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薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

ページID:0002172 更新日:2023年3月10日更新 印刷ページ表示

薬物乱用とは

 覚醒剤や大麻、麻薬などの危険な薬物を社会の規範から外れた目的や方法で使用することを言います。これらは、たとえ1回の使用だけでも「乱用」になります。また、病気の治療に使う医薬品なども本来の目的以外で使用すると乱用になります。

薬物乱用がもたらす影響

 危険な薬物は、一度使ってしまうと何度も繰り返し使わずにはいられない「依存性」を持ちます。また、繰り返し使用しているうちに「耐性」がつき、薬物を使用する量や回数が増えていき、自分の意志だけではやめることができなくなってしまいます。

身体的な影響 社会的な影響
薬物乱用による影響
  • 脳の機能に異常をきたし、幻覚や妄想が出現する
  • 強い疲労感や倦怠感に襲われる
  • 肝臓や腎臓など各器官への影響
  • 記憶力低下や認知障害、急性中毒など
  • 幻覚・妄想による傷害事件や交通事故を起こす
  • 薬物を入手するために無理な借金や窃盗事件を起こす
  • 大切な友人や家族を騙したり、暴言や暴力で悲しませてしまう

 これらの影響はほんの一例にすぎません。薬物を乱用すると、自分の健康に影響を与えるだけでなく、周囲の家族や友人など大切な人へも多大な悪影響を及ぼします。「一度だけなら大丈夫」などの容易な気持ちで薬物を使用することはやめましょう。

危険ドラッグとは

 「合法ハーブ」・「合法アロマ」などと呼ばれ、合法であるかのような誤解を与えることもあることから、厚生労働省と警視庁が、平成26年にこれらの名称を「危険ドラッグ」としました。

 覚醒剤・大麻に化学構造を似せて作られた物質などが添加されているため、身体にどのような影響が出るかわかりません。危険ドラッグを使用したことで、死に至ったり、交通事故を引き起こしたりする事例が多発しています。インターネット等の「大麻は身体への悪影響がない」「依存性がない」などの誤った情報に騙されず、絶対に使用しないでください。

薬物乱用に関する相談先

 覚醒剤、麻薬などの薬物乱用に関する問題で困った時は、一人で悩まずに相談してください。相談に関する秘密は厳守しますので、安心してご相談いただけます。

相談先 電話番号
薬物乱用に関する相談先
新潟県医務薬事課 025-280-5187
新潟県精神保健福祉センター 025-280-0111
あやしいヤクブツ連絡ネット 03-5542-1865