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「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」2026年2月版

魚沼市PRアンバサダーが語る
シンプルに生きる、魚沼の時間「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」
魚沼市を拠点に活動するミュージシャン・星野裕矢さんがパーソナリティを務める「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」。2月の放送では、39歳の誕生日を迎えた星野さんが、これからの生き方や、魚沼の日常に流れる音、そして大切にしてきた食文化について、等身大の言葉で語りました。
節目の年に思う、シンプルに生きるということ
いつもどおり「モツかれさまです」のあいさつで放送は始まりました。
放送の前半では、39歳の誕生日を迎えた心境が語られました。
「もう十分に幸せを味わってきた」「これからは受けたご恩を返していきたい」。
その言葉には、年齢を重ねたからこその静かな実感がにじみます。
物を減らし、節制し、丁寧に暮らすという星野さんの言葉は、魚沼で育った人間にとって、どこか特別なものではなく、昔から当たり前にそばにあった感覚のように思えます。
忙しさに追われ、便利さや効率が優先されがちな都会の日常と比べると、魚沼の暮らしは、決して派手ではありませんが、一つ一つの時間や行動を大切に積み重ねていく生活です。
6畳一間で十分だという感覚や、贅沢を良しとしない価値観は、そんな暮らしの中で自然と育まれてきたものなのだと、改めて感じさせられました。
本当の豊かさは、たくさん持つことではなく、身軽であること。
丁寧に生きるという魚沼の暮らし方に、星野さんの言葉が静かに重なります。
夕方のチャイムに重なる、魚沼の記憶

今回の放送では、市内防災無線のチャイムの話題になりました。
星野さんが作曲した「ごはんが炊けたよ ~未来への約束~」が2月1日から市内で夕方のチャイムとして流れ始めました。
夕方、家々に音が響き、子どもたちが家路につく。
歌詞はなくても、「ごはんが炊けたから、仲良く食べよう」という気持ちは、きっと多くの人に届くはずです。
久しぶりに魚沼へ戻ったとき、夕焼けとあぜ道、チャイムの音に思わず涙したというエピソードは、魚沼で暮らしたことのある人なら、胸に迫るものがあります。
年を重ねるほど、こうした風景に弱くなる、という言葉にも思わず頷いてしまいました。
食は文化。モツ焼きに宿る魚沼らしさ
後半では、星野さんのライフワークとも言えるモツ焼きの話題へ。
魚沼の生モツは文化であり、自信を持って誇れるものだと語られます。
北海道で振る舞った際の反応や、ジンギスカンとの組み合わせの話からは、魚沼の食が地域を越えて人をつなぐ力を持っていることが伝わってきました。

さらに印象的だったのが、ツアー中に魚沼のモツを食べられなくなったときの「禁断症状」の話です。
北海道など県外にいると、ふと無性にモツ焼きが恋しくなることがあるそうで、「どうしようもなく手が震えてくる」と冗談交じりに語られました。
そんなときは、あえてスマートフォンでモツ焼きの写真を眺め、食べている“錯覚”で気持ちを落ち着かせるのだとか。
それでも、魚沼に帰ってきたら真っ先にモツ焼きへ向かうのが星野さんの定番とのことです。
モツを焼く時間そのものが、魚沼に戻ってきた実感であり、心と体を整える大切なひとときなのだと伝わってきました。
失敗談も含めて、変わらない距離感
放送では、思わず笑ってしまう失敗談も語られました。
年末、姪っ子へのプレゼントを買うためにディズニーストアを訪れ、白雪姫のドレスを探していると伝えたところ、「男性用はありません」と返され、思わぬ誤解を招いてしまったエピソード。
さらに、新幹線で新潟駅から長岡駅へ向かうはずが、停車駅を確認しないまま乗車してしまい、大宮まで行ってから折り返すことになったという出来事も披露されました。
こうした出来事を飾らずに語る星野さんの姿からは、完璧ではない日常や、少し力の抜けた人柄が伝わってきます。だからこそ、その言葉は近く、親しみやすく感じられるのかもしれません。
39歳という節目を迎え、シンプルに、誠実に生きていきたいと語る星野裕矢さん。
その言葉の一つひとつから、魚沼で育まれてきた価値観や、日常を大切にする姿勢が自然と伝わってきました。
夕方のチャイム、家族の食卓、湯気立つモツ焼き。
何気ないけれど、かけがえのない魚沼の日常が、今回の放送にもたくさん詰まっていました。
「星野裕矢の魚沼そろっとラジオ」は、ラジオ放送だけでなく、インターネットでも聴くことができます。
ぜひ、お好きな時間にアクセスして、魚沼の空気感を感じてみてください。


