○魚沼市土木工事検査実施要領

平成20年8月22日

訓令第12号

(目的)

第1条 この要領は、魚沼市建設工事検査要綱第6条の規定に基づき、土木工事における検査に必要な技術的事項を定めることにより、検査の適切な実施を図ることを目的とする。

(適用)

第2条 この要領は、市が発注する土木工事の検査に適用する。ただし、工事内容によりこの要領を適用することが不適当と判断される場合は、この要領によらないことができる。

(検査の方法)

第3条 検査は、別表第1に掲げる書類を中心とした検査並びに現地での実測、目視確認及び操作等で行う検査により実施するものとし、その技術的基準は次による。

(1) 工事実施状況の検査 契約書等の履行状況、工程管理、安全管理及び工事施工状況等の工事管理状況に関する各種の記録(写真及びビデオによる記録を含む。)と契約図書とを対比し、別表第2の留意事項により行う。

(2) 出来形の検査 位置、出来形寸法及び出来形管理に関する各種の記録と設計図書とを対比し、別表第3の出来形検査の基準(上水道工事は別表第5)により現地で実測し、確認を行う。ただし、外部からの観察、出来形図及び写真等により当該出来形の適否を判断することが困難な場合は、検査員は魚沼市建設工事請負基準約款(以下「約款」という。)第18条第2項に定めるところにより、必要に応じて破壊して検査を行う。

(3) 品質の検査 品質及び品質管理に関する各種の記録と設計図書を対比し、別表第4の品質検査の基準(上水道工事は別表第5)により行う。ただし、外部からの観察、品質管理の状況を示す資料及び写真等により当該出来形の適否を判定することが困難な場合は、検査員は約款第18条第2項に定めるところにより、必要に応じて破壊して検査を行う。

(4) 出来ばえの検査 仕上げ面、とおり及びすり付けなどの程度並びに全体的な美観は良好か等、全般的な外観について目視及び観察により行う。

この要領は、平成20年10月1日から施行する。

(平成31年3月26日訓令第13号)

この要領は、平成31年4月1日から施行する。

別表第1(第3条関係)

検査対象書類

項目

関係書類

内容

契約書等の履行状況

契約書、仕様書

指示・承諾・協議事項等の処理内容、支給材料・貸与品及び工事発生品の処理状況、その他契約書等の履行状況(他に掲げるものを除く。)

工事施工状況

施工計画書、工事打合簿、その他関係書類

工法研究、施工方法及び手戻り(災害)に対する処理状況、現場管理状況

工程管理

実施工程表、工事打合簿

工程管理状況及び進捗内容

安全管理

契約図書、工事打合簿

安全管理状況、交通処理状況及び措置内容、関係法令の遵守状況

別表第2(第3条関係)

(平31訓令13・一部改正)

検査の留意事項

(1) 契約履行状況

種別

検査項目

検査留意事項

検査書類、方法

契約書

現場代理人及び主任技術者

・主任技術者の資格

経歴書

・監理技術者の資格

資格者証の写し

標準仕様書(総則)

設計図書の照査

・照査体制、照査内容、照査結果

 

工事費内訳書及び工程表の提出

・監督員への提出

(契約締結後7日以内)

 

施工計画書

・施工計画書記載事項

・提出期限(工事着手前)

 

工事カルテ作成、登録

・工事請負代金500万円以上

工事対象に契約後、変更後、完成後10日以内にJACICへの提出

工事カルテ受領書

工事用地等の使用

・工事用地等の復旧状況

 

施工体制台帳

・施工体制台帳、施工体系図の監督員への提出

(下請契約を締結した場合)


設計図面の変更等

・変更設計図、変更数量、完成図の監督員への提出

 

工期変更

・事前協議の実施

事前協議資料

・工期変更協議の対象の請負者への通知

通知書

・工期変更協議書の監督員への提出

工期変更協議書

支給材料及び貸与品

・支給材料及び貸与品要求書の監督員への提出(使用予定日の14日前)支給品精算書の監督員への提出

支給材料及び貸与品要求書

支給品精算書

工事現場発生品

・現場発生品の監督員への引渡し

現場発生品調書

・掘削による発生材料を工事に用いる場合の監督員との協議、承諾

協議書、承諾書

工事材料の品質

・品質証明書の提出

品質証明書等

・指定材料の確認の適正な実施

 

監督員による検査(確認を含む)及び立会等

・立会願の監督員への提出

立会願

・設計図書及び監督員が定めた工種の施工段階における段階確認の適正な実施

段階確認書

数量の算出

・出来形数量の算出及び監督員への提出

 

施工管理

・建設材料品質記録の監督員への提出

品質記録図書

生コンクリート品質記録表

コンクリート二次製品品質記録表

履行報告

・工事履行届の監督員への提出

工事履行届

工事竣工写真

爆発及び火災の防止

・火薬類の使用に先立ち監督員への使用計画書の提出

・野焼をする場合の監督員の承諾

使用計画書

事故報告書

・監督員への通報及び事故報告書の提出

事故報告書

官公庁への手続き及び地元関係者との交渉

・官公庁への届出にあたっての監督員への事前報告

事前報告書

・地元関係者との交渉にあたっての監督員への報告

報告書

保険の付保及び事故の補償

・建設業退職金共済組合に加入し掛金収納書を工事完成時に監督員へ提出

掛金収納書

(2) 施工計画書

種別

検査項目

検査留意事項

施工計画書

工事概要

 

計画工程表

・施工工程順序は適切か。

現場組織表

・現場代理人、主任(監理)技術者、各管理担当(工程、出来形、品質、機械、安全、事務等)が適切に配置されているか。

主要機械

・設計図書により指定された建設機械に適合しているか。

主要資材

・品名、規格及び確認方法(承諾、カタログ等)が適切か。

施工方法(仮設備計画を含む)

・特記仕様書に指定された工法、対策となっているか。

施工管理計画

・出来形、品質、写真管理の管理項目、基準、方法、処置が適切か。

緊急時の体制及び対応

・緊急時の連絡体制は適切か。

・緊急時の対応組織及び緊急用資機材確保体制は適切か。

交通管理

・過積載防止対策は適切か。

・交通整理誘導員配置計画は適切か。

・現道工事における安全施設配置は適切か。

・工事用資材及び機械の輸送計画は適切か。

安全管理

・安全協議会が組織されているか。

・安全訓練実施計画は適切か。

・新規入場者教育計画は適切か。

・有資格者(作業主任者)による作業計画は適切か。

環境対策

・騒音、振動、塵埃、水質汚濁対策は適切か。

・周辺住民への対応及び苦情処理計画は適切か。

現場作業環境の整備

・現場事務所、作業宿舎、休憩所、作業現場及び現場周辺の美装化計画は適切か。

・地域周辺行事への積極的参加

再生資源の利用の促進

・建設副産物の適正な処理及び再生資源の活用が図られているか。

再生資源利用促進計画書、再生資源利用計画書

(3) 工事実施状況

検査項目

検査留意事項

検査方法

工程管理

・計画工程と実施工程との整合

・変更指示、一時中止等による適切な工程の見直し

・工程回復努力

実施工程表

安全管理

・安全協議会の活動状況

議事録、活動状況写真

・安全訓練の実施状況

活動状況写真

・過積載運行防止指導状況及び過積載車両に対する処理結果

活動記録写真

・交通整理員及び安全施設配置状況

写真

使用材料

・適正な試験機関での実施

・試験成績表が規格を満足

・二次製品のカタログ、パンフレットの添付

 

施工状況

・施工計画書どおりの施工方法

写真

施工管理

・適正な試験立会頻度

写真

・社内検査実施状況、結果及び改善処置結果

写真、関係資料

緊急時の対応

・緊急時の対応努力

写真、関係資料

環境対策

・騒音、振動、塵埃、水質汚濁等の適切な処置

・苦情に対する適切な処置

・建設廃棄物の適切な処理

・再生資源の適切な処理

マニフェスト、写真

現場作業環境

・現場事務所、作業宿舎等の美装化の積極的な実施

写真、臨場

・地域周辺行事への積極的な参加

写真

書類管理

・指示、承諾、協議等の適切な処置(区分、時期、内容)

・管理手法、整理手法の的確性、創意工夫

 

別表第3(第3条関係)

出来形検査の基準

工種

検査内容

検査方法

共通

一般施工

共通的工種

矢板工

基準高、変位、根入長(延長)

250枚につき1箇所以上(ただし、施工延長250m以下の場合は2箇所以上)

法枠工

吹付工

植生工

厚さ、法長、間隔、幅、延長

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)

基礎工

基準高、根入長、偏心量、幅、(厚さ)(延長)

1基又は1目地間当たり1箇所以上

石・ブロック積(張)

基準高、法長、厚さ、延長

100mにつき1箇所以上(ただし、施工延長100m以下の場合は2箇所以上)

一般舗装工

路盤工

基準高、幅、厚さ

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)厚さは、1Kmにつき1箇所以上

舗装工

(基準高)、幅、厚さ、(横断勾配)、平坦性

基準高、幅及び横断勾配は、200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)厚さは、施工面積10,000m2につき1箇所以上コアーにより検査(ただし、施工面積10,000m2以下の場合は2箇所以上)

地盤改良工

基準高、幅、厚さ、延長

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)

土工

基準高、幅、法長

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)

河川

築堤護岸

基準高、幅、(厚さ)(高さ)、法長、延長

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)

浚渫(川)

基準高、幅、深さ、延長

樋門、樋管、水門

基準高、幅、厚さ、高さ、延長

水門、樋門、樋管は本体部、呑口部につき構造図の寸法表示箇所の任意部分

函渠は同種構造物ごとに2箇所以上

砂防

砂防ダム

基準高、幅、厚さ、延長

構造図の寸法表示箇所の任意部分

流路

基準高、幅、厚さ、高さ、延長

200mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は2箇所以上)

斜面対策

基準高、幅、厚さ、高さ、延長

100mにつき1箇所以上(ただし、施工延長100m以下の場合は2箇所以上)

ダム

コンクリートダム

基準高、幅、ジョイント間隔、堤長

5ジョイントにつき1箇所以上

フィルダム

基準高、外側境界線

5測点につき1箇所以上

道路

道路改良

基準高、幅、(厚さ)(高さ)(延長)

100mにつき1箇所以上(ただし、施工延長100m以下の場合は2箇所以上)

橋梁下部

基準高、幅、厚さ、高さ、スパン長、変位

スパン長は各スパンごと

その他は同種構造物ごとに1基以上につき構造図の寸法表示箇所の任意部分

鋼橋上部

部材寸法、基準高、支間長、中心間距離、キャンバー

部材寸法は主要部材について、寸法表示箇所の任意部分。その他は5径間未満は2箇所以上。5径間以上は2径間につき1箇所以上

コンクリート橋上部

部材寸法、基準高、幅、高さ、厚さ、キャンバー

部材寸法は主要部材について、寸法表示箇所の任意部分。その他は5径間未満は2箇所以上。5径間以上は2径間につき1箇所以上

トンネル

基準高、幅、厚さ、高さ、深さ、間隔、延長

両坑口部を含めて、100mにつき1箇所以上(ただし、施工延長200m以下の場合は両坑口部を含めて3箇所以上)

下水道

管渠工

マンホール工

汚水桝

雨水桝

取付管工

基準高、直径、深さ、幅、長さ、勾配、位置、数量

管渠は内部に入れる場合は管渠内で、入れない場合はマンホールにて検査

延長はマンホール間を実測

マンホールは全数を検査

桝及び取付管は適宜桝にて検査

その他の構造物

工種に応じ基準点、幅、厚さ、高さ、深さ、法長、長さ等

同種構造物ごとに適宜決定する。

備考

(1) 検査は実地において行うことを原則とするが、特別の事由により実地において検査できない場合、又は当該工事の主体とならない工種及び不可視部分については、出来形管理図表、写真、ビデオ等により検査することができる。

(2) 施工延長とは施工延べ延長をいう。

(3) 別表1―3表中検査内容の( )については、必要あると認めたときは適宜出来形測定資料等により確認するものとする。

別表第4(第3条関係)

品質検査の基準

工種

検査内容

検査方法

共通

材料

品質及び形状は、設計図書と対比して適切か。

(1) 観察又は品質証明書により検査する。

(2) 場合により実測する。

基礎工

(1) 支持力は、設計図書と対比して適切か。

(2) 基礎の位置、上部との接合等は適切か。

(1) 主に施工管理記録及び観察により検査する。

(2) 場合により実測する。

土工

(1) 土質、岩質は、設計図書と一致しているか。

(2) 支持力又は密度は設計図書と対比して適切か。

無筋・鉄筋コンクリート

コンクリートの強度、スランプ、塩化物総量値、アルカリ骨材反応対策等は、設計図書と対比して適切か。

石・ブロック積(張)

コンクリートが均一に施工されているか注水を行うことができる。

天端に削孔し、注水試験を行い、胴コン、裏コンの充填程度水密性を検査する(削孔深は天端では、1.0m程度とする。)。削孔数は施工延長100mにつき1箇所以上(ただし、施工延長100m以下の場合は2箇所以上)

その他のコンクリート構造物

コンクリートの打継目等が適切に施工されているか注水を行うことができる。

天端又は法面に削孔し、注水試験を行いコンクリートの充填程度水密性を検査する(削孔深は、コンクリート厚さの70%程度又は1m程度とする。)

構造物の機能

構造物又は付属設備等の性能は設計図書等と対比して適切か。

主に実際に操作し検査する。

道路

舗装

路盤工

(1) 路盤材料の合成粒度は設計図書と対比して適切か。

(2) 支持力又は締固め密度は設計図書と対比して適切か。

(1) 主に施工管理記録及び観察により検査する。

(2) 場合により実測する。

アスファルト舗装工

アスファルト使用量、骨材粒度、密度及び舗設温度は設計図書と対比して適切か。

(1) 主に既に採取されたコアー及び現地の観察並びに施工管理資料により検査する。

(2) 場合により実測する。

備考

(1) コンクリート根固工等の異形ブロックは、原則として注水は行わない。

別表第5(第3条関係)

(平31訓令13・一部改正)

上水道工事

(1) 配水管布設工事

検査項目

検査内容

検査方法

延長

布設延長

原則として、起終点を基準として各測点間の距離を計測する。

掘削

延長、掘削幅、深さ

設計との対比を、工事写真により確認する。

土質

同上

施工方法

同上

水替

延長、掘削幅、深さ

同上

土質

同上

施工方法

同上

管据付

土被り

同上

占用位置

施工図との整合を、工事写真及び現地測定で確認する。

配管状況

直管部

同上

異径管

同上

切り管

同上

既設管接続

同上

表示テープ

施工状況を写真で確認する。

ポリエチレンスリーブ

同上

接合

鋳鉄管

呑込量、締付けトルクを工事写真及び測定データ表により確認する。

鋼管

開先加工・溶接状況を工事写真及び各試験結果により確認する。

既設管防護

施工状況

防護の状況、工事写真により確認する。

コンクリート防護

基礎工

設計図書・仕様書との照合を工事写真により確認する。

コンクリート工

材料の適否及び施工状況を工事写真により確認する。

仕切弁・止水栓・消火栓・空気弁の設置

設置状況

設置基準との対比を、工事写真及び現地測定により確認する。

覆蓋の取り付け状況

工事写真及び現地測定により確認する。

(1) 仕切り路面との水平及び操作状況

(2) 仕切弁・コック位置図

(3) 施工図との整合

給水装置接続

口径、延長及び施工状況

工事写真及び現地測定により確認する。

(1) 分岐方法及び布設状況

(2) 止水栓及び仕切弁の取付状況

(3) 止水栓覆及び仕切弁覆の取付状況

(4) フレキシブル、メーター、メーター覆の取付状況

(5) 施工図との整合(給水図)

埋戻し

施工状況

工事写真により確認する。

(1) 管の下端、側部等の埋戻し状況

(2) 各層の転圧状況

(3) 埋設シートの設置状況

路盤工

アスファルト舗装

コンクリート舗装

別表1―3出来形検査の基準及び別表1―4品質検査の基準を準用する。

交通及び保安上の処置

保安設備

工事写真により確認する。

(1) 保安設備の設置状況

(2) 誘導員の配備等

水圧試験

水圧測定

工事写真、水圧試験結果表により確認する。

水質

管洗浄

実施状況を工事写真により確認する。

水質試験

現地目視検査及び水質検査結果により確認する。

(2) 構造物、塗装、防水関係

検査項目

検査内容

検査方法

コンクリート構造物

施工状況

長さ・幅・高さ・厚さ等を実測して、出来形寸法を確認すると共に外観等を観測する。

強度

品質管理資料又はテストハンマー等で表面強度を判定する。

漏水の有無

水張り等により漏水の有無を目視確認する。

コンクリート打設数量

設計数量との対比を、納品伝票及び工事記録資料等で確認する。

配合及びスランプ

品質管理資料により確認する。

鉄筋工(配筋工)

施工状況

工事写真による確認又は臨時検査等を実施する場合は、現地観測を行う。

(1) 鉄筋加工の適否

(2) 鉄筋間隔及び組み立ての正解度

(3) 鉄筋被りの適否

(4) 鉄筋継手箇所の適否

(5) 鉄筋結束の確実性

数量

納品伝票により確認する。

材料の規格及び寸法

工事写真、納品伝票等により確認又は臨時検査を実施する場合は、現地測定を行う。

塗装工

施工状況

現地観察による。

(1) 塗膜の状態(塗りむら、膨れ、亀裂等)

(2) 隅部及び裏面等の塗り残しの有無

塗装の種類色別、色調及び使用数量

工事写真による確認又は臨時検査等を実施する場合は、現地観測を行う。

素地調整

工事写真及び現地観察による。

塗装回数

工事写真及び現地観察による。

膜厚

膜厚検査による実施成果表による。

必要によっては膜厚計による検査を行う。

止水工・防水工

施工状況

現地観察による。

(1) 損傷、破断の有無

(2) 防水層の膨れむらの有無

(3) 端末部の隅切部の剥離の有無

(4) 塗残しの有無

(5) 仕上りの外観状態

漏水の有無

注水、水張り等で確認する。

防水材の種類及び品質

工事写真又は現地で確認する。

防水材の数量

納品伝票で確認する。

上水道管布設工事等に伴う検査数値基準

(1) 工事成績評定のみに使用する項目

工種

測定項目

規格値

測定基準及び測定箇所

布設延長(平面図)

(管路延長)

 

各口径毎の合計延長又は路線別の各口径毎の合計延長(設計図等と施工図比較)

※規格値外のもので、変更理由が明確に示され資料を添付したものは、規格値にこだわらないものとする。

0~100m以下

-1m

100m超~300m以下

-2m

300m超~500m以下

-3m

500m超~

-3m

占用位置(横断面図)

施工図と現場比較

±50

50m毎及び道路形態・占用位置が変わった際(工事写真で設計図と竣工図比較確認を原則)

土被り(横断面図)

設計図と竣工図比較

+30

鋳鉄管

全継手箇所

チェックシートによる。

日本ダクタイル鉄管協会判定基準

(2) 工事成績評定に使用し、かつ手直し基準となる項目

工種

測定項目

規格値

測定基準及び測定箇所

仕切弁設置工

基準高(覆い据付)

-5mm~0

全箇所測定(現場)

消火栓設置工

 

 

 

基礎工

幅-30

長さ-30

厚さ-30

(工事写真で確認を原則)

竣工図作成

横断面図

±50

竣工図と現況寸法との差を確認

縦断面図

±50

詳細図

±50

給水管取出し位置

±100

仕切弁等のオフセット

±50

※ 上記以外の測定基準及び規格値は新潟県土木工事施工管理基準及び規格値等を適用する。

魚沼市土木工事検査実施要領

平成20年8月22日 訓令第12号

(平成31年4月1日施行)

体系情報
第15編 則/第8章
沿革情報
平成20年8月22日 訓令第12号
平成31年3月26日 訓令第13号