○魚沼市ゼロカーボンシティ宣言
令和7年2月19日
告示第21号
近年、世界的な平均気温の上昇や大雨の増加などの気候変動が、私たちの暮らしに様々な影響を及ぼしています。二酸化炭素等の温室効果ガスの増加による地球温暖化は、気候変動の要因のひとつと考えられており、今後、地球温暖化が進むと、高温による農産物の品質の低下、豪雨災害や洪水、熱中症のリスクなどがさらに高まることが予測されています。
日本では、2020年10月の首相所信表明演説において、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「2050年脱炭素社会の実現」を目指すことが表明され、同様の動きは、全国の自治体や企業などにも広がっています。
魚沼市は、越後三山に連なる山々に抱かれ、魚野川、破間川に代表される多くの清らかな河川、湖沼を有し、水と緑に育まれた美しいまちです。私たちは、この豊かな自然環境を未来の子どもたちに引き継いでいかなければなりません。
魚沼市と魚沼市議会は、未来の子どもたちに、本市の美しい環境を引き継いでいくため、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとすることを目指し、市民・事業者・行政の各主体が一体となって脱炭素社会の実現に向けた取組を進めていくことを宣言します。