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新潟水俣病の概要

ページID:0016197 更新日:2023年8月11日更新 印刷ページ表示

水俣病とは

 水俣病は、メチル水銀化合物に汚染された魚介類を長期間たくさん食べることによって起きる中毒性の神経系疾患です。メタル水銀は毒性が強く、血液により脳へ運ばれ、やがて人体に著しい障害を与えます。水俣病の主な症状としては、手足の感覚障害をはじめ、運動失調、平行機能障害、求心性視野狭窄、聴力障害などが上げられます。発生源は化学工場で、工場排水に含まれていたメチル水銀が海や川に流れだし魚などに蓄積していきました。最初に確認されたのは1956(昭和31)年で、熊本県の水俣湾周辺で発生したことにより「水俣病」という病名が付けられました。新潟県では1965(昭和40)年に阿賀野川流域で発生が確認されました。