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事業承継セミナーを開催しました
7月18日開催 事業承継セミナー
令和5年7月18日、新潟県事業承継・引継ぎ支援センターから
中小企業診断士の樋口圭治氏、サブマネージャーの池山敏夫氏を講師にお迎えして
市では第2回目となる事業承継セミナーを開催しました。
魚沼市で廃業を考えている事業者は約4割
後継者の決定状況について市内事業者にアンケートを取ったところ、
「自分の代で廃業を考えている」と答えた事業者が最も多く、
43.2%という結果になりました。
廃業や、後継者不足による市内経済の衰退が危ぶまれる状況となっています。
大切なのは、「目に見えない資産」
講師からは、事業承継において
「目に見える資産」不動産、設備、資金、相続税対策・・・などはその中の一部でしかなく
「目に見えない資産」経営理念、信用、ノウハウ、人脈・・・といった経営資源の承継に
苦労する事業者が多い、と
実際の支援事例をまじえた説明がありました。
親族内承継、従業員への承継、第三者への承継、
どの方法を選んだとしても、
自社の経営資源の見つめ直しと、後継者含む関係者との共有を
大切にすべきとの話がありました。
「ノンネーム」から「オープンネーム」の時代へ
第三者への事業承継は、
これまでは、会社名などを伏せ、売り手側の会社が特定されないような情報のみで
買い手探しを進める「ノンネーム(非公開)型事業承継」が一般的でした。
最近は、実名を開示した「オープンネーム型事業承継」が注目されており
ノンネーム型より格段に反響が大きく、全国から買い手が殺到した事例なども紹介されました。
新規創業希望者に託してみませんか?
後継者さがしの一つの方法として、「後継者バンク」というしくみもあります。
これは、創業を希望している人と後継者探しをしている事業者をつなぎ、
事業承継と新規創業を同時に実現しようという新しい取り組みです。
自分の代で終わりにしようと思っていた経営資源が、
新しく何かを始めようと思っている誰かの夢を叶えるかもしれません。
新潟県後継者バンク<外部リンク>
廃業を決断する前に…
まずは気軽に相談してみませんか。
具体的なことは何も決まっていなくても、誰かに話すことで
見えてくるものもきっとあります。
新潟県事業承継・引継ぎ支援センター<外部リンク>
事業承継にかかる費用を支援します
事業承継の手続きには様々なプロセスがありますが、
税理士、会計士、弁護士やコンサルタントなど、専門家に依頼する場合の費用から
事業承継を周知するための広告宣伝費用まで、
市がその一部を支援します。
詳しくはこちらから 事業承継促進事業補助金
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