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人・農地プランの実質化について公表します
人・農地プランとは
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域における農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者(以下「中心経営体」といいます。)、その地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表されるものです。平成24年に開始され、農地中間管理事業の推進に関する法律(平成25年法律第101号)第26条に、農地中間管理事業の円滑な推進を図るための手段として位置付けられています。
人・農地プランの実質化とは
人・農地プランを真に地域の話合いに基づくものにする観点から、市町村、農業委員会などの関係者の参加の下で、アンケートや地図を活用し、地域の話合いの場において、農業者が地域の現況と将来の地域の課題を関係者で共有することにより、今後の農地利用を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成につなげていくための取り組みのことです。
次の1から3までの地域の話合いのプロセスを経て作成されたプランが「実質化された人・農地プラン」として認められることになります。
- アンケートの実施
対象地区の相当部分について、おおむね5年から10年後の農地利用に関するアンケート調査が行われていること - 現況把握
対象地区において、アンケート調査などを通じて、今後の農業者の農地の利用意向を地図により把握されていること - 中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成
5年から10年後に農地利用を担う中心経営体に関する方針を定めること
関連リンク 農林水産省ホームページ<外部リンク>