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移住者インタビュー(大嶋 健志・千代美)

ページID:0007627 更新日:2023年2月20日更新 印刷ページ表示

中学生からの夢を実現!
念願の田舎暮らしは第二の人生のスタートでした。

大嶋氏の写真

 

移住された経緯を教えてください

【健志】
中学生の頃から田舎に住みたいという夢があって、魚沼市に移住する前に住んでいた埼玉県南東部に暮らしていた時も、畑を借りて農作物を育てたりしていました。
父が見附市出身で新潟県に縁があったので、新潟県内で物件を探していたところ、ある時とても気になる物件が小千谷市で見つかりました。
その一軒家はリノベーションされていて、とてもきれいな家だったのですが、周囲に家が無く一軒だけポツンと建っていたので、もしも冬場など自分が家にいない時、何かあった場合に大丈夫なのかと心配になったのです。
家を選ぶ基準として、生活圏に商店などがあり、妻一人だけでも大丈夫な場所が条件だったので、小千谷の一軒家は後ろ髪引かれながらもあきらめました…
そうしているうちに見つかった現在の家は、条件に合致していたことと、地主さんが元気にしていらしたことが決め手でした。
田んぼもあったので、最初は田んぼができるか不安でしたけどね。

大嶋氏の写真2

【千代美】
私は田舎暮らしには全く興味がなく、移住した後1年くらいは泣いていましたね(笑)
脚立から落ちてケガもしましたし…
でも、移住した翌年に住宅を改装して自分の店を開きました。
お店を開いたことで人が集まるようになり、色々な方と出会うことができるようになりました。
今は田舎暮らしを満喫中です!

 

家選びは重要ですね。
他に家を選ぶ際気をつけたことはありますか?

【健志】
よい時だけ見ないということですね。
安全に過ごせるか、夜だったり、違う季節に見るのも大事です。
移住となると、そう簡単には引っ越せないので、周りの方の雰囲気も大切だと思います。

子育てがひと段落して、第二の人生をストレスなく過ごしたいと考えてきました。
人付き合いは都会にいる時よりありますし、必ず人との関わりが出てくるので、人と関わるのが苦手な方は田舎暮らしは難しいと思います。

 

移住して良かったことを教えてください

【健志】
すべてにおいて良かったと思えるのは、自然が好きで移住したので、自然の中で暮らせることです。
特に山菜採りはおもしろいし、楽しみ!

春の醍醐味ですね。

 

【千代美】
関東では高級食材として売られていたものが目の前にあります。山菜料理をしたことはありませんでしたが、魚沼に来て覚えました。その土地に合わせて生活の仕方が変わりましたね。
あとは、お金を使わなくても遊べるようになったことです!(笑)
四季もとてもきれいですよ。

 

移住して苦労したことや悩みなどを教えてください

【千代美】
私は慣れましたが、色々な虫がいるので虫が苦手な方は大変かもしれません。
一度冬場に水道を凍らせたことがあったのですが、すぐに出てくるだろうとそのままにしておいたら結局3日間出ず…その間は近くの湧水を汲みに行きました(笑)
あとは、夏はひたすら草刈り!冬はひたすら雪かき!!です!

 

【健志】
「田舎だからお金がかからない」ということはありませんね。
冬の暖房費や車の維持費など、年間を通してお金がかかることはあります。
また、田舎でたくさんの収入を得ることはなかなか難しいと思います。

妻は大変と言っていますが、私は夏の草刈り、冬の雪掘り楽しんでいます(笑)

 

お話を伺っていると私が経験したこともたくさんあります

【健志】
移住者同士で集まると、あるある話で盛りあがりますよね。
全ての方に自分達を受け入れてもらうことは難しいと思いますが、好きなことが一緒の方に受け入れてもらえたら嬉しいですね。

 

これから移住を考える方に一言お願いします

【健志】
深く考えずに、自分が変わり者だと思っている方はぜひ、日本昔話の世界へお越しください(笑)
山は飽きませんよ!

 

【千代美】
都会では体験したことのないような大変さが沢山ありますが、それを楽しい!と思える方は、満足のいく毎日が送れると思います。
冬季間は雪に閉じ込められ、孤独に感じることもありますが、窓から見る雪景色、雪山は絶景以外の何物でもありません。
大変だけど、それを超える素晴らしいことがある。
そんな風に目線を変えて、楽しみを見つけるのが上手な方は、田舎暮らしは最高だと思います。
私みたいに田舎暮らしに興味がなかった人でも暮らせているので、大抵の方は大丈夫ですよ(笑)

 

ありがとうございました

 

後日、千代美さんが経営されている「hairism 晴れ まはろ Zakka SALON」の三周年記念イベント『4(し)あわせ市』にご招待いただいたので、伺ってきました。

4あわせ市の案内
手作り看板が素敵でした

 

伺ったのが遅い時間になったこともあり、お目当てのスイーツ店は完売御礼で撤収された後でしたが、店内に入ると手作りワークショップ体験ができたり、ハンドクラフト雑貨のお店などが所狭しと並んでいました。
地域の子どもが友達と連れ立って遊びに来たり、移住者の知り合いが訪ねて来たりと、多くの方が集った『4あわせ市』
人と人との縁を大切にしながら暮らす大嶋ご夫婦の人柄が感じられる素敵な場があること実感しました。

 

4あわせ市に集まったお客様

 

『4あわせ市』に出店されていたハンドクラフト雑貨などは、晴れ まはろの店内に一部常設されています。
雑貨だけを見ることもできますので、手作り雑貨がお好きな方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

大嶋夫妻

大嶋健志(おおしまたけし)

東京都江戸川区出身
配管工事などを手掛けながらマルチワークを実践中。
移住して5年目。

 

大嶋千代美(おおしまちよみ)

千葉県松戸市出身
田舎暮らしに全く興味がなかったものの現在は田舎暮らしを満喫中。
hairism 晴れ まはろ Zakka SALON オーナー
移住して5年目。