令和2年第2回魚沼市議会定例会会議録

議事日程 第1号
令和2年6月16日(火曜日) 午前10時開会
第 1  会議録署名議員の指名について
第 2  議会運営委員長報告
第 3  会期の決定について
第 4  諸般の報告
第 5  総務文教委員長報告
第 6  産業建設委員長報告
第 7  広報編集特別委員長報告
第 8  議会改革特別委員長報告
第 9  報告第 7号 令和元年度魚沼市一般会計継続費繰越計算書について
第10  報告第 8号 令和元年度魚沼市一般会計繰越明許費繰越計算書について
第11  報告第 9号 令和元年度魚沼市一般会計事故繰越し繰越計算書について
第12  報告第10号 一般財団法人魚沼農耕舎の経営状況について
第13  報告第11号 一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
第14  報告第12号 株式会社深雪の里の経営状況について
第15  議案第48号 令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)
第16  議案第49号 魚沼市奨学基金条例の一部改正について
第17  議案第50号 魚沼市体育施設条例の一部改正について
第18  議案第51号 魚沼市ふるさと回帰育英基金条例の制定について
第19  議案第52号 魚沼市税条例の一部改正について
第20  議案第53号 魚沼市手数料徴収条例の一部改正について
第21  議案第54号 魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例等の一部改正について
第22  議案第55号 魚沼市営住宅条例等の一部改正について
第23  議案第56号 広神中学校体育館改修工事請負契約の締結について
第24  議案第57号 四日町排水ポンプ場土木工事請負契約の締結について
第25  議案第58号 財産(高規格救急自動車)の取得について
第26  議案第59号 財産(消防団用消防ポンプ自動車)の取得について
第27  議案第60号 財産(ロータリ除雪車)の取得について
第28  議案第61号 財産(除雪ドーザ)の取得について
第29  議案第62号 人権擁護委員候補者の推薦について
第30  同意第 2号 農業委員会委員の任命について
第31  同意第 3号 農業委員会委員の任命について
第32  同意第 4号 農業委員会委員の任命について
第33  同意第 5号 農業委員会委員の任命について
第34  同意第 6号 農業委員会委員の任命について
第35  同意第 7号 農業委員会委員の任命について
第36  同意第 8号 農業委員会委員の任命について
第37  同意第 9号 農業委員会委員の任命について
第38  同意第10号 農業委員会委員の任命について
第39  同意第11号 農業委員会委員の任命について
第40  同意第12号 農業委員会委員の任命について
第41  同意第13号 農業委員会委員の任命について
第42  同意第14号 農業委員会委員の任命について
第43  同意第15号 農業委員会委員の任命について
第44  同意第16号 農業委員会委員の任命について
第45  同意第17号 農業委員会委員の任命について
第46  同意第18号 農業委員会委員の任命について
第47  同意第19号 農業委員会委員の任命について
第48  同意第20号 農業委員会委員の任命について
第49  発議第 1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につ
            いて

本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ

出席議員(20名)
   1番  星     直  樹       2番  浅  井  宏  昭
   3番  星  野  み ゆ き       4番  大  桃  俊  彦
   5番  大  桃     聰       6番  大  平  恭  児
   7番  富  永  三 千 敏       8番  志  田     貢
   9番  佐  藤  敏  雄      10番  大  平  栄  治
  11番  渡  辺  一  美      12番  佐  藤     肇
  13番  関  矢  孝  夫      14番  高  野  甲 子 雄
  15番  本  田     篤      16番  森  島  守  人
  17番  森  山  英  敏      18番  大  屋  角  政
  19番  岡  部  計  夫      20番  遠  藤  徳  一

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
     市         長   佐  藤  雅  一
     副    市    長   東  川     玲
     教    育    長   梅  田     勝
     会  計  管  理  者   吉  田     淳
     総 務 政 策 部 長   森  山  徳  裕
     市 民 福 祉 部 長   桑  原     昇
     産 業 経 済 部 長   武  藤  直  文
     北 部 事 務 所 長   佐  藤     正
     ガ ス 水 道 局 長   椛  沢  伸  幸
     消    防    長   山 之 内  康  浩
     教 育 委 員 会事務局長   吉  澤  国  明
     監 査 委 員 事 務 局長   坂  大     昇
     総 務 政 策 部 副 部長   大  塚  宣  男
     市 民 福 祉 部 副 部長   小  島     勉
     産 業 経 済 部 副 部長   星     政  晴
     農 業 委 員 会事務局長   和  田  純  恵

事務局職員出席者
     議 会 事 務 局 長   佐  藤  竜  郎
     議 会 事 務 局 次 長   磯  部  篤  子
     主         任   高  橋  千  秋
     主         任   今  井  正  幸

            開 会 (午前10時00分)
     開会の宣告
議長(遠藤徳一)  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第2回魚沼市議会定例会を開会いたします。これから本日の会議を開きます。
   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

     会議録署名議員の指名について
議長(遠藤徳一)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、佐藤敏雄議員及び大平栄治議員を指名いたします。

     議会運営委員長報告
議長(遠藤徳一)  日程第2、議会運営委員会報告について、委員長の報告を求めます。佐藤肇議会運営委員長。
12番(佐藤 肇)  おはようございます。議会運営委員会報告を申し上げます。本委員会は所管事務について次のとおり調査を行いましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告をいたします。調査事件名であります。1、令和2年第2回魚沼市議会定例会について、2、閉会中の所管事務調査について、3、議員派遣について、4、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。6月8日に委員会を開催し、上記案件について協議を行いました。令和2年第2回魚沼市議会定例会の付議事件及びその取扱い等については、別紙、令和2年第2回魚沼市議会定例会付議事件一覧のとおりとすることにいたしました。また、急施事件については、定例会開会日前日までに受理した請願及び陳情は議長においてその取扱いを決することとし、その他の事件は議会運営委員会に諮ることといたしました。閉会中の所管事務調査については、これを行うことといたしました。議員派遣については、これを了承しました。その他で、議員表彰の伝達について協議を行いました。また、今後の議会報告会について、実行委員会で検討することといたしました。以上でございます。
議長(遠藤徳一)  委員長に対する質疑はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。議会運営委員会報告を終わります。

     会期の決定について
議長(遠藤徳一)  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から7月3日までの18日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、会期は本日から7月3日までの18日間に決定をいたしました。

     諸般の報告
議長(遠藤徳一)  日程第4、諸般の報告を行います。議長としての報告を行います。市長から本定例会提出議案として、お手元に配付のとおり送付を受けました。関係議案、資料につきましては配付のとおりであります。
   次に、地方自治法第121条の規定により本定例会に出席を求めた職員の職・氏名は、配付のとおりであります。
   次に、議長としての活動は議長活動報告書のとおりであります。
   次に、総務文教委員長、産業建設委員長、広報編集特別委員長及び議会改革特別委員長から所管事務調査報告書が配付のとおり提出をされております。後ほど報告をいただきます。
   次に、受理しました請願、陳情は配付しました請願文書表及び陳情文書表の写しのとおりであります。会議規則第141条の規定により、請願第1号は総務文教委員会に、請願第2号は産業建設委員会に付託いたします。新型コロナウイルスに立ち向かう医療従事者の方々への支援に関する会長声明は配付のみとさせていただきます。これで議長報告を終わります。
   市長から行政報告の申出がありました。これを許します。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  おはようございます。お許しいただきましたので、さきの議会臨時会以降、本日までの行政運営について、4件についてご報告をいたします。
   初めに、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に係る国の特別定額給付金についてでございます。さきの臨時議会においてもご報告申し上げたところでありますが、その後の給付状況等についてご報告をいたします。基準日である4月27日現在の人口及び世帯数に対する申請及び給付状況についてでございますが、6月12日、先週の金曜日現在の申請件数が1万2,742世帯、95.7%、申請者数が3万4,373人分、97%となっております。このうち給付が完了した件数が1万2,632世帯、94.9%、受給者数では3万4,169人、96.5%となっております。なお、今後も申請給付漏れがないように、確認作業を行いながら早期給付に向けて努めてまいりたいと思います。
   次に、新型コロナウイルス感染症対応に係る本市への寄附についてでございます。この件につきましても、さきの臨時議会においてご報告申し上げたところでございますが、その後の市内外の事業者や団体の方々から多くのご厚意を頂戴しております。なお、個々の詳細につきましてはお手元に配付させていただいた資料を御覧いただきたいと思います。
   次に、熊の目撃情報についてでございます。本年4月以降、痕跡を含めた熊の目撃情報が4月に1件、5月に7件、今月に入り14日までに4件の計12件の情報が寄せられております。一昨日は中原地内の住宅地で熊のふんが見つかり、自治会長への連絡、チラシの配布、周辺のパトロールの実施をさせていただいたところでございます。また、地域別に見ますと堀之内地域が4件、小出2件、湯之谷1件、広神1件、守門3件、入広瀬1件でございます。小出地域の2件については、いずれも住宅地での確認であり、最近人家に近いところでの目撃情報が非常に多く寄せられておりますので、夏季も餌を求めて農地や市街地への出没が懸念されることなどから、車庫の戸締まりや熊の餌となるものを放置しないこと等について広報活動を通して引き続き注意喚起をしてまいりたいと考えております。
   次に、新庁舎開庁に伴うご寄附等についてでございます。本年3月19日に竣工し、5月7日に開庁した市役所本庁舎でありますが、業務開始から約1か月が経過したところであり、この間多くの方々から竣工、開庁のお祝いとして絵画や展示ケース等をご寄附いただいております。ご寄贈いただきました絵画等につきましては、本庁舎に展示させていただいておりますが、個々の詳細につきましては、展示予定のものを含めましてお手元にお配りいたしました資料のとおりでございます。このほか、お名前は省略させていただいておりますが、たくさんの生花や祝電も頂戴しておりますので、併せてご報告をいたします。
   以上、4件についての行政報告といたします。
議長(遠藤徳一)  これで、市長の報告を終わります。
   これで諸般の報告を終わります。

     総務文教委員長報告
議長(遠藤徳一)  日程第5、総務文教委員会報告について、委員長の報告を求めます。本田篤総務文教委員長。
15番(本田 篤)  それでは、私のほうから総務文教委員会の報告をさせていただきます。当委員会は、所管事務につきまして次のとおり調査いたしました。魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   まず、調査事件名であります。1、地域防災計画について、2、子育て支援について、3、その他であります。
   次に、調査の経過について報告いたします。6月3日に委員会を開催し、今ほどの事件について調査を行いました。地域防災計画については、計画の改訂経過及び避難所について執行部から説明を受け、質疑を行いました。子育て支援については、希望保育園等への入園状況について執行部から説明を受け、質疑を行いました。また、保育園の民営化について質疑を行いました。その他で、委員会で調査すべき課題に対する進捗状況について確認を行いました。詳細につきましては会議録をご参照ください。以上であります。
議長(遠藤徳一)  委員長に対する質疑はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。総務文教委員会報告を終わります。

     産業建設委員長報告
議長(遠藤徳一)  日程第6、産業建設委員会報告について、委員長の報告を求めます。佐藤敏雄産業建設委員長。
9番(佐藤敏雄)  それでは、産業建設委員会調査報告をいたします。本委員会は、所管事務について次のとおり調査いたしましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   まず、調査事件名です。1、異常消雪に伴う緊急支援の状況について、2、新型コロナウイルスによる被害の調査状況について、3、新型コロナウイルス被害対策について、4、少雪等の気象に起因する農業被害対策について、5、その他であります。
   次に、調査の経過を申し上げます。5月21日に委員会を開催し、今ほどの事件について調査を行いました。異常少雪に伴う緊急支援の実施状況について執行部から資料の提供を受け、報告を行いました。新型コロナウイルスによる被害の調査状況について及び新型コロナウイルス被害対策については、委員会としての調査状況、対策について取りまとめ、議長宛てに報告書を提出することといたしました。少雪等の気象に起因する農業被害対策については、引き続き調査を続けることといたしました。その他で、委員からスキー場の無償譲渡について意見が出され、次回委員会に向けて調査することといたしました。なお、議長宛て報告書は5月22日に提出いたしました。以上ですが、詳細につきましては会議録を参照願います。
議長(遠藤徳一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。産業建設委員会報告を終わります。

     広報編集特別委員長報告
議長(遠藤徳一)  日程第7、広報編集特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。富永三千敏広報編集特別委員長。
7番(富永三千敏)  それでは、広報編集特別委員会の調査報告をいたします。本委員会は、所管事務について次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告をいたします。
   調査事件名です。議会だよりの発行について、2、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。4月2日、9日及び13日に委員会を開催し、議会だより第68号の発行について協議をいたしました。ページ数は22ページとし、内容は第1回定例会の議案、議案の賛否状況、一般質問、各委員会報告、令和2年度会計予算審査特別委員会の質疑、その他の記事とし、4月25日の発行に向け編集作業を行いました。以上であります。
議長(遠藤徳一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。広報編集特別委員会報告を終わります。

     議会改革特別委員長報告
議長(遠藤徳一)  日程第8、議会改革特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。志田貢議会改革特別委員長。
8番(志田 貢)  それでは、議会改革特別委員会調査報告を行います。本委員会は、調査事件について次のとおり調査を行いましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   調査事件名であります。1、委員会のインターネット映像配信について、2、議案の公開について、3、議会へのタブレット・パソコンの持ち込みについて、4、議会へのタブレット導入について、5、その他であります。
   調査の経過であります。3月23日に委員会を開催し、調査事件について協議を行いました。委員会のインターネット映像配信については、6月定例会の委員会の録画試行及び検証に向けて次回の委員会で引き続き検討することとしました。議案の公開については、次回本会議から傍聴席に閲覧用の議案を設置することとし、ホームページ上の公開に向けて引き続き検討することとしました。会議へのタブレット・パソコンの持ち込みについては、事前の端末機の持ち込みを可能とするため会議規則の見直しを進めることとしました。議会へのタブレット導入については、ペーパーレス化及び業務の効率化を念頭に、引き続き検討することとしました。その他で、議会報告会の実行委員会方式見直しについて協議をいたしました。
   続きまして、6月12日に行いました委員会の調査報告をいたします。本委員会は、所管事務について次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   調査事件名であります。1、委員会のインターネット映像配信について、2、その他であります。
   調査の経過であります。6月12日に委員会を開催し、調査事件名について協議を行いました。委員会のインターネット映像配信については、6月定例会の常任委員会で録画試行を行い、次回の委員会で検討することとしました。その他で、閲覧用議案書の貸出しについて、外部モニターによる議場内の映像配信について及び令和2年度中学生議会について事務局から報告を受け、質疑を行いました。詳細につきましては、会議録を参照していただきたいと思います。以上です。
議長(遠藤徳一)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。議会改革特別委員会報告を終わります。

     報告第7号 令和元年度魚沼市一般会計継続費繰越計算書について
     報告第8号 令和元年度魚沼市一般会計繰越明許費繰越計算書について
     報告第9号 令和元年度魚沼市一般会計事故繰越し繰越計算書について

議長(遠藤徳一)  日程第9、報告第7号 令和元年度魚沼市一般会計継続費繰越計算書についてから日程第11、報告第9号 令和元年度魚沼市一般会計事故繰越し繰越計算書についてまでの3件について一括報告を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  報告第7号 令和元年度魚沼市一般会計継続費繰越計算書についてから報告第9号 令和元年度魚沼一般会計事故繰越し繰越計算書についてまでの3件について別冊報告書のとおり報告をいたします。この3件につきましては、地方自治法施行例の規定に基づき、令和2年度会計に繰り越した一般会計の継続費の逓次繰越額、繰越明許費繰越額及び事故繰越額であります。報告第7号 令和元年度魚沼市一般会計継続費繰越計算書については、細野橋解体撤去事業など3件の事業について令和元年度中に支出が終わらなかった継続費の予算を次年度に逓次繰越ししたものであります。報告第8号 令和元年度魚沼市一般会計繰越明許費繰越計算書については、コミュニティFM難聴取対策事業など2月定例会で繰越明許費の議決をいただきました予算のほか、5月28日に専決処分の承認をいただきました令和元年度魚沼市一般会計補正予算(第10号)で新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策として繰越明許費に追加をいたしました農地農業用施設維持管理事業など合計23事業の予算のうち令和元年度中に支出が終わらなかったものを次年度に繰り越したものであります。報告第9号 令和元年度魚沼市一般会計事故繰越し繰越計算書については、防災行政無線等整備事業において新庁舎への機器設置に際し関連工事との調整に不測の日数を要したため令和元年度中に業務が完了しなかったものを次年度に事故繰り越ししたものであります。
   以上、3件についてはいずれも地方自治法施行例第145条第1項、第146条第2項及び第150条第3項の規定により報告するものであります。細部の説明については省略させていただきますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。質疑ございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     報告第10号 一般財団法人魚沼農耕舎の経営状況について
     報告第11号 一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
     報告第12号 株式会社深雪の里の経営状況について

議長(遠藤徳一)  日程第12、報告第10号 一般財団法人魚沼農耕舎の経営状況についてから日程第14、報告第12号 株式会社深雪の里の経営状況についてまでの3件について一括報告を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  報告第10号から報告第12号までの3件について別冊報告書のとおり報告をいたします。この3件につきましては、いずれも魚沼市が出資金等の50%以上を出資している法人であり、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、経営状況を報告するものであります。なお、本日報告させていただく法人以外の経営状況の報告が必要な法人につきましては、法人の総会等の日程の関係から、本定例会最終日、または次の議会での報告を予定をさせていただきたいと思います。以上、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  ただいまの報告について、慣例により質疑がありましたら発言を許します。質疑はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     議案第48号 令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)
議長(遠藤徳一)  日程第15、議案第48号 令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について、提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第48号 令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)について提案理由の説明を申し上げます。本案につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億6,530万円を追加し、歳入歳出予算の総額を323億3,750万円とするものであります。詳細につきましては、総務政策部副部長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  それでは、令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)につきまして補足説明を申し上げます。本補正は、歳入歳出予算及び地方債限度額の補正であり、5月28日付の補正予算以降で生じました新型コロナウイルス感染症対策関連経費としまして、プレミアム付商品券の発行、ひとり親世帯に対する支援や公共工事の追加などのほか、当初予算で計上し切れなかった、あるいは新たに対応しなければならなくなった案件に係る所要予算額の追加や、財源の調整、それから年度末にいただきました寄附金の基金積立てなどが主なものであります。内容につきましては、別紙の議案書、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明をいたします。
   それでは、まず歳入からご説明いたします。議案書10、11ページを御覧ください。13款分担金及び負担金、1項分担金、2目農林水産業費分担金は、新型コロナウイルス感染症の経済対策としまして、水路等改修経費を追加することに伴い、その工事に係る受益者分担金12万円を追加するものであります。15款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金は、福山新田地区での光ファイバー新設工事の増工分として高度無線環境整備推進事業補助金48万7,000円を追加するとともに、コロナウイルス感染症の経済対策としましてプレミアム付商品券発行に要する経費を追加することに伴い、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億1,000万円を追加するものであります。2目民生費国庫補助金は、新型コロナウイルス感染症の経済対策としまして、ひとり親世帯臨時特別給付金を支給するための経費を計上することに伴い、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金2,494万円を、同事務費補助金256万円をそれぞれ計上するものであります。4目土木費国庫補助金は、社会資本整備総合交付金の制度改正によりまして、橋梁長寿命化事業に係る経費に対する交付金が道路局所管補助金に振り替えられるとともに、細野橋解体撤去事業に係る経費が交付金の対象外となったことから、社会資本整備総合交付金7,142万7,000円を減額する一方、佐梨橋補修工事の増額分を含めまして道路事業費補助金5,280万6,000円を追加するものであります。6目教育費国庫補助金は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために実施しました今年3月の小中学校の休校によりキャンセルとなった給食の食材等につきまして、歳出の調理場管理事業で補償金を計上することに伴い、学校臨時休業対策費補助金195万円を計上するものであります。16款県支出金、2項県補助金、5目農林水産業費県補助金は、当初予定に追加しまして農業機械購入補助の要望があったため、農林水産業総合振興事業等補助金1,495万8,000円を追加するとともに、この冬の少雪により消雪促進対策事業を実施しなかったため、緊急消雪促進対策事業補助金130万円を減額するものであります。17款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金は、ふるさと回帰育英基金を新たに設置することに伴い、その利子2万6,000円を計上するものであります。続きまして、12、13ページを御覧ください。18款1項寄附金、4目商工費寄附金は、緑水工業株式会社様より新型コロナウイルス感染症の影響による地域経済の活性化のためにといただきました寄附金10万円を計上するものであります。19款繰入金、1項1目基金繰入金は、今回の予算補正に当たりまして全体の財源調整のために財政調整基金繰入金1億9,638万円を追加するものであります。21款諸収入、5項5目雑入は、県道拡幅工事において支障となる市所有の光ファイバーケーブルの移設工事を行う際に、県が負担する工事費分としまして情報通信基盤施設移設等工事補償金140万円を追加するものであります。22款1項市債、5目土木債は、細野橋解体撤去事業に係る経費が社会資本整備総合交付金の対象外となったことから、財源を市債に振り替えるため道路橋梁債3,230万円を追加するものであります。
   続きまして、歳出についてご説明申し上げます。14、15ページを御覧ください。1款1項1目議会費は、議会運営事業におきまして議場の議長席及び議会事務局長席の視界を改善するため、席のかさ上げを行う修繕料40万2,000円を追加するものであります。2款総務費、1項総務管理費、8目情報通信費は、情報通信基盤施設管理事業におきまして福山新田地区での光ファイバー新設工事で監視装置の導入が必要となったことから、工事請負費400万円を追加するとともに財源内訳を調整するものであります。3款民生費、1項社会福祉費、4目介護予防費は、高齢者生活支援事業におきまして新型コロナウイルス感染症拡大予防対策により、高速道路のETC割引が中止となっている期間に県外の介護保険施設等に入居している家族に面会するためのETCを用いた高速道路使用料の一部を助成する経費としまして事業費補助金108万円を追加するものであります。続きまして、下段から16、17ページも併せて御覧ください。2項児童福祉費、2目児童措置費は、児童扶養手当給付事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響によるひとり親世帯等への支援としまして、児童扶養手当を受給する世帯に対して市独自に給付金を支給するため扶助費950万円を追加するほか、同じく新型コロナウイルス感染症の影響によるひとり親世帯等への支援としましてひとり親世帯臨時特別給付金支給事業におきまして、国の制度によるひとり親世帯への臨時特別給付金として事業費補助金2,494万円のほか、システム改修に係る委託料など関連する事務費256万円をそれぞれ計上するとともに、財源内訳を調整するものであります。16、17ページを御覧ください。4目保育所費は、保育園管理事業におきまして堀之内なかよし保育園の昇降機の不具合を改修する必要があることから、工事請負費64万4,000円を追加するものであります。5項災害救助費、1目生活再建支援費は、生活再建支援事業におきまして新型コロナウイルス感染症など指定感染症の感染などにより市民が健康被害を受けた際に見舞金を支給するため、扶助費50万円を追加するものであります。6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費は、農林水産総合振興事業におきまして、当初の予定に加え農業機械購入補助の追加要望に対応するため、建設事業負担金補助金1,495万8,000円を追加する一方、消雪促進対策事業におきまして、この冬の少雪により消雪促進対策事業補助金の交付がなかったため、事業費補助金565万円を減額するとともに、財源内訳を調整するものであります。5目農地費につきましては、農地農業用施設維持管理事業におきまして、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策としまして水路等改修を追加で実施するため、工事請負費400万円を追加するものであります。2項林業費、2目林業振興費は、林道維持管理事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の経済対策としまして林道改修を追加で実施するため、工事請負費500万円を追加するものであります。続きまして、下のほうから18、19ページも併せて御覧ください。3目林道施設整備費につきましては、こちらも林道整備事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の経済対策としまして林道の改修を追加で実施するため、工事請負費750万円を追加する一方、小規模治山事業におきまして、現場状況による工事実施箇所の変更に伴い、測量調査設計委託料から工事請負費へ150万円の組替えを行うものであります。7款1項商工費、2目商工振興費は、緊急経済対策事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の経済対策として市内商店等の消費の落ち込みに対しまして、地域における消費を喚起、下支えすることを目的に、市内団体が実施するプレミアム付商品券事業への補助金として事業費補助金1億1,000万円を計上するとともに、財源内訳を調整するものであります。4目観光施設費は、その他観光施設管理事業におきまして、神湯とふれあいの里の湯温や湯量が低下していることから井戸内の調査を行うため、測量調査設計委託料374万円を追加するとともに、観光関連の指定管理施設のうち新型コロナウイルス感染症の影響が特に顕著である2か所の道の駅、深雪の里といりひろせ及び2か所の温泉施設、神湯と薬師に対する経営継続支援を行うため、事業費補助金4,170万円を追加するものであります。8款土木費、2項道路橋梁費、1目道路維持費は、市道等維持管理事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の経済対策としまして側溝、安全施設等の改修を追加で実施するため、工事請負費2,600万円を追加するものであります。また、説明欄には表示されておりませんが、歳入で説明しました細野橋解体撤去事業におきまして、国庫支出金から地方債及び一般財源に財源内訳を変更するものであります。続きまして、2目道路新設改良費につきましては、橋梁長寿命化事業におきまして国の補助金を活用して佐梨橋補修工事を促進するため、工事請負費2,500万円を追加するとともに財源内訳を調整するものであります。3目道路除雪費につきましては、道路除雪管理事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の経済対策の一環としまして除雪センターの改修を追加で実施するため、工事請負費400万円を追加するものであります。続きまして、20、21ページも併せて御覧ください。4項都市計画費、3目公園費につきましては、公園管理事業におきまして、こちらも新型コロナウイルス感染症に対する経済対策としまして月岡公園の設備の修繕、改修を追加で実施するため、修繕料250万円、工事請負費250万円をそれぞれ追加するものであります。10款教育費、2項小学校費、1目小学校総務費の小学校管理事業及び次の3項中学校費、1項中学校総務費の中学校管理事業におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響などによります保護者の収入減など学校の諸経費の支払いが困難な要保護、準要保護者への支援としまして、1人当たり1万円の就学援助費を追加支給するため、扶助費を小学校管理事業に150万円を、中学校管理事業に130万円をそれぞれ追加するものであります。6項学校給食費、1目学校給食管理費につきましては、調理場管理事業におきまして、今年3月の小中学校の臨時休校によりましてキャンセルとなった給食の材料費等について、市がその一部を補償するため、補償料260万円を計上するものであります。13款諸支出金、3項1目基金費につきましては、ふるさと回帰育英基金費におきまして、魚沼市の発展に寄与する人材育成と学業意欲が高くても経済的理由により就学が困難である若者で、将来魚沼市で就業する意欲のある者に対しまして支援することを目的に新たな基金を設置するため、積立金7,502万6,000円を計上するものであります。なお、この積立金につきましては今年3月に匿名の方からいただいたご寄附7,500万円を充てさせていただきます。次に、地方債の補正についてであります。お戻りいただきまして、5ページを御覧ください。第2表、地方債補正につきまして、細野橋解体撤去事業におきまして財源を国庫支出金から地方債に変更するため、土木債の限度額の補正を行うものであります。以上、補足説明といたします。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。
   これより質疑を行います。質疑はありませんか。13番、関矢孝夫議員。
13番(関矢孝夫)  それでは、質疑をさせていただきますが、まず議長にお願いがございます。今回のこの本会議での補正予算の質疑は、提案された議案についての質疑ということになりますけども、コロナ感染対策、関連がございますので、前回の臨時議会でも提案された案件についても質疑をさせていただくことをお許しいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
議長(遠藤徳一)  はい。
13番(関矢孝夫)  お許しをいただきましたので、まず1点目ですけども、前回5月28日に臨時議会で提案されました観光費の中の事業費補助金、今出されておりますサンキューキャンペーンという項目で195万円可決をしたわけですけども、これが今現在もう予約がいっぱいだというような話を聞いておりますけども、いつで予約がいっぱいになったのか、まずお聞かせを願いたいと思います。
   それから、今回の補正について質疑をさせていただきますが、まず歳入の11ページ、国庫支出金の中の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、今回1億1,000万円収入がございますけども、これは国の第1次補正予算の中で決められた枠かと思いますが、全体として魚沼市にどれだけの枠があるのかお聞かせ願いたいと思います。
   それからもう一つ、歳入ですけども、市債、13ページ、細野橋解体撤去事業が社会資本整備総合交付金からこの市債に変わった。なぜ社会資本整備総合交付金から外れたのか、その訳をお聞かせ願いたいと思います。
   それから、歳出ですけども、20ページ、21ページですが、教育費の中の小中学校の就学援助を受けているお子さんに1人1万円の給付ということでございますが、この辺のコロナ感染といいますと3月、2月の頃から収入が減ったとかという家庭があるかと思いますけども、その辺について3月で卒業された方だとか、そういう、また新年度になってそれが該当が外れた人たちがこの1万円の給付に該当しているかどうか、まずお聞かせ願いたいと思います。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、4点にわたり質疑をいただきました。先回の臨時会の続きもございますので、併せて回答のほうお願いいたします。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  まず、関矢議員の1点目のお答えでございますが、サンキューキャンペーンにつきましては、6月12日で規定の500件を超えましたので締め切らせていただいております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、答弁をお願いします。大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  臨時地方創生交付金の限度額につきましては、1億9,936万3,000円が限度額となっております。
議長(遠藤徳一)  続きまして、星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  細野橋撤去工事が交付金事業から補助事業に、なぜ対象にならなかったという理由ですけども、交付金事業から個別補助事業に制度改正される中で、橋梁の解体工事につきましては改築または修繕と同時に行う場合にのみ解体工事が補助事業の適用になるというふうな制度が改正されたため、ただ単純に撤去だけを目的とする細野橋につきましてはこの補助対象事業から外れたということになります。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、小中学校の扶助費の関係につきまして。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、小中学校の就学援助の上乗せ支給でございます。対象児童は、今年度の認定ということでありますので、卒業した方は想定していないということであります。それから、収入減について、それを認定するかどうかについては、これから申請をして、収入減が認められれば、それは対象として認定をするということでございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  関矢孝夫議員。
13番(関矢孝夫)  それでは、まずサンキューキャンペーンですけども、6月12日に予約がもう満杯になったということですけど、一部では新聞に折り込み、5月28日に補正が通って、その後新聞折り込みが入って、あとはたしか市報のほうで、6月10日の市報でこれのキャンペーンというのが全世帯に配布されたと思うんです。6月10日配布ですから、遅いところだと6月12日頃に配布される人たちもいたと思うんです。私、その人たちの話を聞いていますけども、いいことなんで行こうかなと思って、予約を入れたらもういっぱいだと。非常に好評で、いいキャンペーンだと思うんですけど、その辺のちょっと当初の予算が少なかったのもあるんだか分かりませんけども、これだけの好評で、また市民がこれだけのコロナ自粛要請の中で、自宅で自粛をしていた中で、少しは羽を伸ばしたいな、魚沼に金を落としたいなという気持ちがあるわけですけども、この辺について、これだけの好評であれば、今後2弾、3弾という補正を考えるのかどうか、まず1点聞かせていただきたいと思います。
   それから、収入の臨時交付金が1億9,900万円、あと八千……約9,000万円ほどあるわけですけれども、この辺について、これは事業を提案をしないとついてこない交付金だということは認識をしておりますが、この辺について何か今考えているのがあるかどうか、それをまずお聞かせ願いたいと思います。
   それから、細野橋の解体事業について、制度改正によって国の補助金事業から外れたということですけども、いつの制度改正によってこれが外れたのかお聞かせ願いたいと思います。
   あと、3点目の教育費ですけども、3月で卒業した方は含まれていないということですけども、私ども議会のほうからも要望として出させていただきました。この臨時休校することによって学校で給食が食べられなくなった。就学援助をいただいている方は、給食を食べた分は援助費として支給されるわけですけども、給食を食べない人たちは援助は受けられない。自宅で食べるしかないんですけども、大変保護者にとっては負担が大きかったので、その辺を何とか補給できないかという要望を出させていただきましたけども、この1万円の中にはたしかそれも含まれているかと思いますが、卒業された方、または前年度はこれの認定になっていたけども、今年度はそれから外れた方についても何とかその辺の給付ができるような考えがあるのか、再度お伺いいたします。
議長(遠藤徳一)  それでは、答弁をお願いいたします。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  ただいまの議員ご指摘のとおり、ぜひこの観光施策を使っていただきたいという観点から新聞折り込みを実施させていただきました。その結果、反響が大変大きくて、ご指摘のとおり市報を出したときには残りが少なくなったという現状がございます。ただ、この事業につきましては、市民向けの癒やしを提供ということから、おかげさまで一定の成果が達成できる見込みとなりましたので、今後、国のほうでも行われますGoToキャンペーンを含めた観光施策、そちらの動向を見ながら、また秋以降、市の対策につきましても検討してまいりたいと考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  交付金の残りの使途につきましてですが、今後の感染対策の予防ですとか経済対策、それからあとこれまでに既に実施したものに対する財源の充当も含めまして、今後充当あるいは活用していくという予定になっておりまして、今後のものにつきましてはこの場ではちょっとまだ具体的な部分につきましては申し上げられないということでよろしくお願いします。
議長(遠藤徳一)  続きまして、星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  いつからの制度改正というご質問ですけども、今年度の4月からの改正になります。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  就学援助につきましてであります。今年度の対象児童ということで、卒業した方は該当しないというふうに申し上げましたけれども、そこについては現在のところそのような取扱いとしたいというふうに制度を考えているところです。なお、対象の世帯につきましては、今回コロナに関する困窮する児童への援助という趣旨から、今までの生活保護世帯の所得相当額1.1を1.3に見直したことから、対象児童は多少増えるというふうなことで見込んでおります。以上です。
議長(遠藤徳一)  関矢議員。
13番(関矢孝夫)  それでは最後、歳入の臨時交付金ですけども、今計画をしているもの、またはもうさらにやった事業の中でも対象がということですけども、分かりましたらで結構ですが、国の補正が、第2次補正が通って、今度はこの交付金自体が、国自体2兆円まで膨れ上がって倍になっておりますけども、この中で当市に与えられる枠というのが分かりましたらお聞かせ願いたいと思います。
議長(遠藤徳一)  1点でよろしいですか。
13番(関矢孝夫)  はい。
議長(遠藤徳一)  大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  今日現在確認したところでは、まだその額については特に示されていないということで、今後またその額のほうは県を経由して、また示されるものというふうに考えております。
議長(遠藤徳一)  続きまして、議席番号12番、佐藤肇議員。
12番(佐藤 肇)  それでは、2点ばかり聞かせていただきたいと思います。まず、1点目なんですが、教育費の給食の関係で、食材のキャンセル補償というようなご説明一部あったわけなんですけども、この調理場管理事業の260万円の補償金というのは、これは買った食材を使わなくて廃棄したというようなことでの補償なのか、それとももう一つは買う予定で注文したんだけども、引き取らなかったんでそれが無駄になったということでの補償金なのか、そのどっちなのかお聞かせをいただきたいと思います。
   それからもう一つ、細野橋の関係なんですが、国の制度が変わって、国庫負担から財源を今度市債に振り替えたということなんですが、当然今回増額工事というようなことになって、その辺が変わった部分もあったんだろうと思うんですが、これは当初からの増額変更がなければ今回のこの市債借入れということはしなくてよかったんじゃなかったかなというふうに今思っています。当然市債で借りるということになれば、市の負担がまた今後、今まで予定していた部分よりも増えることだろうと思うんですが、どれぐらいこの財源が変わったことによって魚沼市の持ち出しが増えるのか、分かっていたら教えていただきたいと思います。以上、2点であります。
議長(遠藤徳一)  それでは、2点にわたり質疑がございました。まず最初に、教育問題であります。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、給食のキャンセルに伴う補償金についてであります。昨年度3月に臨時休校が行われたわけでありますが、そこで言わばキャンセルが利かずに廃棄になった分を市が買い取った分というのがございますが、そのほかにもその間予定をしていた納入業者に対して、それぞれ主食で申し上げますと委託加工賃の相当額、それから牛乳等につきましては納入予定数量に生乳の単価を引いた額を乗じた金額、それから業務用の食材につきましては業務用の多く在庫を抱えるところについてはその全額というわけにはいかずに、それぞれ業者と協議をし、その20%から30%程度を補償するということで見込んだ額を計上してございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、答弁をお願いいたします。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  細野橋の撤去工事が補助対象事業から外れて、市の負担がどれだけ増えたかというご質問ですけども、補助対象事業から外れた事業費につきましては継続費の中の令和2年、令和3年分の金額になります。そうしますと、今設定されている金額が1億500万円になっております。その中で交付金を充てようとしていた金額につきましては4,080万円、これが今過疎債を充てようとしていますので、過疎債の一般財源相当分0.3を掛けますと約1,200万円市の負担が増えるということになります。以上です。
議長(遠藤徳一)  12番、佐藤肇議員。
12番(佐藤 肇)  まず、1点目の給食の関係なんですが、これ休校することによって給食を作らなくていいということで、当然加工を注文しておけば、その加工賃なりなんなりというのが補償をしなければならないというのはよく分かります。ただ、材料なんですが、魚沼市ではかなり給食といいますか、食材を使っている事業所が結構あります。事業所といいますか、市でもいろんな授産施設だったり、また宿舎があって、そこに児童生徒がいるような、そういった施設もあります。そういったところで有効に使うことはできなかったのかなというのが一つ疑問に残っています。捨てるくらいなら当然引き取って、そういったところに無償で使っていただくというのが私は筋ではなかったんだろうかというふうに思います。
   もう一点なんですが、今回国のほうでこれの補填が少しあるわけなんですけれども、これの算定基準みたいなのがありましたらお聞かせをいただきたいと思います。
   それから、細野橋の関係なんですが、これ制度が変わったということで、当然この辺ののは今後また交付金だの調整債だのという形でいろいろ出てくるのかなとも思うんですけども、今回のこういった解体だけの工事というのは今後も多くなってくるんだろうなと思います。当然財源の考え方というか、今後の先の部分、見通しというのは立てていかなければならない部分だと思うんですけども、かなり大きなこれから将来にかけての影響が出てくると思うんですが、その辺のことはどのように捉えられているか、お聞かせをいただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  2点にわたり答弁をお願いいたします。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、給食について、まず廃棄をするなら市内のほかに有効に使ってもらうべきだということについては、そのようなことが望ましかったというふうに考えておりますが、前回、3月の休校につきましては非常に時間の猶予がなかったということで、生鮮食料品などについてキャンセルが利かないものについては結果的に廃棄したものがあったということでありますが、今後、第2波で仮に休校になるというようなことがありましたら、そのようなことを十分考えたいというふうに考えております。
   それから、補助対象になる算定の仕方につきましては、詳細については全てを今持ち合わせておりませんけれども、県の給食会、それから牛乳等であれば牛乳組合がそれぞれ補助対象となる算定の式を県下の市町村にそれぞれ示して、それを各市町村の教育委員会で判断して計上したということであります。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  今後、橋梁の撤去は増えるんではないかというお話ですけれども、橋梁の撤去につきましては地域の方の同意が必要ですので、単純に増えていくかというとそうでもないのかなというふうには思いますけども、ただ単純撤去というのが発生した場合には、道路網の改良というか、道路網の見直しに絡めて橋梁を統合していくというふうな理由づけをしながら、補助対象になるような理由をつけて、市の負担は減らすようなことで考えていきたいと思っております。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、質疑の途中でありますし、まだ質疑者も大勢待機をいたしておりますが、ここでしばらくの間休憩をいたします。
            休 憩 (午前11時03分)

            再 開 (午前11時15分)
議長(遠藤徳一)  それでは、休憩を解いて会議を再開いたします。

     発言の一部訂正
議長(遠藤徳一)  質疑に入る前でありますけども、吉澤教育委員会事務局長より発言を求められておりますので、これを許したいと思います。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  先ほど就学援助の上乗せについて関矢議員からご質問いただきましたことについて訂正をさせていただきたく、発言を求めるものであります。
   先ほど今年度非該当になった児童、それから卒業した児童について対象としていない予算の計上だというふうに申し上げましたが、これにつきましては今後交付要綱等例規はこれから整備をするところでありますが、予算計上におきましては昨年認定で今年度非該当になった者、それから卒業した者も含んでの予算計上ということでありますので、おわびして訂正いたします。失礼しました。

議長(遠藤徳一)  それでは、質疑に入りたいと思います。大平恭児議員の発言を許します。6番、大平恭児議員。
6番(大平恭児)  それでは、何点かお聞きしたいと思います。1点目は、ページ11の、先ほど関矢議員の続きですけれども、地方創生臨時交付金。この金額、配分は分かりましたけれども、そもそもの目的、これをまず伺いたいと思います。
   それから、1つ、その中で感染拡大防止のために、先ほど少しご回答いただきましたけれども、やっぱり医療や、特に医療、どう対応するのかというのがコロナ対策では非常に重要だというふうに言われておりますので、ここの対策について、この交付金もしくはそれに対応できなくてもほかの財源を使って対応する整備、体制整備のための措置をするのかどうか、そこら辺の考え方について聞かせてください。
   それから、ページ15、福山地区のファイバーケーブル設置について、具体的に工期、いつ頃までを目途に工事を終わるのか、そこら辺の状況を聞かせてください。
   それから、19ページ、緊急経済対策について伺います。今回の経済対策では、前回示された上乗せ措置ありませんでした。非常に残念だと思っていますが、この経営継続支援事業、この対象や金額について私は見直すべきだと思うんですけれども、そのお考えがあるかないかということと、それからプレミアム商品券について伺います。地元の方々から要望があってのことだと思いますが、金額的に例えば昨年消費税の消費喚起のためのプレミアム商品券、1億1,000万円ぐらい逆に戻されたというある意味苦い経験をしているわけで、その辺の対応、具体的にそれらを踏まえて対象や、それから販売の場所だとか、それから販売の例えば休日、平日も問わず、いつでも、どこでも交換できるかということと、それからどの程度の利用を見込んでいるのか。金額的には昨年と比べて大幅に少ないです。そこら辺の見通し、分かりましたら聞かせてください。
   それから、1億9,000万円の臨時調整交付金というのが、大体そういう限度額だと。これから2次分、政府の2次補正分が示されて、それも合わせてということだと思うんですけれども、経済対策やっていく上ではこれではちょっと足りないということがどうしても起きると思うんで、ほかの財源を使って、例えば財調なんかも使って、場合によって、必要に応じてこの経済対策、緊急にやるべきもの、中長期的な考え方のもの、あると思いますが、この国の交付金に頼らずに自前でどんどんやっていく、そういうお考えがあるかどうか、その辺について伺います。
議長(遠藤徳一)  それでは、順次答弁を求めます。大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  まず、臨時交付金の目的についてであります。こちらにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るためということが目的となっております。
議長(遠藤徳一)  森山総務政策部長。
総務政策部長(森山徳裕)  福山新田地区の情報通信基盤の工事の関係でございますが、工期の細かい資料は今持ち合わておりませんけれども、工事というようなことでございまして、降雪期までには工事を終了するというようなことで進めさせていただきたいと考えております。
議長(遠藤徳一)  続きまして、武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  それでは、3点目の関係でございます。さきの臨時議会で予算をお認めいただきました経営継続支援事業、こちらにつきましてはただいまも受付を継続しておりまして、これ以上の上乗せにつきましては考えておりません。
   それから、4点目、プレミアム商品券事業、今回この補正でお願いをしておりますが、こちらにつきましての制度設計の詳細につきましては、この予算議決をいただきましたら詳細検討に入らせていただきたいと考えております。ただ、見込みとしましては、やはりプレミアム率を100%ということで大変高額なプレミアム率をもって市民の皆様から買っていただき、市内経済の回復に向けて進んでいきたいということで考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、5点目になりますか。それでは、大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  今後の資金の活用等につきましてですけれど、まずは国の資金も活用しながら、必要な対策が出てくれば国の資金を活用した上で、さらにまた単独の事業につきましても市の財源も使いながら、その都度資金について検討しながら、財源手当てをしながら必要な事業について実施していくという形になろうかと思います。
議長(遠藤徳一)  それでは、医療のことについて答弁が漏れておりますので、桑原市民福祉部長。
市民福祉部長(桑原 昇)  この臨時交付金の対象として医療関係が対象になるかということについては、対象になるということでございます。
議長(遠藤徳一)  そこではなくて、医療対応ということの対策について答弁お願いいたします。
市民福祉部長(桑原 昇)  これについては、現在のところ具体的な要望等が来ておりませんので、今回補正予算のほうには計上してございません。したがって、今回のほうは対象になる部分ではございますけれども、計上していないということでございます。
議長(遠藤徳一)  大平恭児議員。
6番(大平恭児)  交付金の目的は分かりました。私聞いた2番目の医療、介護についてなんですけども、要望来ていないからやらないという話では私はないと思います。医療、この地域でコロナ感染から非常に多くの方の犠牲が他自治体、他県のようにならないために、今最善の努力を行うことが求められているし、これは報道機関や国会でも十分議論されているところであります。それについてやっぱりもうちょっと踏み込んだ形で考えておかないと、後になって対応が非常に厳しい対応を迫られることになります。市民的にも事業所等でも非常に苛酷な対応も考えられますので、ここは特段配慮して考えていただきたい。その考えをもう一回お聞きします。
   それから、プレミアム商品券のことについて、詳細がまだ分かっていないとかと言う前に、やっぱり大枠、細かい事務的なことについて私は聞いているわけではありません。細かいところをぜひ聞きたいというわけでもないですし、大枠という考え方、昨年の例があるわけですから、どういう考え方でこのプレミアム商品券、せっかく地元から要望があったわけですから、即座に対応していただきたいと思いますが、そこら辺は分かっている範囲で結構ですので聞かせてください。
   それから、地方創生臨時交付金については、逆に戻って申し訳ないですけれども、実施計画そのものを5月下旬までに出して、それに基づいて交付金措置を受けるための事業提案をして、それで決められるという形だと思います。1億9,000万円ということがありましたけれども、今後も上積みされるわけですので、やっぱりそれ実施計画、様々な実施計画を立てて行っていると思いますので、そこについてもっと踏み込んだ対応、臨機応変にスピーディーに実施していくことが今やっぱり最も求められていることだと思いますので、そこら辺の認識、再度伺いたいと思います。
   それから、経営継続支援事業についてなんですけれども、そこにもうそれ以上上積みをしないという話をされました。しかしながら、事業者的には非常に大変な状況もあったり、固定費なんかも非常に、払込みも非常に大変な状況もあると思います。そこについてやっぱり上積み、もしくは別建ての給付措置、主には事業所関係で私は聞いていますけれども、そこに踏み込んだ対応を私はすべきだというふうに思うし、今回の給付金対応も前年比50%以上、大変厳しい。私がお聞きしたところでは、かなり死活問題のところでいる状況で、これは厳しいという話も随分伺っています。もう一歩踏み込んだ対応をすべきと考えますが、再度伺います。
議長(遠藤徳一)  順次答弁を求めます。桑原市民福祉部長。
市民福祉部長(桑原 昇)  医療、介護の関係でございますけれども、今後各業界と協議を進める中で、今後検討してまいりたいというふうに思っております。
議長(遠藤徳一)  続きまして、プレミアムの関係。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  それでは、今回のプレミアム商品券事業につきまして、若干もう少し突っ込んでご説明をさせていただきます。まず、本プレミアム商品券事業につきましては、議員ご指摘のとおり要望、商工会連絡協議会からの要望に基づいて実施を検討させていただいている事業でございます。まず、事業主体につきましては、今ほどの商工会連絡協議会。それから事業規模でございますが、こちらにつきましては商品券の発行総額を2億円と想定をさせていただいております。そのうちプレミアム分の1億円を補助金として協議会のほうへ支出をさせていただくと。それプラス1,000万円がついておりますが、こちらにつきましては事務経費の補助分、商品券の印刷代、それからチラシ、換金手数料等々を含めまして1,000万円ということで計上をさせていただいております。そのほか、今後、今までの商品券事業の経過も踏まえた中で、より一層市民の方から購買していただいて、市内経済の回復に寄与できるような制度設計につきましては、今後事業主体と検討を重ねてまいりたいと考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  上乗せについては。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  上乗せにつきましては、先ほどのお答えのとおり、現段階では考えておりません。それから、50%につきましても先日の臨時議会の際にお答えさせていただいたとおりでございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  地方創生交付金についてでありますが、状況に応じまして必要な事業を検討、計画しながら実施を進めてまいりたいというふうに考えております。
議長(遠藤徳一)  大平恭児議員。
6番(大平恭児)  プレミアム商品券お示しいただきました。ぜひ進めていただきたいということはあります。1点、期間をどの程度見ていらっしゃるのかということ、販売を大体いつ頃、それから最終的な期限といいましょうか、その商品券自体の期限等を総合的に期間としてどの程度見ているのか、そこら辺も概略で結構ですので教えてください。
   それからもう一点、地方創生臨時交付金について、第2次の実施計画も2次補正に合わせたと思いますが、求めているというか、提出も可能だという話も私伺っております。ぜひ市内の状況を考えて、再度計画も追加するのは追加して、ぜひ実効性のある対策を考えていただきたいというふうに思いますが、そこら辺の今後の計画について、追加の計画を考えるかどうか、そこら辺について伺いたいと思います。以上です。
議長(遠藤徳一)  武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  プレミアム商品券事業の期間及び換金等の期間につきましては、当然のことながらこの商品券事業につきましては一刻も早く市内経済の回復に寄与するのが目的となっておりますので、準備ができ次第開始をし、当然なるべく早い期間で購買、換金が図られるように事業主体と今後検討してまいりたいと考えております。
議長(遠藤徳一)  大塚総務政策部副部長。
総務政策部副部長(大塚宣男)  地方創生臨時交付金の第2次の計画についてでありますが、議員おっしゃるとおり市内の状況を考えながら、今後実効性あるものとして追加の事業等も含めて、またしっかり検討していきたいというふうに考えております。
議長(遠藤徳一)  それでは、続きまして渡辺一美議員の発言を許します。11番、渡辺一美議員。
11番(渡辺一美)  それでは、私のほうからはまず15ページの高齢者生活支援事業ということで、先ほど県外施設に入居されて、介護施設等に入居されている家族への高速が土日の負担が軽くなるのがなくなったというところで、そこのところを補助していくんだというお話でございました。対象者が、対象者というか、対象のご家族、世帯がどのくらいで、補助率としてどのように考えているのかということと、それからこの期間ですけれども、これ予算が通ってからということになりますので、これからということになるかと思います。その後、どのくらいまで続ける予定でいらっしゃるのかということが1点。
   それから、私もプレミアム商品券非常に気になります。率として100%、例えば5,000円で1万円分の買物ができるということになるかと思います。やはりこれ公平性がとても大事だと思いますので、実は経済的に余裕のない方が、これまでにも何回もプレミアム商品券を発行してきましたけれども、使うときに1,000円だとおつりが出ないというようなことで、大変だから1回の券を500円ぐらいにしてほしいとか、それから買うときですけれども、1世帯当たりあるいは1人当たり何枚というようなところがあるかと思うんですけれども、そのあたりも十分に全市民の人数分しっかりと確保できるような想定になっているのか。これだけの補助率ですから、ぜひ全市民が使っていただけるような考え方になっているのかどうかというところを聞かせていただきたいと思います。
   それと、同じく19ページですけれども、先ほど神湯ですとか、それから薬師、そして道の駅、いりひろせと深雪の里のほうに事業費補助金をコロナの影響が大きかったということで、そこに支給するということでございますけれども、それぞれどの程度支給されて、そしてその根拠となる数字というのはどのようにして算定されたのかお聞かせいただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  それでは、3点にわたり質疑がございます。答弁をお願いいたします。小島市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(小島 勉)  今ほどの介護施設、県外の介護施設への入居者状況でありますけれども、令和2年の3月31日現在でありますが、57世帯、59名が県外の施設に入所されております。それから、補助率でありますけれども、ETCで使用した料金のうち2分の1の補助を考えております。1回当たり5,000円を上限であります。それから、期間でありますけれども、年度内を予定しております。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  それでは、2点目のプレミアム商品券につきましては、議員ご指摘のとおり発券の種別、1,000円、500円、いろいろ単位がございますが、発券の種別、それから1人当たりの購入制限等々も含めまして、なるべく市民の皆様がご利用できるような制度設計を検討してまいりたいと考えております。
   それから3点目、指定管理の損失補填の関係でございますが、指定管理者4件につきまして、それぞれ額のほうを申し上げさせていただきたいと思います。まず、額につきましては、神湯とふれあいの里につきまして2,670万円、次に薬師温泉センターゆーパーク薬師につきまして290万円。次に、道の駅でございます。深雪の里につきまして890万円。次に、道の駅いりひろせ、鏡ヶ池総合案内所でございますが、こちらにつきまして320万円ということで、合計の額となっております。それから、この損失の補填の算出根拠でございますけれども、基本的には今ほどの予算計上につきましては本年度の4月から8月分までの5か月間を想定しております。それが第1の条件。それから、根拠につきましては各事業所の各月の損益、過去3年分の平均と現年の同月を比較しまして、その差を補填するという基本原則でございます。そして、その差額の補填に企業努力の部分も含めて90%の補填をさせていただくということになっておりますので、今回の予算の総額につきましては想定の部分もございます。今後8月分までそれぞれ月単位で比較し、それぞれの差額について補填をしていきたいというふうな考えでございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  渡辺一美議員。
11番(渡辺一美)  まず、最初の高速道路の件につきましては、本来であれば魚沼市に入居できる施設が十分にあるべきところを入居できないということで県外の施設に行っていらっしゃる方です。ですので、そこのところを、ETCが割引がなくなっている期間までなのかなと思いましたら、一応は年内いっぱいということです。ETCの割引がなくなった後も続けられる考えになるのかどうかというところがまずあるかと思うんですけれども、そのあたり1点、もう一回聞かせていただきたいことと、それから次のプレミアム商品券ですけれども、ちょっと話はずれるかもしれませんが、先ほどのサンキューキャンペーンもそうなんですけれども、住民からすればやっぱりこの地元でしっかりお金を落としたいという気持ちがある中で、使いたかったのに、買いたかったのにというところがやっぱりないような制度設計にしていただきたいというふうに思っていますので、しっかりその辺はやはり事業所の考え方もあるでしょうけれども、市としてそのあたりをしっかりと向こう側に伝えながら一緒に検討していただきたい。そこは信頼してお任せしようかなと思います。
   それで、神湯と、それから事業費補填なんですけれども、今ほどのお話ですと過去3年分の売上げになるんでしょうか。それの平均値に対しての今年度の差額分の90%というお話でした。そうしますと、ある意味休業をしているということは、電気代ですとか、要は固定費ですよね。固定費かからない部分がありますから、そうなると過剰に補填をする形にならないかどうかちょっと心配なんですけれども、そのあたりの固定費の考え方等はどのように考えて補填をされているのかどうかというところを聞かせていただきたいのと、市がお金を出しているところの指定管理を受けているところでございますし、またそこで働いている方たちもいらっしゃいますので、ここに補填すること自体は私としてはしっかりと補填していただきながら経営を存続させていただきたいと思っていますが、市内には同じような観光業、そしてまた、宿泊施設も観光業ですけれども、方がたくさんいらっしゃいます。そういった方々に対して国の支援等だけでなく、サンキューキャンペーンありましたけど、サンキューキャンペーンは、これ神湯ですとか、そういった薬師ですとか、そこもみんな使えるようになっております。そうしますと、市が指定管理に出しているところに対してだけではなく、そうじゃない観光業の方たちへの支援策という独自の支援策というようなものを今後考えていくお考えがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  それでは、小島市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(小島 勉)  ETCの割引の関係ですけれども、制度の目的というのがETCの割引が利かない期間について補助するというものでありますので、年度内ではありますけれども、ETCの割引がない期間を対象とさせていただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  続きまして、武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  それでは、プレミアム商品券の件につきましては、議員のご意見も踏まえた上で、信頼されておりますので、適切に運用してまいりたいと考えております。
   続きまして、指定管理者の補填につきましては、当然議員のおっしゃるとおり固定費等もありますので、売上げではなく収益に基づいて計算をさせていただいております。
   それから、市内指定管理以外の観光業もあるということですけれども、そもそも自治法に基づく指定管理施設と市内の民間事業所はもう根本的な考えが違いますので、それはそれ、これはこれという中で適切に支援策を検討してまいりたいと考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  渡辺一美議員。
11番(渡辺一美)  私のほうがちょっと認識がもしかしたら間違っているかもしれないんですけれども、高速道路の割引がない期間というのは6月の14日で終わるのではないかということなんですけれども、そこについてそうすると、またどういうふうになるか分かりませんが、そのときだけなのか、それともこれまでに行った領収書等を持ってきたらお渡しするというような考え方なのか、そのあたりについてもう一回確認させてください。
   それから、神湯、当然指定管理を出しているところでございますので、そこに対する考え方と、当然民間の観光業に対するお金の出し方の考え方は違うと思います。でも、今回のこのコロナの事態の中で、国はいろんなところがやっぱり、要するに持続できるように、コロナが終息した後も事業ができるようにという考え方でいろいろな持続化給付金ですとか、そしてまた雇用調整助成金ですとか出しているわけです。それらの例えば対象にこの神湯だとか、そういったものがならないというのであれば、その差額分ですとかということで補填をしていくのとプラスアルファだというお話であれば分かりますけれども、やはりコロナでもってかなり打撃を被っている宿泊業ですとか、それから来た方々に対する観光業ですよね。それから、バス、いろんな業界が本当に観光業の方々苦しんでいらっしゃると思いますので、そういった方々に対しては全く視点を変えていただいて、市内の事業所を存続させていけるためということで、これはもう観光課ですとか、そういったところの考え方の中でしっかりと支援をしていく別の考え方はないのかという聞き方をしておりますので、決してこれと同率でしなさいという言い方ではございません。市内の観光業の方たち、サンキューキャンペーンも195万円でしかありませんでした、申し訳ございませんけれども。まだまだ追加でもって市内のホテルの方々に、もうあと1,000人分ぐらい追加で出しますとか、あるいはプラス持続化給付金だけでは足りない部分についてある程度、この間10万円の5か月分ですか、ありましたけれども、それ以外にも観光業等に向けて同じように少し打撃が大きいところにやっていかなければいけないのではないかと考えますけれど、そのような考えはございませんでしょうか。
議長(遠藤徳一)  まずは小島市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(小島 勉)  ETC割引の件でありますけれども、まず中止期間が終了したという情報でありますけれども、うちのほうでも最近になってそれをつかみました。今後2波、3波というのが想定、できればしたくはないんですけれども、あるかもしれません。そのときにETCの割引が中止になった場合に対象ということで迅速にさせていただきたいということと、それから4月に遡りまして、そういう対象の方がおられた場合についても対象としたいというふうに検討したいというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  まず、1点目の指定管理に対する収益の補填につきましては、その計算の中で当然国の持続化給付金、それから雇用調整助成金、また県の休業協力金、もしくは当市の継続支援事業、そちらを受けられる事業所については、当然その部分は引いた中で収益の補填を計算しております。
   それから、もう一点、市内観光事業を特出する話になりますけれども、先ほどの話のとおりサンキューだけにとどまらず、今後6月19日から新たなる経済対策が今度具体的に動き出します。全国を股にした今度は観光業の支援ということになりますので、国、県の施策も視野に入れながら、今後また観光業に対しても検討してまいりたいと考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、続きまして大桃聰議員。発言を許します。5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  プレミアム商品券の話ですけども、1億円で5,000円ということであれば、2万枚発行することだと思います。世帯割としても、1世帯2枚というようなことになるのかどうか伺います。
   それから、土木費の都市計画費の公園費なんですけども、公園管理事業の修繕費、これは月岡公園のゴルフ練習場の外階段だと思うんですが、この階段は何のためについているか、分かっていますか。
   もう一点、工事請負費の防球ネットなんですけども、これもゴルフ練習場の防球ネットだと思います。あそこ大分面積あるんですけども、この250万円でどの程度、何%ぐらいを付け替えるおつもりか、お聞かせください。
議長(遠藤徳一)  それでは、3点について。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  それでは、1点目のプレミアム商品券につきましては、枚数等、何円券を何枚にセットする等々につきましては、まだ今後検討すべき余地があると思います。それから、世帯単位での枚数制限をどうかけるのか等につきましても、今後の検討となります。いずれにしましても、先ほど渡辺議員の質問にお答えしましたとおり、なるべく市民全体が享受できるような体制づくりを図ってまいりたいと考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、公園の関係になります。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  公園管理事業の修繕費用についてでありますけども、管理事務所の外階段ですけども、用途としては非常階段というふうに認識をしております。
   あと、3点目の防球ネットの修繕ですけども、防球ネットが傷んでいるネットの修繕ということで120万円の予算計上になっております。何%これが直るのかというようなご質問ですけれども、この120万円で傷んでいる網の部分が直るものだと思っております。以上です。
議長(遠藤徳一)  5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  細かいところまで決まっていないらしいのでいいんですけども、全部で2億円、1億円出すわけですが、世帯で換算しても1世帯2枚と、1人当たりにすれば1枚も買えない。それは金額の設定があるんで、はっきり言えませんけども、もうちょっと何とかしたらいいんじゃないかと私は思いますけど、それについてはもうやめます。
   公園費の修繕料の外階段、それ非常階段です。私行ってみたら、昨日行ったんです。行ってみたら、1階の上がるところに肥料袋ですけれども、土のうみたいになって置いてあって、これは全然使っていないなと。使っていないんだから要らないんじゃないのと私は思って、都市整備課長に電話したんです。こんなの要らないんじゃないのかと言ったら、それ非常階段なんで要るんですという話だから、いいかい。非常階段をこのコロナの経済対策でやるなんて話じゃないんです。補正予算出す話じゃない、今使っていないんだから。何で使っていないかといったら、危なくて使えないからといって課長は言った。そんなのこんなところに出す場合じゃないでしょう。何でもっと早くやらないんだと、そういうことです。いいですか。
   それと、防球ネットが120万円、壊れた滑車があと残り130万円なんだろうけども、あそこのネットはまだ張り替えていないんです。ということは、今傷んでいるネットを張り替えたところで、その隣、そのまた隣はすぐまた駄目になるはずなんです、全部取っかえなければ。これ今250万円ばかつけて、それやっても、もう次から次へとお金かかります。それは年次的に考えてやらなきゃなんない話で、経済対策でぴょっと出てくるような話じゃないんです。実際にあこ、でっかい支柱があります。あれだってさびさびです。これだって塗装しなきゃなんない。全部やったら大変なお金かかります。これもどうするのか、年次計画立ててやんなきゃならないでしょう。こんなところに出てくる話じゃないんです。それについてはどう思いますか。
議長(遠藤徳一)  星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  議員おっしゃるとおり公園の修繕管理につきましては、計画的に実施していくべきだと思っております。ただ、コロナの経済対策ということで、そういった計画的にやらなければならないものを前倒しで今回この補正に計上して要求をしているわけでございます。
   あと、防球ネットにつきましては、傷んでいるところが支柱にワイヤーがありまして、ワイヤーとネットを留めているわけですけども、その部分が傷んでおりますので、その部分を補修することによりまして、議員はその後、だんだん横に広がるんじゃないかというお話ですけども、そうならないように、そういったワイヤーとネットを留めているネットを補強して補修する修繕になります。以上です。
議長(遠藤徳一)  5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  消防長にお聞きします。私が今言った月岡公園のゴルフ場の非常階段、今危なくて使えないそうです。早急に直さなくていいんですかという話です。経済対策で今出てくる話じゃないんです。いつから使えないか、私分かりませんけども、その辺きちっとしていただかないと、何かあったときのための非常階段ですから、前倒しでとかという話じゃないと私は思っています。その辺ちょっとお聞かせ願いたいのと、防球ネットの話なんですけども、今何かわにゃわにゃおっしゃいますが、ネットは劣化するんで、それこそそこだけ直せばいいって話じゃ私はないと思います。ただ、見た限りにおいてはそんなに穴が空いてとかということじゃないので、どういったことなのかなとは思ってはいますけれども、あそこの施設指定管理出しているんだけど、ゴルフ場については、都市公園の公園のほうは仕方ないんですけども、ゴルフ場のほうについてはそれこそ指定管理を外すとか、売っ払うとかということをしないといけないんだけども、それについてはちゃんとできるような整備を毎年計画的にやっていかなきゃなんないと私は思っていますので、その辺きっちりやっていただきたいと思います。いかがですか。
議長(遠藤徳一)  順次お願いいたします。山之内消防長。
消防長(山之内康浩)  今ほどご指摘のあった箇所につきましては、担当部署のほうでそういった安全確保のために修繕等、対応を今後検討しているということでございますので、消防本部としましても管内でそういった危険箇所がある場所を今後ともまた情報をいただきながら、確認を取って安全確保に努めたいというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  続きまして、星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  月岡公園につきましては、今指定管理に出している施設でございますけども、その施設を今後どうするかについてはまだ今後の議論になるかと思いますけども、管理をお願いしている施設につきましては計画的に修繕をしていきたいと思っております。以上です。
議長(遠藤徳一)  これで質疑待機者があと2名ということで、休憩時間に入りたいと思いますので、ここでしばらくの間、昼食休憩とさせていただきます。
            休 憩 (午前11時57分)

            再 開 (午後 1時00分)
議長(遠藤徳一)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
   大屋角政議員から早退の申出がありましたので、ご報告を申し上げます。
   そして、議会事務局長より発言を求められておりますので、これを許したいと思います。佐藤議会事務局長。
議会事務局長(佐藤竜郎)  皆さん方のお手元に令和2年第2回魚沼市議会定例会説明員ということで1枚紙配らせていただきました。冒頭お配りしました議長報告文書の中にある説明員の名簿につきまして、通常のこれまでどおり名簿のほうを作成してきまして、会期を通して出られる方だけにしておりましたけども、もう一回やり方等を見直した結果、例えば本日だけ出席いただいている農業委員会事務局長、また6月18日だけ出席を要求しております代表監査委員、こちらについても記載すべきだというふうにこちらの中の検討で判断されましたので、差し替えのほうをよろしくお願いします。
議長(遠藤徳一)  それでは、休憩前に引き続きまして48号審査をいたします。それでは、佐藤敏雄議員より発言を求められておりますので発言を許します。9番、佐藤敏雄議員。
9番(佐藤敏雄)  それでは、議会では新型コロナ対策について、5月18日に21項目の要望書を提出しています。また、産業建設委員会では5月22日に被害対策についての提案をしております。先月28日に臨時議会で間に合わなかったとしても、今回の3次補正では大いに期待しておりましたが、私からすると誠に残念の一言です。コロナ対策で土木や光ファイバーは違うと思いますが、なぜ議会の要望が生かされなかったのかについてお伺いいたします。
   次に、第1次の国の地方創生臨時交付金が約2億円ありましたが、今回の該当が1億1,000万円、残りが9,000万円あります。また、先日の国の2次補正予算が可決され、交付金が全国で2兆円上乗せされました。単純計算ですと約4億円になるかと思います。ほかに当市は財政調整基金が55億円、ふるさと結基金が21億円あるわけです。100年に1回の災害と言われ、困っている市民がたくさんいます。国からの交付金だけでなく、市の財源も活用して、すぐにも活用できるような第4次補正をこの議会中に取り組むべきと思いますが、いかがでしょうか。
   次ですけれども、先ほど何人かから話がありましたサンキューキャンペーンですけれども、6月12日から始まるんですけれども、その日の朝のうちにキャンペーンが売り切れになったと、こういうことで私にも何件かの人から電話がありました。どういがんだいやということでした。これは、チラシの配布が遅れて、10日、11日にチラシが届いて、知って電話したときは間に合わなかったと。非常に平等性に欠けていると思います。3,900円で約1万円の経済効果があるわけです。市内の旅館など効果は非常に大きいと思いますが、あと1,000人、390万円補正の補正を追加すると効果が絶大だと思いますが、もう一度考える気がないかお尋ねします。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、3点にわたりの質疑でございます。答弁を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議会からの要求書につきましては、私のほうで確認をさせていただきました。今議員ご指摘の大変ふがいないというような話しされておりますが、私はその回答の中身を見まして、十分対応しているというふうに判断をさせていただいておりますので、今後の対応策としてもまた考えなきゃいけないと思っておりますが、今のところは皆さん方の要求については十分対応してきているというふうに判断させていただきたいと思います。
   それから、サンキューキャンペーンにつきましては、先ほど来ご指摘をいただいております。販売日、その対象日、即日完売というようなことで、非常に効果といいますか、そこまでの早く完売するような予測はしておりませんでしたけれども、やはり市民の皆さん方が自粛をしていく中で、心のほうも疲弊してきているんだなということはちょっと感じさせていただきました。このことについては、この後の、今コロナの初期段階、第1波の部分でありますけども、それに対する対応というようなことでありますし、また秋口の行楽シーズンに向かっての対策も考えなきゃいけない。それから、今年度末の冬期の部分も考えなきゃいけないということで、このコロナ対策については長期化する予想もありますし、すぐに心、あるいは経済が戻るわけでもありませんので、そういったことも含めてこれからの対策はしていかなきゃいけないというような感じをしておりますので、ただ12日に売り切れたということで、今のこの補正の中に組み込めるような余裕はないということであります。時間的な余裕もありませんので、そういった対応策については今後の検討課題とさせていただきたいと思います。以上です。
          〔何事か呼ぶ者あり〕
市長(佐藤雅一)  今後の補正につきまして、今お話をさせていただきましたように、これから秋口に向けてどう経済が動いてくるかも分かりませんし、そのことも含めて考えていかなきゃいけないと思っております。先ほどちょっと話が出ております国の地方創生交付金についても、第2次の部分が方向が示されておりますので、それに対するアプローチも含めてこれから考えていきたいと思っております。大型の補正という話でありますけども、内容についてはどういう形になってくるか分かりませんけれども、いずれにしても地域の経済の活動が活発にできるような仕組みづくりをしていきたいなと考えております。
議長(遠藤徳一)  9番、佐藤敏雄議員。
9番(佐藤敏雄)  昨日実はものづくり協議会の事務局を訪ねまして、会長さん、専務さんから46社ある会員の状況、アンケートを3月、5月に2回実施して、その後9月の見通しというようなことで関連業者からアンケートをいただいたという結果をお聞きしてきました。非常に思った以上に厳しい内容だということで、早急にやっぱり経済対策取り組む必要があるんだなというふうに特にまた感じたわけです。7月3日まで議会があるわけですので、今日には間に合わなかったにしても、例えばサンキューの390万円を上乗せすることは簡単だと思いますし、ほかに大平恭児議員からも50%のクリアというのが非常に難しいと。10%か20%しかもうけのない人が、50%落ちると本当に大変なんです。そういったことも特に要望しておりますので、再度ひとつ検討していただけないか、再度お伺いいたします。
議長(遠藤徳一)  佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  ものづくり振興協議会につきましては、先般井口会長、それから中川専務理事とちょっと話をさせていただきまして、課題は十分お聞きをさせていただきました。その中でやっぱり業種、業態によって利益が出ているというところもあるわけでありますので、そのことは協議会のほうでは力強い要請自体については具体的なものを持っていただいておりませんでしたので、ただ状況は確認させていただきました。ただその中で休業補償金、それから雇用調整助成金のその部分をどういうふうにこれを維持しながらいくかという意見交換をさせていただいて、社員の異動も含めて、研修も含めて、動かすのにどこにどういうふうな法律の障害があるのかということも含めていろいろ話合いをさせていただきました。翌々日には、翌日ちょっと無理だったんですが、翌々日には労働局のほうともちょっといろいろ話をしたりして、結果をまた事務局のほうにも出させていただいたりしながら行動はさせていただいております。状況によってはいろいろなことを話し合いながら改善策に向けて、また地域の持続性に向けて、企業の持続性に向けて協議を進めてさせていただいておりますので、個別の対応についてはそれぞれのところからまた個別に話が出てくるだろうと思っていますので、そのことを含めてこれからの課題として受け止めさせていただいているところであります。以上です。
議長(遠藤徳一)  佐藤敏雄議員。
9番(佐藤敏雄)  最後です。大変くどいようですけれども、追加の追加の390万円、もう1,000人考え直す気がないか、最後にお伺いして、終わります。
議長(遠藤徳一)  佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  すみません。今のこの補正の中で、この今定例会の中での補正予算組むのはこれ以上無理だと思いますので、ただこれを専決をせよということになれば、また考えなきゃいけない部分だと思いますけれども、先ほど申し上げましたように後半戦に向けてどういう戦略を持っていくかということで考えていかないと、一時的に一過性でやって終わってしまうという話ではなくて、持続、継続性を持たせた中でのやっぱり計画が必要だろうと思っておりますので、500万円で足りないから1,000万円にせよと、すぐそういう話ではなくて、これが継続的に動くという形にならないといけないんではないかなと思いますけども、1発で満足して終わりという話ではなくて、やはり今のこういう状況を見ますと、地域の経済を見ますと、持続、継続ということに重きを置いてしていかないと、長期スパンでやっていかないといけないのかなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  次に、本田篤議員の発言を許します。
15番(本田 篤)  私から2つほど質疑させてください。1点目は、佐藤敏雄議員の話されることの入り口の話で実はしたかったんですけども、どれだけ魚沼市がこのコロナ禍で市場が縮小してしまったのかということを聞きたかったんですけども、業種別に。今ほどの佐藤議員の質疑だと、ほぼほぼ前年度実績等で当然出されていると、補助金等は出されていると思うんですけども、どのくらい市場が縮小してしまったかというのは恐らく把握できていないというふうに答弁聞いていて思ったんですけども、それでよろしいでしょうか。が1つ。
   もう一点、ページ16、17になります。民生費の生活再建事業についてでありますけども、これも議員さんから質疑聞いていて、少し引っかかるところがあるので質疑させていただきたいと思っております、いわゆるETCの割引をしていない時期に県外に見舞いに行かれた場合の支援をしていくというような趣旨でございますけれども、そもそもETCの割引をしない時期というのは当然狙いがあるわけでありますけども、要するに人の交流を必要以上に抑えるという趣旨がある中で、ここでお金を出していくというのに対しては、いわゆる市のやろうとしていることと世の中のやろうとしている方向性が若干相違が見られるのかなと思うんですけれども、その辺の矛盾はあるのかないのかだけお伺いいたします。2点お願いします。
議長(遠藤徳一)  答弁を求めます。武藤産業経済部長。
産業経済部長(武藤直文)  議員ご質問のまず市場の縮小規模、数字ということですけれども、現状としてマクロの状態、魚沼市の産業別の4月期、6月期の具体的な数字というのは現状として把握できる方法がございません。ただ、私どもとしましてはやはり公的機関、関東財務局が毎月出しております法人企業景気予測調査等の結果を踏まえた中で市内経済の状況を判断しております。それとともに商工会等の経済団体、ものづくり協議会さんも含めた中で事情聴取をして、それぞれ判断の上、施策に反映をさせていっているということでございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  次に、小島市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(小島 勉)  ETC割引の関係で、県外への自粛となっているのに助成をするのはいかがというお話だと思ったんですけれども、これについては不要不急の往来については確かに自粛すべきだと思います。ただ、県外におられる介護施設等で寂しく、寂しいかどうかは分かりませんけれども、おられる親族に対して、月1回もしくは2か月に1遍だか分かりませんけれども、たまに訪問して励ますなどのことについてはいいことだというふうに考えておりますので、この助成については適当ではないかというふうに思っております。以上です。
議長(遠藤徳一)  15番、本田篤議員。
15番(本田 篤)  私全然いいことだと思っていません。やはり不要不急の外出を控えるという時期ですので、面会やはり最小限にすべきだと思うんです。面会客が結局インフルエンザのときもそうですけども、スプレッダーになって院内感染引き起こすケースが過去にも多々あったんですよね。そういった意味でもやはり面会が不要不急かって話ではそちらさんは当てはまらないということですけれども、私はやっぱりキーパーソン以外は控えるべきだと思っております。ただ、ご指摘のとおり、私も思い当たるところがあるんです。今施設も面会制限しています。キーパーソン以外駄目、あるいはもう面会そのものを禁止している施設もあります。当然その時期に施設が制限していますので、ETC利用してもそもそも施設行っても面会はそもそもできません。逆に、今この時期、制限緩和されております。実は面会制限することによって利用者さん非常に影響大きいんです。おっしゃるとおりで、大事な人と会えないことで認知機能が低下したり、体力低下したりとか、あるいは必要以上の不安に駆られると、今非常にその辺が施設で大きな問題となっておりますので、ETCの割引期間していない時期に補助するんじゃなくて、逆に解除になって今だからこそ、逆に割引もやっている期間にさらに上乗せで補助する、その形のほうが私は形がいいと思いますんで、もう一度再考をお願いしたいと思います。この支援事業そのものの考え方は、決して私悪くないと思っていますので、お願いいたします。
   順番逆になりましたけども、縮小規模の話ですけど、おっしゃるとおりで、なかなか県の指標とかは把握ができますけども、市たってどうやってそもそも調べたらいいかというところあるかと思います。若干感覚的でもいいのでヒアリング等々して、大まかなやはり市内の影響額というのは私出したほうが、また市民に分かりやすいと思いますので、頭の中に入れていただきたいと思います。答弁はいいです。以上です。
          〔何事か呼ぶ者あり〕
15番(本田 篤)  いやいや、後段の話は私言いたいこと言いましたので、以上であります。
議長(遠藤徳一)  最初の1点ということでよろしいですか。
15番(本田 篤)  はい。
議長(遠藤徳一)  佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  ETCの割引の助成でありますけども、担当のほうからの説明も、そういうことなんですけれども、おっしゃるとおり県外をまたぐ移動だとか、それから介護施設等への罹患者が多いという状況の中で、なかなか見舞いに行けるような状況にはないということは十分理解をしておりますし、県外をまたぐ移動が6月1日に首都圏を除いて、1道3県を除いて開放されたということも含めて、ちょっと加速するんではないかなということも想定をしまして予算を計上させていただきました。この後の割引が6月14日からまた従来に戻ったということでありますけども、それに伴って介護施設の親族の面会も可能のところが多くなってくるだろうということも考えられますので、これから先のことも含めて制度設計をしていけばいいんではないかなと思っておりますので、議員おっしゃるとおりこれから先のことを見て考えていきたいなと考えております。
   それから、答弁のほう求められておりませんけども、市場の動向については我々もちょっと注視をしておりますし、先ほど佐藤敏雄議員の答弁にもさせていただきましたけれども、U―bigの皆さん方とのお話の中では、食品関係についても非常にいいというところと、それから非常に悪いという、これは何が原因だかというとやっぱり市場なんですよね。作った物が売れるか売れないかによって、いいか悪いかということにもなっておりますし、それからものづくり自体、工業系のものも中国、韓国を商売相手としているところ、あるいは部品の供給先としているところについては非常に低迷をしているというようなことで、ただ社員はそのまま残したい、確保したいということの中で、先ほど申し上げましたように社員の異動も含めて、人材派遣になるのか委託になるのかも含めて、派遣業法に抵触しないようなやっぱり社員の異動も考えながらやっていかなきゃいけないというような話の中で、いろいろこれから模索しているところでありますので、今経済情勢、状況といいますか、そういうことも含めてできるだけ調査をしながら、皆さんのところに提供できるものがあればしていきたいなと思っております。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。お諮りします。ただいま議題となっております議案第48号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、議案第48号については委員会付託を省略することに決しました。
   これから討論を行います。まず、原案に反対の者の発言を許します。討論はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  次に、原案に賛成の者の発言を許します。6番、大平恭児議員。
6番(大平恭児)  日本共産党を代表しまして賛成討論を行います。
   賛成する理由は、コロナ感染拡大の中で、市民の暮らしや事業者の営業が深刻な状況下に対応する予算であること、これを一刻も早く届けることが重要だと考えるものであります。しかしながら、予算上の対策は不備な点が幾つかあります。まず、私が第1に聞いた医療、介護の対策についてほとんどと言っていいほど対策は取られておりません。これは早急に、先ほど医療関係者等と協議を行うという話もありましたが、進めて第2波、今後の対応にぜひ早急に対応を求めたいと思います。
   もう一つは、事業者に対する固定費への支援が足りません。固定資産税や水道料金、家賃、リース料、修繕などは営業しなくてもかかっております。ここへの支援を抜本的に改めるべきだと考えます。
   もう一つは、経営継続支援事業の対象があまりに高く、経営は非常に苦しいけれども、対象とならず諦めている事業者が数多くいると思われます。実際何件もの方から対象のハードルが高く、支援が受けられないとも伺っております。加えて金額が私は少な過ぎると思います。例えば南魚沼市のように対象を限定せず、事業者に10万円支給、2割から5割減収した事業者に対しては30万円の支給を行い、しかも国の持続化給付金と合わせた受給ができます。十日町市においては、休業要請や不況などで影響を受け減収となった単身世帯への5万円の支給などを実施しております。これらは近隣の自治体でやっていることであり、大いに参考にすべきことではないでしょうか。宿泊業の方は、先ほど来の議論の中でも出ましたけれども、ほとんど利用客がなくあえいでおります。自助努力だけではどうにもなりません。今苦しんでいるところへ早急に支援が必要であります。直ちに補正予算を検討すべきだと思います。そして、国保税や介護保険料などの減免の措置、支援があることさえ知らない方々が私が伺った中でも多くいらっしゃいます。所得に応じた減免制度の割合の具体的な表記で分かりやすい形で周知徹底を図るべきです。以上のことを申し添えて、討論といたします。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに討論はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  これで討論を終結します。
   これから議案第48号 令和2年度魚沼市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

     議案第49号 魚沼市奨学基金条例の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第16、議案第49号 魚沼市奨学基金条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第49号 魚沼市奨学基金条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案につきましては、民法の改正により法定利率が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、教育委員会事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、魚沼市奨学基金条例の一部改正について補足してご説明いたします。魚沼市奨学金の延滞金の利息につきましては、年7.3%としておりましたが、本年4月1日から民法の法定利息が改正されたことに伴い、改正を行うものであります。なお、今回の民法改正では法定利率は施行当初は年3%とし、その後は3年ごとに利率の見直しを行う変動制の仕組みに改正することとなります。
   4ページの新旧対照表を御覧ください。第9条第4号中、延滞金について、「正当な理由がなく返還を怠ったときは、納期限の翌日から納付の日まで期限の日数に応じ年7.3パーセントの割合をもって計算した延滞金を徴収する」とあるところの7.3%の利率について、「法定利率で」に改めるものであります。説明は以上であります。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第49号については、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第50号 魚沼市体育施設条例の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第17、議案第50号 魚沼市体育施設条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第50号 魚沼市体育施設条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案については、広神プールを廃止するため、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、教育委員会事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、補足説明させていただきます。今回の改正は、老朽化した広神プールの廃止を行うものであります。広神プールにつきましては、昭和48年建設でありまして、平成28年度から既に一般開放を中止しており、その後平成30年度には漏水のため、現在使用不能となっております。
   8ページの新旧対照表を御覧ください。別表第1(第2条関係)の第3項中、プールの表中、広神プールの項を削除するものです。以上、補足説明といたします。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。佐藤肇議員。
12番(佐藤 肇)  この広神プール、中学のすぐ下の敷地のところにあるわけなんですが、これを解体撤去するんだろうと思いますが、その後、そのところは学校用地として考えているんでしょうか。それともどのような使い方を今後予定しているのかお伺いいたします。
議長(遠藤徳一)  吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  現在が社会体育施設の施設でありますので、解体後は、その後は社会教育の所管の土地として管理をさせていただきます。その後、用途が検討して定まったらしかるべき処置をしたいというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第50号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第51号 魚沼市ふるさと回帰育英基金条例の制定について
議長(遠藤徳一)  日程第18、議案第51号 魚沼市ふるさと回帰育英基金条例の制定についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第51号 魚沼市ふるさと回帰育英基金条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。本案については、市内の将来ある若い世代のために活用することを目的とした寄附を受けたことに伴い、寄附の目的に沿った基金を設置するため、新たに条例を制定するものであります。詳細につきましては、教育委員会事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、議案第51号について補足して説明を申し上げます。本条例につきましては、本年3月に匿名を希望される方から、市内の将来ある若い世代のためなどに活用してほしいということで7,500万円の寄附をいただいた、この趣旨にかなうよう、今回設置をするための条例でございます。活用方法としましては、貸与型の奨学金を考えておりますが、ふるさと回帰の意義にかなう奨学生については返還免除を想定しております。貸付けの対象や条件等については、今後十分検討し、別途貸付条例を制定して、令和3年度からの貸付けを考えております。
   それでは、別冊の11ページを御覧ください。第1条では、本条例の設置の趣旨について、学業意欲が高く、経済的理由により就学困難であり、かつ、将来魚沼市へ就業する意思のある者に対し支援する目的であることを規定しております。第2条では、基金の額について規定しており、基金の額につきましては7,500万円であります。次に、第3条では運用について、第4条、管理について、以下、第5条で運用益の処理、それから第6条は繰替運用について、第7条は処分について、また第8条、委任についてそれぞれ規定しております。なお、施行日につきましては、公布の日からとして附則で定めております。以上、補足説明を終わります。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  若干このふるさと回帰育英基金の条例について疑義がありますので、質問させていただきます。この中で、第4条の中で、4条の2、基金に属する現金は、必要に応じ、確実かつ有利な有価証券に換えることができる。その後の第5条も関連しますが、第6条、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができると。ほかの基金条例までちょっと私全部読んでいないので、ほかの基金条例が全部こういうことであるのであるのかなというふうに考えていますが、このふるさと回帰育英基金の寄附者の趣旨からいうと、あまりいわゆる有利な有価証券に換えることができるだの、歳計現金に繰り替えて運用するというのは寄附者の気持ちをどうも酌んでいないというか、反するような条例になって、できる条例なんですが、必要はないのではないかというふうに私は考えますが、いかがですか。
議長(遠藤徳一)  吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  基金条例につきまして、本市のほかの基金条例と比較しまして一般的な規定ぶりというふうなことで考えておりますが、寄附者のご意向を尊重するという意味では、あくまでも安全かつ確実に運用し、奨学生のために使うというのが趣旨であることは十分分かっておりますので、その範囲内での運用というふうに考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  19番、岡部計夫議員。
19番(岡部計夫)  寄附者がいて、こういう条例を制定したということは非常にいいことだと思うんですけれども、詳細についてはこれからということでありますけれども、これもしこの7,500万円がちょっと目減りしていったときに、そこにまた一般会計あるいは財調を取り崩して積み増ししていくのか。
   それと、奨学金制度というのはまたほかにあるわけですよね。そういうことで併用してこれを利用していけるような形も考えているのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
議長(遠藤徳一)  吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  まず、1点目の目減りした場合というご質問でありますが、先ほどのお答えのとおり、あくまでも安全かつ確実に運用したいというふうに考えておりますが、ふるさと回帰の趣旨にかなう将来回帰したいという奨学生については返還の免除を想定しているところであります。免除した場合の7,500万円に対する補充といいますか、補填については一般会計から行うことを想定しています。
   それから、ほかの奨学金との併用については、具体的な検討は今後でありますけれども、やはり学業意欲が高く、経済的理由により修学困難であるということが認められれば、併給を可としている奨学金制度もございますので、そういうところを参考にして考えたいと思っています。以上です。
議長(遠藤徳一)  19番、岡部計夫議員。
19番(岡部計夫)  これ7,500万円を原資にするわけですけども、これがどんどん学生の間とか、あるいはこれから学業をやろうとしている人たちに人気があって、どんどん、どんどんこれを利用する人が増えた場合、それは非常に魚沼市にとってもいいわけですんで、ぜひこれを基軸にして、そういう人が来たときは一般会計から繰入れして、そういうふるさとに帰ってくる人を増やしていただきたいというふうに強く要望するわけですけども。
   それから、あと市長が、管理に関し必要な事項は、市長が別に定めるということなんですけど、この条文を設けた必要に関してというのは何が想定されるか、そこだけ聞かせください。
議長(遠藤徳一)  佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  8条に関しては、一般的な条文のつくり方でありまして、今ここで何をするからということでありませんので、その辺は条例のつくり方としてご理解いただきたいと思います。何かあったときには全て議会ではなくて、長に一任する部分があるということをご理解いただきたいと思います。それから、多くこれを使うようにまた仕組みづくりをしていってくれってことを言われていますけども、先ほど1条のところでも説明がありましたように、生活が困難であるということが前提にありますので、そうでない方は通常の奨学金を借りていただくということだと思いますので、経済的理由によって就学が困難であるということが前提にありますのでご理解いただきたいと思います。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第51号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第52号 魚沼市税条例の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第19、議案第52号 魚沼市税条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第52号 魚沼市税条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案については、地方税法の改正による軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、市民福祉部長に説明をさせさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。桑原市民福祉部長。
市民福祉部長(桑原 昇)  それでは、議案第52号 魚沼市税条例の一部を改正する条例について補足して説明いたします。
   新旧対照表でご説明いたします。議案書の16ページを御覧ください。第83条第2項につきましては、地方税法の一部改正に伴い、たばこ税におきまして軽量葉巻たばこにかかる課税算定の方式が重量比例課税方式から本数課税方式に令和2年10月1日から段階的に見直されることになることから、ただし書きにおいて0.7グラム未満の軽量葉巻たばこを紙巻きたばこに置き換えて計算する場合の本数換算規定を追加するものであります。また、同条第4項では、製造たばこの課税にかかる本数換算の方法において、第2項ただし書きで規定した軽量葉巻たばこの算定がこの第4項の規定とは異なるため、除外することを示したものであります。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第52号は、市民福祉委員会に付託いたします。

     議案第53号 魚沼市手数料徴収条例の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第20、議案第53号 魚沼市手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第53号 魚沼市手数料徴収条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案については、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るため、行政手続等による情報通信の技術の利用に関する法律等の改正により通知カードが廃止されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、市民福祉部長に説明させますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。桑原市民福祉部長。
市民福祉部長(桑原 昇)  それでは、議案第53号 魚沼市手数料徴収条例の一部を改正する条例について補足して説明いたします。今ほどの市長からの提案理由の説明のとおり、いわゆるデジタル手続法の改正により、令和2年5月25日からマイナンバーが記載された通知カードが廃止されることに伴い、このマイナンバーの通知カードの再交付事務と再交付に係る手数料の徴収が廃止されたことから、所要の改正を行うものでございます。
   新旧対照表でご説明いたします。議案書の20ページと21ページを御覧ください。第5条第2項及び第3項並びに第6条第1項第4号、同第3項第1号及び第2号につきましては、引用する別表におきまして、マイナンバーの通知カードの再交付に係る手数料を規定する部分を削除することによって、表中の部が繰り上げることに伴い、文言を整理するものであります。
   続きまして、議案書21ページと22ページの別表部分を御覧ください。別表につきましては、いわゆるマイナンバーの通知カードの再交付に係る手数料を規定する改正前の11の部を削除し、このことによりまして併せて削除される総務省令の略称規定を元の省令名で表すとともに、部の番号を1部ずつ繰り上げる文言の整理を行うものでございます。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第53号は、市民福祉委員会に付託いたします。

     議案第54号 魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例等の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第21、議案第54号 魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例等の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第54号 魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例等の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案については、民法の改正により法定利率が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、市民福祉部副部長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。小島市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(小島 勉)  それでは、議案第54号 魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例等の一部を改正する条例について補足して説明いたします。本条例案につきましては、全3条により構成され、第1条が魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例、第2条が魚沼市障害者住宅整備資金貸付条例、そして第3条が魚沼市医師等修学資金貸与条例のそれぞれ一部改正内容を規定することとしております。
   まず、魚沼市高齢者住宅整備資金貸付条例の一部改正から、新旧対照表に基づきご説明いたします。議案書の27ページを御覧ください。合併当初から延滞金の算定に用いていました年10%の利率につきまして、このたびの民法改正に伴い、一般的な市場金利を考慮しまして、第5条第4号中の「年10パーセント」としていたものを、「法定利率で計算した額」に変更するものであります。続きまして、魚沼市障害者住宅整備資金貸付条例の一部改正についてご説明をいたします。ページはそのままであります。本案につきましても合併当初から延滞金の算定に用いておりました年10%の利率につきまして、このたびの民法改正に伴い、一般的な市場金利を考慮しまして、第6条第4号中の「年10パーセント」としていたものを、「法定利率で計算した額」に変更するものであります。次に、魚沼市医師等修学資金貸与条例の一部改正についてであります。議案書の28ページを御覧ください。本案につきましても民法の改正に伴いまして第9条ただし書きで規定する貸与金の分割返還に係る金利について、「年5パーセント」としていたものを「法定利率」に変更するとともに、第11条中において規定する支払い期限を過ぎた返還金の遅延利息について、「年7.3パーセント」としていたものを「法定利率」に変更するものであります。以上で補足説明を終わります。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第54号は、市民福祉委員会に付託いたします。

     議案第55号 魚沼市営住宅条例等の一部改正について
議長(遠藤徳一)  日程第22、議案第55号 魚沼市営住宅条例等の一部改正についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第55号 魚沼市営住宅条例等の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。本案については、民法の改正により法定利率が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては、産業経済部副部長に説明させますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  議案第55号 魚沼市営住宅条例等の一部改正について補足して説明いたします。本案につきましては、民法改正により法定利率が変動制となったため、関係規定の改正を行うものです。
   では、新旧対照表により説明をさせていただきます。33ページを御覧ください。第1条市営住宅条例関係になります。第57条、民法104条の法定利率の改正に伴い、駐車場の不正使用者に対して加算して請求する利息の算定根拠となる利率を変更するものとなります。続きまして、34ページ、第2条市有住宅条例関係になります。内容につきましては、第1条関係に準じておりますので省略をいたします。続きまして、35ページ、第3条市営特定公共賃貸住宅条例関係になります。内容につきましては、不正入居者及び駐車場の不正使用者に対して加算して請求する利息の算定根拠となる利率を変更するものとなります。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第55号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第56号 広神中学校体育館改修工事請負契約の締結について
議長(遠藤徳一)  日程第23、議案第56号 広神中学校体育館改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第56号 広神中学校体育館改修工事請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。本案については、広神中学校体育館改修工事について、予定価格が1億5,000万円以上であることから、地方自治法第96条第1項第5号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、教育委員会事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  それでは、議案第56号 広神中学校体育館改修工事請負契約の締結について補足してご説明申し上げます。
   議案書の37ページを御覧ください。契約の目的につきましては、広神中学校体育館改修工事、契約の方法は一般競争入札、5月28日付、契約金額につきましては2億3,188万円、契約の相手方は貝瀬材木株式会社であります。本工事は、築48年を経過し老朽化した広神中学校体育館について、内部及び外部の大規模改修を行うものです。主な工事内容は、屋根の張り替え、外壁コンクリート部塗装、金属製建具取替え、アリーナ床張り替え、内装床材張り替え及び壁塗装などの全面的な改修工事となっております。40ページから42ページまでが1階から3階までの平面図でございます。43ページ、44ページは、立面図をそれぞれ添付してございます。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  ちょっと40ページのこの図面からいうと、トイレが全面改修でなくて、何か一部改修みたいになっているんですが、これでいいんですか。
議長(遠藤徳一)  答弁を求めます。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  お尋ねの箇所につきましては、この斜線が引いてあるところだけが改修部分かというご質問でありましょうか。私はそういうふうに認識しておりますが、すみません、今設計書、詳細のものを持ち合わせておりませんので……
          〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  斜線部御覧いただくと、大の一部に斜線がかかっておりますので、こちらを改修するということでございます。以上です。
議長(遠藤徳一)  17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  ですから、男子のほうはこれから見ると小はいじらないで大だけをいじる。ただ、この女子のほうが2つしか何か斜線が入っていないんですよね。この際全部私は改修してやるべきだというふうに思うんですが、こんなたった一部の改修で済ますんですか。
          〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  そこを明確に。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  申し訳ありません。ちょっと後ほど調べて回答させていただきます。
議長(遠藤徳一)  よろしいですか。
          〔「しようがありません」「休憩」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  休憩といたします。
            休 憩 (午後 1時56分)

            再 開 (午後 2時05分)
議長(遠藤徳一)  それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
   吉澤教育委員会事務局長の答弁からいたします。吉澤教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉澤国明)  大変失礼いたしました。40ページの図面中、女子便所の3列縦に並んでいるところがございますが、こちらに斜線を引くべきところが漏れていたということでございます。小便器については、今回の改修箇所ではございませんということで、この女子便所の縦に並んでいる3列に斜線が引いてあるべきところを落としておりました。大変申し訳ございません。なお、この図面については差し替えを後ほど配付をさせていただきます。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  それでは、質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第56号は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第57号 四日町排水ポンプ場土木工事請負契約の締結について
議長(遠藤徳一)  日程第24、議案第57号 四日町排水ポンプ場土木工事請負契約の締結についてを議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第57号 四日町排水ポンプ場土木工事請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。本案については、四日町排水ポンプ場土木工事について、予定価格が1億5,000万円以上であることから、地方自治法第96条第1項第5号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、産業経済部副部長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  議案第57号 四日町排水ポンプ場土木工事請負契約の締結について補足して説明させていただきます。今回請負契約を締結し土木工事を行う四日町排水ポンプ場につきましては、平成23年7月の新潟福島豪雨をはじめ、度々浸水被害を受けている四日町地区の内水被害を軽減するために整備を行うものとなります。今回の工事の概要につきましては、おおむね地盤より下のポンプ井等の築造を行うものとなります。それに付随しまして土留め工、薬液注入工を行う予定としております。契約期間につきましては、現場の地盤状況から鋼矢板の圧入作業、地下水対策としての薬液注入作業に日数を要するため、令和5年3月20日までとしております。契約の相手方は、植木組・中元組・伊米ヶ崎建設特定共同企業体で、落札率は98.8%であります。参考資料について説明をさせていただきます。47ページには入札調書を添付しております。
   続きまして、48ページ、案内図となります。これは、四日町排水ポンプ場の建設位置を示したもので、少し見えにくくなっておりますが、図面中央の丸印になります。続きまして、49ページ、これは全体の平面図となります。これは四日町排水ポンプ場の全体平面図を示したものとなりますが、灰色に塗り潰されている部分が今回の土木工事の範囲となります。以降の図面につきましても同様となります。今回の工事範囲ではありませんが、排水ポンプ場から圧送される雨水につきましては堤防を乗り越して魚野川へ放流する計画となっております。続きまして、50ページ、ポンプ井の平面図となります。続いて、51ページ、これは立面図になります。図面をA4横に見て、左側は排水ポンプ場を正面から見たものになります。右側につきましては、魚野川上流側から排水ポンプ場を側面に見た図面となります。続きまして、52ページ、断面図になります。これは、ポンプ井の断面を示したものになります。最後に、53ページ、仮設土留め工図になります。これは、ポンプ井を築造するために仮設土留め工を示した図になります。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  これよく見ればどこかに書いてあるんだかもしれませんが、ちょっと私の目では見えないので確認をさせてください。これが完成すると、毎秒何トンの排水ができるのかと、その何トンの排水ができることによって、雨量でいうと大体この地域何ミリまでぐらいの雨量には対応できるのかを教えていただきたいと思います。
議長(遠藤徳一)  2点になります。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  ポンプの排水能力につきましては、毎秒3.9トンになります。このポンプ場が整備できますと、7年確率の平均雨量強度、時間当たり42ミリに対応できるものとなります。以上です。
議長(遠藤徳一)  11番、渡辺一美議員。
11番(渡辺一美)  今回この入札なんですけれども、1社しか応募がなかったわけでございます。十分な競争入札のできる条件だったのかどうか、また1社しかなかったもし特殊な事情があれば教えていただきたいかと思います。
議長(遠藤徳一)  星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  今回の工事箇所につきましては、JRの近接工事ということで、JRの近接工事をする場合に条件がJRから示されておりまして、その中でJRの土木工事と軌道という免許がないとこの工事をすることができません。それで、土木と軌道を持っている業者というのが県内に本店支店がある業者で数えますと9社しかありません。一応その9社は入れるような格好で条件設定をしましたけども、今回のような結果になっております。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第57号は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第58号 財産(高規格救急自動車)の取得について
     議案第59号 財産(消防団用消防ポンプ自動車)の取得について

議長(遠藤徳一)  日程第25、議案第58号 財産(高規格救急自動車)の取得について及び日程第26、議案第59号 財産(消防団用消防ポンプ自動車)の取得について、2件を一括議題といたします。本2案について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  ただいま一括上程いただきました議案第58号 財産(高規格救急自動車)の取得について及び議案第59号 財産(消防団用消防ポンプ自動車)の取得について、以上2件について提案理由の説明を申し上げます。
   議案第58号につきましては、消防本部に配置されている高規格救急車の老朽化に伴い、更新を行うものであります。議案第59号につきましては、魚沼市消防団第6分団に配備されている消防ポンプ自動車の老朽化に伴い、更新を行うものであります。いずれも取得する財産の予定価格が2,000万円以上であることから、地方自治法第96条第1項第8号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、消防長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。山之内消防長。
消防長(山之内康浩)  議案第58号 財産(高規格救急自動車)の取得について、議案第59号 財産(消防団用消防ポンプ自動車)の取得についての2議案について補足して説明申し上げます。最初に、高規格救急自動車であります。57ページからの資料を御覧ください。本案は、消防署に配備している高規格救急自動車のうち1台を更新するものであり、本車両をもって緊急消防援助隊車両として登録を行うものであります。契約方法は一般競争入札、契約金額は3,798万3,000円、契約の相手方は有限会社カーサービス小出であります。
   次に、消防団用消防ポンプ自動車についてであります。63ページからの資料を御覧ください。本案は、魚沼市消防団第6分団虫野地区に配備している消防団用消防ポンプ自動車を更新するものであります。契約方法は一般競争入札、契約金額は2,189万円、契約の相手方は有限会社小出自動車工業であります。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第58号及び議案第59号の2件は、総務文教委員会に付託いたします。

     議案第60号 財産(ロータリ除雪車)の取得について
     議案第61号 財産(除雪ドーザ)の取得について

議長(遠藤徳一)  日程第27、議案第60号 財産(ロータリ除雪車)の取得について及び日程第28、議案第61号 財産(除雪ドーザ)の取得についての2件を一括議題といたします。本案2件について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  ただいま一括上程いただきました議案第60号 財産(ロータリ除雪車)の取得について及び議案第61号 財産(除雪ドーザ)の取得について提案理由の説明を申し上げます。議案第60号につきましては、入広瀬地域に配備しているロータリ除雪車の老朽化に伴い、除雪車の更新を行うものであります。議案第61号につきましては、守門地域に配備している除雪ドーザの老朽化に伴い、除雪車の更新を行うものであります。いずれも取得する財産の予定価格が2,000万円以上であることから、地方自治法第96条第1項第8号及び魚沼市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、産業経済部副部長に説明させますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。星産業経済部副部長。
産業経済部副部長(星 政晴)  議案第60号 財産(ロータリ除雪車)の取得について及び議案第61号 財産(除雪ドーザ)の取得について補足して説明させていただきます。今回取得する除雪機械につきましては、それぞれメーカー指定を行わず、仕様書により一般競争入札とさせていただいております。67ページ、議案第60号の除雪機械は2.6メートル、220キロワット級のロータリ除雪車で、主として入広瀬地域に従事する予定でございます。契約の相手方は有限会社小出自動車工業、納入期限は令和2年11月10日、落札率は93.6%であります。参考資料として69ページに入札調書、70ページにロータリ除雪車の性能・諸元表を添付しております。表の中央部、指定仕様の列が入札の仕様になります。右側が落札者が納入を予定している除雪車の性能表になります。
   続きまして、71ページ、議案第61号の除雪機械は、14トン級除雪ドーザで、主として守門地域に従事する予定であります。契約の相手方は株式会社テッコ横山、納入期限令和2年11月10日、落札率64.1%であります。参考資料として73ページに入札調書、74ページに除雪ドーザの性能・諸元表を添付しておりますので、御覧いただければと思います。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第60号及び議案第61号の2件は、産業建設委員会に付託いたします。

     議案第62号 人権擁護委員候補者の推薦について
議長(遠藤徳一)  日程第29、議案第62号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。本件について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  議案第62号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。現委員の任期が令和2年9月30日で満了となることから、後任の委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。候補者、桜井忍さんは、昭和26年生まれの68歳、住所は魚沼市大湯温泉329番地であります。現在も人権擁護委員として活躍しており、人権擁護について理解と関心も深く、地域での人権相談、人権啓発等の活発な活動をいただいているところであります。このたび後任の人権擁護委員候補者として議会の意見を求めるものであります。なお、任期については令和2年10月1日から令和5年9月30日までの3年間になります。詳細につきましては省略をさせていただきますが、よろしくお願いを申し上げます。
議長(遠藤徳一)  それでは、補足説明を省略いたします。お諮りします。ただいま説明のあった議案第62号は人事案件でありますので、質疑を省略することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。お諮りします。ただいま議題となっております議案第62号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、議案第62号は委員会付託を省略することに決しました。お諮りします。議案第62号は討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、討論を省略し、採決いたします。これから議案第62号について採決します。お諮りします。本案は適任者として推薦することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、議案第62号 人権擁護委員候補者の推薦については、適任者として推薦することに決定いたしました。

     同意第 2号 農業委員会委員の任命について
     同意第 3号 農業委員会委員の任命について
     同意第 4号 農業委員会委員の任命について
     同意第 5号 農業委員会委員の任命について
     同意第 6号 農業委員会委員の任命について
     同意第 7号 農業委員会委員の任命について
     同意第 8号 農業委員会委員の任命について
     同意第 9号 農業委員会委員の任命について
     同意第10号 農業委員会委員の任命について
     同意第11号 農業委員会委員の任命について
     同意第12号 農業委員会委員の任命について
     同意第13号 農業委員会委員の任命について
     同意第14号 農業委員会委員の任命について
     同意第15号 農業委員会委員の任命について
     同意第16号 農業委員会委員の任命について
     同意第17号 農業委員会委員の任命について
     同意第18号 農業委員会委員の任命について
     同意第19号 農業委員会委員の任命について
     同意第20号 農業委員会委員の任命について

議長(遠藤徳一)  日程第30、同意第2号 農業委員会委員の任命についてから日程第48、同意第20号 農業委員会委員の任命についてまでの19件を一括議題といたします。本件について提案理由の説明を求めます。佐藤市長。
市長(佐藤雅一)  ただいま一括上程をいただきました同意第2号から同意第20号までの農業委員会委員の任命について、提案理由の説明申し上げます。本案につきましては、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、19名の委員の任命について議会の同意を求めるものであります。詳細につきましては、農業委員会事務局長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
議長(遠藤徳一)  補足説明を求めます。和田農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長(和田純恵)  それでは、農業委員会委員の任命について、同意第2号から20号まで順次説明をさせていただきます。
   最初に、同意第2号でございます。農業委員会委員候補者の大家市衛さんは、昭和22年生まれの73歳、住所は大芋川391番地であります。大家さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。このたび現委員の任期が本年7月23日で満了になることから、任命について議会の同意を求めるものであります。なお、任期は令和2年7月24日から令和5年7月23日までの3年でございます。以下、同意第20号まで委員の任期及び提案理由は今ほど説明した同意第2号と同じですので、同意第3号以降はこれを省略してご説明申し上げますので、よろしくお願いします。
   次に、同意第3号でございます。農業委員会委員候補者の上村喜久雄さんは、昭和27年生まれの67歳、住所は根小屋2072番地であります。上村さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、現在魚沼市農業委員会会長として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第4号でございます。農業委員会委員候補者の金井藤郎さんは、昭和33年生まれの61歳、住所は小平尾1623番地であります。金井さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第5号でございます。農業委員会委員候補者の浅井守雄さんは、昭和29年生まれの65歳、住所は大白川322番地2であります。浅井さんは、個人で応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第6号でございます。農業委員会委員候補者の姉ア幸男さんは、昭和49年生まれの46歳、住所は長鳥甲581番地であります。姉アさんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者の下で農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第7号でございます。農業委員会委員候補者の小西正春さんは、昭和25年生まれの70歳、住所は須原1443番地1であります。小西さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、現在魚沼市農業委員会会長職務代理として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第8号でございます。農業委員会委員候補者の浅井典裕さんは、昭和34年生まれの60歳、住所は大栃山124番地10であります。浅井さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。現在魚沼市農地利用最適化推進委員として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、今後は農業委員として職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第9号でございます。農業委員会委員候補者の韮澤芳子さんは、昭和28年生まれの66歳、住所は下倉30番地1であります。韮澤さんは、個人の方からの推薦により応募があったものです。現在魚沼市農業委員及び広報部会副部会長として職務を行っています。農業経営は行っておりませんが、農業委員会の意思決定に農業分野以外の者の意見を反映させる中立委員として、また農業委員会の女性委員として職務を適切に行うことが期待される方であります。
   次に、同意第10号でございます。農業委員会委員候補者の桑原正文さんは、昭和26年生まれの69歳、住所は伊勢島62番地3であります。桑原さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、現在は魚沼市農業委員及び第2地区部会長として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第11号でございます。農業委員会委員候補者の井口恒一郎さんは、昭和27年生まれの68歳、住所は青島406番地1であります。井口さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。以前は農業関係団体にも勤務経験があり、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第12号でございます。農業委員会委員候補者の櫻井信夫さんは、昭和23年生まれの71歳、住所は七日市233番地1であります。櫻井さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。現在魚沼市農業委員及び第2地区部会副部会長として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第13号でございます。農業委員会委員候補者の吉田富美男さんは、昭和30年生まれの64歳、住所は堀之内107番地2であります。吉田さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。現在地域の農家組合長として職務を行い、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第14号でございます。農業委員会委員候補者の今井渉さんは、昭和31年生まれの63歳、住所は中島97番地1であります。今井さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第15号でございます。農業委員会委員候補者の佐藤新一さんは、昭和27年生まれの68歳、住所は上原261番地1であります。佐藤さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。現在魚沼市農業委員会委員として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第16号でございます。農業委員会委員候補者の中澤正規さんは、昭和25年生まれの70歳、住所は三ツ又165番地であります。中澤さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、現在魚沼市農業委員及び広報部会長として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第17号でございます。農業委員会委員候補者の井上昭さんは、昭和26年生まれの69歳、住所は徳田474番地1であります。井上さんは、地域の方からの推薦により応募があったものです。農業に従事し、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第18号でございます。農業委員会委員候補者の小岩孝徳さんは、昭和49年生まれの46歳、住所は大倉790番地であります。小岩さんは、個人で応募があったものです。令和2年3月に農業関係の株式会社を設立し、代表取締役に就任、農業に取り組んでおります。会社も認定農業者に認定されており、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   次に、同意第19号でございます。農業委員会委員候補者の星美喜雄さんは、昭和27年生まれの68歳、住所は湯之谷芋川472番地1であります。星さんは、個人で応募があったものです。農業に従事しており、農業に関する見識を有していることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。
   最後に、同意第20号でございます。農業委員会委員候補者の森山武郎さんは、昭和26年生まれの68歳、住所は原1032番地であります。森山さんは、地域からの推薦により応募があったものです。認定農業者として農業に従事し、現在魚沼市農業委員及び第1地区部会長として職務を行っており、農業に関する見識を有していることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。以上、19名の農業委員会委員の任命についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。お諮りします。ただいま説明のあった同意第2号から同意第20号までの19件については人事案件でありますので、質疑を省略することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。お諮りします。ただいま議題となっております同意第2号から同意第20号までの19件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第20号までの19件については委員会付託を省略することに決しました。お諮りします。同意第2号から同意第20号までの19件については討論を省略し、採決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、討論を省略し、順次採決をいたします。これから同意第2号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第2号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第3号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第3号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第4号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第4号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第5号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第5号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第6号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第6号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第7号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第7号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第8号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第8号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第9号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第9号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第10号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第10号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第11号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第11号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第12号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第12号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第13号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第13号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第14号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第14号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第15号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第15号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第16号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第16号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第17号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第17号 、農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第18号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第18号 農業委員会委員の任命については同意することに決定しました。
   次に、同意第19号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第19号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。
   次に、同意第20号について採決いたします。お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  異議なしと認めます。よって、同意第20号 農業委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。

     発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につい
           て

議長(遠藤徳一)  それでは、日程第49、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案について、提案理由の説明を求めます。4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  議席番号4番、大桃俊彦です。発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、発議者として提案理由を述べさせていただきます。
   新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発出により、外出の自粛要請による国民の移動制限や事業所の休業要請対応と自粛休業によって地域経済は停滞し、市民及び市内の事業所に大きな負の影響をもたらしています。この現状を重く受け止めまして、魚沼市議会は5月の18日、市のほうへ政策要望を行い、臨時議会、委員会等を通じ、6月議会での実現を議会が一丸となって働きかけてきました。今後も市民の声を代弁し、議会の権能を最大限に発揮しながら市民の期待に応えるものでありますが、いまだ市民生活や地域経済が深刻化する中で、市民に寄り添い、市内事業所の痛みを分かち合い、議員自ら行動の一つを示すとともに、市の政策の一助となるよう議員報酬の削減を行うものであります。
   世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのパンデミック、日本でも4月に入り7つの都府県で緊急事態が宣言され、その後には全国に拡大し、長期にわたり外出の自粛や休業要請が行われる事態となりました。現在においてもいまだ終息の気配が見られず、先の見えない敵と闘っている中で、我が魚沼市における飲食業、宿泊業、旅行業、タクシー事業などどん底を見ている状況にあります。市民の声には、「5月のゴールデンウイークは1年間において大きな稼ぎどきだが、全く稼ぎがない。この現状では店を閉めるしかない。先々心配だ」、またこの厳しい経営の中で、「本当に申し訳なく切ない気持ちでいっぱいだが、従業員の解雇をせざるを得なくなった」、そう語る経営者もおりました。また、「誰が悪いわけでもないんですけども、経営が厳しいからしようがないけども、私は解雇されてしまいました。これからどうしたらいいのか分からないんです」と嘆く元従業員の方、「自粛要請であり強制ではないんだと。営業をやろうかと考えたが、もしも感染者が出たら大変だ。自分たちだけ営業することで周りの人の目が気になることを考えたら、とても自分だけ営業するということはできずに自粛した」という経営者の方、このような多くの声を聞いてきました。本当に悔しく切ない中にも魚沼人の優しい思いやりのある我慢強い人たちを見てきています。しかし、我慢にも限度というものがあります。何とかしてほしい、助けてほしい、これが実直な皆さんの心の叫びであり、時々口にするのが「もう限界です」。こういう人たちを目の当たりにしたときに、市議会議員としてこの人たちのために本気で何とかしなければならん、私はそう思いました。魚沼市民に寄り添う、その気持ちは最優先させなければならない。市民に寄り添い、少しばかりですが、自分自身の身を削ってこそ、人の痛みが分かるんだというふうに思いました。また、そういう人間でありたいというふうに自分に言い聞かせました。議員の皆様一人一人にこの賛同を求め話をする中で、「議員としてまずやるべきことは市の財調を切り崩して政策案の検討を先にすることだ」、そう教えをいただいた先輩議員の方もおられました。もちろんおっしゃることは当然だと思っています。現に今でも調査をし、要望、要求の行動を行っております。これと並行して、即効性のある施策の議員報酬削減には機を見るに敏であること、決断するタイミングが必要である。困っている市民に寄り添う、今がそのときだというふうに思っています。議員報酬の5%を令和2年の7月から来年3月の年度末の9か月間の期末手当を含め議員報酬を削減し、市の政策の一助となるよう行うものです。私たち魚沼市議会議員は、市民に一番身近に寄り添う存在であり、いつまでも頼れる存在であり続けることを肝に銘じながら、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての私の提案理由とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  審査中ではありますが、ここでしばらくの間休憩といたします。
            休 憩 (午後 2時50分)

            再 開 (午後 3時00分)
議長(遠藤徳一)  それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
   大桃議員より発言を求められておりますので、これを許したいと思います。4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  今ほどは提案理由を述べさせていただきましたけれども、条例の一部改正する条例の中身についてを説明しておりませんでしたので、ここで発表させていただきます。
   魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(平成16年魚沼市条例第36号)の一部を次のように改正する。附則に次の1項を加える。6、令和2年7月1日から令和3年3月31日までの間に支給する議員報酬は、第2条の規定にかかわらず、次に定める額とする。議長、月額37万500円、副議長、月額30万4,000円、議員、月額28万5,000円。この条例は、令和2年7月1日から施行する。以上でございます。
議長(遠藤徳一)  これで提案理由の説明を終わります。これより質疑を行います。質疑はありませんか。17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  提案理由のところで、「議員自ら行動の一つを示すとともに、市の政策の一助となるよう」という文があります。この市の政策の一助となるという、これについてもう少し具体的に、こういうことになるんですよという説明を求めたいと思います。
議長(遠藤徳一)  4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  お答えします。市の一助となるようということですが、市の今日もありましたけども、補正に関する中身で、具体的なものについては議員のほうから、私どものほうから、私のほうから何々に使ってもらいたい、何々に運用してもらいたいということは、どちらかというと寄附行為に当たるというふうに解釈しておりますので、私どもの削減した額に相当するものを行政のほうでこのコロナウイルスに対する案に使っていただきたいということであります。
議長(遠藤徳一)  17番、森山英敏議員。
17番(森山英敏)  ちょっと全体の金額も私計算していないので、幾らになるかちょっと分からないんですが、今のお話を聞きますとどっちかというと希望的観測というお話ではないかなというふうに感じられます。もう少し具体的に、市が同程度の金額を出して、具体的なこういう政策をやるんだというような、そういったやはり提案が私は必要ではないかなというふうに思っております。若干そういう意味で、先ほどの提案理由につきましても感情に流された提案のような気してならないんですが、もう少し論理的に、これがこうなって、こうなって、こうなるから、この議員報酬の削減をやるんだという論理的な説明を求めたいと思うんですが、いかがでしょうか。
議長(遠藤徳一)  4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  私どもは、このコロナの感染が拡大する中で、4月の中旬に、今先ほど提案理由を述べさせていただきましたけれども、市民からのいろんな声を聞かせていただきました。そういう中で、当時はもうマスクも不足しておりました。医療に従事する皆さんのガウンといいましょうか、そういうものも不足をしておりました。当初はそういうものに充てて使っていただきたいというふうにも私どもの中では考えがありました。そういう中で、先ほども言いましたけれども、寄附行為に当たるようなことはやっぱりうまくないんじゃないかというようなことでありますので、これがコロナの対策の一助とさせていただければありがたいなというふうに思っております。これが補正としてどういうものに当たるかというものは、私どもは知ることができればありがたいというふうに思っておりますけれども、私たちが減額する額は、先ほども言いましたけれども、わずかではありますけれども、気持ちの上として寄り添う意味としても身を削ってということで、コロナ対策に使っていただければありがたいというふうに思っております。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  ここに書かれている提案理由を述べた後、延々と賛成討論になるような持論をお述べになっておりましたけども、それを述べるんであればこの提案理由の中に書いていただきたい。余計な説明しないでいただきたいんですけれども、それ一言申し上げて、私の質疑に入ります。全部で11点ほどありますので、答弁漏れがないようによろしくお願いをいたします。
   1番目です。提出者である4番議員は、令和2年度第1回定例会の議案第16号 魚沼市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、ただお一人で賛成討論をされました。議会だよりを何回読んでも全く意味が分かりません。そして、市長、副市長、教育長の給与費を値上げする条例改正案にただお一人で賛成されました。結果的に18対1で否決となり、事なきを得ましたが、仮に可決でもしていたものなら、今頃議会は市民に何を言われていたか分かりません。市長の給与を値上げしろとの主張の舌の根も乾かないうちに、今度は議員報酬の削減を主張しております。対象は違うとしても、市の一般会計からの支出に変わりはありません。それを片方は上げろ、片方は下げろというのは明らかにダブルスタンダードだと私には思えますが、市民はどのように思うか、お考えがありましたらお聞かせいただきたい。
   2点目です。7月1日から来年3月31日まで削減額を5%にしたいということの合理的な理由を教えてください。5%削減がなぜ妥当とお考えなのかということです。
   3つ目です。仮にこの案が可決された場合の全体の削減額は幾らになるのかお示しください。
   4点目です。これは、森山さんがおっしゃったのと同じことですけれども、削減したその金額は一体その後どうするおつもりなのか。あるいはどうなるのか、分かりましたらお答えください。
   次、5点目です。次に、提案理由の中身について伺います。「臨時議会、委員会等を通じ、6月議会での実現を議会が一丸となって働きかけてきた」とありますが、やってきたアピールは結構ですが、それが実現できたのか、実現できなかったのか、見解を伺います。これは、今の3号補正で実現できたかどうかということを聞いております。
   6点目です。「今後も市民の声を代弁し、議会の権能を最大限に発揮しながら市民の期待に応えるものであるが」とありますが、こんな当たり前のことを今さら提案理由にして披露する必要があるのかどうか伺います。
   7番目です。「市民に寄り添い、市内事業者の痛みを分かち合い」についてですが、議員という仕事を通して市民に寄り添うことは当然のことであり、深刻だから寄り添い、痛みを分かち合うなどというのは、深刻でなければ寄り添わないとでも言うのでしょうか。ご見解をお願いします。
   8点目です。痛みを分かち合うということは、自分の報酬を下げることなのか、見解を伺います。
   9点目です。「議員自ら行動の一つを示すとともに」ですが、報酬削減が議員の市民に示す行動の一つというのでしょうか。
   10点目です。市の政策の、これは森山さんと同じです。「市の政策の一助となるよう」についてですが、4番の質問とも関連しますが、削減額がどうやったら市の政策の一助になるのか伺います。
   11点目です。既に予算計上され、それを議会で可決している以上、報酬として受け取り予算を執行することこそが議員の責任であると考えますが、それについてはどう思われますか。答弁漏れのないようにお願いいたします。
議長(遠藤徳一)  それでは、ゆっくりで構いません。順次答弁をお願いいたします。大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  11点ありますが、聞き漏れているところもあるかもしれませんが、まず最初の質問ですが、先回の定例会で市長の値上げに1人賛成討論をしたということでありますが、これについては今回のこの件と先回と混同してほしくないということを市民の皆さんにこう……
          〔「議長、そんなこと聞いていません」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  答弁中であります。
4番(大桃俊彦)  お伝えしたいというふうに思っております。
   2点目、7月の1日……
          〔「そんなこと聞いていない。市民がダブスタと思うかどうか聞
            いている」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  順次整理いたします。
4番(大桃俊彦)  7月の1日から3月31日の合理的な理由ということでありますけども、5%というところでありますが、5%というところは、この魚沼市が誕生して過去2回の報酬削減が議事録を見ると出ております。その中から、それを調べていく中で5%という数字が載っかっておりました。それも勉強させていただきました。そして、この議員報酬の削減、これについても恐らく私どものような考えをなさっている全国の市議会もあるんだろうということで検索をしてきました。そういう中では、やはり議員報酬の削減については5%という多くの数字がありましたので、これについては5%という形で私どもは提案をさせていただきました。その後、皆さんに賛同をお願いするに当たり、いろんな意見を聞かせていただきましたけども、その中に5%ばかりどうするんだと、10%あるいは20%、またそれ以上だという声も聞かれました。それを聞いたときに、例えば10%を上げるならば、20%にするならば、この削減案というのは賛同していただけるのかというふうな考えの中で……
          〔「早くしてもらいたいな」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  5%の部分だけで十分であります。
4番(大桃俊彦)  はい。そういう中で歩み寄りを見られなかったということでしたので、当初の5%という形で提案をさせていただきました。
   それから、3点目……
議長(遠藤徳一)  全体の削減額ということで。
4番(大桃俊彦)  3点目、9か月間で期末手当の削減を12月分を入れますと約320万円弱だというふうに思っています。
   4点目。4点目の……
議長(遠藤徳一)  これ削減した額……
          〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  大桃議員は発言を控えてください。削減した額の使途といいますか、目的といいますか、その辺について。
4番(大桃俊彦)  先ほども森山議員に回答したとおりでございます。
   5点目、議員が一丸となって働きかけてきたということに対してでありますが、実現するために頑張って今いるところであります。また、これを政策を立てるに当たり、会派代表者会議でも行政へ届けるための、提出するための要望書を作成するに当たり、私どもが今まで携わってきたことについて書類にまとめて提出し、それが今行政のほうに伝わっているというふうに思っています。ただ、これにはそういう呼びかけの中に、やはり会派でも、あるいは無会派の方もおりますけども、この要望書というのが、要望というものが何もなかったということに私自身は逆に不信感を持っているところであります。
   6点目……
議長(遠藤徳一)  実現度のほうは。
4番(大桃俊彦)  実現度は、まだなっておりません。
議長(遠藤徳一)  はい、了解です。じゃ、6点目、お願いいたします。
4番(大桃俊彦)  6点目、市民の声を代弁し、議会の権限を、これは当たり前ということで、今さらこんなところで披露ということですが、これは私は当たり前のことだから提案理由としたということであります。
   それから7点目、市民に寄り添い、市内事業所の痛みを分かち合うと、深刻だから寄り添い、深刻にならなければ寄り添わないのかというご質問ですが、こういう揚げ足取りな質問であるというふうに思っています。議員として、議員である以上、市民に寄り添って当たり前ではないかという私の考えです。
   痛みを分かち合うということは、議員報償を下げることかということについては、これは私のほうで先ほども言っていますけども、多くの市民の声を聞いたときに、まずは自分に何ができるかというふうに考えました。今この事態を解決する策を検討していくことは当たり前のことでありますけども、自分はまずは市民の皆さんの税金で仕事をさせていただいていると思ったときに、自分だけ無傷であってはならないというふうに考えて提案をさせていただいているものであります。
   9点目は、ちょっと理解に。
議長(遠藤徳一)  削減が市民に示す行動の一つかということの見解です。
4番(大桃俊彦)  市民に示す行動の一つかと。示す行動の一つだと私は考えています。
   それから10点目……
議長(遠藤徳一)  これ森山さんと同じように、政策の一助という部分についての。
4番(大桃俊彦)  政策の一助。先ほども森山議員に答弁したとおりでございます。
   最後、11番目、これ質問をお聞かせください。
議長(遠藤徳一)  これにつきましては、春の定例会、新年度予算を可決した予算委員会等で委員として可決をしておいて、それを真っ当に使って仕事をすることが議員の役目ではないかというような意味のニュアンスだったと思いますけども、それについてはいかがですか。
4番(大桃俊彦)  当然それはそれとして考えなきゃならんし、当然やらなきゃならんことだというふうに思いますけども、まずは私くどく言いますけども、市民に寄り添うというこの観点、そこ1点で私どもは何とか寄り添いたい、痛みを分かち合いたいという強い気持ちで提案させていただいておりますので、これは並行してのものだというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤徳一)  それでは、1点目だけ申し訳ございません。市民に対するダブルスタンダードですか、というような考え方にはならないかというこの部分について、三役の給料を上げろ、自分たちは下げる、この辺について整合性が取れないんではないかということについて、個人の意見をひとつ。
4番(大桃俊彦)  これはならんと思います。
議長(遠藤徳一)  それでは、1回目の答弁を終わります。5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  質疑ですから、答弁は簡潔にしてください。自分の思いをここに述べる話じゃないんです。私は、分からないから聞いているんですから、それについて簡潔に答えていただきたい。
   混同してほしくないという、私はその前の話がよくて今回が何とかとか、そういう話をしているんでなくて、そういう姿勢こそがダブルスタンダードだと私は思うので、市民はどう思うか、大桃議員の考えを聞きたかったって、そういうことなんです。それはいいです。そうでないというんだから。私、多くの市民から聞けば、ダブルスタンダードって話はあります。その部分の再質問に入りますけども、昨年からの熊騒動、異常少雪に加え、このコロナ騒ぎで市民が疲弊しているから痛みを分かち合いなどとのお題目は格好いいですが、この一連の行動は市民の目には市長の応援団としか映らないのではと私は考えていますけども、4番議員はどう思っていますか。
   2点目の再質問です。この新コロナについては、皆さんご存じでしょうが、前例のない未曽有の出来事なんです。それで、私はその5%でいいのかという話をしているんですが、今の答弁聞けば、前例が5%だったというふうに聞いたという話。全然合理的な理由にはなっていないです。その辺もう一回答弁お願いします。
   それから、3番目です。削減総額についてです。ちゃんと計算したほうがいいんじゃないですか。5%削減で、月々の報酬から毎月30万円、5,500円掛ける9か月で274万9,500円と12月1日の期末手当が51万1,712円です。合計で326万1,212円です。たったこれだけなんですよ。たったこれだけを条例改正までしてわざわざ削減する意味があると思いますかと伺います。
   4点目です。その削減額の行方について伺います。予算が可決されているんですから、執行しなければ不用額となるだけなんです。予算の流用は、款項をまたいではできませんから、議会費内では使えますが、補正予算を組まなければほかへの充当はできません。予算編成は、執行権のある市長の権限ですから、使い道を議会が指定するわけにはいきません。そのことはご理解していただいていますか。
   5点目です。3号補正でそれが実現できたかできなかったのかの評価を私は聞いています。提案理由の中で実現するためにいろんなことやってきたと、そういう中で3号補正が今出てきたのがどうだったかって私は聞いているんです。実現するために頑張るのは当たり前の話で、そんなこと聞いているんじゃない。今回3号補正があなたにとってどうだったかというのを聞いているんです。
   6点目です。当たり前のことを提案理由として載せる必要があるのかという部分についてですが、当たり前のことなんか載せなくたっていいです。みんな分かっているんですから。違いますか。
   7点目です。揚げ足取りの質問とおっしゃいますけども、痛みを分かち合うということが議員の給料を下げることなんですか。議員の仕事というのは、市民に寄り添うのは当たり前だし、市長が提案した議案が実現するように審議をして、可決するのが議員の仕事です。市民の要望とかいろいろ聞いて、それ上げるのが、それができるのが議員なんですから。いいです、そんなこと言ったってしようがないんで。
   8番目です。これは痛みを分かち合うというところなんですけども、それが削減なのか。削減すると痛みが分かち合えるのかって話なんですけど、自分たちは税金でもらっていて、その被害がないから、それじゃ駄目だからという話なさいますけど、じゃ市長はどうなる、職員はどうなる、そういう話になるんです、公務員は全部そうだから。それ自分だけ格好つけて、こういうこと言ったら駄目だと私は思いますけど、いかがですか。
   じゃ、11点目。10飛ばして11点目の再質問です。これは、可決予算の執行についてなんですけども、本来であれば予算を可決する前に削減する案を出して削減しなきゃなんないの当たり前なんです。それをしないで、予算を可決してから削減するなど、議会としての仕事を放棄していると言わざるを得ないと思いますが、いかがですか。
議長(遠藤徳一)  答弁を求めます。4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  1番目の混同して市民はどう思うかというご質問でよろしいでしょうか。
議長(遠藤徳一)  端的に言うと市長の応援団的な行動ではないかということで。
4番(大桃俊彦)  いや、これが市長の応援団だか何だかというの、逆にそう見えるのかどうか分かりませんけど、決してそこに市長の応援がどうなるというのは、これは全然関係するものでありません。
   2番目の、コロナの未曽有の事態で5%ということで、合理的な理由ということ。先ほども述べましたけども、過去に5%だったからとかいうことでご質問でありますけども、5%を基に皆さんに賛同を求めてきました。皆さんも、先ほど言いましたけども、いや、ほかのほうがいいんじゃないかということもあったんで、そこで寄り添うための意見交換というのも持ちましたけども、それをおっしゃるならその場に出席していただきたかったと私はそう思っております。
   3番目、合計額は326万1,212円ですか。私もこれは調べてありますけども、私が計算すると317万7,463円75銭という形になるかと思います。
   4番目、不用額になるんじゃないかと、一般会計という話が出ましたけども、不用額にはならないような考え方で当然提案していかなきゃならんというふうに思っております。
   5番目、行政のほうに、先ほども言いましたが、21の要望事項を提出しております。これが具体的にどう生かされて、この本会議でもって出されてきたかというところはまだ熟知はしておりませんけども、それは失態かも分かりませんけども、今日のこの事態を見ながら、どういうものが取り上げられているのか、それ確認していきたいと思います。
   6番目、先ほど当たり前のことだからということで、今さらこんなところで披露する、パフォーマンスだと、そう受け止めたんなら、それはそれでしようがないですけども、私は当たり前のことだから提案理由として述べさせていただきました。
   7点目の、7点目、8点目というのは大体似ている内容じゃないかなと、質問が似ていると思いますので、併せて言いますけども、痛みを分かち合うということは議員報酬を下げることなのかと。これは、私は今回のこのコロナに関して、本当に市民のつらさ、疲弊している中の声を拾ってきましたし、またそういう声を聞かせていただいている中で、私はまずは議員である以上、先ほども言いましたけど、市民の皆さんの税金で仕事をさせていただいているということを考えたときに、まずは即効性のあるものとして身を削ろうと、そう考えさせていただきました。
   それから、次は議員の報酬の削減ということですけども、これも行政側のほうの削減になってくるんじゃないかということですけども、私は議員の報酬を削減するということを述べさせていただいておりますので、行政側がどうのこうのというのは考えてはおりません。以上です。
議長(遠藤徳一)  11点目があるのかな。それと、4点目について、これについては予算の在り方、補正予算等で対応しないと予算の関係が動かせない、議会費のほうでというやつだったんですけども。
          〔「それが分かっているか」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  分かっているかということ。4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  理解しているつもりです。今後の中でもってこれ検討していくんだという考えです。
議長(遠藤徳一)  5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  最後になりますけども、反対討論でも述べますけども、何を聞いてもよく分からないというような答弁が返ってきますので、2つぐらい再々質問してやめますけども。4点目の削減額の行方についてですけども、先ほども言ったように不用額としかならない。款項またいで使えないんで、市長が補正予算組まないと駄目なんです。自分でもらわないとしたお金は、自分のお金じゃないんです。私のブログにも書いてありますけども、削減してもらわないお金は自分の金じゃなくて人の金なんです。その金をどこそこへ使えなんていうこと言えるはずがないです。そんなことあるに決まっている。人のお金どこへ使うんだ。使えるわけ、言えるわけがないんです。寄附の7,500万円だって、それはこうやってしてくれという話があって、それ、はい、そうですねと受けて、それは信義則の中でやるんです。だけど、もらった人がそれに使わないからって、別に訴えたってどうもこうもならんです。だから、そういうのが分かっていないということです。
   もうあと、5、6の……
          〔何事か呼ぶ者あり〕
5番(大桃 聰)  黙っていろよ。11番です。これも反対討論で言おうかと思いますけども、提案者の思いつきで議会を振り回さないでいただきたいんです。このようなことをすれば、先ほども言っているように、可決したのを執行しないんですから、議員自ら。そんなことすれば、9月の議会の決算審査特別委員会で請け差で不用額になったのは、それは構わんです。だけど、事務が滞って予算執行できなかったなんてことになれば、それは追及せんばならんのですけど、それができなくなります。そうは思いませんか。この2問です。
議長(遠藤徳一)  再々答弁をお願いいたします。2点にわたってです。
4番(大桃俊彦)  先ほどから申しているとおりであります。思いつきで振り回すなということですが、4番も先ほどから同じ答弁しているとおりでございます。決してこれ無駄になることのないように、これから要望していくということでありますので、先ほど来から答弁させてもらっているとおりであります。
   次の思いつきで振り回すなということでありますけども、これは私どもはもう2か月間にわたって皆さんと会合の場を持とうという話をしてきましたが、なかなかそれ賛同して、その土俵の上に上がってもらわなかったというのは非常に残念に思っておりますけども……
          〔「議長、質問したのはそこじゃない」と呼ぶ者あり〕
4番(大桃俊彦)  残念に思っておるわけですけども、そこにやはり出て、土俵の上でもってそこの場でもって、この場じゃなくて、その場でもって話を聞かせていただき、また歩み寄ることができればありがたかったかなというふうに考えています。
          〔「議長、11番は振り回すだなんてことを聞いていない」と呼ぶ
            者あり〕
議長(遠藤徳一)  それは分かります。
          〔「これに答えて」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  11番の質疑のちょっと内容をよく精査して、もう一度お願いいたします。予算質疑等で……
          〔「請け差の」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  請け差の部分とは違うということで。
4番(大桃俊彦)  だから、先ほども言ったように不用額とならないように要望し、提案していきたいと思っております。
議長(遠藤徳一)  よろしいですか。
          〔「4番の話だけじゃない」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  じゃ、11番。
4番(大桃俊彦)  11番も同じ答弁です。
議長(遠藤徳一)  質疑の内容をもう一度じゃ、どうしますか。最後。
5番(大桃 聰)  11番は、可決予算の執行についてを話ししているんですけども、思いつきの話が頭の中入ったんでそれに対して答弁なさったでしょうけども、先ほど来言っているように、予算を可決したのは議会なんです。議会で、これ不用額にしかならないんです。何とかするとか、そりゃ後の話、市長が決めるんだから。それはいいんだけど。そういう中で、自分たちが自ら決めた予算を執行しないで、じゃ不用額じゃなくて、請け差の不用額なんどうでもいいんですけど、事務処理が遅くなって執行できなかったら、何でしなかったんだという話ができなくなるという、そういう話をしているんです。そうは思わないですかと言っているの。
議長(遠藤徳一)  大丈夫ですか。
4番(大桃俊彦)  私は、先ほどからも同じこと繰り返しますけども、今回のこのコロナというのは国難なんです。そういうことを考えれば、もう特別な扱いといいますか、考えで私は感じて答弁させていただいております。
議長(遠藤徳一)  言いたいことは分かるんですけども、大桃さん、すみません。議員としての仕事として与えられた予算執行をしたときに、次の審査等でしっかりとそれが議論できるかという部分も含めて。4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  できると思っています。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。大平栄治議員。
10番(大平栄治)  大桃議員に伺いますが、コロナの問題で痛みを市民と分かち合うと言いますけども、私はもう全くパフォーマンスにしか聞こえてきません。なぜならば、これ地方自治法の寄附の禁止に当たると思います。どこに、コロナに使うということそのものが、ひもつきだと……
          〔「当たらない」と呼ぶ者あり〕
10番(大平栄治)  いやいや、当たりますよ。私は、じゃまた裁判でやるんですか。余計なこと……
議長(遠藤徳一)  すみません。静粛にお願いします。
10番(大平栄治)  聞いていませんよ、私、市長。しっかりしなさい。
議長(遠藤徳一)  市長とのやり取りでありません。大桃議員に向かってしゃべってください。
10番(大平栄治)  コロナに使う、どこどこに使うというのにひもつきだと地方自治法に当たりますので、そのことについて、使うのがどうのこうのって、さっき大桃聰議員の質問に対してしゃべったけども、それそのものがもう聞いていますと地方自治法に私は違反すると思います。まず、間違いないと思います。大桃議員、どうですか。
議長(遠藤徳一)  4番、大桃俊彦議員。
4番(大桃俊彦)  寄附行為に当たるとは思っていません。
議長(遠藤徳一)  大平栄治議員。
10番(大平栄治)  これ全体的に財政調整基金とかじゃなくて、減らしたのをそこに入れるというんだったらいいんですけども、どこどこに使うってのが、これがひもつきってことなんです。答弁できなければ、それで結構です。以上。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。ただいま議題となっております発議第1号は、議会運営委員会に付託をいたします。
   ここでしばらくの間休憩とし、直ちに議会運営委員会を開催していただきます。しばらくの間休憩といたします。
            休 憩 (午後 3時41分)

            再 開 (午後 4時17分)
議長(遠藤徳一)  それでは、準備も整いましたので、休憩前に引き続きまして会議を再開をいたします。
   それでは、ただいま開かれました議会運営委員会報告について、議会運営委員長の報告を求めます。12番、佐藤肇議会運営委員長。
12番(佐藤 肇)  お疲れさまです。議会運営委員会の報告を申し上げます。本委員会は、付託の事件について審査を行いましたので、次のとおり決定をいたしました。魚沼市議会会議規則第110条の規定によりご報告いたします。発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。審査の結果は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上であります。
議長(遠藤徳一)  これから議会運営委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  少しだけ傍聴してみたんですけども、質疑の中身が感情論みたいなところの話しかなくて、早くしたい思いを提案者が述べたりいろいろしていましたけども、議案の中身について全然やらないんで私出てきたんですけど、あの後、この議案の5%削減、それから7月1日から3月31日までという、これの合理的な理由とか正当性ですとか、これでいいのだという、そういう議論は何かあったんですか。
議長(遠藤徳一)  12番、佐藤肇議員。
12番(佐藤 肇)  5番議員にお答えをいたします。本委員会におきまして質疑が行われた内容については、議員も一部傍聴されたということですので、冒頭の部分はお分かりかと思います。後段の部分についてですが、あとその急ぐ理由の一つとして、7月1日からの施行を考えるためには本日がぎりぎりの日程だということ、それから最終日までに持っていくことによって、今度次はこれが可決された場合は8月からになるという、その辺の答弁でありました。ですので、合理的な理由ということについての質疑等はございませんでしたので、答弁もなかったというふうに思っております。
議長(遠藤徳一)  5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  今おっしゃったの、私聞いていたから、それについて私聞いているんじゃなくて、この改正の中身の話をしているんで、今出して今日やらないと7月1日からできない話は知っています、聞いていますから。それじゃなくて、7月1日から3月31日まで削減するのと、この5%というのを、この改正の中身について議論があったか聞いたんですけど、ないということなんですね。何のための審査したんですか。
議長(遠藤徳一)  佐藤肇議会運営委員長。
12番(佐藤 肇)  5番議員にお答えします。何のための審査をしたかと言われますと、やはり委員の質疑に対して答弁をいただいたという、紹介議員に対する質疑がそこで行われました。当然聞かれたことについての答弁ということで、それ以外のことはなかったというふうに私は思っております。
議長(遠藤徳一)  5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  付託された案件は、委員会で審査をしなければならないんです。何を審査するかといったら、その提案者の思いとか、そういう話じゃないんです。これ条例改正するんですから、この条例改正がいいかどうかという、そこなんです。それを議論しないで、何の委員会と私は思いますけど、委員長、どう思いますか。
議長(遠藤徳一)  佐藤肇議会運営委員長。
12番(佐藤 肇)  どう思いますかと言われましても、私は本条例の改正案について、委員各位の質疑を受け、それを進めさせていただいたということでございますんで、それ以上もそれ以下もございません。以上です。
議長(遠藤徳一)  ほかに質疑はございますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。これから発議第1号について討論を行います。討論はありませんか。
          〔「議長、1番」 「議長、2番」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  順次整理をさせていただきます。討論があるようでありますので、まず原案に対して今回は委員会が賛成でありますので、反対の発言を許します。1番、星直樹議員。
1番(星 直樹)  発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について反対の立場で討論します。
   新型コロナウイルス感染拡大により、魚沼市も例外でなく、市内経済が衰退しているのは皆さんもご存じと思います。この衰退をV字回復するための抜本的な対策はなく、ワクチンや治療薬が出てくるまでこのウイルスは共存していくこととなります。この間自粛生活を強いられることと思うが、同時に市内経済を少しずつ回していかなければならない。今回の補正予算で提案があった緊急経済対策で計上した1億1,000万円のプレミアム商品券はその代表である。感染しないように注意しながら、市内での消費活動を行ってほしいとの行動だ。国からの10万円の給付金にしても、首相は貯金ではなく、できるだけ使ってほしいと訴えかけてきた。すなわち一定のところでお金を止めないで動かすことで、今までのような水準まで戻らなくても日本経済を止めないでほしいということ。こんな状況、今早急に求められているのはできるだけキャッシュ、すなわち現金の流れを止めないことだ。報酬を削減し積み上げることで解決はできない。今後、コロナウイルスの感染拡大が終息するのか、拡大するのかは読めない状況である。5%削減は、今の段階では反対します。議員それぞれいろんな立場にあると思いますが、私は市内経済を回すことを最優先に考えて、反対討論とします。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に賛成の者の発言を許します。2番、浅井宏昭議員。
2番(浅井宏昭)  発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
   4月16日に新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための緊急事態宣言の対象を全国に広げ、国内一斉の休校要請、外出自粛、行動の制限などの影響から、市内でも経済の停滞が深刻化しています。様々な業種の市民が苦境に立たされている今、常に市民に寄り添う市民目線の議員としてできることは政策案の検討など議員としての仕事はもちろんのことですが、困っている市民のために少しでも身を削り、必要とされる市民のために使ってもらうことだと思います。320万円程度の金額ですが、本当に困っている市民には大きな金額だと思います。今回は、議員報酬の5%カットを提案していますが、これから倹約に向かうのではなく、市内経済をしっかりと回していくためにも商店や飲食店などで消費をしていくことが一人の市民としてできることの一つとも感じます。議員というのは、弱者や困っている人を支えるためにあるのだと私は思います。困っている市民のことを少しでも思う気持ちがあれば、この発議に賛成を願います。議員各位の賢明な判断を期待し、賛成討論とさせていただきます。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に反対の者の発言を許します。14番、高野甲子雄議員。
14番(高野甲子雄)  発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の討論を行います。
   異常事態、非常事態が起こったときに、最も気をつけなければならないのは、風評やデマによって増幅される国民、市民のおびえと不安を抑えることだと教えられてきました。今市民のおびえや不安を取り除くために魚沼市議会としてやらなければならないことは、行政、議会一体となって困っている市民、事業者に対し、具体的な支援を直接届けることであります。市民に寄り添い、痛みを分かち合うという気持ちは理解できます。ですが、今はまだ議員報酬を削減してという手当での支援の気持ちを表すという段階ではないと思っております。その前にまだまだ市民への支援策が不十分であり、支援を続けていかなければなりません。そのために議員は心を一つにして具体的な支援策を市民に届ける、このことに全力を注ぐ、今はその時期だというふうに考えます。よって、本提案については議会が一丸となって当たらないとき、このことを踏まえるならば、いささか疑問があります。そういうことで議員が一体となって事に当たる、そういうことから本提案については反対とさせていただきます。

     会議時間の延長
議長(遠藤徳一)  討論の途中でありますけれども、会議時間の延長を今からあらかじめ延長させていただく旨の提案をさせていただきます。本日の会議時間でありますけども、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

議長(遠藤徳一)  それでは、討論に戻ります。それでは、原案に賛成の者の発言を許します。3番、星野みゆき議員。
3番(星野みゆき)  議席番号3番、星野みゆきです。発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に対して、賛成の立場で討論させていただきます。
   新型コロナウイルス感染症の影響での緊急事態宣言による自粛のため、飲食業、旅館業、観光業をはじめ様々な業種が深刻な状況に追い込まれております。閉店に追い込まれる飲食店、閉店とまではいかないが、まちなかのある居酒屋はこの4月の売上げは昨年度より70%の減、一人で賄っていける日々が続くが、従業員のことを考えれば取りあえず出てきてもらい、この状況でも給料を減らすことはしていない、融資で何とかつないでいる。また、タクシー会社では、保育園、学校の送迎などの固定収入がある反面、3月、4月の歓送迎会で一番の書き入れどきに夜のにぎわいがなかったため、その時間帯での収入は1割程度にとどまっていた。こちらも同じく従業員のことを考えて給料は減らしていない。また、ユリ農家では、冠婚葬祭などの需要低迷が長引き、市場価格が前年より大幅に低くなり、ほとんど利益が出せないとのこと。飲み屋さんのお通しに使われるはずであったウルイに関しては、例年250円の売り値が50円を切る日も続いていたとのことであります。このようにたくさんの市民の方々が経済的苦境に追い込まれているわけです。そんな中でも飲食店は、テークアウトを展開、タクシー会社はお買物代行、テークアウトの受け取りなど多様な業種が様々な趣向を取り入れて踏ん張っておられます。テークアウト営業を行っているお店に伺えば、正直なところもうけはほとんどなく、ただ回しているようなもの。従業員には負担はかけられないので、昼は事業主のみで行っている。お弁当を買ってくれたお客さんへ、気持ちとしてウイルスに対して殺菌消毒効果のある次亜塩素酸水をしょうゆ差しに入れたプレゼントの特典をつけたり、今後、夜のお店に来てもらえることを願い1,000円の割引券をつけたりと、あの手この手を考え前向きに頑張っておられます。事業主さんたちは、この大きな負担を抱え込んでいる状況でも従業員の方々のことを常に思っているわけです。今はまだ何とか踏ん張れるが、この状況がまだまだ長引くのであれば倒れてしまう。持続化給付金などの制度ももちろん利用するが、まだまだ経済対策は不十分であり、この先のことが見えず、不安な状況は続いております。議員報酬削減の趣旨は理解できるが、まずはさらなる政策提言を行っていくべきではないか。財政調整基金を引き出すのが先決であるなどの声も聞こえてまいりますが、今回の提案はそのことを前提に言っているわけです。いつまでも減額が続くわけではなく、7月から年度末までの9か月間の5%の提案であります。本当に苦しい市民のことを考えれば、何の抵抗もありません。大切なのは気持ちであります。議論している場合ではない。苦境に立たされている市民に寄り添い、新型コロナウイルスへのこれからの対策や対応をしっかり考え、協力できることを微力でも行うべきではないでしょうか。
   そして最後に、この提案により創出された財源を本市が行う新型コロナウイルス感染症対策事業に対し有用なものとしていただきたくお願いするとともに、一日も早く新型コロナウイルス感染症が終息し、私たち市民の日常生活が再び安心、安寧となることを強く願い、また一人でも多くの賛同を願い、賛成討論とします。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に反対の者の発言を許します。12番、佐藤肇議員。
12番(佐藤 肇)  12番、緑晴会の佐藤肇です。私は、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。
   最初に、本条例改正案は、議会議員の処遇や権利といった根幹の部分に直接影響を与えるものであり、議会の全会一致をもって決められなければならないものと考えます。特に議員報酬は個々の議員の生活給であり、余裕のある人もいれば、中にはやりくりに苦労している人もおります。過半数だからといって、反対した人の懐に直接手を入れ、収入を奪うやり方については乱暴と言わなければならないと思います。本条例案に反対の議員もかなりおられます。減額に賛成した議員が反対した議員の収入を補填できるわけもなく、あえて採決するというものであれば私は反対をいたします。
   次に、新型コロナウイルス感染症対策により落ち込んでしまった魚沼市内経済の景気対策について私の考えを申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策として緊急事態宣言が発令され、市民の3つの密を避けるためとして、飲食店、居酒屋、パチンコ店、カラオケ店などに対し営業自粛の要請が出され、多くの店舗はそれに従い店を休んだり、店内飲食をテークアウトに切り替え、個々に努力をしてきたところでございます。また、観光、宿泊関連業種は、県間移動の自粛などからほとんどの予約がキャンセルとなり、事業継続が厳しい状況となってきました。しかしながら、既に緊急事態が解除され、6月に入り休業自粛要請が緩和されてきたところ、それぞれの業界が通常営業を再開する動きとなってきております。事業者の多くは、お客さえ戻って消費を再開してくれれば何とかなると感じているようであります。将来に向けた公の事業持続化支援対策等は必要と思いますが、今一番求められているのはあしたのお客さんであります。今私たちができることは、消費の再開と喚起であります。我々議員が歳費をカットして臨めば、市管理職や市職員に対し給与削減の大きなプレッシャーになり、節約志向に回ってしまいます。市内消費喚起とは逆効果になります。今私たちがすぐできることは、一般市民として、また一議員として困っている事業者や個人商店に出向き、お客となって消費やサービスの提供を受け、寄り添う気持ちで話を聞き、そして個々に困っていることを公的支援につなげていくことだろうと思います。したがって、議員報酬を削減してコロナ対策に臨むとする考えは節約志向を生むばかりであり、市内消費の喚起とはならず、全く逆効果になってしまいます。したがって、この発議には反対をいたします。議員各位の賢明な判断を期待し、反対討論といたします。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に賛成の者の発言を許します。9番、佐藤敏雄議員。
9番(佐藤敏雄)  9番、佐藤敏雄です。発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。
   当市は、昨年秋の熊騒動、異常少雪での景気減退に加え、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発令により、営業の自粛要請などから観光、外食、農業、製造部門など広範囲の分野で収入が大きく落ち込み、甚大な被害が発生しております。5月末には緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルス感染症の脅威が終息したわけではなく、いまだに予約がない大型宴会場など、先の見込みが立たない観光、外食関係が多数おります。さらに製造部門でも車が売れない、海外から部品が入ってこない等、先の見通しが立っていない部門が多くあります。こうした中で、国からは雇用調整助成金、持続化給付金など、県からは特別融資や休業協力金など、当市からも専決で雇用調整助成金の申請支援事業補助金、さらに臨時議会で市独自の支援策として中小事業者経営継続支援事業や県の休業協力金の補完制度などの支援政策が示され、さらに国から第2次補正予算で32兆円が先日承認されました。しかしながら、国の制度においては申請手続が複雑で、雇用調整助成金は当市で専決による申請手続支援補助が設けられましたが、いまだに申請者は一件もないとのことです。持続化給付金も手続が複雑なことに加え、前年比50%以上の減少など厳しい制約があり、また努力して45%減に抑えられると対象外となります。いろんな補助制度が困っている市民に周知されない、本当に厳しいけれども、申請手続ができない、テークアウトなどで何とか頑張ったことで前年対比50%を切ったため対象外となったなど、困っているのに恩恵を受けられない市民がたくさんおります。こうして困っている大勢の市民がいる一方で、私たち議員はほとんどの被害を受けていません。こうしたときこそ我々議員は市民に寄り添うことが一番大切です。まず、個々の現状を把握し、何が必要か、より早く実行に移し、市民の期待に応える、そのためには迅速な実態調査と議員自らの報酬の削減で市民から議会の気持ちを理解いただき、さらなる復興に取り組むことが大切と思っております。100年に1度の大災害であります。私は、市長含む三役からもぜひ取り組んでほしいと思っております。こうした取組行為が今後も引き続き第4次の補正予算に反映され、市民の希望と活力につながり、今後の復興に向かう力になることから、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、賛成をいたします。議員各位の賢明なる判断を期待し、賛成討論とします。終わります。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に反対の者の発言を許します。5番、大桃聰議員。
5番(大桃 聰)  NHKから国民を守る党新潟県魚沼市支部長の大桃聰です。魚沼からNHKをぶっ壊す。さて、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。
   質疑のときに申し上げましたが、提案理由が理由になっていませんし、ただの思いつきの提案者のパフォーマンスにしか映りません。こんなことをすることで仕事をしたようなポピュリズムとも取られかねないこの提案には反対をいたします。わずかばかりの報酬を削減し、市民に寄り添うとはどういったことか。それが痛みを分かち合うことになるのか。2月議会で市長の給与の値上げにお一人で賛成したことを帳消しにしたいのか分かりませんが、提出者のお考えがとても浅いことがはっきりいたしました。私も魚沼市内の経済状況や市民の一部に営業自粛で収入減となり大変な方がおられることを承知はしております。そのための政策は、国、県、市独自の支援策のメニューもあり、休業協力金などは県の対象から漏れた事業者に支給されています。また、市内宿泊施設のサンキューキャンペーンも好調で、定員になったようです。追加の支援キャンペーンも考えていただければうれしいです。また、住宅リフォームも好調なようで、追加の予算あるいは通年事業としてやれればいいなと考えております。そして、今回の補正予算(第3号)では、民生費で3,800万円ほど、農林土木の関係で追加発注が8,000万円程度、また7款商工費の緊急経済対策事業として1億1,000万円、これはプレミアム付商品券ですが、1万円の商品券を5,000円で買える100%お得な制度です。その他、観光施設管理事業では、事業費補助金として4,170万円をつけてあります。内容としてはなかなかよいと評価しますが、私としてはもっと予算をつけてほしいと思います。今後、第4号補正もあるやに伺っておりますので、要望の多いものは追加や、さらなる支援メニューを拡充することを期待いたします。現在の魚沼市は、議員や市長をはじめ三役や幹部職員が今すぐに報酬や給料を削減しなければならないほど財政状況は逼迫しているわけではありません。もしものときのために積み立ててある財政調整基金は、第2次補正時点で約53億円もあり、4月からのふるさと納税は前年比の約1.5倍の3億円に達しようとしております。今後はどうなるかは分かりませんが、このままいけば昨年額を超えるかもしれません。さらに国の第1次補正で地方創生臨時交付金が1兆円、そのうち魚沼市には1億9,900万円ほど来るようですし、2次補正も6月12日に成立いたしました。これは2倍の2兆円ですので、単純計算で約4億円届くことになっています。まずはこの資金を困っているところに予算づけをしていただくよう、市当局に様々なメニューを提示して働きかけることこそが本来やるべき議員の仕事であり、今は先走って議員報酬の削減を提案しなければならない時期ではありません。削減した報酬を政策の一助になどと提案理由に書かれておりますが、議会が認めた予算を議会自らそのとおりに執行しないというのは仕事の放棄にしかなりません。この削減しようとしている報酬額は、款項またいでの流用はできません。したがって、削減した額をそのまま流用できるのは議会費の中だけです。削減額をほかの款項で使う場合は補正予算を組まなければなりませんし、それをしないと未執行の不用額になるだけです。どこに使うかは執行権のある市長の采配次第です。もらっていない、自分の金でもない金額をどこそこに使えなどと言える話ではありません。以前、賛成議員のフェイスブックに「こういった提案をするからには、当然特別定額給付金は申請しないですよね。それをもらっての削減ならダブスタで、ただのパフォーマンスにしか映りませんが」とコメントしたところ、その議員は「申請しないで国のポッケに入れておくなら、申請して魚沼市内の個人商店などで使用したほうが困っている人のために使えると考えております」と返信されました。私はさらに、「だから、ダブスタ」とコメントしましたが、その後の返信はありませんでした。このような姿勢をダブルスタンダードと呼びます。この5%も削減せずに使ったほうがよいのではないでしょうか。そうは思われませんか。もともと議会が可決した予算書に載っている報酬をわずかばかり削減しいい子ぶるより、特別定額給付金と同様、この削減したいとする報酬の5%を自ら市内消費に回し、地域経済の活性化の一助にすることが有益であり、わずかばかりの報酬を削減しないで、それを受け取り、市内経済のために使いましょうとご提案申し上げて、この削減案の反対討論といたします。以上です。
議長(遠藤徳一)  次に、原案に賛成の者の発言を許します。6番、大平恭児議員。
6番(大平恭児)  6番、大平です。大平恭児です。この本条例の改正について、賛成の立場から討論を行います。
   今回の議員報酬削減。新型コロナ感染症拡大の影響を当市でも強く受けている中で出されているものであります。魚沼市は、それ以前に昨年の熊騒動、異常少雪、それに新型コロナ感染拡大と市内の暮らしと営業は本当に深刻な状況はこれまでの議論のとおりであります。議会議員が行政と一体となり、今こそ総力を挙げこの難局を乗り越えなければならないこともそのとおりであります。他の自治体以上に頑張るときであります。一方で、市民生活、事業者の深刻な状況もるる述べられた先ほどの議員のとおりであります。であるならば、議員としてこの報酬削減について、今回の提案の5%削減、今年度末までの期間ということであれば、その両方とも理解はできると考えております。今後、日本共産党議員団として、自粛と一体に補償をの考え方を基本に、市民の苦難軽減を図ることに全力を尽くし、コロナの影響を少しでも軽減できるようにあらゆる手だてを講じながら積極的な施策の提案を行っていくことを表明し、討論といたします。
議長(遠藤徳一)  ほかに討論はございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(遠藤徳一)  討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。これから採決します。異議がありますので、この採決は起立によって行います。発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての議会運営委員長報告は原案可決であります。お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
          〔賛成者起立〕
議長(遠藤徳一)  着席を願います。それでは、以上のとおり採決の結果、賛成、反対が同数となりました。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決を行います。なお、議長の裁決権は現状を変更するような決定より、現状を維持するような決定をすべきという現状維持の原則がございます。このことを踏まえまして、発議第1号 魚沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、議長は否決と裁決いたします。よって、発議第1号は否決されました。

     散会の宣告
議長(遠藤徳一)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。次回は、6月18日木曜日午前10時から開会といたします。定刻までに参集いただくよう通知をいたします。本日はこれで散会といたします。ご苦労さまでございました。
            散 会 (午後 4時58分)