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入広瀬公民館館長が語る、私の「まち」はこんな「まち」

ページID:0007554 更新日:2023年2月17日更新 印刷ページ表示

2町4村が合併してできた魚沼市は、ひとつの市でありながら各地域によってさまざまな特性が見られます。

こちらでは、各地域の公民館長が、地域の特性やぜひ見ていただきたいおすすめスポットをご紹介します。

公民館と聞くと、何かお堅いところと思われがちですが、公民館の館長も事務員の方も優しい笑顔で迎え入れてくれます。

皆様のお越しを心待ちにしておりますので、公民館をどうぞ大いに活用してください!

入広瀬公民館(いりひろせこうみんかん)

人が住む場所としては、日本一の豪雪地帯と言われる魚沼市入広瀬地域。

多いところでは4~5mは積もる雪の下からは、春の雪どけと共に山の恵みである山菜が我先とばかりに勢いよく芽吹きます。

その豊かな自然の恵みである「山菜」を村おこしに活かそうと、昭和58年『さんさい共和国』の独立を宣言。

山菜の保護や利活用を進めながら、共和国としてのイベントを毎年6月に開催。

都市部との交流を深めています。

春に採れた山菜は、干したり塩漬けにしたりして、一年中楽しむことができます。

山菜の他にも、入広瀬地域には豊かな食文化が残っています。

正月の一ヵ月くらい前になると作るのが「ほっけ寿し」

笹の葉を採ってきて、洗って乾かし、塩漬けのほっけと麹や山椒の葉、刻んだニンジンなどを乗せて包んで樽に入れて重しをのせて漬け込みます。

今でこそ冷蔵技術が発達していますが、海から遠い魚沼は、昔新鮮な魚介類を手に入れる事は難しく、塩蔵ほっけと抗菌作用のある笹を合わせた「ほっけ寿し」はまさに生活の知恵を集結させた貴重な食文化でもあります。

また、大白川地区では「イワナ寿し」も貴重品です。

 

豪雪の地の利を生かし、スノーシューで山歩きをしたり、朝夜の寒暖差が出てくる頃には凍み渡りと言って、長靴でも雪の上を歩くこともできます。

慣れている人にとっては何ともなくても、初めての人が自己判断で歩くのは危険です。

ぜひ公民館の活動を利用していただきたいですね。

公民館では、行政とはまた違うワンクッション置いたイベントの開催を行っています。

公民館には地域の方が作った作品を展示するギャラリースペースがあり、わら細工やつるし雛など、地域独特の作品を

多くの方に見ていただいたり、秋には案山子づくりや公民館だよりに地域の方にコラムを書いていただくなど、地域の方が

参加しやすい環境づくりを目指しています。

公民館長おすすめスポット

横沢

「よこそう」と読むこの場所は、とにかく水の綺麗なところ。

透き通っていて、夏でも水が冷たいです。

昔は大栃山集落の水源でもありました。

上の原の「板屋の田んぼ」

俳優の火野正平さんが、平成26年5月にNHK・BSプレミアムの「にっぽん縦断こころ旅」で訪れました。

入広瀬公民館では、訪れた場所に看板を設置しています。

板屋の田んぼの写真

 

お話しを伺った方
入広瀬公民館長 浅井健五

 

入広瀬公民館
新潟県魚沼市穴沢215-1(入広瀬庁舎内)
Tel:025-796-2322