平成23年第3回魚沼市議会定例会会議録
議事日程 第2号
平成23年9月14日(水曜日) 午前10時開議
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 議案第73号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市一般会計
補正予算(第4号))
第 3 議案第74号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市スキー場
事業特別会計補正予算(第1号))
第 4 議案第75号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市病院事業
会計補正予算(第1号))
第 5 議案第76号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市ガス事業
会計補正予算(第1号))
第 6 議案第77号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市水道事業
会計補正予算(第1号))
第 7 議案第78号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市下水道事
業会計補正予算(第1号))
第 8 議案第79号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市一般会計
補正予算(第5号))
第 9 議案第80号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)
第10 議案第81号 平成23年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第11 議案第82号 平成23年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第12 議案第83号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第2号)
第13 議案第84号 平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第2号)
第14 議案第85号 魚沼市役所の位置を定める条例の制定について
第15 議案第86号 魚沼市支所設置条例の制定について
第16 議案第87号 魚沼市税条例等の一部改正について
第17 議案第88号 魚沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
及び魚沼市スポーツ振興審議会条例の一部改正について
第18 議案第89号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
第19 議案第90号 魚沼市老人憩の家条例の一部改正について
第20 議案第91号 指定管理者の指定について(大湯温泉スキー場)
第21 議案第92号 指定管理者の指定について(大原スキー場)
第22 議案第93号 市有地の処分について
第23 議案第94号 和解及び損害賠償の額を定めることについて
第24 議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦について
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(22名)
1番 遠 藤 徳 一 2番 渡 辺 一 美
3番 佐 藤 肇 4番 大 桃 聰
5番 関 矢 孝 夫 6番 佐 藤 雅 一
8番 高 野 甲 子 雄 9番 星 吉 寛
10番 下 村 浩 延 11番 本 田 篤
12番 森 島 守 人 13番 森 山 英 敏
14番 五 十 嵐 昭 夫 15番 住 安 孝 夫
16番 大 塚 フ ミ 子 17番 岡 部 忠 好
18番 大 屋 角 政 19番 榎 本 春 実
20番 浅 井 守 雄 21番 星 謙 一
22番 星 孝 司 23番 佐 藤 守
欠席議員(1名)
7番 星 野 武 男
地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
市 長 大 平 悦 子
副 市 長 中 川 太 一
教 育 長 松 原 道 子
会 計 管 理 者(会計課長) 星 義 廣
市 長 公 室 長 小 幡 誠
総 務 課 長 池 田 耕 太 郎
財 務 課 長 渡 邉 隆 夫
市 民 課 長 穴 沢 邦 男
福 祉 保 健 課 長 桜 井 伸 一
農 林 課 長 森 山 芳 康
商 工 観 光 課 長 山 本 慎 一
土 木 課 長 椿 正 道
監 査 委 員 事 務 局 長 滝 沢 直 行
病 院 局 事 務 局 長 下 村 耕 平
企 業 課 長 滝 沢 稔
教 育 次 長 富 永 弘
消 防 本 部 消 防 長 井 上 正 夫
財 務 課 財 政 室 長 角 家 一 郎
福 祉 保 健 課 厚 生 室 長 渡 辺 賢 一
総 務 課 総 務 管 理室主任 浅 井 直 樹
事務局職員出席者
議 会 事 務 局 長 小 幡 典 男
副 参 事 湯 本 芳 枝
主 任 和 田 純 恵
主 任 櫻 井 正 明
書 記 鈴 木 佳 貴
書 記 小 川 勇 太
開 議 (午前10時00分)
開議の宣告
議長(佐藤 守) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。報告事項を申し上げます。星野武男議員は、病気療養のため本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。岡部忠好議員は、都合により午前中欠席する旨の届け出がありました。説明員の山本代表監査委員と榎本新病院対策課長は、病気療養のため本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。以上で報告を終わります。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
会議録署名議員の指名について
議長(佐藤 守) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、五十嵐昭夫議員及び住安孝夫議員を指名します。
議案第73号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市一般会計補正予算(第4号))
議長(佐藤 守) 日程第2、議案第73号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) おはようございます。議案第73号 専決処分の承認を求めることについて、専決第24号であります。平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第4号)につきましては、さきの平成23年7月新潟・福島豪雨災害により、緊急的な災害救助及び施設応急復旧のための事業費が必要となったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしたものであります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億5,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を257億6,360万円を追加したものであります。主な補正の内容につきましては、災害救助法に基づく避難所の開設や障害物の除去費、災害廃棄物の処理費用、防疫対策のための消毒剤の配布費用及び災害援護資金の貸付金、また道路や農地、農業用施設など公共施設の応急復旧のための費用を計上いたしました。これに伴う財源につきましては、今災害に伴う財政措置が不確定であることから、災害援護資金に対する県貸付金以外につきまして一たんすべてに一般財源を充当することとし、前年度繰越金及び財政調整基金を繰り入れて仮置きをいたしております。詳細につきましては、財務課長に説明をさせますので、ご承認くださるようお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) それでは、平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第4号)につきまして補足説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、歳入からご説明をいたします。14ページをごらんください。18款1項1目1節の基金繰入金12億8,361万5,000円につきましては、このたびの豪雨災害に伴う災害救助や応急復旧にかかわる財源が不確定のため、以下の繰越金及び被災特定財源を充当の上、なお不足する金額について財政調整基金を繰り入れて措置をいたしました。同基金の繰り入れ前の残高は29億2,391万8,000円であり、繰り入れ後の残高は16億4,030万3,000円となります。19款1項1目1節繰越金3億4,638万5,000円につきましては、前年度繰越金の確定に伴い追加繰り入れを行うものであります。21款1項2目2節災害援護資金1億2,500万円につきましては、豪雨災害への災害救助法の適用により貸し付けを実施する災害援護資金の県からの借入金であります。これにつきましては、9ページであわせて地方債の限度額補正をいたしております。
続きまして、歳出を説明いたします。16ページをごらんください。3款5項1目生活再建支援費につきましては、生活再建支援事業で今災害に伴い災害援護資金貸付金1億2,150万円を追加計上するとともに、義援金配分委員会にかかわる委員報償費を計上したものでございます。2目災害救助費につきましては、豪雨災害救助事業として災害発生により実施しました避難所の運営、炊き出し、孤立者救助、給水活動及び流入土砂等の障害物費用並びに感染症の予防等に関する法律に基づく防疫対策にかかわる費用などで1億1,502万円を計上、また豪雨災害廃棄物処理事業として、住家等の浸水により大量に発生しました災害廃棄物の処理にかかわる収集運搬及び処分のための費用に2億5,435万円を計上いたしました。4款3項1目病院費につきましては、堀之内病院の建屋浸水により受電設備、空調設備、昇降機及び医療機器等が被災したことから、病院事業会計で早期復旧事業を行うための財源として、一般会計による補助金7,200万円を計上いたしました。7款1項4目観光施設費につきましては、須原、大原、薬師及び大湯温泉スキー場のゲレンデ崩落によりまして、スキー場事業特別会計で土砂撤去とのり面整形の復旧事業を行うための財源として、一般会計繰出金6,000万円を計上いたしました。なお、小出スキー場のゲレンデ崩落につきましては、この後の公園施設災害復旧事業にて対応をいたしております。9款1項2目非常備消防費につきましては、消防団員の出動にかかわる費用弁償及び雨具等の調達費用410万円を計上いたしました。3目水防費につきましては、水門操作員の出動報酬追加及び明神排水機場の補助ポンプ操作のための業務委託で210万円を計上いたしました。14款1項1目土木施設災害復旧費につきましては、土木施設災害復旧事業として、被災しました道路及び河川の応急復旧にかかわる工事請負費、原材料費、重機借り上げ料、事務費及び災害査定のための測量調査業務委託料など、3億2,580万円を計上しました。それから公園施設災害復旧事業には、小出公園、魚野川ふれあい公園、ビハーラ佐梨川、戸隠渓流歴史公園、上原コスモス園の被災箇所の測量調査事業委託料及び復旧工事委託費に1,510万円を計上、公営住宅施設災害復旧事業には、市営宮原住宅1階の水道給水加圧ポンプが水没し、取りかえにかかわる費用200万円を計上いたしました。2項1目農業施設災害復旧費につきましては、農地農業用施設災害復旧事業として、被災しました農地農業用施設の応急復旧にかかわる工事請負費、原材料費、事務費及び災害査定のための測量調査業務委託料などに2億9,880万円を計上いたしました。2目林業施設災害復旧費につきましては、同じく被災しました林業施設の応急復旧費用などに3億260万円を計上いたしました。3項1目文教施設災害復旧費につきましては、学校施設災害復旧事業としまして、被災しました堀之内中学校の流入土砂の排出及びグラウンド整地費用、施設整備の、施設設備の修繕費、備品購入費などに1,620万円を計上、体育施設災害復旧事業には、魚野川の洪水で堆積しました四日町運動公園内の流木等の撤去処理費用及び折立地区宿ケ沢のはんらんにより水没しました東湯之谷運動広場のブロック擁壁復旧工事費などに1,710万円を計上いたしました。4項1目その他公共施設等災害復旧費につきましては、観光施設災害復旧事業として、被災した丸太沢源泉などの源泉施設の復旧工事や奥只見ダム駐車場や銀山平キャンプ場の堆積土砂の撤去工事費、また浅草山荘駐車場、ハーブ香園貯水槽、寿和温泉施設設備の復旧費用などに1億2,890万円を計上、情報通信施設災害復旧事業では、土砂崩れにより倒壊した電柱に共架しました光ケーブルが被災したため、中子沢地内から2カ所の光ケーブル施設の復旧工事費600万円を計上いたしております。福祉施設災害復旧事業では、堀之内老人憩の家の床上浸水により、畳の入れかえなどの復旧費用200万円を計上いたしました。消防施設災害復旧事業では、管内の防火水槽約40カ所へ流入しました土砂のバキューム及び泥処分にかかわる費用及び長時間の排水作業のために損傷しました小型動力ポンプなどの修繕、または更新にかかわる費用として840万円を計上いたしました。その他施設等災害復旧事業費では、市の斎場敷地内の土砂撤去や管理道路の復旧工事費のほか、その他被災施設の復旧費用に300万円を計上いたしました。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。1番、遠藤徳一議員。
1番(遠藤徳一) 今ほど専決処分ということの補正の説明をいただきました。私のほうは、やはりここでまた費用弁償ということで、特別にまた消防団に対しまして費用弁償の予算をつけてもらったということに関連するんですけれども、時間外勤務手当という中で、これいろいろな款のものを出しましたけど、5,000万円弱ということで職員の勤務手当がついておるわけでございます。消防団は、一応行政の補完的立場ということもありまして、命令体系の中で昼夜いとわず活動し、1人平均が約20時間近くに及ぶ団員もおられます。そういった中で、総出動人員が1,180人ぐらいでしたか、私ちょっと末端の数字を記憶しておりませんけども、そういった中で割り返すと、1人の費用弁償の追加が約3,000円程度ということの中で、いろいろな立場で行政のほうから災害に対する職務を与えられている、また命令されている団員といたしましては、今回の水防に関しましては、これ以上の何か手当、あるいはそういったものが私は、商品券でもいいですし、現金という形でもいいかと思いますけども、このご苦労に対するやはり敬意というものをやはり考えていただきたいなというふうに思っております。職員の皆さんの給料も大分時間外ということで、責任ある立場での活動はわかるんですけど、やはり消防団といたしましても、生命、財産を守るための責務の中で一生懸命動いておる団員もございますし、また家族、あるいは家庭を投げて出ておる消防団もおるわけですんで、そういった面をまた考えていただきたいなと思っております。それと、今回一番大活躍された中に、嘱託員、自治会長さん、区長さんの立場の方もおられると思います。行政のほうからぺらっと1枚紙が、連絡事項が送られてきて、中には区長さんが百何枚もコピーをして、毎朝配らんばならないという状況もあったわけでございますんで、そういうことを考えますと、やはり行政のお手伝い、補完的立場で一生懸命区内を守ろうと思って活動されておりました区、あるいは嘱託員の立場の方々にも何らかの志といいますか、私は特別に今回はつけるべきかと思うんですけど、その辺の見解をお願いをいたします。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 今回消防団、それから区長さんにおいては、本当に災害に対応していただきました。今回の支給については、規定どおりというか、今までの規定の中での支給をさせていただきましたが、そういった中で少しでも、私としては今までかっぱの支給とかは、現金ではなくて、そういった物質的なものの支給で、またさらに消防団の方たちへ活動がしやすいようにということで、そういったこともやらせていただいていますが、今後また今のご意見をいただく中で、次のまた災害等でご尽力いただく皆さんにどういうふうな対応をするかということは、話し合いを進めていきたいと思います。
議長(佐藤 守) 1番、遠藤徳一議員。
1番(遠藤徳一) 今後そういったことも検討していただけるということで、その辺についてはぜひよろしくお願いしたいと思っております。また、消防団といたしましても、かっぱあるいは備品に対する支給に対しましては、今までにない手当てをしてもらっているということでは感謝をしておりますけども、平時の際はまた通常どおりの勤務体制、あるいは費用弁償のあり方でいいと思うんですけども、こういった2日、3日にわたるこういった災害のときには、責任感を持ってやっていることの中で、やはりどうしても度が過ぎたりしながら、消防団の命がさらされている部分はありますし、区長さん方も今回肩まで水につかりながら避難誘導をしたという例もございますんで、そういったときのことは特別なものと考えていただいて、何らかの区長からのお言葉、あるいは志をぜひ示していただきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。終わります。
議長(佐藤 守) 次に、質疑はありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 遠藤さん、感情論みたいな形でおっしゃいますが、私ちょっと事実関係というか、はっきりさせておきたいので、この時間外勤務手当の対象の人数を何人対象にしたのか教えていただきたいのです。17ページの豪雨災害救助事業の時間外勤務手当2,560万円、その下の豪雨災害300万円、それから、これ17ページですけど、それと今遠藤さんもおっしゃいましたが、19ページの消防団の費用弁償なんですけど、1,180人だと遠藤さんはおっしゃったんですが、市のほうではこれは何人分を見ているのか、それを教えてください。それから、その下、土木施設災害復旧の時間外手当の人数、それから21ページの農地農業用の時間外手当900万円の人数、その下、林業施設の500万円の人数、それを教えてください。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) ただいま調べて報告をさせていただきたいと思います。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。これから討論を行います。
4番(大桃 聰) ちょっと済みません。いいですか。私聞いたの何にも答えてくれないで、後でって、質疑なしでいいんですか。
議長(佐藤 守) 後ほど調べて報告するそうです。
4番(大桃 聰) それによって質疑もしねえばだし、聞かんばなことまだあるんですけど、それはどうなるんですか。
議長(佐藤 守) 後ほど調べて報告した以降に……
4番(大桃 聰) また質疑ができるんですか。
議長(佐藤 守) はい。
〔「採決が終わった後は……」と呼ぶ者あり〕
4番(大桃 聰) 採決が終わった後質疑したって困るじゃない。
〔「それに関連した質疑もあります」と呼ぶ者あり〕
〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 池田総務課長、早く、時間はかかりますか。
4番(大桃 聰) 休憩して調べてもらっていただくわけにはいかないでしょうか。
議長(佐藤 守) ここでしばらくの間休憩をいたします。
休 憩 (午前10時21分)
再 開 (午前10時40分)
議長(佐藤 守) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
答弁求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 大変失礼しました。大桃議員ご指摘の質問でありますが、17ページの3款5項2目の豪雨災害救助事業2,560万円、これは15名の職員を想定しております。また、142番の豪雨災害廃棄物処理事業、これは7名の職員でございます。あとの事業についても同じでありますが、あくまでも予算措置でありまして、今年度事業を継続してやる必要がありますので、想定される時間をしんしゃくしながら予算措置をしているということと、それと職員で時間外勤務手当の単価がそれぞれ違いますので、だれが何時間、だれが何時間というような積算根拠はないということであります。19ページの消防団の管理運営事業でありますが、360万円、これにつきましては1,200人の3,000円、単価が3,000円になります。それから、土木施設災害復旧事業でありますが、これは12名の職員を想定しております。それから、21ページの14款2項1目になりますが、141の農地農業用施設災害復旧事業、これにつきましては5名の職員を想定しております。それから、141の林業施設災害復旧事業につきましては、4名の職員を想定しております。災害または選挙費用につきましては、これは当然時間外勤務手当がつきものでありますけども、昨年来から時間外勤務手当の縮減については議会からの提案等もございますので、できる限りの縮減に努めて仕事を進めていくというようなことで、職員等にはその旨の通達はしております。以上です。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 大体人数いただいたんですが、これ見れば、豪雨災害救助事業のところは15名であると、1人170万円と、次は42万円、消防団は今1人当たり3,000円ということですが、土木のほうは66万円、農地農業のほうは180万円、林業のほうが125万円、これは今回の水害のこの期間だけということではないというのはよくわかります。これから継続してこの先あるということはわかるんですが、規定の中で2割5分増し、5割増しの賃金を払わなければならないということはわかるんですけども、市民から見ると、災害があっても職員は時間外勤務手当がつくからいいねと、こういうことになります。きのうも私堀之内の公民館へ行きましたけども、床下の方は3万円の商品券だけですよね。そういうのを考えると、もうちょっと何とかならんのかなと思います。皆さんもご存じでしょうが、東日本大震災のときに仙台というか、宮城の名取市の市長さんが職員の時間外勤務手当が60万円にもなると、1人当たりですね、とてもこんなに払えないと、半額にしたいということをおっしゃったら、組合大反発、県に申し立ててそのまんま支払われたということなんですけども、やはり一般感情からいいますと、公務員はいいなということになりますので、この辺も今後の課題としてもうちょっと考えていただきたいと思います。市長、答弁できますか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) ただいまの数字については、先ほど総務課長が申し上げたとおりであります。まだはっきりとした数字で1人幾らという話はできない段階ですけれども、最後にやはり縮減に向けてという説明もありましたので、そういったところを考えながら進めていきたいというふうに思っております。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第73号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議がありますので、起立によって採決します。本件は承認することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守) 起立多数であります。よって、議案第73号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第74号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市スキー場事業特別会計補正予算(第1号))
議長(佐藤 守) 日程第3、議案第74号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第1号))を議題といたします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 冊子平成23年度特別会計、企業会計補正予算書(専決処分)の1ページからになります。議案第74号 専決処分の承認を求めることについて、専決第25号であります。平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、さきの平成23年7月新潟・福島豪雨災害により緊急的な施設応急復旧のための事業費が必要となったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしたものであります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億6,100万円といたしております。補正の内容につきましては、須原、大原、薬師及び大湯温泉の各スキー場のゲレンデの崩落した土砂の撤去及びのり面整形による復旧工事であります。詳細につきましては、商工観光課長に説明させますので、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 補足説明をさせていただきます。ただいま市長が申したとおりでございまして、このたびの豪雨による災害により、一般会計より6,000万円を繰り入れるための補正処置でございます。それに係る歳出でございますが、2款1項1目スキー場事業費の災害復旧の6,000万円の内容でございますが、13節の測量調査設計委託料、大原スキー場、須原スキー場の災害復旧工事の測量委託に550万円、工事請負といたしまして、まず須原スキー場ゲレンデの崩落土砂撤去、のり面整形で3,000万円、大原スキー場ゲレンデの崩落土砂撤去、のり面の整形で2,150万円、薬師スキー場ゲレンデののり面整形で100万円、大湯温泉スキー場ゲレンデの崩落土砂撤去、のり面整形で200万円、計5,450万円、13節、15節合わせて6,000万円ということで計上させていただきました。以上です。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 崩れたとこは、直さなきゃならないということなんでしょうが、大原スキー場と須原でほとんど工事請負費を使うというようなことですが、現場は私行っていないので、遠くから見るだけで、須原スキー場のことも余りわかっていないんで、あれですが、どうなんでしょう、スキー場を縮小していきたいというようなお話の中で、これからますます崩れるようなとこは何とか応急処理しなきゃなんないでしょうけども、もとに復旧しなければならないということなんでしょうか。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) スキー場再編計画が今進行中でございまして、提言書等に基づいた中で今再編計画を行い、いわゆる今年度から指定管理ということで大原と大湯温泉スキー場等はなっておりますし、須原は市営で継続という形で進んでいる中で、やはり存続をしていくと、今の状態、現在の状態ではいかなければならんというようなことから、原状復帰、復旧工事をしなければならんというふうに考えております。以上です。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 指定管理に決まりそうな方々もおるわけですけども、多額の復旧費用がかかると、ここでこの復旧費用をかけてまで指定管理に、今まで流れはそうなんですが、指定管理に出さなければならないということだけではないと思うんです。もっとほかの道がないのかなということなんですけど、今までの規定路線の中で完全な形、今までの完全な形で指定管理に出さなければならないということでしょうか。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 完全な形、やはり指定管理ということになりますと、民間等がするわけでございますので、原状復帰にして渡すのが常識というか、普通ではないかというふうに考えております。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 常識外れで済みませんけども、こういう災害で崩れたというようなことから、計画の見直しなんかは一つも考えないということでよろしいですか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 今回の専決処分につきましては、緊急的な施設の応急復旧ということでお願いしているものであります。完全に原形復旧という考え方ではなくて、やはり災害対応ということでさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第74号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議がありますので、起立によって採決します。本件は承認することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守) 起立多数であります。よって、議案第74号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第75号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市病院事業会計補正予算(第1号))
議長(佐藤 守) 日程第4、議案第75号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市病院事業会計補正予算(第1号))を議題とします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 17ページをごらんください。議案第75号 専決処分の承認を求めることについて、専決第26号であります。平成23年度魚沼市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入及び支出の総額にそれぞれ7,200万円を追加し、収入及び支出の総額をいずれも10億円とするものであります。補正の内容につきましては、平成23年7月新潟・福島豪雨災害に伴う施設復旧費用について、特別損失7,200万円を計上して復旧対応を行うものです。詳細につきましては、病院局事務局長に説明させますので、ご承認につきましてよろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。下村病院局事務局長。
病院局事務局長(下村耕平) それでは、平成23年度魚沼市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をいたします。資料につきましては、28ページ、29ページをお願いをいたします。今ほど市長提案にございましたように、さきの豪雨災害によりまして堀之内病院が床上浸水し、床上より下位にございます高圧受電設備、空調、ボイラー機械設備、エレベーター設備及び医療機器等が被害をこうむり、その復旧を行うものです。事業費用に新たに3項特別損失、2目に臨時損失を設け、修繕費としまして電気設備修繕に3,470万円、機械設備修繕に700万円、医療機器修繕に1,030万円、エレベーター修繕に1,450万円、医師住宅ほか修繕に500万円、また委託料としまして、駐車場土砂撤去業務委託として50万円となっております。次に、本復旧に係る収入につきましては、一般会計からの補助金を計上いたしました。以上で補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第75号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第75号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第76号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市ガス事業会計補正予算(第1号))
議長(佐藤 守) 日程第5、議案第76号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市ガス事業会計補正予算(第1号))を議題といたします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 31ページをごらんください。議案第76号 専決処分の承認を求めることについて、専決第27号であります。平成23年度魚沼市ガス事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収支予算の支出において、平成23年7月新潟・福島豪雨災害による応急復旧に伴う所要額として特別損失に400万円を追加し、災害に対応しているものであります。詳細につきましては、企業課長に説明させますので、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。滝沢企業課長。
企業課長(滝沢 稔) それでは、補足して説明を申し上げます。38、39ページをごらんください。収益的収入及び支出において、病院会計同様に特別損失に水害臨時損失として応急復旧関連経費を計上したものであります。主な内容といたしましては、供給管やガス整圧施設の応急対策経費、応急復旧による管の布設がえに伴い撤去する管の固定資産除却費であります。以上でございます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第76号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第76号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第77号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市水道事業会計補正予算(第1号))
議長(佐藤 守) 日程第6、議案第77号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号))を議題とします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 41ページをごらんください。議案第77号 専決処分の承認を求めることについて、専決第28号であります。平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収支予算の支出において、平成23年7月新潟・福島豪雨災害による応急復旧及び被災者支援に伴う所要額として、特別損失に上水道事業費用200万円、簡易水道事業費用900万円を追加し、災害に対応しているものであります。詳細につきましては、企業課長に説明させますので、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。滝沢企業課長。
企業課長(滝沢 稔) 補足して説明を申し上げます。48、49ページをごらんください。ガス会計と同様に、特別損失に水害臨時損失として応急復旧及び被災者支援関連経費を計上したものであります。主な内容といたしましては、大湯の取水井戸等の水道施設の設備修繕、水道管の破損に伴う修繕や仮設管の設置などの応急対策経費であります。また、被災者支援関連経費については、水道料の減免関係経費であります。なお、本復旧に係る経費につきましては需用費を精査の上、次の補正予算で提案する予定であります。以上です。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第77号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第77号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第78号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市下水道事業会計補正予算(第1号))
議長(佐藤 守) 日程第7、議案第78号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号))を議題とします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 51ページをごらんください。議案第78号 専決処分の承認を求めることについて、専決第29号であります。平成23年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収支予算の支出において、平成23年7月新潟・福島豪雨災害による応急復旧及び被災者支援に伴う所要額として特別損失に1,500万円を追加し、災害に対応しているものであります。詳細につきましては、企業課長に説明させますので、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。滝沢企業課長。
企業課長(滝沢 稔) 補足して説明を申し上げます。58、59ページをごらんください。水道会計と同様に、特別損失に水害臨時損失として応急復旧及び被災者支援関連経費を計上したものであります。主な内容といたしましては、雁坂下と田中処理場の設備修繕、マンホールポンプの制御盤の修繕、下水道管渠の破損に伴う修繕や仮設管の設置などの応急対策経費、本復旧による機械設備の取りかえ及び管の布設がえに伴う固定資産除却費であります。また、被災者支援関連経費については、下水道使用料の減免関係経費であります。以上でございます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第78号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第78号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定いたしました。
議案第79号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
市一般会計補正予算(第5号))
議長(佐藤 守) 日程第8、議案第79号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第5号))を議題とします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第79号、別冊の専決処分の承認を求めることについて、専決第30号であります。平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第5号)につきましては、さきに専決処分をした補正予算(第4号)に引き続いて、平成23年7月新潟・福島豪雨災害により被害を受けた被災者及び事業者の皆様に対して国、県、関係機関と連携して、また市が独自に実施することとした被災者支援事業について早急に実施するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしたものであります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億8,970万円を追加し、歳入歳出予算の総額を263億5,330万円といたしております。主な補正の内容につきましては、8月25日付の広報お知らせ版でご案内いたしました被災者支援制度のうち、追加の予算措置を必要とする事業であります。財源につきましては、国、県制度に基づく補助金のほか、災害対策を目的とした市の災害対策基金から繰入金、指定寄附金及び確定した普通交付税の一部により措置いたしております。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、ご承認くださるようよろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第5号)につきまして、補足説明を申し上げます。歳入歳出予算事項別明細書により、歳入からご説明をいたします。14ページをごらんください。10款1項1目1節地方交付税2億5,974万円につきましては、このたび交付額が決定した平成23年度普通交付税の一部を財源とするものであります。なお、23年度の普通交付税は114億6,804万5,000円となり、当初予算額108億円を上回る6億6,804万5,000円の一部をこのたびの災害の財源として計上し、なお残りの4億830万5,000円につきましては、この後の補正第6号により計上をいたします。14款1項1目4節災害救助費負担金480万円につきましては、東日本大震災の災害救助のため、市消防本部において宮城県石巻市に出動した緊急消防支援隊、消防援助隊活動費に対する国庫負担収入であります。2項1目4節災害救助費補助金9,820万円につきましては、第4号補正で計上しました災害廃棄物処理事業について、そのうち補助対象となる所要経費の2分の1相当について国庫補助金を計上するものでございます。15款2項2目5節災害救助費補助金2億160万円につきましては、この後の歳出に計上しました魚沼市被災者生活再建支援事業に対する県補助金が補助率で3分の2で8,460万円、県による被災者住宅応急修理支援事業補助金が補助率10分の10で5,100万円、次の災害救助費については、災害救助法に基づく国の住宅応急修理事業と第4号補正で計上しました救助事業を合わせました補助金で5,810万円、避難を必要とする高齢者の介護施設利用を支援する事業の補助金が補助率4分の3で150万円、さきの東日本大震災の避難者支援等の災害救助にかかわる補助金640万円でございます。5目1節農業費補助金につきましては、豪雨災害からの復旧に充てる農林水産業振興資金の利子補給事業に対する県補助金でございます。17款1項3目1節民生費寄附金につきましては、この間東日本大震災及び新潟・福島豪雨災害の被災者支援のために寄せられました指定寄附金であり、その内訳は東日本大震災にかかわる寄附が7件で276万円、新潟・福島豪雨が5件で220万円となっております。18款1項1目1節基金繰入金2,000万円につきましては、中越大震災の配分義援金をもとに平成21年度末に設置をし、積み立てをした災害対策基金を運用し、生活再建支援費の被災者支援商品券交付事業に充てることとしております。なお、繰り入れ後の残高は812万3,000円となります。
続きまして、歳出を説明いたします。18ページをごらんください。3款5項1目生活再建支援費につきましては、生活再建支援事業でこのたびの豪雨災害被災者に対する市の生活再建支援事業を実施することとし、所要額1億2,700万円を計上いたしました。床上浸水以上の被害を受けた世帯に対して被害程度に応じた支援金を支給するもので、支給額は1世帯当たり複数員の世帯の全壊で100万円、半壊で50万円、床上浸水で30万円、単身世帯の場合はおのおの4分の3の金額となります。支給世帯は約350世帯と見ており、実施に当たっては県の補助金3分の2が充てられます。なお、被災者生活再建支援事業につきましては、このほかに被災者生活再建支援法の適用に伴う国の支援金制度がありますが、こちらは市で受け付けをした後市の会計を通さずに、直接支給されるものでございます。支給の対象は、大規模半壊と全壊に限られ、支給額は複数員世帯で被害程度と再建の区分に応じまして、100万円から最高で300万円となっております。住宅応急修理支援事業は、災害救助法の適用に伴い実施される国の制度と県の上乗せ制度によるものがありますが、所要額として合わせて1億360万円を計上いたしました。住家が半壊または大規模半壊した世帯を応急復旧工事により支援するもので、半壊では102万円までの工事、また大規模半壊では152万円までの工事により支援するものでございます。対象となる世帯は、被災者世帯数を約100世帯と見ております。なお、この事業は全額に国県の補助金が充てられるところでございます。被災高齢者介護施設避難支援事業は、このたびの災害に伴う避難や生活確保のため、介護保険サービスを支給限度額を超えて利用した方々を支援する事業でございまして、所要額200万円を計上いたしました。県補助金の4分の3が充てられます。教育用品支給事業では、被災により市内小中学校に在籍する児童生徒が学用品等を損失したなどの場合におきまして、就学援助制度に規定する学用品の範囲内での代替品購入を支援するものでございます。次に、被災者支援商品券交付事業では、魚沼市独自の被災者支援事業として床下浸水以上の被害を受けました世帯にお見舞金としてということになりますが、市内店舗で使用できる商品券を交付するもので、床下浸水の被害世帯には3万円、床上浸水以上の被害世帯には10万円分の商品券を交付する所要額5,970万円を計上いたしております。災害対策基金繰入金2,000万円を財源の一部に充てております。2目災害救助費の財源内訳変更につきましては、第4号補正までの災害救助費のうち、今回の歳入補正で計上いたしました国県支出金及び寄附金を特定財源として整理したものでございます。6款1項3目農業振興費につきましては、担い手総合支援事業で被災農業者等の復旧資金借入金に対する利子助成を行うこととし、これに伴う今年度所要額60万円を計上するものでございます。融資期間は7年以内であり、あわせて9ページで債務負担行為の追加補正をいたしております。7款1項1目商工総務費におきましては、魚沼市商工会連絡協議会が災害復興支援と景気対策として行いますプレミアム付商品券発行事業に対して、同じく復旧と復興支援並びに地域経済の活性化や生活支援を目的として、この事業を補助金により支援することといたしまして、所要額4,000万円を計上するものでございます。商工業振興費につきましては、被災により機械設備等に損害を受けた市内中小企業者の資金調達支援のため、県セーフティネット資金の自然災害要件枠融資を受ける場合に必要な信用保証料の補給と返済利子の補給にかかわる所要額を計上するものでございます。利子補給期間は3年とし、あわせて9ページにおいて債務負担行為の追加補正をいたしております。14款2項1目農業施設災害復旧費につきましては、被災した農業者等が農業機械や施設の修理及び買いかえにする場合の経費の一部を助成するものとし、所要額を3,000万円、また農地等小規模災害復旧事業として、1カ所当たり40万円以内で集落等の組織が田畑の農地あるいは農道、水路等に流入しました土砂等撤去または補修復旧する費用を助成するものとして所要額1億8,000万円、合わせまして2億1,000万円を計上いたしました。3目水産業施設災害復旧費につきましては、災害で被災しました養鯉池や関連施設の補修、復旧に要する経費を助成するため、所要額として3,740万円を計上いたしております。なお、各事業の内容につきましては、さきの8月31日の全員協議会でお配りしました新潟・福島豪雨被災者支援制度一覧及び農業者助成の概要によっているところでございます。以上、補足説明といたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) それでは、この専決処分についていささか疑問のあるところを質問させていただきます。18ページ、19ページの歳出のところですが、7款商工費で1目の商工総務費ですか、この中に商工管理事業、事業費補助金ということで4,000万円が計上されております。私は、この専決処分をざっと見た中で、災害救助費とか、そういった部分についてはやむを得ない措置だろうということで認めたいというふうに思っておりますが、この商工費のいわゆるプレミアム商品券の補助金については、いささか災害復旧とは性格の異なるものでございまして、多分に政策的な被災者支援のため経費、中小企業の活性化のためということでございます。そういった目的で行われるということでございますので、私は災害復旧費とは分離した形で、やはりこれは、専決ではなく補正予算できちんと議会に提示し、審議して承認を受けて執行されるべき性格のものではないかというふうに思っております。また、この専決処分の日にちが8月25日ということでございますので、先ほどまでの8月3日までの専決処分とはいささか趣の違う部分が入っておりますので、専決処分の、何といいますか、流れからいいますと、いささか多分に議会を開いて審議できる時間的ゆとりもあったのではないかというふうに私は考えますので、その辺についての答弁をお願いします。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) プレミアム商品券の発行関係のご質問をいただきました。森山議員ご指摘のとおり、専決処分につきましては地方自治法第179条の規定に基づいているものでございますが、長において議会を招集する暇がないときとして専決、ご報告をさせていただいたところでございます。なお、このプレミアム商品券発行補助事業につきましては、ほかの第5号補正の中で災害救助費に計上しました被災者支援商品券交付事業と一体的な被災者及び被災地を支援する事業ということで認識しておりまして、商品券の発行準備を少しでも早く始めて、被災者に対する早期の支援につなげる必要があることから、今から20日間程度さかのぼったといいましょうか、8月25日ということでございますが、専決処分をさせていただいておるところでございます。これによりまして、この間事業主体である商工会連絡協議会による交付申請書の提出、あるいは引き続き事業着手に入ることができているものと認識しております。また、県事業に沿って実施しております被災者生活支援事業及び関連の被災者支援商品券交付事業は、その早期申請のため25日に専決をさせていただいたところでございますが、商品券交付事業の対象者が同一者となるため、被災地支援者の混乱を防ぐためにも、プレミアム商品券を活用する被災者支援商品券交付事業とあわせた事業着手が必要と考えておるところでございます。ご理解いただければありがたいところでございます。
議長(佐藤 守) 13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) やむを得ない処置であったというようなお話でありましたが、8月25日といいますと、災害から約一月がたっておる中で議会が開けなかったということは、私には少し理解ができないということでございますので、これは市長のほうからの政治判断になるかと思いますので、その辺については答弁を市長のほうからお願いしたいと思いますし、8月25日にしたことによって準備が相当進んでいるというような今お話がありました。じゃ、それでは実際に8月25日からきょうまでの間にどれだけの予算が執行されて仕事が進んでいるか、その部分について説明を求めたいと思います。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) じゃ、最初の部分についてでありますが、25日までに1カ月近くあったということですけれども、このプレミアム商品券、確かに災害が起きてからは1カ月近くありましたけれども、プレミアム、それから見舞金ということについては、特に見舞金についてはその後に考えさせていただいたことでありまして、この事業をできるだけ早く進めていきたいということは先ほど説明させていただきましたが、実際の議会に、まず議運に説明をさせていただいてから全協を開きといった経緯の中では、非常に時間は短い期間の中で対応させていただいております。そういったことで、なかなか、臨時議会といったようなお話もありましたけれども、そういったところを進めていくには、時間のないものであったというふうに判断しております。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 8月25日からの予算の執行関係、いわゆる準備段階のことだと思うんですけども、先日補助金の申請が出て、交付決定をしております。その中において、交付決定がなされた過程の中で、プレミアム商品券の事前予告予知というようなことで、チラシを新聞折り込みで出させていただいたことであります。予算執行については、これについては商工会のほうで支出というか、折り込みをしたということでございますので、市としてはまだ支出等は全然しておりません。
議長(佐藤 守) ほかに。6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) 同じくプレミアム商品券についてに関連をいたしますが、まず最初に被災地支援商品券の交付事業なんですが、ここに消耗品費で5,920万円計上されておりますが、今ほどの説明ですと、お見舞金、今までの全協もそうだったんですが、現金で払わないで商品券で払おうということなんですが、商品券という有価証券になってきたものを消耗品で取り扱うことがまずできるのかどうか、執行費目が違うのではないかなという気が私はいたします。
それから、通信運搬費ですが、先般の全協では管理職全員でお見舞いをしてくるということでしたので、通信運搬費50万円というのは何に使うのかお聞かせをいただきたいと思います。
それから、先ほどちょっと森山議員に関連しますが、この補正が8月の25日に専決補正をされておりますが、確かに議運では説明をいただきましたけども、産業建設委員会では、8月30日の産業建設委員会で案の状態で説明を受けております。この商品券を、プレミアム商品券をここで専決しなければならなかった理由というのがどうも明快ではないような気がするんです。即決案件でこの補正に持ってきてもよかったんではないかなという気がいたしますので、その辺をお聞かせをいただきたいと思います。
それから、前回の全協のときに質問をさせていただきましたが、明快な回答が返ってきておりませんので、ここで改めて回答をいただきたいと思いますが、調査をしているようですので、答えていただきたいんですが、先日の月曜日の日に商工会の連絡協議会のほうからチラシが入っております。寄附金つき、義援金つきですね、ということでついておりますが、その義援金については寄附行為、公職選挙法に関係する人たちの寄附行為に当たるのではないかということで質問をさせていただきましたが、明快な回答返ってきておりませんし、その回答は総務課長が持っておられると思いますので、お答えをいただきたいと思います。あわせて、連座制も含めてお聞かせをいただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 第1点目の消耗品での取り扱いでいいかということでございますが、歳入歳出科目の中で、そういう部分につきましては消耗品でよろしいという認識をしております。1点目、お答えいたしました。
議長(佐藤 守) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 通信費についてのご質問でございますけども、配達記録郵便で発送させていただくということで計上させていただいております。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 8月25日専決でという先ほどの理由でございますけども、財務課長が先ほど述べたとおりでございます。それで、8月30日に産業建設委員会で案ということで表紙はなっておりましたが、それは私のほうのミスでございまして、ここで訂正、おわびをさせていただきます。
議長(佐藤 守) 寄附行為の関係。山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) まず、義援金の関係でございますが、佐藤議員からご指摘を全協で受けたときに市町村課、県の市町村課に問い合わせし、確認をいたしました。そうしたら、返事が返ってきまして、このたびの義援金のほうについては地方公共団体の所有に属しない現金で、法律または政令の規定により地方公共団体に保管する現金という、いわゆる地方自治法235条の4項で歳入歳出外現金というようなことだそうでございまして、いわゆる地方公共団体には一時的に現金は属さないということで、言い方があれですが、何ら支障はないということでご教授を承っております。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 政治家における寄附行為の見解でありますが、これも県の選挙管理委員会のほうにも照会させていただきました。東北大震災のほうへの義援金につきましては、当然魚沼市の市議会議員の皆さんがやっても、有権者がいるわけではありませんので、当然寄附行為には当たらないと、ただ魚沼市内で使える義援金につきましては、当然その中で使われるということで、有権者すべてが対象になるというようなことで、寄附行為に当たるおそれもあるというような見解をいただいております。ただ、こういったものが寄附行為だというようなことで一般的に取り扱われるようになると、かなり悲しい話ではないかなというふうには思っております。以上です。
議長(佐藤 守) 6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) 悲しい状況にならないように、取り扱いについては我々十分注意をしなきゃならないと思っておりますが、それはそれでよろしいんですが、今ほどの商品券の関係ですけども、前回の全協では総務課長から手配をすると、管理職みんなで配るという話を承ったんですが、それ方向が変わったのかどうか、それが1点。それから、もう一つは、この商品券、お見舞金に当たる商品券の印刷はどこでどういうふうな形で出すのか、どこの費目から出すのか教えていただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 私のほうの頭の中には、当初からお見舞いということで、お届けするような形でというようなことで、当初そんな話で来ておりましたのが、その後配達郵便ということで、職員が現金を取り扱わないで、きちんとそれぞれのところに確実にお届けするように方向が変わったというのは、私も少し情報不足でありました。福祉保健課のほうで議論した形の中での予算措置だったものということでありますので、私のほうの発言も訂正をさせていただきたいというふうに思っております。
議長(佐藤 守) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 商品券の印刷の関係でありますが、監事商工会が湯之谷商工会になっているそうでありますが、そこにおいて印刷等の手配はされるというふうに聞いております。したがって、印刷等に係る経費についてはそこで事務費から捻出して行われるというふうに聞いております。
議長(佐藤 守) 6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) 今ほどの手配、通信運搬の部分ですが、どうも管理職が手配をするという、お見舞いですので、被災者に対してお見舞いを申し上げてくるということで、30日の日はそうしてもらいたいなと思っておりますが、これが金券でありますので、信用がならないという話になると、管理職というのは何なんだという話になるわけです。確かに配達記録つきのいわば郵送というのも、確実には届くかもわかりませんが、じゃ被災された人たちに対してどうお見舞いするのか、ただ商品券が行けばいいのかという話になると思うんです。ですので、この50万円が大事だとか、もったいないという話ではなくて、私は総務課長の発言を撤回するんではなくて、執行の段階でやっぱり改めるべきだと思うんです、予算は予算として。25日にこの予算は専決をされていて、30日の日にそういう説明しているわけですから、当然方向が変わったものだと思っています。それがもとに戻るという話は、どだいおかしな話だと思いますので、その辺はちゃんときちっと対応をしていただきたいなと思います。郵便局の皆さんにお願いをして配るのではなくて、被災された方々に市の職員が、管理職員が直接出向いてお見舞い申し上げてくるのが本来の筋だろうと私は思います。その辺の執行については、よろしくお願いしたいと思います。
それから、印刷製本ですが、これ今もう2億円のベースのものに対して、印刷製本は2%商工会は取っているわけですよね。取ろうとしているわけです、商店のほうから。ですので、見舞金の部分は、この5,900万円の部分は、これは独自に市が印刷をすべきものだと思うんです。そうじゃないですか。そうしなけりゃ、商工会にその部分も含めて経費を持ってもらうという話ではないと思います。そう考えるほうが正常だと思うんです。ですので、印刷製本が何でここへ載ってこないのかなと、独自に市はつくるべきだと思うんです。同じところに頼んだとしても、やはりその部分はプレミアム分がつくのとつかないのと分けなきゃいけないと、印刷の経費もかかるわけですし、それを一緒くたに商工会のほうで2%の経費の中でお願いしているという話じゃ私はないと思いますが、いかがですか。
議長(佐藤 守) 桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 商品券の関係でありますけども、プレミアムと私どもの見舞金に相当する支援のものでありますが、中身の一部差しかえた中での印刷が可能ということで、商工会のほうではそれでいいということでいただいておりますので、そのようにさせていただきました。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 配布についての話でありますけれども、おっしゃるとおり1軒1軒管理職が回って見舞金として持っていくことは、本当にそういった考え方は大切だと思いますけれども、ただ現実にお金を持ち歩くのと同じであります。管理職が信用がないというのではなくて、やはりお金を持ち歩いて、そこで何が、ちゃんと届けられないことがもし発生したことになれば、それは重要な、大変な問題になりますし、郵便局にお願いすることによって、不在であればご本人からまた連絡があり、予定の日にお届けできるという、やはり確実にお届けできるということを考えまして、郵便局にお願いしたという経緯がありますので、その辺はご理解いただきたいというふうに思います。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) これで質疑を終結します。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これから議案第79号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議がありますので、起立によって採決をしたいと思います。本件は承認することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守) 起立多数であります。よって、議案第79号 専決処分の承認を求めることについては承認することに決定されました。
議案第80号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)
議長(佐藤 守) 日程第9、議案第80号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第80号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)であります。平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ39億8,860万円を追加し、歳入歳出予算の総額を303億4,190万円とするものであります。主な補正の内容につきましては、平成23年7月新潟・福島豪雨災害に伴う土木、農林施設等の災害復旧事業、災害防止事業のほか、観光施設の環境関連整備事業などであり、所要の予算を追加するとともに財源内訳を整理するものであります。あわせて、訴状提出があった魚沼市に対する損害賠償請求訴訟の弁護業務委託料を計上いたしております。財源につきましては、歳出需要に充てられる特定財源や交付額等が確定した普通交付税及び臨時財政対策債を追加し、第4号補正で計上した財政調整基金繰入金を減額調整いたしております。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) それでは、平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)につきまして補足説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入からご説明をいたします。12ページをごらんください。10款1項1目1節地方交付税は、今年度の交付税が決定した地方交付税について、補正前予算額との差額を計上するものでございます。12款1項3目1節農林水産施設災害復旧費分担金は、豪雨災害による農地農業用施設災害復旧事業にかかわる分担金として、1億3,050万円を計上するものでございます。13款1項5目2節観光施設使用料は、指定管理に至らなかった栃尾又温泉センターの使用料、収入見込額を計上するものでございます。14款1項2目1節災害復旧費負担金は、公共土木施設、都市公園施設、公立学校施設の各災害復旧事業にかかわる国庫負担金見込額を合わせて6億1,758万円を計上するものでございます。2項7目1節農業費補助金では、魚沼市土地改良区が池平地区で実施する小水力発電事業に対する小水力等農業水利施設利活用支援事業費の国庫補助金500万円を計上いたしております。8目1節災害復旧費補助金は、被災しました魚野川ふれあい公園及びビハーラ佐梨川の復旧にかかわる都市施設災害復旧事業の国庫補助金でございます。対象費用の2分の1の補助率となっております。3項1目1節総務管理費委託金は、総務省の緑の分権改革調査事業の委託先として当市が採択されたことを受けまして、同事業委託金の見込額900万円を計上するものでございます。15款2項2目3節児童福祉費補助金につきましては、子ども手当に関する特別措置法の制定により、本年10月分以降の子ども手当の支給額等の変更するシステム改修に要する県補助金でございます。4目1節労働費補助金では、雇用増加を図る緊急雇用創出事業を追加して行いまして、同事業費補助金186万5,000円を計上するものでございます。5目1節農業費補助金では、農地・水・環境保全向上活動事業の市町村事務費となる市町村推進交付金18万円の決定と、一部制度改正に伴います有機農業等を支援する環境保全型農業直接支払交付金の県補助24万1,000円を合わせまして、42万1,000円を追加いたします。2節林業費補助金では、木質バイオマス利用施設等の整備費に充てる森林整備加速化・林業再生基金事業費補助金1,750万円、森林GISのシステム修正のための森林情報緊急整備事業補助金28万5,000円、また森林の崩壊防止のための土砂災害緊急治山事業補助金800万円、合わせまして2,578万5,000円を追加いたしました。6目2節河川費補助金では、小規模急傾斜地崩壊防止事業を行います補助金1億6,350万円を計上いたします。対象事業費の2分の1となっております。8目1節電源立地地域対策交付金では、交付期間が延長されることとなった同交付金を追加して計上するものでございます。9目1節災害復旧費県補助金では、農地農業用施設災害復旧費補助金として、林業施設災害復旧費補助金で、合わせまして21億2,825万円を計上いたしました。3項1目4節選挙費委託金は、無投票となりました本年4月10日執行新潟県議会議員一般選挙事務交付金の確定に伴いまして、所要額を減額するものでございます。17款1項3目1節民生費寄附金は、南山荘入居者のご家族様からの指定寄附金でございます。4目1節総務費寄附金は、旧北魚沼町村会が所管しておりました高橋虎夫顕彰基金の残金を市の地域振興基金に積み立てするために受け入れるものでございます。18款1項1目1節基金繰入金は、豪雨災害の救助や被災者支援及び応急復旧事業の財源として一時的に繰り入れました財政調整基金について、各事業の特定財源や新たな一般財源の充当が可能となったものについて戻し入れるものでございます。20款5項5目1節総務費雑入は、小出インターチェンジバス停駐車場整備事業の見直しによりまして高速道路関連社会貢献協議会補助金479万円が追加となるほか、県道堀之内小出線道路改良工事の電柱移設に伴いまして、これに共架しているケーブルテレビ及び情報通信基盤施設の光伝送路移設補償料として134万円を受け入れるものでございます。21款1項3目2節林業債では、土砂災害緊急治山事業、通称緑のばんそうこうの補助裏分を借り入れます。4目2節河川債では、小規模急傾斜崩壊防止事業の補助裏分を借り入れるものでございます。臨時財政対策債は、今年度の普通交付税とあわせて決定しました借り入れ限度額に合わせて借入額を追加するものでございます。7目1節災害復旧事業債は、それぞれ災害復旧事業で起債対象となる経費を見込んで計上いたしております。また、市債借入額の変更に伴いまして、7ページでは地方債補正で追加または変更となった起債の限度額変更をいたしております。なお、災害復旧事業にかかわる財源につきましては、今後も引き続き適正な確保を図り、調整してまいります。
続きまして、歳出を説明いたします。
議長(佐藤 守) 済みません。財務課長、提案理由の説明中でありますけれども、都合がございまして、歳出の説明は午後からにさせていただきたいと思います。ここでしばらくの間休憩をいたします。
休 憩 (午前11時54分)
再 開 (午後 零時59分)
議長(佐藤 守) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案第80号 平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)について、引き続き補足説明を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 午前中に引き続きまして、歳出を説明いたします。20ページをごらんください。2款1項1目一般管理費につきましては、訴状提出がありました本市に対する損害賠償請求訴訟の弁護業務委託料であります。5目財産管理費につきましては集会所維持管理事業で、雪害により破損しました入広瀬、芋鞘あけぼの館の屋根修繕を行うものでございます。6目企画費におきましては、市の環境プロジェクトであります緑の分権改革の推進にかかわる経費であり、総務省の採択事業費に必要事務費を加えまして、930万円を計上いたしております。委託事業の概要につきましては、本日お配りしました委託事業の提案書をごらんください。7目電子計算費におきましては、総合行政システム管理事業で、現在本市を含めました県内14団体の参加により、住民情報系システムの調達や運用コストの削減を図るためのシステム共同化の検討を行うこととしております住民情報系システム共同化検討会の負担金43万6,000円を計上いたしました。8目情報通信費では、県道堀之内小出線の道路改良工事に伴いまして、ケーブルテレビ運営事業と情報通信基盤施設管理事業で、いずれも光伝送路の移設を行うための補償工事費134万円の計上であります。9目コミュニティ活動推進事業費では、堀之内地域下島集落センターの枯渇した消雪用井戸の改修助成費用を計上するものでございます。10目交通安全対策費では、自治会管理の防犯灯の修繕部品購入費40万円を追加、また小出インターチェンジのバス停・駐車場整備事業では事業内容を一部見直し、500万円を減額いたしております。4項2目新潟県議会議員一般選挙費は、無投票となりました4月10日執行新潟県議会議員一般選挙費の精算によりまして、1,648万円を減額します。3目農業委員選挙費は、同じく農業委員選挙費の精算によりまして785万円を減額いたします。3款1項3目高齢者福祉施設管理事業におきましては、このたびの豪雨災害で被災しました湯之谷老人憩の家について解体撤去を行うための費用1,500万円を計上いたしました。5目南山荘管理運営費では、南山荘入居者のご家族様からの寄附金について、備品を購入することとして10万円を計上いたしました。2項2目児童措置費の子ども手当給付事業は、国において平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法が制定され、本年10月分以降の子ども手当の支給額等が変更されるため、これに必要なシステム変更を行うための改修業務委託料でございます。4目保育所費におきましては、電源立地地域交付金の継続交付決定に伴い、当該事業費に財源充当を行うものでございます。4款1項1目保健衛生総務費におきましては、国民健康保険特別会計の直営診療所施設勘定に対する繰出金の追加でございます。守門診療所の応援医師にかかわる予算の不足見込額を追加するものでございます。5目環境衛生費におきましては、東日本大震災を契機に新エネルギーへの関心が高まっており、新エネルギー等利用機器普及促進補助事業への申請件数が当初見込みを上回ったことから所要額170万円を追加、また地球温暖化対策事業の一環として、魚沼市土地改良区が農業用水利を利用して行う小水力発電事業に対し国庫補助事業の採択があったことから、国による小水力等農業水利施設利活用支援事業費補助金500万円を計上するものでございます。6目火葬場費は、築後42年を経過し老朽化が目立つ魚沼市斎場の避雷針及び1号炉の天井部の修繕費117万円を追加します。5款1項1目労働諸費の緊急雇用創出事業では、新魚沼ブランドの調査研究事業の追加により雇用増加を図るほか、自然環境保全事業や集落支援員設置事業の一部組みかえによる見直しを行っております。6款1項3目農業振興費では、農地・水・環境保全向上活動事業で新たに環境保全型農業直接支払事業費補助金48万2,000円及び市町村事務費として18万円を計上しています。2項1目林業総務費では、森林GISのシステム改修及び備品購入のための52万5,000円を追加しました。3目林業施設整備費では、地すべり防止区域に指定されていない地域住民の生命や財産の保護を目的とした森林の崩壊防止施設整備を行うこととし、新たに土砂災害緊急治山事業、通称緑のばんそうこうの実施にかかわる事業費4,350万円を計上いたしました。7款1項3目観光費では、地域振興センター消雪設備の点検、改修のため460万円を計上いたしました。4目観光施設費では、ゲレンデの応急復旧事業を行うスキー場事業特別会計で都市災害国庫補助金収入を計上することとし、同額一般会計繰出金を減額しております。また、寿和温泉、浅草山荘では施設修繕費を追加、その他観光施設管理事業では、計上がおくれた栃尾又温泉センターの管理委託料500万円を施設使用料収入と同額により計上するほか、神湯温泉施設のボイラー設備が機能低下していることから、環境改善に配慮した木質ペレット式ボイラー設備の促進を支援する県補助事業の活用によりボイラー設備の強化を行うこととして、工事費2,350万円を計上いたします。8款3項1目河川費では、県単制度であります小規模急傾斜崩壊防止事業により、急傾斜地崩壊危険区域の規定基準に達しない急傾斜地の住民の生命保護を目的とした崩壊防止施設の新設工事を実施いたします。5項1目住宅管理費では、雇用促進住宅広神宿舎の買い取り価格と買い取り前の住宅改修箇所の協議が調いまして、買収予定額の減額と買い取り後の設備改修工事を行うために、事業費を組みかえるものでございます。9款1項2目非常備消防費では、水害活動において緊急的に一般事業所から借り上げました車両のエンジン分が浸水したことによりまして使用不能となったことに対します損害を補償するものでございます。10款4項1目幼稚園費では、入広瀬幼稚園に配属の非常勤教諭賃金について、守門幼稚園間とで調整するものでございます。12款3項1目基金費では、歳入補正の総務費寄附金でご説明いたしましたが、高橋虎夫顕彰基金の残金を地域振興基金に積み立てるものでございます。4項1目諸費では、福祉保健関連の国県負担金等事業の前年度事業費が確定したことに伴いまして、精算金を返納するものでございます。14款1項1目土木施設災害復旧費では、豪雨災害により被災しました膨大な土木施設の早期復旧のため、土木施設災害復旧事業において激甚災害対象事業として、対象外事業を合わせまして事業費9億3,800万円、公園施設災害復旧事業においては小出公園、魚野川ふれあい公園、ビハーラ佐梨川及びその他の公園の復旧事業費の2,250万円を追加計上いたしております。なお、財源には、公共土木施設では激甚指定における負担率82%の国庫負担金と災害復旧事業債を、また単独工事には小災害復旧事業債を予定し、一方公園施設におきましても、災害復旧にかかわる国庫負担金や起債の充当を予定しているところでございます。2項1目農業施設災害復旧費では、豪雨災害により被災しました農地及び農業用施設の復旧事業費17億2,000万円を追加計上いたしました。なお、財源には災害復旧にかかわる分担金や県補助金及び補助災害復旧事業債などを予定しております。2目林業施設災害復旧費では、同じく豪雨災害により被災しました150カ所余りの林道施設の復旧にかかわる工事費及び積算システムを整える事務費を含めました事業費8億7,000万円を追加して計上いたしました。3項1目文教施設災害復旧費では、既に計上してあります応急災害復旧事業にかかわる国庫負担金及び起債を見積もり、財源内訳の変更をいたしております。4項1目その他公共施設等災害復旧費では、豪雨により被災しました地区集会施設の復旧支援を規定の基準枠を拡大して行うもので、50万円未満の備品を対象とし、また補助率を3分の1から3分の2といたしております。6つの施設を対象としてございます。以上で補足説明を終わります。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。11番、本田篤議員。
11番(本田 篤) 21ページ、2款1項10目の小出インターチェンジバス停・駐車場整備事業についてお伺いしたいんですけども、これ昨年から予算に盛られては落とされ、盛られては落とされの繰り返しなんですけれども、今ほど課長のほうは見直しというふうに表現されましたが、これは見直しというのは延期なのか、中止なのか、どちらなのかを教えていただきたいんですが。
議長(佐藤 守) 穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男) お答え申し上げます。2点になろうかと思います。1つは、ややおくれているということであります。ネクスコ日本を介しまして、大もとであります旧公団ですけれども、現在は債権機構というところでございますけれども、そことの占用の関係の申請が許可の見込み等々がややおくれかげんであるというようなことで、現実的には10月中の発注は何とかなるというふうなことで進めておるところでございます。
さて、今ほどの見直しの部分でありますけれども、21ページ一番下に書いてあります工事請負費につきましては、現地の土地の路盤が軟弱ではないかというようなことで、CBR試験と、そこを見込んでの下層路盤の入れかえ部分を見込んだものでございます。なお、22の補償金につきましては、二十数本のケヤキ等々の立ち木があるわけでありますけれども、当初は機構側のほうに補償金というような形の中で、市が支出をして補償するという見込みでございましたけれども、ネクスコ並びに債権機構側のほうとしては、私どものほうとしては一切要らないというふうなことで、そちらの、魚沼市のほうでどうぞ処分してほしいというふうな申し出がありました。魚沼市としましては、7月下旬だったでしょうか、「市報うおぬま」によりまして市民に対し希望者がありましたら、どうぞご自分の費用でお持ち帰りいただきたいというふうなことで広報をいたしましたところ、ちょうどよく申し込みがございまして、工事発注と同時にそちらのほうに引き取っていただくというふうなことで、そこの分についての費用は発生しないというふうなことになったわけであります。なお、この差し引きした、差し引きといいますか、増嵩になります479万円につきましては歳入にも載っておりますけれども、そっくり協議会のほうから、貢献協議会より繰り入れされることになっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。12番、森島守人議員。
12番(森島守人) ページ20、21の総務管理事業の損害賠償請求訴訟弁護業務委託料についてちょっとお聞かせを願いたいんでありますが、今回も弁護業務委託料が補正予算に出されましたが、魚沼市にかかわる訴訟は今現在今回のも含めて何件であり、そして今までに予算計上された金額は幾らなのか、ひとつお願いをいたします。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) お答えをさせていただきます。これまで住民訴訟、平成22年6月に送達されてきました住民訴訟、それから23年の6月に送達されてきました住民訴訟、それから魚沼市長を被告とする損害賠償事件、これが23年の1月に送達されてきました。今回を含めますと4件ということになります。今回の損害賠償事件も含めますと、これまで523万9,500円の、執行とは別に委任契約等を結んでいる金額がこの程度になっているというようなことであります。
議長(佐藤 守) 12番、森島守人議員。
12番(森島守人) 今4件で523万9,500円ですか、非常に支出が出ているわけですけれども、この4件の中で最初の判決が出るのはいつごろの時期、まだなかなか把握はできないかと思いますけれども、予定としては最初の判決が出るのはいつごろなのかというのがわかりましたら、ひとつお願いしたいと思います。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 今のところ、一番最初の住民訴訟が既に3回でしょうか、公判終わっているかと思いますけども、まだいつごろというような時期については明言はできません。4回の公判が終わっているということですけども、まだ先は不透明ということであります。
議長(佐藤 守) 12番、森島守人議員。
12番(森島守人) わかりました。私は、523万9,500円というのは非常に、裁判費用は、本来これは異例の支出だと私は思っております。4万1,000人余りの自治体で4件ほどの訴訟が起こっているのは、市長にお伺いをいたしますが、何が要因なのか、原因なのか、その点市長に1点を伺います。そして、もう一点でありますが、原告はいずれも魚沼市民であります。先般も議会運営委員会におきまして、岡部委員からもお話がありました。お互い原告、被告ということで、非常に私ども議会も、あるいは市民も、非常にこれは不幸なことだと私は思っているんです。その中で、お互い歩み寄りながらお話ができるという、そういう場ができないのか、そんなふうに非常に私は思っているわけであります。これは市長も含め、市長の後ろに控えている管理職、幹部職員の皆さん方も同じだろうと思うんです。その点市長はどうお考えなのか、この2点についてお伺いをいたします。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 4件の訴訟が起こるということは本当に私も、それに市にとっても、こういったことは市民に対して、やはり非常に魚沼市としてはよくないというふうに思っております。歩み寄りというお話がありますが、歩み寄りができるようであれば、恐らくこういったように次々と何の話し合いもない中で起きてくるということはないと思います。こうした訴訟事件になる前に本当はお互いに話し合いをして、そこで理解を求められれば一番私はいい方向に行くと思いますが、そうではない状況にあるのが現実であります。以上です。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。22番、星孝司議員。
22番(星 孝司) 私も今ほどの森島議員の質問と同じく、損害賠償請求訴訟弁護業務委託料についてでありますが、今ほど金額が523万9,500円と非常に大きいのに驚いております。市長は、かねがね無駄を省くと、こういうことを言われておりますが、私は十分話し合いがなされているならば、このことはこういったことにならないのではないかと、そのように思います。まず、最初の質問が議会運営委員会の9月5日の日の岡部委員の質問、要望に対して、市長のほうは「おっしゃるとおりです」と、話し合いをしてよい方向に持っていくのが難しい状況だと言われていますが、「調べさせていただいて努力していきたい」と、こういうふうに答弁いたしておりますが、9月5日からきょうまでの間に、この議案を提案しなくても済むようにどのような努力をされたのでしょうか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) その後この問題については、もう既にこうした状況にありますので、話し合いというところには至っておりません。
議長(佐藤 守) 22番、星孝司議員。
22番(星 孝司) ここでは市長のほうは、調べたり努力していきたいと、努力いたしますと、こういうふうに答弁しているんです。まず、この言葉の意味をもう一度かみしめていただきたいと思いますし、それからそれ以前に23年2月議会において、私のほうから一般質問において、市民との合意形成のあり方についてということを質問をいたしております。まず、この住民訴訟の原告側の名簿を市長、よく読んでみてください。この中で、私が見てわからない人もありますけれども、極めて中心になる人たちは、政治的に非常に市長に近い人たちであります。話し合いができないということを、市長はできないということにはならないわけです。私は住民訴訟なり、こういった損害賠償請求ですか、これをどう扱うかということでなくて、これ以前の問題があるというふうに私は受けとめております。ここへ名前を連ねている主要な皆さんは、大平市長を市長にしなければならないということで努力した人たちであり、また財政危機を考える会、あるいはこれでいいのか魚沼市民の会も、新聞紙上を見る限りにおいては市長を応援してきたと、こういうふうな形で報道されておりますので、私は話し合いができないということでなくて、きちんとやはり話し合いをしていただきたいと思うわけであります。そのことが私は市民や議会に対して、あるいは監査委員になられた方も、監査委員の問題ではなくて市長と支持者の問題であると、私はこのように受けとめております。したがって、その自覚を市長が持たれるのかどうかということになりますので、これはあくまでも事務的に扱うのでなくて、大きな政治的な課題であるというふうに受けとめて話し合いをしていただきたいと思うんですが、市長には話し合いをする構えがあるのですか、それともないのですか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 今回の訴訟の問題ではないんですけれども、そこに名前の挙がっている人たちに、私はその人たちに対して話し合いができる関係ではありませんか、話し合いをまずさせてくださいという話をしました。はっきりお断りされました。ですから、恐らく最初は近い関係にいたかもしれませんが、相手の方たちは考え方の違いから話し合いをするということを、相手の数人の方たちはもうそれを求めていないということは、私はそういうふうに考えております。今でも話し合いをする気持ちは私はあります。そういったところで、考え方の違いがあるのかなというふうに思っております。
議長(佐藤 守) 22番、星孝司議員。
22番(星 孝司) 私は、きのうからきょうにかけて、何人かの方に確認をしてきました。市のほうとのこの訴訟についての話し合いをする考え方があるかないかと、それから今まで市のほうから話し合いの申し出があったか、なかったかということを確認してきました。なかったということです。今ほど市長のほうから話し合いをする用意があると、こういうことですので、また私はこの中心の皆さんに、議会や監査委員の皆さんや市民に迷惑をかけるこの問題について、市長ときちんと話し合いをするように私が求めますが、いいですか、どうですか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 係争中の問題については、これはやはりもう既に裁判という形がありますので、そこでやるべきだというふうに思っております。それ以外の問題について話し合いをすることであれば、私もお願いしたいというところであります。
議長(佐藤 守) ほかに質疑はありませんか。15番、住安孝夫議員。
15番(住安孝夫) 災害復旧費の問題でありますが、農業用の施設や農地については、先日魚沼市の方針として90%補助、10%本人負担と、こういう線が打ち出されております。これを決めるに当たっては、当然近隣市町村の動向等も踏まえた上で決められたと思うんですが、既にご承知のことと思いますけれども、隣の南魚沼市では農地農業用施設については原則100%補助、本人負担は基本的にはないと、こういう形のようであります。1割の自己負担というのは、金額の少ない、小さい、ごくごく小さい場合であれば大したことはないかもしれませんが、農地や農業用施設ということになると、少なくとも数十万円、あるいは場合によれば数百万円というような形になってくることもあるわけで、その中での1割負担というのはばかにならない負担額であります。激甚災害指定になったことでもあり、国や県からの財政の援助がかなり多くなって、いわゆる一般財源を使わなければならないという部分は非常に少なくなっております。地方交付税の増額等も考慮に入れると、負担はほとんど、市町村の負担はないに等しいというところまでいく助成だというふうに私は理解していますが、めったにないこういう災害に可能な限りの住民に対する負担軽減の援助をするということを考えると、もう少し、南魚沼市と全く同じにしろというわけではありませんけれども、もう少し頑張って公的補助をふやすことを考えてはどうかと。まだ精算までには時間もあることでありますので、今後そういう点で手を打つ時間がないわけではないと思うので、もう一歩この点で前進を図ることを検討する用意はないかどうか、その点をお聞きします。
議長(佐藤 守) 森山農林課長。
農林課長(森山芳康) 今ほどのご質問、あるいはご意見というふうに承ったらよろしいんでしょうか、ちょうだいした中では、私どものほうは魚沼市がこのような独自の取り組みを決定をする段階では、まだ南魚沼市がこのように決定をしたというようなことではありませんでした。それで、私どもに先んじて市の方針を打ち出してあったのが三条市だったかと思っております。そこで、私どものほうも被害の調査をいたしました結果、箇所数にしても千六百何がしというような箇所を数え、おおむねの被害額をつかんだ段階で、なかなか最近の農業を取り巻く情勢の中では、農家に高額の負担を求めるのは気の毒というか、そういったようなとらまえ方で、中越地震の際では4分の3を助成をさせていただいたものをもう一歩踏み込んで、10分の9というようなことでの担当課としての起案を上げ、決裁を得て皆様に周知をしたところでございます。以上です。
議長(佐藤 守) 15番、住安孝夫議員。
15番(住安孝夫) 今の答弁を聞きますと、これが精いっぱいというふうに受け取られますが、繰り返しますけれども、こういう激甚災害指定の中で、かなり普通の場合と違って国、県からの財政的な手当てがかなり手厚く行われるという状況の中ですので、やろうと思ってやれないことではないので、ぜひもう一歩検討をしてもらいたいと切に要望するものでありますが、あわせて1つお聞きしておきたいのは、この災害復旧費の項目を見ますと、目でいうと公共土木施設、それから農林水産施設、それから文教施設、それからその他公共施設等という形に災害復旧費が分かれております。この中に商工業の災害復旧の予算が余り見られないのですが、今の農業施設や農地、これは生産手段なわけで、大変経営の根幹になるものですから、それなりの手当があるわけですけども、生産手段という点から見るというと、商工業の商店の建物だとか、それから工業でいえば機械設備だとか、生産手段以外のものはなかなかこれは、例えば生産物だとか、原材料だとか、そういうものについてまでなかなか公的な復旧補助というわけには、なかなか難しい点があると思うんですけども、生産手段の損害についての公的補助という点からすると、私は商工業についても、少なくとも建物や機械設備等への被害があった場合には、一般住宅に対する災害補助、救援ということとは一応別に、農業、林業等に準じた支援があってもいいんじゃないかと、その点がちょっと私は手落ちというか、ちょっと今のところ、今までの取り組みを見ていますと、ちょっとその点が盲点になっているのではないかなという印象を持っているんですけども、その点どういうふうにお考えですか。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) ただいまのお話というか、意見ということだと思うんですけども……〔「意見じゃありません。質問です」と呼ぶ者あり〕質問ですか。商工業に関しましては、なかなか農業と違いまして、支援制度というのが前からなかなかなかったと、それに難しい面も、商業、工業という一種の何といいましょう、企業的な面がございまして、支援していくというのが難しい面があって、そういう中から融資制度という中で、融資制度の中をなるべく活用した中で支援制度をしていくというふうに今回はさせていただいたということでございます。
議長(佐藤 守) よろしいですか。ほかにありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 先ほど星孝司議員の話と関連をしますけども、9月5日の議運で除斥の話題も出ていましたので、私は今回の損害賠償請求の原告代表ですので、この裁判費用については余り発言をしないようにと思っておりましたが、先ほど市長の答弁の中で看過できない部分がありますので、それについて質問をさせていただきます。先ほど市長は話し合いをしたが、はっきり断られたとおっしゃいました。星孝司議員が言っている話し合いができない理由を一方的に原告側に押しつけるような発言だと私は思います。なぜこんなことを言うかといいますと、先ほど総務課長がおっしゃった4件の訴訟のうちの3件は、私が原告代表です。私に接触もなければお話もありません。お断りしたこともありません。市長は話をしたが、はっきり断られたということであれば、どなたにいつお話しなさったのでしょうか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 先ほどの星孝司議員は、ある方に聞いたらということであります。私もここでは名前は言えませんが、話し合いをしたがではなくて、話し合いはいつでも呼んでいただければ、話し合いをしましょうと言いましたが、嫌だというふうに断られたというお話をさせていただきました。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 市長の言っていることがよくわからないのですが、私先ほども言ったように原告代表です。私以外の人に話を聞いて断られたということなのですか。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) この訴訟の問題ではないがという、先ほどの話の前段で私は一言申し上げましたが、その同じ名前を挙げている方たちに話し合いができるわけですからというお話をしたということであります。そのときに、私のところに来られたときに話し合いをしましょうという話を私が持ちかけたところ、それを断られたという話を私は今ここで説明させていただいております。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 森島議員も星孝司議員もそんな内輪話というか、世間話の話を聞いているんじゃないですよ。この訴訟について、市民と市と争うということの中で話し合いができないかというお話ですから、責任者である私、原告代表に話がなければ話し合いができるはずがないじゃないですか。どなたかだれかわからない人と話をして、断られたからしないなんていう話は、全然市長の責任になんか、責任とったようになっていませんよ。おっしゃるのが被告じゃなくて原告の方々が一方的だというようなお話をされますが、それは市長の認識不足ですよ。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) 認識不足かもしれません。私には一方的としか思えませんので。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。3番、佐藤肇議員。
3番(佐藤 肇) 2点お伺いをさせていただきたいと思います。まず、30ページ、31ページの一番上に消防費の中で非常備消防費、賠償金ということで、今回58万7,000円ということで出ております。これは、水防活動で消防団員が民間のダンプをお借りして、それで救助に使うボートを運搬するということで、その際に水に水没して車を傷めたということでの賠償というふうに聞いております。実はこういった緊急災害における、消防団も含めてそうなんですが、緊急に活動して、当然そのときに支給配備されている機材で間に合わない場合は、民間のものをお借りするというようなことも多々あるんじゃないかと思っております。今回たまたまこういった形で数字が出てきておりますけども、今回の水害で私も水害の現場幾つか見たり、また立ってついていったところもありましたけども、そんな中で見るに、道路を通行どめにするのに三角コーンをお借りして立てて、それが水がふえてきたんで、それが流れてなくなったとか、そういった軽微なものについても多分に出てきているんではないかと思います。こういったものを、今回数字で上がってきているのはこれだけなんですけども、そういった消防団の活動として当然民間の方からお借りしたものについては、そのときごめんなさいで済めばいいんですが、後々そういった問題が出てくることも今後あろうと思っておりますので、今どのような形でそういったものについては対応されているのか、お聞きさせていただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫) 議員ご指摘の最初の部分につきましては、今回計上させてもらいました58万7,000円につきましては、消防団員が消防団長の命令のもとにその職務についている段階での救助活動時に救助用の、住民からの要請に支度できる救助用のボートが不足したということで、民間のボートを借用すべく、それらを搬送するための車両が浸水地に進入し、破損をしましたので、そのことについては賠償の責任を負うという形の予算をお願いしたところでございます。後段のほうのその他もろもろ消防団員が民間の方々の資機材、私物等をお借りした状況につきましては、まことに現段階では申しわけございませんが、つぶさな調査を消防団に行っておらない状況下にございますので、これから今後消防団の皆さんを通じながら、それらのことも調査しておかなければならないことであろうと今、大変申しわけございませんが、確認したところでございます。
議長(佐藤 守) 3番、佐藤肇議員。
3番(佐藤 肇) 次に、32ページ、33ページ、一番上段にございます土木の公園施設災害復旧事業ということで、これは補足説明の中で河川公園というようなことで、魚野川、また佐梨川の公園の復旧ということでなっていたわけですが、魚野川につきましてはどこの部分の復旧ということでしょうか。
議長(佐藤 守) 椿土木課長。
土木課長(椿 正道) 魚野川につきましては、河川公園が2カ所ほどございますけれども、そこの部分の復旧を予定しているところでございます。
議長(佐藤 守) 3番、佐藤肇議員。
3番(佐藤 肇) その2カ所がどこだかということを先ほどお聞きしたんですが、実はこの中で、昨年整備されました小出駅裏といいますか、その部分も含まれているんでしょうか。あそこが河川内に歩道といいますか、道路ののりで、また車道等も整備された関係がここに含まれているのであれば、お尋ねをさせていただきたいんですが、実はあそこの舗装が、河川敷の中の舗装が全部今回の水害で浮いて流れたような状況になっていたかと思います。また同じような形で復旧されても非常に心配ということで、どのような形でなさるのか、その辺をお尋ねしたいと思いましてお聞きしました。
議長(佐藤 守) 椿土木課長。
土木課長(椿 正道) 確かにおっしゃられるように舗装部分、あるいは芝の部分が流されているところでございます。県のほうと信濃川のほうと占用の関係もございますので、協議したところ、その舗装につきましては、やはり遊水池におきましても上がるおそれがあるといったようなことから、舗装につきましてはそのまま砂利道のほうでやろうというようなことで、芝の復旧を考えているところでございます。以上でございます。
議長(佐藤 守) ほかに。6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) 31ページ、消防費の非常備消防費の賠償金ですが、内容については議案第94号で和解の議案が出ておりますので、内容については理解をしておりますが、ただ民間のボートの借り上げ、それから民間の車両の借り上げということですが、通常そういう状況を指揮命令系統の中でどういう形でとらえているのか、どこのボート使ったか知りませんが、車両については相手方が出ておりますので、理解をしておりますけども、借り上げとか、そういう部分の対価も本来あるべきものだろうと思いますし、この指示をしたのがだれなのか、その辺をまず消防長のほうからお聞かせをいただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁願います。井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫) ただいまの民間ボート借用の件の指揮命令系統というお尋ねでございましたが、この災害事象の現況につきましては、一番災害の最盛期にありまして、各方面に団長指揮の、指揮命令のもとに各地に現場活動で配属されている状況下にある中では、その指揮命令系統はその都度隊なりその上位に、上席にある者、それぞれ責任者の形で活動する中での判断のもとに、緊急措置の対応として、今回は事前命令並びにそれらのことを事後で確認するという組織の流れの中で、緊急措置の対応をしたものと理解しております。したがいまして、その状況下においてその窮状、資機材等の不足を現場指揮の者がそれらの方策をどう解決するかの判断で、先ほど申し上げた措置をとったという形でありますので、それらのことがすべて任命権者から確認されての行動で今回はなかった、緊急措置の状況であったということでございます。
議長(佐藤 守) 6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) 今回のような水害は、緊急的に発生したということで十分理解はできるんですが、当然消防本部として指揮下にある消防団をどういうふうに扱うかというのは、やっぱり日々の訓練というのも必要だろうし、どういうときの、災害発生事例というのも県下でもいろいろあるから、全国的にもそういうものは、情報というのは消防本部はとらえていると思いますので、どういうふうな対応をしたらいいのかというのはシミュレーションした中で恐らく対応しているんだろうと思いますが、今回みたいに、今ここに事案として出ています私人の物品を借り上げるというのがどうも私は理解ができないんです。消防本部は、そこにはある程度消防団のほうにもその辺は十分理解ができていると思いますが、どうしても指揮命令が災害時の現場における消防団の判断ということも十分理解はできるんですが、この辺はそれこそさっきの借り上げ対価のことも含めて、どうなっているのかということが明快には出てきておりませんので、消防長の責任も相当大きいんじゃないかなと思うんです。その辺をしっかりと今後はしていただきたいですし、この借り上げの対価を今後どうするのか、ボートの借り上げもそうですが、損害を受けた部分をただ弁償すればいいんだということには、だけでは済まないような気がいたしますし、今ほど財政のほうからの説明はありませんでしたが、この今の賠償金については財源が例えば共済制度に加入しているとか、総合賠償補償という種のところで対応できているのかどうか、その辺も含めてご説明いただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫) まず、前段のほうでございますが、先ほど申し上げたとおり、緊急措置の対応を行使できるのは消防団員ということになりまして、これは法上決まりがございますので、水防法上もございますので、そちらの対応をとらせていただいた。これは、緊急に迫っている救出活動、人命保護とか、そういう観点に立った緊急措置ということでございますので、それは必ずしも任命権者の命令がそこまで伝わらなくてもそれはできるものと私どもは解釈しておりますし、その結果が果たしてどうであったかということにつきましては、私としましてもその結果についての責任は負わなければならないということは自覚しておりますが、この件についての、今回の件につきましては緊急時の措置というふうに私は理解して、その対応をさせてもらったということでございますし、今後の対応につきましては、当然のごとく消防団の皆さんが活動していただくにはそれなりの対応をとらなければなりませんが、その方策は事前の訓練の中でシミュレーションをするという形になろうかと思いますが、それらのことにつきましても今後引き続き、これは消防団長下の組織でございますが、私どもも鋭意協力させていただきながら、今後のこういう大きな災害に対する事前の命令体系、今後の訓練、対応については十分検討を深めてまいりたいと思っております。以上です。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 損害賠償の関係で、総合賠償の関係でありますけども、対象にはなっております。
議長(佐藤 守) 6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一) なっているのであれば、特定財源のほうにそれが入ってこなきゃならないんではないですか、財務課長。それ1点だけ聞いて終わりにしたい。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 消防団のことにつきましては、総合賠償は適用になりませんので、入っておりません。大変失礼しました。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありますか。13番、森山英敏議員。マイク入りませんか。
ここでしばらく休憩をさせていただきたいと思います。
休 憩 (午後 1時55分)
再 開 (午後 1時55分)
議長(佐藤 守) 定足数に達しておりますので、会議を再開いたします。
13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) 総務費、一般管理費の先ほども話が出ました損害賠償請求訴訟弁護料の関係ですが、訴状を見ますといろいろ書いてありますが、最終的には国家賠償法の損害賠償請求権と、これに基づいて損害賠償を求められておるわけですよね。これについて、当局はこれを認めて払うのか、全面的にこの損害賠償請求権はないというふうに考えて応訴するのか、その辺のいわゆる応訴する理由ですか、その辺をどういうふうに考えて応訴をするのか、きちんとお答えをお願いしたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁願います。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) これまでの22年度に訴状が送達されてきました住民訴訟、復興基金の関係に関する事業、それともう一件、23年1月に魚沼市長、それから前代表監査委員を被告として起こされました損害賠償事件、これらにすべて関係をしております。これだけで私どもは、原告側の主張すべてをのめるというような状況下にありません。最初の損害賠償請求、住民訴訟、それから2件目の損害賠償請求の答えが出ないと判断できないということもあります。非常に関連性が強いということで、8月の31日の全協のときにも市長のほうから説明があったかと思いますが、関連性が非常にありますので、応訴させていただくという説明をさせていただいたかと思っております。以上です。
議長(佐藤 守) 13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) 関連性があるから、応訴するというようなお話でしたが、住民訴訟のいわゆる裁判と、今、今回起こされた裁判というのは、いわゆる全くある意味で中身が、関連はありますが、違うんですよね。いわゆる損害賠償請求、国家賠償法の損害賠償請求、ここをよく何といいますか、勉強していただいて、このケースがそれに当たるのか、当たらないのか、その辺で私は判断をして応訴する、しないを決定したほうが私はいいと思うんですが、いかがお考えですか。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 当然市長の行った業務ですので、公の立場にあります。原告側につきましても、国家賠償法に基づいた請求をしてきておりますので、当然公費を使っての応訴というようなことになろうかと思います。
議長(佐藤 守) 13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) 国家賠償法の損害賠償請求権というのは、公務員が故意または重大な過失によって損害を与えた場合に適用になるものでございますので、その辺を参考にして判断をお願いしたいと思います。以上です。
議長(佐藤 守) 答えは。〔「要ります」と呼ぶ者あり〕要りますか。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) これにつきましては、原告側が主張するのがその立場にあって当然主張を訴えてきているわけですので、私どもが国家賠償法に基づいて責任があるかどうかという判断、それは裁判所が出す答えだろうというふうに思っております。
議長(佐藤 守) ここでしばらくの間休憩をいたします。
休 憩 (午後 2時00分)
再 開 (午後 2時10分)
議長(佐藤 守) 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
質疑行います。1番、遠藤徳一議員。
1番(遠藤徳一) 先ほどの住安議員のお話に若干関連する中ではございますけども、市長を初め庁議の皆さんが今各地、2回目になりますでしょうか、説明会……〔「3回」と呼ぶ者あり〕3回ですか。済みません。3回目になりますが、きのう堀之内で説明会ということであったわけです。特に初回の下島地区での説明会のときに、森山課長も大分その辺難儀されているということであれなんですけども、やはり農業の田んぼ等が水没したことによる復旧費の1割負担というところで、何で負担をしなくちゃいけないんだというような声も大分強いということがあります。そういった中で、下島の地区、堤防が途切れておって、そこからバックウオーター的に水がいかえってきたということの事実の中で、やっぱりそこが意図的に堤防が切れているんではないか、また県の職員のお話の中でもそこが遊水池ですねといった簡単な発言もあったということの中から、住民感情というのが若干怒りを心頭しておりまして、1割負担に応じられないという話もございます。そういったことも、やはり県の方がその場所を遊水池と認識をし、多少そこに水がいかえってもいいんだという認識の中での土手の堤防のあの工事の切れている部分であれば、その辺はやはりちょっと確認をしていただきまして、そういったことではないということでないと、なかなか1割負担という話の中で生産者の方も応じられないというような話も出ておりますんで、その辺を確認をいただいて、もしなるんならば1割負担ということではなく、何らかの手当てを考えていただきたいというのがありますけども、その辺については確認事項としてとれますでしょうか、どうでしょう。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。椿土木課長。
土木課長(椿 正道) 大沢川付近のところにつきましては、遊水池ではないかというお話が住民の皆様からあったわけでございますけれども、私どものほうで国交省あるいは新潟県のほうに確認をいたしましたところ、あそこの地域につきましては遊水地はないといったようなことで返答を得ております。以上です。
議長(佐藤 守) 1番、遠藤徳一議員。
1番(遠藤徳一) 遊水池ではないという認識の中で、それであればやはり一日も早い土手の改修等を急がれるようにまたお願いしたいということと、その辺をまた生産者の方にご理解をいただいて、そこで合意形成をいただいた中での1割負担という話をきちんと順序立ててしていただけたらと思いますんで、その辺の取り組みをお願いをいたしたいんですが、いかがでしょう。
議長(佐藤 守) 森山農林課長。
農林課長(森山芳康) 受益者の負担という部分についてはお話をさせていただきますが、国の補助対象になった場合にあっては、1割を多分下回ることにはなると思っております。そして、ただいままだ立ち稲がある段階で国の補助対象として申請をできるエリアがどこまで上流部のほうまでさかのぼれるのかがちょっと今現地の調査ができない状態にありますので、稲刈り等の作業が進んだ段階で地区を確定して、補助対象の事業としての申請をするエリアはどこ、そして単独で取り組まざるを得ない部分はどこというようなことでの調査を加えてから、また地元のほうに丁寧な説明をさせていただく機会を得たいというふうに思っております。以上です。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。21番、星謙一議員。
21番(星 謙一) 時間が迫っていて大変恐縮ですが、2点ばかりお尋ねをしたいと思います。まず、1点の25ページのいわゆる4款衛生費の地球温暖化対策事業、この小水力発電所は広神という話でありますけれども、当初予算では旧湯之谷にも1カ所、2カ所事業をする予算があったわけですが、1カ所でもう1か所は却下をされたのか、その辺をお伺いするのと、この事業費の補助金とそれに対する建設負担金の補助という2本立てになされたのの原因、それからこの電力の管理団体あるいは使用者はどのように考えておられるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
それから、29ページの7款商工費の繰出金、ペレットボイラーの繰り出しということは、これはボイラーは、あの施設は市の施設ではなかったでしょうか。大型な備品等については、指定管理者に任せるのでなくて、市が持つというような契約ではなかったのか、私の認識不足であればあれですが、その2点をお尋ねをしたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。森山農林課長。
農林課長(森山芳康) 小水力発電のほうについて、わかる範囲でのお答えをさせていただきたいと思います。確かに小水力発電の候補地といたしまして、魚沼市内に何カ所かあったことは承知をしておりますし、それが農業用水であったり、あるいは流雪溝であったりというようなことでの候補選定を受けてあるところについては承知をしております。今計上をさせていただいた分につきましては、土地改良区が事業主体となる小水力発電の事業というようなことで私どもは承り、国のほうから直接土地改良ということでなく、市を一たん経由する中で事業を取り組んでいただきたいというようなお話の中で、私どもが国から補助金をちょうだいし、同額を土地改良区に出資するというような内容であります。また、事業の内容について、ことしのところはどういった該当地で、広報なり手法が適当なのかを調査する段階であるというようなことを伺っておりますので、この後の管理団体であるとかというようなことについては、私どもただいまの時点では詳細の情報を持ち合わせておりません。以上です。
議長(佐藤 守) 後段の質疑。山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 29ページのご質問でございますが、ペレットボイラーにつきましては、農林のほうの補助金を得まして2,350万円、神湯温泉のボイラーを入れかえをするという計画になっております。その金額、工事請負費でございます。
議長(佐藤 守) 21番、星謙一議員。
21番(星 謙一) 1点目については、そうすると市の当初予算の2カ所ということでなくして、違う箇所づけで土地改良区で申請をされて、トンネルで事業採択になったというふうにとらえてよろしいんですか。かつて大湯温泉の上に東北電力が水利権を得て構築物をつくって、いわゆる1,200世帯ぐらいの水力発電を起こしておった経過があります。現在はその構築物がありませんので、恐らくその水利権も放棄をしてあるというロケーションがございますが、今後そうした地域、そうしたロケーションの調査も踏まえてのこの予算の中での調査をなされる考えはあるのかないのか、お尋ねをしたいと思います。
それから、もう一点、今ほどのペレットボイラーの話ですけれども、伺いますとペレットボイラーの事業に対する申請が市でなくって神湯に申請書を提出を求めたというようなお話がありましたけれども、その辺はどのようなことなんでしょうか。
議長(佐藤 守) 山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) ただいまの質問でございますが、当初、お話があったときには、神湯温泉倶楽部という一つの会社でございますので、指定管理をいただいているということで、神湯温泉から申請というお話がございましたけども、事務を進めていく過程と県の補助金の関係で県の方とお話をしている中で、施設が市のものであるというようなことから、市のほうで申請をしたほうがよいというようなご指導をいただきまして、市のほうで補助金交付申請をしてございます。
議長(佐藤 守) 穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男) 地球温暖化対策事業の25ページの部分ですけれども、同じ19節でまず事業費補助金170万円がございます。これについては、新エネルギー、省エネルギーの補助金制度を環境対策室主幹で行っておりますが、当初685万円でスタートいたしまして、さまざまな補助制度を個人あるいは企業のほうへの補助金制度でございますが、昨今のエネルギー問題等々の中で、とりわけまきストーブとペレットストーブの申し込みが当初予定していたものをはるかに上回る状況になってまいりました。また、太陽光発電につきましても、1件15万円の部分がさらに5件ほど新たに要望といいますか、申請が上がってまいりました。当初の枠を上回っておりますので、部内で検討いたしました結果、この環境政策2年ということで進めております事業の中で、さらに推進したいということで増額を対応し、要望など皆さん方にお答えしていきたいというふうなことの増額分でございます。なお、ここの部分で当初小水力、極めて小さなマイクロ水力発電のものでありますけれども、そこの部分もメニューには入っておりますが、そのメニューの中で湯之谷地区のほうから2件ほど打診といいますでしょうか、申し込みまではいかないんですけれども、調査というようなことで今考えておるところで、まだ正式な申し込みは上がってきておらないのが現状でございます。
それから、その下の19番の部分についての、実際の会計的には農林課のほうで対応をいただいておりますが、この部分の補正という補助金でありますが、3月議会にも私のほうで申し上げましたけれども、国、県の補助で県が小水力発電の候補地検討委員会というのを商工労働部局管内で設置をされました。その中で、市町村代表的な形の中で魚沼市も参加をさせていただきました。そこでは農林、それから商工、ありとあらゆる部門で活用したいというようなことで議論がなされ、全市町村の中からここはどうだろうかということで、市町村からさまざまな中小河川、用水路等の候補地の推薦があり、そこについて一つ一つ専門家のほうから机上ではありますけれども、検討いただいた部分であります。全部で50カ所程度あった中で、魚沼市は3カ所ほど見込みがあるなというふうな検討結果をいただき、その中の一つが今ほどの広神、池平地区における用水路を使った形での部分が実用化になるんではないかというふうなことから、県のほうでは農林部門に対しまして、用途が農林なものですから、そこの調査費ということで今回500万円の内示をいただき、その運用を今回予算計上したものであり、事業主体は魚沼市土地改良区というふうなことになっておるものでありますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 21番、星謙一議員。
21番(星 謙一) 最初の山本課長の答弁の中で、最初は神湯に求めたけれども、行政指導があって市がやることになったということでありますが、神湯の会社側とすると、私は判こをついた経過があって、自分で、会社でやらなければならないというような認識を持っておられますので、その辺はよくお話を会社に対してしていただきたいというふうに思っております。
それから、調査費で、2点目ですが、調査費で500万円もかかるという小水力の発電で、私もかつて2.5キロ、3キロ発電をした経過がありますが、調査だけで500万円もかかるというのは、相当の小水力の発電を見込んでの調査なんですか。その辺、もう一度確認をしておきたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。森山農林課長。
農林課長(森山芳康) 私どもが事業主体からちょうだいをしております内容について、今ほどおっしゃられることもわかりますけれども、ちょっと詳細がつかみ切れておりませんので、後ほど調べた上で報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第81号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第80号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第80号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議がありますので、起立によって採決します。本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守) 起立多数であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
議案第81号 平成23年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1
号)
議長(佐藤 守) 日程第10、議案第81号 平成23年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 冊子平成23年度特別会計、企業会計補正予算の1ページをごらんください。議案第81号 平成23年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、事業勘定で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,630万円を追加し、歳入歳出予算の総額を43億7,230万円とし、また直営診療所施設勘定では歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億5,800万円とするものであります。補正の内容につきましては、事業勘定では歳入で税率の引き上げ幅を抑制するため、前年度繰越金を財源充当することにより保険税5,000万円を減額するほか、療養給付費等交付金の前年度精算分等を追加いたします。歳出につきましては、前年度の療養給付費等負担金の精算に伴う償還金及び退職振替の未実行による過年度の療養給付費等負担金の過大交付分の返還金等を計上しております。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させます。また、直営診療所施設勘定では守門診療所の応援医師従事に係る賃金等を追加して、一般会計繰出金により対応するものであります。詳細につきましては、病院局事務局長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 国民健康保険特別会計補正予算、事業勘定につきまして補足して説明をいたします。事項別明細書により説明をさせていただきます。10ページをごらんください。歳入の1款国民健康保険税5,000万円の減額でありますけども、今ほど市長が申し上げましたとおり、保険税率改正に当たり税率の上昇幅を抑える観点から、前年度繰越金から5,000万円を充当することによるものであります。3款国庫支出金の出産育児一時金補助金20万円でありますが、国の子育て支援事業として平成21年10月から出産育児一時金について4万円の上乗せ措置が実施され、その2分の1が補助金として交付されてまいりましたが、この補助制度が22年度をもって廃止をされたということでありますけども、これの激変緩和措置として1出産、1件当たり1万円の補助制度が決定をされたということで、このたび20件分を見込み、計上したものであります。4款療養給付費等交付金2,080万円の増でありますが、退職被保険者の高額療養費の給付見込み及び前年度の精算に伴う追加交付によるものであります。7款共同事業交付金の保険財政共同安定化事業交付金1,310万円でありますが、これまでの交付実績に伴い増額補正するものであります。次のページになりますが、10款繰越金8,220万円は繰越金確定に伴うもので、10万円以下の端数を残して全額計上したものであります。
次に、歳出でありますが、14ページをごらんください。2款保険給付費、2項2目退職被保険者等高額療養費920万円でありますが、これまでの給付実績から使用額を見込み、計上いたしました。4項1目出産育児一時金については、国庫補助金の交付見込みにより財源振替を行うものであります。次に、7款共同事業拠出金、1項2目保険財政共同安定化事業拠出金でありますが、支払基金から交付されます交付金の増額見込みによる財源振替であります。11款諸支出金5,710万円でありますが、平成22年度の療養給付費等に係る国庫支出金の精算償還金4,960万円と、昨年度の会計検査で指摘を受けました平成19年度及び20年度における退職振替未実施に係る返還金750万円であります。なお、この減額分につきましては、今後支払基金から交付されるものであります。これは、一般被保険者の医療給付に係るものは国庫支出金が交付される、退職被保険者については支払基金から交付される仕組みになっているものであります。以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明、続いて求めます。下村病院局事務局長。
病院局事務局長(下村耕平) では、続きまして直営診療所施設勘定の補足説明をさせていただきます。17ページからになります。まず、守門診療所の診療体制につきましては、さきの第2回市議会定例会の市長行政報告のとおり、地元医師会及び新潟大学、県立小出病院等関係機関からご支援をいただいているところであります。また、常勤医師の確保につきましては、関係方面に医師公募等を行ってきておりますが、現時点ではその確保ができていない状況にあります。これに対応するため、引き続きご支援いただく医師の賃金等を補正をするものです。では、議案書26ページ、27ページをお願いをいたします。歳出につきましては、7節賃金で非常勤医師に係る賃金1,540万円を、また13節委託料につきましては450万円を、その他所要額を計上いたしました。あわせて、収入につきましては全額一般会計繰入金で対応しております。以上で補足説明といたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第81号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第81号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第81号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
議案第82号 平成23年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議長(佐藤 守) 日程第11、議案第82号 平成23年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 29ページをごらんください。議案第82号 平成23年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,460万円を追加し、歳入歳出予算の総額を39億1,060万円とするものであります。補正の内容につきましては、前年度の医療給付費の確定に伴う精算返納金を追加して、歳入では前年度繰越金を追加するものです。補足説明につきましては、省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第82号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第82号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第82号について採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。
議案第83号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第2
号)
議長(佐藤 守) 日程第12、議案第83号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 41ページをごらんください。議案第83号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ450万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億6,550万円とするものであります。補正の内容につきましては、今年度中の指定管理施設への移行が一部困難になったスキー場を今シーズン直営とする追加経費と使用料収入の計上並びに豪雨災害のゲレンデ修復工事に充てる災害復旧費国庫補助金を計上して、財源整理を行うものであります。詳細につきましては、商工観光課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) スキー場特別会計補正予算の補足説明をさせていただきます。ページ48ページから49ページでございまして、歳入でございます。1款1項1目スキー場使用料、薬師スキー場リフト使用料については、今年度薬師スキー場を指定管理により運営することとしてきましたが、運輸局の管理受託認可申請に必要な受け皿団体の法人化がおくれているため、昨年同様の運営とし、450万円計上するものであります。2款1項1目一般会計繰入金でございます。専決補正予算(第1号)では災害復旧事業費の全額を一般会計繰入金で充てることで計上しましたが、復旧工事のうち都市災害で採択される見込みの一部工事について国庫補助が見込めるため、2,500万円を減額するものでございます。5款1項1目災害復旧費国庫補助金でございます。都市施設災害復旧費補助金については、先ほど一般会計繰入金の減額計上の説明をしましたが、その手当てとしてスキー場災害復旧工事のうち都市災害で採択される見込み、一部工事について国庫補助が見込める2,500万円を計上するものであります。
続いて、歳出でございますが、ページ50、51ページでございます。2款1項1目スキー場事業費、薬師スキー場事業費については、昨年同様の営業とし、湯之谷薬師スキー場管理組合にシーズン運営を委託するために必要な予算を計上するものです。共済費6,000円、賃金101万2,000円については索道技術管理者に係るのであり、需用費としてシーズン中の索道に係る電気料27万3,000円を計上しました。委託料については、シーズン中の索道の保守点検委託料18万9,000円及びシーズン中に係る費用をリフト使用料から差し引いた302万円を湯之谷薬師スキー場管理組合に支払う施設維持管理委託料として計上いたしました。以上です。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第83号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第83号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第83号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。
議案第84号 平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第2号)
議長(佐藤 守) 日程第13、議案第84号 平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 53ページをごらんください。議案第84号 平成23年度魚沼市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収支予算の支出において新潟・福島豪雨災害による復旧事業に伴う所要額として、特別損失に上水道事業費用10万円、簡易水道事業費用1,200万円を追加するほか、資本的収支予算において災害復旧工事関連の所要額として上水道事業資本的支出を600万円、簡易水道事業資本的支出を2,400万円追加するものであります。詳細につきましては、企業課長に説明させます。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。滝沢企業課長。
企業課長(滝沢 稔) 議案第84号につきまして、補足して説明を申し上げます。58、59ページをごらんください。収益的収入及び支出において、特別損失に水害臨時損失として応急復旧による大湯の取水井戸の機械設備の取りかえ及び増沢地区の水道管の布設がえに伴う固定資産除却費を追加するものであります。次に、60、61ページをごらんください。資本的収入及び支出において大湯の取水井戸等の施設の復旧工事、水道管の流失、破損に伴う水道管布設工事の関連経費を追加するものであります。以上です。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第84号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第84号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第84号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。
議案第85号 魚沼市役所の位置を定める条例の制定について
議長(佐藤 守) 日程第14、議案第85号 魚沼市役所の位置を定める条例の制定についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第85号、議案書の25ページ、魚沼市役所の位置を定める条例の制定についてであります。合併後の庁舎のあり方については、この間関係各方面からさまざまなご意見を拝聴し、私なりに一定の結論を踏まえた上で再度提案させていただくものであります。魚沼市の現状を考えるとき、合併によるスケールメリットを最大限に生かすには、まず組織の速やかな一本化が必要であります。そのため、全体の利益を念頭に、その一本化に向けて取り組んできたところでございます。さらにたび重なる災害対応、地域経済の低迷等によって地方財政は極めて厳しい状況に置かれ、地域の力に格差が顕在化しつつあります。行政の組織力を最大限に引き出すためには、組織の一本化は避けて通れない課題であることは言うまでもありません。広大な行政面積を持つ魚沼市にあっては、これまでの議論を機に改めて地域を見詰め直し、東日本大震災やこのたびの平成23年7月新潟・福島豪雨災害を教訓に、安全、安心のまちづくりと地域の将来展望をしっかりと見据える必要があります。提案する条例は、市庁舎の再編の一環として事務所の位置を変更するものであり、既存の条例を全部改正するものであります。職員の収容能力、庁舎周辺に利活用可能な公共施設を有する湯之谷庁舎を本庁舎とし、あわせて広神庁舎及び堀之内庁舎を行政庁舎として再編するものであります。最後に、本条例の施行によって市民へのサービスを高め、市役所の組織、機構についてあわせて見直しをさせていただくことをお約束し、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。なお、本条例案の補足説明は省略させていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。20番、浅井守雄議員。
20番(浅井守雄) 1点だけお伺いをしなければならない疑問点がありますので、市長にお伺いしますが、先般も庁舎再編整備調査特別委員会の委員長に質問した点でございます。8月22日に直近の特別委員会が開催をされて、各委員がほとんどその内容は住民への説明の認識をするべきだ、あるいは今回の豪雨災害につきまして、庁舎の位置をいま一度点検をし直す、それには9月定例会では時間がなさ過ぎて、非常に議論の場が少ないのではないかというのがこの議事録の内容を埋め尽くされております。市長もその当時の中でまだ厳しい見方を、提案にはですね、9月定例会には厳しい見方を議事録の中でもされております。そこで1点、この後ほど9月の5日に議会運営委員会で、突如この提案がございました。この間に当然3分の2議決が可能だという判断に立って市長は提案されていると思うんですけれども、どういった判断をこのときから変えられてこの提案に至ったのか、明確にここで明らかにするべきだと思いますけれども、この1点だけ、詳しいことはまた一般質問に譲りますけれども、どうしてもこの点が皆さんがわからない点でありますので、明確にお答えをいただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 今回の提案に至った理由は、先ほども提案理由で申し上げましたけれども、この1年間関係各位とそれぞれ話を進めていく中で、私なりに一定の結論を出させていただいたということでありますし、議員の各位においても今まで議論をしていく中で、私の考え方に歩み寄っていただいている議員もおるかと思います。私はそういった中で、もう1年たちました残り3年という、合併特例期間があと残り3年という期間で、やはり私たちは行政改革を進めていく上では、この庁舎問題は第一歩として避けて通れない問題だというふうに考えております。この中で、再度議員の皆さんにお願いしてこの庁舎再編を進めてまいりたいという考えで、ここに提案をさせていただきました。
議長(佐藤 守) 20番、浅井守雄議員。
20番(浅井守雄) その8月22日以降全員協議会も持たれております。全員協議会の感じ方としても大変厳しい意見が、全議員がおりますので、そのことは承知をしていると思うんですけれども、この2週間、先ほども、もう1年間というのは皆さんわかっておりますけれども、市長がこの議事録に載っている文言の内容と9月5日までの過程で、どのような決断の過程があったのかという質問にはまだ答えておりませんけれども、この中である委員が「3分の2のハードルは大変厳しいと思います。したがいまして、9月定例会に本案を条例案と出されるということであるならば、市長は重大な決意を持って臨んでいただきたい」と、こういう委員の話がございました。これを挺して、後半先ほど紹介した市長の話があったと思うんですけれども、重大な決意も含めて、当然3分の2のことはクリアできて提案をされていると思うんですけれども、その辺のこの2週間の間の考えの変化があったのか、なかったのか含めて、後段はこの委員の言われているように重大な決意も含めて、2点お伺いして私の質問を終わります。質疑を終わります。
議長(佐藤 守) 大平市長。
市長(大平悦子) それぞれ特別委員会、全員協議会と話をさせていただく中で、この今回の提案が通るかどうかは、これは大変難しい、結果を見てみなければわからない状況だというふうには思っております。ただ、今までの議論の中で、私なりに皆さんの意見を踏まえて再編をした提案をさせていただいております。そしてまた、先ほども申し上げましたが、やはり私たちは残りの3年間、この中で行政改革を進めていく必要があります。私は、そちらの責任を重く感じております。ですから、この庁舎再編を一歩として進めていくことが大切だというふうに思っておりますので、その辺をご理解いただければというふうに思っております。以上です。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第85号については、会議規則第37条の規定により庁舎再編整備調査特別委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第85号については庁舎再編整備調査特別委員会に付託することに決定しました。
議案第86号 魚沼市支所設置条例の制定について
議長(佐藤 守) 日程第15、議案第86号 魚沼市支所設置条例の制定についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第86号、議案書の29ページ、魚沼市支所設置条例の制定についてであります。魚沼市支所設置条例の制定につきましては、行政庁舎の再編に伴い、地方自治法第155条第1項の規定に基づき、合併前の守門村及び入広瀬村を所管区域とする支所を設置するものであります。当該地域は、これまでも機会あるごとに申し上げてきたとおり、過疎化、高齢化の著しい条件不利地域にあって、合併によるスケールメリットを引き出せないまま地域格差が顕在化しつつあります。また、相次ぐ自然災害から地域の防災力が低下し、支所設置は魚沼市における安心、安全のまちづくりの1丁目1番地と考えております。そのため、市長の権限に属する事務を分掌し、関係地域に行政の光をしっかりと当てていく体制を構築しようとするものでありますので、議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。なお、本条例案の補足説明は省略させていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第86号については、会議規則第37条の規定により庁舎再編整備調査特別委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第86号については庁舎再編整備調査特別委員会に付託することに決定しました。
ここでしばらく休憩をしたいと思います。
休 憩 (午後 3時01分)
再 開 (午後 3時14分)
議長(佐藤 守) 再開前に報告事項を申し上げます。岡部議員は、都合により早退する旨の届け出がありました。以上で報告を終わります。
定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き再開いたします。
議案第87号 魚沼市税条例等の一部改正について
議長(佐藤 守) 日程第16、議案第87号 魚沼市税条例等の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第87号、議案書の33ページであります。魚沼市税条例等の一部改正につきましては、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、取り扱い等を一部改正するものであります。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 補足説明をいたします。今回の改正は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成23年6月30日に公布されたことなどに伴いまして、一部改正をするものでございます。
議案書の35ページから67ページまでが一部改正にかかわる議案でございますが、46ページからの新旧対照表で説明をいたします。改正内容につきましては、地方税法の改正に伴います項ずれ及び文言の修正等にかかわるものにつきましては省略をさせていただき、実質的な改正部分についてのみの説明とさせていただきます。まず、魚沼市税条例等の一部を改正する条例の第1条関係による改正から説明いたします。第15条は、市民税の納税管理人にかかわる不申告に関する規定の改正で、過料「3万円以下」を「10万円以下」とするものでございます。第22条の7は、寄附金税額控除にかかわる改正でございます。寄附金税額控除の適用対象に、認定特定非営利活動法人以外の特定非営利活動法人に対する寄附金のうち、住民の福祉の増進に寄与する寄附金として都道府県または市町村が条例で定めるものが追加されたこと等によるものの規定を整備するものでございます。49ページをごらんください。第25条の4、次のページの第40条の10、第53条、第63条、次のページの第77条、第89条の2、第94条の2、第96条、第120条、それからページ数が飛びまして52ページでございますが、第126条の2につきましては第15条の改正の内容と同じで、各税の申告書等不提出等にかかわる罰則を見直すものでございます。なお、第89条の2、第94条の2及び126条の2の規定につきましては、新たに追加規定するものでございます。52ページの中段以降は、附則の改正でございます。第6条の4は、寄附金税額控除における特例控除額の特例の改正で、寄附金税額控除の適用下限額を現行の5,000円を2,000円に引き下げることなどによる規定の整備をするものでございます。次のページをごらんください。第7条は、肉用牛の売却による事業所得にかかわる所得割の課税の特例の見直し等に係る規定を整備するものでございます。免税対象飼育牛の売却頭数要件の上限を現行年間2,000頭を年間1,500頭に引き下げる等の見直しを行った上で、その適用期限を平成27年度まで3年間延長する内容となっております。54ページをごらんください。第9条の2は、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告の改正であり、高齢者の居住の安定確保に関する法律の改正に伴い、規定を整備するものでございます。高齢者向け優良賃貸住宅である一定の貸し家住宅にかかわる固定資産税の減額措置について、対象をサービスつき高齢者向け住宅である一定の貸し家住宅とした上で、その対象資産の面積要件の緩和と、新築期限を平成25年3月31日まで延長する内容となっております。次のページの第9条の3は、新潟県中越地震にかかわる固定資産税の特例が適用期限を迎えたこと等に伴い、規定を整備するものでございます。56ページの第15条の3から59ページの第18条の5の改正では、寄附金税額控除の控除対象寄附金の拡大など、税制改正にかかわる規定を整備するものでございます。61ページの第20条から62ページの第22条は、未曾有の東日本大震災により被災をされた方々への税の特例の規定を設けるものでございます。第20条は、住宅や家財等にかかわる損失の雑損控除について、平成23年度個人住民税での適用を可能とするなどの個人住民税の特例を創設するものでございます。次の62ページをごらんください。第21条は、住宅借入金特別税額控除について、その適用住宅が東日本大震災により滅失などをしても、平成25年度分個人住民税以降の残存期間の継続適用を可能とするなどの個人住民税の特例を創設するものでございます。第22条は、東日本大震災による災害により滅失、損壊した住宅の敷地の用に供されていた土地につきまして、被災後10年度分については当該土地を住宅用地とみなすなどの固定資産税の特例を創設するものでございます。
65ページをごらんください。魚沼市税条例等の一部を改正する条例の第2条の関係による改正内容は、第2条第6項では個人市民税に関する経過措置として寄附金税額控除の適用範囲に認定特定非営利活動法人以外の特定非営利活動法人に対する寄附金のうち、住民の福祉の増進に寄与する寄附金として都道府県または市町村が条例で定めるものが追加されたことなどによる、かかわる規定を整備するものでございます。第10項及び次のページの第17項、第22項では、個人市民税に関する経過措置として、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する軽減税率の特例を現行平成23年12月31日を平成25年12月31日まで2年間延長することによる規定を整備するものでございます。
67ページをごらんください。魚沼市税条例等の一部を改正する条例の第3条関係による改正の内容は、市民税に関する経過措置であり、非課税口座内の少額上場株式等にかかわる配当所得及び譲渡所得等の課税措置の施行日を2年延長することにかかわる規定を整備するものでございます。なお、今回の地方税法等の一部改正において、寄附金税額控除の対象を認定特定非営利活動法人以外の特定非営利活動法人にも適用できることとなりましたが、当該法人からの申し出に基づきまして条例において指定する必要があります。現在のところ申し出がなく、また県内各自治体において県の条例指定を見て判断するということで、今9月定例議会での改正提案を見送っている状況でございます。適用期限が平成24年度以降の個人住民税から対象となることから、県内のほかの市町村同様に条例改正の一部改正案からはこの部分を外しまして、次回以降の議案の提案について検討してまいります。以上、簡単でございますが、補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) 地方税法の一部改正ですので、中身についていい、悪いというよりは、第1条で申告をしなかった者について過料が3万円から10万円に引き上げるというふうに、結構そういう部分が何カ所かあるわけですが、そういったことで正当な理由がなく申告をしなかった者が3万円から10万円に引き上げても払うことになるのかというのは、非常に私ちょっと疑問があるんですが、効果があるというふうにお思いですか。その辺だけを担当者からお聞かせ願いたいと思います。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 森山議員ご指摘のとおり、国における地方税法の改正ということでございますので、ご指摘のとおりだと思います。ただ、冒頭申し上げました長い法律名でございましたけども、税の公平性確保という中での総体的な法整備、これから今お願いしております条例の一部改正ということで認識しております。
議長(佐藤 守) よろしいでしょうか。ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第87号は、総務文教委員会に付託いたします。
議案第88号 魚沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に
関する条例及び魚沼市スポーツ振興審議会条例の一部改正
について
議長(佐藤 守) 日程第17、議案第88号 魚沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び魚沼市スポーツ振興審議会条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第88号、議案書の69ページであります。魚沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び魚沼市スポーツ振興審議会条例の一部改正につきましては、スポーツ基本法が施行されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘) それでは、説明をさせていただきます。ごらんのとおり、2本の条例の改正を1本の一部改正条例で行うというものであります。73ページをごらんいただきたいと思いますけれども、スポーツ基本法の施行に伴いまして、いわば文言整理、呼称の整理を行うものであります。73ページは、いわゆる非常勤特別職の報酬と費用弁償に関する条例でありますけれども、右側、旧の文言ですね、「スポーツ振興審議会委員」を左側「スポーツ推進審議会委員」、それから「体育指導委員」を「スポーツ推進委員」と改めるというものであります。めくっていただきまして、74ページ、これがスポーツ振興審議会条例の新旧対照表でございますけれども、一番上の行の条例名を魚沼市「スポーツ振興審議会条例」から「スポーツ推進審議会条例」と改める、その他ごらんのとおり文言整理ということでございます。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第88号は、総務文教委員会に付託いたします。
議案第89号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につい
て
議長(佐藤 守) 日程第18、議案第89号 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第89号、議案書の75ページであります。魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律の改正により、災害弔慰金の支給対象の範囲が拡大されたことに伴い、条例の一部改正を行うものであります。詳細につきましては、福祉保健課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 魚沼市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきまして、補足して説明をいたします。新旧対照表により説明をさせていただきます。議案書の78ページをごらんください。このたびの改正は、災害弔慰金の支給対象者の範囲について、これまでは遺族として配偶者、子、父母、孫、祖父母のうち1人とされておりましたが、これらの遺族がいない場合であって、死亡された方と同居等をされていた兄弟、姉妹がおられるときに支給対象とするものであります。最初に、第4条第1項の第1号でありますが、この後の第3号を追加するため、遺族の範囲を特定するものであります。次に、第3号でありますが、死亡者に配偶者、子、父母、孫、祖父母いずれもがいない場合、死亡当時に同居または生計を同じくしていた兄弟、姉妹がいるとき、その者に災害弔慰金を支給する規定を追加するものであります。この改正条例は、東日本大震災の震災発生の日である平成23年3月11日から適用されるものであります。以上であります。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第89号は、福祉環境委員会に付託いたします。
議案第90号 魚沼市老人憩の家条例の一部改正について
議長(佐藤 守) 日程第19、議案第90号 魚沼市老人憩の家条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第90号、議案書の79ページであります。魚沼市老人憩の家条例の一部改正につきましては、このたびの豪雨で被災した湯之谷老人憩の家の解体撤去工事を行うに当たり、同施設を条例から削除したいとするものであります。詳細につきましては、福祉保健課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 魚沼市老人憩の家条例の一部改正について、補足して説明をいたします。新旧対照表により説明をさせていただきます。議案書の82ページ、83ページをごらんください。このたびの改正は、7月下旬の豪雨災害で被災をいたして以来休館となっておりました湯之谷老人憩の家につきまして、老人福祉センター・老人憩の家再編計画において来年度解体撤去を予定しておりました施設につきまして、1年前倒しで実施するものであります。なお、この施設を利用して実施しておりました生きがい活動支援通所事業につきましては、広神老人福祉センターに送迎をさせていただき、継続実施をしております。最初に、第2条でありますが、湯之谷老人憩の家の項を削るものであります。次に、第3条第2項は湯之谷老人憩の家の休館の規定を、第4条は利用時間等の規定をそれぞれ削除するものであり、次のページにまたがりますが、第9条についても使用料の部を削除するものであります。下段の表になりますが、魚沼市入湯税条例の一部改正を本条例の附則で行うものであります。入湯税条例の第3条第4項に課税免除をする高齢者福祉施設名が列挙されており、この中から湯之谷老人憩の家を削除するものであります。なお、入広瀬老人福祉センターやすらぎ苑につきましては、平成21年第2回定例会におきまして魚沼市高齢者福祉センター条例の一部改正をお願いしたときに今回と同様に削除すべきところでありましたが、不手際により今回あわせてお願いするものであります。まことに申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。13番、森山英敏議員。
13番(森山英敏) 1点だけですが、ちょっと心配なんですが、この湯之谷老人憩の家の入浴料、回数券等の設定があるわけですが、こういった回数券を買い求めておった方が、これがなくなるということは入られなくなるわけで、その辺の対応はどうなるのかお聞かせ願いたいと思います。
議長(佐藤 守) 答弁求めます。桜井福祉保健課長。
福祉保健課長(桜井伸一) 以前に券を買われていた方等につきましては、私はきちんと掌握はしておりませんが、使えなくなるということでありますので、返金等のことがもしあるとすれば生ずるかと思います。
議長(佐藤 守) よろしいですか。ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第90号は、福祉環境委員会に付託いたします。
議案第91号 指定管理者の指定について(大湯温泉スキー場)
議長(佐藤 守) 日程第20、議案第91号 指定管理者の指定について(大湯温泉スキー場)を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第91号、議案書の85ページからであります。指定管理者の指定につきましては、商工観光課が所管する大湯温泉スキー場について管理を行わせる指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。審査の経過、結果につきましては財務課長に、指定管理者につきましては商工観光課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 審査の経過につきまして補足説明をいたします。指定管理者の指定につきましては、地方自治法第244条の2第3項及び魚沼市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例に基づきまして指定管理者の候補者を選定いたしましたので、本議会において指定管理者の指定について議決をお願いするものでございます。
指定管理者の候補者の選定につきましては、財務課が事務局となり実施しておりますので、選定の経過につきまして私のほうからご説明をいたします。審査の経過でございますが、平成23年4月22日に第1回魚沼市指定管理者選定委員会を開催し、今年度の予定、審査の方法等を協議いたしました。委員会の構成でございますが、委員長に副市長、住民代表の委員では行政改革推進委員会委員長の風間さん、魚沼市観光協会長の三友さん、魚沼市民生児童委員協議会長の佐藤さん、税理士の湯本さん、庁内委員では総務課長、市長公室長、財務課長の合わせて8名となっております。平成23年7月8日に第2回魚沼市指定管理者選定委員会を開催し、2つのスキー場の現地確認の後応募団体からのヒアリングを実施したところでございます。今回は非公募でありまして、審査対象団体は各1団体のみであったことから、委員全員の採点、合議によりまして可否を判定し、指定管理者候補の選定を行ったところでございます。
議案第91号の大湯温泉スキー場の関係につきましては、本日お配りしました別冊の指定管理者候補の選定結果の1ページをごらんいただきたいと思います。大湯温泉スキー場の審査結果でございます。審査方法ですが、最初に項目番号の1、2、3について事前審査を行いました。この項目につきましては、指定管理者としての適格性を出席委員全員の合議によりまして判断するものでございます。適格性ありとされた場合には、丸が付してあります。項目番号4から12の項目につきまして審査を行い、8名の委員の皆さんから採点をしていただきました。極端な点数による影響を避けるという観点から、最高点及び最低点につきましては集計から外しております。この結果、6人の採点結果ということで、一番下の下段になりますが、600点満点のうち大湯温泉スキー場につきましては453点となり、指定管理者の候補者として選定したものであります。以上、審査の経過、結果等の補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) 続いて、山本商工観光課長。
商工観光課長(山本慎一) 指定管理者の選定の今お話をした中で、指定管理を受けた団体、事業等について若干ご説明申し上げます。まず、大湯温泉スキー場の指定管理でございますが、この団体につきましては株式会社大湯温泉スキー場、代表取締役が櫻井伸明氏、ほか取締役5名により出資金30万円で法人化した団体でございます。主な事業につきましては、スキー場経営、レストラン経営、スキーレンタル業務等を行うものであります。経営計画書、予算書でございますが、平成23年度収入の合計が510万円、支出合計が690万円であり、180万円ほどの赤字ということで提出しておりますが、少しでも赤字を減らす営業努力をするということで、平成24年民営化に向けた運営をすることとなることをお約束してございます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第91号は、産業建設委員会に付託いたします。
議案第92号 指定管理者の指定について(大原スキー場)
議長(佐藤 守) 日程第21、議案第92号 指定管理者の指定について(大原スキー場)を議題とします。地方自治法第117条の規定により、浅井守雄議員の退席を求めます。
〔20番 浅井守雄さん退場〕
議長(佐藤 守) 本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第92号、議案書の87ページからであります。指定管理者の指定につきましては、商工観光課が所管する大原スキー場について管理を行わせる指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。審査の経過、結果につきましては財務課長に、指定管理者につきましては商工観光課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明を求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 補足して説明申し上げます。別冊の指定管理者候補者の選定結果の2ページをごらんいただきたいと思います。大原スキー場の審査結果でございます。審査方法につきましては、先ほどの大湯温泉スキー場と同様でございます。審査の結果、600満点中大原スキー場は496点となり、指定管理者の候補者として選定したものでございます。以上、審査の経過、結果の補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) 引き続き、山本商工観光課長より補足説明を求めます。
商工観光課長(山本慎一) 大原スキー場についてご説明申し上げます。大原スキー場の指定管理団体につきましては、特定非営利活動法人入広瀬元気クラブ、理事長、住安正信氏であります。この団体につきましては、本社が台東区浅草にあります株式会社コアラ体育サービスの企業もかかわっており、この会社は各地にスポーツ指導をしており、スイミングスクールや伊豆にあります体験学習室や、福島県の磐梯でもスキー場を経営している企業であります。この団体の主な事業につきましては、大原スキー場業務、食堂、レンタルスキー業務のほか、グリーンシーズンは子供を対象としたカヌーやスイミングなど、スポーツ学習や体験活動を行うようになってございます。経営計画書、予算書でありますが、平成23年度は3,239万5,000円、支出も3,239万5,000円となっており、平成24年度民営化から計画書では101万9,000円の黒字になっていくというような予定でございます。以上です。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
ただいま議題となっております議案第91号は、産業建設委員会に付託いたします。
しばらくお待ちください。
〔20番 浅井守雄さん入場〕
議案第93号 市有地の処分について
議長(佐藤 守) 日程第22、議案第93号 市有地の処分についてを議題とします。地方自治法第117条の規定により、大塚フミ子議員の退席を求めます。
〔16番 大塚フミ子さん退場〕
議長(佐藤 守) 本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第93号、議案書の89ページであります。市有地の処分につきましては、小出地域のクリーンセンター跡地の一部を企業の施設用地として売却するため、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、財務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 補足して説明を申し上げます。売却します土地の所在地は、魚沼市板木字久保田1467番1でございます。種別は地目原野、数量は面積9,999平方メートルでございます。売却の方法は土地売買契約、売り払い価格につきましては9,390万円でございます。なお、売買価格の算定につきましては、不動産鑑定評価を業務委託し、鑑定評価額1平方メートル当たり9,400円、坪に換算しますと坪当たり3万1,020円となりますが、この単価をもとに算定をさせていただきました。契約の相手方は北魚沼農業協同組合、代表理事理事長、三浦哲郎でございます。北魚沼農業協同組合においては、低温農業倉庫の建設を予定しておりまして、平成24年秋の竣工、稼働を目指しております。91ページをごらんください。処分する土地の地図ですが、旧小出郷クリーンセンターの跡地でございます。92ページをごらんいただきたいと思います。分筆登記により地番が確定しておりますので、図面が小さくて恐縮ですが、1467―1となっております。旧小出郷クリーンセンター跡地の総面積は、2万5,381平方メートルでありますが、売却面積9,999平方メートルを除きますと、図面上側になりますけども、北側の大池川沿線が市道路線認定予定地として合わせて3,851平方メートル、図面では下側になりますけども、南側、大沢川沿線に都市ガスの中圧管の布設のための予備地440平方メートル、これを除きまして、残地がごらんいただきますように2筆、合わせて1万1,083平米となっております。93ページには土地売買契約に関する契約書ということで、記載のとおりでございます。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) ここの土地はわかっていますから、クリーンセンターの跡地なんですけど、壊して更地になっています。原野というのは、ちょっと種別としておかしいんじゃないかと私は思うんですけど、その部分と、クリーンセンター壊してここが更地になっているのはもうわかっているわけですから、ここの跡地利用計画、どのようにするかということは立てられたのかどうか、それと今回のこの農協への売却については、その計画に沿っているのかどうか。
もう一点は、今おっしゃった残地の部分1万1,000、この国道側に三角の変な形が残るのと、後ろに鼓型に残るというこの土地については、どのようにするつもりなのかお聞かせください。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) 3点ほどご質問いただきまし……〔「4点、4点」と呼ぶ者あり〕はい。まず、地目の関係でございます。合筆してということで、登記をしたという状態でご説明をさせていただきましたが、登記をする前は、旧小出郷クリーンセンター時代、当時は広域事務組合だったと思うんですけども、買収しました昭和50年代のそのままの筆、あるいは地目でございました。具体的には田んぼ、畑の農地であったり、一部宅地であったりとなっております。それで、今回売却に当たりまして協議調整を進める中で、一たんは1筆地としまして、必要面積を市道認定予定分、それから売却地予定分、それから先ほど説明しましたが、ガス管の移設予定地分ということでさせていただきまして、本来ですと現況は私どもとすれば雑種地ではないかということで測量、登記委託業者にお願いをしたところですが、法務局のほうの登記官の判断で、雑種地認定はちょっとできないということでありました。具体的にではどんな地目がいいのかと、今後想定されます農業倉庫ですと宅地になるわけです。一般的には宅地になるわけですが、そうした中で、具体的に基礎ができた時点で初めて地目変更の登記を受け付けるということでございますので、今の登記簿地目は原野ということでございます。
それから、小出郷クリーンセンターの施設そのものが、いわゆる解体したのが具体的には平成21年度、22年度の2カ年で実施しておりましたが、面積が先ほど申し上げましたように約2.5ヘクタールと長大でございました。実際の計画そのものは、当時はこれといったものを特に計画したものがございません。ただ、2.5ヘクタールという長大な面積、それから図面ごらんいただきましたように、国道17号からちょうど東の方面に向かってラッパ状に開いているいわゆる不整形地というようなことで、21年の7月に先ほど申し上げたクリーンセンターの廃止の手続が完了しているんですが、その後の中で特段の、特に公募、公売の部分については手続を踏んでございませんでした。今言ったような事由の中で、例えば宅地造成ですとかという部分については、特段の考えをしておりませんでした。したがいまして、ことし春以降JA北魚沼さんのほうからのお話がありまして、以降いろんな調整を経た中で、今お示しした9,999ということで決めさせていただいたところです。
それから、ご指摘の残地にかかわる分ということですが、当初私どもも全面積を買っていただきたいということでお願いをしたところです。ただ、JA北魚沼さんのほうも全体計画をお聞きする中で、約7億円の事業費の予定でございます。そのうち、いわゆる建築にかかわる分につきまして約6億円ということで伺っておりまして、土地にかかわる分について約1億円程度の予定であるということで、私どもとしても売れ残りの土地、いわゆる不整形の部分にさらに不整形になるわけでございますので、いろんな調整を経てきたところですが、JA北魚沼さんのほうのいわゆる米倉庫になるんですけども、米倉庫の全体的な建物の配置等々をした中で、今お願いしております真ん中的な土地になりました。残地につきましてはいろいろ協議、JA北魚沼さんと協議する中で、JA北魚沼さんの米倉庫につきましては、雪室を計画しております。具体的には、雪室による雪熱の冷房、それから一般的な機械冷房ということでの併用で進めていきたいということでお聞きしているところですが、当然雪室用の大量の雪の確保、それから雪の集積場としての場所の確保、あるいは今後の低温農業倉庫を主体としました、農業体験のほ場の設定など、試案的な部分がありますけども、そんな予定があるということから、低温農業倉庫と一体的利用を図る面から、協議の中では引き続き借地等による部分について、有効活用について協議調整を進めてまいりたいと思います。なお、当面ほかからの用地取得の打診が現段階でございません。雑草等が繁茂し、草刈り等の維持管理費がかさむことから、基本的には残地の約1.1ヘクタールの全部売却に向けまして、今後ともJA北魚沼さんと協議調整をしてまいりたいと考えております。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 雑種地にならない理由がよくわかりません。それは、どこかと協議したという話なんですが、現在もう更地で、造成しなくてもいい宅地状態になっているわけです。これが原野というのはどう考えてもおかしいし、この値段を上げたくないためにしたのかもわかりませんけども、原野ではおかしいと私は思います。
それと、22年、21年で壊したわけですよね。壊すのは目的だったんで、壊したんですが、壊した後どうするか、それを何も考えていないというのはおかしな話ですよ。いつまでも使わない市有地、そこのまんま更地であるのかという話ですから、これは売却するのか、ほかにどうして使うのかという話の中では、公募するなり計画つくらないとだめ。その中で、今おっしゃるJAさんの話が来て、低温倉庫だから、金もないから、こんだけしか要らんと言われれば、それは向こうの都合ですから、市の計画としては何にもないわけです。何にもなくて、変な形の残地が残ると、これ無計画と言わざるを得ないんじゃないですか。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) まず、地目の件でございますが、私どもも雑種地ということで登記をお願いしたところです。ただ、最終的に登記を受け付ける法務局の登記官のほうで、現在雑種地の地目認定はしていないと、いないというのは、雑種地というのはごく限定的に認定するものだということでの教示でございました。ご承知のように不動産登記法では、雑種地につきましては田畑農地の関係、あるいは宅地、山林、原野を除いたその他の地目というようなことで規定されているかと思うんですけども、いずれにしましても法務局の登記官の地目認定ができないということで、原野ということでの登記をさせていただいたところでございます。
それから、平成22年7月にいわゆる行政財産のほうから普通財産ということでの管理になったわけですが、当然その段階で計画を立てましてすべきところでございましたけども、具体的には遊休、いわゆる公有地ということで、新年度に向けての検討もしたところであったと思います。ただ、春以降、春といいましょうか、雪のある時期からでしたが、JA北魚沼さんのほうからの打診もあったということで、現段階に至ったということでございます。
それから、単価の設定でございますが、原野という地目での鑑定評価ではございません。宅地見込み地といいましょうか、宅地としての鑑定評価額ということでご理解いただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) 坪3万円というところを見れば、ただの原野ではないということはわかるんですが、宅地相当、宅地ですよ、実際は。なので、その辺がどうなのかなと私が心配したとこなんですけども、3万1,000円でいいのかなという部分はまだ疑問の中にあります。
それから、計画つくらなかったわけですけども、今回この残地が変な形で残るというような形になると、その後の利用、今おっしゃったようなJAさんにお願いをするというようなことでなければ、この土地の売却あるいは利用ができないということにならざるを得ないと思うんです。そうすると、どうしても買ってくれというから、もっと安くしてくれないかみたいな話になってしまえば、何で更地にして何にでも使えるような土地にしたにもかかわらず、使えない土地が半分も出て、たたかれて売らなきゃならんと、そういうことになるんですから、きちっと計画を立ててやっていただきたいと思います。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) ご指摘のとおりだと思いますし、私どももJA北魚沼さんとのお話の中で、いわゆる夢のある農業の展開みたいなのを含めまして、いろいろ協議調整をさせていただいたところでございます。先ほど申し上げましたように、雪の堆雪場、あるいは駐車場といいましょうか、そういう部分が絶対的に必要なわけですし、JA北魚沼さんのほうではある面で菜園ほ場といいましょうか、部分もちょっと想定したいというようなお話もありました。大桃議員ご指摘のとおり、不整形地として残るわけですので、今後ともその解消に向けて努力してまいりたいと思います。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。12番、森島守人議員。
12番(森島守人) 私は、公有地はやはり何といいますか、処理をしていく部分であろうというふうに思いますし、また今後は農協というような魚沼市のコシヒカリの倉庫というようなことで、非常に目的が私は魚沼市に沿っているんであろうというふうに思います。その中で、これから固定資産税が当然宅地並みに入ってくると思います。その中でどのくらいの、大体でよろしいですけども、これからは入ってくるのかと、今までは当然入ってこなかったわけですけれども、そういうことを含めると、私はこれからも税の部分があるかと思いますので、その点ちょっとわかる範囲でよろしいですが、お聞かせ願いたいと思います。
議長(佐藤 守) 渡邉財務課長。
財務課長(渡邉隆夫) お答えします。固定資産税、土地の固定資産税につきましては、ご承知のように平成6年から鑑定評価を同時にしまして、鑑定評価額の7割をめどに評価額を設定するというようなことになっております。近年においては、全国的な部分でございますが、どちらかというと下落傾向にあるのはご承知のとおりだと思います。それで、今あえて計算機を打ちませんけども、先ほどの9,400円というのがいわゆる通常の売買価格ということでご理解いただければと思うんですが、したがいましてこの金額に0.7を掛けていただいて、税率の1.4を掛けていただきますと、大体の額になるのではないかという気がしております。それから、当然24年度に建物が建つわけですが、いわゆる農業倉庫の部分でございます。これは、いわゆる地方税法の中で、いわゆる農業用倉庫については用途非課税ということになりますので、したがいまして建物としての固定資産税の課税はございません。ただ、内部にあります、所在するだろう償却資産につきましては、申告等によりまして、一部多分減免はあろうかと思いますけども、課税の対象になろうかと思います。以上でございます。
議長(佐藤 守) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第93号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第93号については委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第93号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議がありますので、起立によって採決します。本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守) 起立多数であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。
しばらくお待ちください。
〔16番 大塚フミ子さん入場〕
議案第94号 和解及び損害賠償の額を定めることについて
議長(佐藤 守) 日程第23、議案第94号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第94号、議案書の95ページであります。和解及び損害賠償の額を定めることにつきましては、魚沼市消防団の災害活動のために借り上げた車両を破損させた事故について、和解及び損害賠償の額を決定するため、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、消防長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。井上消防長。
消防本部消防長(井上正夫) この和解及び損害賠償の件につきまして、補足して説明を申し上げさせていただきます。和解及び損害賠償の相手方につきましては、魚沼市日渡新田65番地、井口勉。この和解及び損害賠償の状況に至りました概要につきましては、このたびの新潟・福島豪雨災害に出動し、任務を遂行しておりました魚沼市消防団員が水害の救助活動等に使用するためのボートを一般人から借用し、そのボートを災害現場まで相手方から借り上げた小型貨物自動車で運搬中に、主要地方道小出守門線今泉地内の冠水した道路に乗り入れて、当該車両を破損させたという概要でございます。この概要に基づきまして、相手方との和解につきまして交渉、本事件に係る損害賠償の額を58万6,477円といたしました。魚沼市は、この額を相手方に対して賠償金を支払うということでございます。あわせまして、魚沼市及び相手方は本件事故に関して一切の異議申し立て請求は行わないものとする事前の合意がなされましたので、今後手続をさせていただきたいということでございます。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第94号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第94号については委員会付託を省略することに決しました。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 討論なしと認めます。これで討論を終結します。
これより議案第94号についてを採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。
議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦について
議長(佐藤 守) 日程第24、議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子) 議案第95号、議案書の97ページであります。人権擁護委員候補者の推薦につきましては、12月に任期満了となる人権擁護委員がいるため、候補者の推薦について議会の意見を求めるものであります。候補者の紹介につきましては、市民課長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) 補足説明求めます。穴沢市民課長。
市民課長(穴沢邦男) お手元に朝配付の1枚ペーパーが届いておるかと思います。別紙議案第95号、4行ほどで書いてあるものであります。それでは、人権擁護委員の候補者でございますけれども、魚沼市中島241番地にお住まいの山本初榮さんでございます。任期は、24年の1月1日から平成26年の12月31日まででございます。山本さんは、既に平成21年の1月から法務大臣の委嘱を受け、人権擁護活動にご尽力いただいているところでございます。山本さんは、スクールカウンセラー及び日本産業カウンセラーという経験あるいは資格をお持ちの方でございます。今回再任という形ではございますが、推薦承認をよろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守) これで提案理由の説明を終わります。お諮りします。本件は人事案件でありますので、質疑を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) この方がどうのという話じゃないんですが、以前の代表監査委員の選任のときも、当日の朝こうやって出てきました。この方は、何でこう朝出てくるんですか。そこら辺の理由を教えてください。
議長(佐藤 守) 答弁を求めます。池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 人事案件につきましては、以前議案と一緒に同時に配付させていただきました。しかし、その後一部情報を得たことによって、人事該当者に情報等がわかった形の行為がなされていたというような情報もこちらのほうに入ってきておりました。ということで、人事案件につきましては当日推薦者あるいは当事者をお示しするということで、議運の中でも了解をいただいたということでございます。以上です。
議長(佐藤 守) 4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰) そうしますと、これからずっとそういうことになるということでよろしいんですか。
議長(佐藤 守) 池田総務課長。
総務課長(池田耕太郎) 当局としては、そのように考えております。以上です。
議長(佐藤 守) お諮りします。ただいま議題となっております議案第95号については、会議規則第37条3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第95号については委員会付託を省略することに決しました。
本件については、討論を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。
これより議案第95号についてを採決します。お諮りします。本件は、適任者として推薦することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守) 異議なしと認めます。よって、議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦については適任者として推薦することに決定いたしました。
ここで森山農林課長より発言を求められておりますので、これを許します。森山農林課長。
農林課長(森山芳康) 議案第80号中におきまして、6号補正に関係する部分でありますが、衛生費の中で小水力発電の調査活動に伴う補助金の使途についてを照会いただいておりましたのを答えておりませんでしたので、お答えをさせていただきたいと思います。調査活動というようなことのみ報告させていただきましたが、調査の内容は予備調査、可能性の可否を判断するということと、加えて基本の計画を策定する、また実施の設計をするというところまでを含んだ調査であるということで、総額500万円というようなことをちょうだいしておりますので、ご了解願いたいと思います。以上です。
散会の宣告
議長(佐藤 守) 以上で本日の日程は全部終了しました。次回は、9月20日午前10時から開会いたします。本日は、これで散会いたします。大変ご苦労さまでした。
散 会 (午後 4時19分)