平成24年第2回魚沼市議会定例会会議録

       平成24年第2回魚沼市議会定例会会議録

議事日程 第1号
平成24年6月19日(火曜日) 午前10時開会
第 1  会議録署名議員の指名について                        
第 2  議会運営委員長報告                             
第 3  会期の決定について                             
第 4  諸般の報告                                 
第 5  総務文教委員長報告                             
第 6  福祉環境委員長報告                             
第 7  産業建設委員長報告                             
第 8  広報編集特別委員長報告                           
第 9  地域医療対策調査特別委員長報告                       
第10  庁舎再編整備調査特別委員長報告                       
第11  議会改革調査特別委員長報告                         
第12  (平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情    
            ・議会運営委員長報告                     
第13  請願第 1号 新潟県立小出高等学校、冬季スキー授業における魚沼市営小出スキー
            場の利用継続を求める請願書                  
            ・産業建設委員長報告                     
第14  報告第 1号 平成23年度魚沼市一般会計予算の繰越について         
第15  報告第 2号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計予算の繰越について   
第16  報告第 3号 平成23年度魚沼市水道事業会計予算の繰越について       
第17  報告第 4号 平成23年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越について      
第18  報告第 5号 平成23年度魚沼市ガス事業会計継続費の繰越について      
第19  報告第 6号 平成23年度魚沼市水道事業会計継続費の繰越について      
第20  報告第 7号 平成23年度魚沼市下水道事業会計継続費の繰越について     
第21  報告第 8号 株式会社深雪の里の経営状況について              
第22  報告第 9号 財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について      
第23  報告第10号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況について           
第24  議案第63号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市税条例の一部改正につ
            いて)                            
第25  議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市国民健康保険税条例の
            一部改正について)                      
第26  議案第65号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市一般会計
            補正予算(第12号))                     
第27  議案第66号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度魚沼市一般会計
            補正予算(第1号))                      
第28  議案第67号 平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)         
第29  議案第68号 平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   
第30  議案第69号 平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)       
第31  議案第70号 平成24年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)      
第32  議案第71号 魚沼市印鑑条例及び魚沼市長寿祝賀条例の一部改正について    
第33  議案第72号 魚沼市火災予防条例の一部改正について             
第34  議案第73号 魚沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正
            について                           
第35  議案第74号 魚沼市子どもの医療費助成に関する条例の一部改正について    
第36  議案第75号 魚沼市放課後児童健全育成事業実施に関する条例の一部改正について
第37  議案第76号 魚沼市斎場条例の一部改正について               
第38  議案第77号 魚沼市公営企業の設置等に関する条例及び魚沼市水道条例の一部改正
            について                           
第39  議案第78号 魚沼市ガス供給条例の一部改正について             
第40  議案第79号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について        
第41  議案第80号 和解及び損害賠償の額を定めることについて           
第42  議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦について               
第43  議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦について               

本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ

出席議員(23名)
   1番  遠  藤  徳  一       2番  渡  辺  一  美
   3番  佐  藤     肇       4番  大  桃     聰
   5番  関  矢  孝  夫       6番  佐  藤  雅  一
   7番  星  野  武  男       8番  高  野  甲 子 雄
   9番  星     吉  寛      10番  下  村  浩  延
  11番  本  田     篤      12番  森  島  守  人
  13番  森  山  英  敏      14番  五 十 嵐  昭  夫
  15番  住  安  孝  夫      16番  大  塚  フ ミ 子
  17番  岡  部  忠  好      18番  大  屋  角  政
  19番  榎  本  春  実      20番  浅  井  守  雄
  21番  星     謙  一      22番  星     孝  司
  23番  佐  藤     守

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
     市           長   大  平  悦  子
     副     市     長   中  川  太  一
     教     育     長   松  原  道  子
     代  表  監  査  委 員   小  島  勝  吉
     会 計 管 理 者(会計課長)   星     義  廣
     総   務   課   長   滝  沢     稔
     企  画  政  策  課 長   酒  井     修
     財   政   課   長   渡  邉  隆  夫
     税   務   課   長   佐  藤  利  明
     市   民   課   長   林     悦  子
     北 部 振 興 事 務 所 長   青  山  春  彦
     福   祉   課   長   真  島  重  之
     健   康   課   長   榎  本     勝
     環   境   課   長   池  田  耕 太 郎
     農   林   課   長   星     正  人
     商  工  観  光  課 長   小  幡     誠
     土   木   課   長   桜  井     滋
     病 院 局 事 務 局 長   下  村  耕  平
     ガ  ス  水  道  局 長   椿     正  道
     教   育   次   長   富  永     弘
     消 防 本 部 消 防 長   佐  藤  敏  彦
     監 査 委 員 事 務 局 長   滝  沢  直  行
     総 務 課 総 務 管 理 室 長   山  本  健  一
     財 政 課 財 政 室 長   角  家  一  郎
     農 林 課 農 政 室 長   星  野     隆
     ガ ス 水 道 局 業 務 課 長   桜  井  芳  典
     総 務 課 総 務 係 副 参 事   小  峯  要  一

事務局職員出席者
     議  会  事  務  局 長   小  幡  典  男
     副     参     事   富  永  浩  一
     主           任   和  田  純  恵
     主           任   関     真  弓
     書           記   鈴  木  佳  貴
            開 会 (午前 9時58分)
     開会の宣告
議長(佐藤 守)  ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達していますので、これより平成24年第2回魚沼市議会定例会を開会します。これから本日の会議を開会します。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

     会議録署名議員の指名について
議長(佐藤 守)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、佐藤肇議員及び大桃聰議員を指名します。

     議会運営委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第2、議会運営委員会報告について、委員長の報告を求めます。森島守人議会運営委員長。
12番(森島守人)  おはようございます。議会運営委員会委員長報告をいたします。本委員会は、所管事務につきまして次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名といたしまして、1点目、平成24年第2回魚沼市議会定例会について、2点目、本会議の運営上の課題について、3点目、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。5月22日、委員会を開催し、調査事件について協議をいたしました。第2回定例会の日程については、招集期日は市長提案のとおり6月19日とし、会期は7月6日までの18日間といたしました。審議予定については別紙のとおりとし、一般質問の通告期限は6月7日正午といたしました。議会運営上の課題について協議し、方針を決定をいたしました。その他で、6月定例会一般質問の取り扱いについて協議し、試行というような形で行うことを了承いたしました。夏季軽装、クールビズについては6月1日から9月末日まで実施することを確認いたしました。
   次に、6月11日に開催しました委員会について報告をいたします。調査事件名といたしまして、1点目、平成24年第2回魚沼市議会定例会について、2点目、閉会中の所管事務調査について、3点目、議員派遣について、4点目、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。委員会を開催し、第2回魚沼市議会定例会の運営について協議をいたしました。付議事件及びその取り扱い等については配付のとおりとし、急施事件については定例会開会前日までに受理した請願及び陳情は、議長において取り扱いを決することとし、その他の事件は議会運営委員会に諮ることといたしました。閉会中の所管事務調査については、これを行うことといたしました。議員派遣の件については、これを了承いたしました。その他で、議会初日の本会議終了後、全国市議会議長会表彰と北信越市議会議長会表彰の伝達及び全員協議会を開催することといたしました。日時、場所、出席委員、説明のための出席した者の職、氏名、詳細についてはお手元の委員会会議録をご参照願いたいと思います。以上、議会運営委員長報告といたします。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。1番、遠藤徳一議員。
1番(遠藤徳一)  それでは、議会運営委員長に質疑をさせていただきます。委員会の中で数名の委員のほうから通告期限が早いのではないかというような旨の意見が交わされております。それにつきまして委員長のほうで意見を伺っておく程度にとどめておくというような発言がございますが、そこで少しでも議論する形にならなかったのか。また、後日話をさせていただくというのは、どのような形でそのことについて審議をするのかお聞かせ願いたいと思います。
議長(佐藤 守)  森島守人議会運営委員長。
12番(森島守人)  1番議員にお答えをいたします。5月22日の件のことであろうというふうに思いますが、このことにつきましては佐藤雅一委員のほうからお話がありました。今までのやり方ではなくて、違う方法で、各委員会が終わってから一般質問をしたらどうだろうかというような提案もございました。そのことについて、この会議録に書いてあるように住安委員のほうからも今までの経過も含めてお話もございました。その中で、私はこのように、会議録に書かれているように後日、この場ではなく、いろいろな部分を含めて後日委員会の中で検討するということで、各委員のご了承を得たということでございますので、後日これは検討を皆さん方とさせていただきたいと、こういうことでございます。
          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。議会運営委員会報告を終わります。

     会期の決定について
議長(佐藤 守)  日程第3、会期の決定についてを議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から7月6日までの18日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。したがって、会期は本日から7月6日までの18日間に決定しました。

     諸般の報告
議長(佐藤 守)  日程第4、諸般の報告を行います。議長としての報告を行います。
   まず最初に、私から議員各位に注意喚起をいたしたいと思います。先日6月12日の新潟日報に干溝歌舞伎に関しての公選法違反告発の件が掲載されました。報道では、5件は起訴猶予、1件は不起訴との内容でありました。議員各位におかれてはこうした結果を真摯に受けとめ、市民に信頼される魚沼市議会であるために、個々の行動、言動について法令遵守に一層留意されるよう願うものであります。以上、私からの注意喚起といたします。
   次に、市長から本定例会提出議案としてお手元に配付のとおり送付を受けました。関係議案、資料につきましては配付のとおりであります。
   次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた職員の職・氏名は配付のとおりであります。
   次に、議長活動報告は配付のとおりでありますが、新潟県ないし北信越地区、全国のそれぞれ市議会議長会がこの間開催され、出席をしてまいりました。各地区からの要望議案については全会一致で可決され、関係機関に要請をすることとなっておりますので、報告をいたします。また、東日本旅客鉄道株式会社本社に市長、観光協会長と同行の上、要望してまいりましたので、報告をいたします。
   次に、3常任委員長、広報編集特別委員長、地域医療対策調査特別委員長、庁舎再編整備調査特別委員長、議会改革調査特別委員長から所管事務調査報告書が配付のとおり提出されています。後ほど報告をしていただきます。
   次に、議会運営委員長から平成23年第4回定例会及び平成24年第1回定例会における議会運営に関する課題と検討結果が配付のとおり報告されております。今後の議会運営について、この検討結果をもとに進めますので、議員各位におかれてはご留意くださるようお願いをいたします。
   次に、議会の議決により指定された市長の専決処分として配付のとおり10件の報告を受けております。
   次に、地方自治法第235条の2第3項の規定により、2月、3月、4月分の現金出納の例月検査の結果報告書が配付したとおり報告されております。
   次に、本日までに受理しました請願及び陳情は、配付済みの請願文書表の写しのとおりであります。会議規則第134条の規定により、請願第4号及び請願第6号は総務文教委員会に、請願第5号は産業建設委員会に、陳情第1号は福祉環境委員会に付託いたします。これで議長報告を終わります。
   市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。大平市長。
市長(大平悦子)  おはようございます。それでは行政報告をさせていただきます。
   公金横領の件についてであります。最初に、寿和温泉における公金横領の件についてでありますが、4月27日に監査委員から監査報告を受け、その後検討を重ねた結果、元職員を刑事告訴いたしました。なお、監査報告及び告訴理由につきましては、本日議会終了後の全員協議会でご説明を申し上げます。
   次に、BSNデータ放送の本格稼働開始についてであります。平成24年3月から4月までの2カ月間試験運用してまいりましたBSNデータ放送が5月1日から本格稼働をいたしました。魚沼市では、これまでNHKのデータ放送のみ稼働してまいりましたが、設備の都合上情報の更新にはタイムラグが発生し、課題となっています。今回運用を開始したBSNのデータ放送では、市役所で職員が使用する端末から情報がダイレクトに流し込めるため、常に新鮮な情報を提供することができます。また、イベントや観光情報のほか、災害などの有事の際に避難情報などを即時に更新できることも利点です。このため、パソコンがなく、市のホームページを閲覧できない高齢者の単身世帯などでも地上デジタル放送に対応したテレビがあれば市からの情報を確認することができます。今後も広報などを通じ、操作方法を定期的に周知してまいります。
   次に、豪雪により折れた枝木の無料処理についてであります。今冬の雪は、昨年に引き続き災害救助法の適用を受ける豪雪となり、各地で庭木や街路樹の枝折れなどの被害が発生しました。市では、まきストーブでの活用や野焼き防止対策も含め、エコプラント魚沼で無料処理を行いました。受け入れ期間は南魚沼市と歩調を合わせ、4月16日から5月31日までの46日間とし、自家搬入、あるいは搬入手段を持たない方については自治会等からの対応をお願いしたところであります。搬入件数は849件、搬入量につきましては総量で約90トン、1日当たりに換算しますと約2トンの搬入となりました。また、まきストーブ用の資源として58件、約8トンの搬出がありましたが、残りの82トンは破砕、焼却処理を行い、6月1日にすべての作業を終了したところであります。
   次に、一般財団法人魚沼市医療公社の設立についてであります。魚沼市の新病院を運営するため、一般財団法人魚沼市医療公社が本年4月16日に設立総会を行い、5月17日に設立いたしました。理事長には庭山昌明氏が就任し、本年度は諸規程の整備や事務局の開設などを行います。
   次に、只見線についてであります。6月7日木曜日にJR東日本本社からの説明によりますと、昨年の新潟・福島豪雨災害で不通となっている大白川から上り路線について、大白川から只見駅までの間の被災箇所の工事に着手し、雪降り前に大白川から只見間の運行を再開したい、只見駅より先は未定との発表がありました。また、6月15日に先ほど議長の報告にもありましたが、皆川県議会議員、魚沼市議会議長、魚沼市観光協会長とともに、JR東日本株式会社へ出向き、只見線の早期復旧についての要望をお願いしてまいりました。
   次に、八箇峠トンネル爆発事故に対する応援出動についてであります。5月24日午後零時10分に南魚沼市消防本部から救急隊応援出動の要請があり、午後零時16分に魚沼市消防本部の救急隊が出動いたしました。なお、任務は十日町市消防本部の救急隊とともに、南魚沼市消防本部本署管内の救急事案への対応でありました。26日からは救急隊にかわり救助隊1隊5名が出動し、トンネル内の送気ダクトの延伸作業と検索をあわせて行い、27日深夜零時過ぎに要救助者4名が発見され、その後は救出作業となり、午後6時33分に活動終了宣言がなされたことにより、午後8時53分に帰署いたしました。近隣への応援でありましたが、迅速な対応がなされ、救助活動に貢献できたものと思っております。以上、報告とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  これで市長の報告を終わります。これで諸般の報告を終わります。

     総務文教委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第5、総務文教委員会報告について、委員長の報告を求めます。住安孝夫総務文教委員長。
15番(住安孝夫)  総務文教委員会の報告をいたします。本委員会は、閉会中の所管事務調査を行いました。魚沼市議会会議規則第103条の規定によって報告をいたします。調査事件名でありますが、1、小出郷文化会館事業について、2、井口小学校校舎建設及び堀之内地区学校給食の計画について、3、魚沼市新消防庁舎建設について、4、その他であります。調査の経過ですが、5月15日に委員会を開催し、上記案件について質疑を行いました。小出郷文化会館事業、井口小学校校舎建設及び堀之内地区学校給食の計画について並びに魚沼市新消防庁舎建設について執行部から説明を受け、質疑を行いました。その他では、守門こども園について執行部から報告を受け、質疑を行いました。なお、調査の細部については委員会会議録を参照いただきたいと思います。以上で総務文教委員会報告を終わります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。20番、浅井守雄議員。
20番(浅井守雄)  それでは、委員長報告に対して質疑を行います。質疑の中であるのかもしれませんが、その点は答弁の中でお願いしたいと思いますけれど、文化会館の会館条例第6条、ここの中の2に館長は文化会館の管理及び運営全般に責任を負い、所属職員を指揮監督をするということになっております。これは、非常勤職員が所属の正職員を指揮監督するというまことに改正をしなければならない事案だと私は思っておるんですけども、この件に関して質疑等行った形跡があるのかないのか、まずお伺いいたします。
議長(佐藤 守)  住安孝夫総務文教委員長。
15番(住安孝夫)  お答えをいたします。館長の仕事と、それから文化振興室長の仕事の縦分けの問題で質疑がありました。今の問題に関して申し上げますと、当局側からは文化会館の事業面、いわゆるソフト面と言ってもいいでしょうか。それについては主として館長が担当し、会館のハード面の問題については室長が管理をすると。当該の職員についてはその両方にかかわる仕事を、分担を両方しなきゃならんということで、仕事の内容によって室長の指揮監督を受ける場合、それから館長の指揮監督受ける場合、そういうことが生ずるということになると思うんですが、それらそういうことに今はなっているというような説明があって、その件はその程度の話で終わりました。
議長(佐藤 守)  20番、浅井守雄議員。
20番(浅井守雄)  この中に先ほど申し上げましたが、文化会館の管理及び運営全般に館長が責任負うんです。それで、所属職員に指揮監督をするというここまでつけているんです。これに関して相当条例上で重要な案件だと私は先ほども指摘をさせていただきましたけれども、今後これが私は見直す必要があろうかという前提で質問いたしておりますけれども、委員会としてきちっとこの辺に関して精査をし、そして本来あるべき姿に私は戻したほうがいいと、するべきだという思いがありますので、その点今後の所管委員会としてそうした精査をするおつもりなのかどうか、この点について委員長にお伺いするものであります。
議長(佐藤 守)  住安孝夫総務文教委員長。
15番(住安孝夫)  大事な指摘だと思いますので、今後の委員会の調査並びに諸活動の中で十分留意していきたいと思います。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。総務文教委員会報告を終わります。

     福祉環境委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第6、福祉環境委員会報告について、委員長の報告を求めます。大塚フミ子福祉環境委員長。
16番(大塚フミ子)  福祉環境委員会の報告を行います。本委員会は、所管事務について次のとおり調査をしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。事件名でありますが、1点目、現地調査、2点目、現地調査の総括、3点目、新斎場について、4点目、その他であります。調査の経過といたしまして、5月16日に委員会を開催し、所管事務の調査を行いました。現地調査で魚沼学園、特別養護老人ホームうかじ園及び魚沼市斎場を視察し、現況等について担当者から説明を受け、現地調査の総括で質疑、意見交換を行いました。また、新斎場について、建設に向けた検討状況の説明を受け、質疑、意見交換を行いました。その他で第3期魚沼市障害福祉計画及び魚沼市高齢福祉計画・第5期介護保険事業計画、(仮称)守門こども園の今後の進め方、堀之内放課後児童クラブの施設整備について執行部から説明を受け、質疑を行いました。
   次に、5月31日に開催しました委員会の報告をいたします。調査事件名であります。1点目、新斎場建設について、2点目、その他であります。調査の経過といたしましては、新斎場建設について、施設整備方針や候補地、概略工程等について説明を受け、質疑を行いました。その他で介護施設の現況について、今後担当課より報告を受けることといたしました。
   続いて、6月5日に開催されました委員会の報告を行います。調査事件名であります。1点目、現地調査、2点目、現地調査の総括、3点目、新斎場建設について、4点目、その他であります。調査の経過といたしまして、現地調査で新潟市亀田斎場及び魚沼市新斎場建設候補地を視察し、現況等について担当者から説明を受け、現地調査の総括で質疑、意見交換を行いました。新斎場建設について、当委員会においては整備方針についておおむね了承いたしましたが、設計及び建設費等については今後さらに調査をしていくことといたしました。また、提示されました3候補地のうち、池平(月岡原)の場所が適地であるというような意見交換がなされました。これを受け、執行部からは今後池平の具体的調査等を開始したいとの説明を受けました。その他で議会報告会で意見があった地域包括支援センターの出張相談業務及び堀之内放課後児童クラブ新築の検討状況について担当課から説明を受けることといたしました。詳細につきましてはお手元の会議録をご参照いただきたいと思います。以上で委員会報告を終わります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。福祉環境委員会報告を終わります。

     産業建設委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第7、産業建設委員会報告について、委員長の報告を求めます。森山英敏産業建設委員長。
13番(森山英敏)  おはようございます。それでは、産業建設委員会の調査報告を行います。本委員会は、所管事務につきまして次のとおり調査いたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。2件ありますので、まず5月11日の委員会の件を報告させていただきます。調査事件名といたしまして、1、ガス料金の改定について、2、水道の給水区域の変更について、3、魚沼市地下水保全対策検討委員会の答申について、4、その他であります。調査の経過でございますが、5月11日に委員会を開催し、付託案件の審査及び所管事務について調査を行いました。その他では国道252号及び352号等の復旧状況、市営観光施設の管理体制について質疑を行いました。
   引き続き6月4日の件の報告をいたします。調査事件名、1、現地調査、2、現地調査の総括、3、その他であります。調査の経過でございますが、6月4日に委員会を開催し、現地調査を行いました。福島県南会津郡只見町を視察し、新潟・福島豪雨災害による国道252号、JR只見線の被害状況、只見町における影響、今後の復旧見込みについて説明を受け、質疑を行いました。また、議会運営委員会と意見交換を行ってまいりました。その他では寿和温泉露天ぶろの再開延期について質疑を行いました。詳細につきましてはお手元の委員会会議録をごらんください。以上で産業建設委員会の報告を終わります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。産業建設委員会報告を終わります。

     広報編集特別委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第8、広報編集特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。本田篤広報編集特別委員長。
11番(本田 篤)  広報編集特別委員会委員長の報告をさせていただきます。本委員会は、次のとおりに調査いたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。まず、調査事件名として、1、議会だよりの発行について、2、その他であります。次に、調査の経過として3月27日、4月4日、9日に委員会を開催し、議会だより(第34号)の発行について協議及び編集を行いました。ページ数は20ページとし、内容は第1回定例会の議案賛否状況、予算審査特別委員会報告、一般質問、委員会報告、その他の記事とし、4月25日の発行へ編集を行いました。なお、今回は一般会計当初予算の性質別経費において、物件費における内訳について特集を組みました。以上であります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。広報編集特別委員会報告を終わります。

     地域医療対策調査特別委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第9、地域医療対策調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。岡部忠好地域医療対策調査特別委員長。
17番(岡部忠好)  地域医療対策調査特別委員会の報告をいたします。本委員会は、付託事件について下記のとおり調査しましたので、議会会議規則第103条の規定により報告いたします。1、調査事件名、医療再編等の経過について、2、その他であります。調査の経過でありますが、3月29日に委員会を開催し、上記案件について調査を行い、地域医療再編等の経過については執行部から説明を受けて質疑を行いました。内容については委員会報告をご参照いただきたいと思います。以上であります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。地域医療対策調査特別委員会報告を終わります。

     庁舎再編整備調査特別委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第10、庁舎再編整備調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。関矢孝夫庁舎再編整備調査特別委員長。
5番(関矢孝夫)  おはようございます。庁舎再編整備調査特別委員会の調査報告をいたします。本委員会は、付託事件について次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名、1点目ですが、庁舎再編整備について、2点目、その他です。調査の経過について、5月18日に委員会を開催し、市庁舎再編整備について検討いたしました。機構改革の検証を行うため、各庁舎の現地調査を行うことといたしました。
   続きまして、6月8日に開催いたしました委員会について報告いたします。調査事件名、1点目、現地調査について、2点目、現地調査の総括について、3点目、その他でございます。調査の経過について、6月8日に委員会を開催し、市役所現6庁舎を現地調査を行い、執行部より説明を受け、質疑を行いました。なお、詳細につきましては会議録をごらんください。以上で庁舎再編整備調査特別委員会の報告を終わります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。庁舎再編整備調査特別委員会報告を終わります。

     議会改革調査特別委員長報告
議長(佐藤 守)  日程第11、議会改革調査特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。遠藤徳一議会改革調査特別委員長。
1番(遠藤徳一)  それでは、4月25日に行われました議会改革調査特別委員会の調査報告をいたします。本委員会は、付託事件について下記のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。調査事件名、(1)、各班の取り組み経過について、(2)、議会報告会について、(3)、その他であります。調査の経過であります。4月25日に委員会を開催し、各班の検討結果について報告がなされ、今後の取り組みについて協議をいたしました。1班から報告のあった一問一答方式について選択制とし、一問一答方式を選択した場合の時間制限については議長の裁量に任せることとし、詳細なルールについては今後議会改革調査特別委員会の中で協議をすることといたしました。また、6月定例会で取り組めるよう当局と諮り、調整することといたしました。同じく1班から報告のあった人事案件の事前配付について、事前配付を要望することといたしました。3班から報告のあった議員の定数について、9月議会において議員発議による定数条例の改正を行う方向で進めることといたしました。また、5月に6会場で実施する2月定例会の議会報告会の運営について確認をいたしました。
   5月28日の委員会の報告をいたします。調査事件名、(1)、議会報告会の総括について、(2)、6月定例会の一般質問の取り扱いについて、(3)、その他であります。調査の経過といたしまして、5月28日に委員会を開催し、上記の案件について協議をいたしました。議会報告会については今後も継続的に行い、次回は9月議会後に6会場で手分けをして行うこととし、内容については2班において素案をつくるということとなりました。6月定例会一般質問の取り扱いについては、導入の経過及び6月定例会一般質問の取り扱い(案)について確認をいたしました。その他では、議員研修会の講師等について協議をいたしました。詳細につきましては配付されております会議録をご参照ください。委員会報告を終わります。
議長(佐藤 守)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。議会改革調査特別委員会報告を終わります。

     (平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情
議長(佐藤 守)  日程第12、(平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情を議題といたします。議会運営委員会審査報告書について、委員長の報告を求めます。森島守人議会運営委員長。
12番(森島守人)  陳情審査報告について報告をいたします。本委員会に平成23年12月6日に付託された陳情審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、魚沼市議会会議規則第138条の規定により報告をいたします。受理番号、陳情第3号、件名、議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情について、審査の結果、採択であります。よろしくお願いをいたします。
議長(佐藤 守)  これから、委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。

     動議の提出
          〔「議長、この際動議を提出いたします。しばらく休憩お願い
            します。文書で提出いたします」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  自席にて休憩をいたします。
            休 憩 (午前10時41分)

            再 開 (午前10時42分)
議長(佐藤 守)  休憩を解き、会議を再開します。
   15番、住安議員の発言を許します。15番、住安議員。
15番(住安孝夫)  それでは、(平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情の再付託を求める動議を提出いたします。ただいま議題となっております(平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情については、陳情趣旨の重要性にかんがみ、指摘された問題点についての審議が十分に尽くされたとは認めがたいので、会議規則第46条の規定により議会運営委員会に再付託することを求めるものであります。
   提案理由を申し上げます。この陳情は、他の多くの請願や陳情のように特定の問題について関係当局に意見書を議決して送付することを求めるものとは異なって、議会の議場のあり方に一定の変更を行うことを求めるものであります。陳情者は魚沼市民ではありません。三条市在住の人であります。陳情者の肩書は、現在の日本国憲法を変えることを最大の目標として運動している日本会議の新潟県支部の代表であります。魚沼市民から出された請願や陳情ならともかく、市の外部からの求めに従って議会の議場のあり方に変更を加えなければならない理由がどこにあるでしょうか。第2次大戦が終わってから、北魚沼6町村の合併まで約60年間。そして、合併後の8年間。北魚沼のどの町村議会も、そしてまた魚沼市になってからの魚沼市議会も議場に日の丸を掲げるなどということはしないで今日に至りました。70年近く続いたやり方をここへ来て変更するというからにはよほどの理由がなければなりません。たまたま1つ陳情が出たから、それを採択したなどというのでは根拠薄弱であります。議場は、市当局と議員が、また議員同士が魚沼市政の重要問題について議論し、審議する大事な場所であります。その議場のあり方に変更を加えるには議員全員の納得の上で行うことはもちろん、広く市民の声も聞いてから行うべきものであります。
   次に、これが大きな問題でありますが、日の丸の旗についての国民の意識は非常に千差万別であります。この旗を単に国を識別する一種のマークととらえている人もいれば、国のため、天皇のために命を捨てよと教え込まれた忌まわしい戦争の記憶と日の丸とが切り離しがたく結びついている人もあります。戦争中の一時期、アジア太平洋地域に日本軍の侵攻地域がどんどん広がっていた時期、日の丸の旗は日本の侵略地域拡大のそれこそ旗印でありました。これは、歴史的事実であります。日の丸に対する国民意識は、いまだ分裂したままであります。こういう状況の中で日の丸は国旗だから、相応の敬意を払うのが当然であるという立場をすべての国民に強制すれば、たとえ部分的にせよ激しい拒否反応が起こることは避けられません。政策問題で議員同士で意見が違い、論争が起こるのは当然のこととしても、このような思想、信条にかかわって深刻な対立を呼び起こしかねないような問題をなぜ持ち込む必要があるのか大きな疑問であります。
   議会の議場において、市民から選ばれた代表である我々議会議員は、何をもって自己の行動の基準とすべきでしょうか。それは疑いなく、何が市民の利益かということでなければなりません。市民のためになる市政はどうあらねばならないか、これが我々の唯一の基準であるべきであります。国旗である日の丸を議場に掲げるということは、議会の中にもう一つの基準、すなわち国家という基準を持ち込むことになるのであります。これは重大なことであります。もしも議会の中の議論において、君の意見は国家に対する反逆だというような言葉が公然と発せられるようになったとしたらどうなるでしょうか。これは、自由な言論を圧殺する全体主義であります。このようなことに道を開くおそれがある。これは、大問題であります。
   以上述べたことは、大体議会運営委員会の審査において私が提起したことでありますが、これらについて正面からの掘り下げた議論は行われておりません。問題点は、ほとんど解明されていないのであります。したがって、審議は極めて不十分であります。審議を委員会に差し戻すのは当然であります。
   いま一つ重要問題があります。議会運営委員会の基本的な任務は、議案等の内容を審査し、その可否について判断を下すことにあるのではありません。そうではなくて、議会が公正、公平に運営され、審議が十分に尽くされることによって、議会としての任務を立派に果たすことができるよう議事運営の日程や方法等について協議し、議長を補佐することにある。これが議会運営委員会の基本的な任務であります。本件のように価値観や個人の信条にもかかわり、意見の分かれる案件について議会運営委員会として可否の判断を下すことは極めて妥当性を欠くものと言わなければならないと考えます。よって、議会運営委員会は本件について再度審査を行い、議会運営委員会のあり方としてふさわしい対応を行うよう求めるものであります。以上が提案理由であります。ご審議の上、よろしく賛同いただきたいと思います。
議長(佐藤 守)  ただいま住安孝夫議員から、陳情第3号については議会運営委員会に再付託されたいとの動議が文書で提出され、所定の賛成者がありますので、成立をいたしました。よって、本動議を直ちに議題といたします。お諮りします。本動議のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議がありますので、起立によって採決いたします。本動議に賛成の方は起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守)  起立少数であります。よって、本動議は否決されました。
   (平成23年)陳情第3号について討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。〔「議長、討論がなければ私が討論をいたします」と呼ぶ者あり〕まず、原案に反対の発言を許します。15番、住安孝夫議員。
15番(住安孝夫)  討論、採決をしないようにということを求めたのでありますが、否決をされましたので、やむを得ず討論をいたします。私は、何よりも問題だと思うのは、この国旗、市旗を議場に掲げるという陳情が何を目的としているのか。もちろん旗を掲げるということを目的としているわけですけれども、それによって何を意図しているのかということが私は大いに問題だと思います。これは、この陳情を提出した団体の性格を見ればおのずから明らかなことでありますが、現行の日本国憲法を改定したいと、こういうことを目的として日本全国で活動している日本会議という団体でありますが、現行の日本国憲法というのは私の口から申すまでもなく、成立の歴史は世界の各国の憲法の中でもかなり古いほうになったわけですけれども、人権の保障、国民主権の明確な規定、徹底した平和主義、そして地方自治、議会制民主主義などこれまでの世界の人類が長い間の政治経験、運動、あるいは戦いなどを通じて到達した最も民主主義という点で進んだ内容を持つ憲法であります。制定からの歴史はごく古いけれども、その内容は最も最近できた国の憲法にも決して引けをとらないすぐれた内容であるということは多くの学者が指摘しているとおりであります。この日本国憲法を変えるということを目的とする団体がなぜそのために日の丸を掲げることを求めるのか。そこが少し私も理解がよくできないところでありますが、察するにこれは要するに国家主義、つまり国民がもっと国家に忠誠を誓うようなことが大事だと、今の憲法ではそれが足りないと、こういう立場に立っているからだろうというふうに考えます。
   誤解されると困りますので、申し上げておきますが、私は市旗については、私は市旗を掲げるということについては、その部分は反対をしているわけではありません。問題は日の丸であります。日の丸そのものは、これ旗ですから、日の丸そのものに罪はないわけでありまして、問題は日の丸を政治的な目的を達するために手段として使おうとする人たちがいる。「君が代」も同じような性格を持たされておりますけれども、これが問題だと思います。私は、もしこの陳情が採択をされて、日の丸がここに掲げられるというようなことになった場合、私は自分の行動について相当考えなければならないと思っております。現在は、これはよき慣習だと思っていますけれども、前に出てしゃべるときには議長に一礼をいたします。私もそうしております。皆さん、同僚議員の皆さんが大体そうしていると思います。これは、議長に対して敬意を払う。つまり議場における最高の権威は議長であるからであります。議長にまさる権威があるはずはありません。私は、あってはならないと思います。住民から選ばれた議員のその議員によって選ばれた議長こそが議場における最高権威である。このことは厳然として動かしてはならない大原則であります。したがって、もしこの陳情が可決、採択をされて、そして将来いつの日かそこのところに日の丸の旗が掲げられたとき私はどうすればいいか。私は、ここでそっちへ向かって一礼をするのですけれども、日の丸に向かって敬礼をすることを私は潔しよしとはいたしません。したがって、残念なことではありますが、登壇の前にここであっちのほうに向かって礼をすることをやめなければならないかもしれません。私は、せっかくの魚沼市議会のよき慣習がこういう形でなくなっていく、消されていくというのはまことに残念なことでありますが、そういう無用な対立が持ち込まれるような議案が決まってしまえば、これもいたし方ありません。私は、賢明なる議員の皆さんがこのようなつまらない問題でお互い同士の無用な対立を引き起こすような案件に賛同しないように、心からお願いをして反対討論を終わります。
議長(佐藤 守)  次に、原案に賛成の発言を許します。11番、本田篤議員。
11番(本田 篤)  住安議員から2度にわたるご高説いただきました後で、大変不利ではございますが、決してつまらない問題ではございません。重要な問題でございますので、よろしくお願いいたします。
   それでは、陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情に賛成の立場で討論をさせていただきます。内容につきましては、陳述理由のとおりでありますが、私の思うところも含めまして討論させていただきます。確かに日本の国旗である日の丸は、時の戦時政権において、その象徴で扱われてきました。つまり反対討論者の申すような日本の国旗を掲揚することをふさわしくないという意見は確かにあります。しかし、国旗掲揚に反対する風潮を生んだのは、戦後GHQが国旗掲揚を原則禁止とした過去があり、これが由来ではないかと言われております。植えつけられた由来ではないでしょうか。本当にイデオロギーとして国家を忌み嫌う観念があったのでしょうか。国旗自体ははるか古代よりあり、そして普遍的なものであります。問題にすべきは国旗のあり方ではなく、大東亜戦争に突入させた時の戦時政権ではないでしょうか。さきの大戦より70年が過ぎました。我々は、統帥権における憲法上の問題やハル・ノートに代表される外交上の対応など、一歩踏み込んだ議論が不足していると思います。これらについては、我々はもっと議論しなければなりません。
   さて、ことしの夏はロンドンオリンピックが開催されます。選手たちは、胸に日本の日の丸のマークをつけ、国の代表として日の丸を背負い、競技に挑みます。我々は、日の丸の旗を振って、または顔に日の丸のマークをつけて、ペイントして、日の丸のもとに一丸となって選手を応援します。表彰式では選手も我々も高く掲げられた日の丸を見て、勝利をかみしめます。私たちは、国旗に対しての偏見などは持っていません。また、国旗への意識づけが国際感覚を身につける上でも重要であります。日本人が将来国際化社会の中で渡り歩いていくために、個人の信条にかかわらず、自国の国旗に敬意を示すことは大切なことであります。それは、他国を尊重し、理解し、歩み寄るということにつながると思います。このように日の丸は、我々にとって自然かつ身近なものとして定着しております。
   最後になりますが、私たち議員活動の中でも国旗は深くかかわり合っていると思います。既に式典や学校行事などの公式行事に参加して、国旗を仰いでおりますよね。やはり議会という公式な場面においても国旗掲揚は必要であると思います。そして、この議場にも必要であると考えております。
   なお、陳情につきましては提出者は日本会議新潟県本部の内田力会長です。コロナの代表取締役社長と聞いております。全国組織では会長は三好達様で、元最高裁長官であります。提出団体及び提出者は、市外ではありますが、非常に信頼の置ける方だと思っております。議員各位のご理解を承りますようお願い申しまして、私の賛成討論とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  ほかに討論はありませんか。原案に反対者の発言を許します。2番、渡辺一美議員。
2番(渡辺一美)  はい。2番、渡辺一美です。陳情第3号の議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情に対して反対の立場から討論をさせていただきます。私の個人といたしましては、国旗、それから市旗、これを議会に掲揚することは決して反対ではないのですけれども、ただ先ほど住安議員が言ったように私たち議会の中で十分に審議が尽くされているかといったら、それは尽くされたというふうには私は考えておりません。
   それと、もう一つ、私たちの魚沼市の住民よりの陳情ではないということと、そしてまた本来であれば私たち議会の中でしっかりと決めなければいけないことでありますけれども、もしこれを採択してしまったときにもう一度議会運営委員会の中でこのことについて検討するというふうにありますが、もう国旗も市旗も両方掲揚するということが決まったという状況の中で議論しなければいけません。そうではなくて、本当にどうあるべきかということをもう一度しっかりと議会の中で議論をして、市旗だけにするのか、あるいはどういうふうにするのかということをきちんと議論するためにはここは不採択にして、そしてもう一度議会改革のところなり、あるいは議運になるんでしょうか。どこできちんと議論していく場をつくればいいのかわかりませんが、そこは議運にお任せしますので、議長にお任せしますので、ここはぜひ皆さん方不採択ということでお願いしたいと思います。以上、私の反対討論とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  次に、原案に賛成者の発言を許します。ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  これで討論を終結します。
   これから(平成23年)陳情第3号 議会に国旗・市旗を掲揚することを求める陳情を採決します。この陳情に対する議会運営委員長の報告は採択です。ご異議がありますので、起立によって採決をいたします。この陳情は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守)  起立多数であります。よって、(平成23年)陳情第3号は委員長報告のとおり採択することに決しました。
   ここでしばらく休憩をいたします。
            休 憩 (午前11時11分)

            再 開 (午前11時21分)
議長(佐藤 守)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。

     請願第1号 新潟県立小出高等学校、冬季スキー授業における魚沼市営小
           出スキー場の利用継続を求める請願書

議長(佐藤 守)  日程第13、請願第1号 新潟県立小出高等学校、冬季スキー授業における魚沼市営小出スキー場の利用継続を求める請願書を議題とします。産業建設委員会審査報告書について、委員長の報告を求めます。森山英敏産業建設委員長。
13番(森山英敏)  それでは、産業建設委員会から請願審査の報告を行います。本委員会に2月23日に付託されました請願審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、魚沼市議会会議規則第136条第1項の規定により報告いたします。請願受理番号、請願第1号、件名、新潟県立小出高等学校、冬季スキー授業における魚沼市営小出スキー場の利用継続を求める請願書でありますが、審査の結果は不採択であります。
   審査の経過を若干補足説明しますが、この請願につきましては皆さんもご存じのように2月の第1回定例会において提出されたものであります。産業建設委員会では慎重審議をしたところですが、結果的には継続審査といたしました。これは、やはり請願者が県立小出高等学校校長並びに同窓会長の名で出されたものでございまして、やはり文教的な意味合いからもひとつ検討するべきだというような意見があったというふうに思っております。その結果を受けまして、4月23日に産業建設委員会と総務文教委員会で合同で懇談会を行い、意見交換、調査研究を行ったところでございます。それを受けまして、5月11日の委員会で慎重に審議した結果の採決でございますので、よろしくお願いをしたいと思っております。以上で報告を終わります。
議長(佐藤 守)  これから委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。
   請願第1号について討論を行います。討論はありませんか。8番、高野甲子雄議員。
8番(高野甲子雄)  賛成の討論ですが……
議長(佐藤 守)  失礼。委員長報告が不採択でありますので、まず原案に賛成の発言を許します。8番、高野甲子雄議員。
8番(高野甲子雄)  8番、高野甲子雄です。本請願の採択に賛成の立場で討論をいたします。本請願については、魚沼市の行政改革の一環としての市営スキー場の運営から撤退、廃止の意向に対し、小出高校の冬季スキー授業における小出スキー場の利用継続を求めるものであります。その願意は、既に平成22年9月に魚沼市長、市議会議長あてに提出をされている小出スキー場でのスキー授業継続に関する趣意書にありますように、小出スキー場の何らかの形での存続を強く願うというものであります。しかしながら、趣意書に対する回答がないままスキー場の存続問題が学校教育現場、特に小出高校のスキー授業のあり方を大きく変えざるを得ない問題でもあるにもかかわらず、学校教育機関との話し合いもなかなかない中で進められていることに対して出されているものであると理解をしております。当議会としては、各スキー場の存続に向け、対応、努力をしているとこであります。
   したがって、本請願は小出高校の授業で利用できるよう小出スキー場を何らかの形での存続を願うもの、事態の進展を求めての請願と受けとめております。よって、採択すべきものと受けとめ、議員各位の賛同をいただきますようお願いをし、賛成討論といたします。
議長(佐藤 守)  次に、原案に反対者の発言を許します。20番、浅井守雄議員。
20番(浅井守雄)  本案に反対の立場で討論いたします。この問題は、小出スキー場の存続が一番の願意でありまして、議会が採択した場合にどのような形でこの存続を実現するかという現実的な問題が、責任が残ってきます。議論の結果、いろいろ聞きました。紹介議員聞きましたけれども、直営を含んで、あるいは直営ということで小出スキー場を存続していただきたい。これが指定管理を含めて、受け皿づくりに当局並びに議会も働きかけていただきたいということであればもろ手を挙げて賛成なんですが、どうも玉虫色なこの文書の中身を、はっきりとすべて両方が内包しているというような答弁がございました。議会は、存続のために一スキー場だけ、直営も含めてできるのかということが問題になってきます。それも本スキー場再編計画を根本から見直して、3回のヒアリングも行いましたけれども、根本から見直して直営スキー場が小出スキー場に決まるのであればそれはそれで結構なんですが、今現在産建が3回ヒアリングをした結果のところで直営スキー場も内包している請願は到底看過できない問題であると同時に、今後の禍根を残す。ということは、続いてほかのスキー場も同趣旨の請願を残す。受けるだけ受けて、議会はじゃどうするんですかと、請願者にどのように説明をされるのか、私は本請願が市直営を内包している以上、ほかのスキー場が指定管理に向けて努力している現在、小出スキー場だけ直営で経営するという請願の願意を現時点で認めるわけにはいかないと思い本請願に反対します。
議長(佐藤 守)  ほかに討論ありませんか。原案に賛成の発言ですね。〔「はい」と呼ぶ者あり〕15番、住安孝夫議員。
15番(住安孝夫)  私は、賛成討論を行います。本請願は、小出高校の学校関係者の立場から生徒たちが今後とも小出スキー場を利用してスキー授業が続けられるように願っての請願であります。地域住民の要望に基づく請願や陳情は、その要望事項が不当なものでない限りできるだけその願いが実現するよう採択をして、関係方面にその実現方を求めるのが議会としてとるべき道であります。これからも今までどおり小出スキー場でスキーをさせてやりたい、この願いはまことに自然で当然であります。だれに害を及ぼすことでもありません。可能な限りその願いをかなえてやりたい。何らかの工夫をして、それが実現するよう市当局にも努力を求める。これが議会としてとるべき態度であります。
   本件が付託された産業建設委員会は、指定管理者の受け皿が見つかったスキー場だけに存続を認めるという一方的なハードルを設定して、それからはみ出した要望は拒否するというかたくなな態度のようでありますが、住民要望にはもう少し柔軟で包容力のある態度で臨むべきではないでしょうか。以上で賛成討論といたします。
議長(佐藤 守)  次に、原案に反対者の発言を許します。ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  これで討論を終結します。
   これから請願第1号 新潟県立小出高等学校、冬季スキー授業における魚沼市営小出スキー場の利用継続を求める請願書を採決します。この請願に対する産業建設委員長の報告は不採択です。お諮りします。この請願を採択することに賛成の方は起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守)  可否同数であります。そうすると、私が裁決しなければならないということでございますが、私といたしましては不採択ということにさせていただきます。この請願については、請願がなかったものとするために不採択ということであります。要は現状維持の原則ということであります。よって、請願第1号は不採択することに決しました。

     報告第1号 平成23年度魚沼市一般会計予算の繰越について
     報告第2号 平成23年度魚沼市スキー場事業特別会計予算の繰越について
     報告第3号 平成23年度魚沼市水道事業会計予算の繰越について
     報告第4号 平成23年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越について
     報告第5号 平成23年度魚沼市ガス事業会計継続費の繰越について
     報告第6号 平成23年度魚沼市水道事業会計継続費の繰越について
     報告第7号 平成23年度魚沼市下水道事業会計継続費の繰越について
議長(佐藤 守)  日程第14、報告第1号 平成23年度魚沼市一般会計予算の繰越についてから日程第20、報告第7号 平成23年度魚沼市下水道事業会計継続費の繰越についてまでの7件を一括議題とします。本件について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書の1ページであります。報告第1号 平成23年度魚沼市一般会計予算の繰越についてから報告第4号 平成23年度魚沼市下水道事業会計予算の繰越についての4会計の繰越明許費、または予算繰り越しに係る繰越計算書並びに報告5号 平成23年度魚沼市ガス事業会計継続費の繰越についてから報告7号 平成23年度魚沼市下水道事業会計継続費の繰越についてまで、3会計の継続費の逓次繰越計算書を別紙のとおり報告します。このうち一般会計とスキー場事業特別会計の繰越明許費につきましては、豪雨災害の復旧事業や国の4次にわたる補正予算に関連して予算計上した29事業について、さきの2月定例議会で繰り越しの議決をいただいた事業であります。また、水道事業会計及び下水道事業会計の繰り越しにつきましては、繰越計算書に記載した理由のとおりであり、ガス事業会計継続費から下水道事業会計継続費までの繰越計算書につきましては、小出ガス供給所更新工事に係る逓次繰越額を報告するものであります。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     報告第 8号 株式会社深雪の里の経営状況について
     報告第 9号 財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
     報告第10号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況について
議長(佐藤 守)  日程第21、報告第8号 株式会社深雪の里の経営状況についてから日程第23、報告第10号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況についてまでの3件について一括報告を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書の31ページであります。報告第8号 株式会社深雪の里の経営状況についてから報告第10号 有限会社ゆきくらフーズの経営状況についてであります。魚沼市が50%以上出資しております8法人のうち3法人につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により経営状況について報告するものであります。残りの5法人につきましては、各法人の決算総会の開催日の関係などから、定例会最終日の7月6日に報告をさせていただく予定としております。3法人それぞれの経営状況などの内容につきましては、別冊のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     議案第63号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市税条例の一
            部改正について)

議長(佐藤 守)  日程第24、議案第63号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市税条例の一部改正について)を議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案63号、議案書の1ページであります。専決処分の承認を求めることについて、専決10号であります。魚沼市税条例の一部改正につきましては、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部改正する法律の公布に伴い、魚沼市税条例の一部を改正する必要が生じたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただいたものであります。主な改正事項は、商業地等に関する負担調整措置の延長、住宅用地に関する負担調整措置の改正及び下落修正措置の延長等に伴い、所要の改正をするものであります。詳細につきましては、税務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  では、議案第63号の補足の説明を申し上げます。議案書10ページの新旧対照表により内容を簡単に説明申し上げたいと思います。10ページの一番上段でございますけども、市民税の申告、第25条の2というところでございます。この条文につきましては、年金所得以外の所得を有しなかった者で、寡婦控除を受けようとする場合につきましては個人住民税の申告書を提出する必要がありましたが、申告手続の簡素化の観点から源泉徴収において寡婦控除が行われることになり、申告書の提出を不要とすることとされました。そのことに伴い規定を整備するものでございます。
   続きまして、第41条でございます。この条文につきましては、条ずれに伴う規定を整備するものでございます。
   続きまして、11ページ、附則の改正でございますが、第9条の2でございます。地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例とされている部分でございますけども、そのわがまち特例導入に伴う規定を整備するものでございます。法律の定める範囲内で地方自治体が税の特例措置の内容を条例で定めることができる仕組みが導入されたということでございまして、平成25年度課税分から適用となります。24年度税制改正におきましては、下水道除外施設に係る課税標準の特例措置、それから特定都市河川流域における雨水貯留浸透施設における課税標準の特例措置ということで、その2件が対象になりました。魚沼市におきましては、対象施設がございませんが、条例の整備をしていきたいということでございます。
   続きまして、11ページの第9条の3でございますが、これにつきましても条ずれに伴う規定を整備するものでございます。
   続きまして、12ページから15ページになりますけども、第10条、それから第10条の2、第11条、第12条の関係でございますが、商業地等に関する負担調整措置の延長、住宅用地に関する負担調整措置の改正及び下落修正措置の延長に伴う規定を整備するものでございます。固定資産税、土地の負担調整措置は、原則といたしまして現行の仕組みを3年間延長し、さらに住宅用地特例も現行を継続するものでございます。しかしながら、公平性是正の観点から、住宅用地に係る据え置き特例を経過措置を講じた上で26年度に廃止したいということでございます。
   続きまして、15ページでございます。第14条でございますが、15ページ一番下の部分でございます。この条文につきましても条例に伴う規定を整備するものでございます。
   続きまして、16ページ、19条の2でございます。この部分につきましては、図書館、博物館、幼稚園を設置する一般社団、財団法人に係る固定資産税等の非課税措置追加に伴う規定を整備するものでございます。非課税措置対象の法人は、本来ならば公益性が認定された公益社団、財団法人に限定することが原則でございますけども、平成20年の公益法人制度改革以降財政基盤が脆弱であるために公益社団、財団法人に移行できない法人が少なからず存在するため、一定の要件を満たす法人に限って非課税措置の対象にしたいというものでございます。
   続きまして、17ページの20条の2でございます。東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例に係る規定を整備するものでございます。課税の特例を受ける期間を3年から7年に延長するものでございます。
   続きまして、18ページ、第21条でございます。これにつきましても東日本大震災に係る住宅借入金等特別税額控除の適用期限の特例に係る規定を整備するものでございます。住宅借入金等特別税額控除、通称住宅ローン控除でございますけども、居住の用に供することができなくなった場合におきましても控除の残り期間において引き続き控除ができるということにさせていただくということでございます。簡単でございますが、以上で説明を終わります。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第63号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第63号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第63号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市税条例の一部改正について)を採決します。お諮りします。本案は、承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第63号は承認されました。

     議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市国民健康保
            険税条例の一部改正について)

議長(佐藤 守)  日程第25、議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市国民健康保険税条例の一部改正について)を議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第64号、議案書の19ページであります。専決処分の承認を求めることについて、専決11号であります。魚沼市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部改正により、東日本大震災に係る被災住居用資産の敷地に係る譲渡期間を現行の3年間から7年間に延長することに伴い、魚沼市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただくものであります。詳細につきましては、健康課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  それでは、補足して説明をさせていただきます。議案書の24ページをごらんいただきたいと思います。今ほど市長のほうから説明がありましたが、附則に追加をしてあります東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限を3年から7年に延長する内容であります。
   なお、施行期日につきましては4月1日から、それから適用区分につきましては改正後の魚沼市国民健康保険税条例の規定は24年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、23年度分までの保険税については従前の例によるということであります。以上で説明を終わります。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第64号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第64号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(魚沼市国民健康保険税条例の一部改正について)を採決します。お諮りします。本案は、承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第64号は承認されました。

     議案第65号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼
            市一般会計補正予算(第12号))

議長(佐藤 守)  日程第26、議案第65号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第12号))を議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第65号 専決処分の承認を求めることについて、専決第9号であります。別冊になっております。平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第12号)につきましては、さきの第11号補正以降に雪害対策費分を含む交付額が確定した特別交付税や臨時的な国庫支出金を歳入し、財政調整基金の繰入額を減額調整するとともに、歳出では今冬の降雪が春先まで長引き、さらに不足となった道路機械除雪費を追加する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行い、あわせて事業完了により確定した各事業費を整理して追加となった財源を財政調整基金に積み立てたものであります。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,960万円を減額し、歳入歳出予算の総額を298億8,560万円といたしております。詳細につきましては、財政課長に説明させますので、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  それでは、平成23年度魚沼市一般会計補正予算(第12号)につきまして補足説明を申し上げます。このたびの補正は、年度末における事業費及び財源の確定に伴います不用額の整理によるものが含まれますので、主要な部分についてのみの説明とさせていただきます。15ページをごらんください。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入からご説明いたします。歳入につきましては、地方譲与税、各種交付金、地方交付税及び国県支出金の確定額の計上、繰入金の精算、その他収入の実績見込みによります計上並びに地方債借入額の確定に伴います補正となっております。18、19ページをごらんください。2款の地方譲与税から8款の自動車取得税交付金までは、交付額の確定によりましてそれぞれ減額、または追加をするものでございます。次のページをごらんください。10款地方交付税につきましては、今冬の記録的な大雪による除雪支援分を含みます特別交付税の増額と震災復興特別交付税による措置分を合わせまして6億9,260万円を追加するものでございます。22、23ページをごらんください。14款国庫支出金では、2項3目1節道路橋梁費補助金で、同じく記録的な大雪に係る市道除雪費の支援として臨時的特例措置により交付されました市町村道除雪事業費補助金6,950万円を計上いたしました。24、25ページをごらんください。15款県支出金では、2項2目2節高齢者福祉費補助金で、新設を予定しておりました民間介護福祉施設3施設のうち、小規模多機能型居宅介護の1施設が事業を中止し、減額となるものでございます。5節災害救助費補助金では、昨年7月の豪雨災害に伴います被災者生活再建支援事業費及び豪雪災害に伴う除雪救助事業費のいずれも実績により減額となることによるものでございます。26、27ページをごらんください。18款繰入金では、このたびの特別交付税の交付額決定等によりまして、災害対応の財源として財政調整基金から取り崩しを予定しておりました繰入金を全額戻し入れることとしたものでございます。これによりまして運用利子を除きまして、財政調整基金残高は年度当初額と同額の29億2,391万8,000円となります。28、29ページをごらんください。21款市債におきましては、各事業費の確定により借入額を整理し、合わせて2億3,070万円を減額しております。これにつきましては、ページ戻っていただきまして13ページ、第3表、地方債補正におきまして目的別の起債限度額変更の補正をしております。
   続きまして、歳出の主要な部分につきましてご説明いたします。30、31ページをごらんください。2款総務費、1項8目情報通信費では、説明欄の002番、情報通信基盤施設管理事業において保守管理委託業務内での設備修繕が多かったことなどで不用額1,140万円を減額しました。3款民生費、1項2目障害者福祉費では、障害者医療費助成事業の助成件数がここ数年ほどの伸びがなく、1,050万円を減額。次のページをごらんください。説明欄005、特別障害者手当等支給事業においては、死亡、入院等による資格喪失者の増加によりまして1,420万円を減額いたしました。3目高齢者福祉費では、説明欄001の高齢者福祉管理事業におきまして、当初予定しておりましたグループホーム1施設、小規模多機能型居宅介護施設2施設のうち、小規模多機能施設整備が1施設取りやめになったため、2,630万円を減額いたしました。4目介護予防費では、高齢者生活支援事業におきまして、豪雪による災害救助法等の適用により軽度生活支援事業の除雪援助費が不用となり、1,900万円を減額いたしました。34、35ページをごらんください。3款民生費、3項2目扶助費では、生活扶助事業におきまして医療費扶助等の減少により5,500万円を減額いたしました。5款1目生活再建支援費では、7月の豪雨災害に伴います生活再建支援事業による災害援護資金の利用が少なかったことなどから、1億3,130万円を減額しました。2目災害救助費では、豪雪災害救助事業におきまして、災害救助法に基づく除雪救助事業費等の確定によりまして1,600万円を減額しました。36、37ページをごらんください。5款労働費、1項1目労働諸費では、雇用対策事業におきまして、新規事業や進出による雇用創出を支援する事業に該当がなく、1,800万円を減額いたしました。次の38、39ページをごらんください。7款商工費、1項2目商工業振興費では、金融対策事業におきまして経済対策や災害対策資金の信用保証料及び利子補給事業の不用額1,700万円を減額しました。8款土木費、2項3目道路除雪費では、道路機械除雪事業におきまして、今冬の豪雪により除雪委託費の補正をお願いして以降、春先まで豪雪が続いたことから、さらに不足が生じましたため、2億3,000万円を追加いたしました。補正後の委託料総額は11億7,000万円となります。40、41ページをごらんください。4項4目公園費では、都市公園整備事業におきまして、事業費の確定により1,100万円を減額いたしました。44、45ページをごらんください。11款公債費、1項1目公債費元金では、償還額の確定により4,300万円を減額し、2目公債費利子では平成22年度の新規債の発行額及び利率の確定に伴いまして2,900万円を減額しております。12款諸支出金、3項1目基金費では、これら歳入歳出を整理の上、追加、または不用となりました一般財源を翌年度以降の財源調整に充てることとし、財政調整基金に1億3,130万円を積み立て計上しております。
   最後に、ページお戻りいただきまして13ページをごらんください。第2表、債務負担行為補正におきまして、平成23年7月、新潟・福島豪雨災害に伴います農林水産業振興資金の利子補給につきまして、後年度負担の限度額を設定しておりましたが、その後資金の借り入れ実績がなかったため、廃止することとしたものでございます。以上で一般会計補正予算(第12号)の補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第65号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第65号については承認されました。
   ここでしばらくの間休憩をいたします。
            休 憩 (午後 零時06分)

            再 開 (午後 1時12分)
議長(佐藤 守)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。

     議案第66号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度魚沼
            市一般会計補正予算(第1号))

議長(佐藤 守)  日程第27、議案第66号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第66号 魚沼市一般会計補正予算(第1号)であります。別冊になっております。平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第1号)につきましては、今冬の豪雪により消雪がおくれ、農作業の開始に支障が懸念されたことから、農業者が実施した消雪事業に対して助成を行い、早急に農地等の消雪促進を図ることとし、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったものです。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を250億4,000万円といたしております。詳細につきましては、農林課長に説明させますので、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。星農林課長。
農林課長(星 正人)  平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第1号)について補足説明をいたします。ことしの冬の積雪量につきましては、大雪と言われました昨年と比較しても、基準日であります4月1日、日渡新田計測値で昨年より12センチ多い156センチでありました。事業実施基準の1メートルを大幅に上回っていたということもありましたので、魚沼市消雪促進対策事業補助金交付要綱に基づき事業を実施することといたしました。なお、新潟県においても実施が決定されておりましたので、県補助金も見込み補正予算を組んだところでございます。資料12、13ページをごらんください。歳入であります。15款2項5目農林水産業費県補助金では、農業費補助金において緊急消雪促進対策事業の補助金として800万円を増額いたしました。あわせて基金繰り入れで1,200万円を増額しております。
   支出でありますけども、次ページ、14、15ページをお願いします。6款1項3目農業振興費では、本年の豪雪により消雪がおくれ、農作業等に支障が生じることが懸念されることから、農作物の安定生産を図るべく農業者が実施する消雪促進対策事業に対し助成を行うため、消雪対策事業費補助金2,000万円を増額いたしました。以上でございます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第66号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第66号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。
   これから議案第66号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第1号))についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第66号は承認されました。

     議案第67号 平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)
議長(佐藤 守)  日程第28、議案第67号 平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第67号 魚沼市一般会計補正予算(第2号)であります。平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,860万円を追加し、歳入歳出予算の総額を251億8,860万円とするものであります。補正の内容につきましては、当初予算後に事業採択となった過疎地域等自立活性化推進事業や新たな事業内容が示された人・農地プラン事業、また24年度までの事業継続が明らかになった障がい者及び高齢者対策に係る事業を追加するとともに、豪雪等災害により被害が発生した公共施設の補修費用などを計上いたしました。また、2年度目の住宅リフォーム支援事業は申請件数が予定件数を大幅に上回り、要望が多いことから、必要額を追加計上いたしております。財源につきましては、国県支出金及び共済給付金のほか、前年度繰越金といたしております。詳細につきましては、財政課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)につきまして補足説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、歳入からご説明をいたします。10ページ、11ページをごらんください。14款2項6目総務費国庫補助金につきましては、このたび過疎地域の活性化を推進するために自治体が取り組む先進的で波及性のあるソフト事業を幅広く支援する総務省の過疎地域等自立活性化推進事業が採択となり、同事業を推進する交付金1,000万円を計上するものでございます。この交付金は2010年度に創設され、本年度は全国で29件、県内では本市と阿賀町が採択となっております。15款2項1目総務費県補助金は、消費者行政活性化事業補助金30万円が追加となるものでございます。2目民生費県補助金は、障害者自立支援法円滑施行特別対策基金事業及び介護基盤緊急整備臨時特例基金事業の実施期間がいずれも平成24年度まで延長となったことから、事業実施による補助金を計上するものでございます。3目衛生費県補助金では、県の子ども医療費助成対象世帯が9月から拡充されることに伴いまして、補助率2分の1の補助金の追加計上でございます。4目労働費県補助金では、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業の追加募集を受け、同事業補助金510万円を追加するものでございます。5目農林水産業費県補助金では、農業費補助金において、このたび申し込みがあった新規参入者経営安定資金の利子補給金で5万円、今年度からの新規事業となる人・農地プラン事業に伴います農地面的集積促進事業費補助金100万円、農業経営対策地方公共団体事業費補助金525万円を合わせまして630万円を計上しました。また、林業費補助金では森林整備地域活動支援事業を行う認定事業者の新規登録がありまして、事業拡大に伴う追加交付金150万円を計上しました。19款繰越金につきましては、前年度繰越金として4,232万円を追加いたしました。なお、平成23年度一般会計歳入歳出差引額決算見込みは16億9,191万9,000円でありまして、翌年度への繰越明許費に係る繰越財源6億7,686万円を控除しました実質収支額は10億1,505万9,000円となります。したがいまして、このうち当初予算計上の額3億円を上回る額は7億1,505万9,000円でありまして、このうち本補正の財源としまして4,232万円を計上するものでございます。12、13ページをごらんください。20款5項5目の総務費雑入につきましては、雪害等に伴う市有施設の災害共済金として900万円を計上しました。
   続きまして、歳出をご説明いたします。14、15ページをごらんください。2款1項2目文書広報費におきましては、市民相談事業で行う消費者トラブル防止出前講座の経費の一部に消費者行政活性化事業補助金が追加で充てられることとなったため、30万円を追加します。5目財産管理費では、地域集会所として地元自治会に貸し付けておりました旧城下保育所がこの4月に返還となりまして、老朽化により損傷が著しいことから、年内に解体するための費用を計上するものでございます。9目コミュニティ活動推進費では、当初予算後に事業採択となりました総務省の過疎地域等自立活性化推進交付金事業を地域との「絆」推進事業において実施することとし、計画事業費1,100万円を計上いたしました。10目交通安全対策費では、老朽化と本年4月初めの突風によりまして損傷を受けまして危険となりました2つの塔、具体的には交通安全看板でございますが、これを修繕するものでございます。3款1項2目障害者福祉費では、障害者自立支援法にかわる総合支援法の審議が続いており、平成23年度までとされておりました自立支援法円滑施行特別対策基金事業が1カ年延長になったため、所要額を計上するものでございます。3目高齢者福祉費では、同じく1カ年延長となりました県事業の介護基盤緊急整備臨時特例基金事業によりまして、市内2カ所で開設予定のグループホーム整備を行うものでございます。16、17ページをごらんください。4款1項1目保健衛生総務費は、この後に提出をいたします国民健康保険特別会計直診勘定の補正によりまして、同会計への繰出金を減額するものでございます。2目母子衛生費では、県の子ども医療費助成が9月から拡充され、入院及び通院の医療費助成を3人以上の子供を有します世帯につきまして、全子とも中学卒業まで助成するための所要額を計上するものでございます。4目保健センター費では、今冬の雪害により被害を受けました保健センター車庫の修繕と雪庇落雪予防防止工事等の所要額を計上いたしました。6目火葬場費では、今年度に入りまして炉前ホール内での雨漏りが判明しました大沢斎場屋根修繕の所要額を計上、また新斎場建設検討委員会設置に伴います委員報償費の所要額を計上いたしました。5款労働費では、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業、重点分野の追加募集によりまして、国保医療費適正化事業で2名、芸術文化発掘発信事業1名で、合わせて510万円を計上いたしました。6款1項2目農業総務費では、農業への新規参入者の就農後の経営安定を図る資金利子補給金8万円を計上しました。なお、これにつきましては6ページにおきまして、第2表、債務負担行為の補正をお願いしております。ページ戻りまして3目農業振興費では、今年度から国が進めます人・農地プラン事業を実施するために、事業推進事務費として100万円、青年就農給付金として525万円、合わせまして625万円を計上いたしました。18、19ページをごらんください。2項2目林業振興費では、森林整備地域活動支援事業の認定業者拡大により交付金を追加いたします。7款1項4目観光施設費では、小出ふれあい交流センター管理運営事業で豪雪による外部雨どい等修繕料30万円、寿和温泉管理運営事業で豪雨災害復旧工事後の試しの運転、試運転により露天ぶろ用の真空ヒーター消音用熱交換器のふぐあいが見つかりまして、取りつけ工事費200万円を追加。また、その他観光施設管理事業では交流センターユピオなど、ほか4施設の雪害修繕料として570万円を追加しました。8款4項4目公園費では、同じく雪害により損傷しました月岡公園内施設の修繕費を計上するものでございます。なお、今冬の雪害に伴いまして各費目に計上しております市有施設の修復事業につきましては、あらかじめ損害を補てんする公共建物共済に加入している施設設備につきまして、その共済金見込額を財源として充当しております。20ページ、21ページをごらんください。5項2目住宅振興費では、住宅の質の向上と住宅関連産業など地域経済の活性化を目的として、前年度に引き続き実施しております住宅リフォーム支援事業で当初予算額を大きく上回る応募があったことから、当初申請額を確保する事業費の増額を行うこととし、1,300万円を追加いたします。9款1項4目防災対策費では、防災行政無線等管理事業で入広瀬地域の末沢集会所が解体されることに伴いまして、集会所玄関に設置されている操作盤をスピーカーとアンテナが設置されております既存の柱に移設工事を行うための所要額47万円を計上するものでございます。11款1項2目林業施設災害復旧費では、本年5月7日に発生しました浅草山荘から砂防ダム上流に向かう作業道の災害復旧のための費用として1,140万円を計上いたしました。以上、一般会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  8款土木費の住宅リフォーム支援事業についてですが、昨年からの事業なんですが、昨年は増額というか、補正は組んでいないと私は認識しておるんですが、今回補正を組むというようなことは去年と何が事情が変わっているのでしょうか。
議長(佐藤 守)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  その点についてお答えをさせていただきます。昨年につきましては、先着順ということで応募、申請を受け付けをさせていただきました。初日に85%というような申請になりまして、そこら辺を含めまして今年度改良点といたしまして、期間を決めまして申請を受け付けをするということで、約1カ月間の申請期間を設けて受け付けをさせていただきました。その間に先ほど申し上げました予算額を1,300万円ほど超える応募がありまして、地域経済への波及効果が大変大きいというような点をかんがみまして補正をお願いをしている次第でございます。以上です。
議長(佐藤 守)  4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  去年は先着順ということで、予算内におさめるように件数を締め切ったと、こういうことですよね。去年それで朝早くから並んでいたりしていったんだけど、とれなかったと、そういうこともあったもんですから、ことしは、多分やり方を変えて期間を延ばしたと。そういう中で五百何十件も応募があったということで、3,000万円では足りないわけです。それで、抽せんをしたと、こういうことですよね。抽せんをして順番を決めて、3,000万円の予算までは交付すると。ところが、漏れた方がいらっしゃると。三百四、五十ですか、3,000万円では。残りの百五、六十件ですか、その方々は抽せんから漏れたから、当初の予算では補助金つけらんないと、こういうことになって、今回それを拾うために1,300万円をつけたということで、私は実際に応募なさって漏れた方がこういう形で拾っていただくのは私はとてもいいことだと思うんです。ところが、去年は予算が予算であって締め切ったから、増額にならんと。今回は応募があっただけということになると、じゃこの先どうなるのかと、こういうことも考えられるわけです。それで、けさこれいただいたんですけども、リフォーム補助金制度の充実を求める請願書というのも今回出されています。そうすると、どこまでやるのかという、そういうことになると思うんです。そうすると、ちょっと交付要綱を考えないとどこまでやるのかその線引き非常に難しくなるかと思うんですが、その辺についてはどうお考えですか。
議長(佐藤 守)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  まず、交付要綱でございますけれども、交付要綱につきましては25年の3月31日までという実は記載をさせていただいております。今般請願をお出しをいただいておりますので、今年度までの事業ということで進めさせていただいておりますけれども、来年度以降につきましてはこれから検討させていただきたいと思っております。
議長(佐藤 守)  4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  とりあえず今の中では来年は継続してやるつもりはないというようなお話ですので、その中で考えていただければいいんですが、この交付要綱の中には所得制限もないわけです。実際は50万円限度だということなんで、それこそ、補助金は10万円、20%ですから、工事額は50万円ということなんですけど、そんなに額は大きくはないですが、所得制限なりを設けてちょっと制限をしないとどこまでもいってしまうのかなと思いますので、その辺をひとつ考えていただきたいと思います。お願いします。
議長(佐藤 守)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  その点も含めまして今後検討させていただきたいと思っております。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第67号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第67号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第67号 平成24年度魚沼市一般会計補正予算(第2号)についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。

     議案第68号 平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議長(佐藤 守)  日程第29、議案第68号 平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第68号、別冊の特別会計、企業会計補正予算書1ページからであります。平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、直営診療所勘定において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,120万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億6,920万円とするものであります。主な内容は、守門診療所と入広瀬診療所に今年度よりそれぞれ新たな勤務の診療所長が就任したことに伴う医師給与費、非常勤医師賃金等の所要額の調整を行うものです。また、今年度事業採択となった在宅医療連携拠点事業により守門診療所を拠点に多職種が協働して在宅医療の支援体制を構築するとともに、医師と介護が連携して包括的かつ継続的な在宅医療の提供を行うための事業費を計上いたしております。詳細につきましては、病院局事務局長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。下村病院局事務局長。
病院局事務局長(下村耕平)  それでは、平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計直営診療所施設勘定補正予算1号につきまして補足説明を申し上げます。予算明細書により説明をさせていただきます。最初に、歳出のほうからご説明をいたします。12ページ、13ページをごらんをいただきたいと思います。まず、総務費1項1目医科一般管理費では2,020万円を増額し、1億5,508万円となるものです。主な内容は、今ほど市長より提案いただきました診療所に常勤医師より赴任いただきましたことによります医師給与費の補正、それに伴います説明欄事業コードの003、004事業、守門診療所、入広瀬診療所一般管理事業で所要額の補正を行っております。次に、事業コード005、在宅医療拠点事業であります。本事業は、在宅医療を提供する機関等を連携拠点として、地域の医師等多職種協働による在宅医療の支援体制を構築し、地域における包括的かつ継続的な在宅医療の提供を目指すものです。また、災害が発生をした場合にも安心して医療サービスを受けることができるよう、今年度国のモデル事業として守門診療所を拠点として実施をするものであり、全国で105カ所、新潟県では当市を含めまして2カ所が内示をいただいております。内容でございますが、非常勤賃金につきましては本事業に従事をいたします医療ソーシャルワーカー及び事務補助に係る賃金でございます。次に、大きな金額では13節委託料の関係でございますが、シンポジウム開催等業務委託料につきましては、GIS機能等も含めた在宅医療支援システムのプログラムの設計委託料及び第6回多職種連携教育と協働実践の国際会議が本年度秋に神戸市で開催をされ、そのシンポジウムのサテライトシンポジウムを魚沼市で開催をする予定でございます。それに伴います諸業務を委託する経費であります。18節備品購入費につきましては、在宅医療連携を進めるためのタブレット端末等の購入を予定をしております。そういった備品関係の経費でございます。その他本事業に必要な経費を補正をいたしました。次に、14ページ、15ページをお願いをいたします。2項1目医科研究研修費でありますが、入広瀬診療所医師等の学会研修会の参加費用を計上をしております。次に、2款医業費、1項1目医科消耗器材費では、守門診療所でのカルテ様式変更に伴います諸費用を補正をいたしました。
   次に、歳入でございます。ページ戻りまして10ページ、11ページをお願いをいたします。1款1項医科外来収入でありますが、現在の診療実績等から見込まれます収入額173万円を増額し、1億1,687万円といたしました。3款1項1目財産収入でありますが、医師借り上げ住宅の使用料を見込んで33万円増額の66万円となっております。次に、7款1項1目在宅医療連携拠点事業補助金でありますが、先ほど歳出でご説明をいたしました事業に係ります国庫補助金でございます。その上、繰入金につきましては、先ほど一般会計補正予算でご説明をいたしました本事業に係ります事業の調整をし、歳入歳出16万円を減額し、7,054万円といたしました。直営診療所施設勘定歳入歳出予算それぞれに2,120万円を増額し、歳入歳出予算総額を2億6,920万円とするものであります。以上で補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第68号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第68号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第68号 平成24年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。

     議案第69号 平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)
議長(佐藤 守)  日程第30、議案第69号 平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第69号、別冊の特別会計、企業会計補正予算書17ページからであります。平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、新潟・福島豪雨災害による復旧事業に伴う簡易水道事業予算において、収益的収支予算の収入の特別利益に国庫補助金30万円、災害共済金10万円を追加するほか、資本的収支予算の収入に国庫補助金50万円、災害共済金330万円を追加するものであります。詳細につきましては、ガス水道局長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。椿ガス水道局長。
ガス水道局長(椿 正道)  それでは、議案第69号につきまして補足して説明を申し上げます。予算書の22、23ページをごらんください。収益的収入及び支出の収入におきまして、特別利益の水害臨時利益に新潟・福島豪雨災害により被害を受けた大湯簡易水道の取水井戸機械設備の撤去及び仮復旧の経費が国庫補助金のかさ上げ対象となり30万円を、また機械設備の撤去費用に対する災害共済金10万円を追加するものであります。
   次に、24、25ページをごらんください。資本的収入及び支出の収入におきまして、大湯簡易水道の取水井戸の災害復旧工事費が国庫補助金のかさ上げ対象となり50万円を、また復旧工事費に対する災害共済金を330万円を追加するものであります。以上でございます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第69号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第69号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第69号 平成24年度魚沼市水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。

     議案第70号 平成24年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)
議長(佐藤 守)  日程第31、議案第70号 平成24年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第70号、別冊の特別会計、企業会計補正予算書27ページからであります。平成24年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収入及び支出の収入において、新潟・福島豪雨災害による復旧事業に伴う災害共済金510万円を追加するものであります。詳細につきましては、ガス水道局長に説明させます。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。椿ガス水道局長。
ガス水道局長(椿 正道)  それでは、議案第70号につきまして補足して説明を申し上げます。予算書の30、31ページをごらんください。資本的収入及び支出の収入におきまして、新潟・福島豪雨災害により被害を受けました雁坂下処理場及び下折立マンホールポンプの復旧工事費に対する災害共済金510万円を追加するものであります。以上でございます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第70号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第70号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第70号 平成24年度魚沼市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。

     議案第71号 魚沼市印鑑条例及び魚沼市長寿祝賀条例の一部改正について
議長(佐藤 守)  日程第32、議案第71号 魚沼市印鑑条例及び魚沼市長寿祝賀条例の一部改正についてを議題とします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第71号、議案書の1ページであります。魚沼市印鑑条例及び魚沼市長寿祝賀条例の一部改正につきましては、住民基本台帳法並びに出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づいて、日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特別法の一部改正により、外国人登録原票が廃止されることに伴い、所要の改正をするものであります。詳細につきましては、市民課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。林市民課長。
市民課長(林 悦子)  議案第71号につきまして補足して説明を申し上げます。平成24年7月9日に住民基本台帳法の改正法が施行され、外国人登録法に伴う事務が廃止されることに伴い、外国人住民に対しても日本人同様に住民票が作成されることになっています。この法改正に伴い、主に住民基本台帳に記録される外国人住民の氏名等の表記の関係から、外国人登録法の文言の削除等、外国人住民に関する規定の整理を行い、条例の一部改正を行うものです。
   それでは、新旧対照表によりご説明させていただきますので、議案書の5ページをお開きください。初めに、第2条から第3条につきましては、外国人登録法が廃止され、外国人も住民基本台帳に記録されることから、関係規定を整備するものでございます。
   次に、第5条第3項では印鑑登録時の本人確認の関係規定で、外国人登録法の廃止に伴い、外国人登録証明書の記載を削除したものです。
   次に、第5条第4項では印鑑登録原票に登録する事項について、住民票に登録される外国人住民の氏名の表記等の関係から改正するものです。
   次に、第14条では職権での印鑑登録の抹消事由に外国人住民の氏名、通称名、片仮名表記等に変更があった場合を加えたものです。
   次に、第15条では印鑑登録証明書の記載事項に外国人住民の氏名、通称名を加えたものです。
   なお、本条例改正に伴い、現在登録されている外国人の方から行っていただく手続等は特にございません。また、ただいま新旧対照表7ページにございます魚沼市長寿祝賀条例におきましても、外国人登録法が廃止されることに伴う条例改正でございます。あわせて私のほうからご説明させていただきました。
   施行期日は24年7月9日からでございます。以上、簡単でございますが、補足説明といたします。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第71号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第72号 魚沼市火災予防条例の一部改正について
議長(佐藤 守)  日程第33、議案第72号 魚沼市火災予防条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第72号、議案書の9ページであります。魚沼市火災予防条例の一部改正につきましては、対象火気施設等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令等の一部改正により、危険物の品目を追加することに伴い、条例を改正する必要があることから、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、消防長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  それでは、補足説明をさせていただきます。今回の改正は、これまでに実用化されている燃料電池に加えて、固体酸化物型の燃料電池の実用化及び商品化の作業について一定の進捗が見られたことを踏まえ、新たに対象火器設備等として固体酸化物型燃料電池を位置づけることにより固体酸化物型燃料電池による発電設備の位置、構造及び管理に関する条例の制定基準を新たに定めるとともに、これにあわせて消防法施行規則及び特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令の一部を改正する省令、規定の整備を行うものであります。
   13ページの新旧対照表をごらんください。今ほどの件につきましては、第8条の3、それから第29条の5であります。
   次に、附則に次の4条を加えるということでありますが、炭酸ナトリウム過酸化水素添加物が危険物に新たに加えられたことによって、この第5条から第8条が加えられたものであります。以上で補足説明を終わります。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第72号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第73号 魚沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例
            の一部改正について

議長(佐藤 守)  日程第34、議案第73号 魚沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第73号、議案書の17ページであります。魚沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につきましては、消防団員の任用資格を拡大することから、条例の改正を行うものです。詳細につきましては、消防長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  それでは、補足説明をさせていただきます。現在消防団員につきましては、減少の傾向にございます。その中で団員が市内に勤務をしていて、結婚等によってこの市内を離れて近くの市町村のアパートに移るというようなことが存在したときに、勤務地がこの魚沼市にあればそのまま消防団員の身分を失うことなく消防団活動ができるというようなことでございます。そして、また将来的にアパート等からまた実家に帰る等されたときにそのまま消防団員が継続できるというようなことで、消防団員の減少の歯どめと団員の維持というような観点から、この勤務地においても条例の中に入れさせていただきました。以上で補足説明を終わります。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。5番、関矢孝夫議員。
5番(関矢孝夫)  今ほどの消防長の補足説明に対してちょっとお聞きしたいんですけども、今「居住し、又は勤務する者」という解釈の中で、消防長は以前魚沼市に在住をし、その後結婚だとかいろいろなものから市外に居住を移して、まだ勤務が魚沼市にある者というふうに限定をされましたけども、この文言からいきますとそのような前から魚沼市に関係があるとかというふうな縛りになっていないんですけども、その辺の判断はどこでなされますか。
議長(佐藤 守)  佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  今ほどの私の説明の中に説明不足があったかと思いますので、訂正をし、つけ加えたいと思います。以前の勤務されるという事案でございますけども、こちらに初めから勤務していなくても、新たにほかのところから入ってきて勤務をし、その事業所が認めたりして消防団活動ができれば勤務地を有する消防団員というようなことで、先ほど私が前段で説明をした以前ここにいて、ここから出たということに限定するものではございません。
議長(佐藤 守)  5番、関矢孝夫議員。
5番(関矢孝夫)  じゃ、確認をさせていただきます。そうしますと、以前から魚沼市に在住をしなくても、魚沼市に勤務をしている者であればこれに該当するということでよろしいでしょうか。
議長(佐藤 守)  佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  そのとおりであります。ただし、消防団員として活動ができるということが当然その中に入ってくると思いますので、事業所とかそういうところの理解を得た中でここに勤務地があって、消防団活動ができるというようなことで解釈をしたいと思います。
議長(佐藤 守)  5番、関矢孝夫議員。
5番(関矢孝夫)  じゃ、もう一点だけ。そうしたとき分団、消防団というのは分団があるかと思いますけど、その辺の区域分けというのはどのようにお考えでしょうか。
議長(佐藤 守)  佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  その事業所、勤務する場所の所属する分団、もしくは消防団本部というのが統括した組織がありますので、そこに所属をしていただくというような形になろうかと思います。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑はありませんか。6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一)  関連いたしますが、そうなったとき分団、部の運営に当然消防本部の管轄じゃなくなって、消防団の活動の範囲になるわけですが、それは消防団のほうは認知されて、この条例の改正に至っているんでしょうか。
議長(佐藤 守)  佐藤消防長。
消防本部消防長(佐藤敏彦)  消防団の会議等踏まえた中で、消防団から要望されてこのような形になっております。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第73号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第74号 魚沼市子どもの医療費助成に関する条例の一部改正について
議長(佐藤 守)  日程第35、議案第74号 魚沼市子どもの医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第74号、議案書の21ページであります。魚沼市子どもの医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、新潟県子どもの医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正に伴い、受給対象が拡大することから、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、先ほどの補正予算でもございましたが、市長の提案理由のとおりでありまして、9月から県の助成が拡大いたします。それに伴いまして、私どものほうでもあわせて行うというものであります。具体的には24ページにございますし、今までの話でも出ましたけれども、3人以上のお子さんがある場合は中学まで医療費を助成をするということであります。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第74号は、福祉環境委員会に付託いたします。
   ここで、しばらくの間休憩をいたします。
            休 憩 (午後 2時08分)

            再 開 (午後 2時19分)
議長(佐藤 守)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。

     議案第75号 魚沼市放課後児童健全育成事業実施に関する条例の一部改
            正について

議長(佐藤 守)  日程第36、議案第75号 魚沼市放課後児童健全育成事業実施に関する条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第75号、議案書の25ページであります。魚沼市放課後児童健全育成事業に関する条例の一部改正につきましては、小出北部つくしクラブの実施場所を小出北部児童館から小出小学校地内へ変更することから、条例の改正をするものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、補足して説明をいたします。今ほどありましたように2学期から小出北部児童館ぱぴぷで行っているいわゆる放課後児童クラブのほうを小出小学校の食堂に移したいということであります。現在準備を進めさせていただいておりますけれども、9月1日から施行したいということであります。よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。11番、本田篤議員。
11番(本田 篤)  次長にお伺いいたします。教えていただきたいと思います。まず、移転するに当たって改修費用というものは、改修もそうですけども、どのような改修をして、どのぐらいの予算かかるのか。
   そして、また保護者の了解は得ているのかどうか。
   もう一つ、ぱぴぷの今後の活用、この3点についてお伺いします。
議長(佐藤 守)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  では、3点お伺いいただきましたので、説明をいたします。予算でしたか。予算は1,020万円だったと思います。それによって、今設計工事の手続を進めているというところであります。
   それから、親御さんにつきましては、以前話をして、それからも進めてきたわけですけれども、昨日、昨夜でしょうか、またお話をしたということであります。その後きのうの経過は報告をまだ受けておりませんけれども、やはり顔をそろえて、顔を合わせて説明をするということ非常に大事だという印象を聞いております。
   改修の工事の内容でありますけれども、小出小学校の食堂ご存じでしょうか。1階、校舎棟の一番湯之谷寄りのほうで、かつ佐梨川寄りのほうという場所にあります。学校の中では多分最も涼しい場所かと思っておりますが、遊戯室というんでしょうか。広いフロアと、それから職員のいるスペース、さらには静養室等を備えるということにしてございます。
   もう一つ、ぱぴぷにつきましては、あいた場所を今ちゃんといい施設になっておりますので、地域の皆さんに開放して、今もやっておりますけれども、親御さん、それから子連れ、お孫さん連れで活用していただこうと思っております。以上です。
議長(佐藤 守)  11番、本田篤議員。
11番(本田 篤)  もう一回確認させてください。保護者から了解を得ているかどうかというところで、きのうやったということですけど、できればもっと早くやってほしかったというのはあるんですが、それは置いておいて、今次長のお答えですと顔を合わせることも大事だというような話があったんですけれども、結果として了解を得たかどうかということお伺いいたします。
議長(佐藤 守)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  済みません。当然ながら移転の話というのは保護者の方にお話をして進めてきたわけであります。組織の改編があったり、年度がかわったもんでありますから、当然利用されている方々もかわっていますので、それで今回きのう行ったということであります。その後の結果についてはまだ詳しく聞いておりませんけれども、悪い感触ではなかったのじゃないかなという印象を抱いてこの場に参っております。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第75号は、福祉環境委員会に付託いたします。

     議案第76号 魚沼市斎場条例の一部改正について
議長(佐藤 守)  日程第37、議案第76号 魚沼市斎場条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第76号、議案書の29ページであります。魚沼市斎場条例の一部改正につきましては、魚沼市斎場及び魚沼市入広瀬火葬場について指定管理者制度に対応するため、条例の改正を行うものであります。詳細につきましては、環境課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。池田環境課長。
環境課長(池田耕太郎)  議案第76号 魚沼市斎場条例の一部改正について、補足して説明を申し上げます。ただいま市長が申し上げましたように、本条例改正につきましては第2次集中改革プランに基づき、平成25年度以降魚沼市斎場及び入広瀬火葬場を一体管理とした指定管理者制度を導入することから、所要の改正を行うものでございます。
   新旧対照表により説明をさせていただきますので、33ページをお開き願います。指定管理者制度に対応するため、第8条から次ページの第11条を追加してございます。
   第8条につきましては、指定管理者による管理関係、それから第9条につきましては利用料金関係について規定してございます。
   第10条につきましては、指定管理者の指定手続に関する規定でございます。
   次に、34ページになりますが、第11条につきましては指定管理者への委託料について規定をしてございます。
   第12条は、現行の第8条の条送りとなるものでございます。簡単でございますが、以上補足説明とさせていただきます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第76号は、福祉環境委員会に付託いたします。

     議案第77号 魚沼市公営企業の設置等に関する条例及び魚沼市水道条例
            の一部改正について

議長(佐藤 守)  日程第38、議案第77号 魚沼市公営企業の設置等に関する条例及び魚沼市水道条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案77号、議案書の35ページであります。魚沼市公営企業の設置に関する条例及び魚沼市水道条例の一部改正につきましては、堀之内上水道と小出上水道を統合し、魚沼市上水道とするとともに、湯之谷簡易水道の給水区域を見直したことに伴い、条例の改正を行うものであります。詳細につきましては、ガス水道局長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。椿ガス水道局長。
ガス水道局長(椿 正道)  それでは、議案第77号につきまして補足して説明を申し上げます。今回の条例改正でありますが、堀之内上水道では中越大震災により吉水配水池が使用できないような状況であります。また、吉水の水源も水量及び水質に不安がある状況でございます。このため、隣接する小出上水道と統合することによりまして、安定的な水道水の供給が可能となり、また水道施設に対する投資及び維持管理の効率化が図れるため、堀之内浄水と小出浄水を統合し、魚沼市上水道とするものであります。なお、この統合にあわせまして現在小出上水道と湯之谷簡易水道の区域が入り組んでいるため、国道17号線を境界にいたしまして給水区域を再編して維持管理の効率化を進めるものでございます。
   39ページの魚沼市公営企業の設置等に関する条例新旧対照表をごらんください。堀之内上水道と小出上水道の名称を魚沼市上水道とし、給水区域の大塚新田を魚沼市上水道と湯之谷簡易水道に分割するため、大塚新田の一部に変更し、さらに井口新田の一部を追加するものでございます。
   次に、湯之谷簡易水道の給水区域の井口新田を魚沼市上水道と湯之谷簡易水道に分割するため、井口新田の一部に変更し、さらに大塚新田の一部を追加するものであります。
   次に、40ページの新旧対照表をごらんください。魚沼市水道条例の新旧対照表で、名称及び給水区域につきまして、魚沼市公営企業の設置等に関する条例と同様の改正を行うものであります。なお、この改正につきましては9月1日に施行するものであります。以上でございます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第77号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第78号 魚沼市ガス供給条例の一部改正について
議長(佐藤 守)  日程第39、議案第78号 魚沼市ガス供給条例の一部改正についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案78号、議案書の41ページであります。魚沼市ガス供給条例の一部改正につきましては、地球温暖化対策のための税が原料ガス購入費に賦課されることに伴い、ガス従量料金の改正を行うものであります。詳細につきましては、ガス水道局長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。椿ガス水道局長。
ガス水道局長(椿 正道)  それでは、議案第78号につきまして補足して説明を申し上げます。
   45ページの新旧対照表をごらんください。料金表A、B、Cの基準単位料金を1立方メートルにつき、それぞれ17銭引き上げる料金改定を行うものでございます。今回の改定につきましては、平成24年度の税制改正が国会でこの3月31日に可決され、地球温暖化対策税が導入されることになり、既存の石油石炭税に上乗せされたことに伴うものであります。この改正につきましては、段階的に税率を上げる構造でありまして、平成24年10月1日が最初の改定となっており、今回はこの税額分を改定するものであり、10月1日に条例改正を施行するものでございます。以上でございます。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第78号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第79号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
議長(佐藤 守)  日程第40、議案第79号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案79号、議案書の47ページであります。新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきましては、住民基本台帳並びに台帳法並びに出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特別法の一部改正により、外国人登録原票が廃止されることに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、健康課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  それでは、補足して説明をさせていただきます。
   議案書の50ページをごらんください。新旧対照表で説明をいたします。広域連合の経費の支弁方法について定めてある別表第2、17条関係について変更するものであります。下線部分の「及び外国人登録原票」を削除するものです。
   施行期日については、25年の4月1日から施行するものであります。以上で補足説明を終わります。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第79号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第79号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第79号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

     議案第80号 和解及び損害賠償の額を定めることについて
議長(佐藤 守)  日程第41、議案第80号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案80号、議案書の51ページであります。和解及び損害賠償の額を定めることにつきましては、市有施設からの落雪が原因となった事故について、相手方の車両に与えた損害について和解し、損害賠償の額を決定するため、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、補足して説明をさせていただきます。議案第80号、51ページでありますけれども、魚沼に住む者としてこのような説明をしんばならんということは大変口惜しく、残念でありますけれども、説明をさせていただきます。
   事故は3月1日、授業参観においでの保護者の方の車に体育館の屋根からの落雪があったというものであります。記載のとおり車両の屋根、それから後ろのドア、それからスライドドア等が破損したものであります。損害賠償の額を88万507円ということでありますので、恐縮でありますが、ぜひご議決願いたいと思います。なお、この件につきましてはこの後も、あるいは事あるごとに学校に話をしてきたところでありますけれども、今後次回の降雪に向かいましてさらに実効ある体制といいますか、用心をしていかなければならないということで話し合っておるところであります。以上です。
議長(佐藤 守)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一)  損害賠償の議案については内容わかったんですが、この予算の措置というのはどういう形で今後進めるのでしょうか。款、項が議決予算ですので、目、節については長の判断によるということでいいんですが、ただこれは共済金として一部入ってくるお金があると思いますので、当然予算額を変更したりしなきゃならない部分が出てくるんじゃないかなと思いますが、これからの予算の立て方について1点お伺いいたしたいと思います。
議長(佐藤 守)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  ご指摘のように本来的には予算計上、歳入歳出ということですべきものと考えております。ことしの今冬の豪雪によりまして、かなりの事故等がございました。そういう中で今後の中で調整をさせていただきたいと思いますが、ただこの物件につきましては和解ということですんで、現段階で予備費等の流用ということになろうかと思います。
議長(佐藤 守)  6番、佐藤雅一議員。
6番(佐藤雅一)  そういう言葉が返ってくると思うんですが、今後、私前にも質問したことがあるんですが、当然これについては共済金として入ってくれば、目、節の変更は議会の承認、議決事項じゃないということ前にも言われましたが、当然財源が特定財源として入ってくれば、財源の振りかえも含めて議決予算になると思うんです。ですので、その辺も含めて、今専決処分の報告も6件ほど除雪による車両の被害等が出てきているわけですが、ここらも含めて財源の振りかえが当然発生すると思いますので、予算計上はきちっとしていただきたいなと思います。処分としては、専決処分事項で、180条の規定によって専決処分されているわけですので、結構ですが、そういったことをきちっとしていただきたいなと思います。
   もう一つは、この件だけじゃないんですが、今回これで7件目なんです。今冬による被害に遭った示談ということであれば7件目なんですが、やっぱり市の対応、当局の対応が、もうそういう事態になっているわけですから、近くにとめさせないという方策をやっぱりとるべきだったんだろうと思います。そういったことも含めて今後の対応をお願いをしたいと思います。ご答弁をいただいて終わりにしたいと思います。
議長(佐藤 守)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  前段の予算の関係、確かに佐藤雅一議員から以前もご指摘をいただいているとおりであります。言いわけでございますが、今回件数も多かった部分で、なおさらそういう部分での対応が必要だったと感じております。今後の中で予算調整をさせていただきたいと思います。予算の関係のお答えとさせていただきます。
議長(佐藤 守)  滝沢総務課長。
総務課長(滝沢 稔)  事故への今後の対応ということですけども、議員先ほど言われましたとおり件数が多いということで、私どものほうとしても注意喚起、課長、まず庁議の中でその話をさせていただいておりますし、各施設保有者に担当課のほうに現在やっている対策、あるいは今後必要な対策、そういったものを提出するようにということで、せんだって提出がありまして、それをまたフィードバックして注意喚起を促しているところであります。以上です。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  今の教育次長の話の中からでももっと対策をすればこういうことは起きなかったというような話があるわけです。総務課長はこれからみたいな話ししていますが、これは屋根から落ちてきたわけですから、そこにとめさせなければいいわけだし、上の雪の処理すればいいわけです。それをしていなかったから、こういうことになったわけで、全額賠償ということになるわけです。施設管理者の処分はどうするつもりですか。
議長(佐藤 守)  滝沢総務課長。
総務課長(滝沢 稔)  先ほど言いましたように口頭、あるいは文書で注意を促しているところでございます。
議長(佐藤 守)  4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  先ほど佐藤議員も言いましたが、同じ事案じゃないですけども、損害賠償非常に多いと。こういう中で責任をきちんととらないから、そういう事故の未然防止、そういうことができないんだと思うんです。なので、責任者はきちんとただ「こら」と言ったばっかじゃなくて、きちんとした処分をしていただくようにお願いをいたします。
議長(佐藤 守)  滝沢総務課長。
総務課長(滝沢 稔)  先ほど言いましたとおり対策は講じているというお話をしました。処分につきましては今後の課題だというふうに考えております。
議長(佐藤 守)  4番、大桃聰議員。
4番(大桃 聰)  今後の課題じゃねえですよ。こうやって損害賠償が発生しているわけですから、共済金からどんだけ来るかわかりませんけども、市から持ち出しもあるかもしれないですよね。市の損害になるわけですから、きちっと管理をしていないために損害があるということであれば、きちっと処分をしないと市民の理解得られません。
議長(佐藤 守)  滝沢総務課長。
総務課長(滝沢 稔)  共済金については全額ですので、市の負担はないものとも思っております。〔「そこ聞いてない。処分。全額来るかどうかなんて聞いてない」と呼ぶ者あり〕先ほど答弁したとおりでございます。
議長(佐藤 守)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。お諮りします。ただいま議題となっております議案第80号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第80号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  討論なしと認めます。これで討論を終結します。
   これから議案第80号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを採決します。お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

     議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦について
     議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦について
議長(佐藤 守)  日程第42、議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦について及び日程第43、議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題とします。本件について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  議案第81号及び議案82号を一括上程させていただきます。議案書の53ページからであります。人権擁護委員候補者推薦につきましては、現委員の任期が平成24年9月30日で任期満了となることから、後任の委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。候補者につきましては、市民課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(佐藤 守)  補足説明を求めます。林市民課長。
市民課長(林 悦子)  議案第81号、82号、人権擁護委員候補者の推薦候補者につきまして、補足してご説明申し上げます。法務大臣の委嘱によります現人権擁護委員の酒井正男さんと浅井嘉代子さんが平成24年9月30日をもって1期3年の任期が満了となります。そのため、後任に長鳥の多田敏幸さんと大白川の浅井ユリエさんを推薦候補として議会の意見を求めるものでございます。以上です。
議長(佐藤 守)  お諮りします。人事案件でありますので、質疑を省略することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。お諮りします。ただいま議題となっております議案第81号及び議案第82号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、議案第81号及び議案第82号については委員会付託を省略することに決しました。お諮りします。討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議なしと認めます。よって、討論を省略し、順次採決します。まず、議案第81号を採決します。お諮りします。本件は、適任者として推薦することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議がありますので、起立によって採決します。本件は、適任者として推薦することに賛成の方は起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守)  起立多数であります。よって、議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦については、適任者として推薦することに決定しました。
   次に、議案第82号を採決します。お諮りします。本件は、適任者として推薦することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
議長(佐藤 守)  異議がありますので、起立によって採決します。本件は、適任者として推薦することに賛成の方は起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(佐藤 守)  起立多数であります。よって、議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦については、適任者として推薦することに決定しました。

     散会の宣告
議長(佐藤 守)  以上で本日の日程は全部終了しました。次回は、6月21日午前10時から開会いたします。定刻までに参集くださいますよう通知申し上げます。本日はこれで散会いたします。
            散 会 (午後 2時52分)