令和4年第3回魚沼市議会定例会会議録

議事日程 第1号
令和4年9月6日(火曜日) 午前10時開会
第 1  会議録署名議員の指名について
第 2  議会運営委員長報告
第 3  会期の決定について
第 4  諸般の報告
第 5  総務文教委員長報告
第 6  産業厚生委員長報告
第 7  広報広聴特別委員長報告
第 8  中長期的大型事業特別委員長報告
第 9  報告第11号 令和3年度魚沼市一般会計継続費の精算について
第10  報告第12号 令和3年度魚沼市水道事業会計継続費の精算について
第11  報告第13号 一般財団法人魚沼市医療公社の経営状況について
第12  報告第14号 奥只見観光株式会社の経営状況について
第13  報告第15号 株式会社ほりのうちの経営状況について
第14  報告第16号 一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
第15  報告第17号 株式会社ユピオの経営状況について
第16  報告第18号 株式会社神湯温泉倶楽部の経営状況について
第17  報告第19号 長岡地域土地開発公社の経営状況について
第18  報告第20号 健全化判断比率について
第19  報告第21号 資金不足比率について
第20  議案第70号 令和3年度魚沼市一般会計決算の認定について
第21  議案第71号 令和3年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定について
第22  議案第72号 令和3年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
第23  議案第73号 令和3年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
第24  議案第74号 令和3年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
第25  議案第75号 令和3年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
第26  議案第76号 令和3年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
第27  議案第77号 令和3年度魚沼市水道事業会計決算の認定について
第28  議案第78号 令和3年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について

本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ

出席議員(18名)
   1番  桑  原  郁  夫       2番  横  山  正  樹
   3番  佐  藤  達  雄       4番  星     直  樹
   5番  浅  井  宏  昭       6番  星  野  み ゆ き
   7番  大  桃  俊  彦       8番  大  平  恭  児
   9番  富  永  三 千 敏      10番  志  田     貢
  11番  佐  藤  敏  雄      12番  遠  藤  徳  一
  13番  渡  辺  一  美      14番  佐  藤     肇
  15番  高  野  甲 子 雄      16番  森  島  守  人
  17番  本  田     篤      18番  関  矢  孝  夫

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のために出席した者の職・氏名
     市         長   内  田  幹  夫
     副    市    長   櫻  井  雅  人
     教    育    長   樋  口  健  一
     代 表 監 査 委 員   星  野  武  男
     会  計  管  理  者   椛  沢  伸  幸
     総 務 政 策 部 長   桑  原     昇
     市 民 福 祉 部 長   大  塚  宣  男
     産 業 経 済 部 長   武  藤  直  文
     北 部 事 務 所 長   米  山  真  里
     ガ ス 水 道 局 長   星     政  晴
     消    防    長   山 之 内  和  之
     教 育 委 員 会事務局長   吉  澤  国  明
     監 査 委 員 事 務 局長   坂  大     昇
     総 務 政 策 部 副 部長   小  島     勉
     市 民 福 祉 部 副 部長   戸  田  千 穂 子
     産 業 経 済 部 副 部長   吉  田  英  樹

事務局職員出席者
     議 会 事 務 局 長   佐  藤  竜  郎
     議 会 事 務 局 次 長   和  田  純  恵
     副    参    事   星     裕  美
     主         任   大  竹  芳  幸

            開 会 (午前10時00分)
     開会の宣告
議長(関矢孝夫)  ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達していますので、これより令和4年第3回魚沼市議会定例会を開会します。これから本日の会議を開きます。
   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

     会議録署名議員の指名について
議長(関矢孝夫)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、星直樹議員及び浅井宏昭議員を指名します。

     議会運営委員長報告
議長(関矢孝夫)  日程第2、議会運営委員会報告について、委員長の報告を求めます。富永三千敏議会運営委員長。
9番(富永三千敏)  それでは、議会運営委員会調査報告を申し上げます。本委員会は所管事務について次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   調査事件名。(1)、現地調査、燕市タブレットの導入と活用について、(2)、現地調査の総括、(3)、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。7月20日に委員会を開催し、燕市議会の現地調査と総括を行いました。
   次に、8月4日の調査報告です。調査事件名。(1)、令和4年第3回魚沼市議会定例会について、(2)、その他。
   調査の経過を申し上げます。8月4日に委員会を開催し、上記案件について協議をいたしました。令和4年第3回定例会の日程について、招集期日は市長提案のとおり9月6日とし、会期は10月3日までの28日間といたしました。審議予定については、別紙の定例会会議会期及び審議の予定表のとおりといたしました。一般質問の取扱いについては、別紙令和4年第3回(9月)定例会一般質問の取扱いのとおりとし、通告期限は9月9日正午といたしました。その他で、タブレットの導入に当たっての今後の日程等について確認をいたしました。
   続きまして、8月29日の報告であります。調査事件名。(1)、令和4年第3回定例会について、(2)、令和3年度魚沼市各会計決算の審査について、(3)、閉会中の所管事務調査について、(4)、議員派遣について、(5)、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。8月29日、委員会を開催し、上記案件について協議をいたしました。令和4年第3回定例会の付議事件、そしてその取扱い等については、別紙令和3年度第3回定例会付議事件一覧のとおりとすることといたしました。また、急施事件については、定例会開会前日までに受理した請願及び陳情は議長において取扱いを決することとし、その他の事件については議会運営委員会に諮ることといたしました。閉会中の所管事務調査については、これを行うこととしました。その他で、本会議の説明員について、今定例会に限って必要に応じ担当課長が出席し、答弁することを可能とすることにいたしました。詳細につきましては、会議録をご参照ください。以上であります。
議長(関矢孝夫)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。議会運営委員会報告を終わります。

     会期の決定について
議長(関矢孝夫)  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から10月3日までの28日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  異議なしと認めます。よって、会期は本日から10月3日までの28日間に決定いたしました。

     諸般の報告
議長(関矢孝夫)  日程第4、諸般の報告を行います。議長としての報告を行います。市長より本定例会提出議案として、お手元に配付のとおり送付を受けました。関係議案、資料につきましては配付のとおりであります。
   次に、地方自治法第121条の規定により本定例会に出席を求めた職員の職・氏名は、配付のとおりであります。
   次に、議長としての活動は議長活動報告書のとおりであります。
   次に、総務文教委員長、産業厚生委員長、広報広聴特別委員長及び中長期的大型事業特別委員長から所管事務調査報告書が配付のとおり提出されています。後ほど報告をいただきます。
   次に、議会の議決により指定された市長の専決処分として、配付のとおり1件の報告を受けております。
   次に、地方自治法第235条の2第3項の規定により6月分及び7月分の現金出納の例月検査の結果が配付したとおり報告されています。
   次に、本日までに受理しました陳情は、配付しました陳情文書表の写しのとおりであります。会議規則第141条の規定により、陳情第1号は総務文教委員会に付託いたします。これで議長報告を終わります。
   市長から所信概況及び行政報告の申出がありました。これを許します。内田市長。
市長(内田幹夫)  皆さん、おはようございます。それでは、令和4年第3回魚沼市議会定例会の開会初日に当たりまして、私の所信表明をお伝えした令和4年第1回定例会以降における施策の進捗状況及び懸案事項の取組状況並びに前回の定例会以降、本日までの行政運営に関して特筆すべき事項につきまして、私の所信概況を交えましてご報告を申し上げます。
   最初に、2月定例会の所信表明で述べました市政運営における5つの基本方針に係る進捗状況につきまして、基本方針、1点目の力強い地域経済の構築から順に申し上げます。まず、今年の米の作況予測と仮渡金についてご説明いたします。本年は、平年より25日早い梅雨明けとの報道がなされたことから、当初水不足及び高温障害など心配されましたが、その後当地域では適度な降雨と出穂前後の落ち着いた天候により、現時点では高品質なコシヒカリの収穫が期待されております。先月8月4日の情報といたしまして、新潟県の作柄予測はやや良の102と民間調査会社の米穀データバンクでは、発表しており、これを裏づける形となっております。また、JA北魚沼における令和4年産魚沼産コシヒカリの仮渡金につきましては、昨年よりも1,000円高い1万8,000円とされており、生産資材が高騰する中、十分な価格上昇とは言えないかもしれませんが、一定の価格改善が図られたことに安堵いたしているところでございます。今後本格的な収穫時期を迎えることになりますが、全量が一等米で高い食味の米が出荷できますことを祈念いたしております。
   続いて、プレミアム付商品券事業の状況についてご説明いたします。コロナ禍における経済対策の一環といたしまして、新型コロナの影響により落ち込んだ消費と市内経済状況の回復を図ることを目的として実施している魚沼市プレミアム付商品券事業につきましては、7月10日から商品券の販売を開始したところでありますが、去る7月28日に発行した5万5,000冊全てが完売したことをご報告申し上げます。なお、商品券の利用に係る店舗等への換金支払い額につきましては、8月30日時点で3億3,000万円を超えておりまして、その利用店舗の状況といたしましては、小売業が最も多く、次いで飲食業、そしてサービス業の順となっております。商品券の使用期限については10月10日までとなっておりますが、事業完了後の最終的な利用状況等については、確認後別途ご報告をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
   次に、水の郷工業団地におけるブルボン魚沼工場の建設状況についてご説明いたします。令和3年7月に着工した第1期の工場棟が今週に竣工し、稼働を開始する旨、同社から連絡がございました。また、このたび竣工する第1期工事に増設する形でチョコレート製品を製造する第2期工場棟の建設が令和4年7月に着工されましたので、併せてご報告いたします。なお、第2期工場棟については、令和5年5月の竣工を予定しているとのことでございます。引き続き、本市立地企業に対する支援を行いながら、残り1区画となった水の郷工業団地分譲地の売却に向けて、引き続き企業誘致活動を精力的に取り組んでまいります。
   続きまして、基本方針2点目の裾野の広い観光振興に関して申し上げます。まず、高速道路インターチェンジ名称変更の進捗状況についてご説明をいたします。インターチェンジ名称の変更については、今年度中に名称案の決定まで作業を進めたいと考えておりまして、現在の進捗状況といたしましては、名称変更した際にもたらされる経済効果の推計を実施しているところであります。この結果を基に、ネクスコ東日本をはじめ、関係機関との本格的な協議を行い、協議会の立ち上げへと進めてまいりたいと考えております。
   次に、この秋の観光誘客に関しましてご説明いたします。年々知名度を上げている枝折峠の滝雲観光についてでありますが、昨年は駒ケ岳への登山、紅葉、さらにコロナ禍も相まって、特に9月中旬から10月の休日の早朝には、枝折峠の駐車場を起点に来訪車両の路上駐車が多く発生し、大変な交通渋滞が発生したところであります。この交通渋滞緩和策として、本年9月17日から10月30日までの間の土日祝日に銀山平白銀の湯駐車場から枝折峠駐車場の区間において、早朝シャトルバスを実証運行することといたしました。あわせて、駒ケ岳登山者も多いことから、下山者用に午後に1便を運行いたします。現在、大湯温泉側から枝折峠方面にかけては、雪害の復旧工事の関係で通行止めとなっておりますが、この通行止めが解除となった場合、大湯温泉の交流センターユピオ駐車場から同様に実証運行を実施いたします。今回の実証運行の状況を検証した上で、今後本市の魅力を引き立てる大きな観光資源の一つとして全国に発信し、誘客の拡大に結びつけるよう、引き続き関係機関と協議を進めながら、安全で安心できる観光関連施策の推進に努めてまいります。
   続きまして、3点目の基本方針であります郷土愛の醸成について申し上げます。既にご案内のとおり、これまで旧堀之内庁舎で業務を行っておりました教育センター及び生涯学習課の文化財係につきましては、このたび旧広神庁舎への移転を完了し、9月1日より移転先での業務を開始いたしたところでございます。教育センターにつきましては、執務スペース及び適応指導教室を旧広神庁舎3階のワンフロアに集約し、学習支援係、適応支援係、特別支援係の3係体制の下で、より一層業務を効率化するとともに、適用指導教室、いわゆるフラワールームについても適応支援体制を強化してまいります。また、文化財係につきましては、旧広神庁舎1階の改装工事完了までの間、3階部分に仮設移転し、業務を行うことといたしております。なお、1階部分につきましては、魚沼市の火焔型土器を代表とする縄文土器や古墳から出土した刀剣などの文化財を市民及び観光客等に公開をし、魚沼市の文化や歴史を伝える郷土愛の醸成や観光振興に寄与することを目的として、文化展示室として機能を持たせる内容として整備を進めることといたしております。去る8月25日に本整備工事の設計業務委託業者を決定し、今年度中に設計を行い、再来年度の供用開始を目指しているところであります。この旧広神庁舎につきましては、民間団体、そして関連団体の入居も含めて2階及び3階のフロアが全て活用されることになりましたので、残りの1階フロアの活用をもって当該建物の再編整備が完了することになります。
   次に、(仮称)生涯学習センターの建設の進捗状況についてご説明申し上げます。当該事業は、今年度中に基本設計及び実施計画を、来年6月までに図書館機能移転後の現小出郷図書館の利活用計画を作成し、令和5年度及び令和6年度の2か年の継続事業で当該施設の建設工事を行いたいと考えております。事業の進捗状況といたしまして、本年度4月に生涯学習センター建設工事設計業務委託契約を魚沼市生涯学習センター建設共同体と締結をし、5月より市民の意見を基本設計及び現小出郷図書館の利活用計画に反映させるため、定期的に小出地区まちなか再生事業市民ワークショップを開催しているところであります。現在4回目を終了し、次回を最終回と考えております。このほか、広く市民等から意見をいただくため、市民ワークショップのほか、地元商店街や図書館、公民館の実務担当者との意見交換会や当該事業に係るアンケートを行いましたが、こちらのアンケートにつきましては約450件の回答をいただいております。今後市民ワークショップ及びアンケート等における意見を集約し、基本設計に反映することといたしておりますが、その基本設計案については、作業の進捗を踏まえ、改めて議会にお示しをしたいと考えております。
   次に、入広瀬小学校の閉校に関してご報告いたします。今年度末をもって閉校となる入広瀬小学校におきましては、去る8月13日に魚沼市立入広瀬小学校閉校記念事業実行委員会の主催により、入広瀬小学校の校舎見学会が行われました。閉校記念事業の一つとして開催されたものでありますが、当日は卒業生、地域住民、教職員、OBなど多くの方々が来訪され、2000年にミレニアムタイムカプセルに入れた手紙等の引渡しや往年の資料の展示なども御覧になりながら、当時の思い出を懐かしんでおられました。なお、入広瀬小学校の閉校記念式典については、11月12日に行われる予定であります。
   続きまして、4点目の基本方針である安心して暮らせるまちづくりについて申し上げます。まず、小児科医の開業についてご説明いたします。本市では、医師の確保及び開業に向けて支援策を講じておりますが、かねてより待望しておりました小児科医が市内で開業する方向で準備を進めておりますことをご報告申し上げます。当該小児科医につきましては、市立小出病院勤務の小児科ドクターでありまして、令和5年5月開業を目指して、現在旧うおぬま小児クリニックを改装中であります。本市におきましては、約3年ぶりの小児科医の開業となります。子育て世代に対して安心感を与えるとともに、子育て支援施策に直接結びつき、本市の魅力向上につながるものであることから、市といたしましても大きな期待を寄せているところであります。小児科医のほかにも、市内の医師確保に向けては魚沼市医療公社からもご尽力をいただきながら、引き続き鋭意取り組んでまいりたいと思います。
   次に、公共施設におけるフリーWi―Fiの整備の進捗状況について説明いたします。今年度整備を予定している施設といたしましては、広神コミュニティセンター、小出ボランティアセンター及び堀之内公民館を予定しておりますが、現在広神コミュニティセンターの整備が完了し、残り2施設についても整備に向けた準備を進めているところでございます。来年度以降も指定避難所や公民館等を中心に順次整備を進めることとしているほか、民間事業者等が行う整備に対する支援についても併せて実施することといたしておりますので、市民の皆さんはもとより、観光客など、より多くの方々が速やかな情報の入手やインターネットを利用した多様なサービスを享受できるよう、引き続き高度情報化社会に即した環境整備に努めてまいりたいと考えております。
   次に、内閣府特命大臣による子育ての駅かたっくりの視察についてご報告いたします。去る7月20日に少子化担当の野田前内閣特命大臣が県内の子育て関連施設などを視察する目的で、本市の子育ての駅かたっくりを来訪されました。かたっくりは、地方創生拠点整備交付金を活用し整備した施設でありますが、本市が地方創生の取組において子育て環境の充実を図っていることについて、先駆的な事例であるとして関心を示しておられましたことをご報告いたします。
   次に、魚沼市建築組合様との空き家に関する協定締結についてご報告いたします。全国的に空き家の放置が社会問題化する中で、市内で増加している空き家の対策強化のため、危険のおそれのある空き家の調査を行うことを目的として、去る7月26日に魚沼市建築組合様と空き家に関する協定を締結いたしました。本市が魚沼市建築組合様とともに相互に連携し、協力しながら、市内の空き家が管理不全な状態とならないよう、空き家の有効活用を促進するとともに、空き家の発生抑制について検討を進めてまいりたいと考えております。
   続きまして、基本方針5点目の感染症対策の取組について申し上げます。新型コロナウイルス感染症の感染状況についてでありますが、本市における新型コロナウイルス感染症の発生累計件数は、9月4日現在において3,145件となりました。7月中旬以降のいわゆる第7波による全国的な感染急拡大により、1か月の新規感染者数が、7月で514人、8月では1,221人となりました。今後新学期を迎え、学校の授業が再開したことや行楽シーズンや秋のイベント開催など多く控えていることから、今後もしばらくは警戒が必要な状況にございます。
   次に、新型コロナワクチンの接種状況についてでありますが、9月1日時点で3回目の接種を完了した人では81.4%となっています。4回目の接種につきましては、3回目の接種から5か月が経過した60歳以上の方及び基礎疾患を有する方を対象に、6月から医療機関及び高齢者施設での接種を開始しており、9月1日時点で60歳以上の対象者およそ1万5,800人のうち7,695人に接種を実施いたしました。また、7月22日から医療従事者及び高齢者施設等の従事者が対象に追加されたため、対象者に急遽接種券を発行し、8月までにおおむね接種を完了しているところでございます。ワクチン接種につきましては、国がオミクロン株に対応した2価ワクチンの接種を実施する方針を示していることから、対象者及び開始時期が示された際に速やかに実施できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。施策の進捗状況につきましては以上でございます。
   続きまして、懸案事項の取組状況について、3点ご報告申し上げます。1点目は、訴訟事件の経過についてであります。本年第1回定例会における報告以降、細野区に対する除雪車無償譲渡の違法、無効を求める損害賠償請求事件及び斎場旧地権者に対する瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求権等の放棄が違法、無効であることの確認を求める損害賠償請求事件の合わせて2件について動きがございました。そのうち細野区に対する除雪車無償譲渡の違法、無効を求める損害賠償事件につきましては、令和4年4月22日に最高裁判所において本件上告を棄却する旨の決定が下され、勝訴確定により結審したことをご報告いたします。また、斎場旧地権者に対する瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求権等の放棄が違法、無効であることの確認を求める損害賠償請求事件につきましては、先月8月19日の新潟地方裁判所における判決で本件訴えを却下及び棄却する旨の決定が下されましたことをご報告いたします。
   続いて、2点目といたしまして、旧庁舎の再編整備に伴う不用物品の処分についてご報告申し上げます。旧庁舎の利活用に向けた再編整備を進めておりますが、旧堀之内庁舎及び旧広神庁舎において使用していた物品類のうち、本庁舎をはじめ市有施設において今後使用が見込まれないものについては、市民の皆様から有効にご活用いただくこととして売却処分を実施いたしました。8月5日及び6日に旧広神庁舎を会場に公売会を実施した結果、多くの方々からご利用いただき、83点の物品を販売いたしましたことをご報告いたします。なお、公売会で売れ残ったものにつきましては、金属類の有価物は取扱い業者から買い取っていただき、そこで買い取っていただけないものについては最終的に廃棄する予定といたしております。このほかにも、市では用途廃止や再編を計画している公共施設を抱えておりますが、今後不用となる物品等については、公売等を実施しながら有効に活用し、処分してまいりたいと考えております。
   続きまして、3点目のマイナンバーカードの交付状況についてご報告いたします。本市における7月末現在のマイナンバーカードの交付率については40.8%となりました。ちなみに、全国平均では45.91%、新潟県全体の交付率は39.35%という状況になっております。現在市といたしましては、マイナンバーカード交付率向上を図ることを目的として、市民の皆様が取得しやすい環境づくりの一環として、本庁舎におきまして第1日曜日に窓口を設けているほか、第2及び第4日曜日の午前中にマイナンバーカード専用窓口を開設いたしております。あわせて、職員が自治会集会所や事業所等に出向いて手続を行う出張申請についても受付をいたしております。引き続きこれらの取組の周知を行いながら、市民生活の利便性向上と行政事務の効率化に向けて、引き続きマイナンバーカードの普及促進に努めてまいりたいと考えております。
   最後に、そのほかの前回の議会本会議以降における特徴的な経過等について、4点についてご報告いたします。1点目といたしましては、7月以降、一時的な集中豪雨等が複数回発生しておりますので、その対応内容や被害状況についてご報告いたします。7月13日におきまして、小出地域を中心に大雨警報及び土砂災害前触れ情報が発表されたことから、同日夕刻までに大雨警戒本部を設置し、警戒パトロールの実施と避難所の開設を行うとともに、小出の一部地域に対しまして高齢者避難を発令したところであります。結果として、避難した人はなく、被害につきましても小河川で倒木による河道閉塞等の被害が見られましたが、幸い大きな被害には至りませんでした。また、7月26日におきましては、小出、湯之谷地域を中心に大雨警報が発表されたことから警戒パトロールを実施いたしました。このとき湯之谷地域において1時間当たり40ミリを超える集中的な大雨が発生した場所もあり、この大雨によって水路や取水工への土砂流入、のり面崩落等の農地、農道などの被害が12件、また林道被害として土砂流入や一部崩落等9件の被害が発生しております。その後、8月3日から翌4日にかけまして、本県及び山形県にわたって広範囲に大雨が発生しましたが、本市においても8月4日に守門、広神地域を中心に一時的な大雨で大雨警報及び土砂災害警戒情報が発表されたところでございます。これを受けまして、本市では同日中に大雨警戒本部を設置し、警戒パトロールの実施と避難所の開設を行うとともに、福山新田地区に対しまして高齢者等避難を発令したところでございます。こちらについても結果として避難した方はおりませんでしたが、農地、農道における被害として、畦畔やのり面の崩落や農地への土砂流入等が10件、林道被害として土砂流入、路面洗掘等で10件の被害が発生しましたことをご報告いたします。また、この日の豪雨により、ご案内のとおり県北地域では甚大な被害が発生いたしましたが、特に被害の大きかった村上市及び関川村に対しまして、県を通じたチームにいがたの協定に基づく職員応援の要請を受けまして、本市といたしましても8月10日から順次職員を現地に派遣し、応援しております。その業務内容と派遣期間といたしまして、家屋被害認定調査業務に6名で延べ32日間、災害マネジメント業務に1名で延べ6日間、避難所運営支援業務に2名で延べ4日間、罹災証明発行業務に4名で延べ16日間、それぞれにわたって本市職員が出向いて応援業務に当たったところでございます。さらに、被災者の健康管理に当たるため2名の保健師を1日間、チームにいがたによる派遣とは別に本市から派遣をいたしたところでございます。災害は、いつ、どこで発生するのか予測がつけられません。中越地震で被災した本市においては、特に困ったときはお互いさま、この精神の下、可能な範囲で応援に努めたいと思っておりますし、また中越地震を経験した職員が年々減少してきている状況にあることから、将来いざというときの対応に備え、被災地における応援などによって、若い職員を中心に災害対応の経験を積ませるようにしてまいりたいと考えております。なお、このたびの県北豪雨におきまして甚大な被害を受けました村上市及び関川村に対して広く支援を募るために、本庁舎1階等に募金箱を設置いたしました。集まった募金につきましては、日本赤十字社を通じ被災地に届けられることとなります。このほか、本市の職員互助会では、村上市及び関川村に対してそれぞれ独自に義援金をお届けいたしましたことを申し添えます。
   次に、2点目といたしまして、今年のツキノワグマの出没に関して、現在までの状況をご報告申し上げます。今年に入りまして、8月時点における熊の目撃者及び痕跡等に関しましては、前年同時期と比較して11件上回る計41件の情報が寄せられております。特に6月20日に中島地内の水田などで熊の足跡が発見されましたが、このときは同地内で計4か所にわたって痕跡が確認され、人身被害が懸念されたことから、翌日から3日間にかけて朝夕のパトロールを実施し、周辺の自治会に注意を呼びかけたところであります。これからの季節、秋の収穫期や行楽シーズンを控えておりますので、熊を寄せつけないように、餌となる農作物の適期収穫や家庭における食べ残しの適切な処理などを周知するとともに、車庫や倉庫の戸締まりの徹底も含めて、引き続き注意を呼びかけてまいりたいと思います。
   続きまして、3点目といたしまして、市に対する寄附金等についてご報告いたします。前回定例会の議会報告以降、市に対して1件の寄附金と2件の物品寄贈の申出を受けました。寄附金についてでありますが、去る7月25日に魚沼市食品衛生協会様から現金10万円のご寄附をいただきました。頂戴いたしました寄附金につきましては、ご意向に従って地域振興のための事業に充てさせていただきたいと考えております。また、物品の寄贈についてでありますが、去る8月19日に株式会社ノジマ様より、地域社会への貢献活動の一環として、電子レンジ、クリーナー、USBつきタップ、乾電池など合計10品にわたって電化製品の寄贈を受けました。ご寄贈いただきました電化製品等につきましては、本庁舎及び市有施設において公務に有効に活用させていただきたいと思います。このほかの物品寄贈といたしまして、市内の卓球愛好団体であります、さわやかクラブ様より卓球台一式をご寄附いただきました。寄贈いただきました卓球台一式につきましては、ご意向に従って中島地内のさわやかセンターに配置いたしましたことをご報告いたします。
   最後、4点目でありますが、介護保険及び介護給付費、高額介護サービス費等に係る事務処理において、賦課決定事務及び算定事務において3例の誤り事案が判明しましたので、ここにご報告申し上げますとともに、おわびを申し上げます。3例の事案のうち、まず1例目につきましては、介護保険料の賦課決定誤りであります。平成28年度から令和3年度まで処理を行った介護保険料の賦課事務において、介護保険料の変更を誤って行ったことにより、51人の方々に対し、合計91万3,136円を過大に徴収してしまったものであります。これは、平成26年の介護保険法の改正により新設された規定で、賦課決定できないとされる期間である2年を2年度として誤って解釈し、本来は賦課決定できない期間について保険料の変更を行ったことにより錯誤が生じたものであります。次に、2例目の事案が介護給付費、高額介護サービス費等の算定誤りであります。介護保険システムにおいて高額介護サービス費を算定する際、公費負担医療の対象者が訪問看護等の介護保険サービスを利用した場合の利用者負担額を算定に含めるべきところを、これを含めずに計算するようにシステムが設定されていたことによりまして、5人の方々に対して合計12万6,102円を過少に支給してしまったものであります。これについては、全国の自治体で誤りの事例が報告されたことから、本市においても調査をしたところ、利用中のシステムにおいて同様の設定誤りが確認されたものであります。3例目の事案が高額介護予防・日常生活支援総合事業サービス費の算定処理漏れであります。これは、平成31年4月に当該事業の事務所管係を変更した際に事務引継が適切に行われなかったことによるものであり、本来支給すべき15人の方に対し、合計8万5,971円の給付漏れを生じさせてしまったものであります。これら3例のいずれも、対象となる方々に対しましては心から深くおわびを申し上げますとともに、還付金及び追加支給分の交付と精算を可及的速やかに行わせていただきます。今後再発防止に向けて法令の正しい解釈と事務処理の適正執行を徹底するよう、担当職員の資質向上と管理職員によるチェック機能の強化を図ってまいります。
   報告は以上でございますが、引き続き市政進展と市民福祉のさらなる向上を目指しながら、誠心誠意職務に当たってまいりますので、議員各位から力強いご支援並びにご指導賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私の行政報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  これで市長の報告を終わります。これで諸般の報告を終わります。

     総務文教委員長報告
議長(関矢孝夫)  日程第5、総務文教委員会報告について、委員長の報告を求めます。森島守人総務文教委員長。
16番(森島守人)  お疲れのところですが、総務文教委員会調査報告を申し上げます。本委員会は、所管事務について次のとおり調査をいたしましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告をいたします。
   1、調査事件名。(1)、広神地区スクールバス運行委託業務における再委託承諾の取消しについて、(2)、学校トイレ洋式化工事の経過について、(3)、その他であります。
   2といたしまして、調査の経過を申し上げます。広神地区スクールバス運行委託業務における再委託承諾の取消しについて及び学校トイレ洋式化工事の経過について、執行部から説明を受け、質疑を行いました。その他で、7月13日発生の大雨への対応状況について、執行部から説明を受けました。また、行政視察について、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大傾向にあることから、各委員の意見を参考に、正副委員長と事務局で実施の判断について検討することといたしました。
   次に、8月3日開催いたしました委員会報告をいたします。調査事件名。(1)、広神地区スクールバス運行委託業務における再委託承諾の取消しについてのその後の経過についてであります。(2)、小出地区まちなか再生事業ワークショップの開催状況について、(3)、その他であります。
   調査の経過を申し上げます。広神地区スクールバス運行委託業務における再委託承諾の取消しについてのその後の経過について及び小出地区まちなか再生事業ワークショップの開催状況について、執行部から説明を受け、質疑を行いました。その他で、魚沼ケーブルテレビ放送の通信障害の発生について、職員が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者になった場合における自宅待機の取扱いについて、新型コロナウイルス感染症陽性患者に対する食料支援の取扱いについて、予備費の充用について、旧小出庁舎の解体工事について及び学校法人タイケン学園について、執行部から報告を受け、質疑を行いました。また、市民の声を聞く会での意見、要望事項の取扱いについては、次回委員会で協議することとし、行政視察については、再調整に向け視察先の候補地を事務局へ報告することといたしました。
   次に、9月1日に開催いたしました委員会報告をいたします。1、調査事件名。(1)、一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の解散について、(2)その他であります。
   調査の経過を申し上げます。一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の解散について、執行部から説明を受け、質疑を行いました。その他で、広神地区スクールバス運行委託業務における受託業者の処分について、日本遺産に登録されている信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化の再申請に伴う再審査について、執行部から報告を受けました。また、魚沼市生涯学習センター(仮称)建設に伴う設計者への質疑等については、担当課を通して回答をもらうこととし、市民の声を聞く会での意見、要望事項の取扱いについて協議をいたしました。行政視察については、候補先と調整し、実施することといたしました。なお、日時、場所、出席委員、説明のために出席した者の職氏名、内容については、お手元の委員会会議録をご参照いただきたいと思います。以上、総務文教委員会報告といたします。
議長(関矢孝夫)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。総務文教委員会報告を終わります。

     産業厚生委員長報告
議長(関矢孝夫)  日程第6、産業厚生委員会報告について、委員長の報告を求めます。佐藤肇産業厚生委員長。
14番(佐藤 肇)  それでは、産業厚生委員会調査報告を申し上げます。本委員会は、所管事務について次のとおり調査を行いましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定によりご報告いたします。
   まず、7月11日に行いました委員会であります。調査事件名。(1)、魚沼市内スキー場について、(2)、行政視察について、(3)、その他であります。
   経過を申し上げます。7月11日に委員会を開催し、上記案件について調査を行いました。魚沼市内スキー場について、執行部へ質疑を行い、委員会として、協議会の設置に向けた要綱を作成するよう意見することといたしました。また、魚沼市内スキー場の存続方針(案)について、委員会での意見を尊重した上で、市内スキー場事業者との協議に当たることを承認いたしました。行政視察について、視察先への事前質問について協議をしました。また、実施については、委員長、事務局に一任していただくことといたしました。
   次に、8月12日に行いました委員会であります。調査事件名。(1)、魚沼市内スキー場について、(2)、寿和温泉の改修工事及びプール棟の閉鎖について、(3)、行政視察の総括について、(4)、その他であります。
   経過を申し上げます。8月12日に委員会を開催し、上記案件について調査を行いました。魚沼市内スキー場について、その後の経過と今後の進め方について、執行部から説明を受け、質疑を行い、それを了承することといたしました。寿和温泉の改修工事及びプール棟の閉鎖について、執行部から説明を受け、質疑を行いました。7月28日及び29日の行政視察について、総括を行いました。その他で、市民の声を聞く会での意見、要望事項の取扱いについて、委員長及び事務局でまとめた案を次回委員会で協議することといたしました。報告は以上であります。詳細については、会議録を御覧いただきたいと思います。以上です。
議長(関矢孝夫)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。産業厚生委員会報告を終わります。

     広報広聴特別委員長報告
議長(関矢孝夫)  日程第7、広報広聴特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。大桃俊彦広報広聴特別委員長。
7番(大桃俊彦)  広報広聴特別委員会調査報告を申し上げます。本委員会は、所管事務について次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   調査事件名。(1)、議会だより(第78号)の発行について、(2)その他であります。
   調査の経緯を申し上げます。7月6日及び11日に委員会を開催し、上記案件について協議をいたしました。ページ数は16ページとし、内容は第1回臨時会及び第2回定例会の議案、一般質問、各委員会報告、市民の声を聞く会、その他の記事とし、7月25日の発行に向けて編集作業を行いました。その他で、令和4年度中学生議会の事前授業の日程と役割分担を確認いたしました。以上であります。
議長(関矢孝夫)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。広報広聴特別委員会報告を終わります。

     中長期的大型事業特別委員長報告
議長(関矢孝夫)  日程第8、中長期的大型事業特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。星直樹中長期的大型事業特別委員長。
4番(星 直樹)  それでは、中長期的大型事業特別委員会調査報告を行います。本委員会は、所管事務について次のとおり調査しましたので、魚沼市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。
   1、調査事件名。(1)、小委員会委員長報告、(2)、提言書(案)について、(3)、本特別委員会の審査、調査の終了について、(4)、その他。
   調査の経過を申し上げます。8月22日に委員会を開催し、上記事件について協議しました。小委員会委員長報告について、小委員会委員長より、6月14日、6月28日、7月12日、7月19日及び8月5日に行われた小委員会の報告を受けました。提言書(案)について、委員会での意見を踏まえて議長宛てに提出することとしました。本特別委員会の審査、調査の終了について、今回の委員会をもって終了することとしました。以上です。
議長(関矢孝夫)  委員長に対する質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。ただいま委員長の報告のとおり中長期的大型事業特別委員会の調査は終了することとなりました。中長期的大型事業特別委員会報告を終わります。
   ここでしばらくの間休憩といたします。
            休 憩 (午前10時57分)

            再 開 (午前11時10分)
議長(関矢孝夫)  休憩を解き、会議を再開いたします。

     報告第11号 令和3年度魚沼市一般会計継続費の精算について
     報告第12号 令和3年度魚沼市水道事業会計継続費の精算について

議長(関矢孝夫)  日程第9、報告第11号 令和3年度魚沼市一般会計継続費の精算について及び日程第10、報告第12号 令和3年度魚沼市水道事業会計継続費の精算についての2件を一括して報告を求めます。内田市長。
市長(内田幹夫)  それでは、報告第11号 令和3年度魚沼市一般会計継続費の精算について及び報告第12号 令和3年度魚沼市水道事業会計継続費の精算について、2件につきまして別冊の報告書により報告いたします。報告書の1ページから7ページまで御覧ください。
   報告第11号 令和3年度魚沼市一般会計継続費の精算については、細野橋解体撤去事業の継続費に係る継続年度が終了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、その精算額について報告するものでございます。
   続きまして、報告第12号 令和3年度魚沼市水道事業会計継続費の精算については、越又浄水場浄水設備更新事業の継続費に係る継続年度が終了いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、その精算額について報告するものであります。以上、報告とさせていただきますが、細部の説明については省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     報告第13号 一般財団法人魚沼市医療公社の経営状況について
     報告第14号 奥只見観光株式会社の経営状況について
     報告第15号 株式会社ほりのうちの経営状況について
     報告第16号 一般財団法人魚沼市地域づくり振興公社の経営状況について
     報告第17号 株式会社ユピオの経営状況について
     報告第18号 株式会社神湯温泉倶楽部の経営状況について
     報告第19号 長岡地域土地開発公社の経営状況について

議長(関矢孝夫)  日程第11、報告第13号 一般財団法人魚沼市医療公社の経営状況についてから日程第17、報告第19号 長岡地域土地開発公社の経営状況についてまでの7件について一括して報告を求めます。内田市長。
市長(内田幹夫)  報告第13号から報告第19号までの7件につきまして、別冊の報告書により報告いたします。報告書の9ページから201ページまでとなります。
   報告第13号から報告第18号までにつきましては、魚沼市が資本金等の50%以上を出資している法人であること、また報告第19号につきましては、魚沼市を含む地方公共団体が設立した土地開発公社であることから、地方自治法第243条の3第2項の規定により経営状況を報告するものであります。なお、本議会で報告させていただきます法人以外の経営状況報告が必要な法人につきましては、さきの第2回市議会定例会でご報告させていただいたところであります。以上、報告とさせていただきます。細部の説明については、省略をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  ただいまの報告について、慣例により質疑がありましたら発言を許します。質疑はありませんか。3番、佐藤達雄議員。
3番(佐藤達雄)  魚沼市の医療公社の関係についてお聞きします。こちらのほうの資料を見ますと、医師数が令和3年度9名から4年度は12名に増えております。これは、医師の働き方改革等を考えまして当直医を増やしているということなんですけれども、医師数が3名増えるということは非常に喜ばしいことだと思うんですけれども、この取組状況、どういった取組をしたのかというところをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
   それから、現在守門の診療所のほうは常駐医がいないという状況かと思いますけれども、そういったところの確保の取組、または見通し等をお聞かせください。
   それから、急性期病床ですけれども、4床を地域包括ケア病床に転換しております。そういったところの理由を確認させてください。
   急性期病床の3年間の変化状況、どのように変わってきているかというところをお聞かせください。
   それから、小出病院への救急車の搬送数の増加がありますけれども、令和2年と3年を比較しますと、むしろ1.2%ほど搬送数は下がっておりますけれども、数としては増えております。そういった中で、急性期病床が減らされていますけれども、そういったところを関連づけてちょっと説明願いたいと思います。
   それから、救急車の搬送先なんですけれども、基幹病院集中傾向から小出病院も増加する傾向にあるようなんですけれども、病院が連携しまして、魚沼圏域内で完結型の医療の実現に向けての取組の方針等についてお聞かせください。以上、お願いします。
議長(関矢孝夫)  大塚市民福祉部長。
市民福祉部長(大塚宣男)  こちらにつきましては、医療公社の取組ということになっておりますので、ただいまちょっと直ちにはお答えできかねますので、また調べた上、後日何かの機会にご報告させていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(関矢孝夫)  ほかに質疑ございませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     報告第20号 健全化判断比率について
     報告第21号 資金不足比率について

議長(関矢孝夫)  日程第18、報告第20号 健全化判断比率について及び日程第19、報告第21号 資金不足比率についての2件を一括して報告を求めます。内田市長。
市長(内田幹夫)  それでは、報告第20号 健全化判断比率について及び報告第21号 資金不足比率についての2件につきまして、別冊の報告書によりご報告いたします。報告書203ページから223ページまでとなります。本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3項第1項及び同法第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して報告するものであります。健全化判断比率につきましては、実質赤字比率など4つの指標はいずれも早期健全化基準の値を超えておりません。また、資金不足比率につきましては、対象となる1つの特別会計、4つの公営企業会計にはいずれも資金不足額は生じておりません。詳細につきましては、それぞれ報告書のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  ただいまの報告について質疑がありましたら発言を許します。質疑はありませんか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結し、報告を終わります。

     議案第70号 令和3年度魚沼市一般会計決算の認定について
     議案第71号 令和3年度魚沼市国民健康保険特別会計決算の認定について
     議案第72号 令和3年度魚沼市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
     議案第73号 令和3年度魚沼市介護保険特別会計決算の認定について
     議案第74号 令和3年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
     議案第75号 令和3年度魚沼市病院事業会計決算の認定について
     議案第76号 令和3年度魚沼市ガス事業会計決算の認定について
     議案第77号 令和3年度魚沼市水道事業会計決算の認定について
     議案第78号 令和3年度魚沼市下水道事業会計決算の認定について

議長(関矢孝夫)  日程第20、議案第70号 令和3年度魚沼市一般会計決算の認定についてから日程第28、議案第78号 令和3年度魚沼市下水道事業会計決算の認定についてまでの9件を一括議題といたします。本案について提出者の説明を求めます。内田市長。
市長(内田幹夫)  それでは、ただいま一括上程いただきました議案第70号から議案第78号までの9件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。別冊の議案書1ページから9ページまで及び別冊の決算書を御覧ください。本件につきましては、地方自治法第233条及び地方公営企業法第30条の規定により、各会計の決算について監査委員の意見を付して議会の承認に付するものでございます。一般会計の決算の概要につきましては会計管理者から、特別会計及び企業会計の決算の概要につきましては担当部長または副部長からそれぞれ説明をさせていただきますので、ご審議の上、ご認定いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  補足説明を求めます。一般会計について、椛沢会計管理者。登壇して説明を願います。
会計管理者(椛沢伸幸)  それでは、私から令和3年度魚沼市一般会計決算について補足して説明を申し上げます。初めに、令和3年度魚沼市一般会計歳入歳出決算書210ページをお開きください。実質収支に関する調書により決算の概要をご説明いたします。歳入総額が339億6,108万2,000円、歳出総額が327億2,237万9,000円であり、歳入歳出差引額が12億3,870万3,000円となりました。この形式収支から翌年度に繰り越すべき財源といたしまして、継続費逓次繰越額、繰越明許費繰越額、事故繰越し繰越額を合わせました3億776万7,000円を差し引いた実質収支額は9億3,093万6,000円であります。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございませんでした。
   次に、一般会計歳入歳出決算書による歳入歳出の款項別の決算額について説明いたします。お戻りいただきまして、2ページ、3ページを御覧ください。初めに、歳入についてであります。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額及び予算現額と収入済額との比較につきましては、2ページから7ページにわたって記載のとおりであります。続きまして、8ページ、9ページを御覧ください。歳出についてであります。歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、8ページから11ページにわたって記載のとおりであります。歳入歳出差引残額につきましては、11ページ下欄に記載したとおり12億3,870万2,984円となりました。詳細につきましては、一般会計歳入歳出事項別明細書、財産に関する調書及び説明資料として配付をいたしました歳入歳出決算資料を御覧ください。以上、簡単ではありますが、令和3年度魚沼市一般会計決算につきまして補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(関矢孝夫)  次に、国民健康保険及び後期高齢者医療の2特別会計について補足説明をお願いいたします。大塚市民福祉部長。自席で説明をお願いいたします。以降の補足説明も自席でお願いいたします。
市民福祉部長(大塚宣男)  それでは、令和3年度魚沼市国民健康保険特別会計決算について補足して説明いたします。まず、事業勘定につきまして、令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の28ページ、実質収支に関する調書により決算の概要をご説明いたします。歳入総額34億2,682万9,000円、歳出総額33億5,344万3,000円、歳入歳出差引額7,338万6,000円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は形式収支と同額の7,338万6,000円となりました。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございませんでした。
   次に、歳入歳出決算書により歳入歳出の款項別の決算額についてご説明いたします。4ページ、5ページをお開きください。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額及び予算現額と収入済額との比較につきましては、4ページ、5ページに記載のとおりであります。歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び予算現額と支出済額との比較については、6ページ、7ページに記載のとおりであります。歳入歳出差引残額は、7ページ表の下に記載したとおり7,338万5,799円となりました。詳細については、歳入歳出決算事項別明細書、財産に関する調書及び説明資料として配付しました歳入歳出決算資料を御覧ください。
   次に、直営診療所施設勘定につきまして、決算書の38ページ、実質収支に関する調書により決算の概要をご説明いたします。歳入総額1億4,032万4,000円、歳出総額1億4,002万円、歳入歳出差引額30万4,000円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は形式収支と同額の30万4,000円となりました。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございませんでした。
   次に、歳入歳出決算書により歳入歳出の款項別の決算額についてご説明いたします。30ページ、31ページをお開きください。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入済額及び予算現額と収入済額との比較については、30、31ページに記載のとおりであります。歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び予算現額と支出済額との比較については、32、33ページに記載のとおりです。歳入歳出差引残額は、33ページ表の下に記載したとおり30万4,158円となりました。詳細については、歳入歳出決算事項別明細書、財産に関する調書及び説明資料として配付しました歳入歳出決算資料を御覧ください。以上、国民健康保険特別会計の補足説明といたします。
   続きまして、令和3年度魚沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について補足して説明いたします。こちらも令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の54ページ、実質収支に関する調書により決算の概要を説明いたします。歳入総額8億4,929万6,000円、歳出総額8億4,852万1,000円、歳入歳出差引額77万5,000円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は形式収支と同額の77万5,000円となりました。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございませんでした。
   次に、歳入歳出決算書により歳入歳出の款項別の決算額についてご説明いたします。42、43ページをお開きください。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額及び予算現額と収入済額との比較については、42、43ページに記載のとおりです。歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び予算現額と支出済額との比較については、44、45ページに記載のとおりです。歳入歳出差引残額は、45ページ表の下に記載したとおり77万4,933円となりました。詳細については、歳入歳出決算事項別明細書及び説明資料として配付しました歳入歳出決算資料を御覧ください。以上、補足説明といたします。
議長(関矢孝夫)  次に、介護保険特別会計について、戸田市民福祉部副部長。
市民福祉部副部長(戸田千穂子)  それでは、令和3年度魚沼市介護保険特別会計につきまして補足して説明いたします。令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の82ページ、実質収支に関する調書により決算の概要をご説明いたします。歳入総額51億9,118万円、歳出総額50億579万3,000円、歳入歳出差引額1億8,538万7,000円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は形式収支と同額の1億8,538万7,000円となりました。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございませんでした。
   次に、歳入歳出決算書により歳入歳出の款項別の決算額についてご説明いたします。戻りまして56ページ、57ページをお開きください。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額及び予算現額と収入済額の比較については、56ページ、57ページに記載のとおりであります。次に、歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、58ページから59ページに記載のとおりであります。歳入歳出差引残額は、50ページ下の欄に記載しましたとおり1億8,538万7,138円となりました。詳細については、歳入歳出事項別明細書、財産に関する調書及び説明資料として配付いたしました歳入歳出決算資料を御覧ください。以上、介護保険特別会計の補足説明とさせていただきます。
議長(関矢孝夫)  次に、工業団地造成事業特別会計について、吉田産業経済部副部長。
産業経済部副部長(吉田英樹)  それでは、令和3年度魚沼市工業団地造成事業特別会計決算につきまして補足して説明いたします。令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の94ページを御覧ください。実質収支に関する調書により決算の概要をご説明いたします。歳入総額1,440万1,000円、歳出総額1,286万8,000円、歳入歳出差引額153万3,000円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は形式収支と同額の153万3,000円となりました。なお、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
   次に、歳入歳出決算書により歳入歳出の款項別の決算額につきましてご説明いたします。ページ戻りまして、86ページ、87ページをお開きください。歳入の款項別の予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額及び予算現額と収入済額との比較につきましては、86、87ページに記載のとおりであります。歳出の款項別の予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額、予算現額と支出済額との比較につきましては、88ページ、89ページに記載のとおりでございます。歳入歳出差引残高につきましては、89ページ表の下に記載したとおり153万2,974円となりました。詳細につきましては、歳入歳出決算事項別明細書、財産に関する調書及び説明資料として配付いたしました歳入歳出決算資料を御覧ください。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(関矢孝夫)  次に、病院事業会計について、大塚市民福祉部長。
市民福祉部長(大塚宣男)  それでは、令和3年度魚沼市病院事業会計決算について補足して説明いたします。令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の98ページ、99ページを御覧ください。病院事業決算報告書により説明をいたします。まず、収益的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款病院事業収益7億7,871万1,540円となりました。支出の決算額は、第1款病院事業費用8億7,582万9,432円となりました。次に、100ページ、101ページをお開きください。資本的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款資本的収入7億674万3,000円となりました。支出の決算額は、第1款資本的支出7億5,529万7,141円となりました。なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額4,855万4,141円は、欄外に記載のとおり補填いたしました。詳細につきましては、財務諸表及び決算附属書類を御覧ください。以上、補足説明といたします。
議長(関矢孝夫)  次に、ガス、水道及び下水道の3事業会計について、星ガス水道局長。
ガス水道局長(星 政晴)  それでは、令和3年度魚沼市特別会計・企業会計歳入歳出決算書の124ページ、125ページをお開きください。令和3年度魚沼市ガス事業会計決算につきまして、ガス事業決算報告書により説明いたします。収益的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款ガス事業収益14億4,112万7,017円となりました。支出の決算額は、第1款ガス事業費用14億176万8,911円となりました。次に、126、127ページをお開きください。資本的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款資本的収入88万5,372円となりました。支出の決算額は、第1款資本的支出1億149万5,704円となりました。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億61万332円は、欄外に記載のとおり補填しました。詳細につきましては、財務諸表及び決算附属書類を御覧ください。
   続きまして、156、157ページをお開きください。令和3年度水道事業会計決算につきまして、水道事業決算報告書により説明いたします。収益的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款上水道事業収益3億1,733万472円、第2款簡易水道事業収益5億6,523万8,868円となりました。支出の決算額は、第1款上水道事業費用2億7,753万4,514円、第2款簡易水道事業費用5億1,508万9,840円となりました。次に、158、159ページをお開きください。資本的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款上水道事業資本的収入110万2,261円、第2款簡易水道事業資本的収入2億6,382万7,000円となりました。支出の決算額は、第1款上水道事業資本的支出1億2,391万3,233円、第2款簡易水道事業資本的支出4億9,945万9,296円となりました。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額3億5,844万3,268円は、欄外に記載のとおり補填しました。詳細につきましては、財務諸表及び決算附属書類を御覧ください。
   続きまして、194、195ページをお開きください。令和3年度下水道事業会計決算につきまして、下水道事業会計報告書により説明いたします。収益的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款下水道事業収益23億8,138万9,530円となりました。支出の決算額は、第1款下水道事業費用22億6,651万1,621円となりました。次に、196、197ページをお開きください。資本的収入及び支出におきまして、収入の決算額は、第1款資本的収入4億3,688万3,225円となりました。支出の決算額は、第1款資本的支出13億8,087万5,261円となりました。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額9億4,399万2,036円は、欄外に記載のとおり補填しました。詳細につきましては、財務諸表及び決算附属書類を御覧ください。以上、補足説明とさせていただきます。
議長(関矢孝夫)  日程第20、議案第70号 令和3年度魚沼市一般会計決算の認定についてから日程第28、議案第78号 令和3年度魚沼市下水道事業会計決算の認定についてまでの9件の提案理由及び補足説明を終わります。
   監査委員から決算審査意見書が提出されていますので、監査委員の報告を求めます。星野代表監査委員。
代表監査委員(星野武男)  それでは、令和3年度決算審査意見書の概要報告をさせていただきます。審査は、一般会計、特別会計、公営企業会計及び定額運用基金を対象に、令和4年6月27日から8月24日まで行いました。各会計の歳入歳出決算書及び附属書類並びに基金の運用状況に基づき関係帳簿と証書類を照査し、関係法令に準拠し作成されているか、計数は正確であるか、予算は適正かつ効率的、効果的に執行されているかを主眼に審査を行いました。審査の結果、いずれも関係法令に準拠して作成され、かつ決算計数は関係諸帳簿と符合し正確であると認めました。審査は、佐藤敏雄監査委員と行いました。以上、報告いたします。
議長(関矢孝夫)  ここでしばらくの間休憩といたします。
            休 憩 (午前11時49分)

            再 開 (午後 1時00分)
議長(関矢孝夫)  休憩を解き、会議を再開いたします。
   お諮りします。ただいま議題となっております議案第70号から議案第78号までの9件については、議長を除く17人の委員をもって構成する令和3年度会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  異議なしと認めます。よって、議案第70号から議案第78号までの9件については、議長を除く17人の委員をもって構成する令和3年度会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
   自席にてしばらく休憩をお願いします。
            休 憩 (午後 1時01分)

            再 開 (午後 1時02分)
議長(関矢孝夫)  休憩前に引き続き会議を再開します。

     令和3年度会計決算審査特別委員会委員の選任について
議長(関矢孝夫)  お諮りします。ただいま設置されました令和3年度会計決算審査特別委員会委員の選任については、魚沼市議会委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(関矢孝夫)  異議なしと認めます。よって、令和3年度会計決算審査特別委員会委員は、お手元に配付した名簿のとおり選任することに決定いたしました。
   引き続き、魚沼市議会委員会条例第10条の規定により、ただいまからこの議場において令和3年度会計決算審査特別委員会を招集しますので、委員長、副委員長の互選をお願いします。
   しばらくの間休憩といたします。
            休 憩 (午後 1時03分)

            再 開 (午後 1時11分)
議長(関矢孝夫)  定足数に達していますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

     諸般の報告
議長(関矢孝夫)  これから諸般の報告を行います。休憩中に決算審査特別委員会において委員長、副委員長の互選が行われ、その結果が議長の手元に参りましたので、報告いたします。令和3年度会計決算審査特別委員長に星野みゆき議員、副委員長に横山正樹議員、以上のとおり報告がありました。これで諸般の報告を終わります。

     散会の宣告
議長(関矢孝夫)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。次回は、明日9月7日午前10時から開会いたします。定刻まで参集くださるよう通知いたします。本日はこれで散会といたします。ご苦労さまでした。
            散 会 (午後 1時12分)