平成25年第3回魚沼市議会定例会会議録

議事日程 第2号
平成25年9月12日(木曜日) 午前10時開議
第 1  会議録署名議員の指名について                         
第 2  議案第82号 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度魚沼市一般会計補
            正予算(第5号))                        
第 3    議案第83号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)          
第 4  議案第84号 平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    
第 5  議案第85号 平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)      
第 6  議案第86号 魚沼市入湯税条例の一部改正について               
第 7  議案第87号 魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について      
第 8  議案第88号 魚沼市子ども・子育て会議条例の制定について           
第 9  議案第89号 魚沼市有住宅条例の一部改正について               
第10  議案第90号 魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例の一部
            改正について                          
第11  議案第91号 土地の取得について                       
第12  議案第92号 魚沼市道路線の変更について                   
第13  議案第93号 魚沼市道路線の廃止について                   

本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ

出席議員(20名)
   1番  大  平  恭  児       2番  富  永  三 千 敏
   3番  岩  井  富 士 夫       4番  志  田     貢
   5番  佐  藤  敏  雄       6番  岡  部  計  夫
   7番  大  平  栄  治       8番  遠  藤  徳  一
   9番  渡  辺  一  美      10番  佐  藤     肇
  11番  関  矢  孝  夫      12番  高  野  甲 子 雄
  13番  星     吉  寛      14番  下  村  浩  延
  15番  本  田     篤      16番  森  島  守  人
  17番  森  山  英  敏      18番  大  屋  角  政
  19番  星  野  武  男      20番  浅  井  守  雄

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
     市         長   大  平  悦  子
     副    市    長   中  川  太  一
     教    育    長   星        勉
     会計管理者(会計課長)   渡  辺  賢  一
     総   務  課   長   小  幡     誠
     企 画 政 策 課 長   酒  井     修
     財   政  課   長   渡  邉  隆  夫
     税   務  課   長   佐  藤  利  明
     市   民  課   長   星     正 太 郎
     北部 振 興 事 務 所 長   青  山  春  彦
     福   祉  課   長   真  島  重  之
     健   康  課   長   榎  本     勝
     環   境  課   長   池  田  耕 太 郎
     農   林  課   長   星     正  人
     商 工 観 光 課 長   青  木     進
     土   木  課   長   桜  井     滋
     病 院 局 事 務 局 長   大  渕  好  文
     ガ ス 水 道 局 長   椿     正  道
     教   育  次   長   富  永     弘
     消 防 本 部 消 防 長   佐  藤  敏  彦
     監査 委 員 事 務 局 長   滝  沢  直  行
     財 政 課 財 政 室 長   角  家  一  郎

事務局職員出席者
     議 会 事 務 局 長   小  幡  典  男
     副    参    事   富  永  浩  一
     主         任   和  田  純  恵
     主         任   関     真  弓

            開 議 (午前10時00分)
     開議の宣告
議長(浅井守雄)  ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。報告事項を申し上げます。星野武男議員は、都合により本日の会議を遅刻する旨の届け出がありました。執行部からは、小島代表監査委員が都合により欠席の報告がありました。以上で報告を終わります。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

     会議録署名議員の指名について
議長(浅井守雄)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、星吉寛議員及び下村浩延議員を指名いたします。

     議案第82号 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度魚沼市一般会計補
            正予算(第5号))
                        
議長(浅井守雄)  日程第2、議案第82号 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  おはようございます。それでは、最初に別冊の議案書1ページをごらんいただきたいと思います。議案第82号 専決処分の承認を求めることについて、専決第12号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第5号)についてであります。平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を262億2,600万円とするものであります。内容につきましては、去る7月下旬に発生し、守門、入広瀬地域の農林業施設及び土木施設を中心に被害を受けた豪雨災害への応急対応及び復旧工事に係る予算措置について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、7月31日付で専決処分をいたしたものであります。詳細につきましては、財政課長に説明させますので、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第5号)につきまして、補足説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入からご説明をいたします。12、13ページをごらんください。19款繰越金、前年度繰越金は、このたびの災害救助及び応急復旧事業の財源として、全額を一旦一般財源で措置することとし、留保財源としている前年度繰越金を充当するものでございます。
   続きまして、歳出をご説明いたします。14、15ページをごらんください。3款5項災害救助費、2目災害救助費の豪雨災害救助事業は、感染性の予防等に関する法律に基づき、床上、床下浸水のあった地域に宅外消毒用消石灰を配布するための予算措置でございます。11款1項農林水産施設災害復旧費及び2項公共土木施設災害復旧費の各施設災害復旧事業費は、市長行政報告で申し上げました北部地域を中心としました各被災施設の応急復旧等のため、測量調査費、障害物撤去業務委託費や復旧工事費などで、農地農業用施設に4,210万円、林業施設に4,630万円、土木施設に9,500万円を計上しております。16、17ページをごらんください。11款3項その他公共施設等災害復旧事業費の消防施設災害復旧事業は、守門地区と入広瀬地区の防火水槽に入りました堆積土石の撤去費用として114万円を計上したものでございます。観光施設災害復旧事業は、入広瀬地区の横根運動広場、ハーブ香園内のサッカー場でございますが、これののり面崩壊を復旧するための費用でございます。4項文教施設災害復旧費の学校施設災害復旧事業は、入広瀬中学校グラウンドの堆積土石撤去費用や入広瀬小学校の床上浸水により被災しましたエレベーター装置の復旧に263万円を計上いたしました。以上、豪雨災害に伴います魚沼市一般会計補正予算(第5号)、専決処分の補足説明とさせていただきます。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  先ほどの歳入のほうで繰越金が1億8,800万円あるんですが、通常お金が繰り越し等がない場合は財政調整基金等で恐らく補填すると思うんですけども、その説明の中で留保している繰越金ということがありましたが、留保期間というのはあるんでしょうか。それで、そこら辺が1年間なのか、あるいは確定したときには全て次の補正、25年度に入れなければならないとか、そういう規定はないわけでしょうか。
議長(浅井守雄)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  ご承知のように、決算につきましては3月31日、それから会計閉鎖期2カ月とりまして5月31日ということになりますが、全国あるいは県内同じような取り扱いを各自治体ではしていると思うんですが、特に規定的にははっきりこの条文ということでは認識してございません。ただ、議員ご指摘のとおり、25年度が既に4月1日から始まって会計閉鎖期が重複するわけですが、そういう中で翌年度の25年度の中で調整して財源充当するということだと認識しております。
議長(浅井守雄)  ほかにございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第82号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第82号については委員会付託を省略することに決しました。
   これより討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。
   これから議案第82号 専決処分の承認を求めることについて採決いたします。お諮りします。本案は承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第82号は承認することに決定いたしました。

     議案第83号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)
議長(浅井守雄)  日程第3、議案第83号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書1ページをごらんください。議案第83号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)についてであります。平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億2,780万円を追加し、歳入歳出予算の総額を274億5,380万円とするものであります。主な補正内容につきましては、さきの7月末に発生した豪雨災害に伴う農地農業用施設、林業施設及び土木施設の災害復旧事業費や自治会要望による交通安全設備の修繕整備費、高齢者介護施設の防火対策を推進する介護基盤緊急整備補助金事業費など、新たに今年度中の事業実施が必要となった経費を計上するほか、平成24年度決算に伴い確定した前年度繰越金の追加、地方交付税のうち普通交付税及び臨時財政対策債借入額の確定に伴い追加となる一般財源を追加補正事業に充当の上、さらに留保財源について今後の必要財源として財政調整基金に積み立てをするものであります。また、平成27年4月から利用開始を予定し、共同利用化による経費の縮減を図る共同利用型住民情報系システム運用等委託契約の予算措置として債務負担行為を設定しております。詳細につきましては、財政課長に説明させますので、よろしくお願いをいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)につきまして、補足説明を申し上げます。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入からご説明をいたします。10、11ページをごらんください。10款地方交付税、1項1目地方交付税は普通交付税で、平成25年度当初交付額が118億5,172万円で確定し、当初予算額109億円を上回ります9億5,170万円を追加するものでございます。12款分担金及び負担金、1項3目災害復旧費分担金の農地農業用施設災害復旧費分担金は、このたびの豪雨災害復旧工事費の受益者負担分で300万円を計上するものでございます。14款国庫支出金、1項3目災害復旧費国庫負担金の公共土木施設災害復旧費負担金は、被災箇所のうち国庫負担が見込まれます14カ所の工事費に対しまして、通常の災害復旧負担割合の負担額を計上しております。2項6目教育費国庫補助金の埋蔵文化財発掘調査事業費補助金は、追加する事業費の2分の1を計上するものでございます。12、13ページをごらんください。15款県支出金、2項2目民生費県補助金の2節児童福祉費補助金は、保育士の給与の処遇改善事業に対する安心こども基金事業補助金を計上するものでございます。補助率は10分の10となっております。4節高齢者福祉費補助金は、高齢者介護施設の防火対策を推進する介護基盤緊急整備臨時特例補助金であり、補助率は同じく10分の10となっております。5目農林水産業費県補助金は、減少する有害鳥獣捕獲担い手の緊急確保対策を実施する県の補助金でございます。補助率は、対象経費の2分の1となっております。10目災害復旧費県補助金は、農地農業用施設及び林業施設の災害復旧事業に対する補助金でございまして、激甚災害扱いとなりました農林水産業施設の補助率が確定するまでの間、通常災害復旧補助率により計上するものでございます。18款繰入金は、当初予算及び補正予算でそれぞれ財政調整基金からの取り崩しを予定しておりました繰入金を減額、戻し入れするものでございます。19款繰越金は、平成24年度決算により確定しました前年度繰越金、具体的には実質収支から既決予算を差し引いた金額を追加計上するものでございます。20款諸収入、5項雑入の4節農林水産業雑入は、友好提携都市足立区内でUR都市機構が建設します花畑団地で使用します魚沼産木材の製品加工を新たに受けて行う費用代を収入するものでございます。14、15ページをごらんください。21款市債、1項8目臨時財政対策債は、10款の地方交付税と同じく、今年度借り入れ限度額の確定によりまして追加して計上するものでございます。9目災害復旧事業債は、このたびの新たな災害復旧事業費の財源として所要額を計上しております。
   続きまして、歳出をご説明いたします。16、17ページをごらんください。2款1項総務管理費、10目交通安全対策費は、交通安全対策事業において各自治会からの交通安全対策に関する要望のうち、交通事故等の未然防止を図るカーブミラーや防犯灯等の設置工事費などで390万円を追加いたしました。3款1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の国民健康保険特別会計事業勘定繰出金は、同特別会計の繰越額確定に伴いまして、一般会計からのルール外繰出金6,000万円を減額するものでございます。3目高齢者福祉費の高齢者福祉管理事業は、介護福祉施設の防火対策を強化する介護基盤緊急整備事業により、小規模多機能3事業所が行いますスプリンクラーや火災通報装置の設置費用を補助するものでございます。基準額全額の補助となっております。2項児童福祉費、4目保育所費の私立保育園運営助成事業は、県の安心こども基金事業で実施する保育士等の給与処遇改善事業を行う事業所に対する補助金124万5,000円を計上いたしました。補助率は10分の10となっております。6款農林水産業費、1項2目農業総務費の農政管理事業は、有害鳥獣捕獲員を確保するため、新たに狩猟免許等を取得し、市の捕獲業務に従事していただける者に対しまして取得経費の一部を助成して担い手の確保を図るもので、今年度2名分、10万6,000円を計上するものでございます。また、3目農業振興費の農業施設等管理事業は、入広瀬地区のもみ乾燥施設の地元譲渡に伴います冬囲い設備の修繕などで124万5,000円を追加いたしました。18、19ページをごらんください。2項2目林業振興費の森林整備事業は、友好提携都市足立区内でUR都市機構が建設する花畑団地で使用します魚沼産木材の製品加工を引き受けて行うものでございます。7款1項商工費、2目商工業振興費の地域産業活性化事業は、健康ビジネスサミット魚沼会議を平成20年度で魚沼市を会場にして開催して以降、近隣市、町及び東京都内を会場にして開催されており、今年度は東京都内開催に引き続き、第2部として11月下旬に魚沼市内で開催することとなり、関係費用120万円を計上するものでございます。8款2項道路橋梁費、2目道路新設改良費の橋梁長寿命化事業は、今年度から本格的に実施いたします橋梁修繕工事におきまして、専門的な技術を要する設計、積算及び現場施工管理業務を委託するため、所要の測量調査設計委託料268万円を追加するものでございます。3目道路除雪費の道路除雪管理事業は、来年度に予定しております入広瀬会館解体に伴います防雪サブセンター建設地の地質調査費203万円につきまして、今年度中の調査のため前倒しして実施するものでございます。また、道路機械除雪事業は、冬期除雪路線の点検整備を行う事務補助員賃金の不足が見込まれるため、76万円を追加いたします。9款1項消防費、1目常備消防費の消防管理事業は、中途退職者の補充採用に伴います所要経費につきまして90万円を計上いたしました。20、21ページをごらんください。10款5項社会教育費、4目文化財保護費の埋蔵文化財調査事業は、市道の拡張計画等に伴いまして新たに調査範囲が追加となったもので、一日市遺跡や堀之内高校南遺跡のほか、市霊園建設予定地などの調査で75万円を追加いたします。5目社会教育施設費の社会教育施設管理事業は、来年度に予定しております入広瀬会館及び同生活改善センター解体工事の実施設計委託を前倒しして今年度中に行うための費用352万円を計上するものでございます。11款災害復旧費、1項1目の農地農業用施設災害復旧事業は、守門、入広瀬地域を中心に被災しました農地及び農業用施設250カ所余りの復旧工事費、原材料支給費及び小規模災害箇所の復旧補助費などで1億4,200万円を計上しました。このうち、補助対象が見込まれる被災箇所は約50カ所近くとなり、農地農業用施設及び林業施設については激甚災害指定の対象となりましたが、対象金額及びかさ上げ率とも未確定のため、一旦通常の補助率により計上してございます。2目の林業施設災害復旧事業は、補助、単独合わせまして約30カ所となり、工事費及び立木補償費で6,120万円を追加して計上いたしました。2項1目の土木施設災害復旧事業は、同じく守門、入広瀬地域を中心とした被災箇所約120カ所余りにわたる復旧費用を見込み、さきの、先ほど専決補正ご承認いただきましたが、第5号の補正に加えまして1億1,240万円を計上いたしました。このうち、公共土木施設につきましては激甚災害指定にならなかったことから、補助分につきましては通常災害に係る国庫補助金と災害復旧事業債を財源に見込み計上しております。22、23ページをごらんください。13款諸支出金、3項基金費の財政調整基金費は、今年度の普通交付税と臨時財政対策債及び前年度繰越金の確定により追加となった一般財源から今回の補正充当分を除きまして、今後の必要財源として積み立てを行うものでございます。4項1目諸費の国県支出金返納金は、前年度の保健福祉関係事業費の精算に伴います国県支出金返還金の不足分、合わせまして412万5,000円を追加するものでございます。
   次に、債務負担行為補正につきましてご説明をいたします。戻りまして、6ページをごらんください。第2表、債務負担行為補正は、共同利用型住民情報系システム運用等委託料契約の債務負担行為であり、これまで住民情報系システムの経費節減を図るため、県内の自治体とシステムを共同利用するいわゆるクラウド化の検討を進めてまいりましたが、このたびシステムの調達につきまして今年度中に契約に至る見込みとなったため、翌年度以降にわたります負担額につきまして予算措置をお願いするものでございます。なお、契約期間は平成36年度までとなりますが、これにより現行経費と比較しまして、全体総額でございますが、20%以上の経費削減が図られる見込みとなっております。その下の第3表、地方債補正は、今年度借り入れする起債のうち、歳入の説明で申し上げました2つの起債限度額をそれぞれ変更するものでございます。以上、魚沼市一般会計補正予算(第6号)の補足説明とさせていただきます。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  まず、歳入のほうで、毎年質問が出るんですけど、この時期に地方交付税だとか、国のほうのいろいろな確定の時期なんでしょうけども、9億5,000万円の増ということで、率とすれば10%近い、七、八%になりますか、補正になっておりますが、この増の原因をひとつお知らせ願いたいと。
   それともう一つは、19ページの橋梁長寿命化事業で、市の所有の橋、橋梁、こういったものがどれぐらいあるのか。ここに書かれているのは何カ所分か。今後の計画がありましたらちょっとお知らせ願いたいと思います。
   それと、またちょっと前後して申しわけございませんが、先ほどの繰越金の3億5,500万円ほど追加になっておりますが、これで全て留保している繰越金は全部なのかどうか、まだ残っているのがあれば幾らぐらい残っているかお教え願いたいと思います。以上です。
議長(浅井守雄)  順次答弁願います。渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  それでは、1点目と3点目につきまして、私のほうからご説明をいたします。1点目の関係でございます。交付税につきましては、大体7月ないし8月ごろほぼ確定的な通知が例年参っております。先ほどもちょっと専決補正の中でお話しさせていただきましたが、5月段階、5月末で決算を迎えて、当然6月定例議会の中でお示しできればよろしいんですが、なかなか時期的な問題ございましてできなかったというのが実情でございます。今回この部分につきましては、普通交付税のほうが当初見込んでおりましたよりも増になってきているということの要因だと思います。
   それから、3点目でございますが、留保財源につきましてはこの9月の定例会、この補正6号の中で全部処置をするということでございます。
議長(浅井守雄)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  19ページ、8款の橋梁長寿命化の関係につきましてご説明を申し上げます。市で管理をいたしております市道の橋梁につきましては540橋ございます。昨年実は設計をいたしまして、ことし2橋補修の工事を発注をさせていただいております。今年度につきましても、来年度発注用の2橋につきまして設計等の委託をさせていただいておりまして、来年度予定ではまた2橋補修の工事をさせていただきたいと考えております。26年度で、それ以降の橋梁の補修の関係につきましては再度また見直しをさせていただいて、その後の総合計画等にまた反映をさせていきたいということで考えております。
議長(浅井守雄)  18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  繰越金については全額入ったということで、わかりました。
   それと、地方交付税が毎年これぐらい補正があるのかどうかわかりませんが、ある程度予算のときには国のほうから示された資料に基づいて恐らく地方交付税の算定を行ってやると思うんですけども、この普通交付税がこれだけ差額が出たというこの理由についてはちょっと答弁がなかったようなもんで、考えられることについてお答え願いたいと思いますし、あと橋梁の関係ですと540カ所あるということなんで、26年度以降また計画を立ててということになりますけども、大体どれぐらいかかるか予測できますでしょうか。
議長(浅井守雄)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  角家財政室長が参っておりますので、室長のほうから説明申し上げます。
議長(浅井守雄)  角家財政室長。
財政課財政室長(角家一郎)  それでは、今ほどご質問がございました普通交付税の見込み額よりも今年度確定額が大幅に伸びたという部分で、承知している範囲でもって説明させていただきます。ご承知のように、予算編成12月から始まりまして、1月中旬ぐらいにはほぼ金額を確定して25年度当初予算をつくらせていただいています。このたび12月、1月、政権もかわりましていろいろ変動があった中で、地方財政計画が固まってくる、例年新年度の交付税の概要の通知が届いてきますけれども、そちらのほうの発布もおくれたという部分がございます。それから、交付税、ご案内のように市の一般財源全体の中では50%を超える高額の財源になっておりますので、例年各自治体いずれもそうですけれども、先ほども用語でもってお話が出ました留保財源というふうな形でもって一定額の余裕を見た中で予算割れをしないようにつくるというのが自治体の例年の取り扱いになっております。市のほうでも一定額の余裕を見た中でつくり、さらに先ほどの要因の中で需用費のほうが相当額落ちるというふうな情報もあった中で、安全の金額を出させていただいたところです。その結果、今年度25年度につきましては、大幅に伸びた費目の中ではいわゆる借金返しの公債費、これは一応読み込めていたわけですけれども、公債費が伸びております。それから、新しい費目として地域の元気づくり交付金、これがその時点でもって新たに新設されて設けられたということで、当初読めなかった要因の費目の一つになります。さらに、高齢者人口の増加ということで、保健衛生費の部分、それから高齢者保健福祉費の部分、さらに生活保護費等の部分で、当初私どものほうで見込んだ金額よりも結果的に伸びたということで増額の結果になっております。以上です。
議長(浅井守雄)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  橋梁長寿命化の全体の補修費用ということでご質問をいただきましたけれども、橋梁長寿命化の計画の中では総額という金額は出してございません。ただし、全部が全部補修が必要というわけではございませんので、中には直さなくてよろしい橋梁もございますし、市の540橋のうち橋長の短い橋も大分ございますので、そういった点で今後計画を詰めていきたいと思っております。
議長(浅井守雄)  18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  橋梁については、総額は質問しておりませんので、大体どれくらいの期間かかるのかなというのを聞いたんですが。
   地方交付税につきましては、大体その理由がわかりましたけども、当初予算では「安全牌をとって、ある程度留保財源を確保した中で予算組みをする」という発言がありました。そうしますと、今回のような、あるいはここ数年ですが、補正で何億、何十億というのがプラスされて、最終的な決算になりますと当初予算よりも20億円、30億円膨らんだ決算になってしまう。今回は災害とか、そういったのが多いんで、そういう部分もあるわけですけども、では一体予算とは何ぞやということになりますけども、そこら辺は安全牌をとって予算は少なくして、最終的には全体は膨らむと、こういうやり方というのは私は余りいいとは思いませんが、その点執行部側はどう思いますか。
議長(浅井守雄)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  ご指摘の部分で、予算編成時の見込みについてご指摘いただきました。議員おっしゃるとおりだと思います。実際先ほど室長のほうからご説明申し上げましたが、大きくは政権交代による見込めない部分が非常にございました。ただ、大屋議員ご指摘のとおり、例年この時期繰り越し等の関係で補正をさせていただいている実情でございます。予算につきましては、私ども財政課財政室のほうでは予算編成方針に基づきましてやっているわけですが、決算の段階でご指摘のように非常に多額な部分不用額となって生じるケースも間々ございます。今後の中で新年度予算編成に向けまして注意してまいりたいと考えております。
議長(浅井守雄)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  期間というご質問ということで、金額と間違ってしまいまして申しわけございません。期間につきましては、先ほども申し上げましたように第2期の総合計画を含めまして今後検討してまいりたいと考えております。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。11番、関矢議員。
11番(関矢孝夫)  11款の災害復旧費についてお聞きいたします。今回7月の豪雨災害での災害復旧費だと思われますけども、農林水産施設災害復旧費は激甚災害指定になっていると、ただ公共土木施設災害は激甚災害指定にならない。これ同じ地区だと思うんですけど、なぜならなかったのか教えていただけますか。
議長(浅井守雄)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  激甚指定につきましては、大きく2種類ございます。1つは、全国規模で指定基準を上回る規模となった災害に対して指定される激甚災害ということで、通称本激というふうに呼んでおります。もう一つは、市町村単位で指定基準を上回る規模となった災害に対して指定される激甚災害ということで、局激というふうに通称呼んでおります。今回の激甚災害につきましては、農地農業用施設については本激ということで指定をされております。公共土木施設につきましては、局激ということで山形県、島根県、山口県で一部市町村が指定をされておりますけれども、魚沼市は基準に満たなかったために指定をされておりません。この基準につきましては、市町村の査定見込み額が市町村の標準税収の50%を満たすことというような基準がございまして、それに満たなかったために指定をされなかったというふうに理解をしております。
議長(浅井守雄)  11番、関矢議員。
11番(関矢孝夫)  余り内容よくわかりませんけども、1地域を同じ災害が襲ったわけですけども、その中でやはり農業施設と土木施設は区分をされるということですか。
議長(浅井守雄)  桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  激甚指定の指定につきましては、内閣府のほうで行われます。先ほど申し上げました農地農業用施設の本激につきましては、8月20日に、閣議決定が15日、交付が20日ということでされております。当然それに伴って局激についても審査はあろうかと思いますけれども、災害第1報で出しました査定の見込み額につきまして先ほど申し上げた基準を満たしていないということで、内閣府のほうで指定がされなかったということだと理解しております。
議長(浅井守雄)  8番、遠藤議員。
8番(遠藤徳一)  19ページになります。森林整備事業ということで、いわゆる都市機構の関係になりますが、友好自治体の足立区のほうで集会施設のほうで一部使用していただけるというような内容だと私伺っておりますが、この予算でありますが、切り出しあるいはストック時間、そして加工合わせてこの金額なのか。その内訳がわかりましたら少しご説明をお願いいたします。
議長(浅井守雄)  酒井企画政策課長。
企画政策課長(酒井 修)  緑の分権の関係ですので、私のほうから説明させていただきます。これにつきましては、当初材料を表面加工程度で納品する予定にしておりましたが、URのほうから要望でパネル加工、リブ加工までやってくれないかというお話がありましたので、こちらで業者に委託をしてその加工をして、そのかかった分は全額負担いただくということで、その加工分がふえたということで増額させていただいたものであります。
議長(浅井守雄)  8番、遠藤議員。
8番(遠藤徳一)  追加のほうの補正ということでありますけれども、UR都市機構さんとの関係になりますが、川下の議論ということでこの分権改革の中でも大分出口の部分を探っていたわけでありますが、今後ともこの都市機構さんとの関係等で魚沼木材が使っていたただけるというような今後の取引あるいは関係等はどうなっておるでしょうか。
議長(浅井守雄)  酒井企画政策課長。
企画政策課長(酒井 修)  今後の見通しですけども、URの関係ではこういう関係、事業が少しなくなるので、とりあえずは需要はないということで言われております。ただ、そこに設置することで魚沼市にこういうのがあるというPRと、それから名前をPRするというようなことで、これからまた効果が出るんじゃないかというふうに思っておりますので、今後直接はいましばらくないと考えております。
議長(浅井守雄)  8番、遠藤議員。
8番(遠藤徳一)  せっかくこうやってある縁で友好自治体のほうから魚沼木材の使用ということであったわけでございますので、今後とも何らかの形でそのPRも含めまして活動していっていただけたらということと、分権改革の予算の意見書の中でやはりどうしても市民へのPRが足りていないという、市民周知が進んでいないということも書かれておりました。せっかく足立区でこれが使っていただけているというのをやはりもう少し市民にもPRとして何らかの発信をしていく、そしてまた業者関係者につきましてもこういった形で魚沼木材を勧めているんだという部分の周知徹底といいますか、その辺をもう少し分権改革のほうでやるベきではないかと思うんですけど、その辺はいかがですか。
議長(浅井守雄)  酒井企画政策課長。
企画政策課長(酒井 修)  おっしゃるとおりだと思います。市としましては、今ホームページ上に経過等を載せて掲示をしてございますが、その程度でやっております。あと関係団体、会議につきましてはお話はしておりますので、できる限り広めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。15番、本田議員。
15番(本田 篤)  私も関矢議員に引き続いてちょっと災害のことでお聞きしたいと思います。今回の大雨による金額面での被害規模というのを、電卓はじけばわかるんでしょうけども、課長のほうで承知していたらお願いいたします。
議長(浅井守雄)  小幡総務課長。
総務課長(小幡 誠)  昨日行政報告の資料として災害対応状況ということでお配りした資料の中に被害状況の金額がそれぞれ載っております。土木関係、それから農林関係、小規模林道ということで区分分けをされて載っておりますので、今ちょっと足し算ができませんが、それをごらんいただきたいというふうに思います。なお、確定はまだこれからになりますので、ご承知おきをいただきたいと思います。以上です。
議長(浅井守雄)  15番、本田議員。
15番(本田 篤)  済みません、私も後で電卓ではじいてみますけれども。実はお伺いしたいのは、今回激甚になった、ならないという背景の中で、いわゆる2年前の豪雨と比べて市の持ち出しというものが大きいのかなというような感じもするんですけども、割合的に今回の災害というのは前回よりも市の持ち出しは大きいですか、少ないですか。
議長(浅井守雄)  渡邉財政課長。
財政課長(渡邉隆夫)  先ほど農林業施設につきましては本激ということで激甚災害指定、それから公共土木につきましては局激指定の中の範疇に入っていないということで、いわゆる国庫補助災害につきましては通常の補助率ということになりますんで、割合からすれば前回23年新潟・福島豪雨につきましては公共土木あるいは農林業施設ともに激甚指定になっていたわけですので、そういう面からすると確かに一般財源としての持ち出しが多いということになろうかと思います。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。9番、渡辺議員。
9番(渡辺一美)  17ページの児童福祉費、私立保育所の運営助成事業なんですけれども、これは保育士の待遇改善ということで県のほうからの全額補助ということですけれども、私立保育所の保育士さんと、それからまた当市はほとんどが公立保育所ということですので、公立保育所の正職ではないパートの方々とかの改善等ということについてはどう考えていられますでしょうか。それからまた、私立保育所の職員の方々との差みたいなものも把握していらっしゃいますでしょうか。
議長(浅井守雄)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  今ほどの件でありますけれども、きちんとした資料が今ございませんが、前にも議員からのご質問にお答えをしたような気がしますけれども、いわゆるパートの皆さんで正職でない方の私どもの市の賃金体系でありますが、県内調べた記憶がありますけれども、基本的には手当を含めて高いほうに位置しているとは認識をしています。それと、私立のほうの皆さんの賃金体系は、なかなか教えていただけなくてきちんと把握はしておりませんけれども、市の職員の募集への応募状況等を考えますと処遇は市立の、公立の保育所のほうが臨時、非常勤の皆さんについてもよろしいのかなという印象を持っています。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第83号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。
   これより議案第83号 平成25年度魚沼市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。
   ここでしばらくの間休憩いたします。
            休 憩 (午前10時52分)

            再 開 (午前11時04分)
議長(浅井守雄)  休憩を解き会議を再開いたします。

     議案第84号 平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議長(浅井守雄)  日程第4、議案第84号 平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書25ページをごらんください。議案第84号 平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算第1号につきましては、事業勘定において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,630万円を追加し、歳入歳出予算の総額を44億4,630万円とするものであります。補正内容につきましては、前年度繰越金の確定及び前年度療養給付費負担金等の精算に伴う償還金の追加及び給付準備基金への積み立てなどを行うものです。詳細につきましては、健康課長に説明させますので、よろしくお願いをいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  それでは、国民健康保険特別会計補正予算につきまして、補足して説明をいたします。事項別明細書により説明させていただきます。34、35ページをごらんいただきたいと思います。まず、歳入からご説明をいたします。10款1項1目一般会計繰入金6,000万円の減額であります。それから、2項1目給付準備基金繰入金4,000万円の減額を計上いたしております。減額分につきましては、24年度繰越金を充当いたしたいと思います。11款1項繰越金であります。2億1,630万円は、24年度繰越額確定によるものであります。
   次に、歳出であります。36ページ、37ページをごらんいただきたいと思います。2款1項1目一般被保険者療養給付費につきましては、繰越金を充当するため、財源内訳を変更いたしております。2款2項2目退職被保険者等高額療養費に1,200万円を計上しておりますが、これまでの給付実績から所要額を増額計上したものであります。6款1項1目介護給付金につきましては、繰越金を充当するため財源内訳を変更しております。9款1項1目給付準備基金積立金につきましては、3,830万円を増額計上しております。11款1項3目償還金につきましては、24年度の療養給付費に係る国庫支出金の精算償還金6,600万円を追加計上しております。以上、補足説明を終わります。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  36ページ、7ページの償還金及び還付加算金の額が6,600万円追加になっておりますが、どうもこの時期の補正に上がってくるというようなことであり、これは24年度の分の償還ということでありますが、こういうふうに補正前の額を見ると23万円しかないのに、ここへ来て6,600万円追加になっておりますので、私の考えとしましてはやはり予算にもある程度見込んで上げていくべきではないかと思いますが、この償還金の仕組みについてちょっと詳しくご説明を願いたいと思います。
   もう一つは、今回の予算につきましては繰越金が2億円を超えておりまして、それを財源に今まで一般会計から繰り入れたものをもとに戻すとか、そういったものが主であります。そういう点で、25年度はもう予算が通っておりますが、26年度に向けて国保税引き下げの財源は十分あると思いますが、その点引き下げの方向を検討いただきたいと思いますが、その点の考え方をお伺いします。
議長(浅井守雄)  順次答弁を求めます。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  それでは、1点目の償還金の件についてであります。この償還金につきましては、給付の実績に基づいて精算が行われ、過払いだったものを返納するということになるわけですが、国保の財政については、議員ご承知のことと思いますが、大変厳しい内容です。保険税で賄われるのは全体の4分の1、4分の3が交付金もしくは補助金というふうなことで賄われております。なお、毎月の支払いが約2億円、年間二十四、五億円の支払いに給付費がなっております。そういった中で、過去の実績に基づいて予算を組んでいるわけでありますが、社会情勢といいますか、例えばインフルエンザなんかが蔓延した場合には医療費が高額になりますし、医療の動向というのがなかなか読めない中での予算の運営、財政運営になるかと思っております。そういったなかなか厳しい中で運営をする中で、こういった返還金が出てくるのはしようがない部分もあるというふうにご理解いただきたいと思います。
   それから、繰越金が出ております。昨年までは給付に充てておりましたが、今回は基金に積み増しをさせていただきました。25年度予算の編成に当たっては、税収不足を補うために2,000万円の法定外繰り入れ、それから給付の変動、それに対応するために準備基金の積み増し、現在4,000万円ほどしかありませんが、積み増しをして安定的な財政運営をしたいというふうなことで25年度予算を組んでおりますが、今回の補正では繰越金が出ておりますので、税率を抑制する2,000万円については減額しておりませんが、積み増し分については繰越金を積み増しするわけですので、一般会計からの分については減額をさせていただきました。今後の新年度、翌年度のことについてもご質問がありましたが、医療費は年々ふえております。今回の決算では、医療費の総額は当初大体二、三%の伸びを見ているんですが、減額とはなっておりますが、1人当たりの医療費は伸びております。被保険者数が減っているということであります。それから、全体の医療費は伸びているということでありますので、今回は繰越金が生じましたが、なお翌年度以降の予算組みについてもなかなか厳しいものがあるというふうに考えております。以上です。
議長(浅井守雄)  18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  1つは、36、37ページの償還金についてですが、説明がありましたが、毎年毎年24から25億円、これだけののが給付基金として出ていると。そうしますと、それをもとに当初の計画予算のところでも数千万円予算に上げていくことというのはできないんでしょうか。こういうところでぼおんと6,600万円上げるというふうになりますと、いろいろ諸事情で繰越金がいっぱいになった、いっぱいふえたとか、いろんなことがあったからこういうふうに上げたんだというふうに思われがちなんで、そこをまず。いろいろ読めない予算だと思いますけども、当初予算でもそこはある程度見込んだ予算に今後できないかどうか。これがまず1点。
   当局側からはいつも財政が厳しい、厳しいという答えしか返ってきておりませんけども、国民健康保険税は非常に高額です。高いです。滞納者もふえています。そういう点で、一般財源からの繰り入れも昨年度やっておりますので、財政調整基金も40億円ぐらいありますから、そういった財源も使えば十分に引き下げの方向は私はできると思いますけども、その点いかがですか。
議長(浅井守雄)  順次お願いします。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  償還金につきましては、給付実績に基づいて精算をするわけですので、財源については国から市の会計に入ったものを実績に合わせて返納するということであります。ご存じのように、医療費の請求は約2カ月後になっております。そういったこと、それから先ほども言いましたけれども、いろんな医療動向によって給付が変わってくるものですから、議員ご指摘のように精度を上げた見込みということについて我々努力していかなければならないと思っていますが、こういった返納金というのは出てくるものだというふうにご理解いただきたいと思います。
   それから、国保税が高いから引き下げをということであります。2年据え置きをしました。県内でどの辺の位置にいるのか、まだ今年度の状況が来ていませんので、わからないところもありますが、中位ぐらいに来ているんではないかなと思っております。この辺のことについても国は広域化についてスケジュールを立てて閣議決定しているようですので、その辺を見ながら、また据え置きを2年しているわけですので、そういったことを考えながら新年度の予算編成考えていきたいというふうに思っております。以上です。
議長(浅井守雄)  18番、大屋議員。
18番(大屋角政)  これは私のライフワークみたいなもんで、国保税引き下げは私の公約でもありますけども、実際には魚沼市の皆さんの所得は県下でも非常に低いです。平均所得は。そうした中で、県下で言えば10番目ぐらいだろうと。高いほうから10番目ですからね。そうしますと、魚沼事情を考えた上で国民健康保険料、それでも高いんですから、やはり引き下げの方向を模索をしていただきたいし、私は十分できると考えておりますが、最後にその点市長は。ためるばかりが脳じゃありません。市民のそういう困ったところにやはり財政出動するのも一つの市の役割だと考えますが、その点いかがですか。
議長(浅井守雄)  大平市長。
市長(大平悦子)  国保税については、かつてやはり基金を使いながら、基金が底をついたということで値上げをさせていただいた経緯があります。将来的な見方をしますと、引き下げることはすぐにはできるとは思いますが、やはり将来を見た中で、今の状況だけでここを引き下げるということではなくてやはり、一般会計からの特別繰り入れということも考えながら進めてはいるんですが、まだそこまでには至っておりません。今のところは、やはりこれからの動向を見た中で考えていきたいというふうに思います。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第84号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。
   これより議案第84号 平成25年度魚沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。

     議案第85号 平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議長(浅井守雄)  続いて、日程第5、議案第85号 平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について提出者の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書39ページをごらんください。議案第85号 平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,830万円を追加し、歳入歳出予算の総額を42億4,130万円とするものであります。補正内容につきましては、前年度繰越金の確定及び前年度保険給付費の確定に伴う精算償還金の計上及び今年度保険給付費の調整を行うものです。詳細につきましては、福祉課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。真島福祉課長。
福祉課長(真島重之)  それでは、平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)について補足して説明を申し上げます。予算書の46ページ、47ページをごらんください。最初に、歳入についてであります。7款繰入金、2項基金繰入金については、今回の補正で不足いたします資金について920万円を給付費準備基金から繰り入れるものであります。8款繰越金については、平成24年度の事業が確定しましたので、繰越金1,710万円を追加いたします。9款諸収入でありますが、返納金200万円を加え、総額2,830万円を追加するものであります。
   次に、歳出であります。48ページ、49ページをごらんください。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費でありますが、地域密着型介護サービス給付費において、利用者の減少が見込まれるため、300万円を減額するものであります。また、2項の介護予防サービス等諸費では、地域密着型介護予防サービス給付費において、グループホーム等の利用者が増加することが見込まれることから、500万円を追加するものであります。6款諸支出金については、平成24年度事業の確定に伴いまして、国県から給付された負担金を返還するため、償還金として2,630万円を追加するものであります。以上で補足説明といたします。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第85号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第85号については委員会付託を省略することに決しました。
   これより討論を行います。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。
   これより議案第85号 平成25年度魚沼市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。

     議案第86号 魚沼市入湯税条例の一部改正について
議長(浅井守雄)  日程第6、議案第86号 魚沼市入湯税条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書1ページをごらんください。議案第86号 魚沼市入湯税条例の一部改正についてであります。魚沼市入湯税条例の一部を改正する条例につきましては、課税免除に関する規定の改正と地方税法の改正に伴う所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、税務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  では、魚沼市入湯税条例の一部改正について、補足して説明いたします。今回の改正につきましては、免除規定を明確にしたいということと、地方税法の改正に伴いまして文字の整備を行いたいということでございます。さらに、災害関連につきまして、今まで免除扱いとして運用してまいりましたけども、今回明記したいということでございます。新旧対照表によりましてご説明いたしますので、4ページをお開きください。第3条第1項第4号につきましては、今まで施設につきましては名称ではなく、その設置条例であらわしたいということでございます。第6号につきましては、自然体験教室など市主催事業で温泉を利用する場合、公営施設のみが課税免除となり、民営施設は課税となっていることから不均衡が生じていること、そして学校教育上の見地から、実施されている各種行事につきましては行政実例によりますと課税免除の措置を講ずることが適当とされております。県内のほかの団体におきましても課税免除としていることから整備するものでございます。第7号につきましては、新たに加える部分でございます。災害発生時における被災者及び復興支援ボランティア等に対する免除規定を明確にするものでございます。次の第11条につきましては、地方税法の一部改正に伴う文言の整備を行うものでございます。なお、今回の改正による入湯税への影響額でありますけれども、小学生以下の者の免除規定の変更はありませんし、今までの自然体験授業等、東京都からの児童生徒の受け入れにつきましては、市の施設を利用しているため影響額はないということでございます。以上、簡単でございますけども、補足の説明といたします。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。8番、遠藤議員。
8番(遠藤徳一)  今ほどの補足説明の中で一、二点ちょっとお聞きしたいと思います。これまでは明記がなかったけれども、自然体験とかで来ていた受け入れの中学生等はいただいていなかったかという点と、今後これがこの条例の改正によりまして入湯税にどれぐらいの費用が減るかといった試算があるか、ないか。その辺ちょっと2点お願いいたします。
議長(浅井守雄)  順次お願いします。佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今までの条例によりますと、小学生以下の部分はそれは変わりないと今ほどの説明でございました。自然体験授業につきましては、市の施設を利用していたものでございます。それで、市主催の例えば浅草山荘等々、民間施設は利用していないということで、自然体験授業につきましても市が共催という部分でございますので、今までは市の市有施設を使った場合は免除しますよという条例になってございますので、徴収はしていなかったということでございます。
   それから、経費云々につきましては、支出の部分でございますか。支出の部分につきましては、税としますと入の部分だけですので、ちょっと持ち合わせがございませんが。よろしくお願いします。
議長(浅井守雄)  8番、遠藤議員。
8番(遠藤徳一)  市の施設の関係は、じゃ問題がないということであれだったんですけども、農業体験等で、私聞き逃したのかもしれませんが、民間の施設に泊まっていただいている方というのは、温泉じゃないから、その辺は入湯税等問題がないということでよろしかったんでしょうか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今のご指摘のとおり、入湯税につきましては温泉施設ということで、民間の宿泊施設につきましては課税されていませんので、ご指摘のとおりでございます。
議長(浅井守雄)  10番、佐藤議員。
10番(佐藤 肇)  第6号の変更についてなんですが、ここに今まで市、または市の機関が主催、開催というような形なんですが、それを学校教育法というような形で学校を定義し、全て高校以下の学校がここに入っていると。それが教育の一環として実施する事業とか、また体育大会、いろんな形で「等」というような言葉を入れているんですが、非常にそうすると子供たちが参加する授業がおおむねこれに該当してくるのではないかというふうに考えますが、非常に市が直接かかわっている施設等については把握というのは案外楽なのかもしれませんけど、民間施設がこういった形での泊まりとかというようなのを受け入れた場合の課税する、しないというような、その辺の事務作業というのが相当煩雑になってくるんじゃないかというふうに考えるんですが、その辺はいかがでしょうか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  このたび改正が認められましたら、すぐに関係の特別徴収義務者には広報するつもりでございます。かなり受け入れの大きい、市が共催している部分につきましては、担当所管部署との連絡はもとよりでございますし、それからそれではなく市を通さない直接温泉施設を使おうとする場合につきましては、今ほど申しましたとおり特別徴収義務者にPRしながら周知をしてやりたいというふうに考えております。
議長(浅井守雄)  10番、佐藤議員。
10番(佐藤 肇)  今までの規定でありますと、市の機関が主催、または共催というような形でなっておりますので、事業を市が主催した、学校が主催するとか、そういった形で規定はできるかと思うんですが、今度の新しい6号の書き方になりますと学校行事というか、そういったものしかここには規定していないような形になるかと思うんです。マラソンだとか、この間ありましたヒルクライム、自転車の関係、そういった事業がここから今度外れてくるんではないでしょうか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今までの条例でございますと、免除するのはあくまでも市有施設ということになっております。ということは、例えばそれよりは民間施設利用という方面に向けたほうが均衡はとれるんじゃなかろうかということでございますので、市では余り欲張らないというふうな書き方になってございますので、ご承知おきいただきたいと思います。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑はありませんか。2番、富永議員。
2番(富永三千敏)  今ほどの質問と関連するんですが、市とかのそういう施設ではなくて民間の施設で、旅館等で夏、冬に関係なく合宿等で市外、県外から学校の生徒さんを受け入れをさせてもらっていますけど、そういったところがありますが、そういった場合はどうなりますでしょうか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今ほどの質問でございますけども、全国、市内問わず、学校教育法に基づく大学等につきましては除きますけども、全部該当になるということでございます。
議長(浅井守雄)  ほかにありませんか。9番、渡辺議員。
9番(渡辺一美)  民間の方々は、報告というか、届け出というんでしょうか、納税のときの事務等が煩雑になるようなことはないでしょうか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  毎月の申告でございますけども、当然ながら全体の入り込み客はどうだ、小学生はどうだということで、通常の事務じゃないかと。課税対象人数、免除人数、それは当然毎月している事務だと思いますので、そうそういっぱいになるものではないかなというふうに考えております。
議長(浅井守雄)  11番、関矢議員。
11番(関矢孝夫)  ちょっと関連してもう一度質問させていただきますが、今ほど富永議員の質問に関連するんですけども、民間の温泉施設で市外の子供たちを合宿等で受け入れた場合、今まではたしか入湯税を預かっていたかと思うんですけども、その辺が今度入湯税免除となりますとかなり入湯税のほうが減額になるんではないかと思いますが、課長答弁では先ほど減額はないというようなお話でしたが、その辺の見解をお聞かせください。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今ほど申し上げました自然体験云々ということにつきましては、市の施設を使っていたということでございます。市がかかわっている体験授業ではないほかの学校行事で使った部分につきましてはちょっと把握してございませんので、はっきりわかりません。ただ、今後ですけども、そうやって高校生になりますと課税対象になると今までなっていたわけでございますが、今後学校教育上の活動ということになりますと免除になるということでございます。
議長(浅井守雄)  11番、関矢議員。
11番(関矢孝夫)  そうしますと、今までは市の施設でしたから庁内等の連絡でできたかと思いますけども、これから民間施設となりますと今まで課税をしていた分今度は課税をしないわけですので、その辺の事務手続だとか、その課税申告書みたいの中にはどのような記載がされてきますか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  課税、課税免除という部分につきましては、申告書にもあるとおりでございます。ただ、冒頭申しましたとおり、11月1日から施行したいということでございますので、市がかかわっていない学校活動事業につきましては各特別徴収義務者にその旨周知いたしまして、それらしきものがありましたら事前に連絡をいただくなり、連絡をとっていただいて免除できる部分については免除してやりたいというふうに考えております。
議長(浅井守雄)  11番、関矢議員。
11番(関矢孝夫)  そうしますと、大変しつこくて申しわけないんですけども、そういう都会から野球の合宿等に来たと、これが学校教育法の中にかかるのかどうかの判断、それを常に問い合わせをしないと課税するか、しないかの判断ができないんではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  学校行事と、あとサークル活動というのはちょっと違うわけでございますけども、その辺につきましても特別徴収義務者の皆さんに例示をしながら、ちょっと判断に困るような場合については連絡をいただくなりして、また私どもは主催者といいますか、その団体のほうにも紛らわしい場合につきましては照会しながら、課税するか、免除するか、その辺は確認していきたいというふうに考えております。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。12番、高野議員。
12番(高野甲子雄)  いわゆる免税、それから課税、この判断は誰がどの時点でするようになりますか。いわゆる業者さんがしますか、市がしますか。
議長(浅井守雄)  佐藤税務課長。
税務課長(佐藤利明)  今ほどの改正につきましては、まだルールをつくるということで、これにつきましては特別徴収義務者に周知をさせていただきます。それで、そのように、じゃこういった場合については、今後課税していた部分につきまして今度該当になる場合につきましては課税免除となるわけでございます。それで、その辺の判断がつきづらい場合なんですけども、税務課のほうへ照会いただくようなシステムをつくっていきたいというふうに思っております。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
   ただいま議題となっております議案第86号は、総務委員会に付託いたします。

     議案第87号 魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
議長(浅井守雄)  日程第7、議案第87号 魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊議案書5ページをごらんください。議案第87号 魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、魚沼地域の医療再編により、県立小出病院を継承して市が整備する魚沼市立小出病院の設置等に関する改正を行うものであります。詳細につきましては、健康課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  それでは、魚沼市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、補足して説明をいたします。新旧対照表により説明させていただきます。議案書の9ページをごらんいただきたいと思います。第2条中、「施設は、国民健康保険魚沼市立堀之内病院と称し、魚沼市堀之内4315番地に置く」を「病院の名称及び設置場所は、次のとおりとする」に改め、同条に次の表を加えて、市立小出病院と市立堀之内病院の名称と設置場所を定めております。次に、3条第2項では、次の表を加え、病院の診療科目及び病床数を定めております。それから、第3条第3項は削り、第11条を第14条とし、第10条の次に次の3条を加えております。第11条では、指定管理者による管理ができることを定めております。それから、第12条については、その利用料金について定めております。第13条については、指定管理者の指定の手続等について定めております。また、施行日につきましては、公布の日からとして附則で定めております。以上で補足説明を終わります。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。17番、森山議員。
17番(森山英敏)  1点お伺いしますが、この条例を見ていきますと堀之内病院も入っておるということですので、将来的には小出病院は公設民営という形で方針が決まっているわけですけども、堀之内病院もそういった方向にできるというふうに解釈できるんですが、そういう解釈でよろしいですか。
議長(浅井守雄)  榎本健康課長。
健康課長(榎本 勝)  はい、そのとおりであります。
議長(浅井守雄)  17番、森山議員。
17番(森山英敏)  そうしますと、現在非常に堀之内病院、お医者さん確保に非常に骨が折れているというようなお話を聞かせていただいております。そうしますと、将来的には小出病院と一体的な運営というほうがそういった医師、看護師確保の面からいうと有効ではないかというような感じがするんですが、将来的にそういう方向に進むかどうかは執行部のほうは考えておりますか。お聞かせ願いたいです。
議長(浅井守雄)  ちょっと大枠ですので、大平市長からお願いします。
市長(大平悦子)  今までの医療再編案の中に堀之内病院は将来的に一体的経営をやっていくということは、話はさせていただいております。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第87号については、会議規則第37条の規定により、地域医療対策特別委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  異議なしと認めます。よって、議案第87号については地域医療対策特別委員会に付託することに決定いたしました。

     議案第88号 魚沼市子ども・子育て会議条例の制定について
議長(浅井守雄)  日程第8、議案第88号 魚沼市子ども・子育て会議条例の制定についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書11ページをごらんください。議案第88号 魚沼市子ども・子育て会議条例の制定についてであります。魚沼市子ども・子育て会議条例の制定につきましては、子ども・子育て支援法の規定に基づき、本市における子ども・子育て会議の組織及び運営に関し、必要な事項を定め、条例の制定をするものであります。詳細につきましては、教育次長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  それでは、補足をして説明を申し上げます。ご存じだと思いますけれども、昨年の8月に子ども・子育て関連3法というものが可決をされ、平成27年度から体制が本格的に移行するという予定となっております。今提案する条例につきましては、子ども・子育て支援法の中の規定によりまして、努力義務ではありますけれども、「市町村は、条例で定めるところにより、審議会その他の合議制の機関を置くように努める」ということがうたわれております。これに従いまして、地域の子供あるいは子育て家庭の実情を十分に踏まえ、子ども・子育て支援に関する施策の推進あるいはその環境整備につきまして調査、審議する機関を置くということでございます。以上であります。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。15番、本田議員。
15番(本田 篤)  私から少し気になることをお伺いさせていただきます。今ほど教育次長のほうから子ども・子育てに関する施策推進、環境整備というような話がございましたが、この子ども・子育て会議そのものはその会議の内容は専門性を伴うものなのかどうかというのを、素人と申しますか、いわゆる一般市民の方々でも参加できる気軽な会議なのかどうかということについてお伺いいたします。
議長(浅井守雄)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  今の件は、13ページの委員のところでありますけれども、第4条第1項第1号から第5号に規定しておりますけれども、いわゆる保護者の皆さんあるいは市民の皆さん、さらにはそれぞれ専門的な皆さんという方々を想定をしてございます。
議長(浅井守雄)  15番、本田議員。
15番(本田 篤)  今ほどの教育次長の回答は、要するに教育次長の回答ですと、当事者であればこの会議に参加できるというふうにも受け取れるんですけども、いわゆるこの委員というものが一般市民を対象にしているものなのかどうかということが1つ疑問にありますので、これに対しても形はどうあれ募っていくのかどうかということをお伺いしたいと思います。
   それともう一点ございます。第2条であります。これはほかの議員からも少し声がありましたので、少し私話をさせていただきます。3行目になります。「市長又は教育委員会の諮問に応じ調査審議する」というふうになっております。この「諮問に応じ」という言葉が我々少しひっかかっておりまして、いわゆる諮問というものは1つの課題に対してこれに対して検討をしてくれというような上達があった中でやると、漢字の意味としては私そのように受けとめておるんですけども、そうしますとこの会議そのものはいわゆる自分自身からの主体性というものがないようにも受けとれます。実情はどういうものなのかお伺いします。
議長(浅井守雄)  富永教育次長。
教育次長(富永 弘)  お答えします。1点目の一般市民ということでありますけれども、よく聞くような言葉でありますが、先ほど申し上げたとおり第4条の委員の皆さんはいわゆる一般の市民の方々が入っていると考えています。さらに、具体的には5号の市長が必要と認める者、これにつきましてはそれこそどなたでもということで、今は公募をしたいというふうに考えております。
   それから、2点目の第2条、会議の所掌事務ということでありますけれども、第1項にはおっしゃるように「市長又は教育委員会の諮問に応じ調査審議をする」でありますけれども、第2項に「建議することができる」という旨を掲げてあります。国の法律には調査審議という言葉しかないような気がしますけれども、主体的に活動する、あるいは法律の文言にはありませんが、国の示した資料QアンドAでは、関係者が政策プロセス、(PDCAサイクル)と書いてありますけれども、政策の立案から実行、評価まで一貫して関与する場として想定されていますので、かなりの主体的な関与を期待され、私どもも想定をしているということであります。
議長(浅井守雄)  ほかにご質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第88号は、福祉文教委員会に付託いたします。
   ここで昼食休憩といたします。
            休 憩 (午前11時56分)

            再 開 (午後 零時59分)
議長(浅井守雄)  休憩を解き会議を再開いたします。
   星野武男議員は、ただいまから出席をしておりますので、ご報告をいたします。

     議案第89号 魚沼市有住宅条例の一部改正について
議長(浅井守雄)  日程第9、議案第89号 魚沼市有住宅条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  別冊の議案書17ページをごらんください。議案第89号 魚沼市有住宅条例の一部改正についてであります。魚沼市有住宅条例の一部を改正する条例につきましては、市有西名住宅12号を用途廃止するため、条例の一部改正を行うものであります。詳細につきましては、土木課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  議案第89号につきまして、補足してご説明申し上げます。西名地内にあります市有西名住宅12号につきましては、昭和41年建築の木造2階建て住宅で老朽化が著しく、昨年度入居されていた方が退去されました。平成20年3月策定の魚沼市営住宅整備方針では用途廃止対象住宅となっているため、本定例会への議案提出させていただいたものでございます。今後は、可決いただいた後に取り壊しを行わせていただきたいと考えております。改正の内容につきまして、お手元資料の20ページの新旧対照表でご説明申し上げます。別表第1及び別表第2につきまして、右側、旧の太線で囲まれた箇所、名称西名住宅12号を左側の新では削除させていただきたいというものでございます。なお、取り壊しに係る予算につきましては、今年度当初予算の8款5項1目住宅管理費の公営住宅等管理事業に計上済みでございます。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第89号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第90号 魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例の一部
            改正について
                          
議長(浅井守雄)  日程第10、議案第90号 魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書21ページをごらんください。議案第90号 魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例の一部改正についてであります。魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成25年度の税制改正において、平成26年1月1日から延滞金の利率が引き下げられることに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、ガス水道局長に説明させます。よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。椿ガス水道局長。
ガス水道局長(椿 正道)  それでは、議案第90号の補足説明をさせていただきます。24ページの新旧対照表をごらんください。魚沼市下水道事業等受益者負担金及び受益者分担金に関する条例が延滞金に関して準用しております魚沼市分担金等の督促手数料及び延滞金徴収条例は、平成25年度の税制改正におきまして、平成26年1月1日から延滞金に関する所要の改正を既に議決いただいているところであります。延滞金の条文の中で14.6%の文言がありますが、受益者分担金は都市計画法第75条に延滞金の上限を14.5%と規定してあるため、14.6%を14.5%と読みかえる規定をしております。その対象条文の整理が必要であるために改正を行うものであります。この改定は、平成26年1月1日に施行するものであります。よろしくお願いを申し上げます。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第90号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第91号 土地の取得について
議長(浅井守雄)  日程第11、議案第91号 土地の取得についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書25ページをごらんください。議案第91号 土地の取得についてであります。土地の取得につきましては、魚沼市斎場建設事業用地として、広神地域の池平字月岡原に約1.9ヘクタールの土地を約7,100万円で取得するものであります。詳細につきましては、環境課長に説明させます。よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。池田環境課長。
環境課長(池田耕太郎)  それでは、補足して説明を申し上げます。本件につきましては、大沢にあります現魚沼市斎場が昭和44年3月の供用開始後43年が経過し、建物や施設の老朽化が著しく、常時稼働の中で火葬炉の修繕を行うなど、施設の効率的運用が困難な状況にあることから、誰もが安心して快適に利用できる新たな斎場の建設が求められていること、また近年墓地の購入の問い合わせやペットを肉親、家族の一員として飼われている家庭が多いことから、ペットを厳粛に埋葬する施設を求める声があること、あるいは近親者のいない方からの共同墓の設置を求める声など、これらのニーズを総合的に判断し、火葬場、墓地公園、小動物火葬炉、ペット霊園及び共同墓を一体的に整備することにより、次世代に対応した新たな斎場の建設用地として取得するものであります。土地の所在地は、魚沼市池平字月岡原401番地8外53筆、地積は1万8,956.43平方メートル、地目は主に畑、宅地等であります。取得価格は7,111万1,740円、取得方法は売買であり、相手方は岩渕太一外12名であります。契約の相手方、取得する土地の一覧及び共有名義の土地の詳細につきましては、27ページ、28ページに記載のとおりであります。また、取得予定地の位置、平面図を29ページ、30ページに掲載しております。なお、取得価格につきましては、不動産鑑定士に委託し、当該土地の仕様に基づき、類似性の高い取引事例との比較、個別的要因の比較、あるいは近隣地域内の地価調査標準価格との比較などによる評価結果を受け、その評価額を参考に用地交渉を行いながら仮契約書を締結したところであります。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。10番、佐藤議員。
10番(佐藤 肇)  今回の斎場の建設用地の取得につきまして、いただきました資料を見させていただきまして、また不明な点がありましたので、現地に行って見てまいりました。幾つか質問をさせていただきます。まず、近年この地域、当該地域も含めてなんですが、地価の状況はどのように推移しているのでしょうか。知る限りかなり上がっているということではないかと思うんですが、その辺の状況はどうかお聞かせください。
   それから2点目に、予定の取得価格が一般の取引価格に比べて高額ではないかと感じるわけですが、その辺はいかがでしょうか。
   次に、取得用地の値段が3段階に分かれていると。一番高いところが1平方メートル当たり4,200円、それから養豚団地の部分については4,000円、それからそのほかは460円というような。議員の皆さんには、けさほどちょっと議長の承諾を得て資料をつくりました。この緑色に塗っている部分が養豚団地、宅地になっている部分で、あと赤いところが畑地、それからあとこの青い部分と、値段が3段階に分かれていると。この辺の要因について教えていただきたいと思います。
   それから、土地の価格というのは地目によって左右されているものというふうに私は考えておりましたけども、今回の取得については用地の地目にはこだわっていないようであります。この辺の評価の違いについてはどのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。
   それから、当初委員会に示された計画の形とまた若干変わっているようですし、また面積もふえているように思います。この辺のことはどのようになっているのか教えていただきたいと思います。
   それから、現状ではまだ養豚団地の部分、構造物がかなり残っております。構造物がある状況で、この土地の評価というのは相当下がってくるのではないかと。ある人に聞くと、「これを撤去しなければ評価額はゼロだよ」なんていうことを言っている方もいました。その辺についてはどのように感じておりますか。
   次に、この敷地内に道路があるわけなんですが、これ色分けした紙を見ていただくとわかるんですが、この白く抜けている部分が赤線とかと言われる部分です。道路部分なんですが、現状とは違っております。この辺が現道の道路部分についてはもう既に市のほうに寄附採納されている部分があったのか、なかったのか。面積的に変わってくるのではないかというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。
   それから、9月の18日にボラセンで説明会を開くというようなのがネット上にも載っておりますが、この説明会というのは、この計画についてというようなことで書いてありましたけども、どのような説明がなされるのか。まだきちっと議会で決まったことではないのかなというふうに思っておりますので、まずそのことをお聞きしたいと思います。
   それから、宅地となっていない部分が全部で8,000平米以上ちょっとあるような気がします。これが開発行為の対象になってくるのではないでしょうか。その辺のことはどうなっているのかお聞きします。
   それから、取りつけ道路の改修も考えていると思いますが、道路をまた広げるということになりますと用地の取得等も出てくるかと思います。今回のこの用地取得の価格がそれらのこれから行われる事業の用地取得にも当然関係してくるものと考えております。その辺についてどのように考えておられるか。以上、お聞きいたします。
議長(浅井守雄)  答弁の前に、10項目ほど挙がっておりますが、説明員のほうにはお手元に多分この資料が届いていないかと思いますので、その辺のやりとりがあろうかと思いますが、それでは順次できる範囲でご答弁をいただきたいと思います。池田環境課長。
環境課長(池田耕太郎)  それでは、数点にわたってご質問をいただきましたので、順次回答をさせていただきたいというふうに思います。まず、当該地区の地価の推移というようなご質問をいただきました。私どもは当該地区の取引事例等の情報を把握しておりませんので、当該地区の地価の推移等についてはお答えできる資料を持ち合わせておりません。ただ、地価につきましては近年下落の傾向にあるということは認識しております。
   それから、予定価格が高いのではないかというようなご質問をいただきました。このたびの取得価格の決定に当たりましては、先ほど説明をさせていただきましたように24年度に三条市に事務所を置く勝見不動産鑑定士事務所に鑑定業務を委託しまして、その評価結果を参考に用地価格を決定し、用地交渉を行ってまいりました。用地取得の考え方は、その取得した土地の利用形態により判断されるものと認識しております。火葬場は都市施設であるというようなことから、都市計画決定を受ける必要があり、用途が指定されるというような状況になります。当然価格決定の根拠につきましても都市計画区域内の宅地扱いというようなことになりますので、鑑定報告書においてもその取引事例が参考になっているということであります。
   続きまして、用地取得の価格が3段階あるというようなご質問でございます。今回の一団の地区の中には、都市計画決定を受ける区域とその他の区域に分かれます。また、ご承知のとおり共有名義地の区域内にコンクリート基礎の残存物があること、また一団の規模が過大であるなど、劣る要因があることを考慮いたしまして、共有名義地、旧養豚団地として活用した部分、それとその他の畑の部分、それから山林地域になりますけども、現況沼地になっている一団ということで3段階に評価を行い、価格設定となっているということであります。また、一団の土地利用となるということで、用地取得価格の考え方につきましては地目別の格差はつけてございません。
   それから、現状の取得価格の区域と面積に違いが出てきているのではないかというようなご説明であります。用地取得面積につきましては1.9ヘクタール弱ということになり、また計画区域の面積につきましてはこの中に赤線の部分等がございますので、今現況測量をやっておりますので、後日確定的な面積が出ようかと思いますが、当初佐藤議員が皆さんのほうに配付しております緑の部分でしょうか、6筆ばかりふえているというような部分がございます。これにつきましては、これまでの経過の中で将来の土地利用を考慮し、一団の区域として取得させていただきたいというようなことでございます。
   続きまして、敷地内の中にコンクリートの基礎の残存物等があるということで、それらの撤去についてもどうかというようなご質問をいただきました。コンクリート基礎の残存物につきましては、先ほど説明申し上げましたように取得価格に反映をさせていただいているということでございます。敷地内の建物や立木がある場合につきましては、これを補償し、撤去していただくというような物件がある場合につきましてはそういう形になりますが、コンクリート基礎につきましてはそういった対象にならないというようなことがございます。したがって、今回の場合は取得した私どものほうで工事施工の中で取り扱っていくというような考え方であります。また、公共施設の建設のために土地を提供していただくということがございますので、所有者にコンクリート殻を片づけなければ売買に応じないというような考え方ではないのかなというふうには考えております。また、今回のここにあります残存物につきましては、現在発注しております実施計画の中で利活用等も検討していきたいというふうに考えております。
   それから、当該地域内に道路等もあって、そこに寄附採納はなかったのかというようなご質問をいただきました。今回の取得予定地の中には、旧月岡養豚団地の団地内に現状公道がございます。これは、旧広神村で土地を買収して公道にして養豚団地組合が利用していたというような経過があります。また、その中に赤線等も含まれているということで、この公道と赤線が混合しているというような現状がございます。これも現在測量を出している中ではっきりとしてくるというようなことでございます。当時広神村で買収してつくった公道につきましては、市道という形で認定してはいないというような状況になっております。
   それから、10月の18日にボラセンでの説明会はどういう説明会かというようなご質問をいただきました。これは、10日の発行の「市報うおぬま」でもお知らせをさせていただいたところでありますが、都市計画決定を受けるための一つの手続ということになります。あくまでも都市計画を変更するための説明会ということで、この変更の原因が今回火葬場の建設ということになりますので、当然どういったものをそこにつくるから都市計画を変更しなければならないというその火葬場について、これまで議員の皆さんに配付させていただきました基本計画に基づいて説明をしたいというふうに考えております。
   また、開発行為等はどうかというようなご質問をいただきました。都市計画決定区域が当然残ります。それが3,000平米以上ある場合につきましては開発行為の申請をしなければならないということがございます。今回の場合につきましても3,000平米以上になるということで、都市計画決定を受けた後、残りの部分を開発許可申請を行い、その後建築確認を行った後工事を発注していくというような段取りになります。また、質問にもなかったんですが、1ヘクタール以上の開発行為がある場合については河川協議も必要になってくるというようなことで、今回一団の区域が1.9ヘクタール少し上回るというようなことで河川協議も中に必要になってきておりますので、これらも手続を踏んでいくというようなことになります。
   それから、取りつけ道路の関係について改修計画、それからそこでまた用地的な提供が出てくるその用地の価格への影響はどうかというようなご質問をいただきました。当然現在新しくできる斎場に出入り進入路でありますが、これが市道池平スキー場線であります。現道が幅員が4メーターということで、葬儀関係になりますと当然マイクロバスが往来するというようなことを考慮し、また冬期間現状の4メーターですと非常に圧迫感が出てくるというようなことを考慮しますと、今建設のほうで市道改良は一般的に全幅8メーター幅員の道路を改良しているというようなことで、ここの取りつけ道路につきましても幅員8メーターの道路改良を計画していきたいということで、近日地権者等への説明を行っていく予定にしております。また、それに伴う用地取得の価格につきましても、今回が先進事例ということになりますので、これらを参考にした用地価格の設定が出てくるんではなかろうかというふうに思っております。
議長(浅井守雄)  10番、佐藤議員。
10番(佐藤 肇)  明快なお答えをありがとうございました。そこで、若干もう少し突っ込んで聞きたいところがあるんですが、土地の評価をしていただいて4,200円ですか、この値段が出たと、そして残存物があるところについては200円を引いて4,000円ですか、その値段というような形で評価をいただいたというようなことだろうと思うんですが、実際にこの地域、現状の宅地の取引、非常に価格というのは低いです。今回斎場というような施設を整備することについて地元のご理解等々もいただくためにそういった話し合いが行われたことだろうとは思うんですが、この土地を取得するのと地元への説明等とは少し性質が違うのではないかなというふうにも私は考えております。やはり一般取引の価格から余り違うような値段が出てきますと、この周辺の方々のところにも影響が当然出てくるというふうに考えております。ここはもう七日市に非常に近い、競っているところですので、どの辺と比べてというようなのは本当に難しかったろうと思いますし、またここらの付近での取引の実態がなかったというような話の中で決定された価格ということだろうと思うんですが、本当に後々その辺の地域から問題が出ないのかなと。平成20年には、その下の羽根川でしょうか、改修のための用地取得を県がされております。そのときの値段は、もう田んぼなら田んぼ、畑なら畑というような形で地目ごとに価格設定をされ、また買収をされているというようなことを考えると、一連だからといってそれが本当に妥当なのかというところが若干疑問なんですが、その辺のことについて答弁をもう一回お願いしたいと思います。
議長(浅井守雄)  池田環境課長。
環境課長(池田耕太郎)  佐藤議員がご指摘のように、当然取得価格につきましては近接地域に影響を及ぼすということは私どもも十分承知でございます。今回の価格の設定につきましては、都市計画決定区域に係る部分とそうでない部分、ここにつきまして市内の取引事例を参考に鑑定士のほうは標準的価格の比準価格等評定表という手法を用いて価格を設定しているということで、都市計画決定区域につきましては近隣に余り宅地の取引事例がないということで市内の宅地の取引事例を引用してきております。また、その他の部分につきましては、農地の取引事例を引用してきております。今の月岡養豚団地の場合につきましては減額要因がありまして、0.705掛けの単価設定になっております。当然宅地扱いの単価と農地扱いの単価には相当格差がございます。今回の場合につきましては、コンクリート等の残存物が残っているところにつきましては0.705掛けということで、表面的には200円の格差が出てきておりますけども、現実的にはそこに要因がなければもっと高い単価になっているということでご理解をいただきたいなというふうに思っております。
議長(浅井守雄)  ほかに質疑ある方。13番、星吉寛議員。
13番(星 吉寛)  1点だけお聞かせ願いたいと思いますが、取得価格3段階あると。4,200円、4,000円。これ理解できます。460円。同じ場所でこれだけの格差が出る原因は何かということをお尋ねしたいと思います。
議長(浅井守雄)  池田環境課長。
環境課長(池田耕太郎)  これも鑑定士のほうから評価をいただきまして、宅地扱いの価格の10%程度というような鑑定結果をいただいておりますので、それに基づいて近隣の、平成23年だったと思うんですが、薬師の運動広場の山林の価格等を参考にしながら決定をさせていただいたということでございます。
議長(浅井守雄)  ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第91号は、福祉文教委員会に付託いたします。

     議案第92号 魚沼市道路線の変更について
議長(浅井守雄)  日程第12、議案第92号 魚沼市道路線の変更についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書31ページをごらんください。議案第92号 魚沼市道路線の変更についてであります。魚沼市道路線の変更につきましては、道路法第10条第3項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。変更する路線につきましては、四日町地内川久保8号線であります。詳細につきましては、土木課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  議案第92号につきまして、補足してご説明申し上げます。今回終点の変更をさせていただく路線につきましては、四日町地内市道川久保8号線でございます。本路線につきましては、現在羽根川公民館脇の市道中田8号線を起点に、終点が国道352号となっております。この終点を県道下倉小出線まで延伸したいというものでございます。延伸部分につきましては、延長約107メーター、幅員約4メーターとなっており、沿線の状況につきましては南側が普通河川旧羽根川、北側は家屋が連檐しており、生活に欠くことのできない道路の上、魚沼市市道認定基準により防災保安上も必要な道路であるため、変更を行いたいというものでございます。参考資料の34ページに位置図が添付されておりますので、ごらんをいただきたいと思っております。以上です。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第92号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第93号 魚沼市道路線の廃止について
議長(浅井守雄)  日程第13、議案第93号 魚沼市道路線の廃止についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。大平市長。
市長(大平悦子)  同じく別冊の議案書35ページをごらんください。議案第93号 魚沼市道路線の廃止についてであります。魚沼市道路線の廃止につきましては、道路法第10条第3項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。廃止する路線につきましては、大白川地内大白川255号線であります。詳細につきましては、土木課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(浅井守雄)  補足説明を求めます。桜井土木課長。
土木課長(桜井 滋)  議案第93号につきまして、補足してご説明申し上げます。廃止する路線は、大白川地内大白川255号線でございます。本路線は、国道252号毛猛平スノーシェッド県境側出口付近からJR只見線を毛猛平踏切で横断し、電源開発株式会社の末沢第2取水ダムに至る延長約240メーター、幅員約3メーターから5メーターの路線でございます。主に電源開発株式会社がダムの維持管理作業道路として使用し、中間部のJR只見線毛猛平踏切には柵があり、一般車両の通行はできない状況になっておるとともに、終点部においてもダム手前に柵があるため行きどまりとなっており、当該自治会にもご説明、ご了解をいただく中、廃止させていただきたいというものでございます。なお、市道廃止後は電源開発株式会社が維持管理を行う旨同意を得ておることを申し添えます。以上です。
議長(浅井守雄)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(浅井守雄)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
   ただいま議題となっております議案第93号は、産業建設委員会に付託いたします。

     散会の宣告
議長(浅井守雄)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。次回は、9月18日午前10時から開会いたします。本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでした。
            散 会 (午後 1時35分)