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「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」2025年10月版
魚沼市PRアンバサダーが伝える地元愛「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」
魚沼市PRアンバサダーでありシンガーソングライターの星野裕矢さんが、ふるさとの魅力や日々の暮らしにまつわる話題を届ける「魚沼そろっとラジオ」。今回の放送では、夏の小出まつりでの挑戦や新たな音楽活動について熱く語られました。放送を通して感じられたのは、「星野さんのパワーの源が魚沼にある」ということです。
子どもたちの目が輝いた小出まつり
小出まつりでは、ウォーターボールやスイカ割りに加えて、子どもたちが好きな曲を流す「子どもDJ」が星野さんの企画で行われました。
星野さんは「音楽は大きな音で体に入れるもの」という実感を子どもたちに味わってほしいと願い、この企画を考えたそうです。
当日は多くの子どもたちが順番待ちの行列をつくり、初めは恥ずかしがっていた子も、次第に音楽の楽しさに引き込まれていったとのことです。
また、ウォーターボールやスイカ割りでは子どもたちの興奮が止まらず、笑顔や真剣なまなざしが輝いていたそうです。
子どもたちにとっては、これまでの小出まつりとは一味違う体験になったようです。
清水川辺神社境内特設ステージでは、「星野裕矢アコースティックライブ」が行われ、神社の不思議な力を背中で感じながら歌唱を楽しんだとのこと。
子どもたちのために新しい企画を生み出したり、自らのステージで小出まつりを盛り上げてくれた星野さん。
今後は生涯学習センター ここいらでの「縄文×星野裕矢 トークセッション&コンサート」が予定され、津南町では竪穴式住居をライブ会場にして歌う予定もあるとのことです。放送では、縄文文化への想いも星野さん自身の言葉で語っていましたので、FMうおぬま、またはPodcastでお聴きください。
音楽の縁が新しい挑戦を生む
星野さんの音楽活動の根底には、出会いとご縁があります。
2014年には、安全地帯のギタリスト・矢萩 渉さん、武沢 侑昂さんとともにバンド「EZO」を結成。現在も交流が続き、今年は武沢さんと新曲制作に取り組んでいるとのことです。育ててもらった恩を胸に、新しい表現へと歩みを進めています。
また、自身の楽曲「モツ焼きしようよ!〜モッツンロール魚沼〜」は、魚沼での暮らしから生まれた一曲です。ライブでは観客が自然と踊り出し、“モツ焼きダンサーズ”まで誕生するなど、魚沼にゆかりのある歌が人と人を結び、思わぬ広がりを見せています。次は振り付けを正式に作り、みんなで一緒に踊れる形にしたいとの構想もあるそうです。
カバー曲への思い入れも深く、矢沢 永吉さんの「時間よ止まれ」など、世代を超えて共感を呼ぶ名曲を紹介する一方で、自らの新曲づくりにも挑戦を続けています。音楽を通じてつながり、そこからまた新しい挑戦が生まれていく。その循環こそ、星野さんの活動の魅力ではないでしょうか。
今後の活躍に期待
星野さんの活動を振り返ると、単なる音楽イベントではなく、そこには「人と人のつながり」「場の持つ力」「地域に根付く文化」といった要素が自然に重なり合っています。
子どもたちが目を輝かせた小出まつり、神社でのアコースティックライブ、そして竪穴式住居が舞台のノーコンセント・ライブ。
いずれも、魚沼ならではの風土や文化資源が、星野さんの音楽と交わることで新しい価値を生み出しています。
こうした姿を見ていると、星野さんのパワーの源には、いつもふるさと魚沼があるように思います。
次回はどんな場所で、どんな人との出会いを通じ、どんな挑戦を形にしていくのか。魚沼の暮らしや文化がさらに一歩広がっていく瞬間に立ち会えることを、心から楽しみにしています。