて借りるのをやめるのが本筋だと思うんですよね。借地を買うという、買って借地を解消するというのは、本当にこれ行革の論理なのかどうかという、入り口論の話で申しわけないんですが、お伺いいたします。
   それと、借地料が年間およそ345万円ということですけれども、これ単純に割って計算いたしますと、取得価格と比較するとおよそ23年でペイというような考え方だと思うんです。そうすると、指定管理者の将来を考えると、借地のほうが実は割に合うんじゃないかという考え方もあるとは思うんですが、その辺の見解をお伺いいたします。
議長(星 謙一)  小幡市長公室長。
市長公室長(小幡 誠)  借地の解消に当たっては、お返しをして以降、後年度負担が出ないようにする方法、あるいはどうしてもその解消ができない場合は、後年度負担をなくすという意味で買い上げるという方法があろうかと思います。薬師運動広場については、ご承知のとおり非常に利用が多い、それから代替施設がないということで、これをやめて利用者の供にできないということでありますので、買い上げるという判断に至ったということであります。単価というか、後年度負担の考え方でありますけれども、確かに計算するとそういうふうになりますが、その後では市の負担がふえてくるということになりますので、未来を見据えた中で今回買わせていただくということであります。
議長(星 謙一)  11番、本田篤さん。
11番(本田 篤)  今ほど市長公室長のほうから利用状況について非常に活用されているというようなお話があったと思いますが、じゃお願いなんですけども、総文でいいですので、その利用状況の使用度合いというものをお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  そこはいろいろ一帯として整備をされていますけれども、管理もちょっと錯綜していますので、全体わかる資料を整えたいと思っております。
議長(星 謙一)  4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰)  4番。教育次長、先ほど榎本議員の質問の中で、テニスコートの底地の湯之谷村時代に買収してあるんですが、それの取得価格を聞いているんですけど、それが今わからないということであれば、この薬師農村公園と薬師テニスコートの底地の取得価格、湯之谷村時代にさかのぼって、その取得価格を教えてください。今わからなければ後でご提示いただきたい。
   それから、先ほど大地主さんにこの話をしたのかされた、来たのかわかりませんが、そういう方の話でこれが進んできたと、取得が進んできたということなのですが、一番最初はどちらからお話があったのか。大地主さんのほうなのか、魚沼市のほうなのか、その点をお聞かせください。
   それから、大地主さんが承諾されなければ、ここの用地取得としても虫食い状態だったり、ほとんど取得できないということになるので、大地主さんに交渉するのは別にいいんですけども、そうであるならばここの提案のところに櫻井祐一外9名とありますけども、その大地主さんがここに名前が出てくるほうが自然だと私思うんですけども、なぜそうなっていないのか、何か理由があるのであれば教えてください。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  じゃ、わかる範囲でお答えをいたします。先ほど私が榎本議員の質問にお答えをして、後で訂正をさせていただきましたけれども、テニスコートあの一画には2つたしかあると思います。上段のおそばの薬師さんの上のほうと公園のほうあると思います。それから、多分上段のほうは合併後といますか、地震後、たしか修復……〔何事か呼ぶ者あり〕修復もしていないと思っています。私のほうがそちら、上段と今ご指摘がありました下段のほう、きちんと区別をした資料を持っていません。大変申しわけありません。それで先ほど訂正をしたのは、ヤッコムの買収単価について手元に資料がありましたので、訂正をお願いしたところであります。それから、この用買交渉でありますけれども、先ほどから申し上げておりますとおり、借地の解消ということをねらいまして、市のほうから持ちかけてお話を始めたところであります。〔「大地主の件は」と呼ぶ者あり〕済みません。それであれば、面積の大きいところからになっているかと。その理由は、済みません。私が承知をしておりません。地番順とか考えていますけれども、ちょっとわかりません。申しわけありません。〔「答弁漏れ。わからなければ後で提出するのかどうか」と呼ぶ者あり〕その件は、後で提示をしたいと思います。
議長(星 謙一)  4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰)  全然聞いていないこと答える必要ないですよ。聞いていない、上段の話なんかしていないし、ヤッコムの話もしていません。これがわかれば提示してください。私が何でこんなこと言うのかというと、私この近くなもんですから、大体の経緯がわかります。詳しいことがすべてわかるわけではありませんが、ここの一帯を公園整備することに決まったときに用地取得をしてやろうということになったんです。そのときに薬師運動公園の底地とテニスコートの底地については、地主が買収に応じて提供したと、そういう経緯があるんです。ただ、こちらの大地主さんは、この運動公園つくるときにですけども、運動広場つくるときですが、売らないと、借地料をもらうんだということで買収に応じなかったんです。でここが公園になる前のことは皆さんご存じないでしょうが、ここは非常に谷地で腰までつかるような田んぼだったんです。田んぼとしての価値はほとんどなくて、評価額も非常に低かった。ここは随分日陰なもんですから、非常に低かったというようなことで、前の用地買収のときは、私はっきりわからないんで聞いているんですから、それ後で答えていただきたいんですけども、非常に安かったと記憶しています。その安い値段では売れないということで、この大地主さんは借地を選択されて売らなかったと、こういう経緯があるんです。この谷地がどうなったかというと、この公園つくるためにいい土を入れて、公費でですよ。いい土入れて、排水処理をして、やっとああいう土地になったんです。その間ずっとこの大地主さん、ほかの方もそうですが、地代をいただいておいてこういう状態であったんです。それが今回非常にいい土地になったために評価が上がったようなことで、ヤッコムと同じ値段で買うというようなことであるならば、湯之谷村時代に買収に応じて非常に安い価格で売られた方も近所にいらっしゃるんです。この今取得、提供なさっている、契約なさる方の隣にもそういう人がいるんです。そういう人からちょっと不満が漏れないかなというの私が心配しているとこなんです。なので、先ほどどちらからその話があったのかというのがはっきりわからない部分があるし、もともとの前の買収価格がわからないというところがあるので、それと大地主さんの名前、私わざわざ隠したんじゃないかなみたいな気がするのでその辺をお聞きしたんですけども、わからないということであれば仕方がありませんが、そういう懸念がありますので、もうちょっとはっきりした形で資料を全部出していただいてご説明していただくとありがたいですけど、いかがですか。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  経緯については、当然私などよりも議員のほうがお詳しいと思うんですけれども、交渉経過の中で今までの借地料の支払いの経緯等々も含めて、最終的に経緯も踏まえた上で一団の土地、一帯の用地、用途として買わせていただくという結論であります。それから、大地主さんのお名前をということでありますけれども、27ページからの小計を見ていただければ、そこに米山透さんでしょうか、一番大きなのがありますので、これでおわかりかと思いますが、それをなぜこれが頭になっていないかというところは、後でお答えをさせていただきたいと思います。以上であります。
議長(星 謙一)  4番、大桃聰さん。
4番(大桃 聰)  じゃ、確約していただきたいんですけども、薬師運動公園とテニスコートの以前の底地の買い上げ料、それから今の取得用地の地代をいつから払っていて総額幾らになるのか、それを後で教えてください。以上です。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  すべて公になっていることだと思いますので、整えてお示しをしたいと思います。
議長(星 謙一)  2番、渡辺一美さん。
2番(渡辺一美)  先ほど年間の借地料はお伺いしましたが、こちらの年間の固定資産税というのはお幾らなのでしょうか。
議長(星 謙一)  渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫)  一般論で申し上げますが、固定資産税につきましては適正な時価、いわゆる評価額の7割相当ということでの評価額を決めまして、それに税率を掛けたお値段になります。ただ、固定資産税ということになりますと、当然個々の方がいらっしゃいますので、個人情報保護の関係でちょっとお答えをしかねます。
議長(星 謙一)  2番、渡辺一美さん。
2番(渡辺一美)  別に個人個人教えていただきたくはないんです。これ総額何人かいらっしゃいますから、当然何人かの金額を合わせた金額で結構ですので、それは出せると思うんですが、いかがでしょうか。
議長(星 謙一)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  こちらにつきましては、私ども担当課でありますけれども、市長公室のほうで主体的に進めていただいたところであります。私のほうでは、固定資産評価額、これは交渉の時点だったと思いますけれども、昨年度ですが、単価平米当たり4,394円、4,394ではじいて交渉を行ってきたというふうに承知をしております。〔「税金」と呼ぶ者あり〕これも済みません。現在の評価額に設定して、例えば評価額の1.4%で掛けた場合ですが、ちょっとお待ちください。〔何事か呼ぶ者あり〕じゃ、後でお願いします。済みません。
議長(星 謙一)  渡辺一美さん。
2番(渡辺一美)  確かに借地でなくなってお金払わなくなると、行革になるというふうな考え方もあるかもしれませんけれども、23年間でペイするというような、正確には23.9なら24年近いですね、今の払っている金額でいくと、ベースでいくと。固定資産税というのは、そこがその人のものであれば、23年どころか50年、60年と、100年とということだと思います。そんなことを考えると、本当に土地を買うことが行革なのかなというのは、前々から私ちょっと疑問を呈しているんですけれども、ここをなぜ買わなきゃいけないんでしょうか。ここを指定管理に出すときに、例えば市がこのまま借りながら指定管理に出すということはできないのでしょうか。
議長(星 謙一)  小幡市長公室長。
市長公室長(小幡 誠)  借地の解消については、そういう考え方もあろうかと思いますが、先ほど説明したとおり、では魚沼市がある限り借地料を払っていったほうが得なのかどうかということで判断をしていきたいというふうな思いで買収という結果になったわけでございます。
          〔「答弁漏れ」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  一応総務文教委員会に付託する予定でありますので、この辺にしたいと思うんですが、どうしても答弁要りますか。〔「借りたままで指定管理出せないんですか」と呼ぶ者あり〕小幡さん、渡辺さんの答弁漏れ。小幡市長公室長。
市長公室長(小幡 誠)  借地のまま指定管理に出せるかどうかというお話ですが、もちろんそのままでも出せるということになろうかと思います。
議長(星 謙一)  ほかに質疑ありますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(星 謙一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第56号は、総務文教委員会に付託いたします。

     散会の宣告
議長(星 謙一)  以上で本日の日程は全部終了しました。次回は、6月20日午前10時から開会いたします。定刻までにご参集くださるよう通知します。本日はこれで散会いたします。ご苦労さまでした。
            散 会 (午後 1時45分)