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感染性胃腸炎に気を付けましょう

ページID:0032224 更新日:2025年7月8日更新 印刷ページ表示

感染性胃腸炎に気を付けましょう

症状について

  • 感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。
  • 原因となる病原体には、ノロウイルス・ロタウイルスなどのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
  • 病原体により異なりますが、潜伏期間は1~3日程度です。
  • ノロウイルスによる胃腸炎では、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛であり、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。
  • ロタウイルスによる胃腸炎では、おう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。

予防・感染症対策について

  • ロタウイルスによる感染症については、予防接種ワクチンがあり、乳幼児を中心に接種を受けることが行われています。
  • ノロウイルスについては、予防接種はありません。

【その他予防のポイント】

1.こまめに手を洗いましょう

  • 石けんと流水で30秒以上かけてよく洗いましょう。2回行うと効果的です。
  • 特に、トイレ後、おむつ交換後、調理前、食事前は念入りに。タオルの共用は感染の原因にもなるため控えましょう。

2.便や吐物は適切に処理しましょう

  • 処理時は、使い捨て手袋やマスク、エプロンなどを着用しましょう。次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が効果的です。※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できますが、使用の際は注意書きをよく読んでください。

3.食品はよく洗い、十分に加熱しましょう

  • 食材の中心温度を85~90℃で90秒以上加熱することで、ウイルスを死滅させることができます。
  • 食品では魚介類(特にカキなどの二枚貝)が特に汚染されていることが多いため、よく加熱する必要があります。
  • 調理器具類は、次亜塩素酸ナトリウムを使用することでウイルスを失活化できます。熱湯(85℃以上)で1分以上加熱することも有効です。

 

その他

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