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移住者インタビュー(米本晋也)

ページID:0019636 更新日:2024年1月31日更新 印刷ページ表示

人生一度きり! やらずに後悔するより、やってみたいことにトライした方がいいんじゃない?

只見線に手を振る米本さん

​移住された経緯を教えてください

ひょんなことから、学生時代の先輩が魚沼市の地域おこし協力隊に着任していることを知り、ぜひ一度担当地区に来てみないかと誘われて始めて魚沼市を訪ねました。
その後は、豊かな自然や人に魅せられて、2ヶ月に一回のペースで魚沼を訪れました。
そうしている中で、地域のよりどころになろうとしている「ものずき村」という存在を知り、力になりたいと田中・金ケ沢地域の地域おこし協力隊に応募して現在に至ります。

 

地域おこし協力隊の任務としてサポートしている「ものずき村」について教えてください

「ものずき村」は、村長の仲丸さん、助役の酒井さん、収入役の佐藤さんの3名を中心として、2007年に立ち上げられた野菜の直売所です。
仲丸村長は83歳の今も「いくつになっても好奇心を忘れずにチャレンジしようよ!」という気持ちを持ち続けておられて、自分もこうありたいと、いたく共感しました。
地域おこし協力隊として着任してからは、ホームページのリニューアルやFacebookでの新たな発信をしてきましたが、村長たちの高齢化も進む中で、これからも「ものずき村」を永続させるために、今年度企業組合として法人化をしました。
また、農作業シェアリングを通して、県外の方と「ものずき村」をつなぎ、関係人口を創出する取り組みも新たに始めています。
今年はその取り組みが「オリニギリ®」のキャンペーンへと繋がり、魚沼市観光協会が主催する「ごちそうおにぎりキャンペーン」に参加することができました。
関係人口の創出は難しいチャレンジではありますが、これからも人とのつながりや自身のスキルを活かして様々なことにチャレンジし、永続するための仕組みづくりをしていきたいと思っています。

ものずき村から見る田んぼアートと只見線線路

 

移住して大変だったことを教えてください

何かあったかな…
お金の使い方には気をつけないといけませんね。ここでは低コストで暮らしていける良さはありますが、都会で暮らしていた時の金銭感覚のままでいると大変なことになるので、意識の転換は必要だと思います。

畑作業

 

移住して良かったことを教えてください

外から来るお客様の時にはなかった、地元の皆さんと本音で語り合えることです。
お客様だと気を使って言わないことも、仲間であれば
厳しいことも言うし、良いこともわかちあえます。
私の住む広神地区は適度に山と里(平地)のバランスがとれていて、豊かな実りと素晴らしい景観をもたらしていると思います。
農作業も移住してから少しずつ始めました。東京にも農園はありますが、そのほとんどは家に囲まれていますよね。その点、魚沼ではトラクターを思いっきり運転できたり、刈払いも思う存分できます。そのような環境で農作業できる幸せをかみしめています。

 

移住を検討している方に一言お願いします

都会でサラリーマンをやっていると、45〜55歳くらいで将来を考えなければならない時がきます。
私は56歳の時に決断をして地域おこし協力隊となりましたが、人生の大事な転機にあたっては、やらない後悔より、やってみたいことにトライした方がいいんじゃないかと思います。
私は転機の時に、Official髭男dismの『Laughter』という曲に背中を押されました。人生の転機で悩んでいる方にはぜひ『Laughter』を聴いていただきたいと思います!

 

ーありがとうございました。


 ごちそうおにぎりキャンペーンで忙しい最中にもかかわらず、終始ニコニコ顔でお応えいただいた米本さん。お話を伺ってその表情の裏側に、「やらない後悔よりやってみたいことにトライした」人の力強さを感じました。
これからも地域と関係人口との橋渡しをしながら、やってみたいことにトライする人生を謳歌していただきたいと思います。


 
米本晋也

​​米本 晋也(よねもと しんや)
神奈川県横浜市出身
大手衛生用品メーカーを早期退職し、
縁あって魚沼市地域おこし協力隊に着任。
仕事で培ったスキルやつながりを活かしながら
主に地域にある直売所をサポートしている。
魚沼に移住して3年目。

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