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魚沼市伝統技能継承支援事業について
魚沼市では古くより生業として炭焼や紙すき、木工が行われ、その結果として農地やそれを取巻く森林地域(里地・里山)は保全されてきました。
しかし、職人の高齢化に伴う担い手の減少により、現在、その技能は失われつつあります。
持続的な里地・里山の整備には、こうした伝統技能の継承と人材育成が必要です。
そのため、魚沼市の高度な伝統技能を受け継ぎ、時代を担う技術者の育成を図るために、伝統技能継承希望者を募り、その就業に向けた技術支援および住宅等を含む生活支援を行うこととしました。
継承を支援する伝統技能
炭焼き(白炭、黒炭)、紙すき、木工
伝統技能継承者 育成の流れ
1、体験イベントへの申し込み・参加
継承者発掘のための体験イベントに参加し、技能への関心を深めます。
技能ごとに市が体験イベントを企画しますので、こちらへ参加ください。
イベントの日程や内容は、決まり次第、市報やホームページでお知らせします。
2、伝統技能継承者として支援を受ける
体験イベント等を経て、継承者として本格的な活動をする場合、事前の面接及び審査を経て市長が認めた研修者に限り奨励金を交付します。
また、研修者を受け入れる指導者へも謝金を支払います。
支援の期間は、技術を習得し安定した収入を得るまでの間とし、概ね3年程度とします。
研修者への奨励金 (市内在住者の場合) |
育成支援金 月額30,000円 |
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研修者への奨励金 (U・I・Jターン者の場合) |
育成支援金 月額50,000円 住宅支援金 家賃の2分の1を補助 ※ただし、月額20,000円を上限とします |
講師への謝金 | 指導謝金 月額40,000円 |
補助対象者
研修者及び講師とも、下記の要件をすべて満たす者であること。
研修者(奨励金の申請者)
- 申請日において市内に住所を有し、年齢が65歳未満であること。
- 市が認めた研修の指導者の3親等以内の血族又は姻族でないこと。
- 指導者から直接研修を受けている者(これから受ける予定、または研修期間が1年以内)であること。
- 研修期間終了後は市内において伝統技能の振興に携わり、本事業の趣旨に賛同し、市等が企画する各種伝統技能体験イベントなどに協力すること。
- 市税等を滞納していないこと。
- 生活保護法による保護を受けていないこと。
講師
- 伝統技能を用いた産業に従事する経験が10年以上の者、またはこれに準ずる伝統的な技法に熟練した者であること。
- 過去に伝統技能を用いた体験教室の講師や指導者としての実績があり、本事業の趣旨に賛同し、市等が企画する各種伝統技能体験イベントなどに協力すること。
- 市長が認める者
補助金交付要綱と申請書等の様式
01補助金交付要綱[Wordファイル/36KB]
02申請書等様式集[Wordファイル/63KB]
申請先と受付時期
本庁舎2階18番窓口 産業経済部 農林整備課 林政係
随時受付、ご相談に応じますので、事前に担当までご連絡ください。