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魚沼応援団!-特定非営利活動法人うおぬま防災ネットワーク-

ページID:0027573 更新日:2025年2月4日更新 印刷ページ表示

地域力の向上が、防災力の向上に。
中越地震から20年目の今、うおぬま防災ネットワークが目指すところ。

特定非営利活動法人うおぬま防災ネットワーク理事・防災士 遠藤徳一氏

特定非営利活動法人うおぬま防災ネットワーク 理事・防災士 遠藤徳一氏

 

「うおぬま防災ネットワーク」設立の経緯を教えてください

魚沼市が合併する直前の平成16年10月23日、最大震度7の揺れを記録した中越地震が起きました。土曜日で多くの消防団員が地域外へ出かけて不在の中、分団長として仲間と共に無我夢中で避難対応と情報発信にあたったことを鮮明に記憶しています。
あれから20年、魚沼市には170名ほどの防災士が誕生しました。市の資格取得補助もあって年々有資格者は増えたものの、その人数に比例して地域の防災力が向上しているとは言えない状況でした。
そのような状況と防災意識の低下を危惧し、「地域住民の防災力の底上げ」を目指した『うおぬま防災ネットワーク』を立ち上げました。

 

 

主な活動を教えてください

防災、減災の啓発が主な活動です。
集落や学校から、防災講座や防災授業の依頼も増えてきました。
防災士の資格は取って終わりではなく、どのように活かしていくかが大切なので、そのスキルアップや交流事業、県内外の被災地支援にも力を入れています。

 

 

うおぬま防災ネットワークの今後の抱負を教えてください

うおぬま防災ネットワークが一方的に防災について伝えるのではなく、これからは地域の皆さんと共に防災やまちづくりを考えていきたいと思っています。
防災は支え合いや共助の気持ちが大切です。魚沼市は人口減少、少子高齢化が進んでいますが、嘆いているだけではこれからの地域を支えていく人は育ちません。
人がいない、若者がいないことを理由にせず、一人一人ができることを見つけて成長することが、地域力の向上につながります。防災を考えることが地域の力を高めるきっかけになれば良いと考えています。

 

ーありがとうございました。

 

私事ですが、今年度防災士の資格を取得しました。防災の知識を高めることも大切ですが、勉強していく中で「人と人とのつながり」こそが地域の力を高め、防災につながるのだと改めて知ることができました。地域の方とあいさつをする、地域行事に参加する、隣の人をちょっと気にするなど自分にできることをこれからも続けていきたいと思います。

 

data
特定非営利活動法人うおぬま防災ネットワーク
事務局:魚沼市堀之内130番

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